ヒラリキャップの馬券師日記

わたしゾウのりんちゃんです♪ 

初めてお寄りの方は是非8月分からお読みくださいね!

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2011年8月30日(火)
落ち込む同僚
昨日出勤すると前日勤務の同僚がえらく落ち込んでいた。
一体何があったのかと親身になって聞いてみるとWIN5をあと一つのところで逃したらしい。
小倉のフサイチセブンだけは買ってなくて残りの4Rは的中。
あと一歩で27万円を逃したと昨日からずっと落ち込んでいるらしい。

「あのレースはフサイチセブンしかないやろー」とイジッテみると「何で言ってくれんかったんですか〜」と泣きそうな顔で訴えていた。
1レースに2頭ずつ選び全部で3200円使ったそうだがフサイチセブンを入れていたら購入金額は6400円になる。

27万も当たったら今後一年間外れても黒字だが、こんな馬券を当ててしまうと普通の人間ならその時の快感が忘れられない。
ましてやギャンブラーなら尚更だ。
結局投資金額は6400円では納まらずに一年後には赤字に転落してることだろう。

だから同僚が今回外れたのは本人の為には良かったのではないだろうか。
そして私は同僚に「宝くじみたいなWIN5に3200円も使い過ぎちゃうか」とアドバイスをしておいた。
何せこの同僚は数週間前に「もう競馬はやめますわ」と言っていたのだから。
ちなみに私もWIN5は買ってるがグループ買いで一人の購入金額は400円。
私にはこれが限界である。

WIN5しか馬券を買わないのならもっと買ってもいいが最初のレースに外れると残りのレースを観戦する意味がなくなるこの馬券はどうも私には合わない。
貧乏性の私はどちらかというと全てのレースをちょこっとずつでもいいから賭けて楽しみたい方だからだ。

WIN5で100万を超えるようなのを少ない投資で当てるのは難しい。
そして先週のように数十万の配当を狙うのであればWIN5ではなくナンバーズ3やナンバーズ4を買う方が当たりやすいのではないだろうか。
私はナンバーズ4の一種類の数字をセットでずっと買い続けてる。
セットというのは4桁の数字が順番通りでもいいしボックス(順不同)でもいいというもので配当が安い代わりに当たり易い。

一口200円で5日継続で買ってるので毎週1000円投資している
そして過去に一度幻のボックス当たりがあった。
毎週月曜日に一週間分継続で買っていたのに仕事の都合で月曜日に買いに行けない日があった。
まさかと思いながらその日の夜、仕事場で当選番号を見ると案の定、当たっているではないか。
その時の私の落ち込みようは昨日の同僚の比ではなかった。
私はこの時の話をして落ち込む同僚を励ましてあげた。
人は自分より不幸な人を見ると気が休まる生き物である。 
2011年8月28日(日)
古っ!
昨日は4連敗中のロッテに渇を入れる為、京セラドームへ。
近鉄バファローズ復刻記念試合だったようでオリックスは昔の近鉄バファローズのユニフォームを着用。
袖の周りだけが赤いというユミフォームは今見てもなかなか斬新なデザインだと思う。
まあ当時のロッテのユニフォームは体の側線に仮面ライダー2号のように赤い太線が入るという「何じゃこれ!」というユニフォームだったわけだが。

球場に入るとまずは腹ごしらえに弁当売り場へ。
選手やチームにちなんだその球場限定の弁当を食べるのも野球観戦の楽しみの一つ。
しかし千葉マリンと違ってここは敵地。
相手チームにちなんだ弁当を食べるのも抵抗があり関係の一番なさそうな”なにわ弁当”を買う事に決定。
列に並んでいると何と目の前で”なにわ弁当”が売り切れ。
敵地でもツカンポの花満開だ。
仕方なく”もうぎゅう弁当”を頼んだが相手を食うという意味ではこれもアリかと。

勝負運がなさそうな私だが実はこれでも野球観戦時の勝率は8割を超える。
勝利の女神ならぬ勝利のオッサンなのである。
今日もここ3試合で1点しか取ってないロッテが1回からいきなり2点を先制。
バースデー登板となった渡辺俊介が粘りの投球を見せチームの連敗を4で止める見事な勝利。

ロッテの応援団の近くだったので御馴染みの大合唱も聞けたし、大満足の野球観戦であった。
ただ後ろの席に酔っ払いのオッサン集団が座っていて観戦の妨げに。
十分酔ってると思われるのに売り子のお姉さんを呼んでビールを追加注文。
ビール代を「一万800円やなー」とか言ってお姉さんも作り笑いをして困った様子。
更にセクハラと思われる言葉を連発し、おやじ満開。

そして一人のおっさんが「アテはないけどビール飲むで」、「アテはないけどビール飲む〜」と連呼し出した。
するともう一人のおっさんがそれに呼応して「アテは雁之助だす」「アテは雁之助だす」と言い出した。
こんな往年のセリフを聞けるとはさすが近鉄バファローズ復刻記念試合だ。
2011年8月25日(木)
ファンをネガティヴ思考にするチーム
ロッテファンを始めてもうウン十年になるが私のファン史上でも今年の弱さは稀に見る酷さだ。
こんな戦力と采配で昨日まで3位に居たのが不思議でしょうがなかったが、とうとう今日をもって4位に落ちた。

去年の日本一のチームがここまで落ちぶれるかという低落ぶりだが、まあ昨年もリーグ戦は3位だったし西岡が抜けた事を考えれば妥当とも思える。
しかし弱いのはわかっていてもその試合内容が酷い。

とにかく点が取れなくてこの3試合も得点は僅か1点。
同じように今年貧打にあえいでるチームに中日がいるがウチとは質が違う。
昨日は8安打で0点、今日は9安打で0点である。
ちなみに残塁数はリーグトップだ。
チャンスを作ってもあと一本が出ないというイライラする試合を開幕からずっと見せ続けられている。

たまに3点以上取る試合もあるが、それはそれで腹が立つのだ。
どう腹が立つかというと序盤にリードを許し終盤に反撃を開始。
そしてあと一点差まで迫ったところで反撃を終了して負ける。
とにかく見ていてストレスが溜まるのである。

まあ得点が取れなくても投手力が良ければ中日のように勝てるのだがチームを引っ張るべきエースの成瀬が完全にロッテなエースになっている。
この”ロッテなエース”という称号はロッテファンにしかわからない。
先代の清水直行から始まった称号で簡単に言えば勝った数だけ負けるエース。
清水直行が横浜に出されたのもこれが原因で毎年10勝を上げても10敗されたら困るのである。
ちなみに成瀬の今の成績は9勝9敗。見事としか言いようがない。

こんな戦力でも落合のような名匠であればそれなりに戦えるのだが西村監督の采配が又酷い。
何点差が広がろうが先発メンバーをなかなか変えなくて、お地蔵さんのようにベンチに飾られてるだけの若手を見ると何の為に一軍に上げてきたのかと思う。
負けた試合のコメントでは選手を責めるようなものが多く、挙句の果てには「今は我慢するしかない」とか言う始末。
我慢するのはファンであって、お前は我慢するんじゃなく打開する立場だろうと言いたくもなる。

こんな状態でも小学4年生からロッテファンの私は今度の土曜日にロッテVSオリックス戦を見に行くことになっている。
この試合を観に行くにあたって私には気がかりな事が一つあった。

今年のロッテは連敗ストッパー。
連敗中の相手チームや相手投手に当たると人が好いのか簡単に白星を献上する。
それが見ていて歯がゆくてしょうがない。

そして私が気になっていたのがオリックス。
現在7連敗中でもし土曜日まで連敗が続いてたら間違いなく連敗を止める屈辱的な負け試合を私は目の当たりにすることになる。
しかし先ほどオリックスが西武に勝ち連敗がストップした。
おそらく私だけでなく全国のロッテファンは明日からのオリックス戦を前に連敗が止まってホッとしていると思う。
対戦相手の連敗が止まることを願うくらい今年のロッテファンはたまらなくネガティブなのだ。
2011年8月24日(水)
また一人天才が去る
昨日の島田紳助引退のニュースには驚いた。
一報を聞いた時は体調不良が原因だと思ったが暴力団関係者とのつきあいが原因とは。
しかも5、6年前の話が何で今頃というのが率直な感想である。

昔の小室哲哉のように一世を風靡する作曲家というのは美味しいメロディーをいっぱい持っているという。
いわゆる曲のサビの部分になるメロディーだ。
曲の中にその美味しいメロディーを一つ入れておけばそれだけでヒットする。
そうでないと短期にあれだけのヒット曲を量産できない。

島田紳助という芸人も美味しい笑いをいっぱい持ってる人だと思う。
こういう事を言えば絶対に笑いがとれるというネタをいっぱい持っていて言うタイミングだけを測っているように私には見えた。
またそのタイミングが絶妙で会場も視聴者も計算通り笑ってしまう。
まさに笑いの天才だ。

前にこの日記でも書いたが私が一番好きな漫才師は若い頃のダウンタウン。
島田紳助が引退会見で自分が漫才をやめるきっかけになったとダウンタウンの事を言っていたのは何か嬉しかった。
引退を松本だけに伝えたと聞いて自分の跡を継ぐのは松本だと考えてるのかもしれないが松本の司会の面白さはボケよりもツッコミに見られちょっとタイプが違うと思う。
島田紳助のようにどんな番組の司会をしてもその番組の内容より司会者の話が面白いという人はもう現れないのではないだろうか。

相撲界や野球界や芸能界は意図せず自分の周りにいろんな人が集まってくるので今回のように間接的に暴力団関係者と関係を持ってしまうのはなかなか防ぐのが難しいと思う。

実は私も仕事中に暴力団関係者と遭遇した事がある。
神社の境内にバイクで乗り込んできた見るからにそれ風の人を運悪く見つけてしまったのだ。

見つけてしまったものはしょうがない。
立場上注意せざるをえず注意すると案の定、関係者で「わしはXXXX組のもんや!文句があったら組の事務所に行ってくれ!」と凄まれてしまった。

ここからが私の普段からの腰の低さの見せどころ。
折れんばかりに腰の低さと手から煙が出るくらい揉み手をして何とか出て行ってもらった。
出て行く時に「覚えとけよ!」と捨てゼリフを吐かれ、お礼参りに来るのではとその日の夜の巡回が恐ろしくてしょうがなかったのは言うまでもない。
2011年8月21日(日)
マイブーム
どうも最近外食の丼率が高くなってる。
特に夜勤が2日続く時は夜勤明けにお腹が空くので朝食に松屋の牛丼を食べる。
朝に肉を食べたので昼は魚を食べなければと海鮮丼を食べる。
そして仕事前の夕食には野菜も摂らなければと王将で中華丼を食べる。
一見もの凄く栄養のバランスに気をつけてるのに気がつけば三食丼しか食べてないのだ。

丼は考えようによってはオカズが御飯の上に載ってるだけで別に何の問題もないようだが御飯の量が多いので太るのである。
なら「御飯少な目で」と言えばいいのだろうが丼はやはり御飯で全体のボリュームを出してるので量を減らすとなんか悲しい丼になってしまいそうだ。

最近の丼率の高さの一因にお気に入りの丼を見つけてしまったことがある。
一つは松屋の”ネギ玉牛丼”。
昔、すき家で同じような牛丼を食べた事があってその美味しさに唸ってしまったが如何せん、難波のすき家は府立体育館の先にあり行くのが遠すぎる。
あの牛丼をもう一度食べたいなあと前から思ってたら松屋で同じメニューが登場したわけだ。

牛肉の上にネギがテンコ盛りで真ん中に半熟玉子が落としてありコチジャン風味のタレがかかっている。
ネギのシャキシャキ感と玉子とコチジャンが交じり合った甘辛い味が何とも美味。
吉野家でも是非このメニューを出して欲しい。

もう一つのお気に入りは難波CITY南館の”とっとり岩山海”の岩山海丼。
これはまかない料理から生まれたメニューで細切れのマグロ、タコ、ハマチ、サーモンにワカメが入ってる丼で決め手は玉子かけ御飯になってるところ。
この玉子がみりんや醤油で味付けされていて刺身と絶妙なハーモニーを生んでいる。
今まで食べてきた丼の中でも一番ではないかと思う味の良さである。

ただこの丼を頼むといつもワサビが載った小皿が出てくる。
他の店でも海鮮丼を頼むとワサビ小皿が出てくる店がある。
私はいつもこのワサビ小皿に醤油を入れてワサビを溶かし丼にかけている。
以前、丼にかけずに丼に載ってる刺身を一旦ワサビ醤油小皿につけて丼に戻してる人がいて(ヒマ人やなー)と驚いたことがあるが実のところ私も何が正解かわからない。

私はこの岩山海丼も同じようにワサビを醤油に溶かしてかけていたがある日、丼を持って来た店員が「醤油は丼にかかっていますから」と言われた。
という事はこの小皿に載ったワサビはどう対処すればいいのか。
コマ切れになった刺身を一つ一つ箸でつかんでワサビを塗るのか。
それとも箸でワサビをつまんで丼の刺身に塗りたくるのか。

よくトンカツ屋に行くとゴマが入ったミニすり鉢を持って来て、店員が「食べ方は御存知ですか?」と聞いて来るが、この店こそ聞いて欲しいものだ。
2011年8月20日(土)
理想のデバイス
今日、前から買いたかった物をやっと手に入れた。
それは光学式マウス。

いくら私が時代遅れの人間だと言ってもさすがに今までボール式を使ってた訳ではない。
当然ノートパソコンを買った時から光学式マウスを使ってたが寿命が来たのか感度が悪くなってマウスを動かしてもカーソルが上手く動かないのだ。
だからマウス操作をする度にイライラして終いにはガンガンとマウスをパッドに叩きつける始末。

こんな状態で数ヶ月我慢してるところが私が他人から気が長いと言われる所以だが、私は気が長いのではなく気が短くて我慢強いだけなのである。

最近ますますマウスの状態が酷くなり仕方なくPC本体の下部にあるのカーソル操作部を使っていたが私はあの指で四角いエリアを摩ってカーソルを動かすのが嫌いだ。

だから一番最初に買ったノートPCは真ん中にシャーペンの消しゴムみたいなポインティングデバイスが付いてるIBMのシンクパッドだった。
あの消しゴムはホント素晴らしい。
指を添えて圧力をかけるだけでこっちの意志が伝わるかのようにカーソルがスムーズに動く。
もう今は目にすることはないがIBMのノートPCを使った事がない人には是非一度体験して欲しいくらい素晴らしいデバイスだ。

だから自分が持っていきたい場所まで指で何度も擦らないといけないダイナブックのカーソル操作を使うとイライラするのである。
そしてとうとう我慢も限界に来て今日、日本橋へ光学式マウスを買いに出かけた。

こういうものは大型量販店よりパソコンのサプライズ商品の安売り専門店の方が安いと思ったからだ。
そして最初に見つけた店で500円の商品を発見。
恐らく他店でもこれより安い品はないと思って即購入。
今その”おNEW”のマウスを使ってるが頗る調子がいい。

