また溜め込んでしまったが、読書の秋!
+ バルセロナの厨房から / 高森敏明
「グルメ文庫」登場。痛いところをついてくる。でも一挙に10冊も出されてはかなわない。まずはスペインものから。
+ オリーブを摘む夕暮れ / 渡辺怜子
もう一冊グルメ文庫。こちらはイタリアもの。
+ 知財戦争 / 三宅伸吾
ああ、レッシグのFree Cultureも早く読まなくては。だいじな話であることは分かっているのだが。
+ 旅する女——女シリーズ完全版 / 小松左京
わたしはかつて小松佐京コレクターだった。この本に収められている短編もすべて読んでいるはずだが、まとめてもう一度読んでみたい。
+ 実例! 自宅で年収900万円−−”儲かる通販サイトの作り方教えます! / 岩上誠、遠藤義昭
まあ、そんなにおいしい話がころがっているはずがないのは分かっているが、なにか参考になる話があるかも。
+映画の英語がわかる本 / 斎藤兼司
どうも最近英語のヒアリング能力が落ちてきているような気がする。ちょっとでもレベルを維持するために。
+ 進化するエコ・ミューゼ−−自然との調和 人との調和−−超領域の環境づくり / 長谷川栄
新しいスタイルの博物館、美術館には興味があるのだが、近いうちに行く機会があるかどうか。
+ すぐわかる画家別近代日本版画の見かた / 岡本祐美、滝沢恭司、西山純子、今井圭介
久々に木版画を彫ってみたいが、時間がとれるかどうか。いや、彫っていた頃はなんとしてでも時間を作っていたんだが。
+ 「極み」のひとり旅 / 柏井壽
やはりその気になって時間を作らないことには始まらないか。
+ こんなに楽しい!「客船クルーズ」−−初心者のための手軽でお得な船旅入門 / トラベル愛好会
時間だけじゃなくって、お金も...
+ チーズの楽しみ方BOOK—相性のいい食べ方ドリンクがわかる 世界のおいしいチーズ120種 / 村山重信監修
時間もお金もなくっても、こういう楽しみくらいは...
+ 人工市場−−市場分析の複雑系アプローチ−−相互作用科学シリーズ / 和泉潔
このシリーズは、他の本も押えておきたいが、まずはこれから。
+ 旅行者の朝食 / 米原万里
せっかく旅先での朝食なんだから、毎日同じ場所で食べるより、いろいろチャレンジしてみたい。
- 天狗の落し文 / 筒井康隆
筒井康隆がネタ帳を公開。しかも、版権自由。筒井節全開だが、不発弾や年齢を感じるものも。
- こんなに楽しい!「客船クルーズ」 / トラベル愛好会
金と時間ができたら... 楽しいのはわかるんだが。
- 人脈作りの科学—「人と人との関係」に隠された力を探る / 安田雪
アルバート・ラズロ・バラバシの新ネットワーク思考—世界のしくみを読み解くで予習してからどうぞ。
- 脳内現象−−<私>はいかにして創られるか / 茂木健一郎
サイエンス半分、哲学半分、といったところか。知の最前線ではそうならざるをえないのだろう。メタ認知や圧縮される時間の議論は興味深い。他の著者の関連書籍をもうちょっと読んでから、またこの著者の作品に戻ってくることにしたい。
- ひとり旅は楽し / 池内紀
ちょっとわたしが考えていた「ひとり旅」と違った。
- 人が見たら蛙に化れ / 村田喜代子
骨董を商いとする3組の男女をめぐる物語。地方の骨董市、古窯の盗掘、ヨーロッパへの買い出し、掘り出し物の李朝民画や破損した元禄人形など、超一級ではない骨董ビジネスの裏側が生々しく、描かれている。こんな世界に魅入られたりしたら身を滅ぼすことになりかねない。骨董は魔物だ。素人は鑑定団か博物館で見ているくらいにしておこう。
- 詐欺の心理学—騙す側、騙される側のココロの法則 / 富田たかし
- 理系のための企業戦略論 / 玄場公規
+ 理系のための企業戦略論 / 玄場公規
目次に「死の谷」、「イノベータ-のジレンマ」、「モジュール化」といったキーワードが見えたので。
+ 占いの力 / 鈴木淳史
信じるものは救われない。
+ インチキ科学の解読法−−ついつい信じてしまうトンデモ学説 / マーティン・ガードナー
救われない側にはなりたくない。
+ 人が見たら蛙に化(な)れ / 村田喜代子
騙し、騙され。骨董はお話で読むだけにしとこう。
+ 魯山人御馳走帖 / 平野雅章
+- OTAKU−−Catalogo con il Modellino in Esposizione(ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展日本館出展フィギュア付きカタログ) / Japan Foundation
日本の誇る「おたく」を外国人に説明するときのために(そんな相手に限って説明する必要のないほんまもんのオタクだったりするのだが)。日英伊対訳版。
- メトロセクシャル−−すべての都市生活者に贈る究極のライフスタイルガイド / マイケル・フロッカー
WordSpyで長く上位にランキングされている(と思ったら更新が止っている)気になる言葉がタイトルになっていたのでこの本を手に取った。マナー、ファッション、フィットネスから教養まで、こっそり読んでおいて損はなかった。
- 京都料亭の味わい方 / 村田吉弘
自分から料亭に行くことはあるまい。でも、そのうちにお呼ばれすることもないとはいえない(できれば、接待するより接待される側にいたいものだ)。そんなときに恥をかかずにすむために本書を読んでおいて損はない。基本は「飯屋」だと自称しながら、一方で「料理」は商品の一部と言いきり、とかく(政治家のせいで)悪いイメージをもたれがちな「料亭」について、京都の「料亭」の主人が異議申し立てをする。マナーや懐石料理の基礎知識から始まり、料亭と割烹の違い、客のもてなし、料亭の経営、器から建物、東京への進出まで、「こだわり」の一言ですませてしまうには軽すぎる世界だ。それもそのはず、著者は50年、100年のスケールで発想している。
- 国語力もっとアップ400問 / NHK放送文化研究所日本語プロジェクト編
漢字の画数、慣用句、俳句の季語から近代日本文学まで、国語常識問題と、漢字問題、各20問が10セット、解説と正答率付き。自分で思っいたほどの正答率を出せなかったのがちょっとくやしいが、読んだ甲斐があったというものか。
- 新ジャズ西遊記 / 山下洋輔著、相倉久人