ルネのきままなアトリエ
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ドラ○もん、スノーシューに挑戦!(初めてのツアー)
滋賀県・福井県:標高824m
2006年2月17日(金) 雪

 
ガーデナーさん夫妻とツアー参加





初めてのツアー参加。
いつもは気ままにヨタヨタと山歩きを楽しんでいる身。果たして皆さんに付いて行けるかどうか・・・。おまけにスノーシューも初体験だ。不安だった。

体力と、膝のために太腿の筋力をつけねば、と思った。
一月初めに申し込んだ時、一ヶ月あれば何とかなる、と思った。それなりに努力をしようと努力した。(ややこしいニュアンスだ・・・)

5日前に登った綿向山はすこぶる調子が良かった。
前日に走って太腿に負荷をかけたのが良かったのか(詳しくは綿向山記録をご覧ください)・・・と思い、今回も3日前に走った。
・・・ところが、翌日から膝の痛みと筋肉痛が襲ってきた・・・。

家族からは「あほちゃうか〜」と呆れられるし、自分でもつくづく情けなくなった。
不安いっぱいで前夜の夢にまでうなされ、迎えた当日・・・。

コース 詳細地図  広域地図
 9:37 マキノスキー場駐車場
 9:59〜 9:05 スキー場上(スノーシュー装着)
11:00〜11:20 東屋(昼食)
12:40〜12:57 山頂
13:45〜13:52 東屋
14:33 スキー場駐車場



函館山には大昔の苦い青春の思い出がある・・・ 4様と歩いてみたい並木道
山の上は函館山スキー場 芽吹きの頃も見てみたい
6時、奈良県内某集合場所出発。
R24号、大久保バイパスを通り京都へ。更に湖西道路を北上。
函館山近くになると、周囲は突然雪景色になった。


冬のソナタ以来、一躍脚光を浴びたマキノのメタセコイヤの並木道を通り、マキノスキー場へ。
心臓ドキドキで諸注意を聞く スキー場には人影はない
ツアーガイドのYさんの話を聞く 
向こうの建物はマキノ高原温泉「さらさ」
9:37出発  中央のゲレンデに入っていく
登山口のマキノスキー場に9時15分着。
参加者12名。ツアーガイドのYさん、主催の某登山専門店のスタッフ、店長の2名。総勢15名のパーティ。
中央に見えるピークの向こうの方が赤坂山・・・らしい。
稜線は雲の中。
お弁当、レンタルのスノーシューを受け取る。スノーシューはザックにくくり付けてベタ雪のゲレンデを歩く。
一足ごとにツボ足状態。

(参加費用の元を取ろうという魂胆ではないけれど)ガイドのYさん後ろに位置取り成功。Yさんの足跡を忠実に辿る。・・・楽チンだ・・・。

それに、Yさんの説明も一番よく聞こえる。これで元は十分取れる。(・・・せこい・・・)


皆さん手際が良い! なんだか・・・ぶさいく(T〜T)
9:59〜9:05  ゲレンデ上 スノーシューを着ける
こんな感じ・・・けど、がに股やん・・・パッとしない・・・
(ちょっと落ち込むドラ○もん)
ゲレンデの上まで来て、早速スノーシューを履く。
ガイドのYさん曰く。スノーシュー無しでいかに歩き辛いかを体験してもらいました、とのこと。
スノーシューの歩き方のコツをレクチャーしていただく。膝を中心に足の甲で歩く感じらしい。スノーシューを持ち上げないこと。

2、3歩歩いてみる。
あれ?意外といけるやんか!
すぐに、ぼてっと転ぶ姿を思い描いていただけに、意外!

緩やかな尾根を登る ガーデナーさんのスノーシュー・・・いいな〜
松林の尾根を登っていく 途中でちょっと微調整
松林の中を緩やかに登っていく。
20メートルも歩けば、足にすんなりなじんでくる。
もっと手こずるかと思っていた・・・。
他の方も調子よく登っている。

常日頃は一直線上をしゃなりしゃなりとモデル歩行を心がけている私だが、今日は仕方ない。
格好も顧みず、がに股で、えっさ、ほいさ、と快調に進んでいく。

雪の上にトレースは付いていない。私たちが今日最初の登山者のようだ。
Yさんは、慎重にルートファインディングしながら、
松林の尾根をどんどん登っていく。

ガーデナーさんのスノーシューは違うモデルだ。
ちょっとスリムで、軽い。
え〜!同じレンタル料やのに、ずるい〜!!
私もそっちがええ〜!!(・・・と、その時は思った・・・が・・・)

手前のスノーシューが私の
11:00〜11:20  東屋で昼食
お弁当の写真を撮っているのは私だけだった
食べ始めてから、はっと気がつき撮影しました
食べ物を目の前にすると我を忘れる(汗)
歩き始めて1時間20分ほどで標高483メートルピーク近くの東屋に着いた。
東屋は軒近くまで雪に埋もれている。
少し時間は早いけれど、ここで昼食にする。

用意していただいたお弁当は、とても美味しかった。
それに、まだほんのり温かかった。

実は、「カチンコチンに凍りついたお弁当なんか食べられるもんか」と思って、しっかりパンを用意してきたのだけれど・・・。

後ろを振り向きすばやくシャッターを切る・・・ブレてる・・
11:50  尾根への急登
  
先頭を取られてしまった・・・くすん・・・
11:51 尾根によじ登って、ちょっと一息
20分あまりで昼食を終え、登山開始。

ここで先頭を取られてしまった。競り合うのもオトナゲないので、にこやかに「お先にどうぞ〜」と譲る。譲っている間に列の中ほどになってしまった・・・。くすん・・・。(見かけによらず気が弱い・・・時もある)

