ヒラリキャップの馬券師日記

わたしゾウのりんちゃんです♪

初めてお寄りの方は是非8月分からお読みくださいね!

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2008年9月28日(日)
本日の重賞回顧
またまた油断していると競馬の話がない馬券師日記が続いてるのでたまには競馬の話でも。
穴党の私だが人気馬に圧倒的なパフォーマンスを見せられて勝たれると「コイツは強いわ!」と脱帽し、その馬を外した為に馬券が外れても変に納得が行く。
こんな強い馬を自分は馬券から外してるのだから外れて当然だという思いだ。
逆にオークスのトールポピーのようなレースをして勝たれると非常に後味の悪い思いをする。

その点、今日の東西の重賞レースは馬券作戦は失敗したが納得のいくレースであった。
まず西のディープスカイだが着差以上の圧勝だったと思う。
何といってもこの馬の凄さは追えば追うほど伸びる点だ。
今日も直線まだ4、5番手から騎手がGOサインを出して動き出した時の反応が素晴らしく、その様子を何故か仕事中に偶然に上司のワンセグ携帯で見た時に勝利を確信した。
着差はクビ差だったが安心して見ていられるレースであった。
馬券が取り負けになったのは欲に目がくらんで21点も流したせいで冷静に考えればブラックシェルとの2頭軸流しにしたら6点で獲れるレースであった。

それにしても今回は厩舎サイドのレースの結果を見て菊花賞か秋天かを決めるというコメントに振り回された。
こういうコメントは普通はダービーに負けた馬の陣営がするコメントだ。
今回も2400で負けたら距離が敗因ということで2000Mの秋天を使うというのならわかりやすい話だ。
しかしディープスカイは2400Mのダービーを勝っている。
なのに同距離の神戸新聞杯の結果が何故菊花賞に向かうかどうかの判断材料になるのかがわからないのだ。

もし負けて秋天に向かうというのなら同距離で勝ったダービーはマグレだったとでも言うのだろうか。
普通に考えて前哨戦を勝って秋天に向かうというのは考えにくく、もし陣営が秋天に出走させたいのであれば、ここはあえて2着狙いで来るのではないかと勘ぐってしまった。
その為、3連単の頭固定で買いたかったのを3連複に変えてしまい取り負けしてしまった。
私のように予想時に厩舎のコメントを重要視する者にとってはホント迷惑な今回のコメントであった。

一方、東のマツリダゴッホはもう何の文句のつけようもないレースだった。
普通なら完全にキングストレイルが先行押し切りのレースを早くから2番手につけ余裕で交わしていった。
まさに中山の鬼でこのコースだと変幻自在に動き、4コーナーでの手ごたえが恐ろしく良く、実に息の長い末脚を繰り出す。
この馬が中山で走れば3連単の頭は鉄板で毎週中山で走って欲しいくらいだ。
ただ暮れの有馬記念だけは可愛いダイワスカーレットちゃんが出るのでこの馬を頭から外すことになるが2着固定は揺るがないだろう。

今日は競馬一色の日記にしたので又しばらくは競馬以外の話で日記が書けるというものだ。
どうも競馬の話を書くと自分だけが熱くなってる気がして2週間に一回くらいでいいかなと正直思うのである。
2008年9月27日(土)
カブでコケル
カブでコケルと言っても株で損をしたという話ではない。
この歳になって恥ずかしながら先日バイクで転倒してしまったのだ。
その日は新人の隊員が私に付いて研修を受けることになっていた。
我が隊にはスクーターとカブの2台があるが普段はスクーターを使っている。
研修の時は2人なのでどちらかがカブに乗らないといけないのだ。
私はカブに乗るのが嫌いなので今まで新人が来た時も新人にカブを乗らせていた。

その新人は昔ヤンキーをやってたような顔立ちで鼠先輩に似ている。
絶対にカブなんか普通に乗り回せると思ったが念の為に「カブは乗れますよね?」と確認するとその鼠新人はイカツイ顔で「乗れません」と言うではないか。

仕方なくスクーターは鼠新人に譲って私がカブに乗ることになった。
普段乗ってないのでカブに乗るのも半年ぶりくらいになる。
カブに乗ったことがない人の為に簡単に説明しておくとカブはスクーターと違ってシフトチェンジがある。
左足の方にシフトペダルがあり、つま先の方を踏むとシフトアップ、かがとの方を踏むとシフトダウンになる。
ミッションの車を運転した事がある人なら何の違和感もないし、初めて乗った時にはシフトチェンジするのが結構楽しくてスクーターより楽しめる。
しかし何度も乗ってるとシフトチェンジするのが結構面倒である。

私がカブを嫌ってるのはシフトチェンジが面倒だからではなくブレーキを右手と右足でかける点だ。
普段スクーターに乗ってるとどうしてもブレーキを両手でかける癖がついてしまい久しぶりにカブに乗ると足ブレーキの事を忘れてしまうのだ。

鼠新人を従えて巡回先へカブで先導していた私だったが乗り出してすぐに上り坂のカーブにさしかかった。
シフトダウンして急な上り坂をアクセルをふかせて上り始めたところ上から車が結構なスピードで降りてきた。
ブレーキをかけなくてはぶつかると思った瞬間、足よりも先に手のブレーキをかけてしまい、しかも強くかけてしまった為、見事に転倒してしまった。

研修初日にカブで派手にコケル先輩を見て鼠新人がどう思ったかは置いておいて、並の運動神経だったら左鎖骨骨折は免れないところを私は全衝撃を左肩の筋肉で受け止め骨折を免れた。
かなり痛かったのだがその日の勤務を気丈にこなした。
しかし肩がどうなってるかが心配で夜そっと見てみると何の傷もなく腫れすらないキレイな肌のままだった。
我ながらよほどコケ方がよかったのだと納得してその日は終わった。

よく歳をとると筋肉の痛みは2、3日遅れてくると言うが2日経っても3日経っても痛みがない。
ホント我ながら素晴らしいコケ方をしたもんだと御満悦だったが4日目の夜、一緒に仮眠を取る為に仮眠室で鼠新人と寝巻きに着替えていると「○○さんその肩この前のですか!」と鼠新人が言った。
自分の左肩を見てみると何と打った部分が内出血して見事な赤たんになってるではないか。
歳をとると赤たんまで遅れてできるのか。

私は4日遅れで赤たんが出来たことを鼠新人に知られてはマズイと思い。
「そうなんですよ。これでもだいぶ赤みがひいてきたんですよ」と苦笑いしながら言うのだった。
2008年9月25日(木)
失言大王降臨
今日は久しぶりの休日だったが昨日までの過労がたたったか一日中寝ていた。
そういうわけで寝る以外何もしていないので政治に対する愚痴でも書こうと思う。

とうとう失言大王麻生氏が総理大臣になった。
私は聞いてなかったが92代総理大臣に就くこの失言大王はどこかの演説で国民の事を「下々の・・」と表現したそうである。
まあ、あんな豪邸で子供の頃から暮らしていれば我々の事は下にしか見えないわけだ。

麻生総理を支える大臣も発表されたが世襲議員のオンパレード。
昔オールナイトニッポンで鶴光が口癖のように言っていた「世の中銭だっせ!コネだっせ!」という名言を思い出した。
小子化担当の小渕大臣なんか今まで何の実績を残してきたのか全く印象がない。
子持ちの女性であれば適材適所なのだろうか。

この総理大臣に私は全く期待していないが自民党総裁になって開口一番「我々の目標は民主党に選挙で勝つことだ!」と言ってるのを聞いてガッカリした。
現時点では自民党の総裁である前に日本国の総理大臣である。
開口一番に言うことは国民に対するメッセージしかありえないと思うのだが。

今回は総裁戦の時点で麻生氏の勝利が決定的で総裁戦ごっことか批判されていた。
テレビに総裁候補が出てる場面も何度も見たがみんな非常に仲が良さそうで本当にこの人達は戦ってるのだろうかと思った。
一番憤りを感じたのは総裁候補が地方遊説に出てたことだ。
国民に投票権がないのに地方遊説に一体何の意味があるのか。
こんな人達が総理になって「政治のムダを無くす」とか言っても何の説得力があろうか。

