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は じ め に   .......2002.5.21(Vol.279)
 
第1話 「三つ編みの少女」   .......2002.8.1(Vol.299)
第2話 「かきあげ娘」   .......2003.1.31(Vol.348)
第3話 「光のカーテン」   .......2003.10.29(Vol.438)
第4話 「ゆきちゃんのりぼん・前編」   .......2004.4.21(Vol.502)
第5話 「ゆきちゃんのりぼん・後編」   .......2004.7.22(Vol.508)
 
あ と が き
ご  感  想


第6 〜10話は、 第1章 クラス委員の役目 “PART2”
第11〜14話は、 第2章 少 女 覚 醒 “PART1”
第15〜17話は、 “PART2”
第18話以降は、 “PART3” をご参照のこと。






2002.5.21(Vol.279) 初出___Cont.No.RV00    第1話へ 目次へトップへ

「バージン・ヘア」

        はじめに

 全国のロングヘアラバーの皆さん、いかがおすごしでし ょうか?
 私の越してきた街には、何故かロングヘアの女性も多く て、それなりに楽しませて頂いております。
 とは言っても、わが国における茶髪化現象は、悪化の一 途を辿るばかりで、いい加減目が腐ってしまいそうです。
 
かつての投稿で、「有名人の中で、アナウンサーくらい は、まともであって欲しい。」と書いたことがありました が、今では、黒髪の女子アナの方が、珍しくなってしまい ましたし、さらには、清楚さを売りにするはずの若いアイ ドルまでも、茶髪が当たり前となってしまいました。
 最早、この国のアホな大人達には、なにも期待出来ませ ん。

 今の芸能界で、「聖域」といっていいのは、「チャイド ル」とか「ジュニアアイドル」と呼ばれている女の子達だ けではないでしょうか。
 岡本奈月ちゃんやみなみみなちゃんをはじめとして、彼 女達の髪は、本当に美しい。
 アニメとともに日本が世界に誇れる美しさであるといっ ても過言ではないでしょう。
 彼女達の中には、成長してメジャーなアイドルや女優に なる子もいますが、多くの場合、その長くて美しい髪は、 短くなったり、汚い色に染められてしまったりします。
 どんな髪型でいるのかは、基本的には本人の自由ではあ りますが、いい仕事がさせてもらえる頃に、一番綺麗な姿 でいられないというのは、実にもったいないことです。
 そこで、彼女達が一番美しい時に、その長〜い黒髪を思 う存分堪能出来るようなドラマや映画は創れないだろうか ?ということで、その原作となるようなストーリーを考え てみました。
 いうなれば、こんなのどうでしょうシリーズの「こんな 話を映像化してみてはどうでしょう?」という感じで、受 け止めて頂ければいいと思います。

 というワケで、本作は小説のような形態になるでしょう が、あくまで映像化されることを前提として、書くつもり ですので、お読みになる皆さんも、どうか、ご自分の想像 力をフルに働かせて、私の文章力の未熟さを助けてやって 下さい。
 話のタイトルは、「バージン・ヘア」です。
 私の美髪少女に対する想いを出来る限り本作品に詰め込 みたいと思いますので、どうぞご期待下さい。



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2002.8.1(Vol.299) 初出___Cont.No.RV0101    第2話へ 目次へトップへ




  女の子達は、もう忘れてしまったのかもしれない。
   自分達の本当の姿を・・・・・・


    第1章 クラス委員の役目



 木漏れ日も眩しい3月。少女達の美しい髪をより一層輝 かせ始める季節でもある。
 少女達は、首に巻いたマフラーを解き、フードの付いた 上着を脱ぎ去る。
 そして、彼女達の美しい黒髪は、肩に背中に流れ落ち、 春の日差しに本来の場所に帰ったことを祝福されたかのよ うに照らされ、光り輝く。
 待ちに待った季節。今年の春は少し早いようだ。
 春一番が、学校の校庭を駆け抜ける。
 その風に吹かれるもの、それが見たくて木の隙間から、 少し覗いてみる・・・。
 市立神永(かみなが)小学校、本物語の舞台である。
 
 キーンコーンカーンコーン

 5時間目終了のチャイムが鳴ると、多くの児童が、校庭 にも出始める。
 当然、女の子にしか目が行かない。
 う〜〜〜〜〜〜ん、なかなかいいじゃないですか、どこ かの国の女子中高生と違って、この小学校の女の子の髪は 、本当に美しい。
 なにも手を加えない「バージンヘア」は、水が滴るよう に艶やかに白く輝き、サラッと風になびく時、少し茶色に 透けて光る。その汚れのない清らかな心のごとく、どこま でも真っ直ぐで、優しく大気の中を揺れている。
 しかも、とってもとってもとっても長〜〜〜〜い!!!
 取り分け、高学年の女の子の髪の長さときたらどうだろ う。どこかの国の西暦2000年前後を生きている男性諸 子に見せてあげたいくらいである。
 実は、本物語の時代、西暦20??年は、第2次ロング ヘアブームの真っ只中なのである。
 きっかけは、「髪長美少女戦士サーラ」という特撮ヒー ローもののテレビ番組だった。
 この番組のヒットにより、「美少女」の前には必ず「髪 長」が付くのが常識となり、アジアの愚国に正常な美意識 を取り戻した。
 とはいうものの、やはり小学生だなと思ってしまう。
 小学校では、色々な活動があるせいか、折角の長〜〜〜 い黒髪を結んだり、まとめたりする娘の方が、圧倒的に多 い。
 ポニーテールやおさげヘアが嫌いなわけではないが、や はり、背中一面を流れる長〜〜〜〜〜い黒髪がいい。



 仕方がないので、近くの中学校にでも行こうと思った瞬 間、西校舎と東校舎を繋ぐ渡り廊下を、急いで駆けてくる 少女が視界に飛び込んできた。
 彼女の名は、塚原あゆみ。6年2組、児童会の副会長で ある。とても小学生とは思えぬ程の大人びた雰囲気を持っ ており、いかにも児童会の役員という感じである。
 おそらく、児童会内でも、そのクールな眼差しで、髪を かき上げながら、堂々と会長や先生に意見しているのでは ないだろうか?まあ、こんな美少女になら、なにを言われ ても、許してしまうかもしれないが・・・。
 髪の美しさは言うまでもない。艶やかなバージンヘアは 何物にも束縛されることなく、ただ、7:3に分けてある だけのワ・ン・レ・ン・グ・スで、長〜〜〜〜〜く伸びた サラサラの前髪は、遠近感に必要な片方の目と少し膨らみ かけた彼女の胸を覆い尽くしてしまいそうだ。
 6時間目にある児童会総会の準備に忙しいのであろう。
 多くの紙類を抱えて、両手が塞がっている。
 こんな時に期待することはただ1つ・・・。

 彼女が渡り廊下の丁度真ん中辺りを通り過ぎた時、絶妙 のタイミングで、春一番が運動場から校舎の間を抜けて、 渡り廊下の彼女に襲いかかる。
 「キャーーーーーーーッ。」
 それは、スローモーション。
 春風さんもこんな美しい髪に触れることができて、実に 嬉しそうだ。
 胸まで届く長〜〜〜〜〜い前髪は、彼女の美しい顔を全 て隠してしまい、のっぺらぼーーーーーうになってしまっ た。
 「うん、も〜う。前が見えないよー。」
 あゆみは、大事な書類を抱えた手を離すことも出来ず、 仕方なくのっぺらぼうのまま、前に進んだ。
 そして、風が止んだことを感じると、頭を少し振ってみ る。駄目だ、余計に見えなくなってしまった。
 次に、フーフーと息を上に飛ばして、顔に掛かった前髪 を退けようとしたら、少しばかりの隙間が出来て、いくら か前が見えるようになったので、お化けのような状態で、 風の当たらない校舎の中に入っていった。
 「もう、イヤ!!」
 そう言いながら、あゆみは、両手に持っていた書類を床 に叩き付けた。
 風はもうない。しかし、お楽しみはこれからである。

 あゆみは、顔に掛かった前髪をかき上げる。
 先程の怒り方といい、本当に小学生とは思えぬほど色っ ぽい。
 こうなれば、次の興味は、下に落ちた書類をどうやって 、拾うかである。
 彼女は、7:3の少ない方のサイドの髪を耳に掛けると 、反対側の肩より前に持ってきて、片方だけが、のっぺらぼ うになった状態で、静かに膝を折り畳んで屈み、丁寧に書 類を拾うとその書類で、肩より前に全部持ってきた髪を押 さえるようにして、歩いて行った。
 そこまでの動作が実に素早くてかっこいい。まるで、仕 事の出来る若いOLを見ているようだ。
 クールで、カッコ良いが、少しおっちょこちょい、それ でいて、髪長ワンレン美少女。
 こんな娘さんがヒロインの髪長小説でも書いてみたいも のであるが、塚原あゆみはヒロインではない。
 この物語の主人公は、あゆみの入った同じ校舎の3階に いる。