ただ一部スケルトンになってるせいかマウス本体が異常に光ってるのが気になる。
明らかに前のマウスより光っていてムダな電気代がかかるのではと考えるのは貧乏性だろうか。

その点、あの消しゴムは光もせずにあの操作性の良さだから恐れ入る。
もしUSB接続の消しゴム台が発売されたら私は2000円でも買うだろう。
2011年8月16日(火)
SPEC
”帰ってきた時効警察”も見終わり、見るDVDがなくなったので前から気になっていたSPECというドラマのDVDを先日から見出した。

見ようと思ったのは大好きな戸田恵梨香が出てるからというミーハーな理由からだが、このドラマは昔見ていた”ケイゾク”の雰囲気がありなかなか面白い。

このドラマによると人間は実は脳の1割しか使ってなくて残りの9割にはどんな能力が隠れているのかわからないらしい。
そして残りの9割の中に千里眼や念動力といった特殊能力(SPEC)が含まれていて世の中にはそれを使いこなす者がいるらしい。

私なんか競馬の予想をする時には脳の9割ぐらい使ってるつもりだったが1割しか使ってないとは道理で外れるわけだ。

私自身は超能力といったものは基本的に信じない方だがこのドラマを見てから考えさせられるものがある。

私は人間ではなく虫や動物にはSPECがあると思っている。
目の前に飛んでる蚊を間違いなく両手のひらで侠殺したはずなのに手を広げると何もなく、いくら辺りを見回しても蚊が見つからないのはテレポーテーションを使ってるに違いない。

犬を車で全く知らないところへ連れて行っても勝手に家まで戻って来るのもSPECとしか思えない。

新しく出来た田んぼに知らぬ間に集まってくるカエルは一体どこから田んぼ情報を得ているのか不思議でしょうがない。

人間の世界でも双子が全く意図せず同じ行動をとるのはSPECと言えるのかもしれない。
以心伝心も考えようによってはテレパシーとも言える。

実は私もこれはSPECではないかという自分の能力を薄々感じる事がある。
5頭の有力馬から1頭だけ消した馬が必ず馬券に絡むのも恐らくSPECだろう。
そして先日もWINSで自分のSPECを感じずにはいられない事があった。

その日は昔からずっと一緒に競馬をやっている競馬仲間とWINSで競馬をしていた。
長年一緒に競馬をしているので以心伝心ではないが二人の狙う馬がよく似てくる。
別に一緒に予想してるわけではなく二人とも違う新聞を使ってるし、レースが始まるまでお互いに相手の予想を知らない。

SPECを発揮したのは16頭立てで中心馬不在の大混戦レース。
印がついてる馬だけでも10頭は下らないという難解なレース。

そしてレースが始まる前にお互いの予想を見せ合うと何と16頭から選んだ4頭が全く一緒だったのである。
文系なので詳しい事はわからないがこれは確率的にも凄い確率ではないだろうか。

そして驚くべきことはこんな事が1回や2回でなく今までにも何度も起こってることである。

これは間違いなくSPECではないだろうか。
ただ本来SPECはそれを使う人にとって有益であるはずだが二人が全く一致した馬券は当然の如く今まで一度も当たったことがない。
2011年8月14日(日)
塩が露出するまで汗をかく
皆様は仕事中にズボンから塩が吹くのを見たことがあるだろうか。

世間の人がお盆休みでクーラーの効いた部屋で冷たいスイカを頬張ってる頃、私達には罰ゲームとしかいえないような過酷な仕事が待っている。
お盆恒例の霊園の駐車場警備だ。

この殺人的な炎天下の中、屋根もない場所で早朝から昼過ぎまで休みなしで車の誘導。
水分を摂るのも忘れるくらいの忙しさで気がつけば家から持って来た凍らせたペットボトルの中身は生ぬるい液体に。
それでもかまわずガブ飲みし、更に自販機でジュースを購入。
毎年この仕事をする時は2リットルは平気で水分を補給している。

水分を摂ればその分大量に汗をかく。
私は文系の人間なんで化学の事はよくわからないが人間は想像を絶する大量の汗をかくと塩分が飽和して結晶として出てくるのではないだろうか。
昨日、霊園の仕事を終えて我が隊に帰ってきた隊員のズボンから塩が吹いていたのである。
私は何年か前に経験があるが昨日塩が吹いた隊員は初体験でかなりショックを受けていた。

よくスポーツドリンクのCMで水だけでなく塩分も一緒に補給しましょうと言ってるのはまさに正論なのである。

それにしても日焼けはするわ、疲れるわ、履いて行ったズボンは塩吹いてクリーニングに出さんとあかんわでエライ仕事だ。
前にいた隊長が霊園から帰ってきた時に言ってた名言を久しぶりに思い出した。

「こんなん海パン一丁でやらなあかん仕事や!」
2011年8月12日(金)
難波着から30分間の出来事
盆休みのせいか今日の難波は土日のような人の多さ。
まさかこんなに人が多いとは思わなくて仕事先の駅から切符を買わず残額の足りないいレインボーカードで乗車したのがつまづき始め。

残額が足りないので当然精算機で精算しないといけないがどの精算機も人の列が。
仕方なく最後尾に並んでいるとどうも隣の列の方が人の流れがいい。
機転の利く私はすぐさま隣の列の最後尾に移動。
私の読みは正しく、さっきの列の私の前にいた人を追い越し自分の順番まで後3人となった時にありえない出来事が。

精算していた人がお釣りをサイフに入れようとした時に何故か硬貨銭を床にぶちまけたのだ。
直後に並んでる人は冷たい人で拾うのを手伝いもしない。
私も自分の並び位置を放棄してまで拾うほど善人ではなく、落とした人が拾うのを待っていたら最初に並んでいた列の私の前にいた人はおろか後ろの人にも抜かれる始末。
今日も朝からツカンポの花満開ではないか。

何とか精算を終え、朝御飯を食べに松屋へ向かった。
途中、信号という信号でことごとく青点滅となり朝から走り回される。
朝から炎天下なのに要らぬ汗をかいてしまった。
別に急いでないのだが目の前で点滅していたら走ってでも渡ってしまうのが人間の性である。
これなら全部赤の方がマシである。

最近松屋のネギ玉牛丼がお気に入りで松屋に行くといつもこれを食べている。
それまでは牛丼と生玉子だったがネギ玉牛丼は最初から玉子が入ってるので玉子を割る手間が省けるし甘辛い味が食欲をそそる。
今日も食券機に500円玉を投入しネギ玉牛丼のボタンを押そうと思うとここでもありえないことが。
他のメニューボタンは全部点灯するのにネギ玉牛丼のボタンだけが点灯しない。
試しに押してみたがやはり反応しない。

仕方なく店員に言って機械を見てもらうが原因がわからないみたいで店員にお金を渡してネギ玉牛丼を購入。
難波に着いてからまだ30分も経ってないというのにこの運気の下がり具合は一体何なのだ。
この先が思いやられるなあと思いながらネギ玉牛丼を食べてると食券機械を調べてた店員が私の方に向かって「治りましたんで!」
ハッキリ言って治ろうが治らまいがもうどうでもいいんですが・・・
2011年8月10日(水)
飲み放題詐欺
毎日、玉のような汗をかき仕事に明け暮れてるというのに体重が思った程減らないのを前から不思議に思っていた。
しかし今日夕方のニュースを見てその謎が解けた。

まず基本的に私は冬より夏の方が痩せやすいと思っていたがこれが大きな勘違い。
大量に汗をかくのでその分体重が減ると思うのだがそれは事前に飲んでいた水分が出ているだけで体重が減るにはやはり体から熱が放出されないといけない。

ニュースによると人間の体は周りの温度に体温を合わせようとするらしく冬のように体温より周りの温度が低いと熱を放出するそうだ。
夏はその逆なわけで体から熱が放出されないので取得したカロリーが消費されにくいわけだ。

その為、暑さが厳しい今年の夏は夏痩せならぬ夏太りになる人が多いというのがニュースの主旨であった。
私の場合はまだ体を動かしてカロリーを消費してる分体重が増えてないが「暑い!暑い」と言って汗をかいてるだけだと太るみたいだ。

冷たい飲料をガブ飲みするのも夏に太る原因の一つだと思うが晩酌のビールだけはやめられない。
「クーラーもない家でビールでも飲まんとやってられん!」毎日そう言いながら実はビールではない発泡酒の淡麗生を一缶開けるのが我が家の決まりだ。
あまりに可哀そうなのでお盆には私が奮発してプレミアムモルツを買ってこようと思う。

そういえば会社の上司が先日ビール飲み放題の居酒屋に行ったらしいが、怒り口調でその時の話をしていた。
聞けばその店で飲み放題だったのは淡麗生だったらしい。
2011年8月9日(火)
目玉親父の名言
これでも多忙な生活をしているせいで今までブックオフといった古本屋で時間を過ごしたことがない。
一つ上の階のツタヤにはたまに行くがDVDを借りた後は、立ち読み者であふれてる店内を(みんな暇そうで羨ましいなあ)と思いながら通り過ぎていた。

しかし今日はある本を求めて初めてブックオフが目的でビルに入った。
知り合いが最近麻雀を始めたというのを聞いて是非とも読んで欲しいマンガがあったからだ。
あまりに古い本で結局在庫がなかったが麻雀ファンのバイブルとも言える本なので又、別の店も見てみようかと思っている。

ちなみにその本の名は”ギャンブラー自己中心派”。
電車の中では周りに迷惑をかけないよう静粛を心がけてる私が不覚にも読んでいる最中に声を出して笑ってしまった唯一の本である。

これは麻雀ファンなら誰もが知る名匠片山まさゆき氏の漫画で主人公の持杉ドラ夫が繰り広げる麻雀ギャグ漫画だが麻雀をするものならまずこの主人公の名前に笑ってしまう。
欲張ってドラを持ち過ぎて結局アガレないといった経験が誰にでも一度はあるからだ。

この漫画の面白さはこの主人公と卓を囲むユニークなメンバーとその打ち方。
怪獣と卓を囲む話ではタンヤオばっかり張るハルタン星人、場に北が出るとやたらと鳴くペキラ、他にもやたらとポンするカラポン等そのパロディーの素晴らしさには感心する。

ちなみに私が電車で声を出して笑ってしまった時に読んでいたのは妖怪村での話。
持杉ドラ夫と卓を囲んでいたのは毎回二鳴きする”になきじじい”、捨て牌で相手をひっかける”ひっかけばばあ”等、鬼太郎に出てくる御馴染みのメンバー。
そして私が声を出してしまった場面は以下の場面である。

鬼太郎が「ロン」と言って自分の牌を倒して皆に晒したのだが何故かピンズの役の一番右端に目玉親父が。
そして目玉親父が「わしゃイーピンか!」と言った瞬間!
2011年8月7日(日)
久しぶりにシンザンを見る
地デジ化の為に我が家のテレビからサンテレビが消えて2週間が経った。
毎週楽しみにしていた「暴れん坊将軍」は奈良テレビの「大江戸捜査網」に変わり、阪神の試合はテレビからラジオ中継に替わった。

野球にあまり詳しくない阪神ファンのオカンはラジオだとランナーがどこにいてるかわからないらしく苦戦しているようだ。
ここ数年ランナーがどこにいてるかを画面に表示するようになったので余計わかりにくいのだろう。

ラジオはアナウンサーが興奮しすぎて状況がすぐに理解できない時があるし、今までテレビ観戦が主流だった奈良の阪神ファンは不便な思いをしてるだろう。
私には関係ないが奈良の阪神ファンが決起してサンテレビの前に座り込みでもして欲しいものだ。

というのも阪神戦だけでなく今まで2時からやっていた競馬中継も見れなくなったのだ。
今や競馬中継は関西テレビの「競馬BEAT」しか見ることができず個人的には大好きな8Rや9R、12Rがテレビで見れなくなってしまった。

だから最近はラジオで競馬中継を聴く事が多いがラジオだとそれまで一度も名前を呼ばれてなかった馬の名がG直前で突然出てきたりする。
スタートからG前までラジオを聴きながら自分の頭の中で描いていたレース展開が台無しなのである。

それに競馬というのは白、黒、赤、青、黄、緑、橙、ピンクという色彩がないとつまらない。
自分の応援する色の帽子が4コーナーからすーっと上がって行くあの感覚がラジオでは味わえない。

そういえば白黒テレビの頃の競馬はどんな感じだったのだろうか。
我が家は子供の頃は白黒テレビだったが残念ながら競馬を始めた頃はカラーになっていた。
確か白黒テレビでも微かに色の違いはわかった記憶があるがそれでも8色の識別はつかないだろう。
そう思って先程、YOUTUBEでシンザンのレースを見てみた。
ハッキリ言って白しかわからん!
2011年8月6日(土)
米原聡というプロ
大スポに米原聡という競馬記者がいる。
ちょうど私が競馬を始めた頃に本紙の予想を担当していたが当時から私が尊敬する記者の一人である。
この米原という男、当たりを連発したり万馬券を連発するわけでもない。
恐らく回収率とかも他の記者と変わらず一年間この人と同じ馬券を買っていれば間違いなく赤字になる。

ではなぜ私はこの米原を尊敬するのか。
それは買い目の少なさである。
まだ枠連しかなかった時代でも他の記者が1Rの予想を8点も10点も載せているのに対し男米原は4、5点と飛びぬけて買い目が少ない。
少なくとも競馬記者を名乗る者はこれぐらい潔い予想でないと読者を惹きつけられない。
競馬を始めた頃にこの人の買い目の少なさにこれこそ競馬記者だと感心させられた。
あれから20年以上経ってさすがに本紙予想は降りているが大スポが今も他紙に比べて買い目が少ないのは恐らく米原の意志を後輩が継いでいるのだと思う。

今大スポには米原が担当するヨネさんの「エエのあるで」というコラムがある。
3連複や3連単といった買い目の多くなる馬券には目もくれず馬単で軸馬から4頭に流すという馬券で男米原ココに在りと感じさせる。

今回何故、米原の事を書いたかというと同じ大スポに載っているWIN5「2億円獲得指南」というコーナーが酷いからだ。
今日の紙面を見ても一番少ない点数で72点、一番多いのは何と243点である。
サラリーマンの愛読紙の大スポがこれではイカンだろう。
宝くじみたいなWIN5に毎週7200円も賭けるサラリーマンがどこにいるのだ。
ましてや24300円なんて書いてる本人は本当にこの馬券を買っているのかと疑いたくなる。

恐らく米原がこのコーナーを担当したら多くても800円以内に納めてくれることだろう。
予想を見た人が自分を信じて予想にまるまる乗ってくれる。
競馬記者の目指すところはそういうところではないだろうか。
一週間昼ごはんを切り詰めた金で勝負しようとする平均的なサラリーマンが買える点数に絞ってこそプロと呼べるのではないだろうか。
3連単、3連複、WIN5と買い目が多くなる時代だからこそプロの腕を見せて欲しいと思う。
2011年8月4日(木)
わしゃMDが聞きたいのじゃ
今日仕事から帰ってHPを見てみると総来場者数が8万超えに。
好きな数字が2と5と8なのでこの8万という数字は格別に嬉しい。
不定期な更新にも関わらず今までに来場して下さった皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げたい。

