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2006年7月31日(月) |
荒れすぎ |
シャンプーハットの小出水が小倉記念の100万馬券を300円も獲ってしまった。
小出水はつい先日も高額配当を手にしており人生のツキを使い果たすかの勢いである。
こういうツイテル男に乗っていれば私も100万馬券を手にしていたのかもしれないが1Rに1万円近くも購入される為、乗ることすらできない。
もっとも、この小出水という馬券師はつい一ヶ月ほど前では100連敗近くしており、またコメディアンのせいか予想の根拠がギャグ仕立てになっている為、1万円近くも自腹を切って同じ馬券を購入しようとは思えないのだ。
しかし実際に300万も獲られるとどうしても次回からの「サタウマ」の小出水の予想が気になってしょうがなくなる。
来週から「サタウマ」を見て小出水と同じ馬券を買う人がいっぱい出てくるのではと思う。
しかし小出水という男、馬券師である前にコメディアンである。
300万も手にしたのだから、ここはコメディアンらしく来週から1Rに10万くらい購入して欲しいものだ。
外れまくって300万円が吹っ飛ぶのもテレビ番組としては面白いし、当たれば今度は購入金額が高いだけに何千万という金を手にするかもしれない。
来週、小出水がどういう馬券の買い方をするのかちょっと見ものである。
それにしても、どうも最近の重賞のハンデ戦が荒れすぎる。
はっきり言ってハンデキャッパーの腕が疑われてもいいのではと思う。
人気で飛んだメイショウカイドウの59.5Kgのハンデは高齢と前走福島へ遠征したということを考えればどう考えても重過ぎる。
高齢馬というのは休み明けには好走しても必ずその疲れが出て次走人気で沈むことが多いのだ。
ハンデキャッパーもそんなことは十分承知してると思うのだが。
前にも書いたがハンデ戦というのは全馬がG前、横一線になって、最後はやっぱり実力のある馬が勝つというのがハンデキャッパーの目指すところではないかと思う。
どうもJRAの関係者というのは高額馬券が出たらファンが喜ぶと思ってるようだが、ファンは固い配当でも馬券が当たれば喜ぶのである。
昨日の馬券なんかほとんどの人は外してるのだから。
これだけ書いてやっと昨日の馬券を外したウサが晴れた。
昨日の馬券が外れたのはとりあえずハンデキャッパーのせいにしておこう。
小倉記念の頃は毎年暑いと記憶してるが今年の暑さはちょっと異常な気がする。
聞いたところによると日本は将来、熱帯雨林気候になるらしい。
熱帯雨林気候になると今まで見たこともない虫や生物が現れるわけで虫嫌いな私は考えただけでもぞっとする。
まあその頃まで生きてるわけもないし、とりあえず今の暑さを耐えねばならぬ。
今年もクーラーなしで暑さを耐える我が家で日毎、繰り返される言葉がある。
「ほんま、あっついなー!汗、噴出すなー!」 |
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2006年7月29日(土) |
生裕也 |
先日、漫画喫茶でくつろいでいると私の携帯電話が鳴り、発信元を見ると会社からだった。
絶対によくない電話だと思ったら案の定、土曜日の夕方4時から夜の10時まで祭りの特警に入ってくれないかという電話だった。
15人必要なのにまだ一人も決まってないと泣きついてきたのだが、絶対に押しに弱い私に一番最初に電話してきたに違いないのだ。
だからまだ一人も決まってないはずである。
金曜日が夜勤で土曜は夜勤明けになる。しかも日曜日は24時間勤務だ。
明らかにハードスケジュールでそんな間を縫って特警なんかやったら体が持たないではないか。
しかし電話で話を聞いてると祭りの場所は難波の戎橋筋だというではないか。
土曜日は夜勤明けでWINSに行くのでどちらにしろ難波にいる。
難波にいながら難波の特警を断るというのはどうも後ろめたい。
結局押しに弱い私は仕事を引き受けてしまった。
勤務までの間、WINSで束の間の休息を取っていると。
一年ぶりくらいに懐かしい友人が現れた。
パチンコのチンコの字も知らないウブな私に手取り足取りパチンコを教えてくれた師匠である。
仕事が超忙しく2ヶ月連続で月に400Hも働いていたらしい。
せっかく一年ぶりに師匠に会えたというのに競馬の後に並んでパチンコを打てないのは非常に残念である。
やはり今日の特別警備は断るべきだった。
後ろ髪引かれる思いで師匠をWINSに残し、戎橋筋の現場へ。
今日の祭りではミス戎橋が選ばれるらしく、それだけが唯一の楽しみだ。
運よくメイン会場の警備に着くことができ、いよいよこの後、ミス戎橋の発表という時に何故か隊長が私のところにやってきて警備の場所を映画ミュージアムに変わってくれと言ってきた。
もうあと数分でミス戎橋が見れるというのにである。
やはりこの仕事、断るべきだった。
祭りは夜になるとコンサートがメインになり今度はコンサート会場の警備に回された。
しかもステージの最前列で観客の方に向かって立つという華々しいポストだ。
今日の大トリはあのロック界のカリスマ内田裕也だ。
ミス戎橋は見れなかったが生内田裕也が間近で見れるのはラッキーである。
司会者の「キングオブロックの登場です!」という紹介でいよいよ内田裕也が登場。
会場の興奮は最高潮に達したその時である。
流れてくる音楽が何かおかしい。どっかで聞いたことがある曲なのだが明らかに場違いな曲のイントロが流れてるのだ。
