ヒラリキャップの馬券師日記

わたしゾウのりんちゃんです♪

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2008年7月29日(火)
シャリシャリ君
前から気になっていたガリガリ君を今日初めて食べた。
テレビCMもガンガン流れていて超有名なアイスだが私のように子供がいないと子供に人気があるお菓子やアイスはなかなか食べる機会がない。
コンビニのアイスコーナーで大好きな宇治金時やジャイアントコーンを蹴ってまでいかにもお子ちゃま向きのガリガリ君を買うきっかけがなかったのだ。

昨日、仕事場の上司がガリガリ君のファミリータイプを買ってきたのでそのおこぼれを頂くことになった。
ガリガリ君初体験である。

名前の由来は知らないがガリガリとかじらないといけないくらい固めのキャンディーかと思ったら以外にも歯ごたえが柔らかい。
どちらかというとシャリシャリ君という感じである。
味はソーダ味だったが昔食べたダブルソーダ(細いキャンディーが2本がくっついていて真ん中でパカっと上手く割れないやつ)に似ている。

味はまあまあだし、うまか棒みたいに味の種類が多いし、当たり付きとくれば子供に大人気なのもうなずける。
しかし最初にあのパッケージの絵とネーミングを見た時はこんなヒット商品になるとは思いもしなかった。

どうも子供の嗜好の傾向というのは私には予測しにくい。
昔、筋肉マンが初めて少年雑誌に登場した時も何じゃこのタイトルと絵はと思ったしアンパンマンを初めて見た時もこんな格好悪い主人公、絶対ヒットしないと思った。
先見の明がないのか、どうも私がヒットしないと思ったキャラクターは必ずヒットするようだ。

同じような思いを競馬でもしたことがある。
競馬をやり始めて間もない頃で人生の中でも一番競馬に熱くなっていた頃に私の前にとんでもない漫画が現れた。
タイトルはいいとしてこのふざけた主人公は競馬を馬鹿にしてるとしか思えなかった。
あの有名な”みどりのマキバオー”である。
2008年7月26日(土)
浴びるほどに埋もれるほどに
この暑さのせいか最近やたらとビールや発泡酒のテレビCMを目にする。
クーラーのない部屋で扇風機にあたりながらブラウン管の中で美味しそうにビールを飲んでる映像を見てるとハッキリ言ってたまらんのだ。
出てくる缶ビールや発泡酒のどれもがホント美味しそうで喉から手が出るくらい欲しくなる。
最近はCMを見る度に”一度でいいから浴びるほどビールを飲んでみたい”と真剣に思うようになった。

私は大のビール好きだが基本的にお酒に強くない。
缶ビールを一本空ければまず顔が真っ赤になっている。
ただ意識はしっかりしていていつもと変わらないので俗にいう酒癖というものがない。
それでも顔が赤くなるということは体自体が注意信号を出してるわけで、その点を重視して敢えて生中2杯くらいでブレーキをかける。
もう一杯おかわりしたいところを我慢して「ウーロン茶」と言うようにしている。
ビールのノド越しがたまらない私は最初の一杯はジョッキを一気飲みしたいところだが体の事を考えて半分くらいで止めている。

こんなわけで私は悲しいかな今まで浴びるほどビールを飲んだことがない。
ビールを浴びるほど飲むというと頭に浮かぶのはプロ野球の優勝祝賀会。
ビール瓶をラッパ飲みしてビールを浴びて、頭から樽ビールを被る。
ビール好きにとっては夢のような世界だ。
時期的に寒い時に行われるが夏にあれをしたらどんだけ気持ちいいことだろう。
噂ではビールを飲まなくても浴びると毛穴からアルコールが吸収されてメチャ気持ちがいいらしい。

何というタイトルか忘れたが外国の映画で病気で余命僅かで落ち込んでいた二人が死ぬまでにやりたいことリストを作り、それを実行するというのがあった。
こういう前向きな死の迎え方もあるのかと感心させられた。
もし私がリストを作るのなら”浴びるほどビールを飲む”という項目を入れることだろう。
酔っ払ってそのままあの世に行けたら幸せかもしれない。

映画では確か死ぬまでにやりたいリストは10項目だった。
”浴びるほどビールを飲む”の次にはたぶんこう書くことだろう。

”体が埋もれる程、ドル箱を積む” 
2008年7月23日(水)
イメージ
昨日ネットでニュースを見ていると”巡査長パチンコ中に車中から警察手帳を盗まれる”というニュースを目にした。
私は後輩に最低とか最悪とかいう言葉を軽々しく使うものではないと指導したことがあるが、この巡査長は正に最悪のシチュエーションで盗難にあったものだ。

しかしこの巡査長は盗難にあった被害者であって勤務中ならまだしも仕事明けでパチンコを打っていた。
この巡査長が一体何の悪いことをしたというのだ。
非があるとすれば警察手帳を携帯していなかった点であるが、車に鍵はかけていたわけだし、携帯していて紛失でもすればそれはそれで非難されることだろう。

それよりも”パチンコ中”にという点がやけに強調されて報道されている点に私としては非常に納得がいかない。
見出しだけ見るとどう見てもギャンブルに熱中してるうちに警察手帳を盗まれたような感じを受ける。

パチンコ中に盗まれても、教会で礼拝中に盗まれても非は同じなのに前者の方が圧倒的にイメージが悪い。

競馬も今でこそ大衆の娯楽スポーツとなりかなりイメージが良くなったが私が始めた頃の競馬は単なるギャンブルのイメージが強かった。
他人の目を気にしない私でも電車の中でも競馬新聞を広げて見るのは抵抗があった。
WINSに集まるのはほとんどがオッサンやじいちゃんで鉄火場という雰囲気がありありだった。
実際に窓口に置き忘れたカバンは1分後には影も形もなくなっていた。

アイドルホースやテレビCMの影響で昔に比べるとイメージがよくなったが、それでも今回のような事件があれば”競馬中に”と強調されることだろう。

だから私なんか万が一の事があった時に身内に迷惑をかけないようにパチンコを打つ時も火事が起こった時にすぐに逃げ出せるように1階で打つようにしている。
阪神大震災の後、数ヶ月間はWINSやパチンコ屋にいても気が落ち着かなかったのを覚えている。
あんなところで最期を迎えたら葬式の時に身内が何て噂されるかわかったものではない。
葬式だろうが何だろうが人というのはヒソヒソ話が好きで何か興味深い事実を知ると噂するものなのだ。

そう言えば高校の時に友人のおじいちゃんが風呂に入ってる時に心臓マヒが起こって家族が見に行った時には湯船に沈んでいた。
冗談なのか本当なのかわからないが友人の話では葬式の時に「浮かばれへん死に方やったなあ」というヒソヒソ話が聞こえたそうだ。
2008年7月22日(火)
我が家の夏のある風景
毎日「何じゃこの暑さは!」と怒りたくなるほど暑い。
今までクーラーなしで過ごしてきた我が家もさすがに今年の夏はこたえる。
休みの日なんか扇風機にあたりながら暑さに耐え忍んでると全然休養にならない。
かと言って冷房の効いた場所に行くとお金が減るし困ったものである。

先日、家に帰ると両親がこんな会話をしてるのが聞こえてきた。
母:「もうこの暑さ我慢できひんわ。ミドリ電気行って買ってきて」
父:「そやな買って来るわ」

さすがにこの暑さに耐え切れずとうとうクーラーを買う気になったのだ。
戦時中をくぐり抜けてきた我慢強い両親もとうとうこの暑さにクーラーを買う決心がついたらしい。

しかし、その後に聞こえてきた会話が何か変だ。
母:「電気のやつ買ってきてや」
父:「わかっとるわい」

うん?電気のやつて電気以外にどうやってクーラーが動くというのだ。
不思議がっていると私の部屋におかんが入ってきた。
「暑いからカキ氷機買うことにしてん」

何とクーラーを買うのではなくかき氷機を買うというではないか。
こりゃあと10年は我が家にクーラーがつくことはないだろう。

たかがカキ氷機だが何十年も我慢してきただけあって両親にとっては特別な存在なのがその後の会話で窺い知れた。

父:「1万円持って行ったらいけるわな」
母:「余分にあと5000円持って行っとき」
私:(一万円て一体どんなカキ氷機を買うつもりや。店でも始める気か!
   余分に5000円て要らんちゅうねん)

20分程して父がカキ氷機を買って帰ってきた。
父:「安かったわ。1900円やったわ」
母:「へー。そんな安いのん」
私:(普通そんなもんやろ。氷削るだけやで)
父:「キティーちゃんのやったら2800円すんねんけど。これでええやろ」
私:(そんなんええに決まってるやろ。自分ら年いくつやねん!)
2008年7月19日(土)
力の頭があ〜!
昨日の夜の12時過ぎに24のカウント音が鳴った。
携帯にメールの受信があった知らせである。
こんな遅くに誰からかと思って見るとあの姉からだった。

文面はたった4文字で「今仕事?」
よくもたった4文字を面倒くさいのにメールで送れるものだ。
電話した方が楽だと思うのだが。
それにいくら身内とはいえ一ヶ月近く会ってないのだから「元気にやってるか?」
くらい思ってなくても書いたらどうだ。

私はすかさず「家」と一文字で返信した。
してやったりである。

するとすぐに電話がかかってきた。携帯にではなく家の電話にだ。
そうか。携帯にかけると電話代が高くつくからメールで聞いてきたのだ。
4文字にしたのはパケット代を考慮してのことだろう。

電話を取ると「明日仕事やのに遅くにごめんな!」とか言うはずもなく、いきなり本題について話し始めた。
話によると姉の部屋の昔のテレビが映りがおかしくなって縦の上下に黒い帯が入り横長に映るらしい。
姉曰く今流行のワイド画面みたいに映るそうなのだ。
そして驚くべきことに姉は最初のうちこれを故障ではないと思ってたらしい。

姉:「2011年から地デジ始まるから慣れてもらう為にテレビ局がそいういうサイズ
  で映像を送ってきてると思っててん」

(やっぱり本物や!こいつ。絶対ヘキサゴンに出れる!)と思いながら「アホか!」と軽く突っ込んでおいた。

本題に戻るが姉が電話をかけてきたのは自分のオメデタサを聞いてもらう為ではなく、テレビを買い替えようと思ってるが地デジ対応のにするかどうかを相談する為だった。
地デジだったらもっと後で買う方が値段が安くなるから3年間は安いテレビで凌いだ方がいいかを私に相談してきたのだ。
私はたぶん2011年近くになったら駆け込み需要と価格競争で今よりずっと安く買えるとアドバイスしておいた。

さてこんな相談をしてくるくらいだから姉はテレビが横長に映るのはテレビ局のせいではなくテレビの故障だと気づいたわけだが、そのきっかけが傑作だ。

姉:「ミナミの帝王てあるやん。あれって映画館のスクリーン見てるみたいに上下
   がカットされて横長のスクリーンみたいになってるやん。
   うちのテレビでミナミの帝王見たら更に上下が黒くなって竹内力の頭上半分
   あらへんねん!」
2008年7月18日(金)
意外な生き残り
ipodの類を未だに持っていない私だがさすがにもうカセットテープを聞くことはなくなった。
押入れには捨てる踏ん切りがつかず中学の時に聞いていたビートルズや甲斐バンド、中森明菜のカセットが埃を被って残っているがおそらくこの先も聞くことはないだろう。
気まぐれにカセットテープを聞こうと思ったとしても先日CDカセットのカセットの扉を何年振りかに恐る恐る開けてみたらローラーからヘッドまで見事なまでに埃だらけだった。
あれではすぐにテープが絡まることだろう。

しかし私の親の世代は今でもカセットテープが大活躍である。
友人から最新の演歌のカセットテープが月に一度送られてくるし、近所のカラオケ仲間とも頻繁にカセットテープの交換をしている。
そのテープをハンディーカセットで聴いているのだ。

ちなみに親が使っているテープは60分が主流でノーマルポジションばっかりだ。
先日、おかんにテープがなくなったんで仕事帰りに買ってきてくれないかと頼まれた。
昔はカセットテープと言えばハイポジかメタルしか買わなかった私はこの機会にハイポジのテープを買ってきてやろうと思った。
いくら演歌とはいえやっぱりノーマルポジションよりハイポジの方が音がいいに違いない。

カセットテープなんか買うのは10年振り、いやもっと久しぶりかもしれないが、驚いたことにカセットテープ自体を扱ってる店がなかなか見つからない。
考えてみればカセットテープを使ってるのはほとんどが高齢者で高齢者がカセットテープを買いに電車に乗って日本橋まで出かけるはずがない。
近くのコンビニで買ってるのがほとんどだろう。

ここは手っ取り早くコンビニで購入することにした。
流石にコンビニにはカセットテープがあったがハイポジやメタルが見つからない。
全てノーマルポジションだった。

今やカセットテープの需要はほとんどが演歌を録音する為であり、購入者は高齢者。
テープの種類なんか意識するはずがなく安い物を購入する。
ひょっとしたら他の種類は生産自体されていないかもしれない。
まさかカセットテープの生き残りがノーマルポジションになるとは予想外であった。

あと10年程したらカセットテープより先にMDの方がこの世から消えている気がしてきた。
2008年7月16日(水)
アイドルの皮を被った冬ソナ
やっと冬ソナ2の負けを取り返すことをあきらめてしばらくパチンコを禁じていたがとうとうあの台が今日難波の店に登場した。
京楽のCRアバンギャルドである。
アバンギャルド所属のアイドルが主役の台で昔、CRイエローキャブに嵌まっていた私としては心躍らずにはいられない台である。

何といっても私のイチオシのアイドル海川ひとみ嬢が出てくるのだ。
ただ、ひとみ嬢には通常数字の6が割り当てられてるのが大いに不満だ。
真鍋かほりが7で小倉優子が3の確変数字なのはしょうがないとして何で山川恵理佳が9の確変数字でひとみ嬢が6なのだ。
確かに山川恵理佳も昔は可愛かったがもういい歳だし人妻である。
やはりベテランだけあって事務所の中でブイブイ言わせてるのかもしれない。

ファンとしてはひとみ嬢で当てたいが当たったら1回で終了というのは悲しい。
ひとみ嬢で当ててラウンド中に確変昇格というのがベストのパターンだろう。
まあとにかく誰でもいいから当たって欲しいのが本音だが入れ替え初日とあって台が空いてるかが心配だ。

ツタヤでプリズンブレイクを借りた後、S店を覗いてみるとまだ朝10時過ぎというのにアバンギャルドのシマだけがほぼ満員に。
何とか1台だけ空いてる台を見つけて座ってみると入れ替え初日とは思えない釘の渋さ。
500円で5回しか回らないのだから空き台になるはずだ。
この店の釘の渋さには昔から腹が立っていて、一度店員に釘師を呼んでもらって説教してやろうかと真剣に思ったことがあるくらいだ。

普通は入れ替え初日くらいは宣伝もかねて釘を甘くするものだがさすがS店である。
そして普通は500円で5回しか回らなかったらすぐに台を変わるものだが、しつこく打ってるのが私の悪い癖だ。
カッカすると回らなくても意地になって打ってしまう。
結局その台で5000円も打ち込んでようやく目が覚めて店を出た。

感想はアイドル台とはいえ中身は京楽そのものだった。
全く意味のない予告アクション、外れ確定のリーチの数々、そしてやたらと派手な音と光のガセ演出。
結局冬ソナ2と何ら変わらない。
ひとみ嬢に惹かれてこんな台を打っていたら京楽の思うツボである。
とりあえずひとみ嬢の6図柄で一度当ててからこの台とはおさらばしようと思う。
そうそうこの台には藤崎奈々子も1の確変図柄で登場してる。
浮き沈みの激しい芸能界でよく生き残って頑張ってるよなーと素直に感心してしまった。
2008年7月14日(月)
誰が誰だか
今日は休みだったが日曜日にまたまた競馬がボウズだった為おとなしく家で過ごした。
今年もクーラーがない我が部屋で汗をかかずに過ごすには体を動かさず扇風機にあたりながらビデオ鑑賞するに限る。
ちょうどこの前ツタヤで借りてきてまだ見ていないエイリアンVSプレデター2があったので見ることにした。

エイリアン好きでプレデター好きの私にはまさに夢の競演といえる作品だが前作はもうひとつだった。
そう言えば子供の時にも「ゴジラVSキングコング」や「ゴジラVSガメラ」という夢の競演作品を期待感いっぱいで見たがいずれも期待外れだった記憶がある。
どうも映画に関しては主役が2つ存在する特撮ものはよくないようだ。

そういうわけで今回は期待しないで見ることにしたが結果は期待のなさを上回るひどい作品だった。
事前情報では今回の作品はプレデターに寄生してプレデターの能力も身につけた史上最強のエイリアンとそれを倒す為にプレデターの中でも最強の戦士が立ち上がるというものだった。