まあ文句を言っても今の選挙制度では国民の意思は何も反映されないが、私にはどうにも納得できないことがある。
麻生氏は68歳である。
普通の会社なら定年退職している者が何故この国は一番大事なポストに就けるのか。
こんな事をしてるから政治は庶民の感覚からかけ離れていると言われるのだ。
2008年9月24日(水)
家族総出でロト6
今日久しぶりにあの姉がやって来た。
最近になってロト6を買い始めたみたいでこれで我が家は両親に姉に私と家族全員がロト6を購入してることになる。
幾ら強欲な姉でも2億円も当たったら可愛い弟に100万円くらいはくれるだろう。
最悪の場合でも20年前に貸してまだ返してもらってない一万円は返してくれるだろう。
姉がロト6を買い始めた事は私にとっては実に喜ばしいことである。

最近わかったことだが年金暮らしの両親は週に2000円のロト6代を捻出する為に週に一度は晩御飯のオカズを鰯の缶詰にしてるらしい。
その話を聞いて何かいたたまれなくなった。
しかしオカンは2億円当たったら私に1億円くれると言ってるし、いくら博打好きのオトンでも死ぬまでに1000万円くらいは残ってることだろう。
両親には可哀想だが当てるまでは鰯の缶詰を食べてもらうことにしよう。

部屋でいつものようにロッテの試合をインターネットで見ていると隣りの部屋から姉の大きな笑い声が聞こえてきた。
その後、姉が私の部屋にやってきたので何を笑ってたのかと聞いてみた。

今までジャンボ宝くじを大量買いしてた姉の友人が最近金に困ったのかロト6に転向したそうだ。
その友人は毎週たった1口200円だけを毎週買い続けてるらしい。
ここまでの話だとジャンボ宝くじで相当金を使ったんだろうと推測できるくらいで別に笑うような話ではない。
しかし話はここで終わらない。ジャンボ宝クジの当選チェックを今まで売り場の機械を通していた友人は毎週1口の当選確認を窓口で機械を通してしてるそうなのだ。
「窓口の人毎週どう思ってるんやろな!」と言って姉が大笑いしてたわけだ。

類は類を呼ぶというがさすが姉の友人である。
しかし姉も負けていない。
姉は初めてロト6を買った時に買い方がわからず窓口の人に「ロト6を400円分下さい!」と言ったそうだ。
そして窓口の人に側のマークシートに記入するように促されたそうである。
姉曰く「そんなん言われたから恥ずかしいてあせってしもて、落ち着いて数字選べんかったから当たらへんかってんで!」
一応、弟として、いや真っ当な人間として姉にこうツッコミを入れておいた。
「落ち着いて選んでても当たってへんちゅうねん!」
2008年9月21日(日)
8時18分に出社する警備員
プロ野球のセリーグが今凄いことになっている。
最大13ゲームも開いていた阪神と巨人の差が昨日の巨人の勝利でとうとう1ゲーム差にまで縮まった。
今朝仕事が終わって喫茶店でスポーツ新聞を見ようと思ったら2つのスポーツ紙で同じ見出しの文字が躍っていた。
”負けるな1差”という見出しで阪神ファンの気持ちを小林一茶の有名な句に載せた見事な見出しだ。

この見出しを考えた記者はおそらく会心の作で社内でも絶賛されたに違いない。
しかしまさか翌日に他社の新聞で同じ見出しを見るとは思わなかったことだろう。
私は帰る時に売店で各スポーツ紙の見出しを見ているが複数紙で同じ見出しが躍るのを見るのは初めてだ。

スポーツ新聞の第1面の見出しというのは売り上げに大きく影響する。
よほど神経が図太い人でない限りスポーツ新聞を立ち読みすることなんかできないわけで一面の見出しが買うか買わないかの決め手になる。
私が大スポを愛読するようになったきっかけも見出しに騙されたからだ。
そんな見出しを毎日考える記者の思考回路というのはおそらく似てくるのだろう。
今回のように13ゲーム差が1ゲーム差になることなんて滅多にない。
この歴史的な出来事の見出しを考えれば逆に同じ見出しが2社しかなかったことの方が不思議かもしれない。

昨日、駐車場の勤務者が不足し本社に応援を頼んだ。
駐車場勤務は朝の8時から18時までの勤務なのだが8時が近づいて来ても応援で来る予定の人がやって来ない。
遅れるとか休むという連絡もなくやがて8時になった。
道にでも迷ってるのかとヤキモキしながら待っていると8時過ぎにようやくやって来た。
ドS隊長が「8時回ってるやないか遅刻やで」と言うと、その人は「えっ?8時18分からの勤務て本社から聞いてますが」と答えて着替えの為に更衣室に向かった。

「本社も何を訳のわからん指示しとんねん!」と隊長は怒り心頭だったが私にはある考えが浮かんだ。
私:「隊長ひょっとして本社が8時から18時までと言ったのを8時18分て聞き間違えてるんちゃいます」
隊長:「そやなあ。本社がそんな指示する筈ないもんな」
私:「絶対そうですよ。」
隊長:「それにしても聞き間違いにしても普通おかしいと思わんか!8時18分なんていう中途半端な時間から始まる警備の仕事なんかないやろ。」

この珍事件が新聞に載ったら見出しはきっとこうなるだろう。
「お前はニュースキャスターか!」
2008年9月18日(木)
日本は大阪か
リーマン・ブラザーズが破綻しようが株価がいくら下がろうが私の生活は普段と何ら変わらないのがある意味少し寂しい今日この頃である。
たまには「株で大損したあ!」とか言ってみたいものである。

それにしてもリーマン・ブラザーズが破綻した当日に本社ビルから自分の荷物を抱えて出てくる社員の映像を見てアメリカって凄いなあと思ってしまった。
割り切りが早いというか日本ではとても考えられない姿だ。

日本でも何年か前に証券大手の山一証券が破綻したが社員が自分の荷物を抱えて逃げ出す姿なんか恐らく流れてなかったと思う。
日本だったら会社から退職するかどうかの打診があり退職日が決まり、その日までは真面目に会社に出勤する。

リーマン・ブラザーズの社員なんか今まで高額の給料をもらって豊かな生活をさせてもらってきた筈なのにダメとわかったら、もう用無しと言わんばかりの映像だった。
自分がもしアメリカで生まれて暮らしていたらあんなことが出来てしまうんだろうかと思った。

今回の件とは関係ないが先日喫茶店でモーニングを食べていて世界の中ではアメリカは東京で日本は大阪なのではないかと思ったことがあった。
私が食べていたモーニングセットはトーストが2切れに野菜サラダとフルーツ、卵料理に飲み物がついて400円。
卵料理はスクランブルエッグか目玉焼を選べるが食べるのが面倒くさいのでいつも目玉焼を頼んでる。
それに目玉焼からこぼれた黄身にトーストをつけて食べると美味いのである。

先日もいつものように目玉焼を頼んで食べていたのだが、ふとこんな事を思ったのだ。
これって確かアメリカではサニーサイドアップって言うんやったなと。
この物体を見てサニーサイドアップと名づけるアメリカ人と目玉焼と名づける日本人。
この感性の違いは何なんだろう。
2008年9月15日(月)
ほんまにえらいこっちゃ
逃げると予想したステキシンスケクンが出遅れた事にショックを受けている場合ではない。
こっちは予想通りというかやっぱり吐血をした新人が出勤不可能となった。
早速、明日から新しい新人が来るらしいのだが神社という特殊な現場の仕事を覚えるのに最低でも2週間から一ヶ月はかかる。
つまり新人の研修が終了するまで現場のポストは残された3人で回さなければいけない。

現在のポストは朝9時から翌朝9時までのAポスト、夕方4時30分から翌朝8時までのBポストの2ポストがある。
XさんがAポスト、YさんがBポストをするとしよう。
X、Yさんは夜通し働いてるので次の日のAポストはZさんがやることになる。
しかし次の日のBポストを埋めないといけないのでXさんが家に帰ってから夕方4時30分に又登場することになる。
そして次の日は唯一前日に家に帰れたYさんがAポストをやり、ZさんがBポストをすることになる。

何が言いたいかというと2ポストを3人で回すと24時間、夜勤、明けというサイクルを延々と繰り返すことになる。
つまり休みが物理的になくなるのだ。
2ポストで4人が勤務することで初めて1人が休むことができるのである。