そうだ。何とマツケンサンバのイントロに乗って内田裕也が現れたのである。
そして裕也の第一声が「エビスバシ!サンバー」。
これがロック界のカリスマなのかあ |
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2006年7月25日(火) |
見ろ!これがウチの夏祭りだ! |
京都の祇園祭が終わったと思えば今度は大阪の天神祭が始り、夏祭り真っ盛りである。
今日も難波を歩いてると浴衣姿の女性を見かけなかなか目にも涼しげだ。
私は京都で産声を上げて以来ずっと関西に住んでるのにこの関西を代表する祭りに一度も行ったことがない。
テレビで映ってるのを見て華やかでいいなあと思うのだが、どうも人混みが苦手だ。
私は足のサイズが27.0とバカでかく、また人より並外れて運動神経が優れているせいで普通に歩いても他人の1.5倍くらいの速度で歩いてしまう。
だから人混みの中を歩くと前の人の足を踏んでしまわないか気になってしょうがないのだ。
前に造幣局の夜桜を見に行った時も前の人の足が気になって下ばっかり見ていた記憶がある。
今年も祭りに行く予定はなかったが勤めている神社で夏祭りがある。
当日は勤務日なので警備として夏祭りに参加できそうである。
夏祭りに備えて毎夜、近所の青年団が祭りの練習をしているが全員で声を揃えて気合十分でなかなか威勢がいい。
私の近所には青年団というものがなかったが、練習を見ていると50人近い若者が実に統率がとれて動いており、上下の礼儀もしっかりしており好感が持てる。
地域の結びつきを強くするという意味でも地域に青年団というのは必要だなと感じる。
青年団だけでなく露店が出ることもあり近所の子供達も今度の夏祭りをすごく楽しみにしているようだ。
そういう子供達の足を踏んでしまわないようにしっかり警備したいと思う。
祭りというのはどんな田舎にでもあるもので私の地元でも唯一の夏祭りがある。
京都の祇園祭、大阪の天神祭に対してうちの近所の祭りの名前は”板仏祭”。
とても祭りと思えない名前だ。
恵心僧都が板に描いた仏を開帳して法要するのがメインの祭りだ。
恐ろしく華やかそうな祭りではないか。下記のHPにその祭りの華々しい様子が写真で紹介されてるので是非、拡大イメージで堪能して欲しい。
撮影のポイントも必読だ!
http://www1.kcn.ne.jp/~ku-tsu/matsuri3/itabotoke.html |
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2006年7月23日(日) |
プチ夏季休暇 |
子供達は待望の夏休みに突入したようだがこれから40日間も休めるのかと思うとホント羨ましい限りだ。
そもそも働いてもいない子供が何で40日も休む必要があるのかと大人げなく思ったりするのだが、考えてみれば教室にはクーラーも扇風機もないわけでそんなところで集中力の続かない子供達に一日勉強しろというのも酷な話だろう。
あんまり昔の話なので忘れてしまったが学校の夏休みはそもそもこういう理由で始まったとのだと思う。
クーラーの効いた職員室にいる教師はその恩恵を受けて休めるわけでつくづく羨ましい職業である。
会社員も普通は夏に1週間くらいの夏季休暇があるわけだが、私の仕事には夏季休暇がなく(実は正月休みも)、この1年間、連休そのものが2連休が1回あっただけで自分でも言うのも何だが、何て働き者なんだろうと思う。
まあまだ働いて1年も経たない新入りの身なんで今年は我慢しようと思うが来年の夏には金土日月と4連休でもとって久しぶりに新潟競馬場にでも行ってみたいものだ。
最近”プチ”という言葉が流行ってるようで何でもかんでも頭に”プチ”という言葉をつける。
そういえば私が失業していた時も”プチリタイア”という言葉が流行っていて自分もプチリタイアなんだと思うと気が楽になった記憶がある。
来年まで待たなくても今度の休日を”プチ夏季休暇”と名づけて日帰りで旅行に行くのも悪くない話だ。
行く場所が難波でさえなければ”プチ旅行気分”に浸れることだろう。
過去の私の旅行先には必ず競馬場があったが、さすがに日帰りともなると北海道や小倉に行くのはキツイ。
まあたまには競馬と関係のない場所に旅するのもいいかもしれない。
どこかいいところはないものかとテレビを見ていると夜の7時頃に何故か住之江競艇を放送していた。
テレビを見るまで知らなかったのだが何と7月から住之江でナイターが始まったそうだ。
私は無類の博打好きのように思われているが、競輪も競艇もチンチロリンもやったことがない。
競艇自体にあまり興味がないのだがナイター中継に惹かれてしばらく放送を見ていた。
関東では競馬も競艇もナイターで行われるが関西でナイター興行というのは初の試みだそうだ。
水面に照明が映し出される中で行われるレースはなかなか雰囲気があったし、ナイターに合わせてオシャレな施設も増設されたみたいだ。
夏の夜にビール片手に白いベンチに座って競艇に興じるというのもなかなかオツなものかもしれない。
住之江なら日帰りで帰れるし、”プチ旅行”の行き先にはもってこいだ。
これで友人の女の子に「夏休みどっか行った?」と聞かれても大丈夫だ。
いや大丈夫なわけないか・・・ |
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2006年7月20日(木) |
かくれんぼに熱くなる |
私はどうも「クイズミリオネア」という番組が嫌いだ。