まずプレデターに寄生したエイリアンがややこしい。
一匹だけ出てくるのかと思ったら他のエイリアンもいっぱい出てきてどれがプレデターに寄生してた奴なのかわからないのだ。
さらにエイリアンとプレデターとの区別もわかりにくい。
プレデターというと熱を感知して獲物を捕らえる様子がスコープの映像で映し出されるのが特徴だ。
しかし今回はエイリアンも同じ能力を持ってるので画面にスコープの映像が映った時にプレデターかエイリアンかどっちの視界なのかわからない。

主役の怪物の区別がつきにくいのに登場人物がやたらと多い。
人覚えの悪い私は外国の映画に出てくる人の顔の区別がつきにくく話の終盤になってやっと顔と名前が一致することが多い。
いっそのことウルトラファイトみたいに最初から最後までエイリアンとプレデターが戦ってた方がマシである。

この映画の一番の問題はシーンのほとんどが夜か暗い倉庫や部屋の中になっていることだ。
暗がりの中で顔と役柄が覚えられない人々が逃げ惑い、どっちがどっちかわからないエイリアンとプレデターが戦闘する。
それを見てるのが昔から鳥目の気がある私なのだから最低である。

そして話の結末は人間ドラマについては実に予想ができるもので驚きも何もない。
肝心のエイリアンVSプレデターの結末はもっと酷いものであった。
最近「SAW4」、「28週後・・・」と見てがっかりする作品が続いてるが懲りずに来週は「バイオハザード3」を見ようと思う。
ちなみにプリズンブレイクのシーズン3もレンタルして見たがこちらは相変わらず面白かった。
やっぱり海外ものは映画よりドラマがいい。
2008年7月12日(土)
馬券師の屈辱
今日は24時間明けだったが久しぶり競馬の師匠に会う為に難波WINSに。
師匠は昼頃に現れるということだったが弟子が師匠を待たせるわけにはいかないと12時ちょうどに難波WINSに到着。

この私がそこから師匠が来るまで指を銜えておとなしく待ってるはずがない。
早速12時20分発走の第4レースから乞食競馬を開始。
最初はカスリもせず玉砕するも第5レースで複勝を100円買った馬が1着に。
何で単勝にしなかったのかと後悔しながら次のレースを予想してる間に払い戻しを見るのを忘れてしまった。

第5レースは総額で500円しか買ってないので複勝が5倍以上ついたかどうか気になってしょうがない。
携帯で払い戻しを見てもいいがパケット代がもったいない。
仕方なく今日のレース結果が表示されるモニターのところまで歩いて行くと運の悪いことに第1レースの結果が表示されているではないか。
第5レースになるまで待てばいいのだが1つのレース結果を結構長く表示するので待ってられなくなった。
要は馬券を払い戻機に入れればすぐにわかることである。

今日のレースが全部終わってから他の当たり馬券と一緒に入れたかったが、ここまでくると配当が知りたくてしょうがなくなり払い戻し機のところまで行って馬券を投入した。
表示された金額は290円。
大失敗である。
予想通り10円玉で9枚出てきてそうでなくても小銭でパンパンのサイフがはちきれんばかりになった。
何か今日もツイテなさそうな気配プンプンである。

師匠が来るまでにできるだけ馬券を買っておこうと阪神の8レースまでと福島、函館の特別レースを予想した。
10枚近いマークシートを券売機にまとめて投入して券が出るのを待っているとマークシートが1枚返却された。
どこを塗り間違えたのかと思ってマークシートを見ると3連単のところにマークがあるのに馬番が1つしか塗っていない。
いくら24時間明けとはいえ私はこんな間違いはしない。

これは誰かがマークの最初の馬番を間違えたのをゴミ箱に捨てずにマークシート置き場に返したに違いない。
世の中には何て卑劣な奴がいるものだ。
そして運の悪い私がそれを手にして、かつ自分がマークしたマークシートに紛れ込ませてしまったのだ。

これだけでもドツカンが最悪の悲劇はこの直後にやってきた。
窓口からおばはんが出てきて馬券師の私に向かってこう言ったのだ。
「お客さん3連単は馬1頭だけやったら買われへんよ」
2008年7月10日(木)
超久々にサザエさんを見る
この前10年ぶりくらいにサザエさんをテレビで見た。
子供の頃は毎週日曜の夕方は晩御飯を食べながらサザエさんを見ていたがいつの頃からか全く見なくなってしまった。

途中から見たのだがカツオが父親が札幌に転勤になるという話を耳にしてどうしようかと心配する話だった。
実は転勤するのは父親ではなく父親の同僚でカツオが話しを勘違いして聞いていたというオチであったが、私はもっと大きな勘違いをしてこの話を見ていた。

転勤するのはマスオだと思っていたのだ。
10年余り見ていなかった為、家族関係を忘れてしまいカツオの父親をマスオだと勘違いしていたのだ。
初めてサザエさんを見た人は100人中99人はカツオとワカメの両親はサザエとマスオだと思うのではないだろうか。
波平と舟はどう見てもおじいちゃんとおばあちゃんにしか見えない。

子供の時にもおかしいと思いながら見ていたと思うが家族関係に違和感アリアリの漫画である。
紛らわしいのは親子関係だけでなく兄弟関係も不自然極まりない。
カツオとワカメが兄弟なのはいいとしてサザエがこの2人の姉というのはどんなものか。
どう見てもカツオとワカメとタラちゃんが兄弟の方が自然ではないか。

このサザエさんという漫画は他にも不思議な点が幾つもあり何年か前に”磯野家の秘密”とかいう本が出版されて話題になっていた。
いつまで経っても学生のままのカツオ達も不思議だがタラちゃんから波平までこの家族の顔は髪型が違うだけで眉毛、目、と口は同じだし、どう考えても頭の大きさに比べて首が細すぎる。

苗字も含めて名前が全部海に関係あるが私はそれはそう不思議には思わない。
名前で不思議なのはサザエさんよりドラエモンだ。
どこの親が自分の子供にスネ夫なんて名前をつけるのだ。
2008年7月8日(火)
叶わぬ夢
今日も阪神が勝ったようで2位中日とは12.5ゲーム差。
七月にして早くもペナントレースが終わった感さえある。
これだけ1チームが独走すると阪神ファン以外は興ざめではないかと思うし、阪神ファンでも毎日勝ってると嬉しさも薄れることだろう。

しかし私は今年のセリーグは非常に面白いと思っている。
何故なら元祖市民球団の広島東洋カープが日本一になる大チャンスだからだ。

エースの黒田、4番の新井が抜けてあまりにも可哀想だと思っていた広島が何とセリーグで4位につけている。
3位巨人とも1.5ゲームしか差がないのである。

結果だけを見るとよく健闘していると見えるが注目すべきは中4日で投げるルイスという外人投手だ。
今や中6日、5日が主流となっている日本のプロ野球において中4日で投げるこのルイスは何と既に11勝もしている。
チームの勝ち星のほぼ3分の1をこの投手があげている。
とにかく昔からこの広島というチームが獲ってくる外人は安くてよく働くのだ。

今の中日の調子では巨人についで広島が3位になる可能性は十分にある。
広島が3位になればルイスがクライマックスシリーズで投げまくるのではないかと期待しているのだ。
何せ昔は日本シリーズで鉄人稲尾が4連投してたくらいだ。
さすがに4連投はないとしても中2日くらいで投げてくるかもしれない。

広島にはルイスの他にも高橋健という今年絶好調の投手がいる。
まず第1ラウンドの2位VS3位の3戦をルイスと高橋で勝ち抜け、1位との6戦でルイスが最低でも2回投げれば非常に面白い戦いとなる。
ルイス、高橋の他にも前田というイキのいい投手がいるし、短期決戦だったら阪神に勝つ可能性だって十分にある。

20年以上も前に広島ファンである競馬の師匠と約束したロッテVS広島の日本シリーズを広島と千葉で観戦するという夢の企画が現実のものとなるかと思いきや肝心のロッテがパリーグ最下位というお粗末さ。
夢とはなかなか叶わないものである。
2008年7月7日(月)
チャレンジ?
昨晩10時から4時間の仮眠に入る為にテレビをつけた。
寝るのにテレビをつけるのも変な話だが今からすぐに寝ないといけない変なプレッシャーがあると部屋が静かだとかえって眠れないものだ。
テレビの音が流れてる方が寝つきが良い。

しかし昨日は電源を入れた時のチャンネルが2チャンネルだったのがマズカッタ。
ちょうどウインブルドンの男子の決勝戦をやっていたのだ。
前の会社ではテニス部に入ってたくらいテニスは好きなスポーツだったがベッカーくらいからテレビで試合を観る機会が少なくなりサンプラス以降は誰が男子で強いのかすらわからなくなってしまった。

昨日テレビで初めて知ったのだがフェデラーという選手の6連覇がかかった試合というではないか。
しかも相手のナダルという選手は今年の全仏を制しており同じ年に全仏全英を制覇するのは史上初とか言っている。
たまたまつけたテレビでまさかこんな歴史に残る一戦が放送されてるとは何という幸運。
いや仮眠時間ということを考えれば何たる不幸。

その試合内容たるや2度のタイブレークを含むフルセットの大熱戦で結局、ほとんど仮眠できなかった。
途中雨で何度も試合が中断し、朝方まで休憩時間は全てテニス観戦につぶれてしまった。

試合の結果はナダルが勝ってフェデラーの6連覇を阻止するという歴史に残る熱戦となったが、試合中に何じゃこれは?というシーンがあった。
ポイントが決まった後にアナウンサーが「ここでチャレンジです」と言って画面にライン上の映像がテレビゲームのようなCGで流れてボールがINなのかOUTなのかを判定するのだ。
私はボルグが活躍してた頃にテレビで試合を見てルールを全て覚えたがチャレンジなんてルールは初耳だった。
審判の判定に不服な時に選手がチャレンジを宣言してコンピューターに判定を仰ぐみたいだ。

博打好きな私はチャレンジというくらいだから結果が審判の判定通りだったら余計に1ポイント失うのかと思ってら、どうもそうではないらしく1セットの間に3回チャレンジを宣言できるだけのようだ。
何故これをチャレンジと名づけたのかよくわからないが審判にたてつくという意味でチャレンジなのだろうか。
私が見た場面では結果はことごとく審判の判定通りでさすがにウインブルドンの決勝を裁くだけのことはあると感心した。

学生の頃に草ソフトボールの試合で主審を務めていた時にウインドミルで投げる投手の球を捕手が捕れるかが心配で高めに来ると顔を背けてストライクと言っていた私とエライ違いである。
2008年7月5日(土)
最低な乗客達
確か先月の中旬頃に今日の駐車場勤務に空きが出て私にやらないかと話があった。
予定では私は金曜日から土曜の朝まで24時間勤務で今日の駐車場を引き受けると33時間勤務になる。
それでも先月はパチンコの負けが酷かった事もあり軽い気持ちで引き受けてしまった。
昨日の朝家を出る頃から猛烈な後悔の嵐が私を襲う。
まさかこんなに暑くなってるとは夢にも思わなかったのだ。
初夏というよりもう真夏である。
こんな炎天下になるとわかってたら絶対今日の駐車場勤務は引き受けなかった。

昨日からの疲れもあり今日はひたすらジュースを飲んでいた。
過度な水分の取り過ぎは体によくないとわかっていながら飲まないとやってられない。
一体昨日から何本ジュースを飲んだことだろうか。
500mlだけでも小岩井のブドウを1本、小岩井のヨーグルトテイストを2本、緑茶を1本、エナジードリンクを1本でこれだけで3リットル。
更にグリコのパピコを5本、缶コーヒーにネクターと今日一日で糖尿病になるのではと思うくらい飲んでいた。

夕方の6時にやっと仕事が終わり帰りの電車に乗ると相変わらず車内の至るところで携帯を触る若者が。
違う方に目をやると車内でペットボトルのお茶を飲んでる人がチラホラと。
私はいくら喉が渇いていても新幹線意外の車内で飲み食いしたことはない。
ああいう姿を見ると何で電車に乗ってる間くらい我慢できないのかと思う。
飲み物は目をつむれても食事をする人は匂いがするのでホント迷惑である。

今日の車内でもイスに座って売店で買ったと思われるパンを食べてるおっさんがいた。
それだけでも目障りなのに小学生と思われる集団が電車で騒いで煩くてしょうがない。
1人の子がオシッコを我慢してるらしく、目的の駅の手前で降りるかどうかで騒いでるのだ。
当人は我慢できると言ってるが周りの子供が「オシッコ我慢できるか?」、「オシッコ大丈夫か?」とオシッコ、オシッコと連呼するのだ。
我慢してる子が「気紛らわしたいからオシッコの話せんといて」と頼んでるのに面白がって周りの子供が「オシッコ」を繰り返す。

車内でオシッコが連呼されるて一体どんな電車なのだ。
私はパンを食べてるおっさんの方を見た。
おっさんがこう言い出すのではないかと思ったからだ。
「お前ら人の食事中にオシッコ、オシッコて言うな!」
2008年7月3日(木)
情報娯楽雑誌アスキー
本当はあるまじき事なのだが情報処理の仕事をしていた頃はパソコン雑誌に全く興味がなかったのに、警備員になってから何故か毎週週刊アスキーを読んでいる。
上司に自作パソコンを作るほどのパソコン好きがいて毎週警備室に週刊アスキーを持ってくるからだ。

週刊アスキーというくらいだから難しいパソコン専門誌だと思ってたら意外にパソコン以外の記事が多い。
特に電化製品の情報や面白グッズの情報の多さには目を瞠るものがある。
毎週これを一冊読めば世間の流行から取り残されるこがないくらいだ。
レギュラーではないが私の好きな海川ひとみのコーナーもありアイドル好きでも楽しめる。

昨日も休憩時間に読んでいたが”江戸時代の2チャンネルにありそうなスレタイ”というコーナーが傑作だった。
全然パソコンに興味がない人が読んでも娯楽雑誌として十分楽しめるだろう。

週刊アスキーの情報によるともうじきXP搭載のPCの生産が終わってしまうらしい。
パソコンほど時代の流れが早いものはないと実感する。
私が今使ってるノートPCはXP搭載マシンだが買った時は20万以上した。
そのくせメモリは256しか積んでなく、さすがにこれではマズイだろうとなけなしの金で256のメモリを増設したくらいだ。
そして金をケチって256しか増設しなかったせいでホームページビルダーを立ち上げるとメチャ重いのだ。

昨日読んだアスキーにはビスタ搭載でメモリ1G、ハードディスク200G(ちなみに私のPCは80G)のノートPCが14万円台で載っていた。
しかも私のと同じメーカーから出ていたのが何ともやりきれない。
前に使ってたノートPCを買った時も思ったが、何か私はPCを買うタイミングが悪いような気がしてならない。
しかも買う時に一番高い機種を買うものだから被害が増大する。
何年か前にHDがクラッシュして5万円も出して修理した事はとりあえず記憶から消し去るようにしている。
2008年7月1日(火)
何故に、こしあん?
私は仕事場ではお昼はいつも通勤時に買ったパンを食べているが上司は神社の職員さんと同じ弁当を注文している。
私が弁当にしないのは単に冷ごはんが嫌いな為だが、他人が食べてるものは気になるもので毎日弁当のオカズだけはチェックしている。

先日、弁当に毎回ついてくる”ふりかけ”が気になって手にとってみた。
一食360円の弁当に付いてるぐらいだから三流メーカーの安物のふりかけだと思っていたら何と丸美屋だった。
これはお得だなと思って何気なくパックをひっくり返して原材料を見てみた。
そこには予想を裏切る衝撃の内容が。

おかかのふりかけだから原材料は砂糖、醤油、カツオくらいだと思ってたら予想もしない材料が続々と記述されてるではないか。
チキン、オニオン、鯖、昆布、鶏肉、ワカメ。
何でおかかのふりかけに鯖やチキンが入ってるのか?
しかもチキンだけでなく鶏肉も入ってるがチキンと鶏肉はどう違うのだろうか。
たかが360円の弁当に付けるふりかけにどんだけ力を入れているのだ。
これだけの材料が入っていて採算が合うのかと心配になってきた。

そして何より驚いたのは原材料に”こしあん”と記載されていることだ。
何でおかかのふりかけを作るのにアンコがいるのだろうか?
しかも”つぶあん”ではなく”こしあん”なのである。

弁当に付くふりかけには2種類あって、”おかか味”の他に”たらこ味”もある。
翌日、私は恐る恐る”たらこ味”のふりかけを裏返して見た。
そこにはやはり”こしあん”の文字が。
今度スーパーに行って丸美屋の全種類のふりかけをチェックしてみようかとマジで思っている。
ちなみに下の画像は”おかか”の裏画像です。



2008年6月29日(日)
宝塚記念を振り返って
今日の宝塚記念は自分の予想のスランプが最高潮に達したレースであった。
これまでも本命馬が出遅れるレースは多々あったが今回は故障発生である。
弱い弱いと言われ続ける4歳世代だが有馬記念で4着という実績を残したロックドゥカンブは他とは違うと思って本命にした。
直線に向くまで勝った馬の2番手につけ直線に向いた時はヤッタと思ったがあっという間に画面から消え、次に画面に映った時には騎手が下馬している最悪の映像だった。
今のところ予後不良になったという話が出ていないのが不幸中の幸いだが、靭帯断裂だけに復帰の道は難しいだろう。