そして何が恐ろしいかというと今まで何人もの新人が我が隊に入ってきて一ヶ月も持たずに辞めていったのを何回も見てきてるということだ。
研修が終わるまでの我慢と思って3人で休みなく回してもその新人が辞めれば又、一からやり直しで下手したら永遠に休みがとれないではないか。
こんなことをしていたら今度はこっちが吐血してしまう。

そういうわけで、日記の更新が長く滞っていたら過労で倒れたと思っていて欲しい。
まあ24時間明けで家に帰って休まず難波でパチンコを打つのと、夜勤前に休まずに難波でパチンコを打つのを控えれば十分耐えられるとは思うのだが。
2008年9月14日(日)
えらいこっちゃ
先月からウチの隊に配属された新人(と言ってもやっぱり私より年上のおっさんだが)が吐血した。
精密検査をしたところ胃や腸に潰瘍が発見されたそうだ。
いくらウチの隊長がドSとはいえ吐血した人間を働かせるほどのSではないらしく、今日の夜勤は休ませた。

警備の現場で人が休むということはあっても穴が開くということは許されない。
誰かが穴埋めをしなければいけない。
現在残されたウチの隊員は3名。
ドS隊長は今日は24時間勤務、勤務中に競馬が見れるワンセグ携帯を持ってる上司は24時間明けから引き続いての駐車場勤務。
残るは夜勤明けの私しかいない。
物理的に考えて今日夜勤ができるのは私しかいないのだ。

せっかく今日は夜勤明けで家でのんびり競馬を楽しもうと思ってたのに、競馬の予想もそこそこに今から1時間半後に家を出てまた仕事場に向かわねばならなくなった。
ちなみに私は明日駐車場勤務がもともと入っていて夜勤明け駐車場になるのだがとりあえず気にしないことしておこう。
世間では3連休とやらで楽しそうなのだがそれも気づかないことにしておこう。
吐血した上司の明日以降の穴埋めはどうするのかも今は考えないことにしておこう。
2008年9月11日(木)
性別不明
寂しがり屋?な私は部屋で過ごす時は常にテレビをつけている。
BGM変わりというか無意識の内にリモコンのスイッチをONにしている。
ドラマやスポーツ中継は実際にずっと画面を見ているがバラエティー番組なんかはチャンネルをコロコロ変えて一つの番組を最初から最後まで見ることが少ない。
だから見慣れない芸人や芸能人が出ていても名前くらいしか覚えられない。

あややの振りマネをする、はるな愛という芸人がいる。
普通の振りマネではなく、MCを含めたあややのコンサートの振りマネをした事が受けて最近よくテレビに出ている。
不思議なのは、あややのコンサートに行った人なんてそう多くいると思わないのに他の出演者が「似てる〜!」と絶賛してることだ。
私もコンサートに行ったことはないが、はるな愛の芸を見て恐らくコンサートではこんな感じなんだろうなという感じはした。
コンサートに行ったことがある人が見たらきっと絶品の芸なんだろう。

私がはるな愛について知っていたのは、あややのコンサートの振りマネをする芸人ということだけだった。
そして先日、はるな愛が実は男であるということを初めて知って驚いた。
私がテレビで見ていた時には誰もその事について触れなかったのでてっきり女性だと思っていた。

それにしても最近の芸能界はIKKO、山崎トオル、KABAちゃんとオカマ芸人花盛りである。
金子貴俊やサカナちゃんは微妙だが男の格好をしているオカマの人はまだわかりやすい。
しかし女装をしてるオカマは最近綺麗な人が多く、カルーセルマキのような男口調ならまだしも、はるな愛みたいに口調まで女性だと普通に女性だと思ってしまう。
容姿的に好みでなかったからよかったがもし、はるな愛が海川ひとみみたいな容姿だったら「俺、はるな愛のファンやねん」とか言って友人にホモと誤解されるところだった。

元々アイドル、芸能人好きな私は今回の件でこれから新人で好みの子を見つけたら念の為に性別を調べなくてはと思った。

全く好みではないが、この前テレビを見ていて(この人男?女?)と性別に迷うタレントが出ていた。
昔だったら普通に太った女性だと思うのだが、はるな愛の件もあってどうにも判別がつかない。
ネットで調べるのも面倒なので放置しているが恐らく名前から考えて男だと思う。
その人の名はマツコ・デラックス。女だったらゴメンナサイ。
2008年9月10日(水)
殺人未遂にならない理由
仕事柄ここ数年外で飲むことがメッキリ少なくなり、家では発泡酒しか飲まない為、体が発泡酒の味に慣れてしまった。
先日、近所の夏祭りでもらったアサヒスーパードライを飲んだが久しぶりに純粋なビールを飲むと味が濃いというか苦く感じた。
テレビCMでは毎年「売り上げNo.1」と言ってるが知人でスーパードライを飲んでるという話をあまり聞いたことがなく、いつも不思議に思う。
おそらく居酒屋で出てくる生ビールがほとんどスーパードライなんだろう。

元々私がビール好きなのは味というより喉ごしが好きなわけでそういう意味では発泡酒でも十分喉ごしは楽しめる。
何と言ってもビールは発泡酒に比べて値段がかなり高い。
我が家に限らず晩酌はビールではなく発泡酒という家庭が今や大半ではないだろうか。
ビールメーカーにとってはビールの売り上げが伸びないのは困るだろうが貧乏人にとってはよくぞ発泡酒を開発してくれたものだと思う。
私は日本酒を全く飲まないのでこれからも晩酌は発泡酒で安く済まそうと思う。

私の両親は日本酒好きだが今回の事故米問題が発覚してから晩酌を日本酒から発泡酒に変えたようだ。
それにしても普通の牛肉を松坂牛だと偽装して売るのももちろん悪いことだが今回の事故米の件は利益云々では許されない事件だ。
こんなの人の食べ物に毒を盛る行為に等しいではないか。
日本の法律では無理だろうが殺人未遂で捜査してもいいくらいだと思う。

恥ずかしながらこの事件が起こるまで事故米の存在についてすら知らなかったが、それでも政府が事故米を工業用糊として業者に卸していたという話を聞いて耳を疑った。
確かに私が子供の頃に御飯粒で切手を貼ったりしたことはあるが今時、米から糊を作ってるなんて信じられなかったからだ。
この制度が決まった時点でホントに工業用糊に使用するのだろうかと政治家の御偉方は疑問に思わなかったのだろうか。
今回の事件が発覚しなくても薄々わかっていたはずだ。
これでは業者に厳しい措置もとれないわけだ。
2008年9月7日(日)
負のイメージに勝つ
当たる当たらないに関係なく私には競馬の予想において人に自慢できるものがある。
それは予想の早さだ。
決して馬券を全て買い込んで早くパチンコ屋に行く為ではないがWINSや競馬場で予想をする時は1レースにつき約3分くらいで予想を終える。

さすがに今週の24の予想をする時は3分とはいかないがそれでも新聞を見出してから予想を書き出すまで10分もかからない。

そもそも競馬の予想というものは時間をかければいいというものではない。
私の経験では時間をかければかけるほどアノ馬も来そうだ、コノ馬も来そうだと思うようになり終いには全ての馬が来そうな気がしてしまう。

G1シーズンの各スポーツ紙には日替わりで”この馬が来る!”という見出しが踊り、それを見てるだけでも予想が混乱することこの上ないのだ。
だから予想をする時にはできるだけ少ない数の予想紙で短時間に予想をするに限ると私は思っている。

ところが何故か昨日は一つのレースの予想に1時間近くも時間を費やしてしまった。
そのレースは新潟2歳S。
レース経験の浅い2歳の若駒の重賞は荒れるのが定番で基本的に予想は難しいとされているが、私にとっては実にわかり易いレースだった。
前走直線で突き放した脚が圧巻で按上込みでセイウンワンダーの頭は鉄板だと思ったからだ。

だから滅多に馬単なんか買わない私が馬単1着流しで勝負することにした。
大好物の総流しにすれば事は簡単だったのだが小倉で1200円を使ってしまい新潟2歳Sにつぎ込める金額は1200円。
15頭立てで総流しだと1400円かかる。
セイウンワンダー以外の14頭からどうしても2頭を消さねばならかったのだ。