 6年5組、昨日見たテレビの話題で盛り上がっている。 それにしても、おーーーーーっ、このクラスの女子は、ロ ングヘアが本当に多い。夢のような光景とはこういう状況 をいうのだろう。ここにもあそこにも、あの子もこの子も 、ホントに夢なら醒めないでほしい。
 こんな夢の園の中で、1番長〜〜〜〜〜い髪の持ち主。 それが、本物語の主人公、詩鳥砂良(しとり・さら)、こ のクラスの女子のクラス委員である。
 砂良は、そのお尻を越える程の長〜〜〜い黒髪を、2本 の三つ編みにしている。
 正直言って、作者は三つ編みには、あまり興味がないの であるが、彼女の三つ編みを見ると、前言を撤回したくな る。
 これほどまでに長いのにもかかわらず、先の先までほど んど太さが変わらず、見事なまでに均等に編み込まれてい る。その色艶の品の良いこと。柔らかくて、それでいて芯 がしっかりしていて、触るとつるつるで、いい香りがする に違いない。
 そんな砂良の三つ編みをしっかりと触っている幸せ者が いる。
 砂良の親友の片瀬彩乃(かたせ・あやの)である。
 彩乃も砂良と同じく、長〜〜〜〜〜い三つ編みをしてい るが、
 「砂良ちゃんの三つ編みって、とっても綺麗。どうしてそ んなにきれいに編めるの?」
 「じゃー今度、彩ちゃんのも編んであげる。」
 きっと、こんな会話をしながら、砂良の三つ編みをニギ ニギしているのだろう。

 彩乃が砂良の三つ編みを離すと、砂良はその長い三つ編 みを片手で、背中の方に持っていった。
 これも、まさに、スローモーション。
 砂良の長い三つ編みは、まるで、生き物のようにうねり 、砂良の背中に返っていく。
 砂良は、ウキウキしている時、このように三つ編みを後 ろに持っていく癖がある。
 ウキウキしているのは、砂良だけではない。
 金曜の5時間目が終われば、6時間目は各委員会の総会 になるので、今週の授業は事実上終わったことになる。
 委員会総会と帰りのホームルームが終われば、小学生は 、土日と2連休である。
 6年生にしてみれば、卒業式まで、たいした行事もない ため、委員会など簡単に終わってしまう。
 砂良も他の6年生もそう思っていた。
 6時間目の始まりが近づくと、5、6年生はそれそれの 委員会に向かった。
 砂良は、クラス委員なので、児童会の総会に出席するこ とになっている。
 3階の端にある6年1組、ここが児童会の行われる教室 である。5組男子クラス委員の坂本に続いて、砂良も入室 した。そう、ここから、全てが始まった。
 砂良の運命、神永小学校6年の髪長美少女達の運命は・ ・・・



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2003.1.31(Vol.348) 初出___Cont.No.RV0102    第3話へ 目次へトップへ


    第1章 クラス委員の役目



 砂良は、ウキウキしていた。
 金曜日の帰りのホームルームは、6時間目の各委員会総 会の報告があるため、司会者はクラス委員がすることにな っているが、3月のこの時期に報告することなど殆どない であろうし、ホームルームなんかとっとと済ませて、彩乃 と明日の遊びの話などをしながら、さっさと家に帰ろうと 考えていた。
 砂良に限らず、週末の最後の授業の時には、皆このよう に浮かれた気分になるのであろう。よそのクラスの教室で はあるが、6年1組に向かう砂良の足取りも軽く、長〜〜 〜〜〜い三つ編みを結んだ黒いゴムに付いた4つのさくらんぼが、 お尻の上で仲良く2つずつ交互に揺れていた。
 この赤い玉は、親友の彩乃とお揃いで、二人の長くて美 しい黒髪に実によく似合っている。そのさくらんぼの下に 数10センチの真ーーーーーーっ直ぐなつやつやの黒髪が 流れており、この部分だけでも、普通のロングヘア女性の お下げと同じくらいの長さと量がある。
 あのさくらんぼを掴み、ゴムを外してしまったら、一体 どうなってしまうのだろうか?
 作者は、ほんの先っぽだけで、こんなにも興奮している というのに。あれが、ぜーーーーーーんぶ真っ直ぐになる なんて考えたら・・・。

 砂良がウキウキしているのには、もう1つ小さな楽しみ があるからであるが、その娘はまだ入室していない。
 5組男子のクラス委員の坂本が、教室を覗くと、6年1 組のクラス委員、遠山さくらが、彼に手を振って微笑んで いる。
 お前ら、小6で付き合っとんのかーーーーーー!!
 教室を見回してみると、流石にクラス委員だけに賢そう な顔をした人が多いように感じる。
 遠山さくらも例外ではなく、賢そうな上にその笑顔には 上品な優しさも加わっており、坂本が惚れてしまうのも分 かる気がする。
 さくらは、その長〜〜〜〜い前髪を大きめのヘアクリッ プで、こめかみの少し上辺りに留めている。
 洗濯バサミのようにワンタッチで外せるようになってい るので、動いたり前に屈む時間が長い時などは、後ろの方 に付け替えたりするのだろうか?
 さくらのように知的な感じのする女の子には、そんな動 作が似合うに違いない。
 砂良も確かに眼鏡をかけていて、賢そうではあるが、一 昔前の秀才という感じで、カッコイイとは言えない。
 それ故に、自分の容姿にコンプレックスを持っていて、 表には出さないが、可愛くて綺麗な女性に対する憧れを心 の奥底に強く秘めている。

 教室に入った砂良は、先ほど後ろに持っていった長〜〜 〜〜〜い三つ編みを、手のひらの中でスルスル〜〜〜と滑 らせながら、肩より前の方に戻した。
 あーーーーー私は、彼女の手のひらになりたい。
 それから、4つのさくらんぼをスカートの上で押さえた まま、席に腰掛けた。
 そのまま席に座ると、三つ編みの先っぽが、床に着いて しまうからである。



 そうしているうちに、砂良のささやかな楽しみが、入っ てきた。
 その娘の名は、塚原あゆみ。ご存じ児童会副会長、砂良 が心の中で「かきあげ娘」と呼んでいる少女である。
 今にも落ちてきそうな長〜〜〜〜〜い前髪を多くの書類 で押さえながら、教壇に向かって歩いてきた。
 児童会総会の司会は、副会長がすることになっている。
 あゆみは、教壇の上に児童会関係の資料を置くと、それ まで押さえられていた長〜〜〜〜〜い前髪が、引力に任せ るままにサラサラッーーーと流れ落ちてきて、あゆみの顔 を半分隠してしまった。
 「待ってましたーーー!さあ、やるぞやるぞ。」
 砂良の心の叫びである。
 う〜〜〜ん、相変わらず見事なかきあげっぷりである。
 分け目の入れ方が、絶妙であるため、またまた落ちてき そうですなーーーーって、やっぱり落ちてきた!!
 前屈みな上に、摩擦度係数0のすべすべの「バージンヘア」 ですからねー。
 これはもう、前髪を手で押さえながら、司会をするしか ないでしょう。
 でも、手が疲れてきたようですねー。
 次はどうするんでしょうか?
 あれっ?なんと!あの長〜〜〜い前髪をピンでカチッと 留めてしまいました。
 「えーーーーーーーっ、そんなのつまんない!!」
 私も砂良と同じ気持ちである。

 しばらく、つまらない時間が続く・・・。
 しかし、あゆみの多量の前髪をたった1本のピンで留め られるわけもなく、だんだん崩れてきたようだ。
 そんな時に現れたのが、1匹のてんとう虫である。
 彼は、あゆみの髪留めにとまり、じっとしていた。
 砂良は、その光景にクスッと笑ってしまったために、
あゆみ「詩鳥さん、なにがおかしいんですか?」
砂良 「あのー、てんとう虫。」
あゆみ「えっ?」
 あゆみが、ピンに付いたてんとう虫を追い払おうと手を 当てると、あららやっぱり。
 ピンが外れて、のっぺらぼーーーーになってしまった!
 砂良、小さくガッツポーズ。
 てんとう虫さん、ありがとう。
 こんなささやかな楽しいひとときが、続くものだと思っ ていた。
 しかし、次にかきあげ娘から発せられた言葉で、砂良の 身体は凍りつき、思考回路が破壊されるほどの衝撃を受け たのである。


