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2005年8月30日(火) |
靴下履けず |
雨が降るせいか昨晩は久しぶりに涼しいくらいの気温でまたグッスリと眠ってしまった。
これだけ寝てしまうと明日の仮眠時間に寝れるかどうか少し心配だ。
でも眠らなくても目を閉じて体を横にするだけでも十分休養になるそうなのであまり気にしないことにしよう。
今日は散髪と買い物の為に難波に出かける。
勤務先には黒か紺の靴下で行かないといけないのだが、家になかったので緑や青の靴下を履いている。
そのうち上司にバレて注意されないうちに買い揃えなければならない。
実は前に難波に出た時に100円ショップで買ったのだが履けなかったのだ。
100円ショップに売ってたのは指の部分が5股に分かれてるもので長時間履くのには向いてそうなので買ってみたのだが家に帰って履いて見ると指が太くて通らないのだ。
私の足の指は先端部が卓球のラケットのようになっていて靴下の指の形と根本的に違う。
買う時に気にはなっていたが多少は伸縮性があるだろうと思ったが履いてみると全く伸縮性がない。
安物買いの銭失いとはまさにこのことである。
人は誰でも自分の体にコンプレックスを持ってるものだが私は手足が指も含めて太いのがコンプレックスになっている。
足首が太いので靴下のゴムはすぐ伸びてしまうし、手の指が太いのでギターの弦が弾きにくくアルペジオを断念した。
手首も太いので力を入れると腕時計が外れてしまうことがあるのだ。
しかし足の指の太さで困ることになるとは思いもしなかった。
反省した今日は100円ショップではなくユニクロに行って3足990円の靴下を買った。
これ以上危険を冒すわけにいかないので5股ではなく普通の形にした。
しかし赤のワイシャツを着ていくのならまだしも靴下くらい黒と紺でなくてもいいと思うのだが。
どうも日本は地味なことが美徳とされてる傾向がある。
アメリカのビジネスマンはこのへんはどうなのか聞いてみたいものだ。
そう言えば昔、出向先の会社に来ていた協力会社の女性が5分長の派手なスパッツを履いて出勤してきたのには度肝を抜かれた。
あそこまでやれば逆に注意されないのかもしれない。
2日間の連休もあっという間に終わり、明日からは33時間勤務だ。
しかしその翌日は休みとなり「24」シーズン4のレンタル開始日に借りにいけるのが非常に嬉しい。
最近テレビでやたらCMも流してるし、今回は早めに並ばないといけないかもしれない。
33時間明けの翌日だけに朝起きれるか心配だが、長い間待っていただけに目覚ましを2つセットしてでも起きなければ。
24時間勤務の後に「24」を見る。何か倍疲れそうだ。 |
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2005年8月29日(月) |
寝過ぎ |
黒木の復活で気分がよかったせいか昨晩は床につくとすぐに眠りにつき、目覚めたら昼になってた。
昼ごはんを食べて昨年に買ってからまだ全曲通しで聞いたことがない宇多田ヒカルのベストを横になって聞いてると又眠ってしまい目覚めたのが夕方6:00だった。
どう考えても寝すぎだ。昨晩は2時頃寝たので24時間中すでに16時間近く寝てるではないか。
やはり昼にCDを聴いたのが失敗だった。
部屋にソファー等の座るものがないのでCDを聞く時も寝転がるしかない。
心地よいリズムの曲を聴きながら寝転がってるといつの間にか寝てしまう。
だから私の場合買ってきたCDを全曲通しで聞くのが非常に難しい。
せっかく買ったのに最初の2、3曲しか聴いたことがないCDもいくつかあるのだ。
こんなことになるから休みの日は外出しようと思うのだが連休ということで一日は体を休めることにした。
しかしこんなに寝れるということはよほど疲労が溜まっていたのだろう。
よく考えれば前日は1時間しか寝てないのだから体の防衛機能が効いたのかもしれない。
よく食いだめと寝だめはできないと言われるが足りない分については後から補えるみたいである。
さすがに今日の残り時間は意地でも起きてやろうと思いさっきまでネットサーフィンをしていたが、ひとつ気になるニュースを見つけた。
フライドポテトに発ガン性物質が含まれているそうだ。
どうやらポテトを高温で焼いたり揚げたりするとできるアクリルアミドという物質がそうらしい。
時々朝食にファーストフード店でセットメニューを頼む時があるが必ずフライポテトがついてくる。
しかもどう考えても量が多い。何であんなにあふれる程詰め込むのかわからない。
私は最後はハンバーガーで締める方なので大量のポテトを先に平らげるのにのどが詰まりそうになるのだが、そんな思いをしてまで発ガン性物質を採っていたのはショックである。
ちなみに同じ理由でポテトチップスにも含まれるらしいが、これを止めるのは難しそうだ。
さて一日中寝ていたので書くことがないのだが警備室に貼ってある新聞に面白い記事があった。
人を説得する時のお国柄についての記事だった。
イギルス人は相手を説得する時に「あなたは紳士だ」と言って説得するらしい。
アメリカ人は「あなたはヒーローになれる」と説得するらしい。
ドイツ人は「そうするのがルールです」と説得するらしい。
さて問題は日本人だが、日本人はこう説得する。
「みなさんそうしてらっしゃいます」 |
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2005年8月28日(日) |
祝ジョニー復活! |
今日はロッテファンにとって待ちに待った特別な日である。
ジョニーこと黒木知宏がヒジの故障から1年振りに聖地千葉マリンスタジアムに立つのだ。
だから今日はロッテVSオリックスが終了するまでいや黒木が勝ち投手になるまで日記を書くのを止め、ネットの文字情報で野球観戦をしていた。
そしてつい今しがた黒木が勝利投手となった。
7回途中降板ながら無失点のナイスピッチングだった。
投げてる映像が見れないのが何とも歯がゆいのだが、きっと昔さながらの鬼気迫るピッチングをしてくれたんだと思う。
これで一時はあきらめたリーグ戦の1位もまんざらでもなくなってきた。
私の中では今でもロッテのエースは黒木であり、心より復活を祝福したい。
黒木の復活で心は充実してるが体はクタクタである。
昨日も24時間勤務だったのだが仮眠時間の21:00から01:00に1時間しか寝れなかったのだ。
やはり最初の1時間でスポーツ新聞の日曜競馬欄を見たのがまずかった。
買いもしないのに馬柱を見ると予想をしたくなりすっかり目が冴えてしまった。
新潟記念にはヴィータローザが出るがこの馬も又、私と相性の悪い馬で買うと来ない、買わないと来る。
今日の夕方携帯でレースを結果を見たらやっぱり3着に来ていた。
こういうところだけは一週間競馬をしなくても衰えないようだ。
目が冴えていても缶ビールでもあければグッスリ眠れると思うのだが01:00からの仕事がバイクに乗っての巡回だ。
絶対にそんな時に限って検問にひっかかるに違いないのだ。
1時間睡眠で24時間明けの今日は強烈な陽射しの中、朝8時から夕方5時まで神社の駐車場案内の看板持ちだ。
人間は睡眠不足の状態で強烈な陽射しを顔に浴びるとどうなるか。
答えは眠くなりおちそうになるのである。
自分が倒れるのはいいが手に持っている看板が道路に倒れれば交通事故になりかねない。
そこで眠気覚ましの為に看板を右手でもったり左手で持ったり、おじゃる丸の子鬼トリオの歌を口ずさんだりと大変だった。
何とか今日の仕事を終え家まで帰ってきてテレビをつけたら24時間テレビだ。
「もう勘弁してくれー」と叫びたい気分だった。
今日が黒木の復活DAYでなければ日記を書かず爆睡するところだったが無事に日記も書くことができ今晩はスポーツニュースを見まくっていい眠りにつけそうだ。
話は変わるが今日、猛烈にジェネレーションギャップを感じる出来事があった。
警備室の電話は何故か今でもダイヤル式になっている。
クーラーのない我家でさえプッシュホンの電話に変えて10年は経つというのにやはり神社というのは昔からの物を大事にするのだろう。
警備員の中にはアルバイトで来ている学生もいるのだが、その学生が警備室から電話をしないといけなくなった時にこう言ったのだ。
「これはこっち向きに回すんですか?」
これには唖然としてしまった。今の若者はダイヤル式の電話を使ったことがないのだ。
逆にダイヤル式電話を普通に使っていた自分は今や化石のような存在なのかもしれない。
学生の質問に冷静に答えた上司が私的には面白かった。
その上司はこう答えた。
