前回キキの話の続きです。
あくる日、早速仔猫の健康診断をしてもらいに動物病院に行きました。
診断の結果はちょっと痩せているけれど、何処も異常なし!ノミもダニもいない!という最高のものでした。
生後2ヶ月位のようです。すぐに予防注射をするのはよくないので様子を見て1週間後に混合ワクチンを打っていただきました。
看護婦さんや先生に「仔猫の貰い手はいませんか?」って聞いたところ院長先生に即座に「猫はむずかしいでしょう」と言われてしまいました。(あまりに即答だったので廻りの看護婦さんもちょっとビックリ!たぶんうちで飼うのがいいと判断されたんじゃないかと内心思いました。ウ〜ン、飼いたいのは山々なんだけど……)
待合室で待っている間も(なぜか今日は猫又は猫連れ犬が多い!)、「可愛い!どうしたんですか?」って聞かれ事情を説明すると全員に「犬が居ても大丈夫よ。何かの縁じゃない。一緒に飼ってあげれば」とか「猫は大きくなったら手間かかんないよ、働いてても大丈夫!」等暖かい励ましの言葉を沢山頂きました。(だから、飼いたいのは山々なんだって!)
とりあえず診察が終わったので家に連れてかえり、病院に行っている間に主人が小雪が小さい時使っていたケージを組み立ててくれていたのでタオルを敷いてその中に入れました。
その後大急ぎでホームセンターに行き、トイレや猫砂、キャットフード・おもちゃ・移動ケージ等いろいろ買い込みました。(すでにこの時点で半分位は飼うつもりか??)
驚いたことにトイレは何も教えなくてもすぐに覚え以降1度も失敗したことがないです。
小雪のケージの廻りに2重に柵を張り巡らし(仔猫の遊び場です)玄関はまるでキキ(仔猫の名前!もう名前まで付けてる!)の部屋のようになってしまいました。
盆休みが終わりこの人っと思うような猫好きな人達に聞いてまわったり、隣の方にも協力してもらったりとしましたが貰い手はいっこうに見付からずアッと言う間に10日程経ってしまいました。
当初400g程しかなかった体重も800gに増え元気いっぱいの可愛い盛りです。
もうその頃には手放せなくなり、ほとんど飼うつもりで夜小雪を家に上げた時に隔離しておくために猫用の最大のケージも注文していました。
ところが小雪がどうしても納得してくれません。私がキキの世話をしていると今までにないような悲しそうな声を出します。これにはほんとに参ってしまいどうしたものかと考え込んでしまいました。(当初時間をかければ何とか折り合いをつけてくれるのではと思っていたのです。甘かった!)
ほとほと困っていると猫好きのお隣の方が(日曜ごとにキキちゃん貸して!ってキキを連れて行って遊んでくれてたんですが)見かねて「キキちゃん、うちで飼うことにしたわ。今、家族会議で全員一致で決まったから!」って言って下さりめでたくキキはお隣に養女に貰われていきました。
貰われて行った日はあんなにどうしようと困っていたにもかかわらず、寂しくて一晩中泣いてしまいました。
馬鹿ですねぇ。お隣で、しかも最高のお家に貰って頂いたのに……。
現在(99年9月)キキ(名前はそのまま使って下さいました。)は幸せ一杯、元気一杯でご家族皆に可愛がられ先輩猫のミーナちゃんとも何とか折り合いをつけ最高に幸せそうです。
ちなみに私の事はもう忘れているみたい。ちょっと寂しいけど、でも今キキが本当に幸せだって証拠だと思ってあきらめている私です。