<<前のページ | 次のページ>> |
2006年10月31日(火) |
人生の終わりを感じるもの |
今日で10月も終わりで明日からは11月だというのに非常に暖かい。
夜中に山に向かってバイクで走っていく身としてはこのまま今年の冬が超暖冬で終わってくれないものかと思う。
床がコンクリートの警備室で電気ストーブにあたりながら震えていた去年のことを思い出すと冬が来るのが恐ろしいのだ。
自慢ではないが私は生まれてこの歳までラクダのシャツやモモヒキを身につけたことがない。
いつまでも気だけは若い私は自分が老化していくのを認めたくないのだ。
ラクダのシャツやモモヒキを身につけるようになったら、もう自分の人生も終わりだと本気で思っている。
どうも自分の中ではそういうのを身につけるのはじいちゃん、ばあちゃんだという認識があるのだ。
去年の冬も同じ隊の65歳の隊員が私に「アンタもこれ着たらぬっくいでー」と言って私にモモヒキを見せた時に、その人とモモヒキが恐ろしく似合っていて、やはり私にはこんなものは絶対履けないと意を強くしたのだった。
去年まではラクダのシャツがなくてもラクダのコブに匹敵する脂肪が私を寒さから守ってくれたが、今年の冬は体重が減った分、去年より明らかに脂肪が減っている。
実は冬に向けて体重を増やそうと思っていたのだが、去年までそんなこと夢にも考えなかったのでなかなか思うように太れない。
胃袋というものは食が細くなると小さくなるもので、まず量自体が昔ほど多く食べれない。
甘いものや、油っこい料理を食べれば太るのだろうが、そんなことして糖尿病にでもなったらシャレにならない。
今の感じだと11月も暖かそうで、おそらく本格的な寒さが来るのは12月だろう。
何とかあと1ヶ月の間に健康的に脂肪を蓄えようと思う。
考えれば警備員になる前は今より10Kg太っていたのだから警備員になる前の生活習慣に戻せばいいのだ。
朝6時半頃家を出る。
2時間かけて通勤ラッシュの電車に揺られ京都まで通勤する。
夜の10時まで働く。
2時間かけて家に帰る。
日付が変わろうかという頃に夕食を採る。
心臓がバクバクしてる状態で風呂に入る。
このまま寝てなるものかと意地でネットサーフィンをする。
2時就寝。
やっぱり太るのはやめよう。 |
|
|
|
2006年10月29日(日) |
早朝アンパンマン |
競馬の格言に「牝馬の1番人気は消し」というのがあるが今日の天皇賞はスイープトウショウの1番人気が予想され穴党にとっては絶対に獲りたいレースであった。
たっぷり時間をかけて予想をしたいのだが、こんな時に限って昨日から24時間勤務でなかなか予想時間が取れない。
手元に競馬新聞もないし、あっても警備室で競馬新聞を広げてるのが見つかったら即クビである。
早朝の休憩時間にやっと休憩室でスポーツ新聞を見る時間ができたが、寂しいのでテレビをつけてみると何とアンパンマンが放送されていた。
日曜の朝の5時にアンパンマンを放送して一体誰が見てるのだろう(私か!)。
最近の子供は日曜の朝5時には普通に起きてるものなのだろうか。
少なくとも私の近所で朝5時に起きてるのは子供ではなく、じいちゃん、ばあちゃんである。
こんな時間に放送されて子供に「アンパンマン見るうー!」とか言われて日曜の朝5時に起こされたら親もたまったもんじゃないだろう。
日曜くらい昼まで寝させてくれと思ってるに違いない。
そういえば大晦日の夜に放送されるドラエモン特別版も親にとってはいい迷惑だろう。
レコ大やら格闘技やら絶対他に見たい番組があるはずなのに子供の「あかんドラエモン見たいねん!」の一言でチャンネル権が奪われる。
冷静に「ドラエモン録画しとくから今は違うのん見せて」とか言っても、「いやや今見るねん!」とダダをこねるに違いない。
どう考えてもドラエモンをリアルタイムに見る必要性は感じられないのだが、子供にとっては自分の要求が通らないということが問題なのだろう。
これは姉の子供が小学生の頃、大晦日から我が家に泊まりに来て実際体験した出来事ある。
さて肝心の天皇賞の方は家に帰るまでの電車の中で予想することになったが本命馬が2転、3転してコスモバルクを初めて本命にすることにした。
2000Mで2着を外したことがないし、早い時計での決着に対応できるだけの持ち時計もあったからだ。
結果は直線外によれて届かずの4着。コスモバルクを選んだのは失敗とは思わないがもっとじっくり時間をかけて予想したらダイワメジャーを本命にできたかもしれない。
やはり休憩時間にアンパンマンを見ずに予想をするべきだった。 |
|
|
|
2006年10月27日(金) |
果汁100%の謎 |
舌の裏に口内炎が出来てる為、昨晩もチョコラBBを飲んだが一向に良くならない。
今日は社内研修があり、声を出さないといけない場面が何度かあるのに困ったものだ。
結局話す前にいちいち「ひたの裏に口内炎が出来てまひて滑舌が悪いので聞き取りにくいと思ひまふので、すいまひぇん」と前口上を入れないといけなかった。
これを話すだけでも結構痛いのだが、前もって説明しとかないとふざけて話してるように思われてしまう。
講師の先生に「普段はもっと滑舌がいいんですか?」と言われたが、当たり前だ。
この歳で「すいまひぇん」なんて話すおっさんがどこにいるのだ。
今回の口内炎の発端は5日前におろしトンカツ定食を食べたことだ。
カリカリに揚がったトンカツの衣が舌の裏にすれて血豆が出来たのである。
出来た血豆は90%の確率で口内炎へと進化を遂げる。
そもそも正常な健康状態であればトンカツを食べたくらいでは血豆はできないのだが、疲労等で疲れていると血豆や口内炎が出来やすくなる。
そしてできた口内炎を早く治すのもやはり疲労状態を回復させるのが近道である。
口内炎には塗り薬もあるが説明書に”副腎皮質ホルモンに異常をきたす場合がある”と書いてある。
副腎皮質ホルモン自体よく知らないのにそれに異常をきたしたら自分の体がどうなってしまうのか想像もつかない。
だから私は口内炎になるとビタミン大作戦を実行する。
今回は血豆が出来た日から果汁100%のジュースを飲み出した。
果汁100%というとビタミンがいっぱい入ってそうなのだが缶に書かれてる成分表を見るとビタミンの文字が一切出てこないのは何故なんだろうか。
キリンやコカコーラやいろんなメーカーのを買ってみたがどれも成分表にビタミンCすら出てこない。
これはどういうことなんだろうか。果汁100%ジュースに詳しい人に教えて欲しい。
私は缶に書かれている濃縮還元とかいう言葉が胡散臭いと思うのだが。
ビタミンが入ってなければ何の為にわざわざ果汁100%を買ってるのかわからない。
もう果汁100%には頼れないと昨日からはチョコラBBを飲み出したが、本来女性の肌荒れを防ぐ飲み物だけに買うのがちょっと恥ずかしい。
それでもヴィータインゼリーの10倍近いビタミンBが入ってるのはありがたい。
何とかビタミンBの力で給料日の来月1日までに治したいものである。
舌の裏に口内炎が出来てるのは家族には隠しているのだが、昨日の晩御飯のおかずが麻婆ナスで今晩はカレーライス。
何か嫌味のように刺激のあるものが連日食卓に登場するのが気になってしょうがない。
昨日の麻婆ナスなんかはっきり言ってメチャクチャ痛かったのだ。
何か夜中寝ている時に舌をめくられて口内炎がバレテルのではないかと思ってしまう。
もし次の食卓に串カツが出てきたら間違いない。 |
|
|
|
2006年10月26日(木) |
群雄割拠 |
今日で日本シリーズも終わり来年の開幕まで長くつまらい日々を暮らさなければいけなくなった。
プロ野球人気の凋落が問題になっているが、今年の日本シリーズは巨人、阪神が出ていないというのに結構盛り上がった。
来年はセリーグでもプレーオフが始まるし、今年以上に盛り上がることだろう。
何より優勝のチャンスが出てきた巨人ファンの入れ込みは相当なものだろう。
今年の日本シリーズにはもちろん我が千葉ロッテは出ていないが元ロッテの落合が監督をする中日を応援していた。
応援の甲斐なく全くいいところなく敗れてしまったが敗因はリーグ戦ではあれだけ機能していた福留、ウッズのクリーンアップが不調だったことが全てだろう。
投手陣はシーズン中の実力を出してしたし、変化球をホームランされたものの未完の大器、中里の速球には今年手薄だった中継ぎに一筋の光が見えたように思う。
去年は千葉、今年は北海道とローカルのチームが優勝したことでプロ野球も群雄割拠の時代に入り日本全体で盛り上がっていけばプロ野球ファンの私としては嬉しい限りである。
「将来何になりたいの?」と聞いた時に子供にはサッカー選手ではなく「プロ野球選手!」と答えて欲しいものだ。
さわやかなスポーツの世界から日常のニュースに目を向けると相変わらず殺人、虐待、不正のオンパレードである。
カラ出張にカラ残業、出入り業者との談合に極めつけは5年間で5日しか出勤せず3000万近く給料をもらっていた件とこの国の公務員は何でこうもズルイことばかり四六時中考えてるのだろうか。
何か事が起こるとすぐに懲戒免職にしたらいいと思ってるのがまた腹立たしい。
一年間に一日しか出勤しないで税金から給料をもらってるのだ。
こんなの形を変えた公金横領ではないか。
私的には刑務所に入って欲しいと思うのである。
もちろん真面目に働いてる公務員が大半なのはわかってる。
ただ国民の税金で給料がまかなわれてるということを国はもっと真剣に考えるべきで、公務員が不正を犯した場合に厳しく取り締まる新法を作らなければこの不正は止まらないと思う。
安部首相には美しい国よりも正直者がバカを見ない国を作って欲しい。
ほんとこんなニュースばかり聞かされると真面目に働くのがバカらしくなってくる。
最近の若い子なんかお腹が痛いという理由で会社を休むというのに、私なんか舌の裏に口内炎ができてるというのに今日も仕事を休まず働いてきたのである。
口を開けて話すと舌の裏と歯が擦れて痛いので電話がかかってくると歯を閉じたままロンパールームのニコちゃんのように腹話術で応対していたのである。
よく「真面目だけが取り得です」と言う人がいるが私はまさにそういう人間である。
明日は社内研修があり英会話の研修がある。
こんな舌の状態でも真面目な私のことだから休まず出席することだろう。
腹話術で英会話が出来るかどうか試してみようと思う。 |
|
|
|
2006年10月23日(月) |
お釣り199万9800円 |
土曜、日曜と秋祭りがあり超忙しい週末となった。
おかげで大逃げを打った馬がいてレコード決着となった菊花賞もライブで見ることができなかったが、やはり今年の3歳馬は結構レベルが高いというのを再認識できた。
馬券は外れたが今年の有馬記念は面白そうである。
土曜は久しぶりに駐車場の料金精算の勤務だったが愛想のいい無口な私は喋り過ぎて喉がカラカラになった。
基本的には出て行く車の運転手から駐車券を受け取って精算機に入れ、表示された金額をもらうという仕事で無言で行ってもいい業務だ。