実は本家の24が終了してしまったので今シーズンでコチラも終了しようかと考えていたが予想外に今シーズンのテーマである前シリーズのあぶく銭が減らないのだ。
前シーズンから3年近く経ってとっくにあぶく銭がなくなる予定だったが逆に増えてる始末。
自分のイメージでは毎週反省ばっかりして収支結果にボウズとばかり書いてる気がするのだが。
やはりボウズでも2400円しか減らないのが大きいのか。
長いスパンで競馬で勝つには投資金額を少なくする事だと気づくのが20年遅かったと最近つくづく思う。

さて話は変わるが友人のCDMDラジカセでCDの音飛びがするという相談を受けた。
聞けば7年物らしく恐らくクリーニングCDで治るとも思えず買い替えが妥当と進言した。
私自身もうここ4、5年電機屋さんのオーディオコーナーに行ってないのでいい機会だと今日パチンコに行く前にビックカメラでCDMDラジカセを見に行って来た。

予想はしていたが今や音楽はダウンロードして聞く時代でもはやMDは時代遅れ。
売ってるミニコンポはipodを接続して聞けてもMDを聞く設備が備わってないのだ。
友達は私と同じで音楽はダウンロード派ではなくCDを買ってMDに録音してMDウオークマンで聞く派。
CDからMDに録音できないと困るのだ。

売り場を探し回った結果やっとCDMDミニコンポを発見。
SONYの商品で23000円近い値段。
売り場に来る前はいろんなメーカーのを見比べ、聞き比べ友人にイイ商品を紹介してあげようと思ったのにSONYしかないので選択の余地がない。
まあSONYだから悪い商品ではないと思うが値段が高いように感じる。

私の家にはKENWOODのCDMDラジカセがあるが当時はCDMDラジカセ全盛の時代で25000円くらいだったような記憶がある。
今や時代遅れの商品なんでもっと安いと思ってたのだが。

何か時代に取り残された人の足元を見て高い値段をつけてるような気がする。
地デジ化後のチューナーの法外な値上がりといいイヤな世の中になったものだとつくづく思う。
2011年8月1日(月)
無口な私
五日前の夕刻に私は家で機嫌よく晩御飯を食べていた。
それはちょうど付け合せのキャベツの千切りを口いっぱいに頬張っていた時だ。
キャベツの鋭利な部分が私の舌の裏を擦り舌の裏に血豆が出来た。
トンカツ屋で出てくるキャベツの千切りと違って我が家の千切りはキャベツ自体が固いし、太さも5mmぐらいはあるので端の部分は十分凶器になるのである。

しかし頬張ったキャベツを吐き出すわけにもいかず血豆が出来たまま食べ続けていたら血豆が直径3cmにまで大きくなってしまった。
これ以上大きくなると恐いので爪楊枝で血豆を破ったが心配なのはその後の事。

案の定昨日から血豆の破れた跡が口内炎に進化したのだ。
血豆を破った日からモンダミンで消毒を続けてきたが今回はさすがに傷跡が大きく昨日から痛さが激しさを増してきた。

仕事で巡回時は無線で本部に発報しないといけないのだが事情を説明して私だけ無線を使うのを免除してもらった。
昨日は同僚とも必要最小限の会話しか交わさず口内炎の悪化に努めてきたが仕事明けの今日は一段と痛さが増してきた。
食事は何とか我慢できるが喋る時に歯が患部に当たるのが耐えられない痛さに。

そして仕事明けで難波に向かう途中、私は決心した。
家に帰るまで一言も口を利かないことに決めたのだ。
しかし試練はすぐにやって来る。
朝御飯を店で食べるのに注文しなければいけないではないか。
「モーニング」と5文字も話すのは痛くて耐えられないし、メニューを使っても「コレ」と2文字話すだけでも痛いのである。

しかし朝から頭の回転がいい私はすぐにイイ事を思いついた。
食券を買う店で食事を取れば一言も喋らなくて済むではないか。
早速行きつけの松屋で牛丼並みと玉子の食券を購入。
机の上に食券を置けば後は店員が注文を確認する時に黙って頷くだけ。
こうして私は店員に一言も喋らずに朝食を済ますことに成功した。

そしてご機嫌である用事を済ます為にとあるビルのエレベータが来るのを待っていた。
悲劇が起こったのはエレベーターが下りて来て私が乗り込んだ直後の事である。
両手に荷物をいっぱいに抱えた女の人が私の後から乗り込んできたのである。
エレベーターの開ボタンを押して女の人が乗り込むのを待つのは人として生まれてきたからには当然のこと。
そしてその後に私には人としてやらなければいけない事が残っていた。
口内炎の激痛に耐えながら半泣きで私はこの言葉を話さざるを得なかった。
「何階ですか・・・」
2011年7月29日(金)
ピンクユニの似合う奴
オリオンズ時代からのロッテファンの私は成田投手が亡くなった時もショックを受けたが伊良部投手の自殺には仰天した。

私は高校野球が好きで剛速球で鳴らすプロ野球の投手の高校時代も覚えているが、テレビで見ていて「コイツは速いわ!」と心底思ったのは巨人の槙原投手と伊良部投手だけだった。
だから伊良部投手がロッテに入った時はホント喜んだものである。

ノーコンで入団後数年は苦労したがある時期から突然コントロールが良くなり成績も急上昇した。
さあこれでロッテも優勝が狙えるかと思った時に突然大リーグに行ってしまい実際に優勝するのが数年遅れる原因となった。
それでも大リーグでもそれなりに活躍したし阪神で優勝に貢献した時も素直に嬉しかった。

バレンタイン監督の悪趣味でピンク色という前代未聞のユニフォームを千葉ロッテが纏っていた時代がある。
最近、復刻版として年に数試合そのピンクユニを着て試合に臨む時がありスポーツニュースで懐かしい姿を見かけるがその度に私の頭に浮かんで来るのは伊良部投手。

まるでハブのようなイカツイ顔にドデカイ体。
そんな伊良部投手が可愛いピンクのユニフォームを着て投げる姿が私には違和感ありありで見ていて面白かった。
ピンクユニの伊良部投手見たさに千葉マリンスタジアムまで行った事もあった。
だから今でもピンクユニを見ると伊良部投手の顔が浮かんで来るのだ。

そんな私にとって愛着のある伊良部投手の姿がもう見れないと思うと寂しい限りである。
できれば亡くなる前にピンクユニの復刻試合であのユニフォームを着て始球式をやって欲しかった。
全国のロッテファンと共に御冥福を祈るばかりである。
2011年7月27日(水)
新・新人類
一昔前に新人類という言葉が流行った。
ネットで言葉の意味を確認すると1980年代半ばに入社してきた従来とは異なった感性、価値観を持った若者の事になっている。
物心がついた時には家にテレビが普通に存在していたのがこの世代で、その為に貧しい思いや苦労の経験が少ない為それが従来とは異なった感性、価値観に繋がってると思われる。

私も世代的には新人類に入るのだがこの言葉が流行ったのは私が入社して数年後だった記憶がある。
確かに私は物心がついた時にはテレビがあったが白黒だったしチャンネルは手で取っ手を回していた。
だから正確には物心がついた時には家にカラーテレビが普通に存在していた世代だと勝手に解釈している。

今や死語となってしまったこの新人類だが考えてみればテレビどころか物心がついた時には家にパソコンが普通に存在していた世代が今や成人してるわけでその感性や価値観の違いは新人類どころではないのである。
そしてその両親が新人類である可能性も高く新しく入って来る新人にはその辺を心得てないと驚かされることになる。

我が隊は基本的には新人類どころかオッサンで構成されてるが不況のせいか最近は30台前半や20代後半の新人が入ってくることがある。
仕事が出来る出来ないは別としてやはり最近の新人の言動には驚かされることが多い。
例えば警備室のゴミ箱がいっぱいになっていても率先して処置しようとしない。
普通、自分が新人であれば部屋の掃除とか率先してするものだと思うのだが。
そして仮眠室にあるトイレのスリッパはいつも逆向きのまま出てくる。
まあこの辺は両親の躾けに問題があると思うのだが、自分が入る時に履きやすいようにスリッパが並べてあるのを見て何も感じない事に呆れる。
とにかく全てにわたって次に使う人が気持ちよく使えるようにという配慮が欠けている。
聞けば大学時代は体育会系のクラブに入っていたというからビックリだ。

そんな我が隊に最近また30代前半の新人が入ってきた。
最初の数日間は研修で先輩が一緒について回るのだが国旗が修理中で研修期間中に国旗を揚げることがなかった。
しかし国旗を揚げるのなんてぶっつけ本番でやっても出来る。
国旗の両端に付いてる金具とロープについてる金具を接続してロープを引っ張って揚げるだけである。
それでも一応手順を説明して一人で旗を揚げに行かせた。

それから10分後、何の連絡もないので無事に旗を揚げたのだと思っていたら新人から無線発報が入った。
「すいません旗は上まで揚がったんですけど全然はためかないんです!」
「それ今、風吹いてないからや。風吹かんと旗はためかへんで。」
と言った後、私が警備室で深いタメ息をついたのは言うまでもない。
2011年7月24日(日)
地デジ難民をからかう番組
何だかんだ言ってきっと延長するに違いないと思ってたアナログ放送終了が今日の正午きっかりに実施された。
まだ地デジ難民が何万人もいるというのにこの国はホント恐ろしい国である。
先に地デジ化が行われてる他国では結局今でもアナログ放送は残してるらしい。
融通が利かないというか情がないというか一度決めた事を頑なに守ろうとするこの国の悪いところを改めて見た気がする。
現時点で何万人も地デジ難民がいるということは国としての地デジ移行化が上手くいかなかったわけで延期するのが当然だと思うのだが。

隊員3人で毎週共同購入してるWIN5で10万円以上当たったら地デジチューナーを買おうと言って今日までほったらかしにされていた我が警備隊の仮眠所のアナログテレビはとうとう今晩には単なる砂嵐映像機と化してしまう。
さすがにいいオッサン3人がいつまでも夢を見てるわけにもいかず隊員全員でお金を出し合って4000円のチューナーを買うことになったのだが今度はどこへ行ってもチューナーが売り切れ。
こんな事なら先にチューナーを買ってからWIN5を当てるべきだったと反省する懲りない3人である。

地デジ移行の日に合わせたのかどうか知らないが昨日からフジ系列で27時間テレビが放送されている。
毎年、この日になると”サタうま”は休みになるわ、競馬番組も休みになるわで競馬ファンにとっては大変迷惑な番組で節電が叫ばれてる今年もまさかやるとは思わなかった。

番組自体は何か正月の特番を27時間見せられてるみたいで、やたらと出演者が多くて自分達だけが盛り上がってる感じ。
ハッキリ言って観ていてウンザリする。
今朝ちらっと見た時には素人が出る歌のヘタな選手権をやっていたし、早朝にはあの”ハケ車”をやっていたらしい。
これが27時間も夜通し電力を使ってやることなのか。

一番ひどかったのは正午前に「アナログ放送終了してもいいかな?」「いいとも!」とふざけてやっていたことだ。
実際に地デジ化に間に合わなかった人はどんな心境で最後の時を迎えてるかわかってるのだろうか。
個人的にはフジテレビの会長に謝罪会見して欲しいくらいの出来事だと思う。
”ハケ車”を出来るだけ多くのPTAの人が見ていてフジTVに抗議してこの悪しき番組が今年限りになることを切に願う。
2011年7月22日(金)
イヤイヤ働き者
今日は何と20日振りの休日。
この暑い中、働き者だと友人から褒められるのだが隊員が一人少ないので仕方なく働いてるわけで自分ではイヤイヤ働き者だと思っている。
仕事が趣味だという人も世の中にはいるみたいだが少なくとも私は警備するのが趣味ではない。

貴重な休日だけに早起きして一日を有意義に過ごしたいところだがとりあえず昼まで寝ることにした。
20日間連続で朝6時頃に起きていた為、流石に睡眠不足。
人間はやっぱり一週間に一度は昼までぐっすり寝るべきだと思う。

昼ごはんに大好きなひやむぎを食べた後は地デジ化したテレビをわざわざアナログに戻して暴れん坊将軍の見納めをした。
サンテレビのデジタルの電波が弱い為、地デジにするとサンテレビが映らないのだ。
この地デジの弊害を報道ステーションで取り上げてもらえないかとマジで思う。
松平健の見事な殺陣をもうCR暴れん坊将軍でしか見れないと思うと寂しい限りである。

暴れん坊将軍を見た後は靴を買いにザ・シューズへお出かけ。
今履いてる靴が何故か底から水が浸みてきて先日の雨の日にエライ目にあったのだ。
やはり安物はアカンなと反省し、今日は2980円もする通勤靴を購入。
ちなみに水が浸みてくる靴は2450円だった。
こういう店でこの値段帯の品物は500円違うと品質が全然違う。
1000円違うと格段に質が良くなるのだが500円UPが安月給の私には靴に払うことのでできる上限の金額だろう。

帰宅してからはレンタルしていた”帰って来た時効警察”を鑑賞。
地デジ化でビデオデッキが使えなくなるのでは心配していたが観る分には全く問題がない。
今までテレビの背面に接続していた映像、音声ケーブルをテレビ前面の端子に繋ぎ、観る時に入力をビデオ入力2に変えるだけ。
さすがに録画は今のままではできないが、アンテナからの入力を分波してビデオデッキに繋げば恐らく録画もできるはず。
でも見逃したドラマも翌日にはネットで見れる時代、今のままで十分だろう。

こうして何の感動もない平凡な休日を過ごしたわけだが丸一日仕事をしないということが何より重要だと思ってる。
一番最低なのは家に仕事を持って帰って例え一時間でも家でやることだろう。
そういった意味ではいい休日になったので明日から又イヤイヤ働こうと思う。
2011年7月21日(木)
心が折れるパチンコ台
今まで日記に書いたことはないが私はデビュー当時から浜崎あゆみのファンである。
容姿というよりは楽曲のファンでちょっとクセがある声に一度聴いたら忘れられないメロディー。
中でもSURREALは秀逸だと思う。
楽曲のファンなので映像はあまり見ないが最近、あのバービーボーイズのベーシストであるエンリケが浜崎あゆみのツアーでベースを弾いてることを友人から聴いて急にライブを見たくなった。

しかし、一時期程の人気はないと言っても浜崎あゆみのコンサートチケットなんか簡単に手に入るはずがない。
今更ファンクラブに入るのもどうかだし、ライブを見るのは無理かと諦めていたら何と特等席でライブ映像が見れて運がよければチケット代を払うどころかお金がもらえるという情報を聞いて早速、マルハン難波店に行って来た。
遂にCR浜崎あゆみがホールに登場したのである。

聞くところによると浜崎あゆみ自身はパチンコを打たないらしく、このパチンコ台に関しても製作には何ら関わってないらしい。
それどころか本人は自分のパチンコ台が出ることをあまり良く思ってないらしい。
更に事前にネットでこの台の評判を調べたところ今世紀最大のカス台との悪評が。