それにしても今年の4歳世代の弱さを改めて感じた宝塚記念であった。
このレースはここ10年ほど4歳世代が圧倒的に強いレースだった。
出走してきた4頭は菊花1、2着馬にダービー3着、有馬記念4着馬と実績では申し分ないが掲示板に載ったのはアサクサキングスのみ。
このアサクサキングスも菊花賞馬が出走すれば鉄板と言われる春の天皇賞で2着にも届かなかった。
今日のレースぶりは産経大阪杯の再現ビデオを見てるようなレースで今のままでは少なくともエイシンデピュティには何度やっても勝てないように思う。
4歳の大将格と見られるアサクサキングスがこんな感じでは今年の秋のG1戦線も4歳世代を本命にするのは躊躇せざるをえない。


同じ4歳でも4歳牝馬は去年からレベルが高いと言われている。
しかし最近これにも疑問を感じている。
確かにダイワスカーレットとウオッカは飛びぬけて強い。
産経大阪杯でエイシンデピュティに完勝した内容からダイワスカーレットがもし無事に出走していれば2着はあったと思う。
ウオッカもマイルであれば牡馬混合でもG1を勝てる力を安田記念で見せつけた。
しかし同世代のベッラレイア、レインダンスの最近の凋落ぶりを見てると決して世代のレベルが高いのではないのは明らかだ。

この春の予想のスランプの原因は弱いと思っていながらもベッラレイアやレインダンスを買ってしまい、今日も4歳馬を3頭も買ってしまったことに尽きる。
秋のG1はウオッカとダイワスカーレット以外は4歳馬は切ることにしようと今日心に決めた。
これで秋の予想の成績は上がるに違いない。
問題は秋までに黒字がいくら目減りしてるかだが。

今日の宝塚記念でレース内容とは関係ないが内田博騎手が勝利騎手インタビューの前後でバック宙を2回もしていたのが気になった。
テレビの解説者も言ってたがまだ後のレースの騎乗があるのに万が一怪我でもしたら大問題である。
昔、西武ライオンズの秋山選手がホームランを打った時にバック転をしてホームインしていたが怪我をしたらどうするのだと問題になった。
よく見ると内田博騎手も秋山もどちらかと言えばゴリラ顔だ。
きっと前世が彼らにそうさせるのだろう。
2008年6月27日(金)
上司興奮しすぎ
仕事から解放されるまであと1時間を切った午前8時頃、何故か警備室で上司と献血について話していた。

近々職場の近くに献血車が来ることからこの話題になったのだが、おじいちゃん、おばあちゃんが集まってくる神社に献血車が来るくらいだから日本の血液不足もいよいよ深刻になってきたなあと上司と二人で話していたのだ。

そう言えば私も長い間、献血をしていない。
というか今までに一度しかしたことがないが元々注射嫌いな私がよく献血をしたものだと思う。
二度めに踏み切れないのは針が腕に入ったまま過ごす時間(といっても10分程だったと思うが)が苦痛だった記憶があるからだ。

私に限らず献血に踏み切れない人はやはり注射嫌いな人だと思う。
それならば痛みや恐怖を伴ってでも献血をしたくなるような仕組みを考えればいい。
実は私には前から暖めていたとっておきの妙案があり上司に話してみた。

私:「献血をしている間、可愛い看護婦さんに膝枕してもらえたら絶対男の献血者が増えると思うんですけど」

上司:「ええなあ!それ!それやったら俺24時間明けでも献血するわ」
上司:「いや、看護婦さんより看護学生の方がええな」
上司:「でも学生やったらバイト代払わんとあかんしな」
上司:「いやひょっとしたら金取れるんちゃうか。3000円くらいやったら払う奴おるで」
上司:「俺、綾瀬はるかが膝枕してくれるんやったら5万円払って献血してもええわ」
上司:「一回、日赤に提案してみろや!」

何かこの作戦ホントにいけそうな気がしてきた。
2008年6月25日(水)
昔の扇風機がいい
長年愛用していた扇風機が先日故障した。
スイッチは入るが”切る”のボタンが反応しない。
長年使ってるだけあってリモコンのない時代の扇風機で本体のスイッチが効かないと切る方法はコンセントを抜くしかない。

世の中にはスイッチを入れたあと叩かないと映らないテレビを愛用してる人もいるくらいだから、毎回切る時にコンセントを抜いてもいいのだが流石にこれは替え時かと思い買い替えることにした。

おやすみタイマーがあってリモコンさえあればどんな扇風機でもいいので自分で買いに行かずオトンに頼んでおいた。
今日家に帰ると扇風機が届いていて早速動かしてみたが自分で買いに行かなかったのをちょっと後悔している。

”うちわ風”という商品で日立製というところまでは文句はない。
問題は製品名にもなってる”うちわ風”という機能。
うちわで扇いだような風を実現したいのか風が来たかと思えばすぐに止まりそうなくらい風が弱くなってまた強くなるというのを繰り返す。
貧乏性な私はこんな強弱を繰り返すと余計に電気代がかかるんではないかと気になってしょうがないのだ。
それに風が強くなったり弱くなったりすると何か落ち着いて風にあたってられない。
もちろん普通の”弱中強”もあるがコンセントを差してスイッチを入れた時は”うちわ風”から始まるのでいちいち”弱”に変えるのが面倒だ。
この”うちわ風”機能にこの扇風機代の何割かがかかってると思うと非常にもったいない。

更に致命的なのはヘッドの下への稼動範囲がメチャ少ないことだ。
私のように”弱”にして体にメチャ近づけて扇風機にあたる人間には下への稼動範囲が狭いと困るのだ。
前の扇風機はかなり下までヘッドが動いていたというのに。
フローリングにソファーの時代になり最近は畳で横になって扇風機にあたる人が少ないのだろうか。

気になるおやすみタイマーはどんな感じか動かすことにした。
時間設定というボタンを押す度に1時間から8時間までランプが移動しタイマーが設定できるようだ。
早速1時間を選んで昼寝をすることにしたが1時間経っても扇風機が切れない。
よく見ると時間を選んだ時に点滅していたランプがまだ点滅している。
本体の操作部をよく見ると”時間決定モード”という訳のわからんスイッチが。
押してみると点滅していたランプが点灯した。
何じゃこれは。時間で1時間を選んでるのに意思確認の操作まで行わないといけないのか。

だいたい”時間決定モード”て操作説明書でも見ないと使い方がわからんではないか。
自論だが電化製品で操作説明書を見ないとわからないようなボタン名をつけるのは如何なものかと思う。
訳のわからんモードはパチンコだけでもうウンザリである。
2008年6月23日(月)
老後のプラン
幸運にも今日は家の前の道の工事がなかったようで昼前までグッスリ眠れた。
昼ごはんに大好きなカッチンうどんを食べた後、何をして過ごそうかと考えた。
近所の駅前にパチンコ屋があるが1円パチンコが出来てからというもの毎日オトンが出入りしている。
休日ならまだしも平日に親子揃ってパチンコ屋にいる姿を近所の人に見られたら何て噂されるかわかったものではない。
当事者であるオトンと私は何と思われても構わないがオカンが可哀想ではないか。

私も1円パチンコができた当初はこれで年金暮らしになっても毎日好きなパチンコが打てると喜んでいたが最近考えが変わってきた。
私の会社は仕事柄高齢者も多く、中には年金をもらってる人もいる。
私が尊敬している上司に65歳を越える人がいるが、その人は「こんなおじいちゃんにも会社は仕事を見つけて働く場を与えてくれるんやから文句言わんと毎日感謝して働かんとな」と言っていた。

その上司は言葉通り毎日元気にイキイキと働いている。
その姿を間近で見てきて自分もこの歳になっても働けたら幸せかもと思い始めた。
もちろん高齢でできる仕事なんて限られてると思うし、年金の関係で収入の上限も気にしないといけないのでなかなか仕事は見つからないだろう。
でもどんな仕事でもいいから一生働けたらそれはそれで幸せなことではないかと最近感じるようになった。

私には一年余りの失業期間があってその間は毎日が休日だった。
働いてる時は一年くらい休暇があったら夢のようやなとか思っていたが実際毎日が休日だと一ヶ月くらいで喜びを感じなくなってくる。
人生苦あり楽ありと言うように苦があってこそ楽が幸せに感じるのであって楽ばっかりだと幸せ感が薄れてくる。
5日間程働いて休むからこそ休日が幸せに感じられるのだと思う。

今の仕事をいつまで続けるかわからないが年金をもらえるようになったら警備員をして余生を過ごしたいと思う。
体を動かすので健康維持にもなるし若者と接することで気も若くなるだろう。
稼いだお金で休日に1円パチンコと競馬ができれば十分幸せである。
2008年6月22日(日)
雨憎し
今まで何十回も梅雨を経験しているが昔の梅雨はもっとジメっとして弱い雨が一日中降り続くという感じだったと思う。
しかし最近の梅雨は断続的にドシャ降りになる。
私の苦手な雷まで伴うしまるで夏の雨だ。
これも地球温暖化の影響なのだろうか。

レース直前に激しく雨が降ったせいで今日の阪神のメインレースは斤量48Kgの最低人気の馬が勝つというトンデモない結果になった。
別に最低人気の馬が勝つのも最軽量ハンデの馬が勝つのも文句はないが1000万クラスの馬がG3とはいえ重賞を勝つというのはどうしたものか。
勝利騎手インタビューで騎乗馬が先頭に立とうかという時に「これって重賞だよなと思った」と言っていたがこれが全てを物語ってると思う。

サイン予想かサイコロでも振らない限りこんなレース当てれるわけがなく外れたことには何の後悔もない。
ただこんなレースの予想に大スポを読みまくり、朝スポニチと競馬エイトまで買って予想に費やしたことが虚しくてしょうがないのだ。
前にも書いたかもしれないが重賞のハンデ戦をなくしてもらえないものかと思う。

せっかく明日は二週間ぶりの休みで今日儲けた金で難波に繰り出そうと思ってたのにボウズになって家で過ごさないといけなくなった。
間の悪いことにちょうど町内の下水工事が行われていて先週から我が家の前の道に着手し始めた。
先週はアスファルトにカッターで切れ目を入れていたが明日あたりからドリルでアスファルトを掘り始めるのではなかろうか。
せっかくの休みなのに工事の音で9時頃に起こされる予感大である。
夕方まで工事の音がうるさくて昼寝もできないだろう。
かといって工事から逃れる為に難波に脱出したら絶対ドエライ目にあって帰る気がする。
だからこそ今日のレースで負けてもいいくらい稼いでおきたかったのだ。

それにしても道路工事というのは何で一つの箇所の工事を一日で全部済ませてくれないのか。
穴を開けては埋め、又次の日も穴を開けては埋めを何日も繰り返す。
配布された資料によると私の家の前の道の工事期間は7月末までとなっている。
どんだけ掘ったり埋めたりするつもりなのだ。
実は徳川の埋蔵金でも探してるのではなかろうか。
2008年6月20日(金)
アレもダメ、コレもダメ
今まで夜は3人で勤務していたが人員が1人減らされ2人になった。
夜を2人で回すということは1人が仮眠してる間、もう1人は火災等に備えてずっと監視を続けることになる。
夜中に1人で誰とも話すことなく座ってると自ずと眠気が襲ってくる。
居眠りするくらいだったら不謹慎とはいえテレビを見てる方がマシだということで先日からDSテレビを持って行くことにした。

しかし相棒の仮眠時間が2時からの為、ロクなテレビがやってない。
ほとんどのチャンネルがテレビショッピングか見たことがないような海外のドラマ、たまに火曜サスペンス劇場の再放送みたいなのがあるが夜中の2時から2時間ドラマを観るのはさすがにツライ。

幸い昨晩は2時30分からケータイ刑事”銭形海”が放送されていた。
前の銭形雷までは結構見ていたが銭形海になってから見たことがなかった。
初代の宮崎あおい以下、掘北真希、黒川芽以、夏帆と若手女優の登竜門となってるシリーズで今回の主役は大政絢。
この女優を見るのは初めてだったが普段は柴崎コウ似のちょっとキツ目な顔だが笑うと実に可愛い。
自称”歩く月刊明星”の私が将来大化けする予感大だと推奨する。
「私のイカリで沈みなさい!」という決めセリフもこのシリーズらしくて良い。
これで木曜の深夜の勤務が楽しみになってきた。

仕事中にテレビを見るのは普通の会社なら不謹慎だが、仕事柄居眠りが許されない私のような仕事では暗黙の了解で許されている。
実際、無音の状態で椅子に座っていたら10分もすればウトウトする。
ただ我が隊ではテレビはOKだが野球放送はNGとなっている。
理由はテレビに集中してしまうからだ。
しかし私はテレビで野球中継を平然と見ている。
理由はテレビに集中することがないからだ。
私の場合、テレビに流れてる阪神の試合を見たいのではなく30分に一度流れる各地の途中経過でロッテの試合状況を見たいだけなので集中することがないのだ。
集中するのがダメなら野球よりドラマの方がもっと集中すると思うのだが、この規則を決めたのが野球に興味がない人なのでしょうがないだろう。

テレビと同様に居眠り防止ということで雑誌や漫画を見るのも暗黙の了解で許されている。
実際、警備室には漫画雑誌が山のように積まれている。
しかしここでも雑誌はいいが競馬新聞はダメという理不尽な決まりがある。
この理由も集中してしまうからかと思ったらギャンブルだからということらしい。
誰かが突然警備室に入ってきた時に警備員が漫画雑誌を読んでるのは許されても競馬新聞を広げているのはどうにもマズイということらしい。
私に言わせれば漫画も競馬新聞も同じだと思うのだが。
まあその時に耳に赤エンピツを挟んでいたらさすがにマズイが。
とにかく野球好きで競馬好きの私には何とも不利な職場である。
2008年6月18日(水)
iphoneは買わぬ
巷ではソフトバンクから発売されるiphoneが話題になっているが上司によるとiphoneはipodより値段が安いらしい。
流石に安さが売りのソフトバンクだがipodの購入を考えてる人がまずiphoneを買ってから契約を解除して単なる動画視聴端末として使うのではと上司は言っていた。

そう言えばワンセグ携帯が出始めた頃にドコモのワンセグ携帯を買ってから契約解除して、電話ではなくワンセグ端末として利用する人が出てきた。
使用料を見込んで端末の代金を安く設定したドコモが痛い目に遭った。
これは当時結構話題になったので流石にソフトバンクも契約を解除すると動画を視聴できないようなカラクリを考えてることだろう。

ドコモが最初から対策を打っていれば事件は起きなかったわけで、ひょっとすれば今回ソフトバンクが電話を単なる動画視聴端末として使用するという事に気づかなかったかも知れず、最近ipodに興味がある私としては非常に残念である。
まあiphoneを手にして動画を見るだけで我慢できるとは到底思えぬのだが。

私は携帯を持って以来のドコモユーザーだが正直言って商品としての魅力は昔からauの方があると感じていた。
ただ電話番号や、メルアドが変わるのに抵抗があり意地でドコモの携帯を持ち続けていた。
流石に仲間由紀恵がauのCMに出だした頃には「仲間由紀恵のauが欲しい!」と心が激しく揺れ動いた。
ちょうど電池パックの寿命もなくなってきてたし真剣にauに変えようと思ってたらドコモから無料で電池パックが送られてきた。
電池が切れる頃を見計らって他ユーザへの乗り換えを防ぐ為に電池パックを送ってくるとはドコモもなかなかやるではないか。
まんまとその方策にひっかかって現在もドコモユーザーを続けている。

ただ電池パックをもらうと同じ端末を又、電池がなくなるまで使おうという気になり機種変更のタイミングを逃してしまう。
おそらく来年には又、無料の電池パックがもらえるので3年間くらいは今の携帯を使ってるような気がする。
まあオサイフ機能も音楽機能も使ってないし今の携帯で十分満足である。

それまでに仲間由紀恵を越えるような絶世の美女が他社のCMに出てきたら又心変わりするかもしれないが、それでもソフトバンクの携帯だけは絶対に買うことはない。
阪神ファンが生涯、読売新聞をとらないのと同じ理由である。
2008年6月16日(月)
人から怒られる魚
私は動物愛護団体の者でも何でもないが、やはり馬に対しては愛しい気持ちはある。
だからテレビで「どこの馬の骨かわからん奴にワシの娘はやれん!」なんてセリフを聞くとあまり気持ちがよくない。
他にも”馬の耳に念仏”、”馬脚を現す”とかどうも昔から馬に対する扱いには不満がある。

そもそも人間は馬に限らず自分以外の動物をことごとく昔からバカにしている。
”猫に小判”、”豚に真珠”なんてまだマシな方だが”犬死に”なんて言葉は私が犬だったら激怒するようなヒドイ言葉だ。