「逆向きには回らへんから間違いようがない」。
納得納得。 |
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2005年8月26日(金) |
リアルヒッチコック |
ここ2、3日雷が鳴らず平穏な日々を過ごしていたら昨日は台風がやってきた。
24時間勤務の為、3名づつが変わりばんこに出勤するが台風が来た昨日はもちろん私が出勤だ。
ヤリが降っても行かないといけないバイクの巡回だが台風の場合は状況を見て待機してもいいらしい。
風に飛ばされた物に当たる危険があるからだそうだ。
ヤリの方がよっぽど危険だと思うのだが。
運は悪いが悪運が強い私だけあって台風は近畿をそれてくれたが朝方は風がきつくバイクに乗ってると顔が横に振られる感じがした。
こういう時に顔の大きい者は損だ。
台風の影響はこんな程度だったが夕方に巡回に行った時にカラスがガードレールに100羽くらい止まっていたのはぞっとした。
さすがに山道だけのことはある。
カラスなんて1匹見てもゲンが悪いと言われてるのに100匹も見てしまった私はどうなるんだろうか。
カラスというのは頭がいいらしく自分をいじめた相手の顔を覚えてるそうだ。
そして別の日でも敵を見つけて反撃してくるらしい。
バイクの音で驚くのか私が側を通るとガードレールに止まっていたカラスが一斉に飛び立つ。
どんだけ気色悪いのだ。並の運動神経なら卒倒してるところである。
機嫌をそこねて反撃にあってはいけないと生まれて初めてメットのシールドを降ろして目を守ることにした。
今はまだ夕方なのでいいが夜中の巡回の時も100匹もカラスがいたらどうしよう。
闇夜のカラス100匹に攻撃されたらいくら運動神経のいい私でも口ばしの一突きはくらうであろう。
今度勇気を出して隊長に「カラスが飛び立つまで待機していいですか」と聞いてみようかと思う。
そのうち別の場所へ異動してくれることだろう。
結局深夜にはカラスは退散していて無事に勤務を終え今朝を迎えた。
昨日の仮眠時間は21:00から1:00の4時間だが普段は1:00過ぎに寝ている為、21:00に寝ろと言われても寝れるもんじゃない。
結局1時間くらいしか寝れず今朝の6時頃には睡魔に襲われた。
24時間勤務と言っても仮眠4時間の他に1時間の休みが4回ありちょうど6時から休憩だったので警備室に座ったまま爆睡してしまった。
朝の9時に開放されたが今日は家に帰らず上本町のポパイという漫画喫茶に行く。
ここは30分無料のシャワールームがあり前から試してみたかったのだ。
受付でカギとバスタオルをもらってシャワールームへ。
思ったより広くて清潔だし、ボディーシャンプー、リンスインシャンプー、歯ブラシ、髭剃り、ヘアドライヤー、洗顔クリーム、シェービングクリームが常備されており大満足だ。
これが無料だというのだからかなりお得である。
リフレッシュした後は難波に向かい喫茶店で競馬新聞を見てみたが途中でまた睡魔に襲われ予想どころではない。
今週も土曜日は24時間で明けの日曜日も10時間の日勤なので今週は競馬はお休みしようと思う。
残り25000円をこんな睡魔に襲われた状態で目減りさせるわけにはいかない。
先週の札幌記念なんか見るとどうも夏の重賞は手を出さない方がいいみたいだ。
いや正直なところカラスを100匹も見たのが気になってしょうがないのだ。 |
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2005年8月24日(水) |
秘孔を突かれる |
休日の今日は昼まで寝ていてもいいのだがリフレッシュする為、難波に出かけることにした。
昨日の昼に帰宅してから夕方まで爆睡し、更に夜も寝たので睡眠不足は解消している。
働き始めてからいろいろと必要なものがわかったので買い物もしたいのだ。
難波に着くとまずは朝御飯。最近は朝6時半に起きてるので朝御飯を食べる時間がなく、駅の売店でリアルゴールドを飲んで朝御飯の替わりにしている。
休みの日くらいは朝食らしいものを食べたいものだ。
悩んだ末にフレンチハニートーストとアイスラテを食べることにした。
外を行き交う人々を見ながらのんびりと朝食をとるのは実に平和な気分だ。
駅のホームで立ったままリアルゴールドを一気飲みするのとエライ違いだ。
店を出ると久しぶりにパチンコ屋を覗くことにする。
CR北斗の拳を一度だけでいいからかけてみたいのだ。
北斗の拳といえばスロットで史上空前のヒットとなった台だが、私はスロットをしたことがないので何が面白いのか実感できない。
CR北斗の拳はスロットをモチーフにしてるそうなのでフィーバーをかければ少しはスロットの興奮が体感できるのではと思う。
前に地元の店で打ったのだが当たりが引けず、今日こそはとの思いだ。
1時間ほど打ってスロットで負けた人の失望感を体感し昼御飯を食べに一風堂に向かった。
ここの店は女性の店員が愛想がよくて気分がいい。
仕事中は男だらけの警備室に待機し、外に出れば目の前にはお参りに来るおじいちゃん、おばあちゃんがいっぱいだ。
休みの日くらい若い女性に愛想よくしてもらいたいではないか。
赤丸元味を食べた後、小さいメニューを見つけた。「幸せの杏仁豆腐プリン」と書いてあった。
値段は280円と高いがラーメン屋が作るスイーツて何か興味が沸いてくる。
ひょっとしたら有名パティシエが作るプリンより美味いかもしれない。
早速お気に入りの店員を呼んで「幸せの杏仁豆腐プリンください!」と注文した。
すると「こちら杏仁豆腐かプリンになってるんです」と言われた。
確かに杏仁豆腐とプリンは縦に2行に別れて書いてあった。
”幸せの”をつけた分だけ恥ずかしさが倍増だ。
杏仁豆腐とプリンの2者択一なら迷わずプリンを頼むことにした。
出てきたプリンはシロップにプリンがつかっている感じでこういうプリンは初めてである。
プリンを食べる時に底にしかないカラメルシロップがもっといっぱいあればいいのにという思いが形になった作品だろう。
生地は私の好きな固めで全体的に美味しかったがシロップが多いせいで生地本来の味がわかりにくいのでもう少しシロップの量を減らした方がいいと思う。
ちょうどプリンを食べ終わる頃、さっきの可愛い店員が来て「杏仁豆腐も美味しいですよ!」と声をかけてきた。
嬉しさのあまり杏仁豆腐も頼もうかと思ったがラーメンに明太子御飯を食べた後なので「また今度頼みます」と答えた。
勘定をしにレジに行くとまたさっきの素敵な店員がおり「プリンはどうでしたか」と聞いてきた。
「おいしかったです」と即答した。
ひょっとするとあのプリンはこの店員が開発したのかもしれない。
今度の休みには是非オススメの杏仁豆腐を頼もうと思う。
ケンシロウに散財の秘孔をつかれたのは痛かったが楽しいお昼のひと時を過ごすことができた。
家でゴロゴロしていたら喜怒哀楽が感じられないのでこれからも休みの日は外に出ようと思う。
食事代だけをサイフに入れて。 |
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2005年8月23日(火) |
雨男引き継ぐ |
今日は予定では月曜からの24時間勤務に引き続いての夜勤だ。
家に帰ると又夜に出て行く気がしないので昼間は漫画喫茶で過ごす予定だった。
しかし昨日出勤すると夜勤がなくなって更に水曜日も休みになった。
日給制なので収入が減るが聞いた時ははっきり言って嬉しかった。
勤務時間の長さよりも暑さが応え、毎日水分を2リットル以上とっている為体調がいいはずはなく、とにかく夏が終わるまでは無理な勤務はできるだけ避けたいと思う。
朝の9時に仕事が終わり、参道のうどん屋で朝昼兼用の食事を取り、朝11時前に地元の駅に到着するのが24時間明けの日課になってるが、駅から家までの帰り道に結構気を使う。
近所の人に姿を見られないように少し遠回りして帰るのである。
朝というのは出勤時間で本来は家から駅に向かってるのが普通である。
それをスーツを着て駅から家に向かって自転車を漕いでる姿は明らかに変だ。
1回だけならまだしも何回もそんな姿を近所の人に見られたら毎日忘れ物をして家に取りに帰ってるみたいに思われるではないか。
だいたい帰りに駅の駐輪所に行く時も「おはようございます」と言われてしまう。
何か「おはようございます」と言われると今から出勤するような気分になり気分的に疲れるのだ。もう24時間も働いてきたのである。
できれば「おかえり」と言って欲しいところだ。
さて仕事の方はだいぶ慣れてきたが食生活には困っている。
特に晩御飯が毎日コンビニ弁当になるのは健康的にどうなのかと思う。
深夜番組に「浜ちゃんと」というのがあり、そこで開発されたピラフを3日連続で食べている。