もうこうなると競馬の予想ではない。精神的な問題だ。
14頭から2頭を消して、その消した馬が来るという負のイメージとの戦いである。
一頭、一頭の厩舎コメントを読むがどのコメントも色気十分でなかなか消す馬が決まらない。
この馬は消そうと一旦決めても5分後には(いやまてよ・・・)と思いとどまりまた復活させる。
そんなことを30分ほど繰り返した頃、私に一つの基本方針ができた。
消す馬は人気薄にしようと決めたのだ。

私には競馬でイヤなジンクスがある。
人気馬が数頭いて予算の都合でどうしても一頭消した馬が恐ろしい確率で馬券に絡み、そのほとんどが先頭でゴールを駆け抜けるのだ。
今回人気馬を消したら間違いなくその馬が来る。
そう思った私は消す馬は人気薄に絞った。
ところが人気薄も数頭いてその中から2頭選ぶのに四苦八苦して結局一時間近くかかったのだった。

苦労の甲斐あって見事に馬券は的中したが2着に来たツクバホクトオーも予想中に3回くらい消しては思いとどまった馬であった。
レース結果を見ると15頭中15番人気。
もし予想するのが今日だったら消していたかもしれない。
結果オーライだったがもう予想に一時間もかけるのは懲り懲りである。
やはり競馬は総流しに限る。
2008年9月6日(土)
大スポよりヒドイ
不規則な勤務の為、最近はコードブルー以外はほとんどドラマを見なくなった。
”ロト6で3億2千万円当てた男”とかいう私へのあてつけみたいなドラマもやってるのは知っていたが敢えて見なかった。

だいたい3億2千万も当てた男に何故、更に印税やら放映料やらで儲けさせてやる必要があるのか。
伝え聞いたところによると主人公は3億2千万当てたばかりに不幸になって最後は一銭も残らなくなるるらしいが、一体それのどこが不幸なのだ。
3億2千万ものお金を使って一時であれ楽しい思いをしてるのである。
CRアバンギャルドで3万2千円使って一回も当たりを引けなかった私の方が百万倍不幸だ。

このドラマは実話を元にして作ってると番宣で強調していたが主人公が反町隆史という時点でリアリティーが感じられず見る気もしなかったが昨晩、たまたまテレビをつけたらちょうどドラマの最終回が流れていた。
せっかくだからと見ていると何やら主人公が1200万の借金をして払えないので明日からマグロ漁船に乗るみたいだ。
こんなミナミの帝王みたいな話が実際に存在するのか。
とても実話とは思えん。

そしてドラマのクライマックスがこれまた凄い。
主人公が漁船に乗り込もうとするとどこで港の情報を聞きつけたのか会社の同僚や友人が駆けつける。
しかも各自が何百万ものお金を持ち寄って主人公を助けようとするのだ。
自分の命の恩人ならともかく会社の同僚の借金のかたに何百万も差し出す人間がどこにいる。

しかも話はまだ終わらない。
同僚や友人が差し出したお金が1200万円にあと5千円ちょっと足りなかった。
するとサラ金業者の人間がお金が足りんと言って主人公を漁船に乗せようとするのである。
目の前に現生で1200万近い金が置いてあるのに5000円ほど足りんからと言って受け取らないサラ金業者がどこにいるのだ。
大体1200万のうちのほとんどは暴利ではないか。

そして5000円余り足りないばかりに漁船に乗り込もうとした主人公に子供が声をかけた。
その主人公の子は手にブタの貯金箱を持っていて貯金箱を割った。
すると何と貯金箱に足りなかった5000円余りの金額がピッタシ入っていたのだ。
私は声を大にして言いたい。一体これのどこが実話なのだ。
まだ大スポの世界の仰天ニュースの方がマシである。
2008年9月4日(木)
会社員をナメルな!
普段は政治にあまり関心がない私でもさすがに自国の首相が辞任すれば気にはなる。
まず最初に気になったのは会見が始まった時間だ。
何で夜の9時から辞任会見をするのだろうか。
どこの会社員が辞意を伝えるのに夜の9時に上司に電話するのだ。
政治家である前に社会人としてどんなものかと思うのは私だけだろうか。

福田総理のことをそれまでケチョンケチョンにけなして辞めろ辞めろと言ってきた野党が辞めたとたんに声を揃えて辞めるのは無責任だと非難するのもどんなものか。
安部元総理もそうだったが小さい子供達はこの2人はいじめられて辞めたと思ってるのではないだろうか。
実際福田総理は会見で野党にいじめられたと愚痴っていたように聞こえた。

そして何より気になるのは次の総裁選に4人も立候補者がいることだ。
今の日本の現状を考えればよほどの覚悟がないと総理になんかなれるものではない。
ジョッキーを志す者は誰もがダービージョッキーに憧れるように政治家を志す者は誰もが総理大臣の椅子に憧れる。
憧れるのは勝手だが最近の総裁選を見てると正に総理大臣になりたいが為だけに立候補しているように思えてならない。
日本の国を背負って立つような気概が微塵も感じられない。
橋下知事のような気概が感じられる立候補者が私にはとてもいるとは思えないのだ。
私の意志に関係なくおそらく麻生総理が誕生するのだろうが果たしてどれだけもつものか。

実は私が一番気になってるのは福田総理の退職金だ。
気になるのはその額ではなく、退職金が出るということ、それ自体が納得がいかない。
確かに職を退く金と書くが、一般の会社で退職金というのは会社を辞める時にもらうものだ。
福田総理が公務員を辞する、つまり国会議員を辞めるのであればわかるが何で総理を辞めることに退職金が支払われるのか。
百歩譲って総理に退職金が出るのを認めるとしよう。
しかし私にはこれだけは譲れないものがある。
普通の会社では最低3年間は会社に勤めないと退職金は出ない。
福田総理は1年しか勤めてないではないか。
ホントに政治家は会社員をナメテいる!
2008年9月1日(月)
生活に必死な悪魔
さっき晩御飯を食べながらテレビを見ているとクイズ番組にデーモン小暮が出ていた。
KISSのファンだった私はデーモン閣下率いる聖飢魔Uがデビューした頃から気にかけていてカラオケで彼らの歌もよく唄ったものだ。
彼の姿を見るのはすごく久しぶりなのだが暫く見ないうちにずいぶん老けたような気がした。
もちろん昔と同じメイクをしているのだがメイク越しにも顔が痩せたというかやつれた感じがした。

確か彼はデビューした時に10万24歳とか言ってたと思うが、たった20年くらいの間にずいぶんと老けたものである。
今日見た感じではおそらく10万100歳までは生きられないのではないだろうか。

それにしても感心するのはデビュー当時どう見ても一発屋ですぐに消えると思われた彼が今も芸能界で頑張っていることである。
おそらくデビューしてから20年近くになると思うがあのキャラクターを20年も続けるのは大変なことだと思う。
最初のうちはいいが何年間も質問に答える時にいちいち悪魔のように答えるのは面倒くさいに違いない。
まだデビューして10年も経たない小倉優子ですら最近、質問に素で答えてる姿を度々見かけるくらいだから。

さて今日の閣下はテレビでどんな活躍をしていたかというと、漢字の早書きクイズで、漫画家のやくみつる氏と対決していた。
「竹冠の漢字を30秒以上にできるだけたくさん書いて下さい」と言われて一心不乱に漢字を書いていた。
悪魔がこんな事をしていたら老けるのも仕方がないか。
2008年8月31日(日)
続・嘘のようなホントの話
おニューの服を着てる時に限って悪魔に魅入られたように何故か昼ごはんにラーメンを食べてしまいツユが飛んで染みをつけてしまうというような経験は誰にでもあると思う。
ただ私が他の人と違うのはそういう経験がしょっちゅうあるという点だ。

今の仕事でも会社から支給された新品のスラックスを初めて履いていった日に後ろのポケットを神社の玉垣の角にひっかけて穴が開いたことがある。

先週の水曜日に仕事で履いていた靴の底が割れて水が染みこんできた。
あと一ヶ月は履こうと思っていたが連日の雨で流石にこれはまずいと休みの木曜日に近所の靴屋に靴を買いに行った。

例え一足1700円の安物革靴もどき靴とはいえ初めて下ろす日は汚したくないものだ。
ところが履いていく金曜日は雨の予報。
(いきなり雨かい!)と思いながら金曜の朝を迎えると曇ってはいるものの雨は降っていない。
おニューの靴を履いてルンルン気分で出社した。

