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【新着カタログ紹介2】
  「おしゃれな逆車コンパクト!」スズキ・スプラッシュ
スイフトのコンポーネンツを使用し、ハンガリー工場で生産されるスプラッシュが、日本にも上陸した。ボディサイズはスイフトよりも全長/全幅がわずかに短くなり、全高は80mm高くなる。インテリアは、大型1メーターのコクピットとなり、シンプルで実用性重視のクルマとなっている。シートや足回りは、スイフトよりも全体に固め。カタログはA4サイズ28ページ。グラフィックには、ヨーロッパの街並みに置かれたスプラッシュの写真が多く使われ、欧州テイストが強調されている。ターコイズやグリーンなど明るいボディカラーが似合いそうなクルマだ。
  「アクの強さが裏目に?」マツダ・ビアンテ
ビアンテは、マツダのミニバンラインアップの中で、MPV未満、プレマシーより上という、穴を埋める形で投入されたニュー・カマーだ。アグレッシブなスタイル、マツダらしいハンドリングの良さ、コストパフォーマンスの高さで競合ひしめくミドルサイズ・ミニバン界に参入した。Aピラーからヘッドライトまで流れるように続くデザインは斬新だが、見方によっては少々グロくも見える。この種のクルマを求める客は、やはりセレナやノアといったコンサバなミニバンに流れるのではないか?カタログはA4サイズ角表紙48ページ。グラフィックはファミリー指向の強いものになっている。

●「ケース入りカタログで登場!」ホンダ・レジェンド
 
一時国内販売中止の噂もあったホンダ・レジェンドが、マイナーチェンジ。フロントグリルをはじめとする外観を大幅変更するとともに、エンジンを3.5リッターから3.7リッターへと拡大した。先にフルチェンジしたインスパイアが投入された時、排気量も同じ、ボディサイズもほぼ変わらないレジェンドの存在意義が問われたことがあった。しかし、ホンダの旗艦たるレジェンドは、SH-AWDという独自の4駆システムで、安全で高い次元の走行性能を可能にし、インスパイアとの差別化を図る。しかしながら、インテリアは今もって高級とは言い難いデザインである。カタログはA4サイズ角表紙68ページ。しっかりとした紙ケース入り。次回のフルモデルチェンジの際には、ハードカバー化を願う。
 
●「4メーカーから新型軽勢揃い!」
スズキ・ワゴンR
 
4メーカーより発表された軽自動車を紹介。ワゴンRは、フルモデルチェンジ、ムーヴ コンテは現行ムーヴをベースにボクシーなデザインに仕上げた派生モデル、トッポに至っては、なんと18年目の大復活という奇跡的モデル。最後に出たライフは使いやすさと安全性に重点を置いたフルモデルチェンジ。それぞれいきさつは違えど、個性的で実力派ぞろいなのは間違いない。まずワゴンRは、先代からのキープコンセプトながらスタイル、パッケージ、メカ、装備と全ての項目でクオリティアップし、引き続き軽No.1の座を狙う。ドレスアップ系グレードとして、スティングレイの存在も欠かせない。カタログはワゴンRがA4サイズ28ページ。スティングレイの方は、A4サイズ22ページ。
 
●ダイハツ・ムーヴ コンテ
 
ムーヴ コンテは、いわゆるスズキ・ラパンのダイハツ版にあたるモデルだ。女性客を意識した「プレミアムソファシート」やポジションメモリー付きパワースライドはポイントが高い。勿論、コンテカスタムのラインアップもある。カタログはA4サイズ28ページ、コンテカスタムがA4サイズ24ページ。やや厚口でしっとり感のある紙質は、高級感がある。

三菱・トッポ
 
三菱トッポの売りは何といっても、軽ナンバー1の室内高1430mmを誇ること。同時に最低地上高も140mmに抑え、乗降性に貢献している。後発モデルだけに、多彩なシートアレンジやふんだんな収納スペース、安心のインテリジェント機能など、気の利いた工夫が満載。ただしCVTの設定が無く、燃費面ではやや不利か。また、トッポのドレスアップ版は、ローデストとなる。カタログはA4サイズ40ページ。ローデストは専用カタログは無く、トッポカタログに含まれる。
●ホンダ・ライフ
 
11月6日にデビューした新型ライフは標準タイプ、女性仕様の「パステル」、男の子仕様の「ディーバ」の異なる3タイプのキャラクターで登場。注目のポイントは、先代よりも35mm全高を上げ、室内高はワゴンRやムーヴ以上の高さを実現したこと。そして、サイドガラスとリアウインドウの下端ラインを下げ、より広い視界を確保した。また、最廉価の「C」を除いて全車にバックモニターを標準装備したことも、初心者や女性には安心感があるに違いない。カタログはA4サイズ36ページ。
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