料理が上手いと評判の吉本の木村(キム)とファミリーマートの共同開発で隠し味にデミグラソースを使ったピラフで美味しいのだ。
毎日同じものを食べると栄養が偏ると思いながらも店に着くと何故か選んでしまう。
暑さで食欲がないせいかどうしても口に運びやすいピラフになってしまうのだ。
明日一日休みがあるので疲れも取れるはずで明後日からは健康を考えて魚が入った弁当も食べなければと思う。
食生活以上に困ってるのが最近の雨男ぶりだ。
元々私は雨男ではないのだが、今の場所に働き始めてからバイク巡回に行く頃になると雨が降ってくるのだ。
その事に気づいた上司から今日はとうとう「雨男引き継ぐわ」と言われてしまった。
今日なんか出発10分前から大粒の雨が落ちてきてすぐにドシャ降りに。
「シャレならんなー」と言いながら上下の雨ガッパを着込む。
今使ってるバイクはタイヤがよく滑るらしく、雨の日は特によく滑り上司の人なんか今までに3回転倒したそうなのだ。
とにかくセンターライン等のホワイトラインの上と鉄板の上は気をつけろと言われた。
雷が鳴ってないのが唯一の救いだが、山道を走っていくので下り坂で転倒したらいくら運動神経のいい私でも1メートルは転げ落ちるだろう。
出発5分前になっても雨は激しくなるばかりだったがドシャ降りの雨なんてそう長く続くはずがない。
待てば小降りになるのがわかってるのにわざわざドシャ降りの時に出発しなくてもいいではないか。
私は隊長に恐る恐るこう聞いてみた。
「小降りになるまで5分くらい出発遅らせて待機してもいいですかね?」
すると隊長は即答した。
「あかん!ヤリが降ろうが雨が降ろうが巡回には時間通り出発しなあかん!」
仕方なくドシャ降りの中、半泣きになりながら山へ向かってバイクを走らせながらこう思った。
ヤリが降ったら絶対に行かん! |
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2005年8月21日(日) |
幽霊なんて怖くない |
仕事でレースを見れない日は馬券を買わないことに決めたのに一週間も我慢できず土曜のレースを買ってしまった。
まあこれはタバコを吸う人が禁煙を一週間続けられないのと似たものだろう。
私の場合は禁を破ったからといって健康を害するわけではないのだから良しとしよう。
土曜は24時間勤務の為、レースの結果は仮眠室で深夜1:00頃に携帯で確かめた。
ちなみに仮眠室は6畳くらいの部屋に布団があり、もちろんクーラーもある。
台所もあるし、これでシャワー室があれば申し分ないのだが。
当初は机に突っ伏して寝るという最悪の寝姿も想像していたので仮眠室には満足である。
さて肝心のレースの結果は禁を破った罰が下ったか3レースとも外れボウズとなった。
費用を5000円に抑えたのは正解だったと思う。
シーズン2は残り25000円となり、慎重に買うレースを選びたいと思う。
仮眠室の説明をしたので警備室の説明もしておくが、警備室は4人が座れば一杯になるくいらいの広さだが、クーラー、電子レンジ、冷蔵庫完備で暮らしぶりはそう悪くはない。
休憩時間には誰かが買ってきたスポーツ新聞を読めるので今日の札幌記念の予想にも花が咲いた。
と言っても今の勤務地で競馬をするのは私以外には一人しかいないようで二人で休憩時間にああでもないこおでもないと言っていたのだ。
2人の共通の結論はどっからでも入れるという結論だった。
復調しないダンスインザムードや、とても二度あることは三度あるとは思えないエリモハリアーとブルートルネード等、人気馬が実に怪しく平穏に納まるとは思えなかった。
今日の帰りに結果を見たのだがトンデモない結果だった。
どっからでも入れると言ってもコイントスやファストタテヤマからは絶対に入れない。
私には絶対に買えない馬券で今日も仕事で良かったと思ってしまった。
競馬も荒れるが最近天気が大荒れである。
昨日も何故か私がバイクで巡回に行く頃になると大雨が降りだす。
雨だけならいいのだが私の大の苦手の雷まで暴れ出すから始末が悪い。
昨日なんかちょうど国旗を降ろす時に凄い豪雨と稲光が走り、必死になって国旗を降ろそうとした。
すると旗が木の枝にひっかかり半泣きになって国旗を降ろしていたのだ。
国旗を濡らす訳にはいかず雷でも降ろさないとしょうがないのだ。
しかしもしポールに落雷したら絶対に新聞に載るだろう。
「警備員。雷雨の中、国旗を降ろして雷に打たれる」
新聞を見ながら「あほやなあー」と言われてることだろう。
そんな死に方だけはしたくないものだ。
私以外の人は雷は怖くないらしいが、幽霊が怖いらしい。
その点、私はそもそも霊の存在を信じていないので全く幽霊なんて怖くない。
ちなみに今深夜に巡回に回ってる場所は以下の通りである。
霊園、納骨堂、水子供養園。こわ〜! |
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2005年8月19日(金) |
民主主義にウンザリ |
久しぶりの2連休も今日で最後となり朝から早くもブルーが入る。
こんな時は難波に出かけるに限るのだ。
一年余り乗り慣れた9時過ぎの準急に座ってまずは上本町へ向かう。
上本町の近鉄百貨店にあるうどん屋に焼き鯖寿司と田舎うどんの定食があり前から食べてみたかったのだ。
空弁の人気No1になっている焼き鯖寿司を今日こそ口にすることができる。
家で焼き鯖は食べたことがあるが、いつも骨が多くで困っている。
こんなものを寿司にして骨がないのか心配だ。
鯖に限らずたまに寿司屋のネタに骨があることがある。
やはり刺身や寿司のように身を丸ごと口に放り込むものに骨は厳禁だ。
鰻や穴子が嫌いな人の理由の多くはこれと同じ理由だと思う。
店に入って10分くらいしてお目当ての焼き鯖寿司が出てきた。
なかなか肉厚で美味しそうだ。
一カンを丸ごと口に放り込むことにした。もし骨があれば大変なことになるが、やはり寿司は一口で食べなければ。
まず驚いたのは身の柔らかさで、肉厚の身からは想像できないほど柔らかい。
骨も全くなく、酢メシとの相性も良く美味であった。
定食なので3カンしかなかったが、5カンくらいは食べたい気分だ。
しかし焼き鯖寿司とバッテラが並んでいたら私はたぶんバッテラを選ぶだろう。
どうもバッテラのあの酢の効き具合と昆布の風味がたまらなく好きなのだ。
それに何かバッテラというのは貧乏人の味方という感じがする。
寿司屋のネタに焼き鯖がないことからもやっぱり寿司には締めた鯖が合うのだろう。
念願の焼き鯖寿司を食べた後は競馬新聞を買っていつもの喫茶店へ行く。
明日、明後日と33時間勤務が入っており残念ながら土日のレースが全く見れないのだが、あまり休んで予想のカンが狂うのもマズイので、予想ができる土曜のレースだけ5000円だけ買うことにした。
24時間隔日勤務と聞いて最低でも土日のどちらかは競馬ができると思っていたのに本当に困ったものである。
今は我慢できるが秋のG1が始まる頃には堪忍袋の緒が切れるかもしれない。
5000円だけなのでレース数も荒れそうな3レースに絞った。
明日の結果を見てボウズだったらやはり見れないレースは買わないことにしようと思う。
家に帰るとホリエモンが出馬するニュースが報道されてたが、解散といい、新党といい何かやりたい放題だ。
こんなことを私達は指を銜えて見てるしかないのが実に嘆かわしい。
これでも民主主義なのだろうか。
今度の選挙でまた税金が無駄に使われるのが一番腹立たしい。
郵政民営化より、保険金を払ってるのにすぐに失業保険を払わない社会保険庁の方をどうにかして欲しい。
失業したらすぐに4ヶ月分の失業保険をまとめて渡して、途中で働いたら返してもらうようにしたらいいのだ。
そうすれば毎月の失業認定の作業なんか不要になり、社会保険庁の仕事の量は半分くらいになり職員の数も減らせるはずだ。
世間の大半の人は失業の経験なんかないと思うが、失業者の世界では本当に理不尽なことが行われてるのである。
再就職した私だが失業中の経験を生かし、理不尽なことについては又ここで訴えていきたいと思う。 |
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2005年8月18日(木) |
ひどい仕打ち |
今日から2日間は休みになった。昨日の33時間勤務の疲れもあり久しぶりに昼まで爆睡した。
昼ごはんにひやむぎを食べて一休みすることにしたが大事なことに気づいた。
今日は木曜日でロト6の抽選日だ。
24時間勤務なんかしていると一日で二日消化してるような気分になり何か早く歳を取りそうな気がするし、曜日なんかチンプンカンプンになってしまう。