朝一でバイク巡回があり雨に降られることもなく目的地に到着、バイクを降りて徒歩で現場の戸締りをチェックするのだが今日は工事をしているようで軽トラが止まっていた。
水道管か何かを調べているのか土を掘った箇所もあり、私は靴が土で汚れないように気をつけて歩いていた。
そして最初のチェックポイントの建物のドアの施錠を確認しようとした時だ。
ドアの前に50cm幅でセメントの色が他と違うところがあった。
(うん?ひょっとしてセメント塗りたて?)と思ったが既に右足がその50cm幅の部分に着地を始めようとしていた。


(あ!あかん!)と思ったが私くらいの運動神経の持ち主になると脳からの命令が運動スピードに付いていけない。
右足の靴が灰色のセメントの中に沈んでいく光景が眼前に広がった。
並の運動神経なら足首までセメントに沈むところだが何とか1cmくらい沈んだところで右足を引き上げた。
おニューの靴の底、側面にはセメントが当たり前のように付着していた。
日本広しと言えど新しい靴を下ろした日にセメント塗りたてに足を突っ込む人間などそういるものではない。
その後、警備室に戻って半泣きで靴についたセメントを洗い流したのは言うまでもない。
2008年8月28日(木)
×をそのまま押す男
今日は休日だが月末でお金もないので家で過ごすことに。
昼まで寝てDVDを見た後、横にゴロンとなって自分で作った中森明菜のベストCDを聞いていると又もや睡魔に襲われウトウトしだした

私の部屋には我が家の電話が置いてあり、電話をしにオトンが入ってきた。
私がいい気持ちで眠りかけてるのを見たら普通は電話は後でしようと部屋を出るものだが、それどころか眠っている私に話しかけてきた。
「クレジットカードの解約て電話で出来るよな」
クレジットカードの解約の経験がある人なんてそういるものではない。
私も経験がないので「電話で聞いてみたらいいやん」と答えた。

オトンは「0120て電話代かからへんやんな」と又私に聞いてきた。
(そんなこと聞かんでも知ってるやろ0120が始まってから何年生きてんねん)と思いながら「かからへんよ」と答えた。
早く用事を済ませて部屋から出て行って欲しいものだ。

ウトウトしながら様子を伺っているとオトンは電話をかけた後に「何やこれは」と言いながら暫くすると一言も話さず電話を切った。
最近大きい会社の案内電話は直接係りの人が出ずに用件によって数字を押させてから担当の部署に自動で回るようになっている。
もちろん最初の案内は音声ガイダンスになってるがオトンはそれに気づかず相手が一方的に話すのに面食らって電話を切ったのではないかと推測できた。

眠りかけてるだけにこれを説明するのが面倒だなと思ってるとオトンが又電話をかけて今度はいきなり「解約です」と声を発した。
恐れていたことが起こった。音声ガイダンスに対して話しかけたのだ。
身内でなくてもこれはもう放っておけない。
「それは録音された音声ガイダンスやから話しても通じひんで。解約やったら何番押してくれとか言うはずやからその番号押したら繋がるわ」と教えてあげた。

そしてオトンは3回目の電話をかけた。
今度はちゃんと音声ガイダンスに沿ってボタンを押してるようだ。
これで安心と思って目を閉じて眠りに就こうとするとオトンが又私に話しかけてきた。
「おい!この××××ていうのはどこ押したらええねん」
何のことを言ってるのかと起きてオトンのところへ行くとオトンは手にクレジット会社から来たハガキを持っていた。
どうやら音声ガイダンスでカード番号を入力するように言われたようだ。
ハガキにはカード番号が記入されてるが他人に知られないように下4桁は××××になっている。
オトンはこのXをそのまま入力しようとしていたのである。
事情を説明して番号が表記されてるカードを持ってこさせた。
今日パチンコに出かけず家にいて本当によかったと思う。
2008年8月27日(水)
真にツライのは
この前神社の職員さんから「○○さんてよくウチワで扇いでますよね」と笑いながら言われた。
確かに汗かきの私は警備室に座っている時にはウチワで扇いでいることが多く、暑くてたまらん時には両手にウチワを持ってパタパタやる。
そう言えばその職員さんに両手でパタパタやってる姿を何度か見つかってしまったことがある。
その職員さんに私はよほどの暑がりだと思われてるのだろう。

最近は朝方は涼しくなったがそれでも私は朝の6時から片手にウチワを持って扇いでいる。
しかし朝私がウチワで扇ぐのは暑いからではない。
24時間勤務をしてると朝の6時頃がメチャクチャ眠いのだ。
マズイことに6時半頃から神社の職員さんが警備室の前を通って出社して来る。
椅子に座ってコックリコックリしてる姿を見られたら仕事が仕事なだけに非常にマズイのだ。

だから眠らないように私は朝の6時からずっとウチワで扇いでいる。
片手をずっと振り続けるのでさすがにウトウトしていても起きていられるのだ
もちろん職員さんが来たらウチワを置いて立ち上がって挨拶するが時々間に合わずウチワで扇いでる姿を見られる時がある。
おそらく職員さんの間では私は一日中ウチワで扇いでると思われてることだろう。

夏はいいが冬は一体どうやって眠気を紛らわしてるかだが流石に冬にウチワで扇ぐことはない。
そんなことしたらモチロン寒いし、そんな姿を見られたら変人だと思われてしまう。
人から変態と思われても構わないが変人と思われるのはよくない。
冬はウトウトしたらヤケドしそうなくらいの距離で電気ストーブにあたって眠気と戦っている。

では春と秋はどうしてるのかというとトリックで仲間由紀恵が短歌を詠む時にやってたように手をクルリと回してオデコをパチンと叩いて目を覚ましている。
他の人が寝てる時に起きて仕事をするのはもちろんツライが他の人が起きてる時に起きているのはもっとツライのである。
2008年8月24日(日)
皿洗いに不向きな人間
警備室に古びた電気ポットがある。
お湯を出すのにフタの真ん中の部分を思いっきり押さないとお湯が出ない。
私が子供の頃に今まで重いポットを傾けて注いでいたのをポットを置いたままでフタの真ん中を押すだけでお湯が出る画期的な商品その名も「押すだけ」が発売されて大ヒットした。
しかしそれは子供の頃の話で今のポットは触れるだけでお湯が出る。

それだけに昔は便利だった押す式のポットも今では不便でしょうがない。
何か井戸から水を汲んでいるような気分になるのだ。
外見が古いのはまだいいとして使い込んでいるせいか中もモロモロになっていて、ハッキリ言って何か得体の知れない浮遊物も浮いている。
何も見なかったことにして日々ポットの湯でラーメンを作ったり、コーヒーを飲んでいるが誰かパチンコに勝ってポットを獲ってきてくれないものかと願っていた。

私の願いが叶ったか先日、別の隊が解散(簡単に言えば得意先から解約されたわけだ)することになりそこで使用していた電気ポットがウチの隊にやって来た。
外見も美しく、ちゃんと”湯出”というボタンがある。
これで井戸汲み生活からもおさらばだ。
中はどんな感じかなとフタを開けてみると、外見からは考えられないくらいの荒れ様だ。
まだウチの古いポットの方がマシである。
おそらく今まで一度も中を洗ってないのではないか。
前の隊の人はよくこんなんで沸かした湯を飲んでいたなと感心する。

オッサンながら隊で一番若手の私はドS隊長からポット洗浄係に任命された。
公務員だったらポット洗浄手当てが出るのになーと思いながら昨晩、休憩時間にクエン酸のポット洗浄剤を入手し洗浄をスタート。
何でポットの洗浄にクエン酸がいいのか、ド文系の私にはサッパリわからないのだがクエン酸洗浄すると、あれほどモロモロだった中が驚くほどキレイになった。

しかしそこからが大変だった。
私は潔癖症ではないのだが食器とかの汚れや泡切れには神経質なのだ。
中がキレイになったとはいえ隅にこびりついた白い物体が気になり、水洗いすること数十分。
終わって湯を沸かし、白い物質が浮いているとまた湯を捨て、水洗い。
白い物質はおそらくカルシウムかなんかで人体に何の影響もないと思うのだが気になってしょうがないのだ。
結局昨晩の休憩時間はずっとポットを洗っていた。

