中国の論語の中に

「誤って改めざる是を過ちという」　というのがあります。

この意味は人間だれでも過ちというのは犯すもので
これはいわば　ある程度必然的ともいえることなのです。

しかし

肝心なことは間違いに気づいたときにいち早くこれを改め
失敗を挽回していくという反省の姿勢を示すことこそが一番大切だということです。

あなたもこれまでいろんな失敗の経験をしてきた事だと思います。

●失敗したとき　その後　どうしましたか？

例えば　収入UP

いろんなことに手をだしてきたけど　結局
いつまでたっても豊かにならない、その日暮らし的な生活。(昔の私)

何をやっても、いくらがんばってもうまくいかないから
単に　ずるずる長い間　落ち込んでいた。　泣いてただけ。

なんていう人もいますが　それじゃー　芸がない。

落ち込むくらいならサルでもできます。

●それからどうしたの？　　ってことが結局大切なんです。


例えが全然違うかもしれませんが

簡単に言うと

好きな人に振られたら　その時は　落ち込み、泣いてしまうかもしれませんが
そのあと　サッと気持ちを改めることにより　また新しい恋が始まり
そうすると一瞬で気分がガラリと変わり、
前に好きだった人のこともすっかり遠い過去のように感じますよね。

簡単に言っちゃえばこういうことです。


なので

なにかの過ちに気づいた場合にいかにすばやく対処するかによって
それが本当の過ちなのか、単なる教訓なのかという分かれ道になると思います。

過ちを犯しながらそれを平気で見過ごしたり
そのまま落ち込んでいるようでは
これこそ本当の過ちになってしまうと思います。

なので

私達は過ちを恐れるのではなく、
過ちを改めないという姿勢に対して厳しく考えていきたいものです。

何でもそうですが
仕事をしていても　どんな能力のある人であっても
失敗、見込み違いというものはあるものです。

でも大切なのは
それを恐れず、むしろ乗り越えることに力を入れるべきであるということなんです。




■改めないことが本当の過ち

失敗はあって当然。だから　これだ！と思うものがあれば
失敗を恐れずに果敢に挑戦すればいい。
万一失敗しても　なぜ失敗したのかを分析し、どうすれば挽回できるか
そこにさらに力をそそげばいいだけのこと。

とにかく　動き出さなきゃ何も始まりませんよ。　　ねっ！