しかし愛想のいい私は「駐車券お預かりします」、「少々お待ち下さい」、「XX円になります」、「XX円お預かりします」、「XX円のお返しになります」とどうしても言ってしまう。
更に出て行こうとする運転手に対して「どうぞお気をつけてお帰り下さいませ」とまで言う始末だ。
お客さんの中には世間話をしてくる人もいて、一日中喋りっぱなしという感じだ。
それでもずっと立って辺りを警戒するだけの仕事と違って人と接する仕事は時間の経つのが早くていい。
ただお客さんの中には後ろに並んでる間に時間が経って料金が100円ハネ上がったとクレームをつけてくる人もいてなだめるのに苦労することもある。
こっちの精算業務に時間がかかったせいで時間が超過したんだから100円まけろと言うわけだ。
土曜日はそういうお客さんはいなかったが、私が「200円になります」と言うと、料金を払う時に「はい。200万円!」と言うお客さんがいて対応に困った。
もちろんお客さんから預かった金額は200円なのだが、このボケに対してどう応えるかで自分が関西人だけに心の葛藤があったのだ。
関西人なら絶対「はい。200万円お預かりします!」とボケを正面から受け止めるべきなのだが、考慮すべきはそう応えた後のことだ。
このおっちゃんが私がそう応えた後に「お釣りは?」と大ドンデン返し的な言葉を発っするかもしれないからだ。
更に「ワレ、今200万円お預かりしますて言うたやないか!」と凄まれでもしたらもうどこまでがボケなのかわからなくなる。
ひょっとしたら新手の駐車料金詐欺かもしれないではないか。
瞬時の間にここまで展開を想像した私は結局「200円お預かりします」と答えて、対応した。
つまらなさそうに帰って行った運転手を見て関西人のプライドがズタズタにされた気分であった。 |
|
|
|
2006年10月20日(金) |
JRAの会見にモノ申す |
今世間を騒がせているディープインパクトの薬物問題。
競馬のニュースが夕方6時のトップニュースで取上げられてるのだから大したものである。
他人にPOGでディープを持たれてる私としてはこのまま調教師、馬主が責任を取ってディープを今後出走させることなく引退させて欲しいものだが果たしてどうなるのだろうか。
さすがに馬券師日記でこの問題を扱わないわけにいかないが、ちょっとニュース番組で放送されてるのとは違った観点で取上げたいと思う。
昨日の会見でJRAのエライさんが「日本での出走は問題ありません!」とヤケに偉そうに声を張り上げて言っていたが、あれには非常にガッカリした。
名誉ある凱旋門賞に傷をつけた責任はJRAにもあり謝罪会見で終始するべきであって、あれではディープの国内レース出走会見ではないか。
国内の出走についてはもっと粛々と語るべきであったと思う。
恐らくディープは失格になり賞金も没収され、調教師も罰則を受けることになるだろう。
しかしどんな厳しい処分が課されても浮かばれない人がいることについてニュースでは全く触れらていないので、ここで触れたいと思う。
ディープの薬物問題で一番迷惑を被った人達が忘れられてるのだ。
それは凱旋門賞で4着馬の複勝馬券や3連複馬券(発売してたか不明だが)を買ってた人のことである。
斜行等の競争妨害ならその場で降着するので繰り上がった馬の馬券を持ってる人は救われるが、今回のような場合は馬券も捨てているし救われない。
もしディープが薬物を使用してなければ4着馬はディープに勝っていたかもしれないのだ。
私がもし4着馬の馬券を買っていたらどんな処分が課されても納得いかないだろう。
競馬はスポーツではあるがお金を賭ける賭博でもある。
その賭博の日本の総元締めであるJRAがフランスの賭場を荒らしたことについての会見が「日本のみなさんディープは日本のレースは何の問題もなく出れますよー♪」でいいのか。
まず会見の冒頭で大事なお金を払って4着馬の馬券を買ったおフランスの馬券師の皆様に詫びを入れろと言いたいのである。 |
|
|
|
2006年10月18日(水) |
日記の願望が |
今日は休日だが家でのんびり過ごすことにする。
老体に鞭打って難波まで出稼ぎに行ってもいいのだが、もうすぐ秋祭りの警備があり体力も温存しておかねばならない。
先日自作したマイリトルラバーのベストCDを通しで聴くのが今日のメインイベントである。
日常的に睡眠不足の為に一枚のCDを最初から最後まで聞けなくて困っていたのだ。
家にソファーといったものがなく寝転んで聴くのでどうしても途中で気分が良くなって寝てしまう。
今日は12時近くまで寝たので睡眠十分。これなら眠らずに最後まで聴けそうだ。
別に音楽プロデューサーでも何でもないのだが、友人にあげるCDなので通しで聴いた場合、曲の順番はこれでいいのかとかチェックしたいのだ。
特につかみであるオープニング曲とエンディング曲の選定には結構気を使った。
自分が好きな曲はシングルカットされていない曲が多いが、オープニングはやはり誰でもが知ってる曲でないと聴視者の心を掴めない。
白いカイト、ハローアゲインも候補に考えたがドラマ主題歌にもなったデスティニーをオープニングに、エンディングはフェイドアウトで終わる名曲エバーグリーンにした。
何とか眠らずに最後まで聴くことが出来たがなかなか満足いくCDが出来た。
売ってたら自分で買いたいくらいである。
昨日買ったキットカットの新作”ストロベリー&ナッツ”と”抹茶&きなこ”を食べながら自分が編集したマイリトルラバーのCDを聴く。
実に優雅で金のかからない休日だった。
ところで長い間マイリトルラバーをテレビで見かけないがひょっとして解散したのだろうかとネットで調べてみると何と12月にニューアルバムとベスト盤のダブルアルバムが出るらしい。
所属会社も天下のエイベックスに移ったみたいだ。
私がベスト盤を作ったら本家もベスト盤を作るとは何という奇遇だろうか。
奇遇と言えば前に日記で復活して欲しいと”噂の刑事トミーとマツ”のことを書いたが、先日スポーツ紙を見たら何と映画「携帯刑事」の中で26年ぶりにトミーとマツが復活するというではないか。
「携帯刑事」はアイドル演ずる刑事が携帯電話を駆使して難事件を解決していく萌えドラマで深夜に放送してるので恥ずかしながら私もよく見ている。
今をときめく掘北真希も携帯刑事出身なのである。
その映画版の中で何故トミーとマツを登場させなければならないのか?
どういういきさつでそんなことになったのかホント不思議なのである。
私が日記で書いた数日後に復活のニュースだ。しかも26年ぶりである。
この日記を映画プロデューサーが見ていたのではないかとありえないアホなことを思ってしまう。
もし見ているのなら、ついでに映画の主題歌をマイリトルラバーの新曲「りぼん」にしてもらえないだろうか。 |
|
|
|
2006年10月17日(火) |
秋の珍事 |
何故だか自分でも理由がわからないが最近競馬の調子がすこぶる良い。
先週の秋華賞も3連複が当たり3週連続の黒字でシーズン5のトータル収支も黒字に転換した。
そしてJRAの電話投票会員の今年の成績も回収率が100%を超えた。
黒字と言ってもたかだか650円の話で何をそんなに興奮してるのかと思ってる人もいると思う。
しかし競馬をやる人ならわかると思うが、一年も終盤を迎えようとしているこの時期に競馬の年収支が黒字というのは「外歩く時、車に当たらんように気をつけなあかんな」と思うくらい凄いことである。
よく初めて会う人に自分が競馬をすることを話すと必ず「儲かってます?」と聞いてくる。
競馬暦ウン十年の馬券師ヒラリキャップ恥ずかしながら競馬の年間収支が黒字になったことなんか一度もないのである。
そしてこれは競馬をやる人にとって何も恥ずべきことではない。
ごく当たり前のことだ。
だから私は初対面の人が競馬をやると言っても絶対に「儲かってますか?」なんてヤボなことは聞かない。
もし相手が「儲かってますよー!」とか答えたらそいつは信用ならない相手である。
よくお金がなくて本当に困ってる時に遠くから車が来ると、怪我しない程度に軽く当たってくれへんかなと、真剣に思ったことがあるのは私だけだろうか。
その車にメッチャお金持ちが乗っていて「お兄さんこれで手を打ってくれないかね」と帯付のついた札束でもくれへんかなと超アホなことを私は考えることがある。
明日車に当たって馬券が買えないような体になれば、運悪く運転手が超貧乏で手打ちにならなかったとしても、明日以降馬券が買えないので人生初の競馬の年間収支黒字が確定するわけだ。
いや、やめておこう。650円の黒字ではあまりにも割りにあわない。 |
|
|
|
2006年10月14日(土) |
初めてのCD焼き |
私は貧乏なくせにパソコンのような高級品を買う時は必ずその時の最新モデルを買う傾向がある。
本来パソコンを買う場合は自分の用途を第一に考えるべきで極端な話、家でインターネットとメールだけするのであればCDドライブすら要らないのである。
ところが私はいざ買う場面になるといろいろ機能がついてるものが欲しくなってしまう。
今使ってるノートパソコンも買った当時、テレビが見れる最新の機種だった。
そしてもちろん今までこのパソコンでテレビなんか見たことがない。
普通はそれでも試しにどんな感じか線をつないで一度くらいは見てみるものだがそれすらしない。
だいたい普段、私はパソコンをテレビの前で寝転びながら使っている。
何で目の前にテレビを見る為に生まれてきた機械があるのにわざわざパソコンで見ないといけないのかという話になるわけだ。
だからこのパソコンを買う時も絶対にこれでテレビなんか見ないのはわかっていた。
なのにテレビが見れるパソコンを買ったのは当時最新のテレビの機能が付いてるということは他の部分においても最新の技術が使われてるだろうという期待があるからだ。
そういうわけで私のパソコンちゃんにはテレビ以外にも21世紀の最新のテクノロジーがぎっしり詰まってるわけだが、残念なことに私はその技術の10%も使っていない。
前職では取り扱い説明書を作る立場にあったにもかかわらず、自分自身は全く取り扱い説明書を見ない傾向があり、それが原因で私の携帯電話なんか可哀想にまだ一度も呼ばれたことがない機能がいっぱい眠ってることだろう。
携帯電話はいいとしてもせっかく高い金を払って買ったパソコンがこれではもったいないと先日パソコンで自作の音楽CDを作ることにした。
実は今までパソコンでCDを聞いたことがなかったのである。
何故なら私のすぐ横にはCDを演奏する為に生まれてきたCDラジカセが鎮座してるからだ。
友人が私に大好きなマイリトルラバーのCDを貸して欲しいと言ってきたのだが、せっかくだから私が持ってるCDからベスト盤を作ってあげることにしたのだ。
ビートルズのアルバムを聞いて育った私はアルバムに曲数合わせの駄作があるのがどうも許せない。
せっかくマイリトルラバーに興味を持ってくれたのだから駄作なしの珠玉の名曲集を作ろうというわけだ。
さて、ベスト盤を作るにあたって問題点は2つ。どうやって私の持ってるCDからいい曲だけをパソコンに取り込むかと、どうやって取り込んだ曲をCD−Rに書き込むかだ。