基本的に出演料をもらってる出演者に賞金を与えるという番組が嫌いなのだがその最たるのがこの番組だ。
世の中には明日生きていくお金に困ってる人がいるというのにクイズに答えただけの人に1000万円も渡していいのかと思う。
私なんか今日は休日だというのに、しかも雨降りだというのに奈良から難波までのこのこ出かけて行き、たった1万円を稼ぐ為に命をすり減らすような思いをしてきたのである。
安易に大金を手にするようなことを公共の電波を使って流すなと言いたいのだ。
ところが最近、更に私の神経を逆撫でする番組を発見した。
「ミリオン家族」という番組でこれは何と家の中に隠れた3人を30分以内に全員発見できなかったらその家族に100万円プレゼントするというのだ。
何でカクレンボに成功しただけで100万なのだ1万でも高いくらいだ。
それでも明日にも生活苦で自殺しそうな悲壮感漂う家族が出てくるのならまだ私も許せる。
しかしこの番組に出てくる家族はどう考えても我が家より裕福な家族ばかりだ。
今日登場した家族は特に腹が立った。
100万円を手に入れる為にやってることがあまりにも見苦しいのだ。
まず鬼役の人が歩きにくいように部屋中に紙テープを張っていた。
この時点でフェアでないとちょっとムカついていた。
更に許せないのは隠れた後に家族が前に思いっきり荷物を置いて荷物をよけないとたどり着けないようにしてることだ。
こんなことが許されるのなら隠れた場所の前に重さ50Kgぐらいの荷物を置いて隠してもいいのかということになる。
更に見ていると収納庫のような部屋に一人が隠れた後に家族がその部屋のドアの前に板を置いてドアを隠していたのだ。
他にも隠れた場所のドアを開けるとボールがいっぱい落ちてくるようにしたり、とにかく探すのを邪魔する仕掛けが至るところにしてあるのだ。
結局これらが功を奏してこの家族は100万円を手にしたが実に後味の悪い番組だった。
カクレンボというシンプルな競技で30分間見つからないからこそ100万円の価値があるのだと思う。
鬼が見つけられないような意外な場所に隠れるのが王道であり、鬼が探すのを邪魔するというのはカクレンボのフェア精神に反する行為だ。
ちなみに鬼役はココリコとYOUで3人はこのアンフェアな行為に全く怒っていなかった。
こんなプライドのない鬼ではイカン。
鬼を井筒監督に変えてもらわなければ。 |
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2006年7月19日(水) |
関口氏を見習って |
昨晩休憩時間に「堂本剛の正直しんどい」を見ていた。
この番組は「ぷっすま」の後にやってるので「ぷっすま」を見た流れで見てしまうことが多いのだが、深夜らしくだらけた雰囲気が番組全体に漂っていてなかなか面白い。
昨日は堂本剛と安田美紗子が夜景スポットを探索するという内容だったが東京タワーを一番下から上まで見れるスポットとかを紹介していて興味深かった。
東京タワーのてっぺんは見えても一番下も見える場所というのはなかなかないらしい。
東京タワーの後、二人は六本木ヒルズに夜景を見せてくれる有名なセレブ人を訪ねた。
六本木ヒルズに住みテレビに出てくるという時点で絶対あの人だと思っていたら、やっぱりあのフサイチのオーナー関口氏が出てきた。
金持ちが自分の金持ち振りを自慢するのを見るのは正直妬ましいのだが、関口氏は馬主ということもあり何故か親しみが持て数々の自慢話もそう鼻につかない。
あそこまで私と生活が違うともう羨ましいの粋を超えている。
しかし関口氏の六本木ヒルズの自宅の中で一つだけ羨ましいものがあった。
常時200本を貯蔵するワインセラーではなく、部屋から見える絶景の夜景でもない。
羨ましかったのは部屋にあった寿司のカウンターだ。
超有名店の寿司屋と同じカウンターを部屋に作り、何とそこにその有名店の寿司職人を月に何回か呼んでその場で握らせるというのだ。
流石は日本とアメリカのダービー馬の馬主だ。金の使い方を知っている。
関口氏には寿司職人の他にも専属のソムリエや専属のスタイリストがいるらしい。
自宅に専属のソムリエを置いてる人なんか初めて見た。
自分の買いたい馬は評価額を1億、2億超えても手に入れるし、とにかく関口氏は豪快にお金を使う。
こういう点でもこの関口氏は好感を持てる。
貧乏性の人間にとって好感を持てないのは村上氏のように物を買わずに投資ばっかりして資産ばっかり増やす金持ちである。
私もサマージャンボに当たったらそれで株を買ったりせず関口氏のように豪快に金を使おうと思う。
今までは 宝くじに当たったら家を買って部屋に全自動マージャン卓を置くのが夢だったが関口氏と比べてあまりにも夢が小さい。
私も関口氏を見習って宝クジが当たったら”寿司田”のカウンターを部屋に作り”寿司田の職人に出張サービスしてもらうことにしよう。
でもやっぱり全自動麻雀卓も捨てがたいのでプロの女流雀士を呼んで全自動宅で麻雀を打つことにしよう。
あと関口氏を見習って私も専属XXというのを雇おうではないか。
そうだ!部屋にパチンコ台を置いてフィーバーがかかったら専属の店員を雇ってドル箱を積んでもらうのだ。 |
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2006年7月17日(月) |
虫捕獲せず |
今日は3連休の最終日らしいが、世間には土曜日が休みでない仕事というのは結構多い。
私の仕事もそうだが、商売をやってる人もそうだろう。
そもそも土曜日というのはカレンダーでは今でも赤ではなく青色で、カレンダーによっては黒色だったりするのである。
