<<前のページ | 次のページ>> |
2006年5月31日(水) |
ウン十ウン回目の |
今日は私のウン十ウン回目の誕生日だ。
この歳になるとこれ以上歳を重ねるのは嫌なのだが誕生日自体は幾つになっても嬉しいものである。
何といってもいろんな人から「おめでとう」と言ってもらえたりお祝いメールが来るのが凄く嬉しい。
何せ誕生日以外で人からおめでとうと言ってもらえるようなめでたい人生を送っていないもので。
今日は夜勤明けだったが誕生日に家に帰って朝から寝るわけにはいかず、難波に出かけることにした。
漫画喫茶でモーニングシャワーを浴びた後は朝食にデメルの生クッキーを食す。
デメルといえばウイーンの皇室御用達のスイーツの名店である。
この高貴な私の誕生日にふさわしい朝食ではないか。
生チョコは食べたことがあるが生クッキーというのは初めてだったがこれが実に美味しい。
さすが皇室御用達だけのことはある。
優雅な朝食の後はいつも行くパチンコ屋がどうしても私に誕生日祝いを渡したいというので仕方なく顔を出す。
大海物語のマリンちゃんにも「おめでとー!」と言われ、祝い金をもらった後は、トンカツがんこでヒレカツ定食を食す。
我ながら朝食の皇室御用達とえらいギャップである。
本当は大好物の寿司を定食ではなく、お好みで食べたいのだが恐らく夕食が手巻き寿司ではないかと予想したのだ。
その後はパチンコ屋でもらったお祝い金を無くさないように夕方にはおとなしく家に帰ろうと思ったが春のジャンボ宝クジを買って帰ることにした。
誕生日に買えば何か当たりそうな気がしたからだ。
最近はロト6を買ってるものでジャンボ宝クジに以前ほど興味がないが、当選確率ではロト6で2億当てるよりジャンボ宝クジで2億当てる方が当たりやすいと今日上司が言っていた。
しかしこれは今からプロ野球選手になるより横綱になる方がなりやすいと言ってるのと変わらない。
絶対にどちらにもなれない。
家に帰ると予想通り夕食は手巻き寿司だった。
久しぶりに缶ビールを開け、大好きな手巻き寿司をたらふく食べ、朝から実に幸せな一日であった。
どこから今日の夕食が手巻き寿司だと聞きつけたのか珍しく姉も家に来ていた。
「私マグロは苦手やねん。サーモンも苦手やねん」と人の家のネタに文句をつけていた。
私の記憶では姉は子供の時は間違いなく鉄火巻きを食べていたはずでマグロが食べれないはずがない。
「昔、鉄火巻き食べてたやん!」と私が言うと。
「子供の頃は寿司が食べれると思ったら嬉しくて中身とかに意識が行かへんかってん」と答えた。
戦時中の子供か!貧乏丸出しではないか。
「何のネタやったら食べれんねん」と聞くと。
「ヒラメとか鯛!」と言って帰って行った。
私は姉に言ってやりたかった。「お前に食わす手巻き寿司はない!」 |
|
|
|
2006年5月28日(日) |
血の成せる業 |
名前がクラシック馬らしくないと皐月賞で無印にしたメイショウサムソンがとうとうダービー馬になってしまった。
もちろん姓名占いで馬券を買ってるわけではなく、ちゃんと予想もして皐月賞ではメイショウサムソンを無印にした。
理由はローテーションで皐月賞の時点で既に9戦も消化していた。
しかも近走は接戦続きで上がり目が感じられなかったのだ。
その皐月賞をまたも接戦で勝ち抜いた時は恐れ入ったがさすがにダービーは疲れが出るだろうと思っていた。
ところが何故かこの馬が逃げるとペースが落ち着き、今日も絶妙のペースで逃げていたアドマイヤメインをただ一頭捕まえに行き力でねじ伏せゴール前では抑えるという完勝だった。
去年とは対象的な地味な2冠馬の誕生だったがメイショウサムソンの父親を見てなるほどと思った。
あのテイエムオペラオーを輩出したオペラハウスだ。