今日が休みでなかったら恐らくロト6を買い損ねるところだ。
働き始めた私だがこれはロト6で2億円当てるまでの腰掛にすぎないのだ。
早速マークシートを手にして地元駅の売店に向かう。
無事に購入を済ませ駅から出てきた時に突然大粒の雨が降り出した。
家から駅までは自転車で往復10分、ロト6を購入するのに1分かかったとしてもわずか11分くらい雨を降らせるのを待ってくれないものなのか。
家を出る時はまだ青空も見えていたのだ。
これが毎日、神の社を守っている者に対するお天とさまの仕打ちなのだろうか。
だから私は今日まで無宗教を通してきたのだ。
これはどこかで雨宿りをしなければいけない。
駅前には雨宿りスポットが2つある。ローソンとパチンコ屋だ。
ローソンで雨宿りすると立ち読みすることになり店の営業妨害になってしまうのでシブシブ行きたくもないパチンコ屋に入ることにした。
入るとすぐにビニール傘がいっぱい入った箱が置いてあった。
店が雨が降ってきたのに気づいて用意したのだろう。
この傘をもらって帰ればいいことなのだが、私はツタヤで「修羅がゆく」を全巻レンタルするくらいの任侠映画ファンだ。
ここは仁義を欠くわけにはいかない。やはりこの店で遊ばせて頂いてから傘を借りるというのが筋を通すことになる。
流石に田舎の駅前の店だけあってCR北斗の拳が空いている。
ちょっと前までこの店はパッキーカードを使っていたが今はキングサンド(1000円札を直接入れることができる)になっていた。
これは助かる。プリペイドカードだとカードがなくなるまで使ってしまうが1000円ずつなら歯止めが効く。
この店は一箱で4000円くらいの換金率なので今日の予算を4000円に決めた。
打ってすぐに南斗水鳥拳レイリーチがかかるが、あっさり外れる。
そこからしばらく打ってるとバットが転んでメロンが2つ降ってきた。
私はこの台の仕様をよく知らないのだが貧乏人の私が察するにメロンというのは激アツに違いない。
案の定スーパーリーチに発展するがあっさり外れる。
ふと気がつくと5枚目の1000円を投入していた。
全然歯止めが効いてないではないか。
その後バットが転んでバナナが降ってきたリーチが外れたところで引き上げることにした。
雨は上がっていたが予定外の出費で高い雨宿りになったものだ。
それにしてもこの世に神がいるのなら33時間も自分を守ってくれた者に対してあまりにもひどい仕打ちではないか。
いや文句を言うのは今晩ロト6の抽選結果を見てからにしよう。 |
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2005年8月17日(水) |
素敵な仕事とは |
本来なら今日は夜勤で日記を書けない予定だったが昨日出勤すると、上司から「悪いけど明日夜勤から日勤に変わってくれるか」と言われた。
昨日は24時間勤務なので朝9時に仕事を終えて、どっかに行って時間をつぶして又夜の7時に来るくらいなら引き続き働いた方がマシである。
「わかりました」と嫌な顔ひとつせず答える私。
しかし昨日から今日の夜6時まで33時間働くことになる。
前の仕事でも2日連続で徹夜したことがあるし、働く時間には問題ないのだが、この暑さの中、長時間働くのが実に応える。
一度巡回に行くと汗ダクになり、500mlのお茶を一日で何本もあけてしまう。
こんだけ喉が渇くのならいっそのこと青汁でも買ってこようかと思ってしまう。
料理の最高の調味料は空腹であることだし、脱水状態で飲めば青汁もかなり美味しく感じるのではないかと思う。
晩御飯もコンビニ弁当ばっかりだし、健康の為に青汁か野菜ジュースでも買ってきた方が絶対、体にいいだろう。
ちなみに上司の一人は野菜ジュースの1リットルボトルを、もう一人は六条麦茶の2リットルボトルは冷蔵庫に入れている。
夏の屋外の警備は野菜ジュースが1リットル飲め、2リットルの麦茶がなくなるほど暑いのだ。
当初は24時間勤務の翌日は朝から漫画喫茶に行って公募ガイドの作品を考える予定だったが、いざやろうとするととてもできないことに昨日気づいた。
とにかくこの暑さでは仕事明けには早く家に帰って風呂に入りたいとしか思わないのだ。
それでも仕事明けが土曜日の時は這ってでもWINSに行こうと思う。
先週の日曜日はレースを見てもおらず早くも禁断症状が出てるのだ。
クーラーの効いた近代的なビルの受付でちょこんと座って出入り管理をするだけの私の理想の警備員像は早くも崩れているが、今日の日勤で少し理想に近い仕事ができた。
日勤は2人ペアで一人が外の駐車場の車の誘導をし、もう一人はクーラーの効いた部屋でちょこんと椅子に座り、立ち入り禁止区域に行こうとする人がいたら部屋から声をかけて止めるというものだ。
炎天下の駐車場は地獄でクーラーの効いた部屋は天国だ。
これを1時間交代で繰り返す。
近代的なビルでなく木でできた小屋だったがちょこんと座って外を眺めながら、(これや、こういう警備の仕事がしたかってんや)と、とても御満悦であった。
しかし1時間後には炎天下へ。
工事で使用中止の駐車場に知らずに来た車に別の駐車場の場所を説明するのだが、場所柄老人客が多い。
私だけかもしれないが、どうも老人の顔というのは区別がしにくい。
特にメガネをかけているとみんな同じ顔に見えてしまう。
今日も(このおじいちゃんさっきも来たんちゃうの?ひょっとしてこっちが遊ばれてるのかな)と思いながら同じ説明を繰り返した。
ちなみに「XXの信号を右に曲がって次に2つ目の信号を左に曲がって下さい」というと右に曲がった信号を1つ目に数えて、1つ手前の信号を左に曲がる人が結構いるのだ。
どうやったら、そんな数え方ができるのか理解に苦しむのだが、それで目的地に辿りつけなかった人がもう一度道順を聞く為に戻ってきたのかもしれない。
今日一日で100人近い人に接したが、相手の対応は実に様々だ。
違う駐車場に向かうのは確かに面倒だと思うが、素直に従ってくれる人もいれば、露骨に嫌そうにする人もいれば、文句を言う人も勿論いる。
しかしそんな中でも何人かの人は駐車場の場所を一生懸命説明した私に「ありがとう」と言ってくれた。
どんな仕事でも人から「ありがとう」て言ってもらえる仕事て何か素敵だなと思った。 |
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2005年8月15日(月) |
人間には限度というものがある |
先週の金曜日に日曜の出勤は8時から18時と聞いていたが、土曜にWINSで競馬観戦中に電話があり9時に入ってくれと言われた。
日曜日に出勤し、昼御飯のパンを食べていると上司から思いがけない言葉が発せられた。
「もっとしっかりしたもん食べんとそんなんで24時間持たへんで」
「え?今日は18時までと聞いてるんですが」と私。
「スケジュール表は24時間になってるで。ちゃんと伝えへんかってんなー誰や伝えたんは」と上司。
ホントにちゃんと伝えて欲しいものだ。
24時間なら24時間で着替えも持ってくるし、歯ブラシだって持ってきたのだ。
そこから私の長過ぎる24時間が始まった。
上司について回って、鍵の場所やら電気の点灯場所やら教わったと思えば、道案内のプラカードを持って2時間程、道に立ったり。
かと思えばバイクに乗って夜中に山の方まで行って、帰り道に迷う。
私はTVチャンピオンに出ても優勝できるかもしれない方向音痴で、しかも深夜に知らない道を走って迷うと元の場所に戻るのさえ、それはそれは大変なことなのだ。
途中4時間の仮眠があったがほぼ20時間近く、業務の引継ぎ作業が行われた。
博打なら24時間寝なくても平気な私だが、20時間いっぺんに作業を説明されても覚えきれないではないか。
勿論メモは取っているがメモでは表現できないような作業もあり、こんなもの全て覚えられたら、仕事量を増やされるだけだ。
結局今朝の9時まで働いて、駅まで帰る途中の参道で朝御飯を食べることにした。
人間は疲れた時、朝に何を食べたいか。
私は茶店に入ると「宇治金時!」と叫んでいた。
これは人として健康な状態なんだろうか。
新人で気を使うこともあり暑さの汗と変な汗でとにかく脱水状態なのだ。
上司の人は口を揃えて「給料は安いが仕事は楽」と言ってるが、本当にそうなのだろうか。
まあとにかく1ヶ月は頑張ってみようと思う。
1ヶ月経っても「給料は安いが仕事は楽」と思えなかったら考え直した方が良さそうだ。
さて24時間勤務が始まってしまったので日記の更新が不定期になります。
明日は24時間勤務の後、翌日夜勤が入ってるので次の更新は木曜日の夜になります。
しかしこれって24時間隔日勤務やないやん!