何かニュースで3連休、3連休と言われると働かないといけないこっちのテンションがメチャ下がるのだ
そんな私のテンションが天気に影響したのか今日は一日中雨降りだ。
人が働いてるのに3連休が連日好天になるのはシャクだがいざ雨が降ると、これはこれで鬱陶しい。
神社というのはもの凄く自然に溢れているおかげで私の苦手な虫がいっぱいいる。
雨が降ると普段はお目にかかれない虫までが目の前に現れるのだ。
この前も雨降りの日に賽銭箱を開けると中にカタツムリが入っていた。
私がつかむのをためらってると一緒に賽銭回収をしていた神社の人がつかんで外に捨ててくれた。
その人は「なめくじやったらよう触らんけどカタツムリやからなー」と言っていたが、私には殻を背負ったナメクジにしか見えないのだ。
よく女の子はゴキブリが出ると「キャー!」と言って逃げ回る印象があるが男の子だって実はゴキブリが出るとかなりショックで心の中では「キャー!」と叫んでるのである。
ゴキブリを退治するのは男の仕事のように思われてるが、男だってあんな体の中にモーターが入ってるような動きをする虫、気持ち悪いに決まってるのだ。
屈強な警備員の仲間でも虫が苦手な人は結構多く、バッタをつかむことができないという人がいる。
私はバッタやカマキリは全然平気で普通につかめる。
カブトムシやクワガタも大丈夫でセミはちょっと勇気が必要で、コオロギは手でかぶせて持つことはできるが指でつかむのは苦手だ。
私が苦手なのは表面が濡れている虫でナメクジなんかその最たるものだ。
カタツムリも殻の部分がなんか濡れてそうで嫌だ。
あと表面がツルツルの虫も苦手で丸虫とか、カナブンとかがそうだし、コオオロギは頭部がツルツルしてて嫌なのだ。
体が柔らかい虫も苦手で芋虫なんか1000円やると言われてもつかめない。
あと足がいっぱいある虫も苦手である
昨晩、警備室で一人で留守番をしていると何か視界の右端の方で黒い物体が動いたような気がした。
こういう時は何かの見間違いだと自分に言い聞かせることにしている。
今のは絶対にゴキブリではないと。
とにかく右の方を見ないことだ。
よくゴキブリを1匹見かけたらその部屋にはその100倍はいると言う。
結局は目に見えないとこに潜んでいるのだろうが視界にさえ現れなければいいのだ。
私は真正面を見ながらひらすら時間が経つのを待った。
しばらくして休憩していたバッタを触れない上司が帰ってきた。
引継ぎをして今度は私が休憩室で休憩するのだ。
もちろん謎の黒い物体のことは一言も話さず留守番を交代した。
何とかこの休憩中にあのゴキブリが現れて上司が退治してくれないものか。
いやバッタを触れない人間がゴキブリを退治できるはずがない。
1時間経って今度は私が警備室に戻ったが上司はゴキブリの話など一言もしなかった。
私のように目撃したのに知らんぷりして、私に退治させようとしているのか。
こうして屈強な警備員が集う警備室で今日もゴキブリは平穏無事な生活を送るのであろう。 |
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2006年7月15日(土) |
共食い |
難波CITYには私が20年近く通いつめてる寿司屋がある。
”寿司田”という寿司のチェーン店で土曜日はWINSで競馬をするのと、ここで昼のランチを食べるのが一週間の一番の楽しみだった。
転職して土曜日に働くことも多くなり以前に比べると店に行く回数が減っていたのだが先日この店が閉店してしまった。
近くに回転寿司店も増えたし、なんばパークスが出来たせいで売り上げが減ったのだろう。
個人の店であればそれでも続けていけるのだろうが売り上げにシビアなチェーン店の悲しさだろう。
せめて閉店することが事前にわかっていれば、いつもサービスランチばっかり食べてるお詫びに”お好み”で財布が空になるまで食べたかったのに。
思えば近所の持ち帰り専門のスーパーの寿司しか食べたことがなかった私が自分の給料で生まれて初めてカウンターで寿司を”お好み”で食べたのがこの店だった。
自分の人生を語る上で欠かせない店だっただけに非常に残念である。
しかしいつまでも悲しみに暮れるわけにもいかず、新しい寿司屋を開拓することにした。
上本町の近鉄百貨店の地下食品売り場に寿司屋があったのを思い出し、先日行ってみることにした。
お昼のランチには店名がついた”XX寿司”と”天然セット”の2種類があった。
”XX寿司”は握り寿司10カンで”天然セット”は握り寿司が8カン。
値段は同じだがカン数が少ないということはやはり活きのいい”天然セット”の方が美味しいのだろう。
しかし貧乏性の私としては数を多く食べたいしどちらを選ぶか悩んだのだが”XX寿司”の方にした。
どうも他人から見ると私の言動は可笑しいらしく昔から”天然”と呼ばれることが多い。
天然と言われると何かバカにされてるみたいで、その度「天然ではなくて全て計算し尽された行動だ」と言明していたのだ。
事実私はこれから話そうとすることがあまりにも面白い為、話す前に自分で笑ってしまうことがあり、全て計算し尽されてるのである。
今の職場ではまだ付き合いが短いせいか"天然”と言われたことはなく、長らくこの言葉から遠ざかっていたのだが、久しぶりに”天然”という言葉を目にすると何か抵抗感がある。
”天然セット”を注文したら店員に「うわ!共食いや!」とか思われるかもしれない。
こんなアホなことも考えながら結局”XX寿司”の方を選んだのだった。