どこかにフリーソフトがあるはずだと”窓の杜”を探したが、どうもこれと言ったものがない。
そこで何故かパソコンマニアの上司に聞いてみると”itunes”でできるかもしれないということだった。
今だにMDウオークマン派で”ipod”を持たない私だが”itunes”というツール自体は聞いたことがあった。
おそらく”ipod”に曲を取り込むツールだと思って自分には無縁のツールだと思っていた。
早速ダウンロードしてみるとこれが実に便利。
CDを入れるだけで勝手に曲情報をネットから引っ張って表示してくれるし、好きな名前でリストフォルダーを作ってCDから取り込んだ曲から好きな曲だけをドラッグ&ドロップでそのリストフォルダーに置いていけばいいわけだ。
リストフォルダーを開くとうれしいことにディスク作成ボタンまでついていて、そのボタンをクリックするだけで自作のCDが出来上がる。
このツールが無料でダウンロードできるとはビックリだ。
特筆すべきはその操作性の良さだ。
ツールの画面やメニュー表示を見るだけで説明書を見なくても簡単に自作CDが出来上がった。
これでますます取り扱い説明書と縁遠くなりそうである。 |
|
|
|
2006年10月11日(水) |
祝!落合博満 |
昨日中日ドラゴンズがセリーグ優勝を果たした。
ロッテファンの私はセリーグはどうでもいいのだが、かつてのロッテの不動の4番落合博満が監督を務める中日はやはり応援してしまう。
ふだんは感情を表に出さず人をケムにまく落合監督がインタビューで涙していたのにはちょっと感動してしまった。
監督もインタビューで言っていたが終盤の阪神の追い込みは凄まじいものがあり、残り10試合くらいだったらホントに全部勝ってしまいそうな勢いだった。
追われるプレッシャーは相当なものだったのだろう。
それにしてもセリーグの優勝が決まる試合をテレビ中継してなかったのには野球ファンとして非常に寂しいものを感じる。
まあ阪神と巨人が出ない試合なので視聴率命の民放が放送しないのはわかるが、何故NHKが放送しないのだろうかと思う。
相撲だったら優勝に関係ない初日の十両から放送するくせにだ。
プロ野球の人気凋落と同様相撲の人気も凋落してると思うのだが・・・
阪神ファンの両親よりセリーグの野球に詳しい私が優勝した中日の勝因について書きたいと思う。
盤石の投手陣と言われる中日だが前半こそ新人の佐藤の活躍こそあったものの後半はとても投手王国と呼べるような内容ではなかった。
特に中継ぎ陣の手薄さは顕著で来年は今のままでは優勝は難しいと思われる。
そんな中、先発陣の朝倉の活躍が大きかったと思う。
川上、山本昌に続く安定感があり、高校から鳴り物入りで入団した逸材がようやく目覚めたようだ。
今年の中日の勝因は投手陣よりも打線の方だろう。
チャンスに滅法強い福留とウッズのクリーンアップは12球団1だと思う。
中でもあのウッズのバッティングは凄い。
これ以上ないというくらい全身でフルスイングしてホームランを打つ阪神の金本と比べて何とも軽いスイングでスタンドへ運んでしまう。
昔の田淵もそうだが、こういう打者をホームランアーチストと呼ぶのであろう。
来年巨人が8億円で強奪を狙ってるらしいがウッズのチーム愛に期待するしかない。
3年間で2度も中日を優勝させた落合監督だがどうも球団との仲が良くないらしく、来年の契約もまだ白紙だという。
もし解雇されるようなことがあればその実績から引く手あまただろうが、ロッテファンの私としては是非ともロッテの監督になって欲しい。
私が日本球界最高の打者と崇め奉る落合博満がロッテの監督をし、私が唯一形態模写できる村田兆治が投手コーチを務めるのがロッテファンの私の長年の夢なのである。
ハンバーガーにパイナップルをのせるような外人にはもう監督を任せられない。 |
|
|
|
2006年10月10日(火) |
もっと怒りを |
とうとう北朝鮮が核実験を行った。
いくらノーテンキな私でも今回ばかりはさすがにショックだ。
子供の頃に「はだしのゲン」という漫画を見て原爆の恐ろしさを思い知らされた。
広島の原爆ドームに行った時も当時のボロボロになった衣服や曲がりくねったガラスを見てこんな過ちは二度と起こしてはいけないと思ったものだ。
それでも、これは過去のことでもう日本にはこういう危機は訪れないだろうという安心感がどこかにあった。
まさか自分が生きてる時代にこのような恐怖が訪れようとは思ってなかったのだ。
自分の国に原爆を落とされたことがない国はやはりその痛みがわからないようで、今までも他国で核実験は行われてきた。
しかし今回実験を行った北朝鮮はあまりにも日本に近い。
北朝鮮のニュースでは「実験は安全に失敗なく行われた」と言ってるが、「失敗して大気が汚染されました」なんて口が曲がっても言うはずがない。
もし失敗していたら酸性雨どころの話ではないわけで本当に心配である。
日本各地では大気中の放射線量を測定する動きがあるようだが、私の第2の故郷難波には以前から「現在の放射線量」というタイトルで数値を表示している場所がある。
日本橋から千日前通りを難波へ向かって歩いていくとその表示にぶつかるのだが、今までは(こんなもの表示して何の意味がるのだろう)と思っていたが、今度からは日々その数値をチェックしていきたいと思う。
今回の核実験で日本の安部首相の会見を見て何かガッカリした。
断じて許さないというようなことを言ってるが迫力がないのだ。
北朝鮮のニュースではいつも日本のことはボロッカスに言われていてある時は悪魔の国のようにも言われていた。
しかもアナウンサーの口調がかなり激しく厳しい。
日本のニュース番組ではありえないことである。
いつも落ち着きはらってるイメージがある安部総理だが、こういう時にはもっと怒って欲しい。
興奮して取り乱して欲しいのである。
あんな怒りをかみ殺してるような会見では相手は全然応えないではないか。
もし隣の家で爆竹をパンパン鳴らされたら家の主なら血相変えて怒鳴りに行くだろう。
日本に影響のある場所で核爆発を起こされてるのだ
せめて相手に対して「鼻の穴から指つっこんで奥歯ガタガタゆわしたろか」くらい言って欲しいものだ。 |
|
|
|
2006年10月7日(土) |
貧相な総理 |
前回の続きになるが何故10月15日が孫の日なのか暇なので早速調べてみた。
どうやら10月の第3日曜日が孫の日で敬老の日から約1ヵ月後に制定されたそうだ。
しかしカレンダーを見ても残念ながら孫の日なんて載っていない。
全国百貨店組合が勝手にそう決めてるだけでパチンコ屋の店頭看板に書かれている”きょうは海の日”と同じようなもんだ。
それにしても孫好きの年金暮らしの老人から金を巻き上げようとはなかなか商魂逞しい。
こんなものが普及したらそのうち調子にのって”甥の日”とかもできて待ってましたとばかりに私の元に現れる姉の姿が目に浮かぶようである。
そういえば姉の子は今浪人中で来年の大学合格を目指して予備校で頑張っている。
勉強を教えてあげることはできないが叔父として来年こそは合格して大学生になれるよう神社で祈っておこうと思う。
そして大学生になったらもう年玉はあげないのだ。
昨日ニュースを見てると久しぶりに田中真紀子が国会で安部首相にまくし立てていた。
さすがは田中角栄の娘だけのことはある。
弁がたつとは思わないがあの迫力は相変わらず凄い。
田中角栄が「この子が男だったらと」と残念がっていたのもうなづける。
しかし安部総理の答弁を見てると小泉元総理の嫌なところだけ引き継いでるなという感じがする。
一国の総理を選ぶのは人気投票であってはいけないが今回総裁選に出た3人を見るとどう見てもルックスで安部首相が得をしてると思う。
麻生氏はどうみても胡散臭いし、谷垣氏はどう見てもとっちゃん坊やだ。
首相ともなれば国際舞台で他国のトップと会うわけでやはり貫禄もある程度は重要で貧相であってはいけない。
そう考えると歴代の総理は確かに貫禄がある人が選ばれてるような気がする。
中曽根なんかその代表的な人だし、あの森も貫禄だけはあった。
しかし歴代の総理の中で???と思う人がいる。
今だに何故あの人が総理だったんだろうと思う。宇野宗佑・・・ |
|
|
|
2006年10月5日(木) |
並と卵と味噌汁 |
新人が入ってきたせいで(また私より年上だが・・)先月に引き続き今月も休みが多い。
休みが多いというのは喜ばしいことだが給料が時給制の為、そうは喜んでいられない。
今日も休みだが給料が足りない分を黄金の右腕で稼がなければと電車に乗る。
しかし冷静に考えれば今月はまだ始まったばかり。
私もいい大人だ。負けた時のことも一応考えなければいけない。
いつもは仕事帰りに難波で途中下車だが、今日はわざわざ家から電車に乗って出かけている。
しかも雨が降っているというのにわざわざ出かける。
こういうシチュエーションで負けるとノーテンキな私も立ち直れないほど落ち込むのである。
そして何より私はこういう変なプレッシャーにメチャクチャ弱いのだ。
今日負けて月末まで長い貧困生活を送るのは耐えられず、今日は難波ではなく上本町で降りることにした。
休みの日に外出する時に最初に考えるのは、お昼に何を食べるかだ。
仕事がある時は昼はパンで済ましてるので休日くらいはガッツリ食べたいものだ。
確か今日まで吉野屋で牛丼復活祭をやっている。
最近は松屋や中卯の牛丼しか食べてなかったが、松屋はセット料理の食券機の使い方がわかりにくいし、中卯はオーストラリア牛になってから味付けを変えて美味しくない。
やはり牛丼の王道は吉野家だろう。
売り切れたら終了ということでテレビでは吉野家に行列が出来ていたがここは上本町。
行列なんか出来てるはずがない。案の定店内はガラガラで余裕で牛丼にありつけた。
私は同じ店で毎回必ず同じメニューを頼む為、店員に顔を覚えられてしまうのだが、吉野屋で注文するのは並と卵と味噌汁。
牛丼の真ん中に箸で穴をあけ卵に少し醤油をたらしかき混ぜて注ぎ込む。
ベニ生姜を牛ほど載せれば準備完了だ。
久しぶりに吉牛を食べたが前と変わらぬ味でやはり美味しい。
ちょっと牛肉の量が少なかったが、懐かしい味に大満足の昼食であった。
食事をした後はもちろんパチンコには行かず近鉄百貨店へ。
ここには大きな書店があり、しかも空いていて立ち読みするのに絶好なのだ。
最近よくテレビCMで見るデアゴスティーニの「24」を見るのが目的だ。
個人的には♪たーらーこー♪より耳に残る♪デアゴスティーニ♪。
24ファンとしてはCMが流れる度に購入しようかと心揺さぶられるのだが、このデアゴスティーニシリーズは創刊号だけが安く、2号から料金が倍になる。
今回の「24」の場合もDVDだけを揃えるなら普通に既存のDVDボックスを買った方が断然安い。
もちろん基本は雑誌なので24関連の記事が載っているのがミソだが、我が家には全号を置くだけのスペースがないのだ。
最近ビニ本でもないのに立ち読みできないようにセロテープで止めてる本があるが、有難いことにデアゴスティーニは普通に立ち読みができる状態で売っていた。
