■こんな研修があったらいいな!OJTのすすめ
(1) OJTとは・・・On-the-Job Trainingの略
職場の上司や先輩が部下や後輩に対し、具体的な仕事を通じて、仕事に必要な
知識・技術・技能・態度などを、意図的・計画的・継続的に指導し、修得させること。
OJTにより、業務処理能力や力量を「見えるかたち」で確実に向上させることができます。
若手が飛躍的に育つ仕組みづくりが組織的に出来上がり、競争力の基盤が整います。
また、教えることをとおして管理者、リーダーも勉強になり、ふだんの仕事の進め方が、
大きく変化し、モチベーションアッブ、仕事の生産性、品質も向上します。
(2) OJT推進のポイント
@ 準備
人事・研修担当部門のみなさまと、OJTの必要性を確認して、研修の準備を行います。
モデルづくりとして、部門長の方と相談して、推進計画をたてて行うこともあります。
必要性の説明会や推進方法のご相談は無料です。
A OJTの仕組みづくりと研修の実施
各職場・業務でどんなスキルが必要か、だれがどんなスキルをもっているかを棚卸し
します。そのうえで、育成計画書をつくり目標を明確にするとともに、指導のツールを
準備して、具体的な教え方、使い方、指導スキルの研修をとおして修得します。
単発ではなく組織的に進めると効果も高いです。OJTの取組み過程で業務の標準化
ノウハウの共有化、データベース化、「見える化」が図られます。
B 職場での実践と評価
研修で修得したOJTの進め方をもとに、行動計画書を作成して職場で実践します。
計画段階、実施段階で上司とのコミュニケーションをとり、困ったことは、相談します。
節目節目で成長の結果を報告するとともに上司のコメント、アドバイスをもらいます。
だんだんと、風通しのよい職場に変革していきます。
C 次の時代に対応する人材づくり
スキルマップをとおして、マルチ化、プロ化をすすめるとともに、新しい事業、新しい
技術の必要性を明確にして、先行育成することにより、変化に対応した人材づくりを
進めることもできます。
将来どんな人材が必要か、戦略経営を進める重要なツールにもなります。
(3) 研修プログラム例
■OJTの仕組みづくり研修(管理者・リーダー・人事教育担当)
■OJTリーダー育成研修〜基本編〜(管理者・リーダー・中堅社員)
■OJTリーダー育成研修〜応用編〜(管理者・リーダー)