浜崎あゆみのファンとしてもパチンカーとしても打たない方がよさそうな感じがするが当選確率は300分の1を切るミドルスペックだし大負けすることはないだろうと思ってとりあえず1万円札を投入してみた。

そして打ち始めてから1時間、私が首を傾げること数十回、天を仰ぐ事数回。
そして我慢出来ずに「何じゃこの台は!」と独り言を言うこと数え知れず。
聞きしに勝る恐ろしいカス台である。
とにかくこの台はパチンコ台では熱い色である赤が全くのガセ。
赤保留からリーチにすらならないのは当たり前でステップアップ予告の背景が赤でもリーチにもならず。
そして度肝を抜かれたのは擬似連4回からの小当たり連発。

まさに従来のパチンコ台の常識を覆す恐ろしい台である。
この台を作った人間はパチンコを打った事があるのかと疑いたくなるような演出の酷さ。
ガセの嵐に心が折れている間に回転数は500を超えた。
そして私の左隣は600回、右隣は400回超え。
恐らく一ヶ月もすれば客が飛んでホールからこの台が消えるのではないだろうか。
その前にパチンカーなら話のタネに是非、一度打ってもらいたい凄すぎる台である。

浜崎あゆみがパチンコを打たない為、この台の監修に携わらなかったのが本当に残念でならない。
2011年7月19日(火)
社会勉強
人間長く生きているとそれなりに社会経験というのは積めるものだが私は病院に行った経験が人一倍少ない。
毎年の健康診断以外で病院行くのは昨年の大腸の再検査が久しぶりだったがこれも結局は検査で問題がなかったので治療ではなかった。

病気の治療で病院に行ったのは小学校の時に水疱瘡にかかって行ったのが最後の記憶だ。
そんな健康だけが取り得の私が先日、ある病気を患い超久しぶりに病院に行くことになった。

とにかく小学校以来病院に行ってないので行きつけの病院というものがない。
適当に探したら私の場合ヤブ医者をひきかねないので昨年大腸検査に行った大きな病院に今日の予約をとることに。
大阪の病院なんか込み合ってるから予約が要ると思ったのだがどうも当日の予約はやってないらしく、昼から直接来てくれとのこと。
「いつの予約ですか?」と聞かれて「今日です」と答えた時の相手の様子からどうも世間では当日に予約する人はいないようだ。

昼の受付開始と同時に病院で受付をして該当の待合室に行くと今日はいつも診ている先生が不在で他の病院から応援の医者が来るとの張り紙が。
さすが私だ。
ちょっと嫌な感じがするなか私の前をラフな格好でリュックサックを背負った若者が通り過ぎて診察室の方に入っていった。
まさか今の若僧が?

名前を呼ばれて診察室に行くとやっぱりさっきの若僧が私を待っていた。
今風と言えばそれまでだがやはり医者というものは患者の前ではそれなりの格好をして欲しいものだ。
ただ医者としては優秀みたいで説明もわかりやすく安心して診療を受けることができた。

一週間分の薬を処方してもらって会計の方に行くとお金を払ったのに薬を渡してくれない。
「あのー薬をまだもらってないんですけど」と言うと「薬局で買って下さい」と平然と言われた。
私が小学生の時には薬は病院で渡されたし、あれから数十年経った今でも当然そうだと思っていただけにこれにはビックリ。

病院の近くの薬局を教えてもらって病院で渡された薬の名前が書かれた紙を出すと「ジェネリックにされますか」と聞かれた。
(おおーっ!これがあのテレビCMでやってるジェネリックか!)
ジェネリックを試せる絶好の機会なので迷わずジェネリックを選択。
全部で数百円得をしたし実際にジェネリックの薬で無事に私の病気は完治した。

病気をするのはもちろん嫌だがたまには病院に行くのも社会勉強になっていい。
とにかく今回勉強になったのは病院に行ったのに薬を薬局で買うシステム。
そして成分が既存のものとほぼ同じで値段が数百円安いジェネリック医薬品は選ばないと損だということであった。
2011年7月16日(土)
地デジ難民
家にある2台のテレビに地デジチューナーを接続しこれで我が家の地デジ化は完了したと思い込んでいた。
しかし世間で言われてる地デジ難民というのは地デジ化できなかった人だけを指すのではないことが最近わかってきた。

地デジチューナーを繋いだ翌日に仕事明けで家に帰ってくるとオカンが「アンタ!おっさんがテレビ壊したで!」駆け寄って来た。
話を聞くと地デジのリモコンでチャンネルが変わらんからとオトンが前のテレビのリモコンをガチャガチャ触ったらしくそれから何も映らなくなったらしい。

この話を聞いて私は何が起こったのかすぐに察しがついた。
前のテレビのリモコンを触った時に入力切替を押したに違いないのだ。
テレビをつけてみると案の定、ビデオ入力になってない。
すぐに入力をビデオに切り替えて一件落着。

オトンとオカンに地デジはビデオ入力にしないと映らないと前にも説明したはずだがやはり覚えてなかったか。
考えてみれば今までビデオやゲームをテレビに繋ぐことなく今日まで暮らしてきたのだからビデオ入力と言ってもチンプンカンプンなのだろう。
とりあえずオトンには前のテレビのリモコンは触るなと言っておいた。

そして翌日仕事に出かけ2日後に家に帰って来ると又、オカンがテレビに何にも映らないと言ってきた。
早速部屋に入って地デジチューナーを見てみると地デジチューナーの電源が入ってない。
節電の為に地デジチューナーのコンセントを抜いたそうだがコンセントをさした後、チューナーが待機状態のままで電源が入ってなかったのだ。
一応オトンとオカンを呼んで地デジチューナーのランプが赤の時は電源ボタンを押して緑になってから操作をするように説明した。

こんな状態だと安心して24時間勤務にいけないではないか。
まあそれでも我が家の場合は2日おきには私が帰って来るからまだいいが高齢者だけの世帯では24日からどんなことになるのか想像しただけで恐ろしい。
地デジ化が出来ても使いこなせなければやはり地デジ難民なのである。

何より恐ろしいのは想像を絶する機械オンチの姉がまだ地デジ化を済ませていないことである。
2011年7月12日(火)
亀の歩み
私はもうかれこれ一年以上ツタヤのネット宅配を利用している。
月額980円でDVDかCDが4枚借りれて延滞料金がかからないので店頭で借りるよりかなりお得なのが利用してる理由だが他にもネット宅配には便利な事がある。

店だと自分で借りたい物がどこにあるか探さないといけないがネットなので検索ワードを入れるだけ。
在庫が多いので普通の店に置いてないようなマイナーなDVDやCDも借りる事ができる。
そして借りる前に他の人のレビューが見れるので借りるかどうか迷った時の参考になる。

不便な事と言えば送って来るのが2枚単位でこの2枚を返却しないと次の2枚が借りれない点。
まあこれは延滞料金がかからないカラクリになってる部分でしょうがない。
つまり借りてる物を返さないと翌月になったら何も借りれないのに月額料金を払わないといけないわけで980円の延滞料金を払ってるようなものである。
まあそれでも店舗で借りた場合は一日の延滞で200円取られるから一月で980円なら破格の延滞料金である。

ところがこのカラクリのせいで私は今エライ目にあっている。
話は先月に遡る。
私はいつも月初めに借りたいCD、DVDを4つネットで登録する。
登録は順位がつけれて順位の早い物から家に送ってくる。

ところが先月、私が1番目に登録した甲斐バンドのCDが送られて来ずに2番目、3番目に登録したDVDが2枚送られてきた。
最新作とかで在庫より1位に登録した人が多い時は先約順なので、順番待ちの時は次位に登録した物を送ってくる仕組みになっている。

しかし私が1位に登録したのは甲斐バンドで最新作どころか20年以上前のCDである。
不審に思った私は自分の予約情報を見てみると甲斐バンドのCDの欄に亀のアイコンが表示されてるではないか。
何じゃこれは?とCDのタイトルをクリックすると亀の原因がわかった。

何と私が1位に登録したCDは在庫が1枚しかなく、しかも1位に登録してる人が私を含め5人いてるのだ。
私が5番目なのは間違いないので前の4人の人が借りて返すまで私の元へは届かないのである。

そしてそれから1ヶ月経とうとしてるのに亀のアイコンは変わらず1位の登録者数も一向に減っていない。
ということは今そのCDを持ってる者が1ヶ月以上返してないことになる。
甲斐バンドの熱狂的なファンで擦り切れるまで聞くつもりなのか知らんがホントいい迷惑である。

月額料金がもったいないので1位は残したまま今月は別のDVDを2枚登録。
1位が発送できないのですぐに2、3位の2枚のDVDが家に届いたが問題はここからである。
本来なら今月中に返したらいいので休みの日にのんびり見ればいいが、現状それは許されない。
何故なら私の上には甲斐バンドのCDを待っている3人がいる。
その3人も恐らく1位に甲斐バンドを残したまま2、3位に登録した物を借りてるはずだ。

もし私を含む4人が現在別のCD、DVDを借りてる状態で占有していた人が問題のCDを返却すればどうなるか。
現在レンタル中の物がある人はそれを返さないと次の物が借りれない。
という事はもし他の3人が別の物をレンタル中で私だけが何も借りてない状態だったら順位が最下位でも問題のCDは私に送られてくるのである。

だから私は家に届いた別のDVDを速攻で観て一日も早くポストに投函しないといけないのだ。
これではせっかくの延滞料金不要の特典が台無しである。
私以外の順番待ちの3人も恐らく同じことを考えてるわけで亀アイコンを巡るこの熾烈な頭脳戦はこの夏中に終わりそうにない。
2011年7月9日(土)
地デジ迷子見つかる
思わぬ展開で(7月6日の日記参照)突然地デジ迷子になった私は昨日仕事明けに難波の街を地デジチューナーを求めて漂うことになった。

最初の目的地はヤマダ電機。
数年前になんばパークスの奥に出来たこの店はとにかく店がデカイ。
店がデカイということは品揃えが多いということであり恐らく5000円を切る私のお目当ての地デジチューナーも山積みされてるに違いない。

しかし石橋を叩いて渡る典型的なA型人間の私が何の確認もせずにこの暑さの中ヤマダ電機まで歩いて行くことなどありえない。
事前に店に電話を入れて在庫があるのを確かめるのだ。
ネットカフェを出てからかれこれ5分くらいずっとヤマダ電機に電話を入れるが全く繋がらない。

そうだこの間に地デジ迷子になったビックカメラに電話をしてみよう。
この3日間の間にひょっとしたら入荷されてるかもしれない。
そう思って今度はビックカメラに電話をする。
こっちは5回目くらいの電話でやっと窓口に繋がった。
「3日ほど前に売り切れになってたバッファローの5000円切る地デジチューナーてもう入荷されてますか」と聞いてみると。
担当者が今、接客中で折り返し電話をすると言われた。

仕方なく相手の電話を待ってたが10分待っても何の電話もない。
こう見えても結構イラチな私は待ちきれずに又、ヤマダ電機に電話するがやはり通じず。
意を決した私はヤマダ電機まで歩いて行くことにした。

テレビのフロアに行くと液晶テレビはあるが地デジチューナーが見当たらない。
入り口にいた店員に聞くとフロアの奥の左端に置いてると言う。
何でそんなへんぴな場所に置いとんねんと気分を害しながら左奥まで歩いて行くが地デジチューナーが見当たらない。
側にいた店員に聞くと「地デジチューナーはあそこなんですけど・・あっもう在庫がないですね。」と言うではないか。
5000円を切るどころか地デジチューナーが全くないのである。

「こんな店、二度と来るか」と心で捨てゼリフを吐きながらヤマダ電機を出た。
ビックカメラからはまだ電話が来ない。
いつかかって来るかわからん電話をもうこれ以上待ってられない。
破れかぶれになった私はビックカメラに乗り込むことにした。

3日前に売り切れになっていた地デジチューナーの売り場に行くと何と4970円のチューナーがあるではないか。
在庫限りと書いてあって商品との交換券が10枚くらい残っていた。
こんなことならヤマダ電機に行かずに最初からこちらに来ておけばよかった。
いやもとはと言えばすぐに電話をかけて来てくれたらヤマダ電機に行くことはなかったのだ。

手に念願の地デジチューナーを持ってレジへ向かおうとした時、当然のように私の携帯が鳴った。
もちろんビックカメラの担当者からの電話である。
電話をとりながら私がフロアで今電話をしてる店員を探したのは言うまでもない。
2011年7月6日(水)
地デジ迷子
3日くらい前から我が家のテレビの左隅に「地デジ終了まであとXX日」という大きな文字が現れた。
もちろんこれは我が家だけを狙ったサイバーテロではなく日本全国のアナログテレビに表示されているのだろうが幾ら何でもこれはやり過ぎではないか。
金がなくて未だ地デジ化ができていない貧乏人に対する嫌がらせとしか思えない。

そうでなくても一年近く画面の下側には地デジコールセンターの電話番号が表示され鬱陶しくてしょうがないのに今度は画面の9分の1を大きな文字で塞がれているのだ。
プロ野球を見てもちょうど打者の打率や今日の成績が表示エリアと被って見えないのである。
そのくせCMになると表示が消えるのが逆にムカついてくる。

大画面のテレビを見てる人はいいが私の部屋のテレビなんか14型なのでそうでなくても表示エリアが狭いのにこんなくだらない告知に左隅を占領されたらたまったもんじゃない。

我が家にはテレビが2台あって1台分の地デジチューナーは購入済みだがもう一台はギリギリまで待って値段が底を打った時に購入しようと思っていた。
アナログ放送が終了すれば高いチューナーはグレードアップという需要があるが一番安いタイプのチューナーは需要がなくなる。
だから終了間際になれば絶対に在庫を処分する為に叩き売りすると思っていたからだ。

しかし今のままだと週末の競馬観戦にも支障があるので意を決して昨日ビックカメラへ地デジチューナーを買いに行った。

売り場に着くと私の眼前に今までになかった光景が。
チューナーの売り場に人だかりができているのだ。
それまで何度も値段をチェックしに行ったがこんな光景は見たことがない。
確か数ヶ月前に政府が地デジチューナーの普及率は97%と言っていたが大嘘もいいとこである。
残りの3%がここ難波ビックカメラに集結してるのか。

人だかりの中、お目当ての5000円を切る一番安いチューナーを探すと今まであったチューナーが見つからない。
店員に聞くと「今あるので一番安いのはこの9000円台のです」と言うではないか。

これは全く予想してなかった展開だ。
地デジチューナーが売り切れるなんて事を全く想定していなかった。
しかしこんな事を政府は許していいのか。
例えばメーカー各社が手を組んで市場から一番安いタイプのチューナーを消してしまえば地デジを見るには9000円以上するチューナーを買わざるをえなくなる。
極端な話をすれば録画機能なんかいらんのに録画機能付きの20000円代のチューナーしか市場に出さないようにすればそれを買わざるをえないのである。
これは恐ろしいことである。
政府は大型店には最安値のチューナーの在庫を切らさないように指導するべきである。