最新号まで無事に立ち読みを完了。
買おうかどうか悩んでいただけに立ち読みできてかなり得をした気分である。
側にハローキティとラジコンのデアゴスティーニも置いていたが、キティラーでない私が見てもなかなか魅力的で自分がおっさんだということも忘れて「欲しい」と思ってしまった。
本屋の後は近鉄百貨店をウインドウショッピング。
百貨店はマルトミで売ってるような服でも値段が3倍くらいするので予算上絶対に衝動買いできないところがいい。
エスカレータに乗って下の階に下りる時に子供服売り場のあるポスターが目に入った。
”10月15日はまごの日”。「何でだ!」 |
|
|
|
2006年10月4日(水) |
凱旋門賞 |
今年の競馬の最大のイベントが行われたということで今日は全編凱旋門賞の話で終えたいと思う。もちろんオチもない。
競馬をやる人間なら誰もが世界最高峰のレースと認める凱旋門賞。
ディープインパクトのおかげでこの凱旋門賞をライブで見れるというのはほんと有難い話である。
もちろん私も凱旋門賞をライブで見るのは初めてだ。
出走頭数が8頭ということでレースを見る前は何か盛り上がらないなと思っていたが、どの馬も魅力的でレースが始まる頃には8頭立てでも全然物足りなさを感じなくなった。
初めて凱旋門賞を見てビックリしたのはレース前のファンファーレがないことである。
日本だとファンファーレの前後で観客がワーっと歓声を上げるわけだが、世界最高峰のレースだというのに淡々と枠入りが始まり、何の前ぶれもなくゲートが開く。
演出好きの日本人には拍子抜けな感じがするかもしれないが、私には返ってレースの重みが感じられてよかった。
やはりこういうレースは観客も厳かに観るべきだと思う。
レース開始前にディープインパクトの単勝オッズが1.1倍と聞いてまたビックリした。
ここでもジャパンマネーが炸裂している。
会社を休んでフランスまで応援に行くセレブな人達がシコタマ単勝を買ってるのだろう。
冷静に考えて休み明けでしかも独特のこのコースと芝での経験がないディープが1番人気でしかも1.1倍というのは明らかに人気し過ぎで何か日本人としてフランスの人にちょっと申し訳ない感じがした。
ファンファーレがないせいで馬が興奮しないのか、いつも出遅れるディープがいいスタートを切った。
日本では後方から進めて直線で他馬を置き去りにするディープだがもちろん今日は相手が違う。
日本と同じ芸当がこの相手で出来るわけがない。
騎乗を見る限り武はベストの騎乗をしたと私は思っている。
結果だけを見ていつものように後ろから行けばよかったのにという人がでいるだろうが、G1で毎回出遅れて、直線何馬身も離して勝てるのは明らかに相手が弱すぎるのである。
少なくともオグリの世代やスペシャルウィークの世代にディープがいたなら皐月賞は獲れてなかっただろう。
レースの方に戻るが偽りの直線も無難に乗り越え直線に向いた時もまだディープは手応えがあったし、ゲストの岡部が「まだ!まだ!」と言っていた時点で追い出しにかかったが、勝った馬もすでに追っていたし、仕掛けが早かったということもなかったと思う。
一時は先頭に踊り出るもディープをマークしていたレールリンクに力でねじ伏せられてしまった。
敗因を考えるに、まず第一に前回も書いたように少頭数というのがネックだったのだと思う。
弱い馬も混じっての多頭数より強い馬ばかりの少頭数の方がお互いマークしやすいし、どうしても流れも遅くなる。
日本で極端なレースばかりしてるディープには初めて経験する展開だったのではないだろうか。
次にいつも後ろから他馬を交わしていくレースばかりしていた為、叩き合った時にどうなのかという不安がモロに出たと思う。
初めて後ろから来た馬に交わされたことがプライドにまで差された原因だと思う。
結局は日本で強い相手と競馬をしてこなかったのが一番の敗因だと思う。
同世代の馬は未だG1を獲っておらず、リンカーンも引退した。
強そうな3歳世代とハーツクライと一緒に凌ぎを削ったあとの来年の凱旋門賞をまた見てみたいと思う。
しかし競馬の話だけだとスラスラ書けるなあー |
|
|
|
2006年10月1日(日) |
噂の三角マロンパイ |
今晩競馬ファンのみならず日本人の多くがテレビで凱旋門賞に出走するディープインパクトを応援することだろう。
馬券師を名乗る以上もちろん私もテレビで凱旋門賞を観るつもりだが日本人が全員ディープインパクトを応援してると思ったら大間違いである。
POGで他人にディープインパクトを持たれてるので勝たれるとチョコをいっぱいプレゼントしなければいけないのだ。
非国民だと言われようが今晩私はディープに負けてもらわないと困るのである。
まあ個人的な事情を度外視すれば今回の強敵と対戦して好勝負だったハーツクライを物差しで計ればディープインパクトが凱旋門賞を勝つ可能性は十分あると思う。
欧州の馬しか勝ったことがないというがエルコンドルパサーは勝つに等しいレースだった。
ただエルコンドルパサーは前哨戦を走っての参戦に対してディープはぶっつけ本番。
レースで経験した方がいい特徴のある芝だけに確勝を期すのであれば宝塚など使わず前哨戦を使うべきだと思う。
あとはレースがスローで運びそうなのと少頭数がかえってディープにはよくないかもしれない。
あとはディープに勝たれては困る私としては雨が降るのを祈るだけである。
話は変わるが最近あちこちでマクドナルドの三角マロンパイが美味しいという話を聞く。
スイーツのサイトを持ってる私としてもこのまま放っておくわけにもいかず先日超久しぶりにマクドナルドに行ってきた。
以前プリン専門のHPでマクドのプリンが”まずいプリンランキング”で1位になっていたのでどうもマクドでスイーツを買う気がしない。
しかしマロンパイというジャンルは初挑戦で興味があったので食べてみることにしたのだ。
コンパクトなケースに入っていて三角なので食べやすそうでなかなか良い。
一口食べてみるとかなり美味しいではないか。
マロンパイというからにはパイ生地も美味しくなくては困るが予想よりもしっかり作ってある。
もちろん中のマロンカスタードクリームも甘さ控えめで美味しい。
猫舌の私にはちょっとクリームが熱過ぎるのとクリームがもう少し多くして欲しいという希望はあるが値段的には大満足である。
マクドに行くのが超久しぶりだったのは私がロッテファンでハンバーガーを食べるのならロッテリアに行くからである。
マクドに浮気してしまったので昨日は罪滅ぼしにロッテリアに行ってきた。
するとロッテリアにもマロンパイが売ってるではないか。
早速マロンパイを食べようと思ったら何とロッテファンの私には見逃せない商品があった。
その名は”ボビーバーガー”。ロッテのボビーバレンタイン監督が監修したハンバーガーである。
ある理由があり買う気がしなかったのだがこれを買わずにロッテファンと言えるのかと自問自答し結局マロンパイとボビーバーガーを買うことにした。
マロンパイは三角でなく長方形だったが味の方は公平に判定してマクドの方が美味しかった。
中のクリームもそうだが何よりパイ生地が油っぽくてパイというより揚げ物という感じがした。
マロンパイを食べボビーバーガーを食べる時がやってきた。
よく酢豚にパイナップルが入ってるのはナンセンスだという人がいるが、私もそういう人である。
だから酢豚を食べる時は先にパイナップルばかり食べパイナップルを目の前から消してから食べる。
酢豚はまだ許せても何とこのボビーバーガーはハンバーガーにパイナップルがのっかてるのだ。
周りの客の目もありパイナップルだけを先に食べるわけにもいかず、仕方なくパイナップルバーガーをそのまま食べた。
チーズが多く入ってるせいでパイナップルの味はあまり気にならなかったが、今度ボビーに会ったら言ってあげなければいけない。
「ボービさーん!あーなたミスチョイスしーましたねー!」。 |
|
|
|
2006年9月28日(木) |
深夜の御馳走 |
毎日帰りには買い物がなくても駅前のローソンに寄るのが日課になっている。
雑誌やお菓子やカップ麺の新作が出てないかをチェックするのだが、最近チョコレート菓子の新作ラッシュが凄まじい。
キットカットだけでも2種類出てるし、紗々、小枝、たけのこの里といった定番の新作に見たこともない新商品が出揃っている。
どれも美味しそうで買いたくなるがこれだけ新作が並ぶと懐具合とのバランスがとれず結局何も買うことができなくなる。
それに比べるとカップ麺の方は出尽くした感があり、どうにも勢いがない。
有名店が監修した商品が一時期幅を利かせていたが、やはりカップ麺には限界があり期待外れの商品が多い。
バイク巡回の帰りに夜食を買いに新作のカップ麺を求めてコンビニに寄るのだがどうもパッとしたものがなく結局”どん兵衛”を買って帰ることが多い。
私が子供の頃から売ってる”どん兵衛”だがこの仕事に就いてから一番好きなカップ麺になってしまった。
もちろん子供の頃から味は知っていたが、この”どん兵衛”夜中の1時頃に食べるとメチャクチャ美味い。
鰹と昆布のあっさりダシが深夜の舌と胃にはとても優しいし、ジューシーお揚げはインスタントと思えない美味しさだ。
この時間に”どん兵衛”より値段も高くて具も豪華な”ラ王”や”グータ”を食べたこともあるが、深夜に食べるなら断然”どん兵衛”だ。
この”どん兵衛”は最近進化を遂げて、うどんはもっちり、ソバはシャキっとしている。
ラベルにそう書いてあり、どうせハッタリだろうと思って食べてみるとビックリした。
本当にうどんがモチモチしてるのだ。ソバも食べてみたが確かにシャキシャキしている。
”カップヌードル”や”どん兵衛”は安いからとか、昔から食べてるからという理由で固定客が多いから味や品質はほったらかしだと思っていたが、あの値段で更に進化を遂げた”どん兵衛”にはちょっと感動した。
最近”どん兵衛”を食べていない人には是非”どん兵衛”を是非深夜に食べて欲しい。
カップ麺と言えば最近”出前一丁”の姿を見ないが売れてないのだろうか。
カップ麺がなかった時代は袋麺の”出前一丁”をよく食べていて大好物だった。
今から思えば袋麺はカップ麺と違って具が入ってないので麺とスープしかないのに、よく食べていたものだと思う。
手軽に食べられるのがインスタント麺なので具を調理して入れるのに抵抗があったのだろう。
”出前一丁”はその点、最後に具ではないがラー油を入れるのが何か嬉しかった。
ただラー油が命という商品だけに、私は過去に凄まじい不幸に遭遇した。
カップ麺の”出前一丁”を作ってラー油を入れようと切り口から袋を破った時、誤って袋を押してラー油が全部飛び出てしまったのだ。 |
|
|
|
2006年9月27日(水) |
昼に見る夢 |
前に日記で書いたように先日、小さな夢の一つであった☆朝からステーキ☆を実現した。
朝に見る夢があれば昼に見る夢もある。
今日は小さな夢シリーズ第2弾を実現する為、夜勤明けだというのに家に帰らず難波へ出かけた。
漫画喫茶でシャワーを浴びて、スポーツ新聞でロッテが勝った記事をくまなく探し、昼前になると予定通り漫画喫茶を出発。