私が学生時代に皿洗いのバイトに応募しなかったのはこの性格のせいだ。
おそらく一枚の皿のすすぎが終わるまでに店長に見つかって「お前はクビだ!」と言われるに違いない。
2008年8月21日(木)
細江純子に期待すること
連日テレビをつけるとオリンピック競技が放送されていてスポーツ観戦好きでテレビ好きの私には幸せな日々が続いている。
普段は一年に一度くらいでしかも深夜にしか放送されないソフトボールもゴールデンタイムに見ることができる。

今も女子の決勝を見ながら日記を書いているが、日本は昨日は午前中にアメリカ、午後にオーストラリアと一日に二試合も行い、今日もアメリカと戦っている。
これだけでもハードスケジュールなのに何とこの3試合を上野が1人で投げているというのにはビックリする。

日本のプロ野球なんか一度投げると中4日から6日も間隔を空けて投げるし、投げる時でも球数が100球を超えると交代させられることが多い。
確かにソフトボールの投球は上投げに比べるとヒジや肩にかかる負担は少ないが、それでも2日で3試合も投げるのは野球ファンからすると信じられない。

私は大学時代にソフトボールをやっていて練習試合で一日に2試合をすることはあったが先発投手は変えていたと記憶している。
やはりソフトボールと言えども同じ投手が2日で3試合も投げるのは異例なのだろう。
しかし決勝戦を見てる限り上野の球速は衰えないし、疲れも感じられない。
私が思うにこの上野という投手は投球フォームがよほど素晴らしいのだろうと思う。

競馬の騎手も一日に何鞍も騎乗し、人気騎手だと全12レースに騎乗することがある。
パッと見はどの騎手も同じように乗っているように見えるが騎乗フォームには違いがあり、一流ジョッキーでもあまりホメラレタ騎乗フォームでない騎手もいるらしい。
そういう騎手は騎乗が多くなるにつれ疲れが蓄積されるので一日に多く騎乗する場合、終盤のレースでは人気でも消した方が無難であるという記事を読んだことがある。
その記事で実際のデータが載っていたが確かに乗鞍が多い時の終盤のレースの成績が悪かった。

今年の新人騎手で三浦という有望な騎手がいるが彼は競馬学校時代から騎乗フォームが素晴らしいと評判だった。
そしてデビューした今年、武豊の新人記録を上回る勢いで勝ち鞍を重ねている。
減量の恩恵もあり騎乗依頼が殺到し、一日に10鞍以上乗る事も多いが騎乗フォームがいいせいか期待に応える活躍をしている。
私は乗馬の経験すらないので彼の騎乗フォームが他とどう違うのかがわからない。
こういうマニアックな解説を元騎手で現リポーターの細江純子にやって欲しいと切に願う。
ひょっとすると細江純子もわからないかも知れないが・・・
2008年8月20日(水)
永遠のアイドル
近鉄難波駅の改札を出てエスカレータで上がって行く途中に大きな看板がある。
看板の中では女優の竹下景子が微笑んでいる。
それを見る度に何故か私の心は虚しくなる。
写真映りの問題もあると思うが正直「竹下景子も老けたなあ〜」と感じずにはいられないからだ。
竹下景子といえば昔はお嫁さんにしたい女優NO.1になるくらいその優しいふくよかな笑顔で世の男性を虜にした。

もちろん竹下景子の年齢を考えれば今でも十二分に美しいのだがクイズダービー時代の竹下景子を知る者としては昔の面影というものがあり、あれからウン十年経った今の姿を素直に受け入れられないところがある。

同じような思いを先日テレビで杏里を見た時にも感じた。
最初見た時には杏里だとは気づかず暫くして(これって杏里?)と思って新聞で確かめたくらいだ。

そう言えばあのSPEEDが12年ぶりに再結成するらしい。
彼女らは解散後もソロで活動していたし年もまだ24歳なのでさすがに見てもショックは受けないだろうが昔を知る人は少なからずギャップを感じることだろう。

これは私の勝手な意見だがアイドルは引退したらもう復帰しないで欲しい。
アイドルというのはファンに夢を与える仕事であり、引退しても夢を見させたままにしておいて欲しい。
復帰して復帰する前よりも人気が出たアイドルを今まで見たことがないし、復帰の時こそ話題になるが再度芸能界から消える時は人知れず忘れられるように消えて行く。
復帰しないで昔の思い出だけを残して欲しかったと思うファンもいるのではないだろうか。
私はファンではなかったが天地真理が復帰した時に昔のファンの人はどんな思いで見ていたのだろうかと思う。

そういった意味で山口百恵というのは実に偉大なアイドルだったと思う。
引退してから一切姿を見せず今でも私の中ではアイドル時代の山口百恵の姿しか浮かんでこない。
まさに彼女こそが永遠のアイドルだろう。
2008年8月17日(日)
池山という司会者
今日は夜勤明けで朝の10時に帰宅した。
普段ならそこから昼ごはんまでの間寝るのだが今日はオリンピックの女子マラソンが行われている。
マラソン好きな私はもちろん睡眠を犠牲にしてテレビを見ることに。

テレビをつけるとヌデレバやラドクリフが映っていたが何故か第2集団と言っている。
一体誰が先頭を走ってるのかと思ってると映し出されたのは見たこともないルーマニアの選手。

トメスクという選手だが長距離選手と思えないような逞しい体に重戦車のような力強い走り。
こんな走法でゴールまで持つのかと思っていたら余裕の逃げ切り勝ちだった。
前半が超スローだったらしく牽制しあう有力どころが集まった第2集団を尻目に単騎逃げに出たトメスクの見事なレース運びだった。
走ってるのはもちろん人間だがレース自体は競馬を見てるようであった。
私がマラソンが好きな理由はハッキリ言ってここにある。

マラソンを見たおかげで昼寝ができないまま競馬中継が始まった。
競馬命の私だが時々睡魔に勝てず発走前に寝てしまうことがある。
横になって寝ながらテレビを見てるのが大きな原因だが、レースとレースの間の司会者、解説者の話やレース間のつなぎのトピックスがつまらないのも理由の一つである。
関西テレビの競馬中継は特にそうだ。

その点、サンテレビの競馬中継は面白い。
何といっても司会者のシマシマンズ池山がいい。
番組を進行しながらシッカリ馬券も買っているがほとんど外している。
それを進行中についつい愚痴ってしまうのを見るのが馬券を外した者として非常に癒されるのだ。
司会者が馬券を当ててはしゃいでる姿ほど見たくないものはないのだから。

今日なんか土曜日にPAT口座が0になったらしく顔色が悪いのを悟られないように自分でメイクセットを買ってメイクして来たらしい。
今日は番組から支給された交通費で馬券を買ったらしくバクチ打ちとしても最高ではないか。

今日のメインレースは残念ながらサンテレビではなく関西テレビだった。
番組開始当初は起きていたがマラソンを見ていたツケがきて知らぬ間に寝てしまい目が覚めたらクイーンSが終わっていた。
携帯で結果を確認するとこんな時に限って馬券が当たっていた。
実況を見ていたらメチャ興奮できたのに残念で仕方ない。
放映権の問題意があるとは思うがサンテレビでもメインレースを中継してもらえないものだろうか。

関西テレビの競馬中継が終わった後、サンテレビで競馬を最終レースまで見ていたが番組の最後で池山が札幌や小倉競馬場の馬場とレースの傾向について熱く語っていた。
開幕週だから前が有利と思ったら次の週の土曜日にはもう差し追い込みが決まるようになっている。
それを日曜に生かそうと思うと今度は土曜と天気が変わるのでまた違う傾向になる。
結局いつも最終レースが終わる頃にその日の傾向がハッキリする。
こんなんだから馬券が当たるはずがないとボヤイテいた。
まさに彼の言う通りだ。
傾向なんて結局は結果論にすぎず、今回がどうかなんてやってみないとわからない。
彼こそが私が追い求めていた競馬番組の司会者である。
2008年8月14日(木)
嘘のようなホントの話
施設警備員というのは火事や犯罪から施設を守るのが本来の仕事である。
しかし実際は火事や犯罪なんて日常茶飯事に起きるものではなく「本日の業務異常なく終了しました」と警備日誌に書いて一日が終わる。
火事や犯罪が起こらないので日々の業務は受付での出入り管理であったり、施設の保守点検、雑用に終始することが多い。