今日スケジュール表をもらったが24時間勤務の後に日勤というのがあった。
「これって33時間勤務ということですか」と聞いてみると。
上司の人が「うん!」 |
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2005年8月13日(土) |
仕返し |
転職してから初めての休日ということもあり嬉しさの余り6時に目が覚めてしまった。
いや本当は9時に起きる予定だったのに6時頃から隣りの両親の部屋から大声が聞こえてきたのだ。
「ホンマ久保田はアホや!」と親父が朝のニュースのスポーツコーナーを見て大声でぼやいてるのだ。
その試合は昨晩も見ていて同じことを昨晩もぼやいてたではないか。
何で人が休みでゆっくり寝ようとする日の朝6時から一度見た試合を大声でぼやかなければいけないのだ。
実の親でなければ早朝から蹴り倒してるところである。
ムカムカしながら9時まで二度寝して起きることにする。
久しぶりの休日だというのに朝から雨降りだ。
昨日は仕事から帰ってから予想したので天気を全然気にせず予想したが大丈夫だろうか。
WINSに着くと早速、HPで公開した馬券を買い込むが明日の競馬は休む為、レースが始まるまですることがなくヒマでしょうがない。
ヒマつぶしにWINSの警備員を観察することにしたが、どうもここの警備員は休めの姿勢がなってない。
本来休めの姿勢は両足を水平に肩幅程度に開くのだが、ここの警備員は左足を前に出して右足に体重をかけて立っている。
私がよく電車で立ってる時にとる姿勢である。
これは見た目に実にだるそうで格好が悪い。
何か起こった時にも初動が遅れるに違いない。
そう言えば最近WINSでモメ事が少なくなった。
昔はよくスリなんかも発生してたし、違う馬券を渡したと窓口のおばちゃんに因縁をつけて怒鳴ってるおっちゃんがよくいたのだが、自動券売機が普及したせいかそういう事もなくなりWINSは本当に平和になったものだ。
緊張感がないと人間というのはダレルものでここの警備員の休めの姿勢もこうなってしまうのだろう。
私もこのノンビリムードに毒されたのか今日も予想が全くピリっとしない。
昨日は仕事で疲れていたのでいつもより予想時間が短かかったが、かえってこの方が当たるかもしれないなんて思ってたのだ。
手を抜いた天罰が下ったのか今日は久しぶりにボウズになってしまった。
明日は仕事なので競馬を休むことにする。
メインレースだけ買ってもいいのだが今の調子では一度休んだ方がいいと思う。
明日も6時半頃に起きないといけないが、親父が寝ていたら今日の仕返しに早朝から今日の競馬新聞を広げて「何でこんな馬来んねん!」と大声でぼやいてやろうかと思う。 |
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2005年8月12日(金) |
拷問坂 |
今日から現地研修だが場所は今日発表とのことでまずは本社へ。
8時過ぎに本社に着くとシャッターが閉まっている。
そうか世間は盆休みなのだ。前の会社といい今度の会社といいどうも私の人生は盆休みとは無縁のようだ。
土日ならともかく金曜日にシャッターが閉まってるとは思いもせず、暗証番号も聞いてないし、他の社員が来るのを待っていると5分程して部長さんが来た。
ピッピッピッピッと暗証番号を押しドアが開く。
今度はこんなことにならないように「暗証番号何番ですか」と聞いてみた。
「押す場所で覚えてるから番号は覚えてないねん」と言われた。
流石は警備会社だ。番号だと漏れるので押す場所で覚えるらしい。
(はっきり言って覚えにくいんですが・・・・)
朝礼が終わると部長が来ていよいよ作業場所が発表された。
昨日日記でXX神社は怖いと書いた為、何かXX神社になりそうな気がしていたが、やっぱりそうだった。
部長と車でXX神社に行き、警備員の詰め所に向かう。
詰め所は狭いがクーラーがありとりあえずホッとする。
洗面所もあるので泊まりの日でも歯磨きができる。
早速上司の人と神社の巡回をする。戸締りを確認したりして10分ほど巡回したが既に汗ダクだ。
巡回中に聞いたのだが神社に先日落雷があったらしい。
その時にまだ勤務してなくてホント助かった。
とりあえず夏の間は雷が鳴ったら絶対に木の側は歩かないようにしよう。
午後からは賽銭を回収したり、駐車場の集金をしたりと結構やる作業は多いが、覚えてしまえば結構楽なのかもしれない。
交通誘導もないし、巡回はあるが立ちっぱなしの警備もない。
とにかく敵は暑さだ。この夏さえ乗り越えれば何とかなるかも。
夕方に施錠をしに回り、国旗を降ろしたりしてやっと本日の作業は終了。
明日は休みで日曜は朝8時から18時までらしい。どうも24時間隔日勤務ばかりではなくローテーションで回してるようだ。
帰りは電車で帰るので道を聞くとA駅は徒歩5分だがB駅は徒歩15分らしい。
家までの時間を考えると明らかにB駅が早いのでB駅まで歩いて行くことにした。
帰り道に出ると延々と坂道が続いてる。
汗のかき過ぎで既に脱水状態の私はマンゴジュースを飲んでから出発。
歩けども歩けども登り坂でしかも行けば行くほど勾配が急になってくる。
拷問のような坂道である。坂の途中で茶屋を見つけてソフトクリームを食べる。
店を出ると目の前には更に急な登り坂が。
今日の参拝客を見る限り老人がかなり多いのだが、人並外れて運動神経のいい私が途中でソフトクリームを食べないと登れないというのに、おじいちゃんやおばあちゃんはこの坂をどうやって登ってるんだろうと思う。
私が帰る頃には老人は誰も歩いてなかったが、一度昼間にこの道を見てみたくなった。
ひよっとすると坂道では恐ろしい光景が映し出されているかもしれない。 |
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2005年8月11日(木) |
雷に打たれても |
今朝は5時半頃から雷が鳴り出し、目が覚めてしまった。
それはいいのだが家を出る7時までに雷が鳴り止むかどうか気が気でなかった。
私は大の雷嫌いでどのくらい嫌いかというとオバQの犬と同じくらい嫌いなのだ。
稲光の中、傘を差してとても駅までなんか行けない。
「ちょっと今雷雨が激しくて家を出れない状態なんで」というのは遅刻の理由になるのだろうかと真剣に考えてしまった。
こんな怖がりな奴に大阪の町は守れん!とクビにされたらエライことだ。
しかし万が一雷に打たれて死んだら「雷鳴ってんのに傘差してアホやなー!仕事と自分の命とどっちが大事やねん」と言ってる家族の姿が目に浮かぶ。
とにかくギリギリまで考えようと思ってたら無事に6時半頃には雷が鳴り止んだ。
普通の会社員であれば休めばその日の自分の仕事の進捗が遅れるだけで後日休出残業でもして遅れを吸収すればいい話だが、警備業は今日は休みなので警備ができませんという話は通らない。
恐らく本来なら勤務明けの人が2日続けての勤務をすることで穴を埋めることになる。
自分が休めば間違いなく他人に迷惑がかかってしまう。
今は研修だからいいとしても現場勤務になったら避雷針を背負ってでも出勤しないといけない。
早く雷が発生する夏が終わってくれないものだろうか。
さて今日で本社での研修が終わり明日から現場で5日程、実地研修があるみたいだ。
ただ現場がどこなのか明日行かないとわからないらしい。
候補地は高島屋集配所、XX神社、難波CITY等があるみたいだが何とか難波CITYになってくれないだろうか。
仕事が終わったら既に朝から難波にいるというのは実に魅力的なことで、それが土曜日ならとても幸せなことだ。
しかしXX神社て夜怖そうだ。絶対に賽銭泥棒に来る人がいてそうだし、そんな小銭を盗みに来た人に反撃されて殺されでもしたらシャレにならない。
ホームレスの人が寝にくるかもしれないし、何より蚊に咬まれまくりそうではないか。
もしXX神社だったら自腹で蚊帳を買って持って行くことにしよう。
ちなみに現場がどこでも、とりあえず土曜は休みで日曜は出勤みたいだ。
残念ながら日曜の競馬はできないが取り負け続きの小倉だし、ここらでリズムが変わるのもいいかもしれない。
先週まで毎日休みだっただけに今週は休みが待ち遠しくてしょうがない。
久しぶりに朝から難波でブラブラしたいものである。
今後も一週間に一日は休みがあるみたいだし、24時間勤務が始まれば3日間は朝から自由の身でかつ完全休日が週に一度あるのだから私のような自由人にはこの仕事は結構いいかも知れない。 |
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2005年8月10日(水) |
人を叩く練習 |
明日まで行われる新人研修では毎日実技の講習があるが、今日は警棒を持って敵対する相手をシバキまくる練習だった。
何万円負けてもパチンコ台すら叩いたことがないこの私が警棒で人など叩けるのだろうか。
いや叩かねばならない。今度は叩かないと金でなく命を落とすのだから。
この暑い中、屋上で「エイ!」「エイ!」と言いながら、中段、下段から警棒を繰り出していたのだ。
しかし現場で警棒を使うような場面になったらどんだけ恐ろしいことだろう。
正当防衛と言えども、叩きすぎると過剰防衛になってしまい叩く加減が難しいのだが、実際にそんな場面に遭遇すれば小学生の喧嘩のようにメチャクチャに叩いてしまいそうである。
発する言葉も「エイ!」「エイ!」ではなく絶対に「このボケ!」とか言ってそうだ。
ヘタしたら犯人のホッペタを思いっきり、つねってるかもしれない。
ただ実際に常駐警備でそんな場面に遭遇することは、まず無いらしい。
確かに私がビルに泥棒に入るのならまず警備員が常駐してるかどうか調べるだろうし、わざわざ常駐の警備員がいるビルに入るわけがない。
家人がいるとわかってる家に泥棒に入るようなものである。
こんな私でも制服を着て警帽をかぶっていれば体格がいいだけに強そうに見えるから恐らく泥棒に入られることはないだろう。
今週は月曜日から出勤してる為、PAT口座にお金を入れるヒマがない。
それより今週の土日の出勤がどうなるのかも未だ未定だ。
出勤日になったらレースが全く見れないし、購入するのを止めようかと思う。
最近は宝クジみたいな成績になってる競馬の方だが、競馬は宝クジではなくやはり買ったレースを見ないと買う価値がない。
馬券代の半分はレースを見てドキドキする為に払ってるようなものなのだから。
そういったわけで今後の土日の競馬予想はどちらか一日分の公開となるので御了承願いたい。
ちなみにシーズン4が終わりに近づいてるがシーズン5も予定している。
ただ給料が少ないのでかなりセコイものになりそうである。
おそらくシーズン5は今年いっぱいは続くことになるだろう。
今度の「24」はロープライスだ。 |
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2005年8月9日(火) |
一日送れのニュース |
昨日、家に帰ると一通の封筒が届いていた。
又、どっかの予想会社が100万円獲らせましょうという勧誘の書類でも送ってきたのだろうか。
メールをする人なら皆、迷惑メールには困ってると思うが、迷惑郵便はもっと困る。
メールならマウスでひょいとゴミ箱に移動させれば済むが迷惑郵便は手で持っていちいちゴミ箱まで捨てにいかなければいけない。思いっきりアナログなのだ。
ちなみに我家に来る迷惑郵便は予想会社の勧誘、大学の寄付勧誘、保険会社の勧誘で、お金のかかるものばっかりである。
しかし昨日届いた郵便物にはツタヤのマークが見えた。
ツタヤといえば確か2ヶ月くらい前に「24」シーズン4の第1話のDVDプレゼントに応募していたのだ。
封筒を開けるとやはりDVDが出てきた。
懸賞が当たるなんてロッテのラッコダッココアラ以来だ。
これはとうとう私にも久しぶりのビッグウェーブがやってきたのかもしれない。
サマージャンボかそれとも今週の競馬か当たるのはどっちだ!