今日の夢の実現はサラリーマンが昼食をとる時間にしか実現できないのだ。
12時過ぎに私はとある回転寿司屋に到着し財布からサービス券を取り出した。
この店に前行った時にもらったサービス券で赤だし、ソフトドリンク、グラスビールのどれか一つが無料で頼めるのだ。
今日の小さな夢は☆昼間にスーツ姿でビールを食らう☆だ。
前の職場でよく焼肉屋に昼食を食べに行ってたが、その時にスーツ姿で焼肉を焼きながらビールを飲んでるサラリーマンを何度か見かけたことがある。
昼からも仕事があるのにビールを飲むとは何て奴だと思いながらもビールを飲んでる姿が美味しそうで、羨ましくてたまらんかったのだ。
一度でいいから私もあんなことをしてみたいと思っていた。
今日は夜勤明けなので服装はスーツ姿のままだ。
昼からビールを飲むというのは昼食の予算上大問題だが、今日はサービス券でビール代がタダだ。
しかも明日は休みで気分もいいし、絶好の”昼からビール”チャンスである。
店に入るとわざわざサラーマンが多く座ってる席に着き、聞こえるように(サービス券は見えないようにこっそり渡し)「グラスビール下さい♪」と注文する。
回転寿司屋の無料グラスビールだから普通のグラスコップで出てくると思ってたら、ワイングラス調のオシャレなグラスで出てきた。
トロビンチョウの皿を取り、それを見ながら昼からぐびぐびとビールの喉ごしを楽しむ。
何て幸せなんだろう♪
しかしこの夢の実現時には注意しないといけないことがある。
私はビール好きだが酒に強くなくコップ一杯のビールで十分真っ赤になってしまうのだ。
昼間からスーツ姿でビールを飲むのはいいが真っ赤な顔をしてたら周りから見てかなり恥ずかしい。
気にし出すとますます赤くなるので、目の前を回る、サーモンや、エンガワの事を考えて気を紛らわした。
何とか店を出るまでは顔は真っ赤にならずに済んだ。
その後、すぐにパチンコ屋に行ったのだが、座った台が全然回らない。
そのうちさっきのビールの酔いと負けてカッカしてるのとが合いまって顔が真っ赤になってくるのが自分でもわかった。
昼間に酒を飲んで、真っ赤な顔をしてパチンコを打つスーツ姿のサラリーマン。
我ながら最低である。 |
|
|
|
2006年9月24日(日) |
決してエロ映画では・・・ |
今競馬界の話題は10月1日に行われる凱旋門賞一色という感じだが、今日はひょっとすると凱旋門賞の主役ディープインパクトよりも強いかもしれない2冠馬メイショウサムソンが登場する。
何馬身も2着馬を引き離しド派手な勝ち方で3冠を達成したディープと比べ、このメイショウサムソンは1/2馬身、クビ差で2冠を達成してきた。
ディープの按上がスター武豊なのに対しメイショウサムソンの按上は競馬をする人でも去年まで顔を知らなかった石橋守。
名前といいレースぶりといい、騎手といい地味ここに極まれりという名馬である。
そして地味な私はディープインパクトよりメイショウサムソンの方がずっと好きだ。
そのメイショウサムソンが今日の神戸新聞杯で負けたようだ。
今日はお彼岸中の日曜日ということで霊園の警備の仕事がありレースを見れないので休憩中に携帯電話で負けを知った。
負けたのはちょっとショックだったが着差を見てホッとした。
勝ったドリームパスポートとの着差はクビ差。
僅差のレースをしている限り私の中では菊花賞の本命はメイショウサムソンで揺ぎ無いものとなった。
固い競馬の話はこれくらいにしておいて、先日新しい趣味のパチンコ台巡り(打たずに見るだけのウインドウショッピングのようなものだ)をしていると嬉しい台を見つけた。
”CR探偵物語”という台で松田優作主演の名作「探偵物語」をモチーフにしている。
「探偵物語」には私が生涯でただ一度ファンレターを送った竹田かほり嬢が出演してるのだ。
もう二度とその姿を見ることなどないと思ってたがひょっとすると数字絵柄に使われてるかもと台を覗き込むと嬉しいことにある数字のバックに美しいお姿が映っていた。
何としても竹田かほり嬢の図柄でフィーバーを引きたいものだ。
これは当分新しい趣味もお預けである。
今の若い人は竹田かほりの名前すら知らないと思うがちょっとアホっぽくて可愛かったのだ。
当時竹田かほり嬢が主演した映画があり、私は友人を引き連れて劇場まで観に行ったが、それはそれは恥ずかしい名前の映画だった。
タイトルは「桃尻娘」。決してエロ映画ではなく若者の青春を描いた映画だったのだが、当時高校生だった私が観に行くのにはかなり勇気がいった。
決してエロ映画ではないのだが上映がにっかつの劇場でされていた。
当時から時間にきっちりしていた私はもちろん上映開始時間の30分前に劇場に到着した。
全国ロードショーの有名映画ならまだしも、にっかつの映画館で30分も前から開演を待っている私に受付のおばちゃんがかけた一言が今でも忘れられない。
「ボク、まだ早いよ」。
決してエロ映画を30分も前から観に来たわけではないのだが、顔から火が出そうだった。 |
|
|
|
2006年9月23日(土) |
新しい趣味発見? |
難波には私が勝手に名づけた3大地下街がある。
日本橋へと続く”なんばウオーク”、南海電車へと続く”なんばCITY”、そしてどこに続いてるのかよくわからん”なんなんタウン”だ。
これらの地下街のイメージを地下鉄に例えると”なんばCITY”は御堂筋線、”なんばウオーク”は四ツ橋線、”なんなんタウン”谷町線のイメージだ。
そのどうにもパッとしなかった”なんなんタウンの様子が昨日から一変した。
どこに続いてるのかよくわからん”なんなんタウン”は今注目のマルイにつながってしまったのだ。
これを機に暗いイメージだった通りは見違えるように明るくキレイになり、何より通行する人の数が前とはケタ違いだ。
恐るべしマルイ効果である。
今まで売り上げの少なさに耐えて店を畳まずに頑張ってきた店主はほんと季節外れの春を満喫してることだろう。
昨日オープンしたということで早速マルイに行って来た。
どんな感じか皆様に伝えたいのだが、ああいう施設をレポートするのにはマルトミ育ちの私は最も適していない人間なので、是非難波に実際に足を運んでその目で確かめて欲しいと思う。
関西に生まれ育った人は「マルイて何?」という人も多いと思うが、私も昔の仕事で関東に出張に行ってなかったらマルイを知らなかった。
とにかくあのロゴが特徴的で気になっていたので出張先の担当者に「あのオーアイオーアイて書いてある建物は何ですか?」と聞いて恥をかいたことがある。
知らない人の為に軽く説明するとマルイというのは若者が集うオシャレなブティックが一杯入った商業施設である。
先日の日記でパチンコに変わるお金のかからない趣味を作りたいと書いたが、ちょうどいい趣味が見つかった。
当分の間、夜勤の出勤までこのマルイを探索しようではないか。
ウインドウショッピングというのは結構時間が潰せるし、何よりいいのは値段が高くて手が出ないのでお金がかからないことだ。 |
|
|
|
2006年9月20日(水) |
新しい趣味の為に |
最近パチンコに変わる新しい趣味を模索している。
仕事柄、24時間明けの日に夜勤があることがあり、朝の9時に24時間勤務が明けた後、夜勤が始まる19時まで8時間近くも難波で時間をつぶさなけらばいけない(この時点で何か間違ってるのだが・・・)。
今は仕方なしにパチンコを打つのだが、8時間近くも打つと勝つ日はいいが負けた時の被害がハンパじゃない。
そろそろお金のかからない趣味を考えなければと最近マジで考えている。
漫画喫茶で作品を決めて全巻読むというのも候補の一つで、少年の頃読んでいた「北斗の拳」や「ドカベン」や「男組」を改めて読み直したいという気持ちはある。
ただ漫画喫茶というのはリクライニング席は結構照明が暗くて漫画なんか読むと目を悪くしてしまう。
ならばオープン席で読めばいいではないかと思うだろうが、新幹線のグリーン席に一度座ってしまうと一般席に座るのが抵抗があるように、リクライニング席に座ってしまうとオープン席には非常に抵抗がある。
それに漫画喫茶にいること自体が金がかかってしまう。
昔のように10円ゲームセンターがあれば少ないお金で結構時間が潰せるのだが、最近見たことがないし、今のゲームセンターのゲームは難しくてやり方がわからない。
大体この歳で昼間からスーツ姿でゲームセンターはかなり恥ずかしい。
パチンコに変わる趣味なのだからガラッと趣を変えて芸術的な趣味にしてみよう。
街をアテもなくぶらりと歩いて目についた風景を写真に撮るというのはどうだろうか。
このHPには今時、全く写真がないということはもちろん気にはしてるのだ。
”なぜかグルメ”や”なぜかスイーツ”のページに写真があったらもっと美味しさを伝えられるとは普通に思っている。
別にひねくれて写真を載せてないわけではない。
何と今時デジカメを持ってないのだ。
しかも携帯電話にもカメラ機能がついていない。
デジカメを買うかカメラ機能のある携帯電話にグレードアップするしかないわけだ。
こうなればパチンコに変わる高尚な趣味を持つ為にカメラ代をパチンコで稼ぐことにしよう。 |
|
|
|
2006年9月19日(火) |
さわやかな不正 |
漫画喫茶で過ごすことが多いせいで週刊雑誌にはほとんど目を通しているが、先日週刊プレーボーイに面白いコラムが載っていた。
松本人志がハンカチ王子こと早実の斎藤投手について書いていたのだが、松本氏が訴えていたのは、そもそも”投手がマウンドで私物を出していいのか”ということだった。
松本氏は野球にはほとんど興味がないみたいだが、それにしては鋭い着目点である。
松本氏に言わせれば投手がマウンド上で私物のタオルハンカチを出していいのなら、キリスト教徒の投手が十字架を出して一球ごとに祈りをささげてもいいことになる。
言われてみれば確かにその通りである。
ルールブックを詳しく見たことはないが、投手は不正投球と間違われるような行為をしてはいけない筈で何か塗ってあるかもしれないタオルハンカチを手にするということは正にそういう行為である。
汗を拭く為にタオルではなく紙ヤスリをポケットから出したら審判が飛んでくるはずだ。
斎藤投手がやっていたことはさわやかな不正行為だ。
やはり投手がマウンド上でボール以外に持っていいのはロージンバッグだけだろう。
来年の夏の甲子園でもしマウンド上でタオルハンカチが堂々とまかり通っていたら私は審判の質を疑ってしまうし、抗議をしない相手チームの監督もどうかと思う。
不正と言えば先日NHKのサラリーマンNEOという番組を見ていたら凄まじい不正があった。
この番組はサラリーマンが主役のコント番組でなかなかシュールな笑いを届けてくれるが先日の”社内竜王”というコントは秀逸だった。
部長の生瀬勝久と部下の社員が将棋を打つのだが形勢は明らかに不利で部下の社員が王手をかけてどう考えても詰んだのだが、生瀬勝久は奇声を上げて「秘技!盤石伸ばし〜!」と言って王将の乗っているマス目をグイと引き下げ将棋版を引き伸ばして相手の駒から王将を遠ざけたのだ。