こうして突如地デジ迷子となった私は明後日難波の街をチューナーを求めてさまようことになった。
2011年7月3日(日)
心配無用
昨日は夜勤明けからWINSに行き夕方まで過ごした為、家に帰るとさすがに疲れが。
6時頃に夕食をとり、ちょっと1時間程眠ろうと横になったのが悪かった。
目が覚めたら何と日付けが替わっていた。

昨日はHPの更新予定日だったのに見にきてもらった方には大変申し訳ない。
しかも今週は競馬の予想がボウズだったら罰ゲームとして青汁を飲むと宣言していた。
せめて青汁を飲むのを楽しみにどんな予想をしてるか見にきてくれた方に少しでも早く予想を公開しようと夜中の1時過ぎから予想を始めて何とか予想をUP。
その後、JRAのHPを見ると何と買い目に入れていた馬が出走取り消し。
又予想をし直してUPが完了したのが夜中の2時。

今までの私ならこんなことまでして予想したレースは絶対に当たらないのだがジンクスを覆して2レースとも的中。
せっかくの青汁を飲む機会を逸してしまい、このまま青汁を飲むことのない人生を送りたいものである。

人生当たる時には当たるもので職場の3人で組んで買っていたWIN5も的中した。
各人が5レース中、好きな3レースの勝ち馬を予想する。
そして誰も選ばなかったレースがあった場合は隊長が予想する。
こうすると3人の予想した馬が被らなくても最大でかかる費用は3の3乗で2700円。
予想が被れば費用はもっと安くなる。
今回は買い目が12点にになり一人の費用は400円。
もともと宝くじみたいな馬券なのだからこれくらいの費用で十分である。

今日は4つ目のレースがリディル鉄板で最初の3つが当たった時点で激アツ。
もちろんリディルも勝ち迎えた最終レース。
対象馬は隊長が選んだマイネルラクリマと私が選んだフレールジャック。
そしてレースはこの2頭が並んでゴールするという最高の結末に。

当たったはいいがこのWIN5というのはオッズがわからないので配当がいくらなのかわからない。
先週なんか配当が2億円でその内の25%を税金で納めないと脱税になるらしい。
馬券は私の携帯で買ってるので配当が振り込まれたら私が税金を納めないといけないではないか。
失業時代にやったことがある面倒くさいあの確定申告をしないといけないのか。
いや今回は人気サイドで収まってるので安いのは間違いない。
それなら税金なんて納めなくてもわからないのではないか。
的中者が何千人もいたら税務署だっていちいち調べないだろう。
こんな事を考えていると遂に配当の発表が。


配当19680円。
2011年6月29日(水)
罰ゲームを課す
最近、我が警備隊で青汁を飲むのが流行っている。
最初は健康診断でひっかかった50歳の隊員が飲み出したのだが、それに感化されて30歳の隊員まで飲み出して盛んに私にも勧めるのである。

青汁の味がグリーンティーの味なら私も勧められなくても飲むのだが私にとって青汁のイメージは健康飲料というよりも罰ゲーム飲料。
今でこそ飲みやすくなってるみたいだが青汁が出た当初はゲームに負けた人が罰で飲まされる飲料の定番であった。
だいたい”あおじる”という名前がどう考えても不味そうではないか。
若葉ジュースとかなら一度飲んでみようかと思うし、”あおしる”だったら味見くらいするかもしれない。

テレビCMでは出演者が異口同音に「おいしい!」と言ってるが正しくは「飲みやすい」であって砂糖かなんかで味付けしてるわけでもなく若葉100%で美味しいはずがない。
実際に我が隊で愛飲してる二人は別のメーカーの物を飲んでいるが、飲み終わった後に必ず「まずっ!」と言っている。
しかもボトルの底は味が濃いからと言って最後は飲まずに捨てているのである。

50歳の隊員は健康診断でひっかったので薬と思って飲んでいるが30歳の隊員の方は最近どうも飲むペースが落ちてきている。
袋にはまだ30杯分くらいの小袋が残っており「一つどうですか」と私に勧めてくるのだ。

青汁を飲む機会なんてなかなかないので私もタダでもらえるのなら一度飲んでみようかと最近思っているのだが、もし想像以上に不味かったら嫌なので今のところは断っている。

そこで最近外れまくっている競馬予想にカツを入れる為、今週の競馬予想「今週の24」でボウズだったら罰ゲームとして青汁を飲んでみようかと思う。
おそらく来週には皆様に嘘偽りのない青汁の味が報告できるかと思う。
2011年6月26日(日)
人の幸せについて
懲りずに一応ガッツポーズをしてから予想した今日の宝塚記念も惨敗。
なんかもう一年以上馬券が当たっていないような気がするが気のせいか。
もし5着馬を当てる馬券があったら間違いなくルーラーシップを一本釣りできていたのだが。

それにしてもこのルーラーシップというのは不思議な馬だ。
デビューから6勝してるが連勝が一度もない。
しかも3戦目以降は勝った後は5着か6着になるというパターンを繰り返している。
勝つ時は凄まじく強く、天皇賞馬のヒルノダムールやJC馬のローズキングダムを子供扱い。
しかし次のレースでは勝つどころか馬券にも絡まない。

前走はWINSで見ていて勝つ順番だったので単勝で大勝負しようかと思ったが2倍のオッズにサイフに残っていたパチンコ代の3000円を賭ける勇気が私にはなかった。
結果は大きく出遅れながらも予定通り勝った。

そして負ける順番だった今日は2番人気も何のその指定席の5着を死守した。
次のレースを勝つ確率は恐ろしく高く、国家予算を単勝に突っ込んでもいいとさえ私は思っている。
今度こそ私も全財産を賭ける時だと思うが落馬や骨折という要素が競馬にある限り貧乏人は金持ちが儲けるのを指を咥えて見てようと思う。

競馬のあと「帰ってきた時効警察」を見ていたが主人公がなかなかいい事を言っていた。
若返りがドラマのテーマだったが主人公は「若いより年をとった方が幸せでしょう」と言う。
年をとるとその年齢分の思い出や経験が自分の中に残るのだからメモリーが多い分若い人より年寄りの方が幸せだと言うのだ。

年中バクチばっかりやってる私でも人の幸せについて考えることがある。
今が幸せでも楽しい時間はすぐに過ぎてしまう。
旅行に行くのは楽しいが実は旅行の最中より行く前の日にあんな場所に行こうとかアレを食べようとか考えるのが楽しかったりする。

結局は人の幸せとはどれだけ楽しい事を妄想できるかと過去にどれだけ楽しい思い出があるかだと思う。
老人になって体が動かなくても楽しい思い出があればそれで生きていける。
実際、自分の昔話を話してる老人の顔は実に幸せそうである。

だから時効警察の主人公が言うことも一理あると思うのだ。
少なくとも子供よりは私には楽しい思い出がたくさんある。
ただ同年齢の人よりはツイテル思い出がちょっぴり少ないだけである。
2011年6月25日(土)
スランプ打開策実践編
今日は先日の日記で書いたガッツポーズ作戦を実践すべくこの暑さの中、24時間勤務明けにもかかわらず元気にWINSに出勤。

ちょうど阪神の第5レースが始まる前で急いで競馬新聞を買い込む。
いつもならすぐにレースの馬柱を見るところだが今日はその前にやることがある。
予想する前にガッツポーズをして集中力をつけてから予想を開始するのだ。

しかしいざガッツポーズをしようと思うとどうも周りが気になる。
誰も自分の事なんか気にしてないと思うものの、やはりまだレースも始まってないのにガッツポーズしてるところを見られたらと思うと恥ずかしいのだ。

そこで右の拳を新聞紙で隠してこっそりガッツポーズを作ってみた。
テレビでは「ヨッシャー!」と声を上げていたが流石に私にも羞恥心があるので心の中で「ヨッシャー!」と叫ぶことに。

まあ最初はこんなもんでいいかと新聞を広げて予想を開始。
いつもとあまり違いは感じないが恐らく結果が違うことに期待をして予想を続ける。
有力馬が6頭いるが私は3連複4頭BOXが基本なので熟考のうえ2頭を消去。

そしていよいよガッツポーズ作戦の記念すべき第1戦がスタート。
私が買った4頭はいいところを走っていたが最後の直線になると消した2頭が嫌がらせのように伸びてきてゴール。
私は思わず呟いてしまった。
「いつもといっしょやがな・・・」

やはり新聞で隠したのが悪かったのか。
そもそも他人の目を気にしてガッツポーズをしていたら本来の効果である集中力が削がれるではないか。

開き直った私はそこから最終レースまで他人の目を気にせず予想する前にガッツポーズを繰り返した。
そして最終レースまで私がレース中にガッツポーズをすることは一度もなかった。
2011年6月23日(木)
スランプ打開策
最近さっぱり競馬が当たらなくなって途方に暮れていたが昨晩見たテレビ番組にスランプ脱出の鍵を見つけた。

その番組はNHKの「すイエんサー」。
元AKB48の大島麻衣が出てるのが見始めたきっかけだが、日常のさりげないテーマを科学的に解明する番組。
この番組はカレーうどんの汁を飛ばさずに食べる方法とか取り上げるテーマが面白い。

昨日のテーマは”何故人はガッツポーズをするのか?”。
私は人生の中でガッツポーズをする機会が人一倍少ない方だと思うが、それでも稀に万馬券が当たった時には外れた人に見えないように気を使って体の下の方で小さくガッツポーズをする。
ポーズ自体は子供の頃から他人がやっているのを見て真似たのだと思うが実はこのガッツポーズは人間が驚いた時に自然に手を握ってしまうところから来ていて他人の真似をしているわけではないらしい。

実際に番組中では女子をお化け屋敷に連れていき驚いた時に手を握る様子が映し出されていた。
つまりガッツポーズは点が入った事や予想できたとしても実際に自分の想いが実現した事への驚きで自然と握り拳を作ってしまうということだ。
マラソンのゴールの時には両手を上げてるが手を握らないのはゴールするのがわかってるのでそこに驚きがないからだろう。

そして注目すべきはこのガッツポーズは実は何かを成し遂げた後ではなく成し遂げる前にやると効果があるということ。

番組中では女子3人に剣玉をさせる。
3人とも全く玉が皿に乗らない。
しかしやる前に「ヨッシャー」とガッツポーズをして試すと驚くことに3人とも成功したのである。

これはガッツポーズをすることで気分が高揚し集中力が増す為だという。
これはいい事を聞いた。
早速仕事明けの土曜日にWINSで実戦してみようと思う。
競馬新聞を開いて予想をする前にガッツポーズをしてから予想をするのである。
周りのおっさんから「こいつ、レースもまだ始まってへんのに何ガッツポーズしとんねん?」と変人扱いされること必至である。
ちなみにガッツポーズ作戦の結果は土曜日の日記で報告したいと思う。
2011年6月20日(月)
梅雨の警備室の風景
ここ数年、春と秋の穏やかな気候の期間が年々短くなってるとこの日記で何度も書いてきたが何故か梅雨だけはしっかり居残っている。
今や日本は暑いか寒いかジメジメしてるかという最低な気候の国になってしまった。

そうは言ってもオフィスビルに勤める人は梅雨の鬱陶しさを感じるのは通勤時だけだが私のように外で働く者は梅雨の鬱陶しさはハンパでない。

警備員というのは基本、傘をさしての巡回というのは許されない。
個人的には何であかんのか?と思うのだが傘を手に持ってると外見上お出かけに見えて巡回に見えないからなのだろう。
だから雨の巡回時はカッパを着ないといけない。
このカッパがこの時期蒸れて暑いのだ。
実際、汗で濡れるより雨で濡れる方がマシだと少々の雨ならカッパを着ずに巡回することがある。

しかしバイク巡回ともなると少量の雨でもカッパなしだとビショ濡れになる。
更に雨が激しいとシールドにワイパーが付いてないので前が見えなくなり仕方なくシールドを上げると雨が顔面を叩きつけもはや仕事ではなく罰ゲームである。

長靴も履くが警備員初心者は雨の日にしか履かない長靴に金をかけるのがもったいないとホームセンターで一番安いのを購入する。
私も最初はそうしてたがこれが後にエライ目にあうことになる。
一般の人は長靴を履いても歩くのは駅までか近所まで。
しかし私達は長靴を履いて一日歩き回るので安モンの長靴だと底の側面にヒビが入り水が入って来るのだ。
長靴に水が侵入してくるなんて夢にも思ってないからこれにはかなり精神的ショックを受ける。
だから私は2足目はメーカーのアサヒの長靴を購入した。

私は明けだったが一昨日の雨は凄まじく当日勤務の隊長と新人はエライ目にあったらしい。
安物の長靴を買っていた新人は案の定、浸水し巡回の度にストーブで靴下を乾かす始末。
しかし浸水は長靴だけでは収まらない。

一般の人は長靴と同様にカッパが浸水するなんてありえないと思うだろうがカッパも普通に浸水する。
しかもその浸水経路は意外な場所。
バイク巡回する時に座ってるシートに水が流れ込み水溜まりの上に座ってるようになる。
そして通常そんな場面を想定して作っていないカッパはお尻の部分の縫合が甘く、そこから水が浸水してくるのだ。

昨日新人に聞いた話だが、新人が浸水した長靴をひきずって警備室に帰ってきてドアを開けると衝撃的な光景が目に飛び込んできたそうだ。
新人の前にバイク巡回に行った隊長がズボンを下ろしストーブにお尻を突き出してパンツを乾かしていたのである。
2011年6月17日(金)
新馬戦に集う豪華メンバー
早いもので今年も新馬戦が始まる季節となり先日私が参加してるPOGのドラフト会議があった。
ラッキーな事に1位、2位で指名した馬が競合なしで獲れた。
ここ1ヶ月ほど馬券を外しまくってツキを溜めてきた甲斐があったってものだ。

ちなみに私の今年の1位指名は藤原英厩舎のメテオライト。
父がアグネスタキオンで母はアメリカの重賞8勝馬。
巷ではタキオンの仔は脚元が弱くてすぐに骨折する為、ポキオンとからかわれている。
しかしダイワスカーレットちゃんにお世話になった私は残り少ないタキオンの仔を指名せずにはおられなかった。
ポキオンタイマーが作動するのが早いかダービーを獲るのが早いか勝負である。
ちなみに昨年1位で指名したレーヴディソールちゃんは桜花賞の前にポキオンタイマーが作動してしまった。

そして2位に指名したのは橋口厩舎のローゼンケーニッヒ。
父はシンボリクリスエスで母がローズバド。
ローズキングダムの弟で兄が薔薇王国なら弟は薔薇の王。
昨年大いに期待を裏切った父が心配だがこの仔はお母さん似であると信じて疑わない。

無事に獲れた2頭だが私にはどうもひっかかることがある。
2頭の名前がダービーを獲るような馬の名前に見えないことだ。
メテオライトは何か土曜日の準オープンで走ってそうな名前だしローゼンケーニッヒはどう考えても言い難い。
同じローゼン馬名でもローゼンクロイツなんかはいい名前だと思うのだが。