テイエムオペラオーという馬も直線馬込みに閉じ込められてもはやこれまでという位置から根性の差し脚を繰り出してハナ差でいくつものG1を獲った。
当時ジャパンカップを勝った馬は疲れから有馬記念で凡走することが多かったがオペラオーはジャパンカップの前に秋天を勝ち、有馬記念も勝ってしまったのだから本当にタフとしかいいようがない。
ダービーまでに10戦も消化したダービー馬は私が競馬を始めてから記憶にないがこのオペラハウスの仔メイショウサムソンは今後も接戦をハナ差、クビ差で競り落としテイエムオペラオーを超えるタフな名馬になるかもしれない。
タフと言えば私も結構タフな方で前の会社では徹夜の翌日に終電まで働き、翌朝始発に乗って三重県まで物を届けに行ったことがある。
月に300時間以上働いたことも何度もあったし、連日の徹夜明けにパチンコを打ちフィーバーがかかってる最中に不覚にも寝てしまったこともあった。
今の会社でも24時間勤務した後に家に帰って寝ずに難波に遊び行くことが多く、上司が「よく体もつなー」と言って驚いている。
前の仕事のように納期や品質に追われ精神的に追い込まれた状態で徹夜してるのと違い、仮眠が4時間もあればストレスがない24時間勤務はそれほど体につらくはないのだ。
ただあまりストレスがない暮らしを続けているとストレスに対する免疫力が弱まってしまう。
だから私は24時間明けでもストレスを体に与える為にわざわざ難波まで打ちに行くのである。 |
|
|
|
2006年5月27日(土) |
孤軍奮闘の関東馬 |
明日は競馬の祭典ダービーが行われ、運よく休日となったおかげで生でレースが見れる。
前のように土日が休みの仕事なら何の心配も要らなかったが休みが不定期な今はシフト表をもらうとG1の日が休めるかどうか真っ先に確認してしまう。
ダービーと有馬記念だけはやはり生で見たいものだ。
今年の3歳勢はレベルが低いというか突出した馬がいない為、まさに大混戦だ。
馬券師ならこういうレースこそ当てたいと思うものである。
全部で18頭が出走するが何とそのうち17頭が関西馬。
そしてつむじまがりヘソまがりの私はただ一頭の関東馬ジャリスコライトと心中することにした。
関西に住んでいながらロッテファンということからわかるように、私はどうも地元愛に欠けるところがある。
「お前はそれでも関西人か」と言われてもジャリスコライトが関西馬17頭を従えてゴールを駆け抜ける姿を見てみたいと思う。
話は変わるが私は文系の人間で中でも国語にはかなり自信があったのだが今日隊長から警備日誌の誤りを指摘された。
記入日付の横に書く天気欄に”雲後雨”と書いてしまっていたのだ。
もちろん正解は雲ではなく曇である。
どうもこの仕事につくまで天気を記入するという習慣がなかった為、曇という漢字を書くことがなかった。
大体、会議の議事録でその日の天気なんか書かない。
この歳になって結構恥ずかしい間違いだったのだが隊長の指摘の言葉が私の恥ずかしさを増大させた。
「XXXちゃん雲は毎日出とるでー」と言われてしまったのだ。
久しぶりに穴があったら入りたい心境になった。
ちなみに警備員はその日の警備の内容を警備日誌に記入して客先へ提出しなければいけない。
私は仕事でも日記を書かされているのだ。
書く内容は9:00XXX巡回実施。異常認めず。
といった具合に何時にどこを巡回して異常がなかったどうかを24時間に渡って記入する。
パソコンのような便利な道具はなく便箋のような用紙に手書きである。
字の下手な私は毎日悪戦苦闘してるのである。
日誌の終わりは「本日の業務異常なく終了致しました。」という文章で締めなければならい。