先日、難波のウドン屋でお昼の定食を食べていた。
ざるウドンにタコめしが付いた定食だがタコめしを食べながらふと考えた。
生き物ではないタケノコや、松茸、豆が入ると”タケノコごはん”、松茸ごはん”、”豆ごはん”と言うのに、魚がごはんに入ると”タコメシ”、”イカメシ”、”鯛メシ”と言い方が下品になる。

動物だけでなく人間は魚まで見下しているのではと考えてみた。
そう言えば相手を罵倒する時に「このイカ野郎!」と言うのを聞いたことがある。
今まで考えた事がなかったがイカ野郎とは一体どういう意味なんだろうか。
自分がもし「イカ野郎!」と言われたら自分の何をどう改めればいいのだろうか。
使ってる人自体が意味をわかって使ってるのかも大いに疑問である。

でもタコに比べたらイカはまだ扱いがマシである。
何故かタコは野球の中で登場し、凡打に終わる度に”ニタコ”、”三タコ”とツイテない事の象徴のように使われる。
何よりタコが可哀想なのはタコではなく失敗したのが人間なのに「このタコ!」と人間に怒られている事だ。
タコにしてみれば全く訳がわからないではないか。
2008年6月13日(金)
女性をニュー麺みたいに言うな!
朝の通勤電車でいつも同じ車両に乗る5人の女子高生のグループがいる。
女が3人集まれば姦しいというが5人も集まるとそれはそれは賑やかだ。
よく朝からこれだけハイテンションでいられるなと感心するほどキャーキャーと騒ぎながらアイドルの話や学校の話を繰り広げる。

まあ箸が転んでもオカシイ年頃だし、青春を謳歌してるんだなと思って喧しさには目をつむっているのだが、先日聞こえてきた話の内容は日本の教育はこれでいいのかと我が耳を疑うものであった。

1人の女子高生が「なあなあ男てマンやと思っててんけどメンやってんな」と言い出した。
私は(そりゃ複数形やがな)と心でツッコミを入れていたが、残りの4人が一斉にツッコミを入れるものだと楽観していた。
ところがもう1人が「ええっマンとちゃうのん!メンやったけ?」と言い出したからタマラナイ。

(最初にボケた1人は許そう。5人もいれば英語が苦手なのがもう1人くらいいてもおかしくない。
しかし残りの3人は何をしとんねん。何を平然と聞き流してんねん!)
と思ってると3人目がこう切り出した。
「そう言うたらメンズ、メンズて言うもんな」

(何じゃコイツラは中学校の英語で何を習っとってんや)と嘆いていると、やっと4人目が「メンて複数形と違ったっけ」と言い出した。

(ヨカッタ!まともなのが1人はいてくれた。やはり持つべき物は友だなあ。これで友達3人が社会に出て恥をかかずに済む)と胸をなでおろしている私にトドメを刺す会話が聞こえてきた。

「ふーん。そうなんや。メンて複数形なんや」
「なあなあ女性てウーマンて言うやんな。複数やったらウーメンて言うんかな?」
「そやそやウーメンや!」

もちろんその後、女子高生が電車を降りるまでの間、私の耳に「ウイミン」という言葉は聞こえてこなかった。
2008年6月12日(木)
詐欺イロイロ
先日、夕方のワイドショーを見ていると悪徳競馬予想会社の特集をしていた。
視聴者の大半が家庭の主婦と思われるワイドショーで競馬予想会社の特集を組むというのが非常に不思議な感じがした。

昔と違って今は鉄火場のようなWINSに行かなくても携帯やパソコンで馬券が購入できる。
昔はパチンコに嵌まる主婦が問題になっていたが今や競馬に嵌まる主婦が結構いるのかもしれない。

番組の方は悪徳会社と思われるA社とB社で伝説の馬券師として顧問をしてる人がパンフレットに載ってるのだが、これが全く同一人物の写真でしかも違う名前で登場してるのを話題として取上げていた。

関係者の話ではこの伝説の馬券師の写真は加工したものでこんな人物自体が存在しないらしい。
番組では予想会社がHPに載せる的中馬券を写真加工するソフトで偽造する様子も写していた。
絶対やってるとは思っていたが偽造馬券の作成があんなに簡単にできるとは思わなかった。

まあ競馬予想会社に限らず世の中、楽して金が儲かる話なんて人を騙して金を巻き上げるしかないということだ。

そういえば今日、家に電話がかかってきて唐突に「カニ好きですか?」と聞かれた。
私は最近この手の詐欺が話題になってるのを知ってたのですぐに電話を切ったが「好き」と応えると家にカニを勝手に送ってきて食べたら高額の料金を請求してくるらしい。

詐欺にも色々あるが、先日私の上司が会社から雑踏警備の資格試験を受けろと言われた。
上司は雑踏警備に興味はないので断っていたが、半ば強制的に試験を受けさせられた。
警備の資格試験を受けるには数日間の事前講習と本講習を受けなければならずその費用が3万円近くかかる。
会社が半額を持つが試験に落ちた場合は全額を本人が負担しなければいけない。
忙しい仕事の合い間を縫ってそれなりに試験勉強していた上司は学科試験で落ちて結局3万円がパーになった。
私達警備員の間ではこれを会社と講習を主催する警備業協会がグルになった資格詐欺と呼んでいる。
2008年6月9日(月)
小島太の幻を見る
色々と衝撃的な事があった日曜日であった。
私は死刑制度に賛成だが死刑反対論者は秋葉原の事件でも犯人の更生を期待するのだろうか。
私なんか死刑どころか最近頻発する無差別殺人を考えると死刑よりももっと極刑が要るのではと思ってしまう。
自分勝手な理由で何の罪もない人を刺殺しておいて自分は一番楽な死に方として採用されてると思われる絞首刑で死ぬ。
それも死刑執行まで国民の税金で三食昼寝つきの部屋で過ごす。
もともと犯行の目的が死刑になることなのだからこんな理不尽なことはない。

前にテレビで残忍な手口で身内を殺された被害者が「犯人を切り刻んでやりたい」と憤慨していたが正直な気持ちだろう。
昔、テレビで見た時代劇で遠山の金さんが「市中引き回しの上張り付け獄門の刑に処す」と言っていたが、無差別殺人をしたらこんな酷い罰を課せられると知らしめないとこの手の犯罪はなくならないのではないだろうか。
死刑反対論者は死刑制度は犯罪の抑止には繋がらないと主張しているが別の意味で確かに今の死刑制度では今回のような犯罪の抑止効果はないかもしれない。

明るい話題に変えて競馬界での衝撃な事と言えばウオッカの復活だが、やはり現代競馬において騎手の占める力の大きさを再認識した。
最後外から凄い脚で伸びて来てもG前で脚が止まる最近のウオッカ。
スタート直後から内で前につけた岩田の騎乗を見て(これは今日はウオッカが勝つなあ)と思った。
後ろから差し届かないのであれば前につけて早め抜け出しを計る。
前につける分33秒台では上がれないが並の馬ではないのだから34秒台では上がれる。
正にこれしかないという騎乗を岩田はしたと思う。
ただ直線あそこまで追わなくてもいいと思うくらい凄まじい追いっぷりだった。
私なんか一瞬乗ってるのが小島太かと思ったくらいだ。

ただ秋のローテが秋天、JCというのはどうかと思う。
陣営はどうも勘違いしてるのではないだろうか。
ウオッカは府中のコースに強いのではなくマイル適性に優れていると私は信じて疑わない。
秋天にもしダイワスカーレットが万全で出てきたら勝つのは難しいと思うし、更に距離が延びるJCは苦戦必至だと思う。
毎日王冠からマイルCSが妥当なローテーションだろう。
正直なところ愛馬ダイワスカーレットちゃんが出るレースにウオッカに出てきて欲しくないというのが偽らざる心情ではあるが。
2008年6月6日(金)
注目はグッドババ
知っての通り関西人ながら私はロッテファンなので阪神の試合をテレビでやっていても何の興奮もしない。
しかし今日ばかりはテレビに目が釘付けになった。
阪神にではなく対戦相手のソフトバンクホークスのユニフォームにだ。

昔懐かしい南海ホークスのユニフォームをソフトバンクの選手が着ているのだ。
私がプロ野球を見だした頃はちょうど南海ホークスの黄金期だった。
不思議なもので強いチームが着てるとユニフォームまで格好良く見える。
全体が水色で手足に仮面ライダー2号ばりの太い赤線が入ったド派手なロッテのユニフォームに対して落ち着いた濃い緑の線が入った南海のオーソドックスなユニフォームはメチャ格好良かった。

セパ交流戦では各チームとも昔のユニフォームを着ることがあるがオールドファンの私なんかは非常に嬉しい企画だと思う。
最近の各チームのユニフォームを見てると何か草野球チームのようなユニフォームもあり、しかも毎年コロコロと変更するのでユニフォームに愛着というものが沸いてこない。
少なくとも強いチームはユニフォームをコロコロ替えるべきではないと思うのだが。

我がロッテのユニフォームも個人的にはヤンキース風の白に黒のストライプが入ったのが好きなのだがバレンタインの趣味なのか祭りのハッピみたいなのとか、色がぼけて滲んだようなものとかファンとしては目を覆いたくなるようなのが多い。
まあ今年の成績だと来年もユニフォームは替わるのは必至で南海のユニフォームを見習ってオーソドックスなものにして欲しいなと思う。

ユニフォームと言えば騎手の勝負服はオーナーがデザインを決める。
中にはお金持ちかなんか知らんが、どんなセンスしてんねんというような勝負服もある。
私が好きなのは黒一色のシンコウの勝負服だがシンコウの馬自体が最近パッとしないのでなかなか見る機会もない。
競馬も野球と一緒で強い馬の騎手の勝負服はやはり格好良く見える。
最近ではディープインパクトの影響で金子馬のあの黒のギザギザが印象的である。

今週行われる安田記念のように外国馬が参戦するレースは外国騎手の服に注目するのも面白い。
日本人と外国人の金持ちのファッションセンスの違いが垣間見れたりすることだろう。
ちなみに香港のグッドババという馬に乗る騎手の服が大昔のヒーローものみたいで凄いんですが・・・
2008年6月3日(火)
オススメ合羽情報
6月に入って早くも梅雨満開で鬱陶しいこと極まりない。
昨日も昼頃から降りだした雨が今日の朝まで続き、巡回の度に雨ガッパの着脱を繰り返すのでそれだけでも結構疲れた。

そういえば6月1日から地方によって片手で傘を差して自転車に乗ると5万円の罰金が科せられると聞いていたが我が奈良県はどうなったのだろうか。
昨日は一日中仕事場にいたし、今朝地元の駅に着く頃には雨が止んでいたので奈良県はどうなったのかがよくわからない。

まあ禁止になったところで我が地元の駐在所には警察官が1人常駐してるだけで、駅から家までは自転車で5分。
この5分間に1人しかいない警察官に捕まるなんてよっぽど運が悪くないとありえない。
だからメチャ心配なのである。

罰金の5万円も痛いが噂ではいきなり赤キップで前科持ちになるというではないか。
どんなに貧乏でもオテント様に顔向けができないような事だけはやるまいと今日まで生きてきたのに前科持ちになってしまう。

さっきインターネットで調べたところ奈良県で導入されたという記事は見つからなかったが、何でこういう事が地方によって違うのか全く理解できない。
どう考えても日本全共通で実施すべきことだと思うのだが。

とりあえず皆さんもカッパくらいは用意しておいた方がいいと思う。
仕事でカッパを着ることが多い私からのアドバイスだが、カッパは安物に限る。
高いカッパは丈夫でいいが生地が厚い分、着脱がしにくい。
特にズボンを履くのが実に鬱陶しい。
何よりカッパは通気性が悪いので着てると暑い。
その点、安物は軽くて薄いので着脱も楽で薄い分通気性もよい。
脱いだ後も厚いものより処置が簡単だ。

ただ安物と言っても100円ショップのカッパは避けるべきだ。
とにかく耐久性が悪い。
ちょっと力が加わって引っ張られるとすぐに穴が開く。
酷い時には一日で破れて捨てることがある。

オススメはコーナン等のホームセンターで売ってる170円くらいのカッパだ。
100円ショップの物と比べると70円高いだけだが、着目すべきは1.7倍の値段ということである。
普通に考えてAという商品と1.7倍の値段がするBという商品では品質が全然違う。
使ってみた実感では170円のカッパは100円の5倍くらい長持ちする。

それでも100円で十分だという方にはせめてズボンだけでも170円のものを買って欲しい。
100円のズボンは伸縮性にメチャ欠ける為、私のように足の稼動範囲に優れた人間が履くと股間の部分が引っ張られてすぐに穴が開く。
しかも自分の股間を眺めることなんか普通ないので穴が開いてることに気がつかない。
カッパのズボンを履くような時は土砂降りの時なのでサドルにたまった水が股間の穴から進入してきて気づいた時にはエライことになるのである。
おそらく恥ずかしくて電車に乗れないと思う。
2008年6月1日(日)
損するクーポン券?
いよいよ今日から一年で一番嫌いな梅雨の6月が始まると思ってたら、いきなり真夏みたいな天気だった。
こんないい天気の日曜日に働いてるだけでも悲しいのに、競馬の祭典ダービーを見れないとあっては悲しさ倍増である。
昨晩まではDSテレビを持って行ってトイレでコッソリ見てやろうかと思っていたが、そんな手間ヒマかけてダービーを見たら絶対外れると思って自重した。

こう見えても結構イラチな私はレース結果を早く知りたくてレース後5分くらいから携帯でJRA−VANのレース結果を頻繁にアクセスしていた。
レース後10分後くらいなら確実に結果が見れるが待ちきれないのだ。
何度も「まだ結果は見れません」と表示され、ほんとパケット代の無駄遣いである。

結局9分後くらいにレース結果を見たが1馬身2分の1でディープスカイが快勝したみたいだ。
私の本命タケミカヅチちゃんは3着までに姿がなかったが穴で複勝を買っていたスマイルジャックちゃんが2着に入ってボウズは免れた。
前走のレースを見てキンカメを彷彿させるディープスカイの強さは認めていたが、マイルCを勝ってからダービー出場を決めたあたりがどうにも引っかかって本命にしなかったのは悔やまれる。
ただ全く人気がなかったが血統から2400は適性があると判断したスマイルジャックが2着に来てくれたので良しとしておこう。

それにしても日曜に仕事があると頻繁にレース結果を携帯でアクセスするせいか最近電話料金が高くついてしょうがない。
前まで一月で5000円を割っていたのにここ3ヶ月程、7000円近くかかっている。
そのほとんどがパケット通信料だ。

しかしレース結果をアクセスするのは今年に始まった話ではないし、何で最近になって2000円もパケット通信料が高くなってるのか原因を考えてみた。
そして一つ思い当たることがあった。
マクドナルドの携帯サービスに登録している件だ。

私は普段はパケット代節約の為、iモードの画像表示設定は画像表示なしに設定してるがマクドの携帯クーポンをダウンロードするのに画像表示をありにしないといけない。
このダウンロードにパケット代がメチャかかってるのではないだろうか。
クーポンは10枚くらいあり各々画像でダウンロードされるので結構パケット代はかかるはずだ。
クーポンでハンバーガーが70円安くなったと喜んでる場合ではない。
そのクーポンをダウンロードするのに100円かかってたら大バカ者である。

先日、その真偽を確かめようと考えた。
まず最新のクーポンをダウンロードする。
ドコモのサービスで昨日までの電話料金を確認できるサイトがあり、そこにアクセスすれば昨日までの額がわかる。
そして明日そのサイトで今日までの額を調べ、昨日までの額を差し引けばクーポンのダウンロードにかかったパケット代が推測できる。

そして作戦通りまず最新のクーポンをダウンロードした。
そしてドコモの料金サイトにアクセスすべくiメニューにアクセスした後、私の顔色が曇った。
しまったー!クーポンダウンロードした後、画像表示設定をなしに戻すのを忘れていた。
その為、思いっきりiメニューで画像が表示されてしまったではないか。
これでクーポン画像正味のパケット代がわからなくなってしまった。
いっそのことパケ放題に料金プランを変えようかと真剣に思う今日この頃である。
2008年5月31日(土)
イクラよりマグロ
オメデタイことに今日は私の誕生日なのだが、この5月31日という誕生日を私は結構気に入ってる。
一番好きな季節である春にギリギリ滑り込んでいるし、5,3,1でカブになるからだ。

この縁起のいい誕生日に何をして過ごそうかと1ヶ月くらい前から考えていた。
とにかく自分の好きなことをして一日過ごしたい。
そうなるとパチンコか競馬になるが、パチンコの場合は一度も当たりを引けずに負けたら一日中ムカムカして過ごすことになる。
その点、競馬だとレース観戦自体は楽しいのでまだ救いがある。
せっかく誕生日が土曜日になったので久しぶりにWINSで第1レースから最終レースまで東京、中京の全24レースを楽しむ事に決め、今日が来るのを楽しみに待っていた。

第1レースに間に合うように早起きし、テレビを見ていると星座ランキングが始まった。
誕生日の運勢はどんなものかと見ていると1位から6位までに双子座が出てこない。
何かいやな雰囲気が漂い始めたが、まあ8位くらいでも良しとするかと思ってると11位までに双子座が出てこないではないか。