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2003.10.29(Vol.438) 初出___Cont.No.RV0103    第4話へ 目次へトップへ


    第1章 クラス委員の役目



 あゆみは、長〜〜〜〜い前髪の隙間から、教壇の上に落 ちたピンを呆然と見つめていた。 
「私の美しい髪を留めさせてあげたのに、なんですぐ に落ちるのよ?」
 そんなことを、心の中で呟いているのだろうか?
 砂良は、あゆみのそんな姿を見て、笑いを堪えるのに必 死だった。先程のこともあるし、秘かに楽しんでいたのに 、司会者に変に睨まれると、今度は自分が緊張しなければ いけなくなる。
 あゆみは、ピンで留めることを諦め、前髪をかき上げる と同時に後ろ髪の全部を左の肩から前に持ってきて、彼女 の左胸の前でゆらゆらさせながら、司会を進行し始めた。
 あゆみの場合、色々やりながら、結局このスタイルに落 ち着くのである。砂良もそれを知っていて、
「やっぱり、それしかなでしょう!」と喜んでいる。
 作者もそうであるが、砂良はあゆみのこの姿が大好きな のである。基本的に、前からだと後ろ髪は見えないわけで あるし、あゆみの顔が動く度に、左の目が半隠れの状態か ら、全部見えたり隠れたりする様子を見ていると、男心を そそるものがある。砂良の場合は、女心であるが、どちら かといえば、綺麗とかカッコ良いとか、美しい同姓に憧れ るという感情に近い。
 あゆみの司会ぶりは、本来の姿に戻ったことで、切れ味 を増し、砂良はそれにただ見とれていた。議事の内容は、 殆どが5年生への引き継ぎであり、6年生の砂良には、関 係のないことばかりで、あまり真剣には聞かず、
「次はそろそろ右肩の方に髪を持っていくのかな?」
 そんなことを考えながら、あゆみの揺れる髪を見つめて いた。作者も早くそうして欲しい。なぜなら、右側の方が 量が多いので、かなりのっぺらぼーーーに近い状態になる からだ。この状態だと、絶えず右手で髪を押さえていない と、前が見えないため、あゆみが困ったり、いらいらする 顔が、常に見られる。
 砂良は、そこまで意地悪ではないであろうが、
「今日で、かき上げ娘のかき上げを見られるのは最後な のかー。」と少し感慨に耽っていた。

 連絡事項も一段落し、下を向いていたあゆみの頭が少し 起き上がった。こうなれば、次の動作にいくしかないでし ょう。
 あゆみは、自分の左胸を覆い隠している黒髪を、一旦全 部背中に持っていった。う〜ん、まるで、サラサラーーっ という音が聞こえてきそうだ。ここまでは、いつもと同じ である。
 それから、あゆみは一息ついた後、
「4月から、私たち6年生の多くは、神中(市立神永中 学校)に通うわけですが・・・」
 このように、話を切り出した。
 このことは、いずれ担任の先生などから話があるだろう と、砂良は思っていたが、いきなり直接関係のない副会長 から言われたことに戸惑いを感じた。
あゆみ「それでは、具体的に説明しますので、遠山さん前に出てきて下さい。」
 塚原あゆみと遠山さくらは、頭も良く、家も裕福なため 、私立のお嬢様学校に進学することになっている。だから 、神中(かみちゅう)に進学しないさくらが指名されたの も頷ける。
あゆみ「ちょっと、ごめんなさい。」
 そう言って、さくらの前髪を留めたヘアクリップをはず すと、さくらの顔に長〜〜〜い前髪が流れ落ち、黒髪のカ ーテンにさくらの美しい顔が殆ど覆い隠されてしまった。 さらに、あゆみは、ブラシを手に取り、
「女子のクラス委員には、これと同じブラシを配ります ので、前髪の長い女子には、こうやって長さを確かめ るようにして下さい。」
 そのブラシは、実に髪の滑りも良く、あゆみの手によっ て、あーーっという間に、さくらは、のっぺらぼーーーに なってしまった!!
 いや〜、いいですねー、ぜ〜〜〜〜〜んぶ真っ直ぐです よー。こんな美しい光景を見たのは、生まれてから一度も ないですねー。
 いやいや、数回あります。あの幻の名番組「髪長美女コ ンテスト」と同じじゃないですか。大体、のっぺらぼーに されるのは、あゆみやさくら位の年の美しい「バージンヘア」 の女の子でしたよね。
 事の成り行きはどうあれ、このような素晴らしい光景を 見ることが出来て、作者はこの上ない喜びを感じておりま す。それにしても、なんて美しいのっぺらぼうなのでしょ うか。あゆみのブラッシングのテクニックもさることなが ら、さくらちゃんを配役に選んで本当に良かったー。
 しかしながら、この光景は、同席している小6の男子に は、刺激が強すぎるのではないだろうか?
 予感は的中した。同じ塾に通い、今までは「気になる存 在」程度だったが、本日、この瞬間、彼は目覚めてしまっ た!!
 6年5組、男子クラス委員、坂本伸一君。僕らのように 正しい美意識を持った仲間が一人増えました。



 男子は、さておき、困り果てているのは、女子の砂良で ある。今までの人生で、これほどまでに追い込まれたこと があっただろうか?なにせ、クラスで1番髪が長いのは、 他ならぬ、クラス委員の砂良自身である。元々、嫌な仕事 を押し付けられるような形で、クラス委員に推挙されただ けに、自分の人がいいのを今日ほど悔やんだことはない。
 直ぐに終わるはずだった、児童会総会と帰りのホームル ーム。休み前のいつもよりも短い週末が・・・。今日は砂 良の生涯で、最も長い1日になりそうだ。
 総会が終了した後も、砂良の頭の中は、最初の一人目を 誰にするかで一杯だった。本当は、このまま逃げ出したい 気持ちであったが、彼女の責任感が、ぎりぎりのところで 引き止めた。
坂本「うちの男子には、これは要らないよな。」
 そう言って、6年男子クラス委員全員に配られた櫛を砂 良に手渡して、坂本は、さっさと自分のクラスに戻って行 ってしまった。いつもなら、さくらと長話をするところだ が、今日は彼女が眩し過ぎて、それが出来ないのだろう。

 砂良は、5組に戻りたくはなかった。このまま時が止ま ってくれれば・・・。1組から5組まで続く長〜い廊下が 今日ほど短く感じる日もない。
「どうしよう、こんなことになって・・・」
 砂良が重い足取りで歩いていると、後ろからかき上げ娘 が声を掛けてきた。
「詩鳥さん、お願いしますね。あなたのクラスの女子が 1番多いんだから。」
 そんなことは、砂良にも充分解っていたが、そんなこと にいちいち答える余裕もなく、ただ、
「はい」と言って立ち去ろうとした。その時、
あゆみ「へぇーー、これ全部本物なんだ。」
 友達でもないのに、あゆみの野郎は、我らが砂良ちゃん の片方の三つ編みを、根元からスルスルーっと先の方まで 手を滑らして、さくらんぼの付いたゴムのところで、ニギ ニギしながら、砂良の美しい黒髪に見とれていた
砂良「触らないで!」
 あゆみの態度に腹を立てた砂良は、自分の三つ編みを手 で払うようにして、あゆみの手から離そうとした。
 すると、あゆみの手に引っ掛かったさくらんぼのおかげ で、砂良の美しい三つ編みを結んだゴムが、摩擦係数0の 砂良の黒髪をつる〜んと滑り降りて、遂に!遂に!!砂良 の長〜〜〜〜〜〜〜い三つ編みが解けてしまった!!!
「やったーーーーーーーーーーー!!!!」
という作者の声も、スローモーションでかなり低くなって いますが、読者の皆さんにも届いたでしょうか?
 第3話にして、遂にやりましたねー。これから、一体、 どうなってしまうのでしょうか?
 砂良が手で払って、勢いがついていたため、全体の3分 の1くらいまで、真−−−っ直ぐになっているようだ。
 砂良の黒髪をストレートにすると、これほどまでに美し くなるのか。あーもう、そこに呆然としているあゆみに命 令したい。
「今すぐ、砂良の三つ編みをぜーーーーーーんぶ解いて  しまいなさい!!!」
 ところが、自分の行動に責任を感じたあゆみは、解けて しまった三つ編みを、元に戻そうとした。でも、うまくい かない。「長〜〜〜い黒髪は垂らしてなんぼ」のあゆみに とって、三つ編みなど初体験である。
 責任感のあるあゆみは、長くて邪魔なはずの自分の前髪 をかき上げることも忘れて、砂良の黒髪と格闘した。その 姿を見て、「本当は、いい人なんだな」と砂良は思った。
砂良 「塚原さん、私がやるからいいよ。」
あゆみ「待って、最後のチャンス。」
 自分で全部やらないと気が済まないあゆみは、本当に全 部自分でやろうとした。
 つまり、砂良の解けた方の三つ編みを、本当に、全部、 ぜーーーーーーんぶ解いてしまった!!!
 おーーーーーーーこれは、凄い、凄すぎる!!
 あゆみは、児童会で用意したブラシで、砂良の長すぎる 黒髪を丁寧にブラッシングしていった。何度も、スクワッ トをしているようなつらい作業のように見えるが、こんな にも美しい黒髪を、さらに美しく輝かせることに、喜びと 快感以外の何も感じることが出来なかった。
 次に、砂良が坂本から受け取って、胸のポケットに入れ てあった櫛を取り出して、今度は砂良の長〜〜〜〜〜い黒 髪を櫛でさらに丁寧にすき始めた。