お寿司を食べながら私はいつから天然と呼ばれていたのだろうかと考え出した。
記憶を辿っていくと、ある友達との会話の記憶から大学生の頃には既に天然だと思われていたことがわかった。
その友達との会話はこんなだった。
友人「しかし、お前の家族ってええよなー」
私「何でや?」
友人「一日中、お前の言動見れるんやろ」 |
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2006年7月12日(水) |
人は何の為に生きるか |
いつもは夜勤明けでも難波で遊んで帰るのだが、昨日は珍しく朝9時には家に着き爆睡体制に入っていた。
翌日は休みなので遊ぶのは明日にして今日は夜勤明けの睡眠不足を補うことにしたのだ。
ところが寝付いて1時間30分も経たない頃に私の携帯が鳴った。
着信番号を見て眠気が一気に覚めてしまった。
神社の警備室からだ。
まさか今日の勤務の人が休んだから今から出てきてくれというのだろうか。
そういえば前の会社で徹夜で障害対応をして朝帰る時に担当者に家に着いたら電話してくれと言われたことがあった。
「電話してくれて今から家に帰るまでの間に何かあったら又出て来いとでも言うつもりですか!」と言いたいのをグッと堪えて帰ったことがあった。
どうもソフト業界というのは障害が出たら全ての私生活を犠牲にしてでも直せという風潮がある。
その障害を直さないと明日日本が沈没するのかと言いたいのだ。
嫌々電話を取ると明日神社の工事の警備の仕事が入ったから朝8時から出て欲しいということだった。
せっかく明日は難波に出てあんなことをして、こんなことをしてと思っていたのに予定がぶち壊れだ。
いっそのこと今から出てきてくれと言われた方がマシである。
まあ出勤すればお金になるし競馬の方がスランプで赤字が1万円近くになったので渋々承諾することにした。
そういったわけで今朝は6時前に起き、8時から工事現場の警備についたのだが、警備と言っても一般の人が工事現場に入ってこないように見張るだけで、現場の前に立つだけの実に簡単な仕事だ。
しかし簡単な仕事というのは時間が経つのが遅くて困る。
ただ立って参道を通る人を見てるだけというのを朝8時から夕方5時まで続けるのである。
まだカウンターでも打って参道を通る人の交通量調査でもする方が楽である。
それでも目の前をキレイな女性が通るのならそれを観察すれば十分有意義な一日を過ごせるのだが、何せ神社の参道だ。
通行人の平均年齢が恐ろしく高い。
おじいちゃんや、おばあちゃんばっかり見てると自分もやがてこんなになるのかとか考え出しテンションがメチャ下がるのだ。
そうでなくても朝6時前に起きて睡眠不足で午前中に2度ほど意識がなくなりかけた。
倒れずに立ってられたのが不思議である。
午後から気温も高くなり気をしっかり持たないと本当に倒れると思い。
目の前を通るおばあちゃんや、おじいちゃんを見ながらいろいろ考えてみることにした。
みんなこんな歳になって体も思うように動かへんし、病気も患ってるやろし何が楽しみで毎日生きてるんやろなと思う。
そういえば老人というのは昔話をしてる時が目が輝いて実に嬉しそうだ。
思うに私もあれくらいの歳になるとこの先楽しいことなどそう待ってるはずもなく、今までの楽しい思い出を振り返りながら余生を暮らしていくのではないかと思う。
よくテレビなどで「人は何の為に生きるのですか」という問いかけがあるが、歳をとった時の思い出を作る為というのも答えではないかと思う。 |
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2006年7月11日(火) |
カテナチオ |
サッカーのワールドカップが終わったが優勝したイタリアは総失点がオウンゴールとPKによる2失点という恐るべき守備を見せつけた。
サッカーに興味のない私でもイタリアの守備が伝統的にいいのは知っている。
テレビ中継を見ているとイタリアの守備は”カテナチオ”という言葉で表現されている。
ゴールマウスに”かんぬき”をかけて点が入らないようにする意味らしいがこの”カテナチオ”という言葉の響きが結構気に入ってる。
もし私がロト6に当たり馬を何頭か持ったなら、そのうちの1頭に是非”カテナチオ”という名前をつけてみたい。
サッカーファン以外には何の意味かわからないはずで、こういう一見意味がわからないような馬名が好きなのだ。
でも馬主というのは世相に凄く敏感なので来年当たり”カテナチオ”という新馬が現れるかもしれない。
カテナチオの意味はわかるのだがサッカー音痴の私は具体的にイタリアの守備が他国と比べてどう優れてるのかがわからない。
イタリアの試合を実況やニュースのダイジェストを何試合か見たがこの点について説明してくれる解説者がいないので未だにわからない。
オフサイドについての理解もまだあやふやな私でもわかるように”これがカテナチオだ”という説明を誰か私にして欲しいのだが。
それに比べてアメフトの試合は深夜に放送していて、こんな深夜にアメフトの試合を見る人なんかアメフトファンに決まってるのに試合中には素人でもわかるようにルールを詳しく説明してくれる。
テレビニュースを見てると日本は一億総サッカーファンみたいに見えるがドイツまで応援に行った人でもイタリアの守備のシステムを説明できる人は何人いるんだろうと思う。
サッカーの解説者はまだまだサッカーの詳しいルールやシステムは大衆には浸透していないと認識してアメフトの解説を見習って欲しいと思う。