まあ火事や犯罪が日常茶飯事に発生すれば今の時給ではやってられないし、怖がりな私のことだ転職を考えることだろう。

火事や犯罪が実際は起こらないと言えども警備室にはもちろん自火報盤という各所に設置された自動火災報知器が感知した火災を一手に監視できる設備がある。
実際に火災が発生すると警報ベルが鳴動し、対象の箇所にランプが点灯する。
警備室で監視する者がその情報を元に巡回中の警備員に連絡し、現場に急行させるのだ。

実際に火事が起こらないので自火報盤が鳴動することもないと思われるが火事でなくても火災報知器はイタズラや誤動作でも作動する。
我が警備室でも過去に一度だけ鳴動して大騒ぎになったことがあった。

当日は私は非番で隊長が警備室で監視、副隊長が巡回中だった。
突然、自火報盤が鳴動し発生場所を確認したが火災報知器が設置してあるどの箇所にもランプが点灯していない。
場所がわからないので隊長から副隊長に「場所は不明だがどこかで火災が発生してると思われる、至急施設内を全て点検して下さい」との指令が。
副隊長が施設内を走り回るもどこにも火の気は見当たらない。
仕方なく副隊長が警備室に戻ってきた。
「どこも異常ありませんけど」と隊長に報告すると隊長は「まだベルが止まらへんねや」と困惑顔。

副隊長が自火報盤の方に目をやるとその視界に衝撃の物体が飛び込んできた。
自火報盤の側の机に目覚まし時計が置いてあったのだ。
鳴っていたのは目覚まし時計だったのである。

この話は伝説としてドS隊長を怖がる新人の心を和ませる為に代々語り継がれている。
2008年8月12日(火)
いつもと変わらぬ休日
今年もお盆の季節がやってきたが毎年この頃になると「盆は通勤電車が空いてていいな♪」という感想しかない。
何のことはないみんなが盆で休んでる時にいっつも通勤電車に揺られて働いているのだ。
せっかく職を変えたのに何故か盆に休めない仕事を選んでしまい今年も盆に2連休すらもらえない。
今日が唯一の休日だった。

せっかくの休日なので海川ひとみちゃんとデートしようと難波のパチンコ屋に開店前から並び無事にCRアバンギャル台をゲット。
後は確変当たりを引いてデートモードに突入するだけだ。
座って10分も経たないうちに自分の左隣りの兄ちゃんが確変大当たりをゲット。
席を取る時にその台にするか今自分が座ってる台にするか迷っただけに精神的ショックが大きい。
いきなり2分の1の確率で当たり台を逃してしまった。

左隣りの兄ちゃんがどんどんドル箱を積み上げていく中、今度は私の右隣りの兄ちゃんが確変大当たりをゲット。
そのシマで当たりを引いてる台は2台しかないのにそれが自分の両隣りとはどんだけツカンのだ。
ドッキリカメラならわかったから早く出てきて欲しい。

その後両隣りが箱を積む中、イライラすること30分私にもようやく初当たりがきて確変に昇格。
この台は確変中はデートモードになりアイドルに告白して見事相手がOKしたら確変大当たりでフラレルとノーマル当たりとなる。
幸運なことに最初のデートの相手が海川ひとみだった。
リーチがかかり運命の告白タイムに。
確変で当たるかどうかよりとにかく「私も大好き!」と言う海川ひとみの笑顔が見たい。その為に今日は来たのである。
ドキドキする中、変わった画面は全体にブルーが入った暗い画面に。
ガーンという効果音とともに見事にフラレテしまった。

このまま持ち球で次の当たりを引くまで粘ってもいいが左隣りの兄ちゃんが爆発しており、どう考えても私の台の雲行きが悪い。
台を変えようにも流行ってる店なので空き台がない。
仕方なく店を出ることにした。
開店前から並んで店を出た時にはまだ12時にもなってなかった。

俺は何をしに来たんだろうと思いながら前から行きたかったケーキ屋に行くことにした。
その店は谷町4丁目にある。
難波から離れればもうパチンコを打つこともない。
今のままなら3000円のプラスでいい休日になる。

難波から上本町まで行きそこから谷町線で谷町4丁目に到着。
猛暑の中歩くこと5分やっと店に着くと何故かシャッターが閉まっている。
定休日は月曜日だというのを事前に調べて来たのにどういうことだ。
シャッターに貼紙がしてあり8月10日から18日まで盆休みと書いてあった。
こんな有名なケーキ屋に盆休みがあるなんて思いもしなかった。
ケーキ屋に行くのに使った電車賃は完全に死に金である。

流石に電車賃を取り返す為、難波に戻ってパチンコを打つのだけは自重した。
そんな事をしたら午前中の勝ちを吐き出し、大負けして帰ることくらい占い師でなくても予見できる。
2008年8月11日(月)
便利だから楽とは限らず
早いもので前職のプログラマーを辞めてから4年近くなろうとしている。
辞めてからというものプログラマーらしき事と言えばこのHPを作る以外は一切やっていなかった。

しかし掲示板でHPの2つのサイトが重くて見られないという指摘があり、それがHTMLのソースに原因があるかもとの指摘を受けてHTMLソースを覗いてみると悲惨な状態であった。

私がHP作成に使ってるのはホームページビルダーというソフトでHTMLなんか知らなくてもワープロで文章が打てれば誰でも簡単にHPが作成できる。
誰でも簡単にとはいうものの人がワープロ打ちしたものをソフトがせっせと内部ででHTMLに置き換えているわけで、元プログラマーの血が騒げば一度くらいHTMLのソースを見てもよさそうなものだが残念ながら血が騒がなかったのだ。

今回の指摘を受けて初めて問題のサイトのHTMLソースを見ると文字の属性を司るFONT情報が牛ほどソース内にあった。
牛ほどあっても本来必要なものならいいのだが明らかに不要なものだ。
これは推測だがワープロ上で文字を削除した時に削除した文字自体はHTMLソースから消えるがFONT情報が消えずに残存するというホームページビルダーの悪癖だろう。
問題のサイトは更新が多いのでその度に削除した文字の属性情報が残存されていったのだろう。

これが仕様だと言われればそれまでだが私に言わせれば仕様バグだ。
私が使ってるのは結構古いバージョンなので最新のバージョンでどうなってるのか知りたいところだ。

前職ではHTMLは扱ってなかったが、とろあえずHTMLソースをヤマカンで治した。
正しい治し方ではないと思うがまあ大丈夫だろう。

ホームページビルダーに対しては怒り心頭なところがあるが、HTMLを知らなくてもHPが作れるのだから世の中便利になったものである。
ただ便利になったからといって情報処理を仕事としている人の仕事が楽になったかというと話は別だ。

私が前の会社に入った頃はWindowsなんかもちろんなく、画面は白黒だった。
プログラミングはコーディング用紙という紙に手書きしたものをパンチ屋さんに出すとパンチされたものが8インチの巨大フロッピーになって帰ってきた。
出張に行った時には現場では紙テープやカセットテープが普通に記録媒体として活躍していた。
そんな旧式な環境で仕事をしていたらさぞ大変だろうと思うかもしれないが実際はその頃の方が仕事は楽だった。

開発環境が便利になったらそれだけ成果物の納期が短くなるわけで、あれもやってくれ、これもやってくれと仕事量が増えるだけである。
昔はもちろんメールもなかったから幸せだった。
今なんか長期の休み明けで会社に行ったら山のようにメールが来ていてそれを処理するだけで一日つぶれてしまう。
私がもし生まれ変わってプログラマーをやるのなら紙テープの時代に戻りたい。
2008年8月8日(金)
何故夏に
この猛暑の中、高校野球を見る度に「ようこんな暑いのにやってるよなあ」と感心するが、彼らにしてみれば普段の練習の方がもっとしんどい訳で、攻撃の時間はベンチで座って水が飲める試合の方がずっと楽なんだろう。
私は高校の時、剣道部に入っていたが冷房も何もない道場であんな厚い胴着を着て汗臭い面と小手を付けて大声を出しながら稽古をしてる方が高校野球よりずっと地獄だろう。

この暑さの中とうとう北京オリンピックが始まったが何故オリンピックを夏にするのだろうか。
冬のオリンピックは雪が不可欠な競技があるので冬にやるのはわかるが夏のオリンピックを夏にやらないといけない理由がよくわからない。
過ごしやすい春か秋にやると何か不都合でもあるのだろうか。