とりあえず週末までは無駄に運を使わないようにしようと思う。
早速昨晩DVDを見てしまったが、やはり「24」は面白い。
9月にレンタルが開始されるが、その頃には又、テレビでシーズン3が放送されるかもしれないのでまだ見てない人には是非見ていただきたい。
さて今日も元気に出勤したが、昨日来ていた同期の人が体調不良で欠席だった。
講師とマンツーマンの講義となり、眠らないないように必死で過ごした。
どうも睡眠不足のせいで一日に2回くらい眠気に襲われる時がくる。
途中ビデオ研修があるがその時が一番危ないのだ。
それでも1時間おきに10分休憩があるので何とか乗り切れた。
昔は4時間ぶっ続けで会議をすることなどザラにあったが今考えるとよくあんなことできたなと思ってしまう。
研修を終え、家に帰るとスペースシャトルが帰還したかどうか聞いてみたが夜の9時に延期されたみたいだ。
昨日の衆議院解散といい最近ビッグニュースが多い。
考えてみると24時間勤務になるとその日に何が起こったのか全然わからない。
どんなビッグニュースがあっても翌日にならないとわからないのだ。
これは結構困ったことかも知れない。
もし勤務中に「道頓堀川に一万円札が大量に流れついてみんな喜んで拾っています」なんてニュースが流れてたらどうしよう。 |
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2005年8月8日(月) |
社会復帰 |
一年余りのブランクから本日無事社会復帰を果たした。
今日は8:30出勤だったが途中の駅で朝ごはんをしっかり取ってから行こうと思い、6時半に起きて7時の電車に乗る。
こんな早い時間に乗るのは阪神競馬に出かけて以来だ。
今まで毎朝難波に出かけていたのが良かったのか、朝出勤することには、さほど抵抗がない。
電車も座ることはできないが、何故かドアのところが空いてたのですぐに陣取り、ドアにもたれて立つことにした。
これはつり革を持つ必要もなく楽ちんなのだ。
電車が動き出し、しばらくすると何故ドア付近が空いてたのかがわかった。
陽がまともに当たりメチャクチャ暑いではないか。
どうりでこの場所に誰も寄り付かなかったわけだ。
やはり朝の通勤電車に乗ってなかったブランクは大きいようだ。
乗り換え駅でBLTサンドとアイスコーヒーを飲んで少しくつろぐことにする。
この歳になっても初めての職場に行くのに緊張しないはずがない。
こう見えても人一倍人見知りする方なのだ。
途中で一息つく為に30分も早く家を出たのである。
朝食を終え、最終地に向かう電車に乗ろうと改札を通ると、ちょうど電車が来て人が乗り込むところだった。
急いで乗り込もうとしたが、どうも様子が変だ眼前には女性客しか見えない。
ふと足元を見ると女性専用車両だった。
それにしても改札の前を女性専用車両にするのはどんなものか、初めて利用する駆け込み乗車の人は間違いなく乗ってしまうことだろう。
危うく難を逃れ8:20には会社に到着。受付で研修室に通されると一人既に座っていた。しばらく経っても誰も来ないので今回の採用は私とこの人の2人みたいだ。
自分の精神年齢があまりにも若いせいで、ほとんどの人が自分より年上に見える私は、敬語でいろいろと話かけてみた。
どうやら他の警備会社で3年程、勤めていたそうである。
これは助かった。同期にこういう人がいるといろいろ教えてもらえる。
話を進めていくと何と私と同い年だった。
同い年とわかった後もお互い敬語で話していたが感じのいい人で今度の会社ではたった二人きりの同期なので仲良くしていきたいと思う。
朝礼が始まると全員が一人ずつスピーチをし出した。
前の会社でもスピーチはあったが担当は一人だったので順番が回ってこなければOKだったが、これだと研修の4日間、毎日スピーチのネタを考えてこないといけない。
今日は自己紹介で済んだが、明日からのネタを求めてこの日記を読み返そうかと思っている。
研修の方は警備とは何ぞやという講義を聴いたり、制服に着替えて屋上に行き、大声で敬礼、気をつけ、休めの練習をするというものだった。
明日からは警棒を使った訓練もするみたいである。
研修はそれほどハードではないが制服には結構気をつかう。
警笛とかを付けるので何かやたらとボタンが多いし、ネクタイの曲がりにも気を使うし、88cmのズボンもずってくるのだ。(85が入らず次が88しかなかったのだ!)
警備員たるもの服装をビシっと決めないといけないのだが、子供の頃からよくボタンをダンチにとめていた私はどうもこれが苦手である。
新入社員が2人しかいなかったので号令の練習とかはなかったが、号令と言えば、昨日も書いた私が卒業したスパルタ中学では号令の時も何人も生徒がビンタされていた。
「イチ」、「ニ」、「サン」と言った後「ヨン」と言う生徒がたまにいるのだ。
すると先生が「「ヨンみたいな号令の数字があるか!シじゃボケ!」と言ってビンタするのだ。
「もう一回!」という先生の声でもう一度号令が始まる。
「イチ」、「ニ」、「サン」、「シ」、「ゴ」、「「ロク」と順調にすすんだ後だ。
私は又ビンタを目の当たりにすることになる。
次の生徒が「ナナ!」 |
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2005年8月7日(日) |
スパルタ中学 |
昨年は散々だったPOG成績だが、今年は愛娘のチアズガディスちゃんが新馬勝ち一番乗りを果たし、今日行われる函館2歳Sでも2番人気になっている。
ちなみにガディスというのはGOODESで女神という意味だ。
来年の桜花賞馬にふさわしい名前ではないか。
一番人気は断トツで武豊が乗るアドマイヤカリブだ。
新馬戦を持ったままで好時計で完勝し、モノが違うという評判だ。
しかし私の長年の経験では前走持ったままで楽勝した馬が次走で追われてみると以外に伸びないことがよくある。
福島の開幕週の芝と今の函館の芝状態は明らかに違うし、2戦目の2歳馬の単勝に大金をつぎ込む人の気がしれない。
単勝が1倍台というのは明らかに異常な人気だと思う。
私のガディスちゃんも函館開幕週の芝で逃げ切っただけに、今の芝状態がどうも心配だ。だから単勝も買ってないし、馬単ではなく馬連で馬券を買ったのだ。
レースは控えて差すと思ったカリブがかかったのか早めに上がっていくも直線伸びあぐね3着に敗れた。
いやそんなことはどうでもいい。私のガディスちゃんは全くいいところなくドンケツになってしまった。
母に桜花賞馬を持つお嬢様育ちのガディスちゃんには今日の芝は合わなかったのだろう。
趣味の競馬の時間は終わり肝心の勝負レースの方は今日も安い3連複のみ2本の的中。
もちろん赤字だが最終レースは本命馬が大きく出遅れたものの最後2着にまで差してきた。
3連複は当たったが出遅れなければ勝っていたと思われ、8番人気だっただけに3連単の大金を取り逃がしてしまったのは非常に痛い。
よく競馬にタラレバはないと言われるが競馬をやる人の大半はタラレバが大好きだ。
タラレバを使って後悔すると何故か気が楽になるのである。
自分の予想自体はそうおかしくなく想定外の出来事が起こったから外れたと思いこみたいのだ。
競馬も終わってしまい明日から研修に入るが、警備員だけあって”気をつけ”、”やすめ”の練習があるみたいだ。
実は私はこういった動作には結構自信がある。
通っていた中学が私立でもないのにスパルタだったのだ。
男子は頭は丸坊主で体育の時間に先生が全員の頭を指で掴む。
髪の毛がつかめるとすぐに職員室に連れていかれバリカンで刈られてしまう。
一番キツイのは運動会の練習で全員”気をつけ”の姿勢で立っていると先生が回ってくる。
誰が見ても普通に”気をつけ”の姿勢で立ってる生徒のところに先生が近寄り「お前!どこに力入れとんじゃ!」と怒鳴る。
生徒がポカーンとしてると「どこに力入れとんじゃ!」といってビンタされるのだ。
気をつけの時に指の間を空けずにピタっとくっつけ指先はまっすぐに伸びていないと、こういう目に遭ってしまう。
つまり先生は「指先に力入れんかい!」と怒っていたわけだ。
だったら最初からそう言えばいいと思う。相手はまだ中学生である。
行進の時も両腕は前後に180度に降り、足は直角に振り上げないといけない。
それができていないと後ろから先生が来て蹴り上げられるのだ。
中学校で鍛えられた経験がこの歳になって役立つとは思いもしなかった。
しっかりと指先を伸ばして胸を張り、中学仕込の”気をつけ”を見せたいと思う。
ただお腹に緊張感がないのが少々心配だ。 |
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2005年8月6日(土) |
信じられない道案内 |
今日も朝から恐ろしいほどの猛暑だが、この暑い中私よりXX歳も若い高校球児は真昼間に甲子園で野球をするというから恐れ入る。
立っているだけでもクラクラするのによく走ったりできるものだ。
たまにベンチが映るがあまり水をとっている姿を見たことがない。
試合中に水を取っても何の格好悪いこともないので守備から戻ってきたら水をとるべきだと思う。
最近は運動中の水の補給の大切さが広まっているが、私が学生の頃は水を取らずに練習するのが美徳のように思われていた。
大学のクラブの練習中でも極力水を取らないようにしていたものだ。
その反動が来てるのか夏になると水分が欲しくてしょうがない。
今日もWINSに到着する頃には汗ダクになっていた。
WINSに自動販売機があるのだが、紙パックとペットボトルしかない。
やはり缶はWINSの住人には不適当だと見なされたのだろう。
それは正解だ。マークシートや馬券すらちゃんとゴミ箱に捨てれない人に缶なんか持たせたら絶対に床に放置する。
ただ紙パックのはストローで吸う為、どうも飲みごたえがない。
今日は特に暑かったので前から一度飲んでみたかった「ガブ飲みミルクコーヒー」を買ってみた。
前から一度ガブ飲みしてみたかったのだ。500mリットルのペットボトルだが、飲みやすい味で一気に飲んでしまった。
お腹がタップンタップンになったが世は満足である。
やっと暑さも治まって競馬に専念するが、今日もいつも通り、安い3連複しか当たらない。5レース中2レース的中もそのうちの一つは3連複で配当が400円だった。
流石に頭にきたので明日の予想は3連複を減らすことにした。
明日以降も小倉開催はそうしようと思う。
さて今日何故、私がガブ飲みコーヒーを飲みたくなったかについて触れておこう。
来週から勤める会社に住民票を出さないといけない為、朝からXXXという施設に行ってきたのだ。
市役所は土日は休みだがXXXという施設で住民票と印鑑証明のサービスはやってくれると昨日電話で確認しておいたのだ。
ただXXXという施設は行ったことがない。
HPに地図もなく、ある駅から徒歩6分と書いてあった。
途中下車して駅員に場所を聞くことにした。
「ここまっすぐ行って2つ目の踏み切りを渡ったら右手に見えます」と言った。
なんか徒歩3分くらいで行けそうな道順だ。
早速、言われた通り歩き出したのだが何か変だ。
一つ目の踏み切りを通り過ぎると国道にぶつかったのだ。
右を見ても、左を見ても踏み切りなんか見えない。
道案内でよく「2つ目の信号を」という表現があるが、その2つの信号が同じ道沿いに存在しないことなどあるものなのか。
とても駅員がする道案内とは思えない。
暑い中、道に迷うのはいやなので通りすがりの人に聞くと国道を左に進めとのことであった。
曲がりくねった道を3分ほど進むとやっと2つ目の踏み切りが見つかった。
無事、住民票を手に入れカンカン照りの中、駅まで戻る。
駅員に文句を言いたい気分だったが、そんなことよりこの喉の渇きを癒すのが先だ。
キップを買ってホームに進み、自動販売機へ一直線!