そうしないと異常があったのに「時間が来たので帰りまーす!」ということになってしまうからだ。
もちろん馬券師日記のように最後にオチをつけるのも御法度である。 |
|
|
|
2006年5月25日(木) |
お金は苦労して儲けましょう |
今年もセパ交流戦の季節がやってきた。
我がマリーンズは9連勝を達成し調子が良かったのだが一番負けて欲しくない阪神に4連敗してどうも気分が悪い。
去年の日本シリーズで4タテをした分しっかり4連勝されてスポーツ新聞に「去年のリベンジを果たした!」とか書かれるのがムカツクし、阪神ファンの両親から「今日もXXXXに勝ったでー!(XXXXには私の名前が入る)」と超大人げのない事を言われるのが何よりムカツクのだ。
だいたい熱狂的な阪神ファンのくせに私の方がセリーグの選手の名前をよく知ってるのである。
阪神ファンである前にプロ野球ファンであれ!せめてセリーグファンであれ!と言いたい。
現在パリーグの首位を走るロッテであるが9連勝中の平均得点が3点台というようにとにかく打てない。
特に去年は好調だったサブロー、大塚(皆さん知ってますかー?)といった選手が全くの不振で下位打線にはズラリと1割打者が並んでいる。
こんな状態でも首位になるのだから野球はやはり投手力だと改めて感じる。
今日もさっきまで千葉ロッテの主催試合を無料配信してくれる私にとって神のようなサイトGYAOで阪神との試合を見ていたが今日は3対2で何とか逃げ切った。
それにしても最終回1点差に迫られなおノーアウト3塁で金本の痛烈な打球を捌いた私イチ押しのルーキー根元の守備は素晴らしかった。
昔、水上が入団した時、ロッテのショートは10年は安泰だと言われたが、根元の入団でロッテのセカンドは10年は大丈夫だろう。
マニアックな話題はこれくらいにしておいて、パソコンが壊れていた間もメールはもちろん届いていて、パソコン復旧後に受信するとスパムメールがわんさか届いていた。
スパムメールの対策をして受信しないようにしてもいいのだが、スパムメールの研究の為に一応受信して面白そうなものがあれば読んでから捨てている。
スパムメールの大半は出会い系のサイト紹介だが、出張ホストの紹介も最近多い。
多いということは繁盛していて、ひっかかる人が多いということだ。
募集内容は金に不自由しない女性が出会いを求めていて報酬として月に何十万もくれるそうだ。
登録すれば何人かの女性のメールアドレスを教えるというものである。
この内容が本当なら愛人の男性版だ
もちろんこんな話本当の筈がないのだが、登録したら一体どんなヒドイ目に遭うのかは興味があった。
先日、ある雑誌でその実体を明らかにした記事が載っていたので興味のある方の為に紹介したいと思う。
ヒドイ目に遭うのには2つのパターンがあるらしい。
一つ目は5万円くらいの登録料を払わされて登録したはいいが待てど暮らせど女性を紹介してもらえないそうだ。
これはまだマシな方で問題なのは登録料は要りませんという方だ。
これは女性を紹介されるのだが、相手の方から誘ってきて体に触れようものなら恐いお兄さんが出てきて慰謝料を絞り取られるそうである。
テレビでは振り込め詐欺はよく特集してそのやり口等を紹介してるが、こういう分野は内容が内容だけにテレビで取り上げにくく、かなりの被害者が出てるのではないかと思う。
失業中の一年間、ありとあらゆる楽に金を儲ける方法を調べたが、楽に金を儲ける方法はある限られた才能のある人しか成功しないものである。
そして楽に金を儲けさせてあげようという話は、その話を持ち出した人が楽に金を儲けようとしているだけである。 |
|
|
|
2006年5月23日(火) |
趣味三昧 |
最近、やけに天気予報が当たるので計画が立てやすい。