 こんなことをしている内に、砂良の周りに人が集まり出 した。片方だけとはいえ、砂良が三つ編みを解いた姿を見 せたのは、初めてではないだろうか。あちらこちらの男子 女子から、ため息にも似た声が聞こえる。
「わ〜綺麗・・・。」「凄い・・・。」
 あゆみは、そんな周囲の状況に全く気付かなかった。気 付くはずなどない。この世で、1番美しいものが目の前に あるのだから。
 あゆみが、解けた三つ編みを全て真っ直ぐにし終えると 周りから拍手と歓声が起こった。そんな状況に二人とも赤 面してしまい、砂良は髪で顔を隠すように、体の向きを変 えた。
 6年2組の前の廊下の窓側は、この季節のこの時間に最 も強く、西日が照りつける。その光に照らされた砂良の黒 髪は、きらきらと輝き、まるで「光のカーテン」のようで あった。
 砂良の最も長い1日は、自分の最も美しい姿を垣間見せ 始めた記念すべき日でもあった。
 この状況から、早く逃げ出したい砂良は、全部解かれた 髪を慣れた手つきで、素早く元に戻してしまうと、またも や拍手が起こり、照れながら自分の教室の方に戻って行っ た。
 しかし、これからしなければならないことを考えると、 照れている場合ではなかった。5組の教室が近づくにつれ 、今までに感じたことのない緊張感に襲われてくる。
砂良「最初の一人、誰にしようか・・・やっぱりあの子以外にない。」
 5組の教室を覗いて、その子が早退していないことが確 認できた。その少女はいつものように、みんなに笑顔を振 りまきながら、白いりぼんで結んだ長〜いポニーテールを 揺らしていた。



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2004.4.21(Vol.502) 初出___Cont.No.RV0104    第5話へ 目次へトップへ


    第1章 クラス委員の役目



 砂良は、今にも逃げ出したい気持ちを押し殺し、意を決したがごとく、自分の教室に入った。
 6年5組、ここは夢の楽園。なぜなら、このクラスは学校中で最もロングヘアの女子が多い上に、結構美形揃い(作者の都合)なのである。1枚のキューティクルも剥がれることのない汚れなき「バージンヘア」は、教室の蛍光灯にさえ目映いばがりに反射し、校内でこのクラスだけは明るく、そして暖かい光に包まれているようにも感じる。髪を伸ばすということは、このクラスの女子にとっては、ごく自然なことなのだろう。美しいものは、短いよりも長い方が良い。確かに、それは当たり前のことである。
 私がこのクラスの男子だったら、どんなに幸せだろうか。
 既に、他の委員会は早めに終わったらしく、殆どの児童が、もう自分の席に着いていた。砂良と同じ班の彩乃も砂良の帰りを待ちわびていたかのように出迎えた。
彩乃「砂良ちゃん、児童会はやっぱり遅かったね。あれ?」
 彩乃は、砂良の三つ編みの僅かな変化を見逃さなかった。先ほど、片方だけ解けてしまい、慌てて編み直したために、左右で微妙に違っていたのである。このような変化にも気づいてしまうほど、砂良の三つ編みが気になるのだろうか?彩乃は、砂良の長〜〜〜〜い三つ編みを両手に取り、ゆ〜っくりと手のひらの中で滑らせ、時折ニギニギしながら、じっくり観察した。
 あーいいなー、俺もやりて〜(ヨダレ)。
彩乃「こっちの方、さっきと少し違う。」
砂良「あっ、うん、ちょっとね。」
 砂良には、先ほどの出来事を詳しく説明するような心の余裕などない。次にクラス委員としてしなければならないことで、頭の中が一杯だった。
 4月から、神永小学校の6年生の殆どが通うことになっている市立神永中学には、髪型について次のような校則がある。

1.男子のロン毛は、これを禁止する。
2.女子は、さっぱりとしたショートカットが望ましく、勉強やクラブ活動の妨げにならぬように、肩にかからない長さとする。また、前髪は眉毛が隠れない程度とする。
 
 本物語の時代においても、天下の大悪法「校則」なるものが、未だ存在していたのである。そもそも「ロン毛」などという、この時代では既に死語となっている言葉がそのまま残っていることからも、いかにこの時代遅れの代物が手付かずで放置されていたかが分かる。それに、男子の方は至ってシンプルで漠然としているのに比べて、女子の方がやたらと長くて詳細なのは、なぜだろうか?
 そして、児童会総会で副会長の塚原あゆみから告げられた本日のクラス委員の役目とは、次のようなものである。
 今日の帰りのホームルームにて、男子のクラス委員は男子、女子のクラス委員は女子の中で、現時点で校則に違反している者を一人ずつ立たせて、入学式までに髪を短くしてくるように注意する。しかも、髪をまとめたりして長さの判らない者については、クラス委員がそれを解いて、全部真っ直ぐにして長さを確かめてからにしなければならない。
 クラス委員に、くしとブラシが渡されたのは、そのためである。
 なんということであろうか!「髪を短くしなさい」と言わなければならない砂良自身が、最も長いのである。今までクラス委員として、クラスの子に注意できたのは、砂良自身が真面目で正しい行動をとっていたからである。それなのに今回の場合は、とても自分から言えるような内容ではない。
 あとわずかな時間で、帰りのホームルームが始まってしまう。金曜日は、各委員会からの連絡があるために、クラス委員が司会を進行することになっている。



 運命のチャイムが鳴った。金曜は、6時間目が終わると先生がいなくても、そのまま帰りのホームルームに入るのが慣例となっている。これが終わると楽しい週末が待っているので、クラスの誰もがとっとと始めて、とっとと終わって欲しいと思っている。それを知ってか、各委員会からの報告は、砂良の心とは裏腹に実にスムーズに進んでいった。
 そして、遂に最後の児童会からの連絡を伝える時がきてしまった。砂良の人生において、これほどまでに追い込まれたのは、恐らく、あの忌々しい事件以来無かったのではないだろうか?
 あっさりとした性格の坂本は、男子の方を簡単に済ませてしまった。男子には一人の違反者もいなかったし、坂本自身も早く帰りたかったのである。
 どうせ、さくらと一緒に帰る約束でもしとんのやろー。
坂本「それじゃあ、女子の方は詩鳥さんにお願いします。」
 過ぎて欲しくない時が過ぎ、遂に砂良がクラス委員の役目を果たさなければならない瞬間になってしまった。教室はシーンとなり、ただ自分の心臓の鼓動だけが強く激しく鳴り響くのを聞きながら、砂良は僅かな時間の中で色々なことを考えていた。「おなかが痛い」と言って帰ってしまうとか、それとも、坂本のように違反者が一人もいないことにして終わらせてしまうとか、今までズルとか誤魔化し等とは全く縁の無かった真面目な砂良が、初めて自分のために、学校や先生に対して不正を行おうとしていた。
「そうだ、やっぱり違反者がいないことにしてしまおう、殆どがロングヘアの5組で、いちいち一人ずつ注意していたら、何時間もかかってしまうし、クラスの女子だってその方がいいと思っているはずだ。」
 そう考えて、最初の一言を云おうとした時、担任の大山先生が、教室に入ってきてしまった。これで、砂良の僅かな望みが絶たれた。もう誤魔化しは出来ない、砂良はやるしかなかった・・・。