まるで子供だましのようなオチだが、引き伸ばせるようになっている将棋版のセットの出来栄えの良さに感動してしまった。
よくこんなオチを思いつき、美術さんもこんな将棋版を作ったものである。
まあ将棋というのは”待った”なんていう勝負事とは思えないようなルールがある時点で不正なのだが、私と姉が子供の時に打っていた将棋も恐ろしく不正なものだった。
私は姉が自分の陣地に目をやっている間に端の方のまずい位置の駒をそーっと動かしていたし、姉は姉で私が盤面に目を落とし熟考してる間に私の持ち駒をパクろうとしていたのだから。 |
|
|
|
2006年9月18日(月) |
披露宴でネコマンマ? |
今日は私の競馬の師匠の結婚式だ。
台風が来ていて天気を心配していたが朝起きるといい天気である。
礼服を着ていくので雨に降られると困るなあと思っていたが、さすが私の競馬の師匠だ。日頃の行いの賜物だろう。
こうして結婚式は無事良馬場で行われることになった。
披露宴に呼ばれるのは10年ぶりくらいで昨晩から入れ込んでいたせいか今朝は早く目が覚めてしまった。
せっかく早く目覚めたことだし、途中道に迷うのも計算に入れてかなり早めに家をることにした。
途中で朝食を採ろうと思ったが今日は披露宴である。
披露宴では普段食べれないような高級食材が出てくることが多い。
高級食材をできるだけ美味しく頂く為に途中喫茶店に寄るのをやめて空腹で披露宴会場に直行した。
最寄の駅からシャトルバスに乗って行くのだがバスの運転手が実にいい笑顔で迎えてくれる。
この時点で今日の披露宴会場もいい感じのとこなんだろうという予感がした。
会場に着いたのが11時過ぎで披露宴開始まで一時間以上ある。
いくら何でも早く着きすぎだ。
まだ受付も始まらないだろうと奥の方のイスに座ってると遠くから一人の男性が近づいてきた。
「お客様、こんなに早く来られては困ります」と会場からつまみ出されるのかと思ったら大学のクラブの友人だった。
その友人が受付をしているらしく私を受付へと案内してくれた。
記帳を済ませたがもちろん受付以外では私が一番最初の記帳者であった。
その後、披露宴開始まで喫茶店で大学時代のクラブ仲間と楽しく歓談。
お互いに会うのは大学の卒業以来というのに何の違和感もなく会ってすぐ昔と同じ感じでわいわいガヤガヤ。
やはり同じクラブで同じ汗を流した仲間というのはいいものだ。
披露宴が始まり、いよいよ新郎新婦の入場という時だ、天井の大きなつぼみ状のシャンデリアの閉じていた花びらの部分が花が咲くように開き出した。
部屋が暗くなりシャンデリアが光りながら動く為、かなりインパクトがある。
普通の人なら紅白の小林幸子の衣装を連想するのだろうが、私はパチンコの巨大役モノが動き出したように感じ「激アツやな!」と思ってしまった。
自分が座ったテーブルの世話役のお姉さんが可愛かったせいもあり披露宴は終始和やかな感じで進み、披露宴にありがちな緊張感もなくいい感じだった。
やはりシャトルバスに乗った時に感じた印象は間違ってなかった。
何年後になるかわからないが自分の結婚式の時もここにしようかとか思ってしまった。
料理の方も伊勢海老、アワビ、フカヒレ、フクと豪華食材のオンパレードで味も良く大満足だ。
料理が進んで、ごはんが出た時に同席の友人がおかしなことを言い出した。
「この後、お茶が出てくるからご飯を残しといてやて」
給仕をした人がそう言ったそうなのだが、どうにも信じ難い話だ。
出席者が料理の締めでお茶漬けをすすってる披露宴なんて見たことがない。
この友人は大学時代からボケ担当だったので絶対に給仕の言葉を聞き間違えたのだ。
その後に実際に出てきたのは味噌汁だった。
この友人は一体何をどう聞き間違えたのだろうか。
どこの披露宴で出席者が料理の締めでネコマンマを食べるのだ。
こんな愉快な仲間達に再会させてくれた競馬の師匠に祝福と共にお礼の言葉を述べたいと思う。 |
|
|
|
2006年9月17日(日) |
ある気象予報士に思う |
最近ワールドッカップ続きで昨日もシンクロのワールドカップを放送していた。
たいがいのスポーツは観るのが好きでワールドカップともなると画面にかじりついてしまう。
ただこのシンクロというスポーツだけは5分ほど観ると飽きてしまう。
一番の理由は見所がわからないことだ。
やったことがない上に、競技知識もない為何がどうなったら素晴らしいのかがよくわからない。
もちろん脚がよく伸びていたり、ペアや団体なら全員の動きが揃っていたらいいというのはわかるのだが、日本の演技とスペインの演技とロシアの演技を見て何故日本が他の2国より劣ってるのかがよくわからない。
だからテレビを見て応援しようと思ってもどうも盛り上がらないのだ。
決して顔が水中に没して美女揃いの選手の顔が見れないからではない。
それにしてもシンクロを見ながら、ああだこうだと選手の演技を批評してる私のオトンは一体何者なんだろうか。
明日は約10年振りくらいに結婚式に出るが台風が迫っており、昨日から天気予報があると気になって見ている。
最近はどの局も天気予報になると気象予報士が出てくる。
どの予報士が出てきても外れることが多く資格試験の基準が甘いのではないかと思ったりもするが、ヒートアイランド現象等、天気図からは予期できない天気の変化もあるので大目に見ている。
ただ昨日見た予報士はひどかった。
何がひどいかというとカジュアルなズボンにカジュアルなシャツを羽織って、しかもシャツをズボンに入れずに出していた。
カジュアルな服装で視聴者に親しみを持ってもらおうと思ってるのかもしれないが、せめてシャツは中に入れろと言いたい。
これは予報以前の問題である。
その天気予報はニュース番組の中の一つのコーナーであり、ニュースの司会者はもちろんスーツ姿だ。
こんなラフな格好で予報を伝えられてもとても信用できない。
ジャパネットタカダ等テレビの通販番組の出演者はスーツ姿だが、あれは商品を信用してもらう効果がある。
ラフな格好で「これはいい商品です」と言われても胡散臭いではないか。
サンテレビの競馬番組の司会者なんか博打番組なのにスーツを着てネクタイを締めてる。
その司会者は毎週馬券を外しまくって最終レースの頃はいつも悲壮感が漂っているが、毎週ビシッとスーツ姿で放送することで誠意が伝わってくる。
天気予報が当たらないのならせめて一生懸命天気図見て予想してるんですよという誠意が感じられる姿を見せて欲しい。 |
|
|
|
2006年9月14日(木) |
朝から |
ダービー馬の馬主になるというような、一生かかっても実現できない大きな夢ではなく、その気になればすぐに実現できる小さな夢を私はいっぱい持っている。
余生もそう長くはないし、実現できるものから一つずつ果たしていこうと最近思い出した。
そして2連休最終日の今日はその小さな夢の一つを実現することにした。
休みだというのに夢の実現の為に朝8時30に24時間営業の「やよい軒」の前に立つ。
小さな夢はこの店の中にあるのだ。
自動ドアを開け中に入ると食券自動販売機の前へ。
定食屋だというのに財布から2000円を取り出し吸入口へ。
そして私の人指し指は禁断のサーロインステーキ定食のボタンを押した。
そうだ!前からやってみたかった夢の一つは☆朝からステーキ☆だ。
しかもサーロインである(サーロインの意味を未だに知らんが・・・)。
よくテレビ番組で富豪の人が家で朝からステーキや焼肉を食べてるのを見て一度やってみたかったのだ。
食券をテーブルの上に置くと店員がやってきた。
「サーロインステーキ定食ですね☆」と注文を複唱した。
(もっと他の客にも聞こえるように大きな声で言ってくれ〜)
とか思いながら落ち着いた口調で「ハイ」と答える。
ここで「焼き方はどう致しましょうか?」と聞いてくれないところが流石に定食屋である。
ちなみにミックス好きの私が頼む焼き方はもちろんミディアムレアだ。
実は他の焼き方を頼んだことがなく、実際ミディアムレアが一番美味しいかどうかわからんのだが、何か注文する時に語感がカッコいいし、一番お得な焼き方のような気がするからだ。
1280円というだけあって出てきたステーキはちょっと少なめだったがエビフライが2尾もついていて豪華である。
焼き方はウェルダンっぽくて少し肉が固かったが味はまあまあいけた。
朝から大満足の食事である。
これで夢の一つが実現できた。次の目標は三田屋でステーキを食べることだ。 |
|
|
|
2006年9月13日(水) |
京橋で打つ |
これだけ長い間、関西に住んでいても一度も行ったことがない場所は結構ある。
2連休初日の今日はバッティングセンターを求めて京橋に向かうことにした。
確か梅田にもバッティングセンターがあったと思うのだが、気忙しい梅田に出るよりは京橋に出る方が気分も癒されるだろう。
環状線に乗って京橋へ向かう間、頭の中では♪京橋はエエトコだっせ〜♪のメロディーが鳴り止まない。
京橋駅に着くと困ったことに南に西に北と出口が3つある。
2分の1の確率では絶対的に外れを引いてしまう私だが3分の1なら自信がある。
何の根拠もないが北出口に出ることにした。
見た感じ賑やかそうだし、北出口で正解のような気がした。
何よりあのグランシャトーが近くに見えるのだ。
昼間なのでさすがに行くわけには行かないが、これで京橋に来たという実感が沸いてきた。
近くに怪しそうな商店街があったので早速、探索する。
いきなりパチンコ屋があり、しかも名前が”シャトー”。
非常に危険な香りがするのでパチンコ屋をやり過ごし、探索を進める。
ついでに昼御飯を食べる店を探したが天気が悪いせいか何か商店街全体が澱んだ雰囲気でどうも店に入る気がしない。
そうしているうちに京都王将を発見。
雨の日にお持ち帰り餃子1人前105円の情報もあったのでここで昼食をとることにした。
焼きソバに焼き飯に餃子のトリプルセットというのがあり、950円と値が張るが頼むことにした。
普通はセットになると半チャンになったり半ラーメンになったりするものだが、3品とも普通の量がある。
これで950円は安い。さすが王将である。
しかし何度入っても京都王将と大阪王将の味の違いがよくわからない。
どっちも安くて美味しくてボリュームがあって一度来ると当分いいわと思ってしまう。
次はいよいよバッティングセンターだ。
警備員を見つけて京橋ボウルメイトを訪ねる。
その警備員は道を説明した後「ちょっと遠いけどアンタら若いから歩いて行けるわ」と言ってくれた。
どう見てもその警備員と歳は変わらないのだが、やはり大学時代に着ていた服をまだ着てるのが原因だろうか。
私もそろそろ歳相応にポロシャツとかを着ないといけないのかもしれない。
駅から早歩きで5分ほどで京橋ボウルメイトに到着。
ボウリングに卓球、テニス、ゴルフ、バッティングセンターと揃った京橋が誇る総合アミューズメント施設だが、もちろん昼間はガラガラだ。
屋上に上ると打ちっぱなしをしてる人が3人、バッティングセンターは誰もいなかった。
一番速い120kのコースを選んでいざ勝負。