朝から予報通りの雨で安心して家で過ごすことにした。
お金がなくても晴れだとどうしても難波に出かけたくなり雨で救われた気分だ。
午前中はのんびりとCDを聞くことにした。
履歴書の趣味欄には必ず音楽鑑賞と書くくせに最近めっきりCDを聞くことがなかったが先日のパソコン故障で趣味の音楽鑑賞を復活させた。
1980年代のアルバムでドナルドフェイゲンの「ナイトフライ」を聞くのが最近お気に入りだ。
このアルバムを買ったのは5年くらい前だが店員に「ドナルドフェイゲンのナイトフライありますか」と言うと迷うことなくまっしぐらに棚まで案内してくれたのにはホント驚いた。
若い店員だったし、ドナルドフェイゲンという歌手自体知らないのではないかと思っていたのだが、やはりレコード屋の店員はこうでないといけない。
こういう店員はおそらく私の100倍はいろんな音楽を聴いてるんだろうし自分の好きなことを仕事にできるというのは幸せなことである。
午後はツタヤで借りて来た「プリズンブレイク」と「容疑者室井慎次」を見ることにした。
実は履歴書の趣味欄には音楽鑑賞と一緒に必ず映画鑑賞と書いているのだ。
映画鑑賞と言っても実際はビデオ鑑賞なのだが、趣味欄にビデオ鑑賞と書くとどうも変な印象を与える気がする。
年に2回くらいは実際に劇場に行ってるし今年もダヴィンチ・コードとトリック2は劇場に見に行こうと思っている。
問題は劇場の横にパチンコ屋があることだけだ。
「プリズン・ブレイク」は銀行強盗をして兄と同じ刑務所に収監された弟が兄の脱獄を計るという内容だ。
刑務所の見取り図や計画書を自分の身体に刺青するというところから面白そうなのだが、刑務所というのは日に何回か点呼があり、その間隙を縫って脱出を計らないといけないところがハラハラドキドキして面白い。
やはり映画というのはドキドキ感がないといけない。
そういった意味では「容疑者室井慎次」は地味な映画で田中麗奈等の出演者の役割がどうも中途半端で話の解決も突然で拍子抜けな感じだった。
やはり踊るシリーズには青島が必要な気がした。
休日最後の楽しみはロッテVS阪神戦のテレビ観戦だ。
実は履歴書の趣味欄に音楽鑑賞、映画鑑賞と並んでスポーツ観戦と書いている。
劇場に行かず、球場に行かず、私の全ての趣味は家の中で完結する。 |
|
|
|
2006年5月22日(月) |
視力良好 |
今日、明日と超久しぶりの連休となったがこんな時に限ってパソコンの修理代で金がない。
今月はまだ携帯の料金も払ってないし、免許証の更新にも金が要る。
今月は誕生月だというのに何でこんなに金が要ることばかり起こるのだろうか。
さすがに小学4年生の時、誕生日に風疹にかかっただけのことはある。
明日は一日中雨だというので連休初日の今日は近くの警察署に免許証の更新に行くことにした。
ゴールドのおかげで免許の更新も5年ぶりだ。
確か前回の更新時は視力検査で全く見えなかったにもかかわらず検査員の「今日は調子が悪いようですねー。眼科でもに行ってみてくださいね」という温情でメガネなしで更新できた。
あれから5年たっておそらく視力は落ちているだろうし、今回はメガネを持参していくことにした。
前の仕事で会議の時に後ろに座ると白板の文字が見えない為、メガネは買って持っているのだが、普段の生活ではかけていない。
WINSでオッズを見る時もメガネはかけず両指で目を引っ張ってキツネ目にして見ている。
普段からメガネをかけると視力が良くなる可能性を放棄するようでイヤなのだ。
しかし今回の更新で視力検査にひっかかれば免許証の備考欄にメガネ要と書かれてしまい、バイク巡回の時にメガネをかけなければいけなくなる。