さて今この日記を書きながらある重大なことに気づいた。
ワールドカップが終わってしまった今、私がカテナチオのシステム的な意味を知るチャンスは次のワールドカップまで4年間”かんぬき”をかけられてしまったということだ。 |
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2006年7月8日(土) |
難波ラーメン紀行 |
ちょっと私が目を離してる隙に難波にラーメンの新店が続々オープンしている。
私はラーメン通ではないのだが難波に新しい店が出来ると気になってしょうがない。
今週は何日か難波で過ごすことがあったが大好きな回転寿司も我慢して新しくできたラーメン店をチェックすることにした。
最初に行ったのは「雷」という私のメインストリートである南海通りにある店だが券売機で食券を買うシステムになってるのがどうかと思う。
どうも券売機で買うと安い立ち食いソバ屋に入った気がして店自体が安っぽく感じる。やはり新しい店に入った時はカウンターに座って周りの客が食べてる姿や、店員の立ち回りなど見渡して店の雰囲気を味わい、次にメニューを見てじっくり注文するものを決めたいものだ。
どうも券売機で買う時に後ろに人が並んでるとプレッシャーがかかってじっくりメニューが選べなくてイヤなのだ。
人件費削減はわかるが、せっかくいい場所に店を構えてるだけに券売機はちょっと残念である。
ただラーメン自体はなかなか美味しく特に醤油ラーメンの魚系の香ばしい味は新鮮であった。
他のラーメンも食べたが醤油ラーメンが一番美味しかった。
美味しい割りに結構すいてるのでこれからもちょくちょく利用しようかと思う。
次に行ったのは鶴橋ラーメンの「鶴心」という店で日本橋の電気街にある。
ちなみに私の中では日本橋も難波である。
ここでも醤油ラーメンを頼んだがランチタイムだったのでライスがついて650円というのはリーズナブルだ。
最近はラーメン一杯が800円近くもする店が多く、庶民の味がそれでいいのかと疑問に思ってただけにこの値段はよい。
この店は鶴橋ラーメンということもあって油断をすると私の苦手なキムチが潜んでるおそれがあり非常に危険だ。
ミックス好きの看板メニュー好きの私は思わずキムチたっぷりの”鶴橋ラーメン”を頼むところであった。
メニュー写真のキムチを動物的感で見つけ出し、絶対にキムチが入らないだろう醤油ラーメンにしたのだ。
肝心の味の方は”昔の屋台の醤油ラーメン”という感じで懐かしい感じがして良かった。
チャーシューも美味しかったし、店員の応対も良かった。
ただ昼前に行ったのに店が空いてたのはやはり場所が悪いのかという気がする。
店内の雰囲気もいいし是非今度、サブメニューの”石焼ソバメシ”を食べに行くまでつぶれないで欲しいと思う。
最後に行ったのは南海通りにある「満州屋」という店でTVチャンピオンで優勝した店らしい。
店舗型なのだが金龍の雰囲気で「鶴心」と違ってあまり高級感はない。
ここは久留米ラーメンなのでキムチは入ってるわけがなく看板メニューの”とんこつしぼり”のあっさり味を注文。
私はどうもとんこつラーメンの独特の香りが苦手なのだが、ここもラーメンが来た瞬間少々香りがする。
ただ食べ始めると香りは気にならず味も美味しくて特に麺が美味しく感じた。
ただ値段が950円もするのがいただけない。
警備室の夜食でよく食べる日清の”きつねどん兵衛”なんかスーパーで118円である。
深夜1時頃に食べるこの”どん兵衛”がメチャクチャ美味いのだ。
その”どん兵衛”の9倍近くするラーメンが”どん兵衛”の9倍美味いのかというと2倍も美味しくないと思う。
店に入る前には必死に呼び込みをしてた店員が私が店を出た時には「ありがとう」の一言もなかったのも感じが悪い。
ただテレビチャンピオンで優勝したのはラーメンでなく焼き餃子だそうなので今度その餃子を食べにもう一度行ってみようと思う。
最後に今回3件の店を紹介したが味についてはその日のパチンコの成績に若干左右されることをつけ加えておきたい。 |
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2006年7月6日(木) |
ツキはなくとも |
最近我が隊のメンバーが増えたせいで一週間に一日くらいは休日が取れるようになった。
今日はたまには休日らしい一日を過ごそうと難波に出かけることにした。
行きの電車に乗りながら、昨晩フランスとポルトガルの準決勝をやっていたのを思い出した。
睡眠時間を削って見るほどワールドカップに興味はないがスポーツファンとして試合結果には興味がある。
今朝はバタバタしていたせいでニュースを見ずに家を出た為、結果がわからなかった。
こういう時は電車で他人が見てるスポーツ新聞を覗き見るに限るのだ。
この時期スポーツ新聞の一面はワールドカップの記事になっているのでスポーツ新聞を見てる人を見つければいい。
早速周りを見渡したが通勤時間でない為、頼みのサラリーマンがいない。
それでもスポーツ新聞を立って見てる人を発見し、さあどっちが勝ったか見ようとした瞬間だ、新聞を見てたおっさんがあろうことに一面を折り返してしまったではないか。
満員電車でもないのに何で折って見るかなー。しかもどう考えても私が見ると同時に折り返した。
何か朝から早くも運気が下降している。
こんな日にパチンコに行ったら絶対負けるやろなーとか思いながら難波につくと早速パチンンコ屋へ。
休日にCR中森明菜の”歌姫伝説”を打つのが楽しみで今日まで働いてきたのだ。
