帰ってから安房トンネルがいつ開通したのか気になって調べてみた。
1997年12月6日開通。全長4,370m。
(以下、岐阜県のホームページからの抜粋)
飛騨地域の「第二の夜明け」安房トンネル12月6日開通」」
飛騨地域と長野県の信州地域とは、標高1790メートルの安房峠を越える国道158号で結ばれています。しかし、この道路は急しゅんな地形と火山帯特有のもろい地質のため、降雨時には土砂崩れの危険があり、たびたび通行止めになりました。また、日本有数の豪雪地帯にあるため、冬季は閉鎖されてしまいます。
そのため、天候に左右されず、1年を通じて安全に、そして快適に通行できるようにと、北アルプスを貫く安房トンネルの工事が、昭和55年に始まりました。以来、世紀の難工事といわれる技術的困難を乗り越え、いよいよこの12月6日に開通することとなりました。
安房トンネルは、関東からの飛騨の玄関となるだけでなく、関東圏・関西圏との交流の中心となり、交通体系を大きく変えます。県では、トンネル開通に合わせ、国道471号平湯バイパスをはじめとする幹線道路や農道・林道などを整備。飛騨地域の新しい時代の幕開けに備えて、総合的な道路ネットワークづくりを進めています
なかなかの難工事で、1995年に開通の予定が、温泉の水蒸気爆発により、掘削を一時中断したらしい。
そういえば、そんな事故、あったよね・・・で、また調べる。
開通した中部縦貫自動車道「安房トンネル」。飛騨が大きく変わる可能性をはらむ
水をかけながら砕いた70度の岩磐、もろい火山性たい積層。73度の熱水が湧き出る高熱岩盤を掘り抜くには2年かかった。4人の作業員が亡くなる水蒸気爆発事故もあった。
また、トンネル天井から安房峠の頂上へ抜ける高さ450メートルの換気立坑、トンネル内の安全を監視するモニタ−、旧調査試掘坑を利用した避難道など、最先端の技術を駆使した防災管理が施されている。860億円の巨費と18年の歳月を投じ、世紀のプロジェクトは完成した。“第二の夜明け”を迎え、飛騨の未来はどう変わるのか。 《岐阜新聞12月26日付朝刊県内総合版掲載》(一部抜粋)
ふ〜ん・・・。
母さんの頭には、既に中島みゆきの例の感動的な歌声が鳴り響き、胸には熱いものがこみ上げている・・・。
年とともに、ますます涙もろさに磨きがかかかっている母さんなのでありました。
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