今回も何とか視力検査を突破しようと警察署の前で目の日光浴、アルファベット運動、2分間連続瞬きを2セットやった。
途中、パトカーが私の前を通ったがおかまいなしだ。
警察署の前で両手で目を覆って立ち尽くす姿は不審者そのものだが、どうせこの後、警察へ出頭するのだから。
免許の更新をするのに何でこんなに金がかかるのかと思いながらシブシブ3000円近い更新料を払うと「交通安全協会加入費はどうします」とか言ってきた。
確かこれに入らないと更新のハガキを送ってくれなかったはずだ。
誰に聞いても入ってると言ってたので、2500円という値段に納得がいかないが払うことにした。もうヤケクソである。
金を払った後、いよいよ視力検査だ。
視力検査は両目で小さい窓を除き遥か遠くに見えるCの文字のどこが空いているか答えるのだが、何かCが物凄く小さく見える。
前回は全く見えなかったが不思議なことに今回はぼんやりだが空いているところがわかるような気がする。
自信はないが思った方向を言うと当たっていたみたいで合格した。
やはりパソコンを一日中見る仕事から野山を歩き回る仕事に変わったおかげで視力が良くなったようだ。
体重が肥満から正常に戻ったこともそうだが転職して失うものも多かったが、健康を取り戻せたのは本当に何よりだと思う。
更新が終わった後は今日の更新料と安全協会費を稼ぎに難波へ出かけた。
最新台の「スーパー海物語」と「エヴァンゲリオンセカンドインパクト」で一万円ほど儲かったところで止めて直ぐに帰ることにした。
実は右手首の筋を痛めていて、並の運動神経ならハンドルを握ることすら難しいくらい痛いのだ。
「中森明菜の歌姫伝説」が出たらすぐに打ちにいかないといけないので大事をとって手首を休ませるとにした。
仕事で重たいものを持つ事が多いせいだと上司達に主張するのだが「パチンコのしすぎや!」と口を揃えて言うのだ。
「パチンコなんか大学の頃から打ってますから。絶対仕事のせいです!」と言うと。
「若い頃はええけどもう歳やねんて、手首にガタが来てんねん。パチンコのやりすぎやて!」と言って聞かない。
聞き分けのない上司達だ! |
|
|
|
2006年5月21日(日) |
聞き上手 |
今日はパソコンが治ってから初のG1ということもあって昨日の勤務中からずっと予想をしていたのだがどうにも本命が決まらない。
桜花賞はキストゥヘブンにかなり自信があったが今回は大外枠を引いたし、距離延びていいタイプとはどうも思えない。
アドマイヤキッスにも同じことを感じる。
フサイチパンドラとアサヒライジングに距離適性を感じるのだがパンドラの按上の福永がとにかく今乗れていない。
またアサヒの柴田なんかG1連敗記録を更新中である。
結局、福永でもオークスならということでパンドラを本命にしたものの、やはり心配で3連複はキストゥヘブンを軸にし、どうしても買いたかったアサヒは200円だけ複勝を押さえた。
馬券の種類毎に軸馬がコロコロ変わるのは予想自体に自信がない現われであり、そういう時に運よく当たる馬券は一番配当の安い馬券である。
案の定アサヒライジングの複勝だけが当たる結果となった。
でもフサイチパンドラは予想通り桜花賞から見事に変わったし、勝ったカワカミプリンセスは3連勝といっても勝ってきた相手が相手だけに人気なら手を出しにくい馬であり外しても納得のいくレースではあった。
来週はオークス以上に混戦と思われるダービーだが叩き2走目の予想で何とか今度は大きい配当を当てたいものである。
競馬ではいいところがなかった一日であったが今朝久しぶりに面白い番組を発見した。
朝7時頃にテレビをつけたら偶然に目にしたのだが「第一回一発芸大賞」とかいうタイトルの番組らしい。
素人が出てきて一発芸をするのだが、どうも出てくる人の様子がおかしい。