でも今年のダービー馬のオルフェーブルも変な名前だし、ずっと昔はマチカネフクキタルなんて名前の馬は絶対菊花賞なんか獲れないと思っていた。
名前が気に入らない私の指名馬だってもしかするともしかするかもだ。

そんな事を考えながら新聞で今週から始まる新馬戦の出走馬を見てると凄いメンバーが集まる新馬戦を見つけた。
それは日曜日の函館の5R。
何か間延びするコスモメガトロンを筆頭にデルマビシャモン、パチャママ、ヴァップと意味不明な馬のオンパレード。
そして最後を締めるのは大人気馬ネコパンチの後継馬となりうるネコヤッタネ!
ちなみにこの馬名は名馬ゼニヤッタにあやかって付けたらしい。
2011年6月16日(木)
理想の職場
前の会社の同期に紹介された”時効警察”というドラマが最近お気に入りだ。
以前に深夜にオンエアされていた番組で見ていた人も多いと思うが簡単にどんなドラマか説明しておこうと思う。
そんな部署が実在するのかどうか知らないが時効管理課という部署に勤めるオダギリ・ジョー演じる霧山が趣味で時効になった事件の犯人を探すという一話完結のドラマ。

これだけだと一見本格推理ドラマのように思われるがこのドラマの醍醐味は事件の解決ではなく小ネタ満載の登場人物のかけあい。
ハッキリ言って事件の真相がどうかなんてどうでもいい。
実際に毎回ゲスト出演者が犯人で番組が始まった時点で犯人はわかっているのだから。

だからこのドラマは見る方が本筋よりも登場人物の会話に気をとられ、ある意味最初から最後まで気が抜けない。
特にオダギリと主人公に恋する交通管理課の三日月を演じる麻生久美子とのやりとりが絶妙。
トリックの上田と山田コンビには劣るものの霧山と三日月のコンビは秀逸である。
私はこのドラマを見るまでは麻生久美子という女優は美人だけど気がきつそうでタイプではなかったが今回の演技ですっかりファンになってしまった。

そしてこのドラマを見た人は必ずある思いにかられると思う。
自分もあんな部署で働きたいと。

人それぞれ憧れの職業というのはあると思う。
医者、弁護士、プロ野球選手、サッカー選手等々。
しかし私の場合は憧れの職業というよりは憧れの職場だ。

上司がピリピリしていなくて職場全体にゆるい感じが漂っている職場。
仕事が休みの日でも家にいて退屈な時に出勤したくなるような職場。
このドラマに出てくる時効管理課はまさにそんな憧れの職場である。
2011年6月14日(火)
人として
昨日、新しい机を入れる為に警備室の掃除をしていると空の蚊取り線香の缶が出てきた。
すると後輩がその缶を欲しいと言う。
何に使うのかと聞くと車の中で蚊取り線香を焚く時の入れ物に使うそうだ。

私は車を持ってないので知らないが今まで他人の車に乗せてもらった時に中で蚊取り線香を焚いてる人を見たことがない。

「車の中で蚊取り線香なんか焚くの?」と聞いてみると。
「車の窓を開けて寝る時にいっぱい蚊が入って来るんですよ」と言う。

確かに営業マンが車の中で爆睡してるのを見たことはあるが大体窓は閉まってると思うのだが。

その後輩に詳しく聞いてみると趣味の釣りに行く時にホテル代を節約するのに車中泊するらしく、夏は窓を開けないと暑くて寝れないらしい。

それを聞いても私は疑問に思い「窓を開けて蚊取り線香焚いてたらあんまり効き目ないんちゃうん?」と聞いてみると
後輩に「窓なんか閉めて蚊取り線香焚いたら死んでしまいますよ」と言われた。

よく車中で練炭を焚いて自殺する人がいるが蚊取り線香でも窓を閉め切って一晩中焚いてたら一酸化炭素中毒で死ぬらしい。

すると今度は後輩が私にこう聞いてきた。
「よく考えたら何でみんなわざわざ練炭使って自殺するんですかね。蚊取り線香やったら簡単に手に入りますのにね。
やっぱり蚊取り線香は煙たいから嫌なんですかね」

私はその質問に対して上司らしく冷静に答えてあげた。
「せめて死ぬ時くらい人間らしく死にたいやないか」
2011年6月12日(日)
節電に思う
関西電力からこの夏の15%節電要請を受けて警備室の空調が切られるのではないかと戦々恐々としている今日このごろだが警備室というのは外の音が聞こえるように昼間はドアが開けっ放し。
だから他の部屋よりも冷房が効きにくく夏はウチワが手放せない。
それでも冷房が入ってるのと入ってないのでは室内の温度が全然違う。
橋本知事ではないが根拠のない関西電力の要請は受け入れられない気分である。

私がよく行く難波の100円ショップでは2ヶ月くらい前から節電だと言って店内の照明を暗くした。
その頃は関西では節電の必要はなく、こんなの節電にかこつけた店の経費節減ではないかと今でも思っている。

店内の照明も客へのサービスの一つである。
実際、薄暗い中エスカレーターで下の階へ下がっていくとテンションがメチャ下がる。
買い物なんてものは本来気分が高揚しないといけない場所ではないか。
節電に御協力をとか言って客に我慢させて自分とこの経費を押さえて利益を出すなんて言語道断である。
困った困ったとかいいながら今回の節電を喜んでる企業の経営者はいっぱいいるに違いない。

そうでない一般市民の私は節電になると何一ついいことがないわけだが一番困るのが通勤電車。
朝から蒸し蒸しした満員電車に揺られるのかと思うとゾッとする。
そうでなくても人混みが嫌いな私はラッシュを避けて早朝出勤してるのに節電になれば絶対に早く出勤する人が増え混雑が増すに違いない。

これは私の案なのだが朝の通勤ラッシュ時の電車は冷房の温度は下げずにその分車内の照明をウンと暗くするというのはどうだろうか。
先程、私は店内が暗いとテンションが下がると書いたがその点は問題ない。
どうせ朝から仕事に向かう大半の人は元からテンションが下がっているのだから。
2011年6月10日(金)
私のお気には篠田麻理子
昨日、我が警備隊に巡察に来た本社の営業部長が私の顔を見るなりこう言った。
「○○君てNMB48とか好きそうやな〜」
本社の営業部長がいきなり私に話しかけてくる会話がこれか。

ていうか何で私がアイドル好きで難波繋がりでNMB48を応援してることを知っているのだ。
しかも普通はこんな質問をするならNMB48ではなくAKB48だろ。
(この部長ひょっとして私が毎週ドッキング48を見てることも知っているのか?)
こんなアホな想像を巡らせていると部長はこう切り出した。

「実は今度NMB48のイベントの警備があるんやけど24時間明けで行かへんか?」
何のことはないさっきの質問は特別警備の要員が足らないので私に応援を要請する為の前フリだったのだ。

それはそうだろう。
私が20代の若者ならまだしも、どう見てもAKB48ではなくオニャン子世代だ。
警備服を着て部長と接してるのでそれなりに表情も引き締めてるつもりだし、会っていきなり 「○○君てNMB48とか好きそうやな〜」なんて言われるはずがないのだ。

「いやーNMB48は知ってるんですけど遠慮しときます」とやんわりとお断りすることにした。
NMB48の身辺警備ならまだしも恐らく会場の人の整理でまず近くでNMB48を見れることはない。
歌声くらいは聞こえるだろうが24時間明けの疲れた身体をひきずってまでやる仕事ではないだろう。
まあAKB48だったら話は別だが。

そう言えば昨日AKB48の総選挙が行われ”歩く月刊明星”の私は当然、ニュースを映像も含めてチェックした。
順位は大体予想通りだったがニュース中にレポーターがファンに「貴方の推しメンは?」と聞いていたのが違和感があった。
どうやらAKB48のファンの間では自分のイチ推しのメンバーの事を推しメンと言うらしい。
オニャン子世代の私はどうしても”お気に”の方がシックリ行くのだが。
2011年6月7日(火)
我輩の辞書に引き分けの文字はない
永遠の恋人と言えば一般的には吉永小百合だが私の永遠の恋人は夏目雅子。
彼女の訃報を知ったのは大学のソフトボールクラブの練習開始時だったが、ショックでノックのボールが手につかなかったのを(いつもだ!)今でも覚えている。

そんな私の永遠の恋人を妻にできた羨ましい男性が作家の伊集院静だが昨晩テレビでこの伊集院静の密着ドキュメントをやっていた。
なかなか魅力的な人物でこの男だったら夏目雅子を取られてもしょうがないかとさえ思えた。

伊集院静のギャンブル好きは有名で番組の中では競輪が特にお気に入りのようだった。
私が思うにギャンブルは数あれど競輪が好きな人というのは本当にバクチが好きなんだなと思う。

人が操ってるとはいえ競馬は馬が走るのであって、競艇はボートが走る。
しかし競輪は人が自分の足で漕いで走る。この違いは大きい。
例えば自分の友人と自転車で競争するとしよう。
友人の方が私より脚力があれば10回やったら10回とも友人が勝つと思う。
つまり私には競輪で万車券が出る理由が到底理解できずそんなレースは八百長としか思えないのだ。
だからそんなものに大事なお金を賭ける人はよっぽどバクチが好きだと思うのである。

番組の中で伊集院静は武豊を引き連れて競輪をした話をしていたが2000万円勝って祇園に繰り出したらしい。
ほんとこの男、バクチ打ちとしても私にとっては羨ましいばかりだ。

しかし私にはこの伊集院静よりずっとバクチ打ちとして尊敬する人物がいる。
その人はバクチでいうところのトントン(結果的に勝ち負けがなくなること)を嫌う。
だからパチンコを打つ時でも絶対にトントンでは帰らない。

「せっかく負けを取り返したんやからもう帰りましょう」と私が言うとその人はこう言った。
「俺はここへ勝負をしに来てるんや。トントンで帰るくらいやったら100円でも負けて帰った方がマシや」
なかなかの男前である。
2011年6月4日(土)
単なる肥満
誕生日にケーキや寿司を食べ過ぎたせいで一昨日体重計に乗ると恐ろしいことに体重が2日で2Kgも増えていた。
これはマズイと昨日から昼食のパンを3個から2個に減らし早速ダイエットを開始。

そして昨晩仮眠で寝巻きに着替る時に少しは痩せたかなと体を見るとお腹が異様なほどプックリ膨らんでいるではないか。
BOSSのケンコバではないが想像妊娠したのかと思う程お腹が出てるのである。

確か一昨日体重計に乗った時はこんなにお腹が出てなかったはずだ。
ということはあれから更に体重が増えているのか。
食べる量を減らしているのに太るとはどういうことなのか。
馬券が当たらないことから来るストレス太りか。

プックリと膨らんだお腹を見つめるうちに私は久しぶりにある衝動に襲われた。
私が今の仕事に就く前の数年前は今より10Kg太っていた。
その頃に食後に膨らんだお腹を使ってやっていたことだ。

「久しぶりにやってみるか。」
そう思った私は手のひらでお腹を叩いて見た。
やはりポンポンといい音が鳴るではないか。
しばらく面白がって腹鼓に興じていたが貴重な仮眠の時間をこんなアホなことに使っている場合ではない。

我に返った私は早速寝ることにしたが、以前にコードブルーという緊急医療のドラマを見ていたせいでお腹の膨れがひょっとしたら病気ではないかと思い始めた。
コードブルーというドラマでは一見問題のないような外見の症状が実は内部では大変な事態になってるという症例が幾つも紹介されていた。
このお腹の膨れも実は腹部で出血が起こってるのではないのだろうか。

この後もどんどんお腹が膨れていったらどうしよう。
今のうちに救急車を呼んだ方がいいのではないか。
手遅れになったら私もコードブルーみたいにドクターヘリで運ばれて開腹手術をされてしまうのだろうか。
最悪そうなった場合はたぶん助からないんだろうな。
どうせ助からないんならオペはコードブルーの戸田恵梨香ちゃんみたいな子にして欲しいな。

こんなアホな事を考えてるうちにいつの間にか寝てしまい起床時間を迎えた。
起きてすぐにお腹を見ると若干膨らみが減ったような気がする。
助かった!
警備服に着替えて職場に向かう私の頭の中で、いつまでもコードブルーのテーマ曲が流れていた。
2011年6月2日(木)
ストロー袋撃破
今日はさすがに内閣不信任案の動向が気になったが昨夜の情勢から一転して圧倒的多数で否決された。
正直なところ今の総理にというよりは政治家全般に不信感を持っておりこんな時期に政治の空白期間を作ることだけは避けるべきだと思っていたので今日の決定には納得している。

それにしても腹が立つのは小沢氏だ。
あれだけかき回しておいて自分自身は欠席するとはどういうことか。
与党に反対する為に野党が国会を欠席する場面があるが私的には言語道断である。
政治家である前に国会議員なのだから仕事場を放棄したらいかんだろう。
普通の会社で自分の主張が通らないからと会議を欠席するなんてありえない話だ。

管総理が辞任するのは決定的だが小沢氏にだけは総理になって欲しくない。
大阪の橋本知事が言ってたが日本の総理は国民投票で選ぶべきだという意見に私は大賛成である。

政治の話はこれくらいにしておいて恥ずかしながらこの歳になって昨日初めて出来るようになったことがある。
コンビニに売ってるストロー付飲料のストローを簡単に出せるようになったのだ。

私はあの山型のグリコのカフェオレが大好きでよく買うのだがストローを袋から出すのに四苦八苦していた。
カフェオレだけでなくコンビニで売ってる紙容器の飲料に付いてるストローがどれも上手く開けられずに気がつくとストローの先の部分が曲がって、いざカップに突き刺す時にフニャとなる時さえあるのだ。

ところが最近、友人と一緒にカフェオレを飲む機会があり私がストロー袋を開けるのに苦労していると「それ外さんと付けたまま上から押すねん」と言って私の目の前で実演してくれた。

私はいつもカップからまずストロー袋を外して、ストロー袋を手に持って中のストローを出していたがこの時点で間違っていたのだ。

ストロー袋をカップから外さず、そのまま袋の上からストロー上部を友人が下に押し下げると簡単に下からストローが出てきたのである。
目から鱗とはこの事か。

そして昨日の誕生日、ケーキとカフェオレを買った私はドキドキしながらストロー袋の上から押してみると何の抵抗もなくストローが下から出てきた。
人生で初めて正しいストローの開け方を会得した瞬間である。
長い人生を生きてきたつもりだが人生まだまだ勉強である。
2011年6月1日(水)
御褒美日
昨日はウン十ウン歳の誕生日。
毎年誕生日は仕事明けにして難波のビジネスホテルに泊まるようにしている。
貧乏ながらも大病もせず世間様に迷惑もかけず一年暮らしてきた自分への御褒美にこの日だけは贅沢することにしてるのだ。

昼御飯もいつも行く100円回転寿司ではなく120円回転寿司に行った。
やはり20円違うと寿司ネタの味が違う。
100円の店には置いてない大好きなバッテラも食べれて大満足。