「それでは、真白さん。立って下さい。」
 砂良は、今まで発したことがないような低いトーンで、最初の一人を指名した。その冷酷さの伝わるような言い方と、最初の一人目が以外な人選だったことに、ため息を押し殺したような異様などよめきに教室は包まれた。
 砂良が最初の一人に指名したのは、真白なゆき(ましろ・なゆき)。美形揃いの5組にあって、その見た目の華やかさは群を抜いており、いつも後ろに花を背負っているようなオーラを放っている。それもそのはずである。彼女は小学生にして、現役の髪長美少女アイドルなのである。西暦2000年前後に茶髪なるものが大流行し、汚染されてしまったハイティーンの女性アイドルに失望した男性諸子は、自ずからローティーンの女性タレントに本来の美を求めていったわけであるが、本時代においても、その名残が多少あるため、このくらいの年の女の子がアイドルをしていることは、それほど珍しいことではなかった。彼女の場合、超有名で常に第一線で活躍しているような存在ではなかったが、小学生に絶大な人気のあるTV番組「髪長美少女戦士サーラ」に出演を果たしたことにより、学校内での彼女の認知度も急上昇したのである。
 「ゆきちゃん」の愛称で親しまれ、タレントなのに特に気取ったところもなく、誰とでも笑顔で接する明るい性格であるため、非常に人気も高く、全児童の憧れの的であった。
 そして、この時代の美少女の条件ともいえる長くて美しい黒髪は、その名の通り、真っ白な雪のような大きめのりぼんでやや高い位置で結ばれていた。マスメディアは勿論、学校でさえも、一度も解かれることのなかったポニーテールを結び、彼女の美しさのシンボルとして、晴れた日の雪のように、真っ白に光り輝いている「ゆきちゃんのりぼん」をクラスの全員が眩しそうに見つめていた。

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2004.7.22(Vol.508) 初出___Cont.No.RV0105     目次へトップへ


    第1章 クラス委員の役目



 なゆきは砂良に言われるままに、素直に立ち上がった。数秒間は睨み合いが続くと思っていた砂良にとって、そのことは少し意外に感じた。なゆきが立ち上がった瞬間、彼女の長くてた〜っぷりとしたポニーテールは、しなやかに彼女の背中で揺れていた。その様子を一番の特等席で鑑賞することが出来た幸せな男は、無論、すぐ後ろの席の山本である。なゆきは、仕事で学校を欠席したり早退することも多く、それが故に席を立って発言するような機会も非常に少ないため、このように長〜いポニーテールの先までを真近で見られる時間は、山本にとっても、とても貴重なのである。彼は、前回の席換えで、自分の席の前に、初めてなゆきが座った時の感動を思い出しつつ、いろんなことを考えていた。
「ゆきちゃんの髪って、本当に綺麗だなー。まるで髪の一本一本にワックスをかけてるみたいだ。シャンプーとか何を使ってるんだろー、匂い嗅いだら分かるかな?あーもう目の前にあるのに!」
 本当に、男が考えることは、皆、一緒ですなー。作者も出来ることなら、ミスポニーテールコンテストで優勝したあのポニーテールの中で生活してみたい。
「そういえば、ゆきちゃんがりぼんを解いた姿を一度も見たことないよなー。もしかして、詩鳥の奴、あのりぼん取っちゃうのー???今日は、凄い物が見られるかもしれないぞー!!!」
 山本は、そう考えただけで、もう下半身がいつものようで無くなっていることに気付いた。山本正男君、君は早すぎる!まだ、のっぺらぼーにもなってないのに。まあいい、これから起こることを特等席で、じーーーーっくりと観察するがいい。
 それにしても、砂良は、何故、彼女を一番に指名したのだろう?なゆきは、芸能人であるため、公立の神永中学には進学しないかもしれないし、仮にしたとしても、ロングヘアが認められることも十分ありえる。そんな状況下で、敢えて砂良を揺れ動かすもの、恐らく、それは、女の子なら誰もが持っている嫉妬心というものではないだろうか。砂良が、なゆき個人をどうこう思っているわけではない。寧ろ、隠れファンだったりもする。学校一の有名人で、皆から嫌われる役回りのクラス委員なんかをしている地味ーーーな砂良とは違い、その完璧なまでのルックスは、学校生活でも変わることなく、砂良も彼女を見て可愛くないと思ったことなど殆どない。今日も、いつものようにきっちり整えられた白いうなじと彼女のシンボルでもある純白のりぼんに艶つやの黒髪が、見事なコントラストをなしており、長めの前髪を大きくカールさせて、薄く垂らしている。 本当に、黙って立っていると、お人形さんのようである。普段は、心優しい砂良であるが、卒業間際になって与えられたクラス委員の思わぬ特権によって、胸の奥で眠っていた小さな悪魔が目を覚ましてしまったのだろう。真っ白なりぼんも、大きくカールした前髪も、ゆらゆら揺れている長〜いポニーテールも、今の砂良には、男に媚びるための手段にしか見えない。そして、なによりも、いつもなら、仕事で早退することの多い金曜日の放課後に、まだ彼女が残っていることに何か運命的なものを感じたのである。これは、神様が自分に与えて下さったチャンスなのだと。髪が長いことが、チャームポイントの現役美少女アイドルに対して、「髪を短くしなさい」と学校公認で言えるのだから・・・。



 教室の教壇から、なゆきの席まで一歩一歩近づく度に、砂良の心の奥に潜む嫉妬心が、メラメラ燃えてくるのであった。しかし、この時の砂良は、恐ろしいほどに冷静で、先ず、なゆきのうなじにかかる後れ毛を留めてあるピンを一本ずつ丁寧に抜き始めた。最初の一本を抜くと、後れ毛の先が砂良の手の甲にあたり、くすぐったっくて、とても気持ち良かった。砂良が初めて現役のアイドルの髪に触れた瞬間である。さらにもう一本もう一本と抜いていく度に、完璧に整えられた彼女のうなじも少しずつ崩れ始め、この後に行われる世紀の瞬間が、ただ事ではないことを予感させた。全てのピンを抜き、なゆきの机の上にピンを丁寧に並べ終わると、砂良は静かにゆっくりと手を上げて、その指の先が、なゆきのポーニーテールの結び目と同じ高さになった。
 果たして、この先にあるものは、その運命の扉を開ける役割を担った砂良は、そこで何を見るのだろうか?あと30cm、10cm、5cm、1cm・・・遂に、砂良の白くて細い指が、なゆきの美しさのシンボルである白いりぼんの先を捕らえた!
 ここから先は、もう見守るしかない。砂良は、蝶結びの先の部分を両手で左右同時に下ろして、白くて長い2つのしっぽがあるようにすると、直ぐさまいつでも解けるように、りぼんの結び目を緩めた。流石に手先の起用さにかけては、天下一品だ。
 さあ、これからである。果たして、あの長〜いポニーテールを解くと、どこまでの長さになるのだろうか?やや高い位置で結ばれている今でさえも、その先は肘の辺りまで達している。砂良ほどではないにしても、あゆみやさくらよりも、ずーっと長いのは、間違いない。そして、その長〜い黒髪で首筋や耳やあごが隠されたなゆきの姿は、我々にはどのように映るのだろうか?作者は、どちらかといえば、髪を自然に下ろした姿の方が好きなのである。いつも髪をまとめている女の人が、突然ダウンスタイルになったりすると、ドキドキしてどうしたらいいのか分からなくなってしまうことがよくあるが、透明人間としてこの世界をさまよっている今においては、その美しい姿をじーーーっくり見られるわけである。
 あー早く見たい!砂良、砂良!!もうやっちゃえー!!
 この時、山本は勿論、クラスの全員が、砂良の指先と結び目から長く垂れ下がっている白いりぼんと、そして、初めて解かれようとしている長〜いポニーテールを固唾を飲んで見守っていた。
 砂良は、その細い指先で緩めたりぼんをぐっと掴み、上に向かって、放り投げるように力強く引っ張り上げた。
 スルスルスルーーーーーーーーーッ!
 「ゆきちゃんの白いりぼん」は、まるで新体操のように、教室の天井高く上がり、大きく円を描いて教室の床にゆっくりと落ちていった。
 カ・イ・カ・ン(←この台詞どっかで聞いたことあるな)
 今まで、芸能界をはばたかせてくれた白い天使の翼は、ただの細くて白い帯となって、床に横たわっていた。その天使の翼を失ったお人形さんの姿は????まだ、ポニーテールのままであった。白いりぼんの下では、黒いゴムできっちり結んであったのである。そう、女の子なら誰でもよく使うあのなんの飾り気もない黒いゴムで・・・。りぼんの結びを緩めても解けなかったのはそのためである。
「なんか、普通ーーーーーーーーっ」
 それが、砂良の率直な感想だった。今まで別の世界の人だと思っていたアイドルゆきちゃんも、自分達と同じただの女の子なんだと・・・。
 それまでの興奮が、一気に冷めてしまった砂良は、冷静に今のなゆきの姿を見つめてた。無造作にうなじからはみ出ている後れ毛、崩れかけたポニーテ-ル、それを支えている最後の砦ともいえる黒いゴム、黒いゴム、黒いゴム・・・。
 なゆきは、砂良の目線が最後の砦の黒ゴムに向いているのに気が付くと、自分の両手で、ゴムを隠すようにして、砂良に命乞いをするかのような眼差しで見つめた。
「お願いだから、これだけはやめて!」
 恐らく、なゆきはそんなことを訴えかけていたのだろう。
 ところが、この時、砂良がとった行動に教室は、凍り付いた。砂良は、ゴムを押さえていたなゆきの手をパシッと払い除け、こう言い放った。
「ごめんなさい、児童会で云われたことだから」
 この瞬間、砂良の中にある最後の悪魔が、完全に目を覚ました。雲の上から地上に引きずり下ろした天使を、今度は地獄に突き落としてやりたくなったのである。また先ほどと同じ快感を得られるのであれば、何を失ってもかまわない。この時、砂良はそう考えていた。
 ここまでやってしまっては、もう後戻りは出来ない。今確かに、砂良の右手の親指と人指し指が、最後の砦にたどり着き、幾重にも巻かれた内の数本を摘んだ。この時のゆきちゃんのすべすべの髪とそれを束ねている黒いゴムとの摩擦係数は、0である。非力な砂良でも、引力に委せてその手をただ下に下ろすだけで、世紀の瞬間が見られる。