”南京玉すだれ”を披露する人はいろんな形を玉すだれで作るまではいいのだが「元へと戻り♪」と言うものの玉すだれが元に戻らないのだ。
仕方ないので持っていた玉すだれを投げ捨て、別の玉すだれを手にして次の演目をするが又、元に戻らない。
今度は相方の持っていた玉すだれを奪い取り、相方が脇で必死に玉すだれを元に戻すという一発芸だったのだ。
これは本選ではなく予選会なのではないかと思い出した。
この後出てきた腹話術を披露したおばあちゃんは絶品であった。
年の頃70歳くらいのおばあちゃんが丹精込めて作った自作の人形を横に置いて腹話術をするのだが、腹話術が進むにつれ審査員席が爆笑の渦となった。
この腹話術はどんな腹話術かというと、おばあちゃんが30秒くらい人形に話かけると人形は「へえー!」。
またおばあちゃんが30秒ほどまくしたてると人形が「ふうーん!」。
これまたおばあちゃんが30秒ほどまくしたてると今度は人形が「えー!」。
そうだこの人形は「へえー」とか「ふうーん」とか「えー!」とかしか話さないのだ。
このことに気づき出してから審査員が笑い出したのである。
一発芸大会の優勝者はこのおばあちゃんになったわけだが、審査員のコメントがまた良かった。
ある審査員は「だいたいイッコク堂の人形は喋り過ぎなんや」と言い、またある審査員は「この腹話術は聞き上手な腹話術ですねー」と絶賛していたのだった。 |
|
|
|
2006年5月19日(金) |
英語ペラペラ |
パソコンが壊れて日記が書けない間に世間ではいろんな衝撃的な事件があった。
以前ATMの開発で現地試験に行ったことがあるアイフルが業務停止になったのも結構衝撃だった。
ワイドショーでアイフルの取立ての人が生活相談センターの人に「貴方も一部上場企業の社員なんだから」とたしなめられた時に「借金取りに一部も二部も四部もねーんだよ!」と声を荒げていたことに司会者やコメンテータはヒドイ!と言っていた。
しかし私は取立ての人の言葉に(ごもっとも!ごもっとも!)と納得してしまった。
実に名言ではないかと思う。
今は放送を中止してるが今度再開するアイフルのCMがどんなものになるのかは興味津々である。
衝撃と言えばマコちゃんがホントは55歳だったことだろう。
あのCMを最初に見た時は久しぶりに目が点になってしまった。
日本全国の食卓であのCMを見て泣き出す子供が後を絶たないのではないだろうか。
あれの続編で「ハイジはホントは♪」とか「ワカメはホントは♪」とかやって子供の夢を壊していって欲しいものである。
現実の世界の年令で衝撃だったのは先日亡くなった俳優の田村3兄弟の長男高廣氏が77歳だったということだ。
何が衝撃かというと、じゃー次男の正和は一体何歳なのかということだ。
どう見ても60歳代には見えないのだが・・・
最近、田村正和の姿をテレビでめっきっり見かけなくなったが今度見る時はちょっとシワとか気にして見てしまいそうである。
さて日記なので今日の出来事を少し書こうと思うが今日は特別警備で、神社ではなくあるコンサートホールの荷物搬入口に立っていた。
荷物を運んでくるトラックを捌くのと搬入口に一般客が入らないようにするのが主な仕事だ。
しかし場所が観光地にある為、やたらと外人が前を通ることが多く、朝からずっと気になっていたのだが昼になると、とうとう黒人が私に英語で話しかけてきた。
すぐ近くの建物の名前を英語で言ってきて私に道順を聞いてきたのだ。
こんな時に任天堂DSを持っていればと悔やんだが得意の中学英語で答えることにした。
「ゴーストレートアンドターンザライト!」
正にこの表記通りの発音で話してやった。ライトのRの発音なんかどうでもいいのだ。
ラはラなのだ!