腹ごしらえの後は豪華に昼キャバで豪遊。
最近”ラブ嬢”というキャバクラをイメージしたパチンコの新台が出たのだ。
新台なのでさすがに1円パチンコのシマにはないがラッキーな事に2円パチンコのシマで1台”ラブ嬢”が空いてるのを発見。

この台は最初に女の子を指名するのだがタイプの子がおらず気がつけば1分くらいジョグダイヤルをクルクル回していた。
さすがに隣りの人の視線が気になりおとなしそうな黒髪の子を指名。

早速打ち出すと新台の2円パチンコだけあって回りが悪い。
ライトタイプで大当たり確率が150分の1くらいなのに全く当たる気配なし。
気がつけば7000円がなくなっていた。
機種が機種だけに「こんなんに7000円も使うのなら本当の昼キャバに行ったらよかった」と思い始めた頃にようやく当たりを引いた。

そこからはアフターデートボーナスで愛の告白に成功しまくりビジネスホテル代を浮かして意気揚々と店を出た。

その後、友達と遊んで夕食を買ってホテルにチェックイン。
誕生日をこのまま楽しく終わらす為に私がすべきことはただ一つ。
調子に乗って食後に又打ちに行かないことである。
その為にビールも買っておいた。
私は酒に弱いのでカンビール一本で顔が真っ赤になり恥ずかしくて外に出れないからだ。

ビールを飲みながらテレビを見ようとすると部屋のテレビが地デジに変わっていた。
さすがにこの時期、テレビがアナログだと客からクレームが来るのだろう。
しかし地デジのチャンネルが変わった時に一瞬上部に表示される文字は何とかならないのだろうか。
何か「地デジですよー」「文字情報ですよー」と言ってるみたいで目障りでしょうがない。
NHKが1チャンネルなのもどうも馴染めないし、もしアナログテレビと地デジテレビのどちらか好きな方を選べるなら自分はアナログを選ぶような気がする。

まあそんなこんなで無事に誕生日を過ごして日が替わった今日、もちろん”ラブ嬢”を打ちに行き、しっかり昨日指名した子に貢いでしまった。
今日から又いつもと変わらない一年の始まりである。
2011年5月29日(日)
今年のダービーを見て想う
今日は競馬の祭典日本ダービー。
一応馬券師日記なので今日はダービーについて書きたい。

私の本命はユニバーサルバンク。
血統から道悪は歓迎でじりじりと伸びるタイプなので直線の長い東京は向いている。
大外枠は不利で気にはなっていたが枠順が決まる前から本命を決めていたので初志貫徹した。

HPに載せる予想は12時頃に書いているがその時点では馬体重がまだ発表されていない。
これも非常に気になるのだが東京に着いてからモリモリ草を食べていたそうなので大丈夫だろうと思っていた。
そして2時頃に発表された馬体重を見て唖然とした。
まさかのマイナス10kg。
何でよりによって私の本命馬が18頭中一番体重が減っているのだ。
私は思わず「ツカン!」と呟いた。
マイナス10kgで道悪のタフな2400Mはさすがにマズイだろう。

一方皐月賞馬のオルフェーヴルは道悪で切れ味が削がれると思っていた。
元々嫌いな馬なのでその走る姿をマジマジと見た事がなかったのだが今日返し馬を見るとピッチ走法で水の浮いた馬場をスイスイと走って行く感じ。

思い返せば皐月賞も良発表ながら水が残る馬場だった。
実はこの馬は道悪巧者であるということを返し馬を見て初めて気づいた。
この時点で私の予想は外れていたようなもので案の定直線でユニバーサルバンクちゃんはバテテしまい逆にオルフェーブルはスイスイとゴールを駆け抜けて行った。

これでオルフェーブルは三冠に王手となったわけだが、どうも私はこの馬が三冠馬に相応しい馬とは今でも思えない。
それは同世代の馬が弱いというか世代のレベルが低いからだろう。

そしてその原因はディープインパクトにある。
どこかの掲示板にこんな事が書いてあった。
エアグルーヴにキンカメをつけたらルーラーシップでディープをつけたらグルヴェイグ。
ビワハイジにスペをつけたらブエナビスタでディープをつけたらトーセンレーブ。
そして今年のダービーの上位8着までがディープ以外の仔だ。

種牡馬としてはディープがキンカメやタキオンやステイゴールド、フジキセキより劣るのは今年の成績を見る限り間違いなさそうである。
昨日のルーラーシップのレースを見て今年もエアグルーヴにキンカメをつけた仔がダービーに出ていたらと思わずにはいられない。

ここ数年、高齢馬が次々と重賞を勝つというように古馬陣のレベルがずっと低く、競馬ファンとしては不満が溜まっていた。
そしてやっと昨年、稀に見る豊作の現4歳世代が現れてレース前にワクワクする感覚が数年ぶりに蘇った。
それだけに今年の3歳馬がディープの初仔の世代であるのが私的に残念でならないのである。
2011年5月26日(木)
心優しい少年
ついさっきまでロッテVS阪神戦をテレビで見ていた。
サンテレビ様のおかげでロッテの試合がテレビで見れるという貴重な試合だったが試合中に今世紀中にもう一度見れるかどうかわからないという珍プレーをこの目にすることができた。

場面はロッテの攻撃中で一死二塁の場面。
清田が大きなライトフライを打ち上げて二塁ランナーの今江がタッチアップで三塁に走った。
ここまでは何の変哲もないプレーだがこの時ライトではありえない光景が繰り広げられていた。

フライを捕ったマートンがアウトカウントを間違えってチェンジだと思いボールを観客席に投げ入れたのである。
三塁へ走っていた今江はテイク・ワン・ベースでホームまでの生還が許されることになり貴重なダメ押し点がロッテに入ったのだ。

フライを捕ったマートンがすぐに中継にボールを返さず小走りに戻ってきたのを見て人一倍カンのいい私はひょっとしてアウトカウント間違えよったなと気づいたが、まさかボールを観客席に入れるとは思わなかった。

今までにフライをヘディングした中日の宇野、ボールの入ってないグラブでタッチをする阪神の今岡、転がって行くボールにグラブを投げつけたロッテのオーチスと数々の珍プレーを見てきた私も今日のプレーにはビックリである。

観客にボールをプレゼントしようとしたマートンの心優しさがアダになったプレーであるが、私も少年時代にその心優しさからトンデモないプレーをしたことがある。
それは私が初めて草野球の試合に参加した小学生低学年の時の事。

まだ野球のルールも覚えてない私はもちろん試合に出ずにベンチで試合を見ていた。
味方は攻撃中で内野ゴロを相手チームがファーストに大暴投。
そしてちょうどベンチに座っていた私の前に転がってきたボールを心優しい少年は相手チームの選手に「はい」と言って手渡したのだった。
2011年5月23日(月)
切られ損
斉藤祐樹は”持ってる”男らしく何かいい事があると「やっぱり持ってるなと思います」とコメントするのを私はいつも苦々しく見ていた。
私にとって”持ってる”とか”持ってない”とかは人生にとってそれほど重要な事ではない。
”ツイテル”か”ツイテナイ”かが人生にとって重要なのだ。

そして先日、免許の更新の為に難波へ証明写真を撮りに行った時、自分がツイテナイ男であることをつくづく実感した。

それは私が知ってる証明写真機の場所に向かって歩いていた時の事だ。
行く途中に見た事がない新しい証明写真機を見つけた。
最新のデジタル式で何回も撮り直しができるみたいだ。
でも何か使い方がややこしそうだったので私は慣れた写真機にしようと思って最初の目的地に向かった。

目的地に到着するとさっきの新しい写真機と比べて目の前の写真機の古さがどうにも気になりだした。
そして700円という高額な値段。
やっぱり700円も出すのなら最新の機種の方がいいかと心変わりして又さっきの写真機の場所まで戻る事にした。

そして5分ほど歩いてさっきの場所に戻ると目の前にありえない光景が。
一人のおっちゃんが写真機を開けてメンテナンスしてるのである。
自販機のメンテナンスは目にすることは多々あれど写真機のメンテナンスに遭遇するなんて初めてである。
しかも5年に1回の免許証用の写真を撮る時に遭遇するとはどんだけツイテナイのだ。
こんなことならさっき素直に撮っておけばよかった。


さすがに又5分かけて今来た道を戻る気にはなれずメンテナンスが終わるのを大スポを見ながら待ってたら予想以上に時間がかかって待つこと5分。
(これやったら戻って写真撮れてたな)とか思いながら最新の機種で撮影した。
すると光度が足りないのか顔の真ん中が日焼けしたようにドス黒くなっている。
文句を言おうとメンテナンスしていたおっちゃんの姿を探すも見つからず。

700円もしたのでメチャ悩んだが流石にこの写真を免許証には使えんと結局また古い写真機まで行って撮りなおすことに。
今度は普通に撮れたが免許の写真にかかった費用が1400円。
ありえない話だ。

家に帰ってからさすがに納得がいかず日焼け写真に記載された会社に電話して
700円を返してもらうことになった。
電話で写真の写りの酷さを説明するとガラスが汚れてたのではないかとのこと。
恐らくメンテナンスの時に逆に汚れがついたに違いない。

ホンマにツイテナイなあと思いながら大好きな暴れん坊将軍を見ていると後半の見せ場である殺陣のシーンになった。
普通の人が見るとこのシーンは松平健の殺陣はいつ見ても上手いなあとなるのだが私の視点はそうではない。

松平健に斬られる人は峰打ちなのに夏樹陽子に斬られる人はマジ斬りされて死んでしまう。
この人らツイテナイなあと思うのである。
2011年5月20日(金)
劇場と名将
今年もセパ交流戦が始まったが我が千葉ロッテは最悪の状態。
開幕スタメンから4人が故障等で2軍落ち。
先発も渡辺俊介の老化が激しく成瀬と唐川しか勝ち星が計算できない状態。

その成瀬で必勝を期した今日の横浜戦で完封負けする始末。
それも試合展開が最悪。
三つの四死球で得た一死満塁のチャンスに不振の福浦がワンストライクスリーボールから打ちに行って内野ゴロ併殺。

次の回の横浜の攻撃、味方の拙攻にムカついた成瀬が案の定先頭のスレッジを塁に出す。
迎えるバッターは四番村田。
横浜ファンには申し訳ないがこの村田とハーパーにホームランさえ打たれなければ横浜に負ける気がしない。
しかしマウンドに立つのはロッテのいや日本のホームラン配球王成瀬。
頼むからホームランだけは避けてくれと願ってたら案の定ホームラン。
この時点で応援する気が完全に萎えてしまい他球場の様子を見ることに。

すると西武VS中日戦でもの凄い事が起こっていた。
5対0で迎えた中日最後の攻撃で西武劇場が開幕していたのだ。

昔の抑え投手は完璧で出てきたらまず三者凡退で片付けていた。
横浜の佐々木や全盛期の球児がいい例だ。
しかし最近の抑え投手は三人でピシャッと抑える事が少ない。
最終的には抑えてもランナーを出すので見ていてヒヤヒヤする。

いつから言い始めたのか知らないがこの”劇場”という言葉は押さえの投手陣が打ち込まれドキドキハラハラさせられる様子を皮肉ってる言葉だが昨年我がロッテは幕張劇場を毎回上演してきた。
(ちなみに主役は今阪神でも主役を張ってる小林宏)

今日の西武劇場も凄かった。
四球とヒットを絡めて中日が5点差をひっくり返したのだ。
応援コメントでは西武ファンが劇場騒ぎで大変。
3点差に縮まった時点で既に逆転負けを覚悟し、逆転されても又か!やっぱりかという感じ。

それより驚いたのは逆転した中日ファンのコメント。
「いやいや安心できないウチも岩瀬劇場が待ってるからな」

時代は変わったものだ。
あの岩瀬もとうとう劇場を開演するまで落ちぶれたとは。

しかし中日の監督はしたたかな名将落合。
5点差をひっくり返したこんな試合絶対に落とせない。
その裏マウンドに上がったのは岩瀬ではなく浅尾だった。
2011年5月19日(木)
私がキレルまでの風景
最近WINSに行った日の昼食に利用してる定食屋がある。
値段が600円代でボリュームがあるので利用してるのだが料理が出てくるまでに多少時間がかかるのが難点。
それが原因で滅多な事ではキレナイ私がキレル出来事があった。

先日、私がその店に入った時にすぐ側に見るからにガラの悪そうなおっさんが座っていた。
午前のレースでシコタマ負けたのか見るからにイライラしてるのだ。

私は基本的に機嫌の悪い人は苦手でそれをあからさまに他人にもわかるように態度に出してる人はもっと苦手だ。
あまりかかわり合いにならないようにオッサンの方を見ないようにして店員にお好み定食を頼む。

するとオッサンは店員を呼びつけて「瓶ビールまだこーへんねんけど!」と怒り出した。
どうやら頼んだ瓶ビールがなかなか来ないのに腹を立ててたようだ。

オッサンの味方をするわけではないが料理が遅いのはまだしもビールくらい注文をとったその足で持って行ったれよと思うのだが。
店員はすぐにビールを持って来たのでこれで暫くはオッサンも機嫌を直すことだろう。

それにしても注文してからもう10分もたつのに私が頼んだ料理が出てこない。
メニューにから揚げが入ってたのが時間がかかる原因だと推測できるが、値段と店の雰囲気からハッキリ言ってこの店にそれほど質は求めていない。
安くて早くて量が多ければ満足で私的にはから揚げもレンジでチンしてくれてもいいのだが。

それより気になるのは私より早く注文してるはずの機嫌の悪いオッサンの料理がまだ出て来ないこと。
瓶ビールもそろそろなくなりそうで又怒り出さないか心配だ。

それから待つ事数分、店員が両手にお好み定食を持ってやってきた。
そして一つを私の前に置いてもう一つをあのオッサンの方に持って行った。
その瞬間私はイヤな感じがした。

客というのは結構、自分より先に居た客や自分より後に来た客をチェックしてるもので特に自分の方が先に頼んだ料理を後から注文した客に先に出すとムカツクものだ。
そして案の定オッサンが店員にかみついた。

「おい!ワシの方が先に注文しとんのに何でコイツの方が先やねん!」

「コイツて言うなコイツて!」
2011年5月16日(月)
白熱のゴール前
さっきまで掲示板でマナさんに教えてもらったジャパンワールドカップというサイトで遊んでいた。
http://www.jra-jwc.jp/
何年か前に流行ったスキージャンプの競馬版と思われるがJRAがやってるとは思えない実に面白いサイトだ。

出走馬?がメチャクチャでハリボテで作った馬やらシマウマや象やキリン、パンダ、今流行りのUMAまでが出走する。
日本の馬はギンシャリボーイで何故か按上は松岡。
しかも二本脚で欽ちゃん走りだ。

騎手の乗り方も多彩でスキージャンプ同様二人乗りのリムジン仕様のアメリカ馬がいれば、M字開脚しながら乗る女性騎手、チョッパーハンドルでバイクに乗ってるとしか思えないのもいる。
ちなみに日本の松岡は馬が二本脚で走る為、馬の頭に立ったまま騎乗してる。