 歴史的瞬間は、予想以上に劇的であった。この大人しそうな少女の何処にこんな思いきりのよさがあるのだろうか?砂良は、音が出てしまいそうな勢いで、指で摘んだゴムを真後ろに引っ張って、遂に、なゆきの美しい黒髪を束縛する物を、全て取り去ってしまった!!!
 つるつるる〜〜〜〜〜ん、全く抵抗がない。気持ちの良いくらい見事にゴムは抜けていった。なゆきの美しい黒髪の束は、一瞬だけ一直線になった後、静かにフワーッと拡がって、その一本一本が妖しい光を放ち、白く乱反射して黒く見えない。そして、地上に舞い降りた天使の髪は、奇跡の曲線を描きながら、徐々に本来の場所に帰っていった。彼女の首筋、肩、背中を過ぎて、まだあり余るロングヘアは、山本の机の上をアッという間に、つるんと滑り下りて、その先端は、なんと、彼女のお尻のお尻のお尻の〜〜〜〜〜〜〜〜〜上にまで達していた。
 バンザ〜イ、バンザ〜イ、バンザ〜イ!!
 砂良よ、よくぞやってくれた。私が人間として生きていた時代には、こんな長〜い髪のアイドルは、殆どいなかったもんなー、あー嬉しいなー。
 それにしても、髪を解いたゆきちゃんは、本当に可愛いいねー。頭の上から徐々に末広がりになっていくこのシルエット、女の子はやっぱりこうじゃなきゃね。あーもうこんな素晴らしい瞬間まで見られて、幸せで満腹状態ですなー。



 だがしかし、クラス委員の役目は、これからが本番なんですねー。砂良は、児童会総会で渡されたブラシで、まだポニーテールの跡がくっきり残っているゆきちゃんの本当に長〜〜〜〜〜い髪を丁寧にブラッシングし始めた。先ず、首の辺りからサイドの髪を一束手に取り、ブラシを上から下に下ろしていく。それを何度か繰り返しただけで、なゆきの横髪と後ろ髪は、全て真っ直ぐになってしまった。砂良は、その適度に滑らかな抵抗感とブラッシングでますます美しくなっていく髪の輝きに、酔いしれていた。そして、ブラシの抵抗も殆ど無くなると、我に返り、自分が創り出した作品に感動し、思わず溜め息をついてしまった。その美しさを言葉で表現するのは、最早、不可能という他ない。白く透明に光輝く宝石が、頭の上から、お尻にまで続いている奇跡。私が、この時代のこの場所にタイムスリップしてきたのは、この少女に出会うためなのだろうか?
 その時、特等席で奇跡の瞬間を目の当たりにしていた山本は、あまりの感動に殆ど廃人のようになっていたが、僅かな意識の中で、自分の目の前に映っているものが何であるか理解すると、体中が震える程の衝撃を受けた。今、彼の目の前にあるのは、彼自身の顔である。???????????????つまり、なゆきの真っ直ぐで艶つやの髪は、そのキューティクルの含有量の多さから、鏡のようになって、山本の顔を映し出していたのである。山本は、こんな美しい髪に自分などが映ってよいのか、引け目を感じていたが、山本君、気にすることはない。汚れなき乙女の「バージンヘア」には、正しい美意識を持った者しか映らないのだから。君のご両親も、正しい男になるようにと、ちゃんと「正男」と名付けてるでしょ。

 ゆきちゃんの長〜い後ろ髪を鏡に変えてしまった砂良のマジックハンドは、最後の仕上げとして、同じく児童会で渡されたくしを使って、恐らく朝早く起きて時間をかけてセットしたであろう大きくカールした長めの前髪を横に流した分も前に戻して、全て真ーーーーーーーーっ直ぐにして、少女漫画のように美しいなゆきの瞳を全〜〜〜〜〜〜〜〜〜部隠してしまった!その時、なゆきのつむじの周りに、見事なまでの天使の輪が形成され、その目映い光に、砂良は気を失いそうになったが、遂に、クラス委員の役目を果たすべく、なゆきの前髪を額に押さえ付けて、長い前髪がさらに顔の下の方まで降りていき、なゆきの鼻まで隠して、前髪の下には、鼻の穴しか見えなくなってしまった
 そして・・・そのお人形の鼻の穴に向かって、悪の言葉を発してしまった。
「真白さんは、前髪が長すぎますね。これでは、勉強の邪魔になります。入学式までにちゃんと眉の上になるように切ってきて下さい。」
 さらに、自らのマジックハンドで、背中から肩の横の方まで広げた芸術品を再びポニーテールにするかのように、首の下辺りで手繰り寄せ、左手でぐっと掴み、右手で作ったチョキの人指し指と中指で挟み、背中越しに止めの言葉を放った。
後ろの髪も、長すぎます。こんなに長い髪では、とても話になりません。中学生になるなら、この辺りで、バッサリ切りましょう。」
 この時、砂良は右手のチョキで、なゆきの髪を切る真似をし、さらに、挟んだ二本の指に力を込めて、下の方へグイグイ引っ張ったのである。
 一人目、終了ーーーー。
 それは、砂良が生まれて初めて味わう充実感だった。あのゆきちゃんに「バッサリ」という言葉を使ってしまった。砂良は、ただの白い帯となって床に落ちている「天使の翼」を踏みつけながら、ゆっくりと教壇の方へ帰っていった。しかし、そんなことには、全く気付いていない。今の砂良は、頭がフワフワして、雲の上を歩いているような感覚だったのである。
 そんな夢心地の砂良に、突如、襲いかかる恐怖。なゆきの机の中で、重い金属のような物が、ゴソゴソ動く音がした。それは、自分がこの世で一番嫌いな物ではないか?と砂良は恐怖した。砂良が、この世で最も嫌いで、恐れている物、それは・・・ハ・サ・ミである。



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「バージン・ヘア」(あとがき)パート
アールジェタン さん  2002.9.9(Vol.312) 初出___Cont.No.RV0101a    
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   第1話「三つ編みの少女」の後書き

 全国の髪長美少女ファンの皆様、いかがお過ごしでしょ うか?
 最近では、大本命の小西真奈美さんがシャンプーのCM に出演したり、前髪を伸ばし始めた柴咲コウさんの活躍、 仲間幸恵さん出演の「トリック」のビデオがいい条件でレ ンタル出来るようになるなど、少しずついい話題も出てき たような気がします。ついでですが、「トリック」で仲間 さんの子供時代を演じた子役さん、仲間さんと同じ髪型な んですよねー。「バージン・ヘア」映像化の際には、是非 とも出演して頂きたいです。
 私の方も、管理人さんの御協力のもと、なんとか第1話 を発表することが出来ました。
 スネークハートさん、この場を借りまして、熱く御礼申 し上げます。
 特に、あのような立派な題字を作って頂いて、非常に感 激しております。
 思わず、「デケーーーーーー」と唸ってしまいました。
 ちゃんと、「バージン」と「ヘア」の間に「・」が入っ ているのも流石ですね。
 間の「・」には、特に意味はないんですけど、この方が なんとなくカッコいいかなと・・・。