こんなローマ字を超えたカタカナ英語でもその黒人は「サンキュー!」と言って真っ直ぐ行って右に曲がって行った。
やれやれと肩をなでおろしていると、夕方には今度は中年の白人が傘をさしながら搬入口の方に進んで行った。
これは困った。とりあえずその人の前に立ち中に入らないようにしたが、このままでは単に通行を妨げているだけだ。
搬入口ですので入らないで下さいなんて英語で話せるわけがない。
しかし何かを喋らなければと思った私の口から咄嗟に出た言葉、中学から大学まで10年間英語を勉強してきて出てきた言葉は「ノットイン」。
するとその白人は頷いてそこから立ち去ったのである。
気持ちが伝われば言葉は通じるのだ。
英会話て案外簡単かも♪ |
|
|
|
2006年5月18日(木) |
弟が落ち込んでいても姉は来る |
どんなに火を噴いたプロジェクトにも終わりがあるようにパソコンちゃんない地獄も本日やっと終わりが来た。
しかし前のHDは結局アクセス不能で送受信したメールや住所録、HPのデータまでそっくりまるまるぐりっと(TRICKの見過ぎか)なくなってしまった。
今回の不幸は今までの人生で体験した不幸の中でもベスト10に入るものだが今回もペンペン草の精神で立ち直って見せようと思う。
先日、弟がこんな不幸な出来事で落ち込んでいる時に限ってあの姉から電話がかかってきた。
前にも書いたが姉はエセ占い師をやっているのだが四柱推命の占いソフトを最近買ったそうだ。
しかしノートパソコンの空き容量が足りないからインストールができないと言ってきた。
ノートパソコンは先日買ったばかりでHDなんかギガ単位で空いてるはずだ。
容量足らずでインストールできないなんて一体どこからそんなバカでかいエセ占いソフトを手に入れたのだ。
車で迎えに行くのでどうなってんのか家に来て見て欲しいという内容だった。
こっちのパソコンが壊れてるというのに人のパソコンの面倒を見ている場合ではないのだが姉思いの私は「うんいいよ」と言いそうになった。
しかしいくら落ち込んでいて周りが見えないといってもこんなおかしな申し出を受けることはできない。
賢明な読者の皆様ならお気づきだと思うが何でノートパソコンが姉の家で鎮座して私が姉の家に迎えに来た車で出向かなければいけないのだ。
わしゃモバイル人間か。
「ノートパソコンやねんからこっちに持って来たらええやん」と私が落ち着いた口調で話すと姉は「持っていったらそっちでできんのん!」と言ってきた。
こんな主人に持たれたノートパソコンはつくづく可哀想である。
しばらくすると姉がやってきた。
占いソフトを一本落とすのに何故容量が足りないのか不思議だったのだがインストーラを起動してみると、やはり余裕で空き容量は足りていた。
姉に問い正すと「このソフトをインストールするのにXXの空き容量が必要です」という警告画面の意味が理解できなっかただけだったのだ。
まあ今までパソコンを触ったことがない人なら空き容量て何?というのもわからないことはない。
何せノートパソコンではなく私を持ち運びしようとしていたぐらいなのだから。
1分ほどでインストールを終え、四柱推命の占いソフトももちろん動き、姉は生年月日を入れて占いを開始した。
私は四柱推命占いは全くわからないが素人目に見てもなかなかよくできたソフトに見えた。
「これやったら楽やわー!ありがとう」ともの凄く感謝された。
こんなことなら修理代と言って金を取っておくべきだった。
いやその前に占い師やったら自分で占えと言いたいところだ。
姉が帰るというのでシャットダウンをしようとすると「それ何してんの?」と姉が聞いてきた。
何と姉はパソコンの終了時は電源ボタンを押していたらしい。
正常にパソコンの電源が切れ、PCからマウスと電源ケーブルを抜こうとした時、姉からトドメの言葉が発せられた。
「それ抜かんといて!抜いたら次どこに挿したらええかわからんようなんねん!」 |
|
|
|