この時点で今日のワースト星座確定である。
しかし12分の1の確率でよりによって誕生日にワーストを引くかと呆れていると、「そんな貴方のラッキーアイテムは!」という声が聞こえてきた。
この星座ランキングは最下位の星座の人を救う為に運気を挽回できるラッキーアイテムを教えてくれる。
前にナチュラルメイクと言われて途方に暮れたことがあったが、今日は男でもできそうなことにして欲しいものだ。
そして今日のラッキーアイテムは鉄火巻きだった。

どんなラッキーアイテムやと思いながらWINSに出勤し、東京の第1レースから馬券を購入。
しかし買えども買えども星座占いのせいか馬券が当たらない。
結局午前中は1レースも当たらず、気分転換に昼御飯を食べにWINSを離れた。

ここまで星座占いが当たるとなれば私を救ってくれるのは鉄火巻きしかない。
WINSの近くにの魚料理の店で寿司定食があったのを思い出し、行ってみると握り寿司8カンに鉄火の手巻きが一つと小ウドンの定食があった。
手巻きとはいえこれも立派な鉄火巻きだ。
店に入って迷わず寿司定食を頼む。
待つこと10分、待ちに待った寿司定食いや鉄火巻きがやってきた。

握り寿司には目もくれず手巻き寿司に手を伸ばし、醤油をつけてガブリとかぶりついた。
「そうそう、鉄火巻きのこのプリプリとした粒の食感がたまらん!」てこれマグロと違ってイクラやん!
そうだ何故か手巻きの中味が鉄火からイクラに替わっているのである。
普通の人なら高級なイクラが入っててラッキーと思うかもしれないが今日だけはイクラじゃ困るのだ。
店はサービスのつもりで具を替えたのかも知れないがいい迷惑である。
思わず握りにのってるマグロを手巻きの中に入れてやろうかと思ったが、誕生日に隣りで食べてる人に(変な人!)と思われるのもイヤで泣く泣くイクラの手巻きを食べた。

結局、ラッキーアイテムを手に入れることができず昼からの競馬もサッパリだった。
念の為に手巻きの中がイクラだったのは今日だけなのか別の日にもう一回寿司定食を頼んで確かめてみようと思う。
2008年5月28日(水)
息子の安眠を阻止するオトン
昨日は24時間明けの夜勤に備え、朝11時に家に帰り風呂、昼食後に夕方の4時半まで寝る予定だった。
布団に入ったのは昼の12時過ぎでここまでは予定通りだった。

ちょうど深い眠りに入りかけた午後2時過ぎ、台所からオトンとオカンの大きい声が聞こえてきた。
寝ぼけててよくわからないが何やらガスレンジの火が点かないと言って騒いでいるようだ。

布団の中で(人が寝てるのに騒がしいなあ!まさかガスの元栓開けてへんのちゃうやろな、さすがにそこまでボケてないやろ)と思いながら再び眠りにつこうとしていると、暫くしてもまだ火が付かないと騒いでいる。
(元栓開いてるのに点かへんかったら電池や電池!)と思いながらも布団から起きて言いにいくほどの事ではない、そのうち気づくやろと思って寝るのを続行することにした。

暫くして「○○ガスさんですか?ガスレンジの火が点かんのやけど」という声が聞こえてきた。
(うわっあ!オトン、ガス会社に電話しよったで!恥ずかし!電池が切れてるに決まってるやん。やっぱりさっき起きて言いに行ったらよかった)と布団の中で後悔してると。

「電池交換してくれやて」と電話を切ったオトンが叫んでいた。
(やっぱり思った通りや。でもこれで安心して眠れる)と思ってると。
「あかんわ。電池交換しても点かへん!」という声が聞こえてきた。

(電池交換しても点かへんかったら残る原因は点火部分が吹きこぼれとかで水で濡れてるしかない。しかし電池交換に気づかん人間がそんなことに気づくはずないなー)と思ってると、「もう修理に出すしかないな」というオトンの声が聞こえた。

さすがにこれは放っておけないと寝床から起き出して台所へ行った。
「ちょっと見せて」と言って器具を外すとやはり点火部が濡れていた。
「ここが濡れてるから点かへんねん」と言って布きんで濡れてる部分を拭いた。
「乾いてから点けたら大丈夫やから」と言って私は又寝床に戻った。

貴重な睡眠時間が中断されたが残り時間は熟睡しようと思ってら台所からオトンの声が聞こえてきた。
「これヘアードライヤーで乾かしたら早いんちゃうか」

(そんなもん5分もしたら乾くやろ、ヘアードライヤーてどんだけイラチやねん!
今火点けんかったら死ぬんか!)
ああ〜寝れん!
2008年5月25日(日)
そして今日も途方に暮れる
その昔「そして僕は途方に暮れる」という名曲があった。
私は最近、毎週日曜日のメインレースが終わった午後4時頃に途方に暮れる。
毎週自分では渾身の予想をしていると思っている。
今日なんか24時間明けで疲れ果ててる帰りの電車の中でもスポーツ新聞を見て、家に着いてからもHPを更新する直前までオークスの予想をしていた。
そして結果は自分が買ってない3頭が手を繋いでG板を駆け抜けて行った。
こんな光景を4週も続けて見せられて途方に暮れずにおれようか。

まあ途方に暮れているのは予想が外れた事だけが理由ではない。
昔に比べて何かクラシックレース自体の重みが薄れてきて競馬ファンとしても途方に暮れている。
今年に始まったことではないが最近距離が長くなっても結局直線よーいドンのレースが多い。
牡馬クラシックで言えばダンスインザダークが勝った菊花賞くらいから菊花賞で生粋のステイヤーが勝つことが少なくなってきた。
去年のダービーもマイラーと思われるウオッカが勝ったし、今日のオークスも決して能力が図抜けているとは思えない桜花賞1、2着馬が3位までを占めた。
昔は重視された血統とか距離適正は最近の競馬ではかえって予想の邪魔にさえなる気がする。

これはこれで別に悪いことではないのかもしれないが、やっぱり異なる距離で3冠が争われるのだから、せめて菊花賞くらいはライスシャワーのような馬に勝って欲しい。
桜花賞から距離が800Mも延びるオークスで桜花賞の再現のようなレースにはなって欲しくない。
それを可能にできるのは10年に一頭というような図抜けた能力のある馬であって欲しいし、だからこそ3冠馬というのは偉大なのだと私は思いたい。

まあいつまでも途方に暮れていてもしょうがないし、打たれ強くて立ち直りがメッチャ早いのが私の取柄なので来週のダービーも懲りずに血統、距離適正重視で予想をしようと思っている。
2008年5月22日(木)
2分の1の確率に弱い男
今年も春のジャンボの季節がやってきた。
前にも書いたが私は2分の1の確率で物事を選ぶ時、恐ろしいくらい外れを引く。
それは勝負事だけでなく日常生活でも押すか引くかわからないドアを開ける時は必ず間違える。
2分の1くらいまで確率が狭まってくると選ぶ前に凄いプレッシャーがかかるのである。
そしてこんな人生を長年送っていると最近では外れを引くと何故かホッとするまでになってしまった。
2分の1なら外すが逆にジャンボ宝クジのように何万分の1とかのような確率の方が当たるのではと思ってしまう。(救いようがないアホだ)

昔は最低でも100枚買ってたドアホな時代もあったが最近は毎週ロト6を買ってることもありバラで10枚を購入する程度だ。
その10枚を購入する為にわざわざ梅田の特設広場まで電車に乗って出かける。
特設広場には売り子が30人くらい並んでいるがこれが実に困る。
300枚購入するのなら一人ずつ買っていけばいいが、10枚しか買わないので30人の中から買う人を選ばなければいけない。

万が一、30人の誰かが当たりクジを持って私が来るのを待ちかねていたとしても、私は30人の中から当たりの人を選ぶことができるだろうか。
パチンコで考えても当たり確率30分の1の激甘台と言えども、お座り一発で当たりを引くのは至難の業である。

梅田に行くまでは2億円当たったらアレを買おう、コレをい買おうとか白日夢に浸っているが、特設売り場に並ぶ売り子を見るといつも現実に引き戻されるのだ。
結局いつも一番可愛い子を探して買っては外すという過ちをもう何年も続けている。
私と同じようなことを考えてる鼻の下の長い奴は多いようで可愛い子の両隣りは誰も並んでないのに可愛い子のところだけ人が並んでることが多い。
だから私が列の後ろに行くと両隣りのおばちゃんが「後ろの方どうぞ!」とやたら声をかけてきて鬱陶しいのである。
気の弱い私はそういう声をかけられるとメチャ動揺する方なのだ。

今年はまだ春のジャンボを買ってないが、そろそろ買いに行かねばと思いながら難波のパチンコ屋の近くの売り場にロト6を買いに行くと、私の前のおばちゃんが「春のジャンボ、バラで5枚ちょいうだい!」と言っていた。
そうか宝クジは1枚単位でも買えるのだ。
いくら羞恥心のない私でも10人の売り子から1枚ずつ買う勇気はないが、2人の売り子から5枚ずつ買うのならそんなに恥ずかしいことではない。
これで30分の1の確率が15分の1になる。
一番可愛い子と、その次に可愛い子から買えばいい♪。

今年はこの作戦でいこうと思っていたら次の瞬間、私を絶望の淵に落とす言葉が聞こえてきた。
売り場の人が宝くじを一束出してきて、おばちゃんにこう言ったのだ。
「上から5枚にしますか?、下から5枚にしますか?」
2008年5月20日(火)
善意にも税金が?
四川大地震のニュースが連日報道されている。
私にできることといえば電話でドラエモン募金をすることくらいだが、ドラエモン募金の案内で「電話をするだけで105円が募金されます」というのを聞いてみんなどう思ってるのだろうか。

推測に過ぎないが105円の5円はどう考えても消費税で、国は私達の善意の募金から5%も税金を取ろうとしているのか。

もちろん法律上、消費税がかかるのだとは思うが、法治国家とはいえどんだけ融通が利かないのだ。
5円といえでも積もり積もればバカにできない額だ。
一旦、消費税で徴収するのはいいとして国はその全額を税収とせず、そのまま中国に援助するべきだ。

いや実際はそうしてるのかもしれないが、それならそれでドラエモン募金の案内時にそこの部分をハッキリさせるべきだと思う。
胡散臭いものだらけの世の中で募金くらい何の疑いもなく気持ちよくさせて欲しいものだ。

話は変わるが世の中には非常に律儀な人がいる。
私も結構律儀な方で割り勘の時なんか1円単位できっちり払おうとする。
サイフに1円玉が増えるのを嫌う人は結構いるもので、私が1円を払おうとすると真剣に拒否されることがある。
そういう時は私は相手のポケットに無理やり1円玉をねじ込むことにしている。

そんな私もビックリの律儀な人がこの前、夜に電話をかけてきた。
「先日、22日に参拝させて頂きますと電話差し上げたんですけど、用事が入って行けなくなったんで6月2日に変更させて頂きますのでよろしく御願いします」。
電話を受けた私は最初何のことかピンと来ず、一瞬受話器を持ったまま固まってしまった。

この律儀な人は自分が22日に参拝に行くのを事前に連絡していたのだ。
アポなしで相手を訪問するのは失礼とはいうものの神社の参拝に来るだけである。
これだけでもその律儀さにビックリだが、その予定変更をわざわざ知らせてきたのである。
その律儀さに感動して「6月2日ですね。お待ちしております」と私も礼を尽くして応対した。

世の中にはこんな律儀な人もいるのだからドラエモン募金も5円の行方についてキッチリと募金者に説明するべきである。
2008年5月19日(月)
どうしたウオッカ
去年のダービー馬ウオッカがベストと思える東京のマイルでも結果を出せなかった。
ドバイ遠征のせいで馬体細化が囁かれ、実際当日は前々走より16kg減。
これが敗因の一つであることには間違いないが私は敗因はもっと別のところにあると思う。

私がウオッカを見ていておかしいなと感じ始めたのは去年の秋華賞の時からだった。
このレースでウオッカはダイワスカーレット、レインダンスの3着に敗れた。
先行して上がり33秒台で上がるダイワスカーレットには脚質的に一歩及ばないのは桜花賞を見て感じていた。
チューリップ賞こそ安勝がウオッカが来るまで追い出すのを待った為、勝つことができたがダイワスカーレットが正攻法で走ったら現状では勝てないと桜花賞を見て感じた。
勝てるとしたら直線の長い東京のマイルだろうと。

当時はウオッカの敵はダイワスカーレットただ一頭で他の同期に負ける姿は想像できなかった。
それだけに秋華賞でレインダンスに負けたのは衝撃的だった。
それも見た感じ、まぐれではないと感じたからだ。
私が一番気になったのは追い込んで来たウオッカの脚がG前で止まる感じだったことだ。
その傾向はジャパンCでも見られたし、京都記念でも見られた。
それでも私はウオッカはマイラーだと信じていたので秋華賞を含め原因は距離だと思っていた。

しかしドバイワールドカップを見て原因は距離ではないと実感した。
ワールドカップは距離は正確には1600Mではないがほぼマイルだ。
そしてレースは外から一瞬突き抜けるかの勢いだったウオッカの脚がやはりG前で止まったのだ。

今回のヴィクトリアマイルでウオッカを本命にしなかったのも又、G前で脚が止まる不安が拭えなかったからだ。
そしてレース後に武豊が「一瞬もの凄い脚で上がっていったがG前で脚が止まってしまった」とコメントした通りのレースとなった。

ウオッカがこうなってしまった原因は何なのだろうか早熟説もあるが私は去年ダービーを勝った後に宝塚記念を使ったのが尾を引いてるような気がしてならない。
思い出すのは2冠馬だったネオユニバースの宝塚記念参戦だ。
何故ダービー馬が宝塚記念に参戦するのか私には理解できなかった。
ダービーまで激戦を戦ってきた疲れを取る為、放牧して秋に備えるのが王道である。
決めたのは馬主か調教師か知らないが欲に目が眩んで調子にノッテルとしか思えなかった。
結果惨敗したネオユニバースは3冠はおろかその後、日の当たることもなく引退した。

ウオッカが宝塚記念参戦を決めた時も同じ感想だった。
こんな事は絶対に馬にとってプラスではないと。
疲れた体で初めて古馬に揉まれて消耗戦を経験するとその苦しい経験が尾を引くような気がして私にはならない。

ヴィクトリアマイル後、陣営はこの後のローテは未定だと言ってるようだが、まだ今年も宝塚に出ようとでも思ってるのだろうか。
すぐに放牧に出して宝塚記念の事を忘れるくらい秋までリフレッシュさせるべきだ
2008年5月16日(金)
世紀の会見
私の仕事は朝9時から始まるがいつも8時頃には仕事場に到着している。
これより遅くすると朝の通勤ラッシュに巻き込まれるのもあるが、仕事前にくつろぐのが昔から好きなのだ。
よく毎日時間ギリギリに出勤してきて(どうや今日も間に合ったやろ!)という感じで席に座ってイキナリ仕事を始める人がいるが私にはとても真似できない。

だいたいこれから明日の朝まで24時間も働かないといけないのに働く前くらいのんびりくつろがないとやってられないではないか。

とにかくバタバタするのが嫌いな私が1時間近く前に仕事場についてまずすることは警備服に着替えることだ。
私は働く準備を全て済ませてからくつろぐのが好きで一時間近くあるのだからそんなの10分前に着替えればいいと思われるだろうが根が心配性な性格だからしょうがない。

そして着替えた後はゴロンと横になって朝のワイドショーを見るのだ。
芸能大好きオッサンの私としては朝のワイドショーで芸能情報を仕入れるのは欠かせない。

今朝もワイドショーを見ていると中国の飛び込み界の女王、郭晶晶(グオ・チンチン)の妊娠騒動のニュースをやっていた。
元淵選手の引退以来、飛び込み界には何の興味もなかった私は郭晶晶選手の名前すら知らなくて今日が初耳だったが一度聞いたら忘れられない名前だ。

中国では国民的英雄らしく妊娠が本当であればオリンピックを控える中国にとってはかなりの損失らしい。
しかし中国国内ならまだしも飛び込みにそれほど関心があると思われない日本で取上げるほどのニュースなのかと首を傾げていたら衝撃的な映像が流れた。

飛び込みワールドカップ後の記者会見に応じた際に「ライバル選手は?」という質問に「ロシアのユリア・パハリナとカナダのデブ!」と答えているではないか。
番組では”中国のエリカ様”と評していたがエリカ様もビックリである。
映像はかなり前のものでおそらく当時も話題になってたのだろうが今日初めてこの衝撃会見を見た。
おそらく今日のワイドショーを見てなかったらこの世紀の会見を知らないまま人生を過ごすことになっていただろう。
元淵選手の引退以来しばらく飛び込み界とは縁を切っていたが郭晶晶のファンになりそうだ。
2008年5月14日(水)
美しいフォームが好き
長い間プロ野球の話を書いていないと思うが理由は単純明快で我が千葉ロッテマリーンズが5位と低迷して面白くないからである。