しかし最近のパチンコ台は演出ばかりに重点が置かれ、とにかくわかりにくい。
特に確変でも時短でもないXXモードとかいう打ち手の投資を煽る演出が流行っているのがいただけない。
この”歌姫伝説”も20%で確変かもしれない歌姫モードと60%で確変かもしれないスーパー歌姫モードがある。
ひょっとしたら確変かもしれないので打たずにはおれないが電チューが開かない為、玉が減り当たりをひけないままモードが終わってしまう。
それだけならまだしも出玉がない2R確変という訳のわからない仕組みまであり、よくおじいちゃんや、おばあちゃんがこの台を打ってるなと思う。
今日は運よくスーパー歌姫モードから当たりをひき、勝つことができ、十戒は聴けなかったがデザイアや北ウイングを聞くことができた。
今では歌謡曲という言葉自体が死語なのかもしれないが一語一語を情感を込めて、丁寧に歌う北ウイングを聴くと、歌謡曲って素晴らしいと感動してしまった。
今晩あたり昔の中森明菜のテープでも引っ張り出して聴いてみようかと思う。
充実した休日を過ごし、帰りの電車に乗ろうとしたところ難波駅の構内にあるシアトルズベストが目に入った。
昨日、見た関西一週間でパフェ&フラッペ特集をやっており今日勝ったらフラッペを食べようと思ってたのだった。
店のメニューの中で”抹茶ジャバクーラー”というのが美味しそうだ。
抹茶のスムージーの上にホイップクリームがのっていて値段は480円。
ちょっと高いが勝ったんだから贅沢しようと、受付で「抹茶ジャバクーラーをトールで」と注文。
抹茶以外の言葉は自分でも何を言ってるのかわからないのだがいかにも慣れた感じで注文してやったのだ。
すると「本日機械が故障しておりましてホイップクリームをおのせできませんがよろしいでしょうか?」と言われた。
いい歳をしたおっさんが「ホイップクリームがのってなきゃヤダー!」と言うわけにもいかず、「構いませんよ」と平然と答える。
もちろん腹の中では(まさかホイップクリームないのに480円も取るんか!)と思っていたが、さすがに40円値引きして440円になった。
しかしただの抹茶氷だったら440円でも買わなかったのに、何でよりによって今日故障するかなと思わずにはいられない。
ほんと今日勝てたのが奇跡に思えてきた。 |
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2006年7月5日(水) |
大人気ない私 |
夏を迎え更なるダイエットを目指していた私だったが、最近久しぶりに体重が1Kg増加した。
食事の量は変わらないし、仕事量も変わらない。
汗をかき本来なら痩せるはずのこの時期に何故体重が増加したのかを考えると、思い当たることが一つだけある。
この歳にしてアイスクリームの食べ過ぎだ。
何せこの暑さで一時間の巡回に出ると警備室に戻ってくる頃には汗だくになる。
こんな時に一番汗がひくのはアイスクリームを食べることである。
警備室の冷凍庫には常時、誰かが買ってきたアイスクリームが入っていて暗黙の了解で誰が買ってきても皆のものとなっている。
他人のアイスクリームを食べてる人はうしろめたい気持ちになり、アイスがなくなる頃には今度は自分がアイスクリームを買ってくる。
このように人の心理が上手く回転して冷凍庫にアイスが尽きることがない。
私がよく買ってくるのはエスキモーのピノだ。
3種類のピノが一粒ずつ袋に入っていて一箱に30個近く入っている。
巡回から帰ってくると自分へのご褒美に「一仕事一ピノ」とか言いながら一粒食べるのが至福の喜びなのだ。
ピノは味が濃厚なので一粒でも十分食べ応えがあり値段が少々高めでも30個もあれば結構楽しめる。
しかし先日ピノを買ってきて冷凍庫に入れて帰り、休日明けに冷凍庫を開けるとピノが一粒しか残っていないではないか。
大人気ないかもしれないがちょっとムカっとしてしまった。
更に大人気ないかもしれないが勤務表を見て私のピノちゃんを食べまくったと思われる犯人をチェックした。
(おのれーこのピノの恨み晴らさでおくものかー)とか思いながら最後の一粒をすかさず食べた。
結局アイスが尽きてしまったので、その日の晩にまたコンビニでアイスクリームを物色していた。
その日は特に暑かったので8本入りのメロンかき氷と宇治金時アイスを選んだ。
やはり汗が一番ひくのは氷もののアイスである。
レジに行くとメロンかき氷が252円と言われた。
「安っ!」
この時点で間違いなくこのアイスにメロン果汁が入ってないことを確信した。
警備室で箱を見てみると果汁の替わりに黄色X号、青色X号という表示が。
さすが8本252円だ。この健康重視の時代に思いっきり着色料を使ってるではないか。
製品名のメロンは一体何なのだ。ちゃんと”メロン色かき氷”という製品名にして欲しい。
そういえば子供の頃にファンタグレープを飲む時にぶどうて実はこんな色とちがうのに何で紫色してんねやろと思ったものだが正式名は”ファンタグレープの皮”なんだろう。
”メロン色かき氷”を一つ食べてみたが流石に安っぽい味だ。
それに引き換え宇治金時の何と美味しいことよ。
このままでは明日、私が帰ってから絶対みんな宇治金時ばかり食べるに違いない。
今度来た時に”メロン色かき氷”ばかり7本残ってたらショックである。
私は宇治金時の箱の開け口を冷凍庫の奥に向くように入れ、あたかもまだ封が開いてないように見せ、”メロン色かき氷”の箱を全開にして帰るのであった。 |
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2006年7月3日(月) |