尾根を乗り越し、左手の谷の左岸を遡っていく。
詰めたところで、右に折り返し山腹をトラバースする。
かなりの傾斜の斜面のトラバース。

ここが一番の難関だった。
もう、格好なんか気にしている場合ではない。必死にもがきながらひたすら、がに股。
 
そして、尾根に直登。
急斜面をどんどん登っていく。

あ〜、こんなところでも登れるんだ〜。
スノーシューって、ホントに優れもの。

登行中の写真を撮りたかったけれど、こんな急斜面で、そんなふざけたことはできない。(・・・いつもは、してるけど・・・)

尾根に出て、ちょっと一息だ。



11:51  北東の眺め
  左端に見える鉄塔の辺りが粟柄越

粟柄越の近くの鉄塔が見える。
まだずいぶん遠い。

睡眠不足でちょっと苦戦のガーデナーさん
眼下には、奥琵琶湖の眺めが薄っすらと・・・
黄色の男性はスタッフの方 ほとんど皆さんカメラ撮影などしていない・・・あ、あの人写してる・・・ほっ!(;´_`)
11:59  尾根を登る かなりの高度感 11:59 中央の鉄塔の辺りが粟柄越
♪雪の進軍、氷の世界・・・??♪・・・なんのこっちゃ・・・ 休憩は立ったまま いつもなら必ず、絶対、腰を下ろすのに・・・
12:24  遠くに見えた鉄塔だが、30分弱で到着
粟柄越近くの鉄塔にて ツアーガイドYさんから簡単にレクチャーを受ける
気温−5℃ぐらい 体感温度は10℃ぐらいか・・・とおっしゃるYさん。
冬山の歩き方、装備についてなど。

鉄塔の下は風で雪が吹き飛ばされて、地面が露出していた。
山頂はすぐそこに見える。

鉄塔からは「自由に雪原を歩いてください」の指示で、銘々好き勝手に斜面を登る。
ここで「負けへんで〜!!」と、無意味な競争心を出してしまい、山頂に着いた時には口から心臓が飛び出す寸前になっていた。いつもながらつくづくアサハカナ人間だ、と思う。

見えない・・・これ、どっちの方角?
12:40  山頂から北東の眺め
麓も見えない
南西の眺め 中央の大きな鉄塔が先程レクチャーを受けた所
その他の皆さん(一部) ガーデナー夫妻 優しそうなご主人だ 山頂の岩塊 ポーズを決めるドラ○もん・・・カッコいい!!・・('〜')
山頂にて
山頂は強い風が吹き荒れていた。
ザックを背負ったまま、とりあえずカメラのシャッターをピコピコ切るが(デジカメだもんね)、麓はほとんど見えない。
三国岳方面もほとんど眺望なし。

10分あまりで下山開始。
好きな所を選んで歩く 皆さん、もう、堂々としたもの
銘々好き勝手に歩く あれ? 並んでいるやん???
こんな所も登ったんや〜 すぐ下が平坦になっているから大丈夫!
急斜面では・・・ 転倒者続出!

急斜面のトラバースを避けて、下りは尾根の先端をまっさかさまに落ちる。いや、下りる。

立位から座位に移るのが 難しい・・・ ラスト二人
更に斜面の急なところは・・・ 滑り降りましょう! 次、行きま〜す!

果たしてメダルは誰の手に? テレマーク、失敗しました!!減点1!
ラスト、行きま〜す!
(店長さん)
テレマーク姿勢をとるはずが・・・
・・・この有り様・・・

オビワン・ケノービーめ・・・(のびたく〜ん、僕、カッコいいでしょ〜!) スノーシューは、もはや足の一部になっている 人がいませんね〜
皇帝シス?? 
(いえ、やっぱりドラ○もん!)
ゴールはすぐそこ 振り返れば、やはり雲の中

最後尾をカメラ片手にふらふら歩く
あっ!映ってるやん!

不安いっぱいの初ツアーだったけれど、まずは無事終了。
ガイドのYさん、店長さん、スタッフの方、そして皆さん、ありがとうございました!

スノーシューも基本をしっかり教えていただき、これで、自信を持って一人で行けます。
・・・って、肝心のスノーシューが、ないやん・・・とほほ・・・。



ガーデナーさん、ご主人、一緒に参加できてとても楽しかったです!
帰りのビールの味も格別でした。
バスの中ではしょうもないタワゴトばかり言っておりましたが、ご主人、あれが私の本来の姿ではありませんのでお知りおきくださいね。
これに懲りずに、またご一緒してくださいm(_ _)m


帰ってから調べると、ガーデナーさんのスノーシュー、同じMSRの新しいモデル。
機能性プラス軽量・スマートさが特徴のようだけれど、ガーデナーさん曰く「いまいち安定性に欠けるような気がする」とか。
見た目のスマートさと安定性は両立しにくいということか・・・。

人間も同じだ・・・。
皆さん、見た目で選ぶのはやめましょう、ね!( ̄〜 ̄)ξ

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