オリンピックで私が一番思い出深いのはマラソンの瀬古が出た大会だ。
それまでのマラソンは先頭集団から35km付近で誰かがスパートして逃げ切るというレースが多かった。
しかし瀬古は競技場まで2番手にじっと付けて競技場に入るや否やロケットスパートと言われた差し脚で一気に抜け出すという実にカッコイイ勝ち方を続けてきた。
スピードの持続力があって終い切れるのだから競走馬に例えたらダイワスカーレットのようなランナーだった。
私は今でも日本の最強マラソンランナーは瀬古だったと思っている。

当時アメリカにサラザールという強力なライバルがいたが競技場までもつれ込めば絶対に瀬古が金メダルを取ると思っていた。
しかし瀬古の敵はサラザールではなく夏の暑さであった。
マラソン好きの知人から聞いた話だが暑さ対策の為、瀬古陣営がとった策は本番の地より暑い場所でトレーニングを積むということだった。
いかにも根性好きな日本人が考えつきそうな対策である。
結果は完全に裏目に出た。
猛暑の中、無理なトレーニングを行った為、体調を壊し万全な体調で本番を迎えられなかったらしい。
そんな体調で出た本番は金メダルどころか入賞すら出来なかった。

あれから長い年月が経つが今年も又、この猛暑の中マラソンが行われようとしている。
マラソンファンの私としては野口やラドクリフやヌデレバが対決する夢のようなレースが本来のマラソンと違うような競技として行われるのが残念でならない。
ちなみに大会前に高地トレーニングを行っていた野口が体調を心配して早めに切り上げて帰国したらしい。
これは大正解だと思う。

どうも日本人は本番よりも負荷をかけたトレーニングをしたら本番では楽に事が進むと思っているようだが実際はそんなものではない。
もっと楽なトレーニングをして体調を整え、本番で一発勝負に賭けるという方法もあると思う。
少なくとも伝説の金メダリスト、アベベは本番まで足の裏を酷使せず大事にしていたと信じたい。
2008年8月7日(木)
博打好きの店員に会えず・・・
長らくお待たせ致しました。
ルータのACアダプタ不良により、ルータの電源が入らずネット接続ができなくなりHPの更新ができませんでした。
何とかルータのACアダプタが手に入り本日より再開致します。
故障中、HPを見に来られた皆様には御迷惑おかけ致しました。
ここにお詫び申し上げます。

それにしてもたかがACアダプタ一個で大騒動であった。
実は一ヶ月程前からACアダプタのコードの根元部分の接触が悪かった。
そのままだと通電しないがコードの根元部を少し曲げると通電していたので、ずっと根元を曲げて一ヶ月近く使っていた。
真っ当な人間であればこの時点で新しいのを買いに行くものだが、その場さえよければいい派の私はこのまま一生コードを曲げて通電させようと目論んでいたのだ。

そして迎えた先週の土曜の夜、コードを曲げても通電せず、根元部分を手で強く押さえないと通電しなくなった。
いくら物ぐさな私でも一生、片手でコードを押さえながらもう片方の手でPCを操るほどヒマ人ではなく、新しいのを買うことになった。

会社が休みの月曜日にわざわざ日本橋まで出かけてパチンコのついでにビックカメラに向かったが店員に出力DC9.5Vのはないと言われた。
電気関係には全く疎い私はこの時初めてDC9.5Vというのは日本ではキワモノであるということを知った。
それにしても何でよりによって私のルータにこんなキワモノACアダプタが使われてるのか。
プロバイダに指定されたルータだから私には非がないが運もない。

そこからでんでんタウンの裏道の古そうな電子パーツ店を巡ること小一時間、どこに行っても9.5Vはないと言われ、結局上新電気でメーカーに取り寄せることに。

そして昨日、携帯に電話が入り、入荷したかと思いきや「この機種はプロバイダさんへのレンタル商品なので取り寄せできない」とのこと。
確かルータはレンタルでなく指定されたのをプロバイダ経由で購入したはずだ。
こうなればプロバイダで購入しようと電話すると「以前は販売していたんですが今はレンタルのみとなります。
ACアダプタのみというのはレンタルできませんので月々650円でルータをレンタルしてもらうことになります」と言うではないか。

何でACアダプタが断線しただけでこの先一生月々650円も払わないかんのだ。
しかし他に道はないとあきらめかけたがある考えが浮かんだ。
ルータのレンタルになるということは今家にあるルータは無用になるわけで壊れてもいいわけだ。
9.5Vとか書いてあっても9Vでも動作するのではないか。
仮にそれが原因でルータがおかしくなっても何の問題もない。
ダメもとで1200円の9VのACアダプタを買ってきて今日繋いでみるとちゃんと動作するではないか。
この数日間の私の苦労は何だったのか。

一応でんでんタウンの各店舗で断線したACアダプタを見せながら「これって9Vやったら代用できないですかね」と尋ねていたが、全員が口を揃えて「いやーやっぱり同じ規格でないと」と答えた。
1人でもいいから「ダメもとで一回9Vで試してみたら」という博打好きな店員に巡り合なかったのが残念でならない。
2008年8月1日(金)
こんなのでんでんタウンじゃない
10年くらい前に買った家のCDラジカセの電源が入らなくなった。
私が使ってるものではなく両親が演歌のテープを聞くのに愛用していたものだ。
この機会に近所の電気屋に新しいのを買いに行くと言うのを聞いて私が待ったをかけた。

大阪のような都会と違ってうちのような田舎の電気屋は値段が高い。
客が大阪まで出かけるのを面倒がって来てるのがわかってるので足元を見ているのだ。

電化製品に限らず田舎というのは物価が高い。
例えば金券ショップは大阪ではギフト券の買取は95%〜97%が相場だが姉の近くの金券ショップは85%で買い取るというのを聞いてビックリした覚えがある。
ふだんから大阪に出かけない人は相場というものがわからないので85%が普通だと思ってるらしいのだ。

私の予想ではCDラジカセも日本橋で買う方が1000円以上安いはずだ。
親はCDを全く聞かないので単なるラジカセでいいのだが、どんなのがいいか注文を聞いてみた。
オカン曰くテープが勝手に裏返るのがいいらしい。
世間ではこれをオートリバースという。
オートリバースなんかもう20年くらい前にはある機能だしデフォルトで付いていると思って日本橋に出かけた。

久しぶりにでんでんタウンで値切り倒して買うのが楽しみだが、まずは大型量販店のビックカメラで価格をチェックすることにした。
最新のデジタル音楽機器が並ぶ中、隅の方にひっそりとラジカセの棚があった。
しかし不思議なことにオートリバース機能がついてるものが見つからない。
仕方なく店員に聞いてみると奥の方にあるパナソニックのを取り出してきてオートリバースはこれしかないという。
しかも在庫がなくメーカーに問い合わせないといつ入るかわからないという。

元々ここでは買う予定はなかったので店を出てでんでんタウンに向かった。
でんでんタウンのメイン通りを歩くのは超久しぶりだが歩いていくうちに愕然とした。
パソコンショップやゲームソフトの店ばかりで電気屋さんがない。
昔は電気屋ばっかりだったのにしばらく来ないうちに完全にオタクの街になっていた。
ラジカセを探すどころか店自体がないのだから話にならない。

結局大型量販店のヤマダ電機で買うことにしたが、ここでもオートリバースはSONYの6800円のしかなかった。
店員の話では今はオートリバースのラジカセは主流ではなくCDラジカセになるとオートリバースは皆無らしい。
一個だけあったオートリバースのラジカセと他のラジカセの値段を比べると2000円近く値段が高い。
オートリバースというのはえらく原価が高くつく機能らしい。
CDラジカセを買う人はCDが聞きたいのであってカセットはあった方がいいくらいに思っている。
その機能にオートリバースを付けて2000円も値段を高くすると売れないのだろう。

一応店員に値段が安くならないか聞いてみたがヤマダ電機が値を下げるわけもなく、定価のままラジカセを買って帰った。
大型量販店もいいが昔のでんでんタウンを知る者にとっては昭和の灯がまた一つ消えていくような寂しさを感じずにはいられなかった。
昔みたいに値切って電化製品を買うことはこの先もうないだろう。

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