しかし低迷するロッテに救世主が現れた。
高卒ルーキーながらデビュー3連勝を飾った唐川投手だ。
プロ2勝目を上げた試合をヤフーのネット中継で見ていたが客観的に見て10年に1人の逸材だと実感した。

何より目を惹いたのは投球フォームだ。
ゆったりした始動から足を上げた時の姿勢が完璧な垂直になっている。
これは当たり前のように思われるが実際足を上げた時に体が前後に傾く投手が結構いる。
垂直でないとその後の投球動作に微妙なズレが出て結果としてコントロールに影響してくる。
彼が3試合で四球が一つしかないのは投球姿勢がいいからだ。
往年の名投手、東尾が足を上げた時の姿勢も実に素晴らしかった。

話は唐川に戻るがゆったりしたフォームで足をあげた後は一転、球をリリースするまでの動作が速い。
リリースまでの動作が速いのに球持ちがいいので打者は非常に球の出所がわかりにくい。
だから140kmの直球でも145kmくらいに感じる。

145kmの速球自体は打てない球ではないが球の出所がわかりにくい為、初動が遅れるのが打者にとって致命的だ。
打者は投手の手から球が離れた瞬間に打ちに行く初動を行う。
人間の動作なので最低でも1秒はかかると思われ、それが遅れると自分のヒッティングポイントに球が来るまでにバットをそこへ運ぶのが間に合わなくなる。
今のフォームで150kmの球を投げれるようになれば打つのは不可能とさえ思われる。

ネットで見た試合は完投してくれたので美しいフォームを堪能できた。
私は投球フォームや打撃フォームには美を追求する方で昔の落合のインコースをホームランする時の体のさばき方や、阪急の山田の芸術的なアンダースロー、構えた位置からほとんどバットが動かない広島の前田のバッティングは試合の勝ち負けとは別に見てるだけで価値がある。

その反面、フォームが美しくないのに結果を出している打者や投手を見てると何か腹が立つ。
もう中日に行ったからいいが、西武にいた頃の和田に打たれると腹が立ってしようがなかった。
素人の私から見るとただ思いっきりバットを振り回してるようにしか見えなかったからだ。
そして今、ロッテが抑えられると一番腹が立つピッチャーがいる。
日本ハムのマイケルだ。
彼が投球練習をしてる姿を見てる時点で腹が立ってくる。
2008年5月12日(月)
朝から一大事
今日は休日だったが日曜の競馬が外れてお金もないので家で体を休めることに。
久しぶりに昼頃まで爆睡してやろうと意気込んで昨晩寝床についた。

12時前にセットした携帯のアラームで目覚めるはずが何故か玄関から聞こえる大きな話し声で目が覚める。
誰がこんな大声で話してるのかと寝ぼけながら聞き耳を立てると近所に住むおばちゃんの声だ。
地声が大きくて評判の人で昔から家で子供を怒鳴りちらしてる声が我が家にまで聞こえてきて(あんな恐いオカンの子供に生まれなくてよかった)と子供の時によく思ったものだ。

時計を見るとまだ8時前だ。せっかく昼まで寝る予定だったのに4時間も睡眠を邪魔されたではないか。
一体どんな一大事が起きたのかと話を聞いていると、ゴムが伸びてだぼだぼになったジャージのズボンを新しいゴムに替えようとしたがゴムが太くて引っ張っても抜けないらしい。
それでウチのオカンにどうやったら抜けるのか相談に来たらしい。

これが人の安眠を妨害してまで朝の8時前に他人の家におしかけてくることか!
そんなもん自分のオトンに相談せえー!
しかも地声が大きいとはいえ何でこんな事をあんな大きな声で話さないといけないのか。

結局ウチのオカンが無事にゴムを抜いてやった。
後でオカンに聞いた話によると前に市場でそのおばちゃんに会った時にゴムが伸びたダボダボのジャージを履いていて、「もう捨てようと思ってんねん」と言ったところウチのオカンが「もったいない。ゴムを替えたらいい」と進言したらしい。
そういうわけでおかんが朝の8時からゴム抜きをするのは仕方がないとはいえ、こっちはいい迷惑である。

ゴムが抜けた後も30分くらい大声で世間話をしてからそのおばちゃんは帰っていった。
向こう三軒両隣で困った時は助けあうのはいいが時間帯というものを気にして欲しいものだ。
よく一般家庭の標準的な夕食の時間帯に長電話をかけてくる人がいるが、どんな神経をしてるのかと思ってしまう。
ズボンのゴム抜きはできれば昼以降に御願いしたいものだ。
とにかく休日としては最低な目覚めであった。
2008年5月11日(日)
靴の寿命3ヶ月
一週間もかけて予想をしたのにゴール板前ならまだしもゲートが開いた瞬間に絶望の淵に落とされることがある。
それは自分が買っていた馬が出遅れたり落馬することではない。
それなら単にツイテないだけでまだ納得できる。

絶望の淵に落とされるのはゲートが開いた瞬間に全く予想だにしない馬が逃げている姿を目の当たりにした時だ。
インスピレーションを大事にする私だが予想をする時にはレースの展開を考える。
レースの展開を考える場合どの馬が逃げるかというのは非常に重要な要素であり、今日のマイルCのように逃げる馬が決まっている場合にそれが崩れるとレース自体が自分が予想したのと全く別のレースになってしまう。

今日のマイルCは少なくとも直線に入るまでは間違いなくダンツキッスイが後続を2馬身くらい離して独り旅をしてるはずだった。
しかしゲートが開いた瞬間にハナを切ったのはゴスホークケンだった。
それもかなり強引にハナを奪い、そのせいでダンツキッスイは3番手に控えてしまった。
私の経験上こういう展開になった場合にそのレースは差し馬天国になることが多い。
案の定、滑る馬場は苦手だと思って軽視したディープスカイとブラックシェルで決まってしまい、先行流れ込みを狙って買っていた8枠の3頭がことごとく馬群に沈んだ。

これでまた明日から真面目に働いて稼がなければならず長い一週間が始まる。
ここ数日間、働いてる時に私のベルトにはマルハンのロゴ入りの万歩計がくっついている。
この前パチンコ屋マルハンで景品交換時に余り玉でもらった万歩計だ。
万歩計なんて興味はあっても自分で金を出してまで買おうとは思わないのでパチンコの余り玉の商品としてはなかなかいい選択だと思う。

24時間勤務で自分がどれだけ歩いてるかを調べてみた結果、3日間の平均で一日の歩数は25000歩。
一歩の長さが60cmとして毎日仕事だけで15kmも歩いてることになる。
道理でザ・シューズで買った1980円の靴が3ヶ月もたないわけである。
2008年5月8日(木)
♪貴方は何をツモりますか〜♪
毎週木曜日はロト6の抽選日だ。
毎週2億円のチャンスとかCMでは言ってるが純情な私はこれを真に受けて毎回メチャ期待して抽選結果を見る。
確率で考えればほとんどの人が恐らく一生買っても2億円なんか当たるはずがないが、外れるとこれはこれで結構へこむのだ。
そうでなくても競馬がある日曜日はボウズになってへこむ事が多いのに週に2回もへこんでいては身がもたない。

実はうちの親も毎週ロト6を買っているが抽選結果を見ては「ツイテないなあ」と嘆いている。
毎週木曜日は親子で「ツカン、ツカン」と嘆いているのである。

しかしロト6で2億円当たらないことについて「ツイテない」という表現は如何なものか。
これがツイテないのであれば世の中ツイテない人だらけになってしまう。
一億総ツカンと言ってもいいだろう。
もちろん私も心の底からツカンとは思ってないがついつい「ツカン」と思ってしまう。

一体私はいつから「ツカン」なんて言葉を簡単に口走るようになったのだろうか。
少なくとも高校生くらいまではツキというものをそんなに気にしていなかったし、自分がツイテないなんて思った事がなかった。

恐らく大学に入って麻雀を覚えた頃からツキを気にするようになったと思う。
当時流行っていた”スーパーヅガン”という麻雀漫画で主人公の豊臣君が「ツカン」という言葉を連発するのに影響を受けて私だけでなく当時麻雀を打つ者は自分の期待している流れにならないと「ツカン!」と口走っていた。
雀荘ではあちこちの卓から「ツカン」、「ツカン」という声が飛び交っていた。

私はあらゆるゲームの中で麻雀ほどツキを実感できるゲームはないと思っている。
ツイテる時は待ってる牌がサクサク入ってくるし、ツイテない時は切っても切っても同じ牌を積もってくる。
そして悪魔に魅入られたように相手の当たり牌ばかり掴んでくるのである。

そう言えば友人でこんな奴がいた。
麻雀で常にバカヅキする奴に「お前、いつからそんなにツイテんねん」と言うとその友人はこう言った。
「実はなあ。俺は赤ちゃんの時に右手をしっかり握ったまま生まれてきたらしいねん。」
「ほんで、その握った手を開けたら中から赤ウーピンが出てきたんや」

どこまで調子にのっとんねんと思ったがなかなか面白い話だ。
私がもし何かの牌を握って生まれてきたとしたら何をツモってるんだろうか・・・・・・
イソコか。
2008年5月6日(火)
座して待つ
相変わらず今年も普段と変わらない一週間だったGWも今日で終わる。
GW最終日になるといつもニュース番組で海外旅行から帰って来た人を空港でインタビューする。
いかにもGWを海外で満喫してきました!という人に、やれどこの国に行って来ただの何日間行ってきただのと質問し、最後にはお決まりのように「楽しかったですか?」と聞く。
何日間も仕事せず、海外に行ってキレイな景色見て、豪華なホテルに泊まって美味しいもん食べて、そんなもん社長のお供で行った旅行でなければ楽しいに決まってるではないか。

大体ああいうインタビューをニュースで流す意味がわからない。
見も知らずの他人が海外旅行に行って来た感想なんか一般の視聴者は聞きたいのだろうかと思うのだが。
私なんかは聞いていても羨ましいだけでとてもいい気分にはなれない。
まだGW中にずっと働いてた人の愚痴をニュースで流す方が心が癒される。

GWに連休がなかったと言っても普通の一週間だったので一応一日は休みがあった。
ちょうど友人の誕生日だったのでグリコのカフェオレとケーキを食べてお祝いをして唯一GWらしい時を過ごせた。
誕生パーティーが昼間にあったこともあるが普通はシャンパンでも開けて酒を飲んで祝いたいところだ。
しかし私にはその日に酒を飲めない理由があった。
当日は春の天皇賞だったのである。
私は競馬を見る時には酒を飲まない主義だ。
夏の競馬場で友人が横で美味しそうに生ビールを飲んでいてもアイスコーヒーで我慢する。

何故なら今から見るレースがひょっとすると歴史に残る名勝負になるかもしれないからだ。
そんな可能性のあるレースを酒に酔った状態で見たくないのである。
私はレース前には身も心も清めた状態でいたい方なのだ。

それが究極に達すると私はテレビの前で正座をしてレースを見る。
今まで私が正座をして見たレースが一つだけある。
オグリキャップの引退レースとなった有馬記念。
思いが通じたのかオグリキャップは歴史に残る激走を見せてくれた。
あれ以来、正座をしてレースを見たことがないがダイワスカーレットちゃんの引退レースには座してレースを待とうと決めている。
2008年5月4日(日)
天皇賞を振り返る
メイショウサムソンの最近の不振で混戦模様となった今年の春の天皇賞。
押し出され式に一番人気になったのは前年の菊花賞馬アサクサキングス。
昔の春天は菊花賞馬を買っていれば間違いなかったが今年はちょっと様相が違う。
4歳牡馬のレベルの低さが去年から叫ばれており、前走のアサクサキングスを見てもエイシンデピュティに負けたあたりが何とも頼りない。
とても1番人気で買えるような馬ではないと予想はいつもの穴馬探しに。

高齢馬は不利と知りながら日経新春杯勝ち、安勝でスズカマンボのイメージがダブるアドマイヤモナークと昔とは別馬と知りながら3歳時の姿が未だ瞼から離れずドリームパスポートを軸にして見事に玉砕した。

それにしても最近のウオッカといい今日のアサクサキングスといいどうも今年の4歳馬はG前で脚が上がるように感じる。
アサクサキングスのレースは前走のサンケイ大阪杯のVTRを見てるようであった。
ヴィクトリアマイルで1番人気必至のウオッカも頭ではちょっと狙いにくい

4歳馬が不振では競馬全体が盛り上がらないがその分、今日のメイショウサムソンの復活には素直に拍手を送りたい。
途中アサクサキングスに邪魔されてなければ勝っていたかもしれない。
有馬記念、前走ともう旬を過ぎたような不可解な敗戦を繰り替していたが今日のレースぶりなら宝塚記念を大いに盛り上げてくれることだろう。

勝ったアドマイヤジュピタだが前走がいかにも展開が嵌ったレースに見えた。
実際厳しい展開を経験していないということで3番人気に甘んじていた。
スタートと同時に出遅れてさすがに今日は来ないなと思っていたら長くいい末脚を繰り出して混戦を断った。
競馬界ではよく「厳しい流れを経験していないから」という理由で人気馬を切る人がいるが経験していないからと言って厳しい流れで凡走する根拠は何もない。
経験がないのだから走る可能性だってあるわけだし、レースそのものが厳しい流れになると決まっていない。
実際ダイワスカーレットが出るレースでは毎回穴党がそう言って消して痛い目にあっている。
今日の天皇賞を見て競馬とは本当に難しいと実感した。

番外編だが今日テレビで天皇賞を見ていて気が気ではなかったことがあった。
プレゼンターにボクサーの内藤選手が来ていたのだ。
何が気が気でないのかというともしあの馬が勝つとサイン予想家が鬼の首でも獲ったかのように騒ぐ姿が目に見えたからだ。
あの馬とは2枠に入っていたアドマイヤフジ。
内枠の藤・・・
2008年5月3日(土)
手痛い出費
今は私が季節の中で一番好きな春だというのにこの暑さは何なのだ。
地球温暖化が叫ばれてからどうも春が夏化して秋が冬化して何とも過ごしにくい国になったものだ。

この暑さの中、賽銭回収やら巡回やらで体を動かす為、昨日も暑くて暑くて「こんだけ暑かったらコレでも飲まなやってられませんわ!」とあれほど控えようとしていたコーラを飲んでしまった。
メタボ対策の為、糖分の多そうなコーラだけは控えようと思っていたが私の中ではコーラが一番ビールに近いジュースなのだ。
もちろん飲む時は黒ビールだと思って飲んで、飲んだ後にはプハーっとやる。

普通の仕事ならこんだけ暑かったら上着を脱いでYシャツ1枚になるが、仕事中は警備服を着なければいけない私はこの暑さでも真冬と同じ警備服を着ている。
衣替えは5月10日と決まっており、それまでは気温が40℃に上がろうが今の服で過ごさないといけない。
融通が利かんとはこういうことを言うのである。

昨日の暑さはさすがに応えて24時間勤務明けの今日はまっすぐ家に帰る予定だったがPOG馬のカラメルマキアートちゃんが5レースの未勝利戦に出走する。
将来のG1馬の初勝利をこの目で見なければと疲れた体をひきずってWINSへ。
レースは12時30分でそれまでの間、疲れで意識朦朧としながらWINSに立っていた。
やっとレースまで後5分を切り、単勝1.5倍の一番人気で勝利を確信していたら「5番カラメルマキアート号は馬体検査を行います」のアナウンスが。
何でよりによって15頭の中で私のマキアートちゃんが馬体検査なのだ。
そして数分後に「競争除外」の悲報が・・・
出ればほぼ勝っていたのにどんだけツカンのだ。

ショックでレースも見ないでそのままWINSを後にした。
しんどいのに朝の10時過ぎから今までずっとWINSに立っていたのは何だったのか。
待ってる間に誰かが私のサイフからお金を抜き取って4レースまでの馬券を買ったのかサイフが妙に軽くなってるし。
何より痛いのは勝利を確信して前祝いで1280円もする海鮮丼をレース前に食べたことである。
2008年4月30日(水)
人はツキが減ると取り乱す
毎朝、前日の勤務者と今日の勤務者との引継ぎ作業があり、鍵の受け渡しも行われる。
隊長から副隊長に鍵を渡す時に距離が離れていたので横着をして鍵を放り投げた。
結構離れていたがその鍵を副隊長が見事にキャッチした。
ご満悦そうな副隊長に私が冗談でこう言った。
「今ので今日の半分以上のツキを使いましたね!」

するといつも冷静な副隊長が「ツキなんか使ってないわい。今のは技術や」と興奮して言い返した。
やはり普段から沈着冷静な人でも自分のツキが減るのは取り乱すくらいイヤな様だ。
だいたい鍵をキャッチするくらいで技術などと言ってるのが平常心ではない。