記憶力が良すぎると |
最近、脳を鍛えるのが流行ってるらしいが任天堂DSやPSPを持っていない為、どうも流行に遅れてしまっている。
流行は繰り返されると言うが実は私が子供の頃にも脳を鍛えるブームがあった。
当時はもちろん携帯ゲームなんてなかった。
多湖輝という人が書いた「頭の体操」という本がブームになっていたのだ。
今のブームと違って媒体が本なのでもちろん私にも買えて流行に乗ることができた。
この本はクイズ本なのだが頭を柔軟に働かせないと解けない問題が載っていて一冊読み終える頃にはかなり脳が鍛えられる。
私はこの本に感銘を受け、中学2年の夏休みの宿題でこの本の感想文を書き、校内読書感想発表会でクラス代表に選ばれたこともあった。
実は夏休み中に遊びまくって本を読まず苦し紛れで書いたのだが、まさかクイズの本の感想文が選ばれるとは思ってもいなかった。
それだけこの本がただのクイズ本ではなかったということだろう。
今も本屋で売ってるかどうかわからないが、もし本屋で見かけたら是非最初の2、3ページだけでも立ち読みして欲しい。
絶対に買いたくなるはずである。
私の脳年齢はわからないがどうも最近、記憶の整理ができない。
まずはこの日記なのだがそろそろ2年近くになる為、日記を書きながら(この話、前にも書かんかったけ?)と思うことがよくある。
本来日記であれば前と同じ内容なんてありえないのだが、何せ日記というよりはネタ帳に近い為、前にこのネタを書いたことがあるのでは?と思ってしまうのだ。
仕事でも今さっきやったことに確信が持てないことがある。
巡回時には刻時器という鍵穴があいたボックスを提げて、各チェックポイントに置いてある鍵を鍵穴に入れて回す。
そうすると刻時器の中の紙テープに時刻が印字される。
つまり何時にどこを巡回していたかという記録が残り、盗難事件等が起こった時に何時の巡回では異常はなかったという証拠になるし、巡回をサボッテないかのチェックにもなるわけだ。
この刻時をしたかどうかをすぐ忘れてしまうので困ってるのだ。
巡回というのは本来戸締りや灯りのチェックが主目的で刻時はあくまでも付録のようなものである。
だから刻時ポイントを通った後、(そういえば今刻時やったかな?)と思うことが多々あるのだ。
今から数分前のことがはっきり思い出せないのである。
歳のせいで記憶力が低下してるのかというとそうではない。
どちらかと言えば記憶力は向上している。
神社に来てから1年近くやってきた刻時のシーンを何故かやたらと記憶してしまっているのだ。
刻時をしたかどうかを判別する為、刻時のシーンを思い出そうとすると今までの刻時シーンが走馬灯のように蘇る。
記憶が蘇ればそれでいいではないかと思うが肝心なことが思い出せない。
どれが今日の刻時シーンなのかわからないのだ。 |
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2006年7月2日(日) |
私の特技 |
日本にブログ数あれど、これほど天気予報に文句ばっかり言ってるブログも珍しいだろう。
しかし私のように出勤する日と帰る日が違う仕事をしてると当日の天気だけでなく週間天気予報も重要になってくる。
その天気予報と週間予報が外れまくるせいで毎日傘を持って行っては使わずに持って帰る日々が続いている。
そうでなくても私は傘相性が悪く、傘を持って行けば降らず、持っていかないと降るという星の元に生まれている。
だから天気予報だけが唯一の頼りなのに裏切られ続けている。
昨日まであれほど傘マークが続いていた週間予報が今日見ると全て曇りに替わってるのは呆れてしまった。
一日で一週間分の予報がガラリと替わってしまうものならば、税金を使って週間予報をすること自体止めて欲しいと思う。
まあ予報官も人間だ。ひょっとしてスランプなのかもしれないが、私の予想は完全にスランプに陥ってしまった。
スランプというものは不調な時期が長期間続くものだが、スランプに気づいたのが先週で、これからどこまで続くのかと思うと恐ろしくてしょうがない。
今日はいつもは買ったら来ないシーイズトウショウが珍しく2着に来たのに1、3着は買っておらず外れてしまった。
相性の悪い馬が来ても馬券が獲れないのだから間違いなくスランプである。
こういうスランプの時は気晴らしをするに限る。給料も入ったし来週は中森明菜のCR歌姫伝説でも打ちに行こうかと思う。
中森明菜はデビュー時から応援していてコンサートにも行ったし、写真集は今でも捨てずに持っているくらいだ。
さすがにここ十年はレコードを聴くこともなかったがパチンコ台で懐かしの名曲が聴けるとなれば打たないわけにはいかない。
少女A、1/2の神話、十戒、北ウイング、DESIREの5曲が聴けるそうなのだが、私が嬉しかったのは数ある名曲の中から「十戒」が選ばれたことだ。
あの名ギタリスト高中正義の作曲だけあってイントロから歌謡曲と思えないくらいシブイのだ。
何よりあれからウン十年経った今でも十戒のメロディーを忘れていなかった自分が嬉しい。
昔から道覚えと、顔覚えと仕事覚えは人一倍悪いが曲覚えだけは天才的にいいのだ。
初めての曲でも一度聴けばすぐに覚えられ、しかも長期間忘れない。
先日も夜中の巡回時にずっと十戒を口ずさんでいた。
どんなレースでもピタリと当てる競馬のオッズ予想といい私の特技はとにかく実用的でないのがたまにきずだ。 |
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