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●日産・ラフェスタVSマツダ・プレマシー
 

 

  大開口のパノラミックルーフとスクエアなフォルムが特徴のラフェスタに対し、新型プレマシーはコンパクトワゴンでありながら、両側スライドドアを採用し、6名が無理なく乗車できる居住性も実現した。両者とも後発ということもあり、シートアレンジや収納スペースなど細かな点も含めてライバル車に勝る。プレマシーの発表会で、「トヨタ・アイシスも競合になるのでは?」と営業マンに質問したところ、「アイシスは、片側にピラーレスの開口部を採用したために、片側だけに偏った補強部材が使われ、左右の重量 配分が異なっている。あんなバランスの悪い車はダメです!」と断言。おそらく、プレマシーの競合車すべてに、否定的なセールストークが用意されているのであろう。ラフェスタのカタログはA4サイズ54P。プレマシーのカタログはA4サイズ42P。カタログ対決は、楽しい写 真が満載のプレマシーの勝ち。
●日産・ノートVSトヨタ・ヴィッツ
 

 
  昨年から怒濤のように6種の新車をリリースした日産も、いちおうノートで最後となる。新型ノート、そして新型ヴィッツともホンダ・フィットを競合のターゲットとする。特にヴィッツの方は、コンパクトカー市場のシェアを奪還すべく、フィットへの対抗意識が露骨だ。カタログは、ノートがこれまた紙ケース入り2分冊(本カタとオプションカタログ)という体裁で登場、コレクターを喜ばせてくれた。カタログのデザインもなかなかお洒落。紙ケースのサイズはA4、カタログは210mmX210mm56Pの角表紙。対し、ヴィッツの方もイメージ写 真を多用し、がんばっているが普通のA4サイズカタログ36P。カタログ対決は、ノートに軍配を上げる。
●トヨタ・マークX
 

  ゼロクラウンのシャーシ、コンポーネンツを流用し、FRレイアウトがよみがえった、マーク2じゃなかった、マークX。欧州スポーツセダンの顧客も取り込もうというトヨタの戦略だが、あいにく欧州車ファンがそそられる要素は皆無。やはりこの車を支持するのは、従来からのトヨタ車信仰派と国産車党だろう。もちろん内容的には悪いはずがなく、価格も欧州セダンと比べると、はるかに安い。カタログも特にそそられる物ではない。A4サイズ42P。
●スズキ・スイフト、ツイン
 

 
  価格の安さ以外は、これといった魅力が無かったスイフトがフルモデルチェンジ。新しいスイフトは、エクステリア、インテリアデザインとも欧州コンパクト車と互角に渡り合える位 良くなった。いや〜、スズキもやればできるんですね。カタログは、A4サイズ28P。ツインの方は、マイナーチェンジ。ラインナップは、ガソリン車のみに。カタログは、A4サイズ8P。
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