副隊長は技術だと言っていたがこの行為で間違いなくツキが消費されている。
何故なら鍵をキャッチした副隊長は明らかに嬉しそうな顔をしていたからだ。

ツキ評論家の私に言わせれば物事が上手く行って嬉しいと感じた瞬間にツキは消費される。
そしてツキというものは全ての人間に平等である。
金持ちだからといっていく先々の信号が全て青になるわけではないからだ。
そして一生のツキの量も毎月のツキの量も一日のツキの量も決まっている。
だから私くらいになると「うわっ!しょうもない事でツキ使ってしもた」と嘆くことも少なくない。

ツキがあるとは予期せぬ嬉しい事があるということ。
ツキのある人生は楽しい人生でツキのない人生は悲しい人生である。
私は金持ちの経験がないのでわからないが、いくら金があって何でも自分の思い通りに行っても予期せぬ嬉しいことがないというのは寂しい人生である。
だから今度流れ星を見かけたらこう御願いしようと思う。

「毎日使い切れない程のツキに恵まれますように」
あっついでに「世界が平和でありますように」
2008年4月28日(月)
博打で10億円負ける奴
明日から待ちに待ったGWで今晩は嬉しくて眠れない人も多いだろう。
アッシはというとGWどころか明日はいつもより1時間早出でGW中も休みは1日のみ。
無職だった年を除いてGWとはつくづく縁のない人間である。
もちろん無職の時は毎日がGWで何の嬉しいこともなかったわけで一度でいいからGWを満喫したいものだ。
まあせっかくのGWに参拝に来る信心深い人に明るく接して気分よく帰ってもらうように気分だけでもGWモードで働いてこようかと思う。

私の場合は競馬が当たればその日から1週間はGWなわけでその為にも春の天皇賞を当てたいところだが今のところはアドマイヤモナークを本命にしようかと思ってる。
確固たる理由はなくて直感的なものだが私の予想はピンと来た馬を見つけてその後で理由を探す後付け予想が多い。
これから一週間大スポを読んで後付けの理由を探したいと思う。

先日、人様の大事な医療保険金を3年間で総額10億円もネコババした奴が捕まっていたが、その10億円を競艇で使い込んだというのにはさすがに馬券下手な私もビックリである。
どんだけ舟券下手なのだ。
18頭も走る競馬と違って競艇なんて6頭立てでどうやったら10億円も負けることができるのだろうか。
一体1レースに幾ら賭けて、どんな買い方をしてたのだろうか。
刑務所を出た後、「競艇で10億円負ける方法」という本でも出したら結構売れるのではないだろうか。
私もおそらく立ち読みするだろう。

そもそも競艇で負ける以前に10億円も持ってて博打でお金を増やそうという気が起こるのが貧乏人の私には理解できない。
私がもし10億円持ってたら千葉に住居を移して千葉マリンスタジアムの年間ボックスシートを購入して毎晩ロッテの試合をビールを飲みながら観戦する。
こんな贅沢をしても1年で100万円も使えない。
パチンコも打つだろうが悲壮感がない分、たぶん負けない気がする。
もし競馬をするんだったら史上最高配当を獲る為に100円で3連単の全通りを買うような気がする。
やっぱり10億円も使えん。
2008年4月25日(金)
ええことなし
自分ではまだまだ若いと思っていても体力というのは歳とともに確実に衰えてくるものだ。
それでも普段デスクワークをしていて休みの日も体を動かさない人はその実感がない。

私も今の仕事の前はデスクワークで休みの日の運動と言えばWINSで3時間立つくらいだった。
警備員という今の仕事に就いて体を動かすことが多くなり体力の衰えが実感できた。
いや実際のところ体力の衰えよりも問題なのは体のバランスや反射神経の衰えだ。
これは自分で意識していないと大事故につながる。

中年の人には是非知っておいて欲しいのだが高い所から飛び降りるという行為は極力避けた方がいい。
若い時は余裕で飛び降りれた高さでも着地した時の衝撃が予想以上に大きくバランスを崩して転倒する。
現に我が警備隊でも私を含め2人が大して高くもない所からの着地に失敗している。
私だったから転んでも無傷で済んだが並の運動神経のおっさんだったら骨の2、3本折れてても不思議でない。
まあ普通の人は高い所から飛び降りる場面なんかそうないと思うが、本当に危険なので注意して欲しい。

歳をとると反射神経の衰えも顕著で先日も賽銭回収中に箱のフタが自分の指の上に落ちてきた。
フタが指の上に落ちるところまで目で追っているのに指をのかすことができなかったのだ。
おかげでツメの中に内出血を起こして毎日ツメを見る度憂鬱である。
ツメの下4分の1くらいが内出欠で真っ黒になっていて恥ずかしくて人前で指を出せない。
おそらくツメの成長に伴いツメとくっついて血の固まりが上に上がっていき、最後は外に出て取れるんだろうが、歳のせいかツメの成長が遅いのだ。
この先いつまで私のツメは黒いままなのだろうか。

この季節になるとバイクや自転車で走ってると黒い小さな虫が目に飛び込んでくるが、確か若い時は寸前で目を閉じて飛び込みを阻止していたのに最近は瞼が間に合わずウエルカム状態である。
サングラスをして走ろうかと真剣に考えているくらいだ。
ほんと歳をとるとロクなことがない。
2008年4月23日(水)
絶対眠れないと思う
芸人というのは人を笑わす事が仕事なので自分自身は明るく振舞わないといけない。
今までの苦労が顔ににじみ出てるような人が悲壮感を漂わせながら漫才をやっても見ているこっちは素直に笑えない。
そういった意味ではのそーっと出てきて暗い表情でぼそぼそと喋るダウンタウンの漫才というのは当時異質であったわけで新鮮だった。
もちろん彼らは漫才の腕があったのでそんな漫才でも通用したがやはり今でも芸人は明るく若く振舞うのが基本である
小島ヨシオなんかはその代表的なものだろう。

明るく振舞うので見かけは若く見える芸人でも実際は苦節十数年とかいうことが多い。
私のように関西に住んでいると売れない頃からある程度の芸人の名前くらいは知ってるが、東京の人達はテレビに出演する=芸人デビューというイメージがあるらしい。
だからその年からテレビに出るようになった芸人はみんな若手扱いされているのを見ていると滑稽である。

今年ブレイク中の”世界のナベアツ”も完全に苦節十数年のおっさん芸人である。
調べてみないとわからないがダウンタウンがデビューした頃にはジャリズムというコンビ名で関西では名が売れた芸人だった。
当時から一風変わったコントネタで現代の芸風の面影はあった。
コンビ別れになった後は消息が不明だった時期もありその才能を惜しむ声が多かったが見事に”世界のナベアツ”として復活した。

3の倍数と3のつく数字の時だけアホになるというネタで今や引っ張りだこ状態だが、さすがに見すぎて飽きてきた感がある。
個人的にはあのネタよりもウイ・ウイル・ロック・ユーのネタの方が好きなのだが。

世界のナベアツについて一つだけ興味深いことがある。
彼も夜眠れない時に羊を数えるのだろうか。
2008年4月22日(火)
やっぱりスカーレットちゃんがあ
例の屈腱炎の噂が心配で仕事どころではない心配な日々を過ごしていたが21日に正式なコメントがオーナーの吉田氏から発表された。
内容は脚部不安で春全休。精密検査を受けるとのこと。
吉田氏の話では最低でも6ヶ月は休ませるらしい。
症状については明言されていないが精密検査を受けていない現状では屈腱炎の疑いもあるというところらしい。

結果論かもしれないがやはりフェブラリーS回避で一旦緩めた後のサンケイ大阪杯の厳しいレースが響いたのだろう。
4コーナーで余裕がなく直線突き放すといういつものレースでなかった。
やはり競走馬にとってローテーションというのは大事だということを再認識した。
故障してしまった今となっては何とか症状が軽く秋に元気な姿を見せてくれることを祈るばかりだ。

ただ残念なのは松田調教師が当初ヴィクトリアマイル回避した理由を疲れがとれないからだと言い、安田記念、海外挑戦を匂わすような発言をしていた件だ。
脚部不安のコメントが松田調教師からではなく吉田氏から出たことからも恐らく松田調教師は脚部不安がわかっていながらあんな発言をしていたと思う。
皐月賞が終わるまで本当の事が発表できない気持ちはわかるが嘘はついて欲しくなかった。
私のような純粋なファンの心を弄ぶ許せない行為だと思う。

ちなみに私は昨日から24時間勤務だった為、春全休のニュースを知ったのは今朝の漫画喫茶だった。
漫画喫茶を出た後はあまりのショックで自暴自棄になりパチンコをヤケ打ちすることに。
本来なら大負けするところが予想外の大勝ちに。
帰りにパチンコで勝った時にもう一度食べようと思っていたロッテリアの絶品チーズバーガーを食す。
今回は美味しいはずだがやはりスカーレットちゃんのショックが大きいのか今日もそんなに美味しくなかった。
秋にスカーレットちゃんが復帰したらパチンコに勝って再度チーズバーガーにトライしようと思う。
2008年4月20日(日)
メシとか食うとかヤメテ!
今日は用事があって仕事明けに難波に寄った。
上司に頼まれた馬券を買ってPOGの今年のドラ1馬カラメルマキアートちゃんのデビュー戦を観た後、昼御飯を食べることにした。

私にはクラシックレースの日に難波で豪華な昼御飯を食べると馬券が当たるというジンクスがある。
話はかなり昔にさかのぼるがシスタートウショウが勝った桜花賞当日にいつもは800円のランチしか頼まなかった寿司屋で2700円もするその名も”桜”という握りの盛り合わせを頼んだ。
昼ごはんに2700円も使うのはかなりの贅沢だが今日食べなければ一生この店で”桜”を頼むことはないだろうと思った。

そしてこの英断が吉と出て初めて桜花賞を獲ることが出来た。
この縁起のいいジンクスを思い出し、懐は寂しいが今日は豪勢なランチを食べることにしようと思った。
当時の寿司屋さんは潰れて今はないので、前から行ってみたいと思ってたハンバーグ専門店に行くことに。

店構えからして高級感漂う店で中に入っても金持ちそうな客が多い。
店員がメニューを持って来たがランチタイムなのにお得なランチメニューがない。
さすが高級店である。
しかも一品が結構な値段なのにスープもライスも付いてなくて別に頼まないといけない。
今日が皐月賞でなければ絶対に来れない店だ。

店の名前がついたハンバーグとライスを頼んでしばらく経つとジュージューと音を立てながらハンバーグがやって来た。
そこに別添えのデミグラソースをかけると更に音が増しメチャ美味そうだ。
味もかなり美味くてやっぱりたまには贅沢もしてみるもんだとゴージャス感に浸っていた。

しかしこのゴージャスな気分に異変が起こり始めた。
店内が混んできて2人席に座ってる自分の前が気になってきたのだ。
まさか相席で他人が前に座ったりしないだろうか。
いや定食屋ならまだしもこんな高級な店で相席なんてありえないだろう。
だいたいフランス料理店で相席してるのなんか見たことがない。
相席なんかされたらせっかくのゴージャスな気分が台無しである。

そんな事を考えながらハンバーグを食べていると今度は近くに座ってる家族連れが気になってきた。
その家族連れは小さい子供がいて少し前からお母さんが子供を叱っていたのだ。
会話の内容からは子供がごはんをテーブルにこぼしてちゃんと食べないようだ。
そして遂に私のゴージャスな気分を台無しにするお母さんの怒鳴り声が。
「ちょっとあんた!いい加減にしいや!あんたがご飯ちゃんとお茶碗で受けて食べへんから気になってメシ食われへんやんか!!」
2008年4月18日(金)
私のスカーレットちゃんがあ・・・
橋下知事が市長達にいじめられて泣いたニュースが話題になってるが私も今泣きたい心境である。

夕食後にネットサーフィンをしているとショックな情報が飛び込んできたからだ。
私の可愛いダイワスカーレットちゃんが屈腱炎になったという噂なのだ。
ただ情報の発信元が2チャンネルだけにガセネタの可能性も高い。
2チャンネルの中だけならスカーレットちゃんは今まで何回も骨折させられたり屈腱炎になってるし、ディープインパクトもダービー前に骨折していた。
ただ確かなのはヴィクトリアマイルは回避する見込みだということ。
これは競馬ラボという競馬情報サイトの情報なので確かだろう。

個人的にはスカーレットちゃんがヴィクトリアマイルに出るのは反対だった。
明らかにとってつけたような増設G1でレース自体に重みを感じない。
スカーレットちゃんは桜花賞以降中距離路線を歩んでるし、東京コースが初めてなのも気がかりだ。
何より東京のマイルだとウオッカにやられる可能性がある。
ファンとしてはスカーレットちゃんが負ける姿はもう見たくないのだ。
だからヴィクトリアマイル回避すること自体はいいのだが屈腱炎だけは勘弁して欲しい。

それにしてもこの情報社会で何故、確かな情報が”ヴィクトリアマイルは回避する見込み”という情報以外ないのだろうか。
しかもこの情報は昨日の夜の情報なのに現時点で各スポーツ新聞社のサイトを見ても何も載っていない。
今日は仕事から朝帰りで夕刊の大スポが手に入らなかったのが悔やまれる。
あんな大スポでも競馬に関しては真面目な記事で信用できる。
まあ本当に屈腱炎だったら少なくとも今日中には記者会見があっただろうし、主要なスポーツ新聞のサイトに速報記事が載るだろう。

愛馬がこんな状態で皐月賞の予想どころではないのだが日曜の帰りが遅れそうなので2日前ながら皐月賞の予想を今週の24に載せました。
あの桜花賞で取り負けしたツカンポ馬券師の予想をどうぞ。
2008年4月16日(水)
マシュマロの秘密
今まで何の疑問にも感じなかった事にふと疑問を感じることがある。
先日、友達からおみやげでもらったマシュマロを食べていてふと疑問を感じた。
このマシュマロのふわふわ感は何からできてるのだろうか?

いくらアホな私でもマシュマロが餅から出来てないことくらいわかってる。
いや餅でもふわふわしてるのは作りたてだけで時間が経てばカッチカッチになる。
時間が経っても維持されているこのふわふわ感の正体は何なのだろうか。

料理通の人は出された料理を食べて使われてる調味料まで当てるという。
スイーツ通の私もそれくらい出来ないといけないがマシュマロを食べてわかる材料は砂糖とコンスターチ、メレンゲくらいだ。

久しぶりの休日の今日、パチンコにも行かずネットで作り方を調べてみることにした。
ホワイトデーに手作りのマシュマロを渡したらちょっとカッコイイかもしれないとか思いながら。(気持ち悪がられると思うが・・・)

”マシュマロの作り方”で検索すると思ったよりたくさんヒットするのに驚いた。
やはりマシュマロの作り方に疑問を持ってるのは私だけではなかったのだ。

一体どんな魔法の薬が使われてるのかと思っていたらその材料は実にアッサリしたものだった。
ゼラチン、卵白、砂糖、水、コンスターチが主な材料で後は色付けで食紅やらフルーツピューレやココアパウダーを使う。

作り方は卵白と砂糖でメレンゲを作り、それにゼラチン、砂糖で作った糖液を加え攪拌した後冷やして固めてコンスターチを降りかけるというものだった。
あのふわふわ感はゼラチンから作った糖液とメレンゲのなせる業のようだ。
ただメレンゲ自体は日持ちしないので自分で作る場合、あのふわふわ感が日持ちするかが確かめられない。
作り方のサイトの管理人は商品として売られているマシュマロは根本的に作り方が違うのではないだろうかと言っていた。

やはり売られているマシュマロには魔法の薬が・・・
2008年4月15日(火)
最低な人の類
今年になっても相変わらず階段を降りるのが苦手な私だが、現代社会にはエスカレーターという便利な乗り物があり階段を降りることなく下まで降りることができる。
ただ駅の地下ホームに降りるエスカレータに乗る時は歩いて降りるようにしてる。
下に電車が待ってるかもしれないし、気づいてから急に降り出すと間に合わない危険性があるからだ。
それにエスカレータくらい一段の幅が広ければ27cmのバカ足の私でも降りやすい。

難波からの帰りの電車に乗るのにもエスカレータで地下に降りる。
今日いつものようにエスカレータに乗ると前におばちゃん2人が横に並んでいた。
日本全国どこでもエスカレータは急いでる人の為に片側を空けるのがマナーだ。
空けるのが左側か右側というのは地方によって違うが大阪では左側を空ける。
友人と2人連れの場合エスカレーターが空いていれば並んで乗る場合があるが自分の後ろに人が乗ってきたら左側の人は右側の人の前後に移動して左側を空けるものである。

しかし今日私の前にいたおばちゃん連れは私に気づかないフリをしてるのか一向に左側を空けようとしない。
階段に限らず地下街でも4,5人連れが道いっぱいに横に並んで歩いてる姿を見かける時があるがあれにはホントどんな神経をしてるのか疑いたくなる。
仲がいいのはわかるが何で道を歩く時まで群れないといけないのだ。
私の前にいるおばちゃんも絶対同類だ。
エスカレータに乗ってる間くらい横に友人がいなくても寂しくないだろう。