サイフに手をやると、やっぱり電車がやってきた。 |
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2005年8月5日(金) |
急展開 |
昨日までに採用の電話がなく、我慢できずに今日は難波に出かける。
トゥルーコーリングの11巻から13巻のレンタルが開始されるし、競馬の予想もしないといけない。
久しぶりに難波に出てくると気分がいい。空気がキレイなはずはないが今や完全にサウナと化した家で過ごすよりずっと気持ちがいい。
朝昼兼用でうどん屋に入り570円のセットメニューを頼むことにした。
1000円を渡したのだが、どうもレジが開かないらしい。
店長が呼ばれてヘラのようなものを隙間に突っ込んでやっとレジが開いた。
レジのおばちゃんが私を待たせてあせっていたのか「はい570円」と言ってお釣りを渡した。
もちろん正しいお釣りは430円だが私の手のひらには明らかに570円が乗っていた。
10円、20円なら正しい申告をするのだが140円もの儲けとなると話が違う。
これ以上おばちゃんを動揺させるのも悪いし、チャッカリ140円をもらっておくことにした。
思えばこの店には週に一回は通っており、これくらいのサービスがあってもいいというものだ。
うどん屋を出るとツタヤへ行きトゥルーコーリングを借りたが今度は受付でキリンの淡麗を一缶もらった。
何かのキャンペーンなんだろうが思いがけずビール(発泡酒だが)をもらうとかなり嬉しい。
冷え冷えだったらその場でグイーっといきたいくらいだ。
140円は儲かるし、ビールはもらえるし、何で今日は競馬が開催してないのかと真剣に思ってしまう。
それでも今日予想したら明日は当たりまくるかもしれない。
早速競馬新聞を買い込み、最近超お気に入りのキャラメルカフェフラッペを飲みながら予想を始める。
予想を始めて2時間くらいたった頃に「24」のCTU内線音が鳴った。
そう、携帯電話がなったのだ。これはひょっとして採用の電話かと出てみると、やはりそうだった。
「今、お電話してよろしいですか?」と聞かれた。
今は神聖な予想の時間であるが、そんなことは言ってられない。
採用が決定し、来週の月曜日から研修に来て欲しいとのことだった。
これで減っていく貯金残高の恐怖から逃れられそうである。
それにしても火曜日に面接して金曜日に結果が来るとは思わなかった。
前の会社の採用通知も翌日に電話が来たと記憶している。
中途採用なので先日までに面接に来た人の中から選んだのかもしれない。
それとも私のウエストに合うズボンの発注に手間取ったのだろうか。
なかなか珍しい採用通知だと思ったが、いやいや競馬新聞を広げ、赤ペンを持ちながら採用通知を聞いてる人間の方がずっと珍しい。 |
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2005年8月4日(木) |
乳歯の寿命70年 |
結局今日も待てど暮らせど電話は来なかった。
採用だったら普通は翌日に電話が来るのものだから多分今日もないとは思っていた。
それにしてもアサヤンのオーディションの結果ならわかるが採用者だけには今週中にとかいうのはやめて欲しい。
別に電話で「ダメでした」と言われても食ってかっかったりしないから不採用の者こそ先に連絡が欲しいものだ。
まあおかげで2日間家にいたのでお金がかからず週末の競馬資金ができたので良しとしよう。
早速、明日から次の仕事を探そうと思うが、どうも警備業界は厳しいのかもしれない。
前日にも書いたが入ってもすぐに辞めてしまうと勝手に思われてる感じがする。
暴漢からのどんな攻撃も吸収する三段腹、WINSで平気で一日中立つことができる強い足腰、外れても外れても予想を続ける強い精神力、旅行先でまで人に道を尋ねられる環境に溶け込む能力がわかってもらえないようである。
今度は土日休みの工場の勤務でも探すことにしよう。
2日間家で過ごして思ったのだが、ハッキリ言ってヒマである。
テレビ番組も昼メロを見た後はお決まりの芸能ワイド番組しかないし、これなら主婦が出会い系にハマルのもわかるような気がする。
あまりにヒマなのでスポーツ新聞を買いに行くことにした。
昨日勝ったロッテの記事も読みたいし、函館2歳Sに出るPOGの愛馬チアズガディスの追いきり情報も載っている。
ロッテの記事は思ったより小さかったがチアズガディスはアドマイヤカリブと並んで大きく取り上げられていた。
牡馬のカリブが断然の一番人気だがガディスちゃんはウラ若き乙女なのでクラシックでカリブと戦うことはなく、ここは2着でも御の字だ。
昨年は散々なPOGの成績だったが今年はこのガディスちゃんで虫歯になるほどチョコを食べたいものである。
虫歯と言えば最近、永久歯が生えてこない子供が結構いるみたいだ。
6歳くらいまでに気づけば歯の矯正等で大事には至らないが、それを過ぎてから気づくと顎関節痛になったり空気が抜けて話言葉に影響が出るらしい。
永久歯が生えてこないとうことは乳歯が抜けてしまうと歯抜け状態になってしまう。
ニュースでは20代の女性も出ていたが歯の数が少なく食事もままならないそうだ。
私は昨日ニュースで見るまでそんなことがあることすら知らなかった。
乳歯が抜けたら永久歯が生えてくると当たり前のように思ってた。
こういう事実は新聞各紙の一面に一斉に報じるとかNHKのニュースで広く報じるべきだと思う。
この日記を読んでいる小さいお子様がいる方は是非一度歯医者で永久歯胚があるかどうか見てもらうことをオススメする。
早く気づけば歯磨き等で乳歯を大事にすれば乳歯は70年も持つそうだ。 |
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2005年8月3日(水) |
マイナスイオン扇風機 |
今日から二年目に突入し颯爽と難波に出かけたいところだが、昨日の面接結果の電話があるかもしれないので今日は家で過ごすことにする。
難波に出てフィーバー中に電話がかかってきたら困るからだ。
近所のパチンコ屋にも行かず暑い家で扇風機にあたりながらごろごろしていたが結局、今日は電話がかかってこなかった。
採用時は今週中に電話を入れると言っていたが明日、電話がなければ脈なしと考えていいだろう。
昨日の面接中も感じたことだが、どうもソフトハウスからの転職が珍しがられてるようで、勤めても仕事のきつさですぐに辞めるのではないかと思われてる気がしてしょうがない。
事実、「続けられますか?」という確認を2回くらいされた。
落ちるとすれば、たぶんその点が原因だと思う。
どうもソフトハウス以外の業種の人からはソフトハウスの人間というのは涼しい部屋で机に座ってパソコンを叩いてるというイメージがあるようだが、精神的にも肉体的にも非常にキツイ仕事である。
重いプリンターを持ち上げてギックリ腰になりかけたこともあるし、ATMの試験をする時は試験用の機械が漏電してるからと手袋をして作業したこともあった。
ATMが倒れてきて死にかけたこともあったし、試験中に走り回ってスラックスが機器にひっかかりビリビリに破れたこともあった。
最後にやった仕事では電動ネジ回しを持ってプリクラの解体作業もしていたのだ。
そのうえ納期と品質管理と原価管理に追われるというかなりハードな仕事だったのだ。
警備員も肉体的、精神的疲労はあると思うが原価管理をしなくていい。
これは精神的にかなり楽なのである。
集団面接の為にこのへんの話ができなかったのが心残りだったのだ。
まあ採用されなかったら縁がなかったということで次の仕事をすぐに探そうと思う。
一年余り具体的な就職活動をしてなかったので今回、面接を受けたのはいいリハビリになったと思う。
もちろん明日採用の電話があるのがベストなのだが。
明日も家で待機しようと思うがこの季節に家で一日過ごすと本当に疲れる。
扇風機をつけても生ぬるい風しかこないし、部屋にはソファーもないので「あつい〜」と言いながら畳の上でぐたーっとしてるしかない。
引きこもりの人はよく毎日部屋で過ごせるなと感心してしまう。
でも、きっと部屋はフローリングでクーラーがあり涼しいのだろう。
最近はクーラーではなく除湿ができて冷風が出る送風機みたいなのがあるそうだが、就職が決まったら買ってみたいものだ。
私はどうも家電に弱いというか最新の家電についていけないのだが、冷風が出るということは水を入れるタンクがあるんだろうか。
そういえば両親の部屋にはいつの間にか、マイナスイオンを発生させる扇風機が登場していた。
家にお金を入れてる私に何の相談もせず自分達の部屋にだけ最新の扇風機を入れるとは大した度胸だ。
早速見に言ったのだが、どう見ても普通の扇風機なのだ。
マイナスイオンを発生させる装置みたいなのがついていてもよさそうなのに、どっから見ても何もついていない。
「これどうやってマイナスイオン発生すんの?」と聞いてみたら。
あっさり「知らん。」と返された。
普通店員に聞かんかあ?