バッティングセンターなんか10年振りで飛んで来る球を打つのも3年ぶりだが初級からいきなりバットに当たる。
その後もほとんど空振りすることなく快打を連発。
ほんと警備員にしとくには惜しい運動神経である。
衰えない自分の打撃に満足してゲージを出る。
もちろん誰も自分のバッティングを見ていない。
何か一人カラオケの空しさに似たものを感じた。 |
|
|
|
2006年9月12日(火) |
いい仕事をする |
いよいよ2連休を明日に控え、24時間明けも何のその、朝から目を血走らせて難波へ直行。
2連休を家で寝て過ごさない為にも、今日はいい仕事をしなければいけない。
それにもうじき私の競馬の師匠の結婚式があり、そのお祝い金も稼がなければいけない。
今朝勇んで警備室から難波に出かけようとすると隊長が「そんなこと考えて打ちに行ったらその倍の金額負けるでえ〜!」と言って送り出した。
何て縁起でもないことを言うのだ。
そんなこと言われなくても今まで千度痛い目に遭ってるからわかってるのだ。
男には負けるとわかっていても戦わなければならない時があるのだ。
難波に着くとまず腹ごしらえだ。
朝からドル箱を積み続けたら昼御飯を食べる時間がとれないかもしれない。
だからパチンコに行く日は朝、昼兼用でしっかりと朝御飯をとることにしている。
大体は朝から負け続け気分転換に昼御飯もしっかり食べることになるのだが、店に入る前くらいは勝つつもりでいたいではないか。
朝10時頃だと普通のメシ屋はまだ営業しておらず吉野家に行くしかなかったが、最近日本橋で24時間営業の「やよい」という店を見つけた。
値段が結構安いし、味噌汁も吉野家とかで出てくる粉っぽいのではなく、ちゃんとした具入りの味噌汁が付いてくる。
私は結構、店で出てくる味噌汁をチェックする方で、ある店で味噌汁の具の他にシジミが入ってた時はちょっと感動した。
外食時はできるだけ野菜を採ることにしているので肉野菜炒め定食640円をいつも注文して、お替り自由のごはんを2杯食べる。
これで閉店までドル箱を積み続けて晩御飯が食べれなくなっても大丈夫だろう。
腹ごしらえも済んで、パチンコ屋に突入。
2時間後、半泣きで店から退出。気分転換に昼御飯を食べる気も起こらない。
隊長があんな縁起でもないことを言うからだ。
しかし往生際の悪さでは誰にも負けない私のことだ、このまま家に帰るはずがない。
このまま帰ったら結婚式を仮病で休まなくてはいけなくなる。
ツタヤに借りていたビデオを返しに行き、昼から店を変えてあと10000円だけ勝負することにした。
当たり易い大海物語を打ったところ4500円で当たりを引く。
そこから運気が変わったか確変を引きまくり14連荘した。
このまま閉店まで打ったらもっと勝つのだろうが、ここが引き際と思い退散。
午前中の負けがなければともちろん思ったが、午前中に負けて店を変えたから今日の勝ちがある。
午前中に最初の店で勝ってたら最終的な収支はもっと少なくなってたかもしれないし、ほんと人生どう転ぶかわからない。
いろいろあったが今日はいい仕事が出来たと満足顔で家路に向かった。
家に着いたらすぐにしないといけないことはただ一つ。
連休中になくならないように祝儀袋にお金を入れることだ。 |
|
|
|
2006年9月10日(日) |
終戦 |
今日のタイトルは”終戦”だが黒字24万円を達成してシーズン5が終了したわけではない。
黒字が2週と続かない予想は案の定ボウズとなり、まだまだ戦いは続く。
戦いが終わったのは千葉ロッテマリーンズだ。
とうとう今日の敗戦でプレーオフ進出の道が途絶えてしまった。
去年アジアNo.1に輝いたチームのこの低迷ぶりはどうしたことか。
今年も全試合をある時はパソコンで、ある時は携帯の文字情報で見つめ続けてきた私が思うに、敗因は”打てない”の一言に尽きる。
渡辺俊介が不調だったが、他の投手は私が見る限り去年とさほど変わっていない。
あまりにも見方が拙攻を繰り返すので我慢できなくなり中盤、終盤に打ち込まれて負けている。
負けが込んでいる渡辺俊介でも1失点、2失点で負けがついた試合がいくつかある。
あれだけ無死、一死満塁で無得点を繰り返していたら投げてる方もたまらんだろう。
打てない選手をあまりにも辛抱強く使い続けたバレンタイン監督の責任も大きいだろう。
今年のオフは外人選手を含め、選手の大幅な入れ替えを行う必要があるだろう。
打者ではないが広島の黒田が来てくれないものだろうか。
去年はプレーオフ、日本シリーズ、アジアシリーズと11月くらいまで野球を楽しめたのに今年は9月にしてもう楽しみがなくなってしまった。
一昨年までは33年間も慣れ親しんできたことなのに、去年いい思いをしてしまった為、これから来年の開幕まで胸躍らせるものがないと思うと実に寂しい。
これから又何年間もこんな思いを今の時期にしないといけないのだろうか。
次に優勝できるのは何年後なのだろうか、球場に行くのに杖をつかないといけなくなる前に優勝して欲しいものだ。
さて今週は超久しぶりに2連休がある。
ある時期に1年間休んだ罰で去年の8月から正月休みも、GWも夏休みもなく、2連休が一度あっただけで、ほんと久しぶりの連休だ。
千葉までロッテの応援に行こうと思っていたら今日で終戦となってしまった。
いくらファンとは言え消化試合を見に千葉まで行ってられない。
何より今見に行ったらかなり高い確率で負け試合を見に行くことになる。
愛するチームが負ける試合を見に行くのなら見にいかない方がマシである。
連休に何をして過ごそうかと先週くらいから思い巡らせているが、何をするにも先立つモノが要る。
今日はボウズになってしまったし、私の連休の予定は明後日に右腕に聞いてみることにしよう。 |
|
|
|
2006年9月9日(土) |
私泣かせの漢字 |
これだけ世の中にパソコンが普及すると手書きで書類を作る機会が少なくなり、以前に比べて漢字覚えが悪くなったように思う。
私は子供の頃から国語が大の得意で漢字も人よりは多く知ってると思っていたが、最近どうも自信がない。
手で書くことが少なくなった為、漢字のイメージはわかるのだが正しく書く自信がない。
やはり書いて接するのと見て接するのでは大きな違いがある。
よく祈祷の申込書を書いている参拝者から「XXって漢字どう書くかわかります?」と尋ねられることがあるが、最近は携帯電話で漢字変換したものを見せるようにしている。
高いお金を払って祈祷する方に間違った漢字を教えるわけにはいかないが、こんなことをしてるからますます漢字覚えが悪くなる。
前の仕事と違って今の仕事は毎日警備日誌というものを手書きで書く作業がある。
おかげで漢字忘れに少しは歯止めが効くかと思っていたが、登場してくる漢字が”巡回”、”実施”、”異常無し”と毎日ほとんど変わり映えしなくてあまり効果がない。
それでも特異な事件があると普段は書かないような漢字を警備日誌に書く場面が発生する。
先日、ある事件があって警備日誌に骨壷と書かなくてはいけなくなった。
日本広しと言えど骨壺なんて漢字を書いたことがある人なんてごく僅かだろう。
もちろん私も初めてで大体“壺”という漢字自体書く機会がなかった。
警備室にはパソコンがないので携帯電話で壺を変換。
見れば見るほど漢字と思えない形をしている。
だいたい真ん中の十字架みたいなのは何なのだ。
この漢字の真ん中の書き順は一体どんなになってるんだろうか。
とりあえず見たまんまを警備日誌に書いたが、何か漢字を書いてるというより絵を描いてるみたいだった。
字が下手でしかも絵まで下手な私が書いた壺の十字架が左右対称にならなかったのは言うまでもない。 |
|
|
|
2006年9月7日(木) |
雷対策 |
昨晩はホント生きた心地がしなかった。
夕方くらいから始まった雷が延々8時間近く続いた。
積乱雲が次から次へとやって来て途切れないのだ。
仕事とはいえその中を山に向かってバイクを走らせないといけない。
まだ夕方は他に走ってる車やバイクもあるので心強いが、午前1時に山に向かって行く時には流石に自分しか走ってなくて(一体私は何をしてるんだろう)と思うと悲しくなってきた。
前にも書いたが私は大の雷嫌いで特にあの稲光が怖くてしょうがない。
昨日はピカピカ光まくっていてその中を山の上まで走って行くのは地獄である。
山まで行かずに適当に時間を潰して行ってきたと嘘をついて警備室に戻ってくればいいのだが、巡回時には刻時という行為をしないといけない。
刻時とは巡回のチェックポイントに鍵が置いてあり、それを刻時器と呼ばれる鍵穴がついたボックスに入れ、鍵を回すことにより巡回時刻を紙テープに印字する行為である。
その鍵がよりによって山の一番高い巡回ポイントに置いてあるのだ。
これは私に対する嫌がらせとしか思えない。
しかしまだ逃げ道は残っている。
この刻時を記録したテープは翌朝までは提出しないし、チェックの時に刻時がないのを指摘されたら「あっ!すいません。行ったんですけど刻時するのを忘れました」とボケた振りをすればいい。
もちろん上司の私に対する評価は悪くなるだろうが、雷に打たれて死ぬよりずっとマシである。
警備室を出る時は真剣にそうしようと思っていたが、ピカピカ光はするものの音はあまりなってなかったので決死の覚悟で山に向かうことにした。
そして山へ向かう途中、聡明な私はこの恐ろしい稲光から逃れるただ一つの方法を考えついた。
それはゼロコンマ3秒単位で連続して瞬きをすることである。
こうすることによって視界は絶えずストロボが焚かれたような状態になり稲光で光ってるのかどうかわからなくなるのだ。
並の運動神経ならこの状態ではカーブをとらえきれず転倒してしまうが、私は難なく下りカーブを曲がりきり何とか山の巡回を終えることができた。
これで雷のバイク巡回も何とかなりそうである。
しかしまだ問題が残っていた。昨日は稲光だけだったが音が鳴ってる時が問題だ。
あのゴロゴロ、バリバリ、ビッシャーンという音もはっきり言ってメチャメチャ怖い。
光対策の次は音対策までしないといけない。
音を消すには音しかなく、自分の口で「ゴロゴロ、バリバリ、ビッシャーン」と大声で叫びながら走るしかない。
瞬きをしまくりながら「ゴロゴロ、バリバリ、ビッシャーン」と叫びながらバイクで走るのだ。
日本中が将来の天皇の誕生に歓喜した昨日、こんなアホなことを考えていた日本人もいるのである。
そもそも雷が鳴ってる時に巡回に行くのが間違ってる。
昔から”地震、雷、火事、オヤジ”と言うではないか。
地震で揺れてる時に「巡回の時間ですから」とバイクを走らせる警備員がどこにいるのだ。 |
|
|
|
2006年9月5日(火) |
立ち読みで泣けるか |
最近めっきり涼しくなって実に過ごしやすい。
昼間は陽射しがまだキツイが巡回してもそんなに汗をかかなくなった。
確か今年の秋は残暑が厳しいと言っていたがこういう外れは大歓迎だ。
秋と言えば食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋だが毎年食欲の秋しか実践していない為、今年はスポーツの秋、読書の秋にも励みたいと思う。