賭けることもできて得点上位者には賞品がもらえる。
参考の為に過去のレースを見たところハリボテでできた馬は毎回最初のコーナーを曲がりきれずに落馬してハリボテが解体する。
このハリボテだけには賭けてはならないと思っていたら今開催中の第3回にはメカハリボテも出走してきた。
こいつはメカだから来るかもと思ったらやはり最初のコーナーでハリボテと2頭並んで解体。

やっぱり買えんと次のレースで買い目から外したら何と最初のコーナーでハリボテの中から人が出てきて手で支えてコーナーを曲がり2頭でワンツーフィニッシュ。
超特大万馬券となったが穴馬券師であればこの2頭を追い続けるべきだったと後悔しきり。

このレースの醍醐味は何といってもゴール前。
ゴール直前でリムジンの馬体がニューっと伸びたり、キリンの首が伸びたり、UMAが他の馬に乗って追い込んで来たりと全く目が離せない。
金も賭けずにこんなに興奮できるのは北海道でやったアヒルレース以来である。

何回かレースに参加した後に遥か昔に同じような興奮を覚えた事があったのを思い出した。
そうレースアニメの最高傑作”チキチキマシン猛レース”である。
2011年5月13日(金)
後輩をからかう
昨日の警備会社から6億円が盗まれたニュースを最初知った時は「警備会社てそんな儲かってんのか!」とビックリしたが何のことはない。
翌日に郵便局に配送するお金を一時保管していただけだった。
冷静に考えたら警備会社がそんなに儲かるはずがない。
しかし普段からあまりの給料の安さに会社にボッタクられてるのではという被害妄想がありニュースを聞いた当初は勘違いしてしまった。

それにしても本来、泥棒からユーザーを守るべき警備会社が泥棒に入られるとは御粗末な話である。
時期を同じくして警備員である職場の後輩が一昨日、泥棒未遂にあった。

その後輩はその日、夜勤明けでマンションに帰ってから昼間ドアに鍵をかけて寝ていた。
すると何やらドアの方でガチャガチャ音がするので起きてみると誰かがドアの鍵を開けようとしてるのだ。

寝起きで事態が把握できない後輩は恐る恐るドアに近づき覗き窓から外を見た。
すると一人のおっさんが鍵の束を持っていて順番に鍵穴に突っ込んでは鍵を開けようとしていたらしい。

「泥棒!」と大声で騒げばいいのだがその後輩は恐怖心から声が出ず、オロオロしていたところ泥棒が持っていた鍵の一つが合ったのか内側のサムターンが動き出した。
これはマズイと後輩は内側からサムターンを手で握って開けられないように防戦。
そしてドアを内側から揺すったところ外の泥棒が家人が居る事に気づいて逃げて行ったそうだ。

昨日その後輩と勤務が一緒だったが今日もその泥棒が来てないか心配でたまらないらしい。
普通に考えれば家人に気づかれ未遂に終わった家にもう一度泥棒に入るとは思えないが確実にドアが開く鍵を持っているのだから又来てもおかしくない。

家に金めの物はないらしいが先日買ったばかりの26型のビエラが盗まれないか心配らしい。
「そんな大きいもん盗んでいかへんて」と言って私は後輩を安心させようとしたが、「そうですかね〜。心配ですわ」とあまりに心配するので面白くなって後輩をからかおうと思ってこう言った。

「まあ僕が犯人やったらビエラの画面の右上にマジックで”アナログ”て書いて出て行くやろな」
「ほっホンマですかあ!」
2011年5月12日(木)
我が家に地デジがやって来て去って行った
遅ればせながら昨日の夜勤前にビックカメラで一番安い4200円の地デジチューナーを買って来て今朝オトンとオカンの部屋にあるアナログテレビに接続した。

我が家にはもう一台私の部屋にもブラウン管テレビがあるが私の部屋の分は7月直前の地デジチューナーがバナナの叩き売り状態になった時に購入する予定だ。
7月を過ぎれば機能の少ない最下位ランクの地デジチューナーは需要がなくなるわけで私の予想では7月の頭には3000円を切る値段で売ってるのではと期待している。

ほんとはオトンとオカンの部屋の分もそうしたかったのだが心配症のオトンとオカンが地デジ対策を促すテレビCMを真に受け「そんな直前にしてもしアンテナとか治さなあかんかって電気屋さんつかまらんかったらどうすんのん!」と煩いのだ。

さて基本的に機械オンチの私は説明書をガン見しながら接続を始めた。
と言ってもテレビに接続されてるアンテナケーブルをチューナーに接続して、チューナーとテレビをビデオケーブルと音声ケーブルで繋ぐだけ。
リモコンに電池を入れてテレビの電源を入れて地デジと初対面と思っていたらテレビ画面に何も映らない。

まさかアンテナケーブルの差込が甘いかと差し直し、念の為に音声とビデオのケーブルを逆に接続してないか確認し、再度テレビの電源を入れたがやはり何も映らない。
親子3人で呆然と砂嵐状態の画面を見つめること約1分。
夜勤明けでまだボーっとしていた私はようやく事態を把握した。
地デジを見るにはテレビの入力をビデオ入力に切り替えないといけない事に気づいたのだ。

当たり前と言えば当たり前の事なのかもしれないが、それでもこれは取り扱い説明書に記載すべきではないだろうか。
老夫婦しかいない家だったらそもそもビデオ入力とかいう概念がなく、説明書にビデオ入力にするように書いておかないと「なかなか地デジ始まりませんね〜アナタ」とか言いながら夕方まで砂嵐の画面を見てるに違いない。

とにかく私が居たおかげで我が家は地デジを見れるようになったのだが一つ困った事がわかった。
アナログでは見れていたサンテレビが地デジでは映らないのだ。
これは国が決めた法律によるもので地方局を守る為に大阪や奈良でも私のように大阪寄りにの地域は基本的に見れないようにしているらしい。

サンテレビで暴れん坊将軍と阪神の試合を見るのが楽しみのオトンとオカンは大ショック。
「サンテレビに電話して文句言うたる」、「総務省に電話して文句言うたる」と大騒ぎ。
とりあえず地デジが始まるまでは暴れん坊将軍と阪神戦を見る為に我が家にやって来た地デジチューナーは僅か10分で物置へと帰って行ったのだった。
2011年5月9日(月)
競馬で生きる数学
学生の頃に数学を習いながら誰もが一度はこんな事を思ったはずだ。
「こんなもの習って将来何の役に立つのか?」
「足し算と引き算と九九さえわかったら日常生活で十分足りるではないか」

私がこの考えを改めたのは意外にも競馬を始めてからであった。
競馬をやった事がある人ならわかると思うが馬券を買う時に学校で習った順列や組み合わせが役に立つのだ。

例えば5頭BOXの3連複馬券を買う時に幾らかかるのかは数学の5つから3つを選ぶ組み合わせそのものである。
つまり5X4X3を3X2X1で割ればいいわけで組み合わせは10通りで1点100円なら1000円になる。

3連単の1着固定で相手に4頭を選ぶ場合は今度は4つから2個を選ぶ順列で4X3で12通りになり1点100円なら1200円になる。

このように学校で習った順列や組み合わせは見事に馬券を買う時に役に立ってるわけだ。

そして新しく発売が開始された五重勝馬券のWIN5。
買ってみたいがいったい幾らかかるのかという疑問が沸くが、ここでも数学で習った累乗が脚光を浴びることになる。
5つのレースで2頭ずつ選んだ場合の買い目は2の5乗となり32通りなので3200円かかるわけだ。
そして各レースで選ぶ頭数が変わる場合は単純に買い目を掛けて行けばいい。
WINSで子供の頃に数学を習っておいて良かったと思うとは時代も変わったものである。

さて数字の累乗を習っていたおかげで五重勝馬券とうものは友人と組んでやっても恐ろしくお金がかかることがわかった。
例えば5人で組んで各人が勝ち馬を1頭選んだ場合、選んだ馬が被らなければ買い目は5の5乗で30万円を超えてしまう。

組んでも一人当たりの費用はせめてジャンボ宝クジ購入の3000円程度で抑えたい。
そこで私は何とか5人で組んで一人3000円程度の出費にならないか昨夜の夜勤中に考えた。
そして思いついたのは強制パスを使うこと。
各人は対象の5レース中、自分の自信のある3レースだけを選び残りの2レースはパスするルールだ。
そうすれば買い目はMAXでも5の3乗で12500円で一人2500円で済む。

問題は5人がパスしたレースが同一レースに被った時だ。
つまりそのレースは勝ち馬を選べなくなってしまう。
そうなった時はおまかせでコンピュータに選ばせるのだ。
やっぱり当たらんか!
2011年5月6日(金)
大スポ恐るべし
世の中には色んな人がいるものだ。

大学時代から大スポを愛読してる私は世のサラリーマンなら誰もが一度くらいは大スポを買った事があると思っていた。

しかしそれは大きな錯覚で世の中にはスポーツにも競馬にも全く興味がない人がいる。
そんな人は宇宙人マニアでもない限り大スポを買う動機がないわけだ。

そういう稀な人がまさか我が警備隊にいるとは思ってもいなかった。
それは先日の夜の出来事だ。
その日は大スポを買いそびれたので部下にバイク巡回のついでに買ってきて欲しいと言って500円玉を渡した。

そして1時間後、巡回から帰ってきた部下は買ってきた大スポを私に手渡したのだが何か異常に分厚いのだ。
そして「お釣りです。」と言って部下が私に返したのは250円。

その瞬間、私は全てを悟った。
そうだ年末年始と同じようにGW期間中に新聞社も休みを取る為、GW合併号とか都合のいい名前をつけて紙面を多くして250円のボッタクリ値段で売ってるのだ。
どう考えても大スポに250円も払う価値はない。
昔、試しに年末年始合併号を買ってみたがくだらん記事ばっかりでページ数を増していて二度と買わんと誓ったものだ。

大スポを買った事がある人なら「合併号で250円しますけど買いますか?」と携帯で確認してくれると思うが私が頼んだ部下は大スポを買った事がなく、私の依頼をそのまま実行してしまったのだ。

仕方なく250円のお釣りをもらって大スポを見る事にした。
どうせ大スポの事だ、エロページでページ数を稼いでるに違いないと思って新聞を開くとまさにその通りであった。
誰が男センのページを5日分見たいなんて思うのだろうか。
あんなの2ページで十分である。
そして紙面をめくっていくと目の前に衝撃的な光景が映し出された。

一面を全て使ってみすこり半劇場が10話まとめて載せてあったのだ。
2011年5月4日(水)
心配無用
皆様GWを如何お過ごしでしょうか。
私は今年もGWとは無縁な仕事だらけのDW(暗黒週間)を過ごしている。

巷では阿倍野に渋谷109がやって来たやら大阪ステーションがオープンしたやらと騒いでいるが人混みが苦手な私は休みが取れても絶対にそんな場所には行かない。

今日ニュースで大阪ステーションの様子を見たがますます行く気がしなくなった。
そうでなくても梅田の地理感が全くないのにあんな広い空間であの人混みの中、道に迷ってる自分の姿を想像しただけでゾっとする。
パンクズでも撒いて行かないと梅田駅まで戻れるかも心配である。

そういうわけで24時間勤務明けの今日も真っ直ぐ家に帰ったがネットで文字観戦したロッテの勝利に歓喜した後は柏餅を食べながらアヴリルラビーンのWhat The Hellを 聞いてテンションあげあげで外に出かけなくても十分楽しかった。

更にテンションが上がったのは先日私の日記を見ていたのか今晩の夕食が焼肉だったことだ。
勿論私がこんなアホな日記の存在を家族に知らせてるわけがなく(知らせてたら間違いなく姉キにシバかれる)
単なる偶然なのだが2年ぶりの焼肉を我が家で堪能することになった。

我が家では牛肉を使う料理は御馳走と呼ばれていて年に数回しか出てこないからその日の晩餐は大変だ。

スキヤキの時には必ず「私ら子供の時はスキヤキ言うても肉が入ってなくてネギだけやってんで!」とオカンが戦時中の話を持ち出し「その話もう百回は聞いてんで」と私が苦言を発する。
そしてGW中に牛肉料理が出る時には「他の家は旅行とか行って贅沢してんねんから牛肉ぐらい食べなやってられへん!」とオカンが言うのが恒例である。

そして今日も同じセリフを聞かされて焼肉を食べながらニュースを見ていたら例の生肉の食中毒の話題になった。
私が「もう焼肉屋でユッケとか生レバーのメニューなくなるやろな」と言うとオカンがこう言った。
「ステーキでレアとか食べられへんやん!」

ちなみに私の記憶が確かならば家族でステーキハウスに出かけた記憶はなく勿論食卓にビーフステーキが現れた事もない。
2011年5月2日(月)
ショック続き
五月は自分の誕生月ということで一年で最も好きな月なのだがスタートの昨日行われた天皇賞でとんでもない惨敗を喫した。
恥ずかしながら1番人気と2番人気の2頭からほぼ総流しとも言える馬券を買って結果は11着と13着という惨敗。
しかも相手の16頭から外した4頭のうち2頭が4、5着に来るという始末。
自分の予想人生の中でも記憶にない酷い結果で大ショックである。

ただ11着と13着というのは考えようによれば力負けではない。
ここまでの大敗になると原因は展開によるもので折れ合いを欠いた結果であり宝塚記念で2頭の人気が下がるようなら今回の借りは倍にして返してくれようと負け惜しみを言う次第である。

当日の夜は勝利の美酒に酔いながら勝った金で焼肉を食らう予定だったのが惨敗の結果王将の550円の中華丼にメニューが変わってしまった。
もちろんビールではなく手汲みの冷水である。

それにしても長い間焼肉を食べていない。
最後に食べたのは2年前の春だったような気がする。
今の仕事は朝に仕事が終わるので同僚と飲みに行くことがなく当然、朝から焼き肉を食べに行く事もない。
昨日の天皇賞を獲ったら一人焼肉をしようと思っていたのに機会を逸してしまった。
焼肉は宝塚記念までお預けだ。

そう言えば先日、生肉を食べて子供が亡くなった事件があったのはショックだった。
更にショックだったのは日本では馬肉以外は生食用としての肉の流通を政府が認めていないという事。
じゃあ焼肉屋に普通にあるユッケや生レバーは何だったのかということになるが、規制がないので店が勝手に生食として出してるだけらしい。
そんな話初耳もいいとこである。

私はユッケが大好物なのだが今回の事件で焼肉屋のメニューから消えてしまうのではないかというのが輪をかけてショックである。
ただ私がユッケが好きなのは生肉の味というより玉子とゴマ油が混じった味が好きなような気がするのでマグロのタルタルでも我慢できるかもしれない。

実のところ今回私が一番ショックだったのは食中毒の原因はO111だということ。
私はOシリーズは157しかないと思っていたのだ。
111があるということはひょっとしてО001からあるのか。
そして一体最後は何番まであるのかと考えると夜も寝られん!

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