本当にマイナスイオンが発生するのかどうか実に怪しいものだ。
この扇風機の前に買ってきた扇風機はもっと凄かった。
扇風機をつけている状態で頭部の向きを変えようとすると「カンカラカンカン」と羽根が外側の網に接触するのだ。
今時、どこに行ったらこんな扇風機売ってるのだろう。
聞けば今度の扇風機も同じ店で買ったらしい。マイナスイオンなんか出るものか! |
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2005年8月2日(火) |
ブログ風 |
今日でこの日記を書き始めてから一年経ち、明日から二年目に突入する。
この一年一日も休まず書き続けてこれたのも、いつも見てくださる皆様のおかげと感謝の気持ちでいっぱいである。
書き始めた頃からちょうどブログが流行り出したが諸事情により二年目以降もブログには移行せずまったりと続けていくつもりだ。
他人のブログを見てると顔文字を使ったり、行間をかなり空けたり、強調部分を大きい文字サイズにしてるのが多い。
そういうのに比べると私は顔文字も使わず、文字サイズも変えることがない。
日記なのだから特にそんなことをする必要はないと思うが、別にやっても構わないとも思っている。
一年の最後くらいブログ風に書くのもいいかと思うのだ。
さて今日は警備会社の面接日だ。
久しぶりにスーツを着て、ネクタイを締める。
まだネクタイの締め方を忘れておらずホッとする。
面接は2時からだが正午前には上本町に着き、漫画喫茶に入る。
席に座ると面接で想定される質問を予想し、答えの大筋を覚えこむことにする。
セリフのように覚えてしまうと噛んでしまいそうなので答えの方向性だけを最終確認するのだ。
それでも必ず想定外の質問が一つ、二つは出てくるだろう。
まあそんな時は「そうですねー」とかの便利な言葉で時間を延ばして考えればいいだろう。
人生行き当たりばったりでいいではないか。
会社の方は駅から徒歩5分だったが方向音痴の私は逆方向に5分歩いて間違いに気づいても間に合うように余裕をもって行った為、40分も前に着いてしまった。
すぐ前の喫茶店に入りコーヒーを飲みながらビルに不審者が出入りしてないか早速、警備することにした。
古そうなビルだが結構人の出入りは多いみたいである。
2時10分前になったので警備を止め、会社へ向かうことにする。
受付に行くと5人くらいの人が働いていたが結構のんびりとした雰囲気で好感が持てる。
面接室に行くと後から2人が入ってきた。どうやら集団面接のようだ。
面接の前に簡単な適正検査があり、数学と漢字の読みと県庁所在地を答えるものだった。
得意科目に国語と書いたてまえ漢字の読みを間違う訳にはいかない。
山車や祝詞といった結構難しいのもあったが全部知ってる漢字だった。
数学も簡単だったが、県庁所在地は茨城と滋賀県を間違えてしまった。
でも違う県の都市を書いたりしなければ問題ないだろう。
もし私が試験官であれば愛媛の県庁所在地を知らないより間違えて高松と書く方が問題ありと判断するだろう。
集団面接ということもあり、時間の大半は業務の説明が行われ、個人に対する質問は3つくらいしかなかった。
どうもキツイ業務に耐えられる人間かどうかを見ているような気がする。
その点、私の前職がどうもヤワに見られないか心配だったので、徹夜や残業が多く知的労働ではなく肉体労働だと訴えておいた。
面接の最後の方でやはり想定外の質問が行われた。
「ウエストはいくつですか?」と聞かれたのだ。
会社を辞めてから3K痩せたので「81くらいです。」と答えると面接官が「もっとあるように見えますが」と言うのだ。
結局83と答えることにしたが、こう見えても着太りする方なのだ。
結果の方は採用時だけ今週中に連絡するということだった。
とりあえず明日は家で朗報を待つことにしよう。
採用されれば隔日の24時間勤務になり、今までの生活と比べても痩せるのは間違いないだろう。
今でも標準より10Kも太っているが大学時代以来の念願の標準体重に戻るかもしれない。
本当に痩せられるか一日の生活を想像してみよう。
朝10時に出社。昼休み、夕休みを取りながら深夜1時くらいまで勤務。
4時間の仮眠を取り早朝5時頃起床。
朝の10時まで勤務。昼御飯を食べ、家に昼過ぎに帰る。
夕方まで昼寝する。これって
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相撲取りやん( ; ゚Д゚)
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2005年8月1日(月) |
裏趣味 |
今日は明日の面接に備えて漫画喫茶で履歴書を完成させることにする。
途中ローソンの「夏おにぎり始めました」というノボリにつられて昼御飯を買い込むことにした。
早速おにぎりの棚に向かうがどれが夏おにぎりなのかよくわからない。
少なくとも夏おにぎりという名の商品は置いていない。
店員に聞こうかと思ったが「冷やし中華始めました」のパロディーかもしれない。
店員にそんなシャレもわからんのかと思われたら関西人の名折れだ。
結局聞かずに並べてある中からおにぎりを選ぶことにした。
そういえば昔、仕事先の淀屋橋にある喫茶店で「コーヒー豆入りました」という看板を常時出してるボアという名の喫茶店があった。
今考えても不思議な喫茶店である。
喫茶店でコーヒー豆入らんでどうすんねんと同僚とツッコミを入れていたものだ。
サケハラミと梅ジャコのおにぎりと、とろろソバを買い込んで漫画喫茶に入る。
今日は近所のローソンのクジで当たったカップのあさげも持って来た。
何か家でカップ味噌汁を飲む気がしなかったのだ。
カップ味噌汁は漫画喫茶のような寂しい場所がよく似合う。
味は普通だったが味噌汁はやっぱり、お椀で飲むものだと思った。
おにぎりも美味しいのだが、コンビニで売ってるおにぎりよりは、スタンドでその場で握ってくれるおにぎりの方が絶対美味しい。
行きつけのテレビチャンピオンに出たおにぎり屋が閉店したのはホントに残念だ。
私はいつもビジネスアイデアだけは豊富に持っているのだが、日本橋でメイド姿の子がおむすびを握る店をオープンさせれば結構流行る気がする。
昼休みに鼻の下を伸ばしたサラリーマンが行列してそうに思うのだが。
さて現実に戻って昼食後は履歴書を仕上げる。
得意な教科という欄があるのだがこれには困ってしまう。
普通は英語、数学とか書けばカッコいいのだろうが私は中学英語しか話せないし、数学はすでに微分を忘れかけている。
最近は簡単な引き算にも電卓を使うことが多くなった。
どうしようかと悩んだ結果、国語と書くことにした。
実際に学生時代は国語の成績が一番良かったし、国語というのは暗記科目でなく結構センスがいる科目だと自負しているのだ。
でも何か国語と実際に書いてみるとインパクトに欠けるなーと思ってしまう。
英語、数学と書くと中学以上という感じがするが、国語と書くと小学生という感じがする。
でも私が面接官だとしても男で家庭科とでも書いてない限り得意学科なんか気にしないだろう。
履歴書には何故か趣味を書く欄がある。
お見合いするわけでもないのに何で趣味なんか書く必要があるのだろう。
そもそも変な趣味を持ってる人はマイナスポイントになるので本当のことなど書くわけがない。
こんなところに匂いフェチとか書く人がいるはずないではないか。
ほとんどの人が読書、音楽鑑賞と書いてるに違いないのだ。
私もごく平凡な日本人なので音楽鑑賞とスポーツ観戦と書いておいた。
もちろん裏趣味だ。
こんなところに競馬、パチンコ、麻雀と書いたら施設を守るどころか盗みに入りそうではないか。 |
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