 それから、ぽんさんへ
 前回の激励の投稿に続きまして、第1話からあれほどま でに誉めて頂いて、本当に出して良かったと思いました。
 ぽんさんの完成度の高い作品に比べれば、私など足元に も及びませんが、「髪長私学」のように多くの方から愛さ れる作品になるように頑張ります。
 今回の新作(註:「髪長私学」)も思わぬ展開で、我々をドキドキワクワクさ せてくれますね。拝読させて頂いて、思ったのですが、私 の書き方も、かなりぽんさんの影響を知らず知らずのうち に受けていたようですね。
 まあ、あれだけ繰り返し読んでいれば、無理もないとい うことで、決して真似ではありませんので・・・。


 ということで、この「後書き」についてですが、「はじ めに」でも述べましたように、本作は映像化されることが 最終的な目標ですので、万が一、制作関連会社の方に見て 頂いた時のために、「この場面はこんな風に撮って下さい 」という希望を勝手に述べてみたり、本文の解説を交えな がら、女性の髪について、思いの丈をぶちゃけてみようと 考えています。
 それでは、ようやく本文の解説です。
 まずは、冒頭の一節「女の子達は・・・」ですが、もち ろん、私が考えた言葉ではありません(笑)。
 本作のテーマとなりそうな意味ありげなフレーズではあ りますが、この一文の出所は、とある髪長美少女アイドル さんのイメージビデオのようなものから、勝手に拝借いた しました(悪)。
 ちなみにこのアイドルさん、あのまま引退していれば、 私の中で、「伝説のアイドル」となっていたんですが、最 近、復活されたようです。見事なまでの茶髪になって・・ ・(悲)。

 本題に戻ります。映像関係の方々へ
 まずは、映像化する際の基本的な方針としまして、「早 送り、巻き戻し、スロー再生が不要なビデオ」というのが あります。
 例えば、視聴者が繰り返しやスローで見たいような場面 は、最初から編集の段階で、リモコンを使用しなくてもい いくらいなまでに仕上がっていると、怠け者の私などは、 とても助かります。
 それから、「どうでもいい場面を早送りで飛ばして、好 きな場面だけを観る」ということをしなくてもいいように 、どうでもいい場面自体が極力少なくなるような撮り方を して下さい。
 具体的にいうと、男性キャラが話している時は、話して いる人ではなくて、それを聞いている美髪少女の背中を写 すとか、女性キャラはなるべく、髪を手で触っているよう にする、なんていう感じです。
 第1話では、わざわざ、ここがスローモーションですと いう具合に書いてありますが、今後はそういう風にはしな いと思いますので、本文中で字が大きくなっていたり、色 が変わっている所は、重要な場面だと思って下さい
 また、髪の動きがよく判るように、髪のアップよりも、 少し退いた画面を多用した方が、よいと思います。
 本作の冒頭部を映像化するなら、以下のようにしたらど うでしょうか?
 学校の近くにいる制服の美髪少女が、風に吹かれ、その 風が、神小(かみしょう)の校門から運動場を駆け抜ける と、カメラが空を向いて、本文冒頭の「女の子達は・・・ 」の文字が表れ、しばらくして学校のチャイムが鳴る。
 そこで、「バージン・ヘア」のタイトルが出て、はじま り、はじまり〜ということになります。
 決して、変態男が小学校を覗いているというシチュエー ションにはしないで下さい(笑)。
 あれは、作者が透明人間になったつもりで、書いている という設定ですので・・・。
 そして、いきなり、塚原あゆみ嬢の登場になりますが、 ここが第1話の最大の見せ場、及び本作全体のつかみとな りますので、特に力を入れて撮って下さい。
 初回ですので、少し詳しく書きましたが、第1話につい ては、こんな感じでお願いします。


 というわけで、本文の解説にいこうと思いましたが、か なり長くなってしまいましたので、最後に一つだけ。
 なぜ、主人公のクラスは、5組なのでしょうか?
 それは、かつて「美少女」と騒がれていた「後藤久美子 」さんにちなんで、そうしました。
 彼女は、「顔が綺麗だ」ということで、話題になってい ましたが、私はどちらかというと、その髪の美しさに注目 していました。
 彼女の登場がキッカケで、私は以前よりも、女性タレン トの髪質を意識して見るようになりました。
 また、美少女の条件はストレートのロングヘアであるか のような常識を無意識のうちに根付かせた功績は、我々に とっては大きなものがあると思います。
 しかし、やたらと「美少女」という言葉が持てはやされ 、「顔さえよければよい」という意識が、その後の芸能界 や一般庶民に、現世にまで残っていることに、私は不快感 を覚えます。
 私は、女性の本当の美しさというのは、決して外見だけ ではないというか、性格の悪い女には興味がないので、本 作においても、女性の内面的な美しさを表現していければ と思っています。
 以上ですが、この「後書き」ひょっとして、本文より長 くなってませんかね〜。

感 想


「バージン・ヘア」(あとがき)パート
アールジェタン さん  2003.2.7(Vol.352) 初出___Cont.No.RV0102a    
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   第2話「かきあげ娘」の後書き

 全国の美髪少女ファンの皆様、長〜〜〜〜〜い間お待た せしてしまいました。やっと第2話を発表することができ ました。こんなペースで書いていたら、この話が完結する ころには、私はおじいさんになってしまいますねー。
 会社、もっと休みくれ〜〜〜〜〜。
 スネークハートさんへ。
 いつも、ご丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとう ございます。
 今回は、登場人物の整理までして頂いて、非常に助かり ます。特に第1章では、沢山の登場人物が出てくる予定で すので、1章が終わる頃の後書きで、1度整理しようかと 考えていたのですが、管理人さんに任せちゃおうかなーー ー(笑)。
 このように、登場人物を、正しく把握することは、スト リーを理解する上で、非常に重要だと思います。そこで、 本後書きに於きましても、各キャラクターを詳しく解説す ることによって、読者の皆さんに印象づげていけたらとい うことで、今回は、ここまでの事実上のヒロインともいえ る「塚原あゆみ」についてのお話をします。
 そもそも、彼女はですねー、第1章が本筋に入るまでの 1エピソードを担うキャラクターとして考えたわけなんで すが、主人公の砂良が、三つ編みにしてますので、のっぺ らぼーになってくれる掴みキャラが、必要だったのです。
 そこで、砂良とは正反対のカッコイイ娘にしたほうが面 白いだろうということで、あんな感じにしてみました。
 次に名前の由来についてですが、基本的に、本作品に登 場する女性の名前は「ロングヘアが似合う」ということが 大前提になっています。特にこのキャラクターの場合は、 同世代の女性からも憧れられるというはっきりとしたコン セプトがありましたので、どうせなら、私がかつて憧れて いた女性の名を組み合わせたものにしようと、ある2人の 女性の姓と名をピックアップしました。
 そのうちの一人は、以前私が勤めていた会社の女性社員 で、私と部署は違っていたんですが、社員食堂でその美し い後ろ姿を拝見するのが、毎日の楽しみでして、「あ〜今 日も長いな〜、もうすぐ腰に届くなー」と確認してから社 食内の自販機で、ジュースを買っていたものでした。
 もう一人は、私が中学生の時の生徒会の役員で、とても 綺麗な先輩がいらっしゃいまして、校則の関係上、長くは なかったんですが、夏休みのプールで、「のっぺらぼー」 になっているのを見てしまって、もう大変でした。
 というわけで、塚原あゆみは、私にとって、かなり思い 入れのあるキャラクターなのであります。
 それから、かきあげ娘の「娘」は、もちろん某茶髪グル ープから頂戴したものですが、今度、2つに分かれるよう ですね。新聞で見たのですが、全く意味のない分け方をし てますねー。勢いのある時なら、なにをしてもいいのでし ょうけど・・・。私だったら絶対「黒髪組」と「茶髪組」 に分けます。あのグループの黒髪メンバーだけ集めたら、 本当に凄い美髪集団になることでしょう。