しょうがないなと思いながらおばちゃんの後ろでエスカレーターに乗っていると何と下に電車が止まっていて間もなく発車しますのベルが鳴り出した。
するとどうだろう!前のおばちゃん二人は私を置き去りにして突然走って階段を降りだしたのである。
遅れること数秒、私がホームに降り立った時に電車のドアが閉まった。
ギリギリ電車に乗り込んだおばちゃん2人が私の目も前を通り過ぎて行く。
聞こえるはずはないが、おばちゃんを睨みながらこう呟いた。
「お前ら人として最低やな!」
2008年4月13日(日)
桜花賞回顧
馬連、馬単が10万、30万馬券、3連複が70万馬券、3連単が700万馬券。
こんなレースでよりによって480円の複勝を獲ってしまった。
何度レースを見直しても2着馬にクビ差届いていない。
2着にさえ来てくれたら総流し馬券が炸裂していたというのに。

レース後にショボ〜ンと沈み込んでいると仕事中でレース結果がわかるはずのないワンセグ携帯を持っている上司からタイトルが”おめでとう”のメールが届く。
何にもメデタイことなんかない。獲って赤字である。
私が今朝ソーマジックを軸にすると言っていたので万馬券を獲ったと思ってるのだ。
そのメールに「馬連総流しなんで獲ってないんですよ。複勝だけです」と返事をする虚しさよ。

それにしてもゴール前は何年か前のブゼンキャンドルが来た秋華賞を見てるかのようだった。
エイムアットビップが抜け出たと思ったら後続勢が飲み込んで何が勝つのかわからない状態に。
そして何故かハートオブクイーンがするすると抜け出た時には悪い夢でも見てるのかと思った。
ゴール直前で更に後続勢が一気に来て勝ったレジネッタの姿が何年か前のブゼンキャンドルに重なって見えた。

私の本命ソーマジックちゃんも予想通り混戦を割って突っ込んできたが2着にクビ差届かなかった。
3着なので複勝は当たったが大波乱のレースで一番安い配当の430円。
今日のレースを当てて赤字というのはある意味ショックである。

まあ馬券師なので一応レース回顧をしてみると一番人気のトールポピーは阪神JFを勝ったがレースのレベルが去年と違い低かった。
そして年明け初戦で叩き台とはいえエアパスカルを交わせなかったあたりに強さに疑問を持っていた。
ただ似たようなオディールは別としてリトルアマポーラは頭があってもおかしくないと思っていた。
やはりG1で人気馬に乗る武幸は怖いと再認識した。
勝ったレジネッタも2着のエフティマイアも成績はパっとしないが重賞で大負けをしておらず直線で団子になるような混戦でいつも3、5、6着にいるような馬が展開に恵まれて突っ込んでくる典型的なレースになったと思う。
まあそれでもハートオブクイーンの4着はないと思うのだが。

1レースに1万円以上も突っ込めるくらい資金に余裕がある人なら獲れなくもない馬券だが1レース最高2400円と決めてる私には到底獲れない馬券でその点で反省することは何一つない。
ただタラレバはある。
ソーマジックからワイド総流しにしたらよかったと思わずにいられようか。
2008年4月11日(金)
期待外れだった真の理由は
ロッテファンという理由だけで子供の頃からロッテリアをよく利用している。
メニューの中ではエビバーガーとストロベリーシェイクが好きだが他のメニューはパっとせずひいき目に見てもマクドナルドの方が総合的に優れていると思うし実際客付きには歴然とした差がある。

漫画喫茶に行く途中にロッテリアがあるがいつも潰れてないか心配しながら前を通るくらい朝から店内はガラガラだ。
先日いつものように店の前を通ると派手な広告が貼ってあった。
絶品チーズバーガーの広告で”このチーズバーガーで「ロッテリアはウマイ」と言わせます”とのキャッチコピーが。
家に帰ってからネットで調べてみるとこの絶品チーズバーガー東京で行列が出来るらしい。
売り切れ続出で一日限定200個というではないか。

行列好きな東京の話だけに当てにならないがキャッチコピーからはタダならぬ熱意が伝わってくるしロッテファンとして食べないわけにはいかない。
先日ハンバーガー一個に360円も払って食べてきた。

最近高いハンバーガーというとメガXXXというイメージがあったのでトレイに置かれたチーズバーガーが小さいのにちょっとショックを受ける。
まあこの商品は絶品というだけあった中味で勝負なのだろう。
広告の写真を見ると溶けたナチュラルチーズがこぼれ落ちそうな感じだが実際は思ったよりチーズが少なく感じる。
ちょっと不安を感じながらガブリとかぶりついた。

何かイメージと違う。
まずチーズの味がそれほど強烈でないしビーフもノーマルのハンバーガーよりは美味しいと思うが驚くほどではない。
100円でハンバーガーが食べれる時代に360円というのは驚きの値段なのでやはり驚くほど美味しくないと損した感じになる。
一番不満だったのは酒種を使ったというバンズだ。
ホットドックのパン生地に似ているが食べていると皮の部分が口に残る。
今回の商品がチーズが売りなのであれば敢えてバンズは変えずにノーマルなチーズバーガーとチーズが違うだけでこんだけ美味しくなるんですよというのを見せて欲しかった。

何故これに東京人は行列を作るのだろうと率直に思った。
ちなみに私が行った店は朝から行列を作らなくてもパチンコに行って負けた帰りでも並ばずに買える。
もちろん私のようにパチンコに負けた後に食べると美味しいものでも不味く感じてしまうので皆様が行く時には是非、パチンコに行く前に食することをオススメする。
2008年4月9日(水)
図星
いつも仮眠明け一番の仕事は山へのバイク巡回で始まる。
外は真っ暗で眠いは寒いはダルイはでロクな仕事ではないのだが昨日は素敵な出来事があった。
バイクで走りながら何気なく空に目をやった時に流れ星を目撃したのだ。
世間が獅子座流星群で騒いでる時に外に出る機会がなかったせいで実は私は生まれて今まで流れ星を見たことがない。

最初は何かが燃えて高速で落ちていくと思ったがすぐに正体が流れ星だと気づいた。
これが流れ星かと感動に浸っていたが大切なことを思い出した。
感動してる場合ではない、早く願い事をしなければ!

すぐに「ロト6が当たりますように!」と御願いした。
しかし(まてよこれでは末等の1000円が当たってしまうかもしれない)と思いすぐに「ロト6で1等が当たりますように!」と言い直した。
しかし(まてよ1等でもたまに10人くらい当たって数千万円の時がある)と思い更に「ロト6で2億円が当たりますように!」と言いなおした。
これで大丈夫だろうとルンルン気分で山へ向かって走って行った。

今朝、今日の勤務の人への引継ぎが終わった後にドS隊長に「昨日の晩、巡回中に生まれて初めて流れ星見たんですよ!」と報告するとドS隊長はビックリしたような顔をして「○○ちゃん今まで一回も流れ星見たことないの!」と言った。
「流れ星なんかそんな簡単に見れるもんなんですか?」と聞くと、ドS隊長は「獅子座流星群の時に何ぼでも見れたやろ」と言った。
やっぱり普通の人は獅子座流星群の時に流れ星を見てるのだ。
面倒くさがらず外出するべきだった。

「ほんで○○ちゃん、願い事しといたか?」と隊長が言うので「バッチリ3回願い事しましたよ」と答えた。
「何て願い事したん?」と隊長が聞いてくるので思わず私はこう答えた。
「世界が平和でありますように!」て願いました。
するとドS隊長の顔色が変わりこう言い放った。
「嘘つけ!流れ星1万回見てもそんなこと願わへんやろ!」
2008年4月7日(月)
お後がヨロシイようで
今日は2週間ぶりの休みで、しかも一日中雨だ。
本来なら家でゆっくり休んで疲れをとるべきだが朝8時に起床して守口へと向かった。
別に守口で新装開店のパチ屋があるわけではない。
いくらパチンコ好きでもわざわざ奈良の人間が守口までパチンコに行くわけがない。

しかしスイーツは別だ。
美味しいスイーツがあると聞けば私は守口までも出かける人間なのだ。
京阪百貨店で北海道物産展が10日まで開かれていて知る人ぞ知るクランベリーのスイーツポテトが出品されてるのだ。

クランベリーというのは北海道にしか店舗がなく関西の人間が食べるには関西の百貨店の北海道物産展で手に入れるしかない。
前回阪神百貨店で開催された時に食べ損なったので今回は絶対に手に入れたい。
だから店の開店前から並ぼうと8時に起きて出かけたのだ。

場所が守口ということもあり人出自体が多くなく余裕でゲットできた。
初めて食べたがメガスイートポテトと呼べるくらい巨大な大きさにビックリ。
ところが味は大雑把ではなく上品でサツマイモの素材の味が実によく生かされている。朝8時に起きた甲斐があったというものだ。
詳しい感想は「なぜかスイーツ」のページに載せているので御参照を。

スイートポテトを食べながらイモというのは素晴らしい食べ物だと改めて感じた。
だから関西人はイモに敬意を表して”おイモさん”と呼ぶ。
お団子、お煎餅、お大根と他にも頭に”お”をつけて呼ばれる食べ物は数あれど後ろに”さん”まで付けて尊敬されてるのはイモと粥だけである。

それにしても何故、関西では食べ物に”お”をつけるのだろうか。
”おうどん”、”おそば”、”おすし”、”おみかん”と付けて言いにくい物意外はほとんど”お”が付く。
今まで疑問に思わなかったが”おはぎ”という和菓子も実は”はぎ”が正式名だったりするかもしれない。
食道楽の街と言うこともあり関西人には食べ物を敬う心があるから”お”をつけるのかもしれない。

しかしそんな食べ物の中で異質な呼び方をされてるものがある。
イモが”お”付き+”さん”付きで最上級の尊敬で呼ばれてるのに対して、”お”も付けられず、しかも”ちゃん”付けで呼ばれる食べ物がある。
そうその食べ物とは飴である。
何故飴だけは尊敬されることなく馴れ馴れしく”ちゃん”付けで呼ばれるのだろうか。
私には思い当たる理由がある。
そうだ!飴は人になめられてるからだ。
お後がヨロシイようで。
2008年4月6日(日)
またやってしまいました
人間は失敗を糧にして成長するというが、こと競馬に関しての私は何度失敗をしても懲りずに同じ失敗を繰り返す。
何週か前に軸馬の馬連総流しをする予定を欲に目が眩み3連複にして外したばっかりだったのに又欲に目が眩んでしまった。

金曜日までは大阪杯は愛馬ダイワスカーレットちゃんから馬連総流しをするつもりだった。
スカーレットちゃんは1番人気必至で相手が人気薄でない限り取って損するのはわかってた。
しかし目的は儲けることではなく、あくまで桜花賞まで当て癖をつけることだった。
それに本命馬が人気馬の時でも人気薄を連れてくるのを期待して総流しにするのが私の買い方の基本だ。

ところが土曜の夜、休憩中に上司が買い込んできたスポーツ新聞に目を通してるうちに雲行きが怪しくなった。
中山で行われるダービー卿チャレンジトロフィーは5年連続で馬単が万馬券でハンデ頭が飛びまくり荒れまくってるというではないか。
一方の大阪杯は毎年1番人気が連に絡む堅いレースで今回もスカーレットちゃんとサムソンの一騎打ちムードでとても配当なんか期待できない。

新聞を読み終わる頃にはもう我慢できなかった。
総流しにすればほぼ間違いなく当たるレースの資金を当てにくい荒れるレースに回してしまった。
ダービー卿は16頭立てで軸馬から総流しにすると1500円。
資金の残りの900円ではスカーレットちゃんからの総流しに100円足りない。
それならどう考えても来ると思えないダイナミックグロウを外せばいいのに何故か相手を6頭に絞って更に300円をダービー卿に。
常軌を逸しているとしか思えない予想をして向かえた今日のレースで恐れていたことが起こった。

スカーレットちゃんが完勝したのは当然として2着に人気薄のエイシンデピュティが入り配当は2750円。
総流しをしてれば当たり癖をつけるどころか儲かっていたではないか。
そしてダービー卿は軸馬が4着に沈む。
3連単は100万馬券で大波乱になったのは間違いではなかったのだが・・・

欲を出して買った馬券は外れる。
こんなことは競馬の鉄則だということくらい若い頃から何度も痛い目に遭ってわかってるはずなのに今回も又やってしまった。
我ながら懲りない競馬バカである。
2008年4月4日(金)
芦毛伝説を引き継ぐモノ現る?
馬の毛色にも色々あるが私が競馬を始めた頃は何の根拠もなかったが芦毛の馬というのは走らないという印象があった。
色が白いと確かにか弱そうに見えるし、芦毛馬=誘導馬というイメージもあったからだろう。
実際に当時はスダホークという芦毛馬以外にはこれといったスターホースはいなかった。
そして芦毛は走らないという説はその後も実証されてきたがある一頭の馬が歴史を変えた。

その馬の名はタマモクロス。
私が記憶してる限りこの馬ほど強烈な上り馬は見たことがない。
秋頃はまだ400万条件馬だった馬が400万を勝った後、鳴尾記念、金杯、阪神大賞典、春天、宝塚記念、秋天と破竹の連勝を記録した。
後に芦毛伝説と称される伝説の幕開けとなった名馬である。

そして同じ頃に一歳年下で伝説を受け継ぐものオグリキャップが現れる。
昔、ナタの切れ味と称された馬がいたがタマモクロスもそんな感じの馬だった。
対してオグリキャップは斧の切れ味を持った馬だった。
後方から追い込んでくるオグリの姿は森の中を斧で木をなぎ倒してやってくるような凄みがあった。
有馬記念での2頭のマッチレースはまさに芦毛伝説の継承式を見てるかのようであった。
そしてその後に現れたメジロマックイーンに伝説は引き継がれる。
こんな伝説を見せつけられたらいくら博打好きの私でも競馬にロマンを感じずにはいられない。

マックイーンが去り、伝説を継承するものがいなくなって長い年月が経ったが先日ある条件戦を勝った一頭の馬を見て久しぶりに芦毛伝説を思い出した。
白毛のユキチャンだ。
芦毛よりも白い白毛の馬は出走することすら珍しくてユキチャンも毛色だけが注目されていたが先日の差し脚はなかなか見事だった。
あのタマモクロスも条件戦を勝った頃はユキチャンより注目されてなかった。
生産者ノーザンファーム、馬主は金子真人、父はクロフネ、母父サンデーサイレンス。このユキチャン可愛いだけでなく侮れない馬である。
あの芦毛伝説が時を経て白毛伝説に引き継がれるか次走が楽しみである。
2008年4月2日(水)
涙の賽銭回収
最近私が心を痛めていることがある。
仕事で毎日、神社の賽銭を回収してるが、一週間に一度だけ回収する場所がある。
3週間前に賽銭を回収しようと賽銭箱を開けると中に葉っぱや藁のようなものが箱一杯に詰めてあった。
恐らく誰かがイタズラで入れたんだろう。
その中に紛れてる1円玉やら10円玉を「ほんまヒマな奴がおるなー!」と呆れながら拾った。

そして2週間前に同じ場所に賽銭回収に行くと又も箱一杯に葉っぱや藁のようなものが詰めてあり賽銭箱の入口から葉っぱがはみ出していた。
「ほんまシャレならん奴おるなー」とぶつぶつ文句を言いながら葉っぱを掃除しながら賽銭を拾った。

おとなしい私でもさすがに頭にきて一体いつイタズラをしに来てるのか調べてやろうと賽銭回収をした2日後の夜に賽銭箱をチェックしに行くことにした。
懐中電灯で中を照らすと何と箱の3分の1位の高さまで既に葉っぱが入っていた。
いくらヒマな奴がいても毎日ちょっとずつ葉っぱを入れにくるなんてありえない。
この時点で私はイタズラをした犯人がわかった。

犯人は鳥である。
賽銭箱は金属でできているが山の坂道にあり箱の上に屋根がついていて正に鳥箱と同じ外観をしているのだ。
私が中の葉っぱを全て捨てた後、おそらく一週間かけて鳥が葉っぱを運んできてはせっせと巣作りをしてたのだ。

そして家がやっと完成したと思ったらオッサンがやってきて家を破壊して帰って行くのである。
私が賽銭回収をした後、鳥さんはどんな思いで一から巣を作ってるのだろうか。
それを思うとやるせない気持ちで一杯だ。

しかし仕事である以上、賽銭は回収しないといけない。
回収した後、葉っぱを中に戻すという手もあるが本来賽銭箱なのだから参拝者が賽銭を入れられない状態にするわけにはいかない。

今週も週一回の賽銭回収の日がやって来た。
当日はあいにくの雨だ。
そして賽銭箱の入り口から又もはみ出た葉っぱが。
鳥さんに済まないと思いながら。
賽銭箱の中身を道にぶちまけた。
雨で濡れた葉っぱの中、賽銭を探し出し、手で汚れをとって袋に入れていると、何と小さな卵が4個見つかったではないか。
「鳥さんゴメンよー」、「許してなー。ゴメンやでー」と半泣きで賽銭を拾った。
降りしきる雨はもはや私の涙雨となった。

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