前の会社では野球部やテニス部があり適度にスポーツができたが、今の職場ではもちろんクラブなんて存在しない。
人が集まらないし、何より平均年齢が高くて野球やテニスなんか危なっかしくてできたもんじゃない。
今スポーツをやるとすれば一人でできるスポーツしかないが、マラソンは何か走って巡回してるみたいでイヤだ。
考えれば普段の仕事自体がスポーツみたいなものなので軽めにバッティングセンターにでも行こうかと思う。
確か京橋にバッティングセンターがあったと思うので今度の仕事明けにでも行って見ようかと思う。
「京橋はエエトコだっせー♪」と言われてるしぶらりと京橋巡りでもしてこよう。
気持ち良く帰りたいので駅前にパチンコ屋がなければいいのだが・・・
読書の秋の方だがここ一年くらいちゃんとした読書をしたことがない。
もちろん競馬ブックやパチンコ攻略マガジンや、週間ベースボールは読んでるが雑誌以外の本を読んでいない。
ダヴィンチコードを読もうかと思ったら映画公開されたので映画を見たらいいかと思い、結局映画も見ていない。
先日歯医者に行く前に本屋に寄って今売れてる本のコーナーを見ていると必ず泣ける本というのが紹介されていた。
タイトルは「鏡の法則」で読んだ人の90%が涙するらしい。
ちょっと立ち読みしてみようかと思ったが、ハクション大魔王の最終回で涙ぐんでしまう私のことだ、立ち読みしながら涙を流してしまったら恥ずかしいではないか。
結局読まずにその場を去ったが、惜しいことをしたかなと思った。
「鏡の法則」を立ち読みしながら大泣きしていたら周りの客にメチャうけていただろう。
これはオイシイかもしれない。
読者の秋だしもう一度立ち読みにチャレンジして見よう。
本当に泣けたら買おうではないか。 |
|
|
|
2006年9月4日(月) |
途中まで広島焼き |
昨日は久しぶりに万馬券を獲って意気揚々と夜勤に出かけたが、通勤途中に小倉の最終レースで300万馬券が出たのを知り、一気にテンションが下がってしまった。
自分が買ってないレースで高額配当が出ると、自分が買ってればその馬券を獲れていたのではないかとアホな考察をついつい始めてしまう。
16番人気と10番人気の馬が馬券に絡んだが、新聞を何度見直しても16番人気の馬は買える要素がない。
それでも1着の4番人気と3着の10番人気の馬は買えなくもない馬でこの2頭を軸に総流しをかければ獲れていたと思ってしまう。
結果論もここまでくればおめでたいものだ。
大体一日2400円の勝負で3連単の総流し馬券なんか買えるはずがないのだ。
現実に目を向けると昨日の黒字でシーズン5の赤字が1万円を切った。
回収率も90%近くで毎年この時期はもう一年の赤字収支が確定していることを考えると今年はかなり健闘している。
何年か前は1日に30000円近く馬券を買っていたが、最近は2400円でもそれほど苦にならなくなってきた。
年の回収率が100%を超えないのであれば、投資金額が多ければ多いほど損失金額が多くなるわけで、競馬暦20年にしてやっとこんな簡単なことに気がついた。
そして回収率100%を超えるには投資金額を少なくするのが一番の近道ではないかと最近思えてきた。
そういった意味でも2400円勝負のシーズン5はこの先どうなるのか自分でも楽しみである。
シーズン5と言えばレンタルしてきた24のシーズン5を3巻一気に観てしまった。
あのダイハードでも3作目は不評で4作目以降は作られてもいないのに、この24はシーズン5にして今までのシリーズの最高傑作ではないかと思わせる出来である。
ある芸能人が言っていたが、ほんとに24が観れる今の時代に生きていてよかったと思うくらいだ。
来年は映画も製作されるようなのでまだ24を見ていない人は映画だけでも観て欲しい。
さて今日は夜勤明けで朝の7時に仕事が終わり難波でブラブラしていた。
ブラブラと言っても”なぜかスイーツ”のページに載せる商品を探しにセブンイレブンまで行き、セブンイレブン限定のキットカット林檎味を購入して試食したり、”なぜかグルメ”に載せる店を探しに、魔法のレストランで紹介されていた広島焼きの店に行ったりと結構忙しいのだ。
林檎味の方は美味しいのだがあまりにも予想通りの味の為、掲載は断念した。
やはり抹茶味を超えるのはなかなか難しいようだ。
広島焼きの方は800円のブタ肉入りと1300円のミックス入りがあり、もちろんミックスを注文。
なかなかアッサリとした味で美味しいのだが、何か広島焼きを食べるといつも感じることがあり、今回もそれを感じて掲載に至らなかった。
コテで鉄板にのっている広島焼きを切る。取り皿に載せる。
ここまでは自分は広島焼きを食べていると実感できる。
しかし、そこから箸で食べ始めると中味がバラけて一体自分は何を食べてるのかわからなくなるのだ。
どう考えてもモヤシ野菜のソース炒めを食べてるとしか思えないのだ。 |
|
|
|
2006年9月2日(土) |
懲りない奴 |
一般の会社のように休日が定期でない私は月末に来月の休日希望日を提出する。
勤務予定を組む時に隊長がその希望を考慮してくれるわけだが、今日はその希望が通って休みとなった。
希望を出す時には特に理由は必要ないが、今日私が休みたかった理由は24のシーズン5をレンタルする為だ。
東京では徹夜で行列が出来るという程の人気シリーズだけにレンタル開始日に借り損ねると、毎日ツタヤへ行っては「まだレンタル中かあ」とがっかりして帰る日々を続けなくてはいけない。
まあそれ自体は別に構わないのだが、24時間明けの昼間に何日も連続でスーツ姿でツタヤに姿を現すと店員に(この人また仕事サボッて見に来てる!)と思われるのが恥ずかしいのだ。
それに今度のシーズン5はあのエミー賞でドラマ部門、主演男優部門を含め5部門でタイトルを獲ったシリーズ最高傑作との評判が高く、一日でも早く見たいのだ。
東京と違って大阪人はビデオを借りたり、ゲームを買う為に徹夜で並んだりはしないが、それでも当日の開店前には行列ができるかもしれない。
ただ前回シーズン4のレンタル初日に開店の1時間前に行ったら誰も並んでいなかった。
今回はどうしようかと悩んだのだが、せっかく休日にしたのに開店してから行って全部レンタルされてたら何の為に休んだのかわからなくなる。
結局休みだというのに朝7時半に起床した。
家の人に「何や休みやのに早いなー。競馬場行くんか?」と聞かれた。
たまには「今日は早いなー。デートか?」とか気の利いたことが言えんのか。
24の事を説明してもわからないので「競馬とちゃうで」とだけ言い残し、8時前には家を出発。
予定通り9時前にツタヤに着いたが今回も誰も並んでいない。
せっかく早く来たのだから先頭で並んでいたらいいのだが、自分の後ろに誰も並ばないまま開店を迎えたらアホみたいだ。
仕方なく近くの喫茶店でモーニングを食べることにした。
私は長年の経験からどんな時でも常に最悪のケースを想定して行動するが、モーニングを食べながら、思い浮かぶ最悪のケースは店を出てツタヤに戻ったら、さっきまで誰もいなかったのに、大行列が出来ていて最後尾に唖然として並び自分の目の前で全部レンタル中になる場面だ。
こんなアホなことが現実になる筈がないのだが、昔、西川口に出張中に信じられないことがあったのだ。
仕事先からホテルに向かって会社仲間と帰る途中に、夕食をホテル近くのお好み焼き屋で食べようということになった。
間もなくガラス張りの店が見えてきて客が一人もいないのが遠くから確認できた。
そして店までたどり着こうとした途端、あちこちの通りから客が一斉にやって来て店が満員になったのだ。
まるでドッキリカメラかと思うようような出来事であった。
ほんとならツタヤの開店まで喫茶店で時間をつぶさないといけないのに、最悪のケースが気になってモーニングを食べるとすぐにツタヤに戻った。
案の定、まだ誰もいない。これは困った。開店までまだ40分はある。
近くのコンビニで時間をつぶそうと思ったが、私はコンビニで立ち読みをするという行為が許せない方なので、せいぜい店内を一周回るくらいで時間潰しにならない。
もうツタヤの前から離れるのはやめようと思い、結局ツタヤの前で携帯電話のメールの整理をして時間を潰した。
開店5分前になってやっと人が集まってきたが、余裕でシーズン5をレンタルできた。
私が借りた時点でまだ15本くらい残っており昼から出てきても借りれたかもしれない。
次のシーズン6のレンタルは来年の夏になると思われるが、来年もおそらく私は開店1時間前に一人でツタヤの前に立っていると思う。 |
|
|
|
2006年9月1日(金) |
メロンの一種? |
昨晩の大雨から急に気温が低くなり今日も天気の割りには涼しかった。
考えてみれば今日から九月でそろそろ過ごしやすくなってもらわないと困るのだ。
そして季節感溢れる我が家の食後のデザートには今年初めて梨が登場した。
まさに秋到来という感じである。
私はこの梨という果物が大好物で好きな果物ベスト3に入る。
歯ごたえも柔らかいし、ジューシーだし、何と言ってもあの優しい甘さがたまらない。
ちなみに梨以外のベスト3はスイカとまくあ瓜だ。
スイカは種が少ない先端部分を最初にガブリといく時に至福の喜びを感じる。
また種がなくなった底の部分を貧乏ったらしくかぶりつく時にはそのスイカに対する惜別の情を感じてしまう。
昔と違って最近美味しいスイカが少なくなったが夏に一度は食べたい果物である。
まくわ瓜は貧乏人用のメロンと言っていい果物で切った形はメロンに似ている。
メロンより比べ物にならない程安いが甘さや味は決してメロンに劣っていないと思う。
メロンを食べる時にちょっと感じる接着剤の風味もまくわ瓜には感じられない。
まくわ瓜が味でメロンに劣るとしたら若干野菜の味がする点だけだろう。
先日、テレビでメッセンジャーの黒田もまくわ瓜を絶賛していた。
好きな果物があれば嫌いな果物もあるわけで私はブドウがどうも苦手だ。
理由は食べるのが面倒くさいのに食べ応えがないからだ。
何か房から一個ずつ実をちぎって、しかも器用に吸い出して食べるわりには実は全く食べ応えがない。
味も食べるのに苦労する割には甘酸っぱいだけで物足りない。
マスカットは実が大きいいが今度は皮を剥かないといけないし、種まで出さないといけない。
その点スイカは種があるので食べるのが面倒だが、食べ応えがある。
同様にまくわ瓜は最上部の種はとり除かなければいけないが、その後は皮付近までガブガブと食べられる。
メロンよりも実の部分が多いし甘い部分も多い。
こんな素晴らしいまくわ瓜だが友人に聞くと「まくわ瓜て何?」と言う人が多い。
果物の中では結構マイナーみたいで上流家庭では買うことがないのかもしれない。
いや、ひょっとしたらみんな食べたことがあるのに、それがまくわ瓜だと思っていないのかもしれない。
実は私も子供の頃はまくわ瓜を違うものだと思って食べていた。
何故なら子供の頃我が家の食卓にまくわ瓜が登場する時、おかんが必ずこう言って持ってきたのだ。
「さあー今日のくだもんは”まくあメロンやで!」 |
|
|
|