 映像関係会社の方へ。
 今回の冒頭部で、砂良がウキウキしているしているのを 表現するのに、さくらんぼが揺れているのを撮るのは当然 ですが、同時に、三つ編みにしてもこんなに長いんですよ という感じが出るとよいと思います。
 さくらにつきましては、本文でも少し触れましたが、砂 良達が入室する前か、児童会であゆみが説明をしている最 中に、ヘアクリップを付け直すようなシーンがあれば、嬉 しいです。というか、そのために創ったキャラです。
 また、あゆみの登場シーンでは、「出たーーーーー!」 という感じでやって下さい。
 第2話のクライマックスは、あゆみがのっぺらぼーにな るところですが、もちろん、ここはスローモーションでリ ピートですね。
 それから、あゆみが前髪をピンで留める前の段階のとこ ろは、そんなに詳しくは書きませんでしたが、何度も垂れ ては落ち垂れては落ち、支えた手ももう限界で、美人でク ールなあゆみが切れそうになるのを面白く表現出来れば、 取り敢えず、成功といえるでしょう。

 最後に、次回の予告を少し。
 流石に、第3話ともなれば、話も少しは進みますので、 今回よりは幾分緊張感が増してくるでしょうが、まだ、こ んな感じですので、まあ、気楽に読んで下さい。当然のっ ぺらぼーもあります。そのために書いているようなもので すから。
 それでは、第3話「光のカーテン」にご期待下さい。

感 想


「バージン・ヘア」(あとがき)パート
アールジェタン さん  2003.11.7(Vol.441) 初出___Cont.No.RV0103a    
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   第3話「光のカーテン」の後書き

 またまた、長〜〜〜〜〜い間お待たせしてしまいました が、ようやく第3話を発表することが出来ました。そして 、この後書きも、独立コーナーになってから、初めての投 稿となります。世間やプライベートでも色々ありますが、 この後書きに関しては、今まで通り好き勝手に書いていこ うと思います。
 先ずは、今回で2回目となります「キャラクター紹介」 のコーナーです。そろそろ、ヒロインの砂良、といきたい ところですが、まだストーリーがそこまで進んでいません ので、前回の塚原あゆみと同様に、もう出番がないかもし れない「遠山さくら」にしたいと思います。
 とは言っても、まだ、セリフも喋ってないし、ストーリ ー上、さほど重要な役柄でもないですが、作者として、そ れなりの思い入れはあります。
 彼女の役割というのは、当然、のっぺらぼーになっても らうのが、主たるところになります。しかしながら、今度 ののっぺらぼうは、他人の手によってきちんと整えられる わけですから、それまでのように偶然なってしまったのと 比べて、もっと美しくなければなりません。従いまして、 彼女の黒髪も、あゆみや砂良に劣らないほどつやつやに輝 いているという設定になります。
 名前の由来については、説明不要と思いますが、元々、 具体的なストーリーが決まる前から、ロングヘアの少女に 合いそうな名前をいくつかメモ帳に列記しておりまして、 その中から、優しくて親しみやすいクラス委員というイメ ージから「さくら」という名前を選びました。
 彼女の出番は、第1章ではもうないでしょうが、恐らく 第3章あたりで、坂本がらみで再登場させるかもしれませ ん。

 次に映像関連会社の方へ
 先ず、前半のあゆみの前髪格闘シーンについては、文章 にするとあのように長くなってしまいますが、実際の行動 に置き換えるとわずか数秒の出来事になってしまうと予想 されます。従いまして、あの場面を脚本にした場合、原作 に書いてあるだけでなく、色々な髪いじりシーンをやって 頂いた方が、視聴者は楽しめると思います。
 その他に重要シーンとしては、さくらのヘアクリップが 外されたり、砂良の三つ編みが解けるシーンがありますが 、この時は、勿論、スローモーションのリピート且つ、何 かの効果音でもあれば、言うこと無しです。
 それから、今回のさくらののっぺらぼーは、完全版とも 言えるものですから、360度カメラを回して、どこから 見ても同じであることが確認できるくらいじっくり撮って 頂きたいものです。
 本話において、最も重要なシーンは、タイトルにもなっ ている「光のカーテン」ですが、ここではもうプロの腕に お任せして、幻想的な美しさが表現されていればそれだけ で、第1章の前半は成功と言えるでしょう。

 最後に次回の予告にいく前に、反省点を少し。
 今回は、前半のあゆみの場面に力を注ぎ過ぎて、さくら と砂良の場面で、あまり詳しい描写が出来ずに作者の心の 叫びで誤魔化してしまった感じがします。まあ、何度か書 いていくにつれて、全体のバランスの取り方等、作者も少 しづつ成長すると思いますので、暫くは見守っていて下さ い。
 そして、遂に次回は、第1章のクライマックスとなる第 4話になりますね。
 この「バージン・ヘア」という作品は、次の第4話のエ ピソードが書きたくて、発案されたものですから、特に力 を入れて書くつもりです。
 今までのラストで、もう直ぐ大変なことが起きるぞ〜と いう含みを残して終わっていますが、次話では遂に、第1 章のタイトルである砂良に課せられた「クラス委員の役目 」の内容が明らかになります。これまでとは、かなり違う 雰囲気になりますが、良い意味で読者の皆さんを裏切るこ とが出来ればと思っています。
 それでは、第4話「ゆきちゃんのりぼん」にどうぞご期 待下さい。

感 想


「バージン・ヘア」(あとがき)パート
アールジェタン さん  2004.4.27(Vol.506) 初出___Cont.No.RV0104a    
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   第4話「ゆきちゃんのりぼん・前編」の後書き

 全国の砂良ちゃんファンの皆様、こんにちは。第4話から話が急展開したため、少し驚かれた方も多いかと思います。
 元々この話は、4話の内容から始まる予定でしたが、それだと刺激が強すぎるかなと思いまして、あゆみやさくらを登場させたわけなんですが、結果的に長〜い前置きになってしまいました。

 今回は、ゆきちゃんこと「真白なゆき」について、お話しなければいけませんね。先ず、本作を始めるにあたり、自分自身がどんなシーンを見たいかについて考えてみると、やはり、ポニーテールを解くシーンは外せないだろうということになり、どんな解き方をしたら興奮出来るか、あれこれ思いを巡らせていました。自分で解くのも当然ありとして、他人が解いた場合、どんなシチュエーションがあるだろうかとか。
 そんなある日、祭のパレードかなにかで、細めの白いりぼんをした女の子の集団を見かけまして、黒髪には白いりぼんがよく似合うな〜と思いました。そこで、あのような雪のように白いりぼんの女の子を登場させたいと思い、真っ白な雪ということで、「真白なゆき」に決定しました。
 また、少女の美しいバージンヘアの他に、女の子の喜んだり、悩んだり、困ったりする表情も撮れるような作品にしたいということで、髪を解くシーンで、それも同時に表現できるように、あのような設定を思い付きました。
 それにより、「校則」というものが、本物語の一つのテーマになりました。我が国で、ロングヘアが根付きにくい原因の一つに、義務教育での髪型の規制があります。今回は、物語の都合上、利用させてもらいましたが、私はあくまで理不尽な校則は反対だということを申し上げておきます。

 話をゆきちゃんに戻します。現役のアイドルというかなり強引な設定にしてしまいましたが、リアリティーを出すために、最初は芸名と本名を分けようかなとも考えていました。しかし、ただでさえ、本作は登場人物が多いので、ややこしくならないために、本名のみとしました。特に、第1章は色々な少女が登場する予定ですので、楽しみにしていて下さい。とはいっても、私自身アイドルではありませんし、アイドルの知り合いもおりません。この先、彼女をどう描いていくのか、ちょっと困ってたりして(笑)。
 次回は、いよいよ、本章のクライマックスともいえる第5話「ゆきちゃんのりぼん・後編」になります。砂良が少しばかり大胆な行動をしますので、ファンが減ってしまわないか心配だったりもしますが、今まで以上に気合いを入れて書きますので、どうぞご期待下さい。

感 想


「バージン・ヘア」(あとがき)パート
アールジェタン さん  2004.8.12(Vol.511) 初出___Cont.No.RV0105a    
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   第5話「ゆきちゃんのりぼん・後編」の後書き

 スネークハートさん、まだ一部とはいえ、HPの再開を心よりお待ちしておりました。本当におめでとうございます。私事ではありますが、今回表紙に使われているCMとドラマの画像は、前々からかなり気に入っていたものだったんですよ。私達の年代では、このような素晴らしい映像をリアルタイムで見ることは、殆どありませんでしたので、「中年ロングヘア」のようなHPは本当に貴重だなと感じました。
 さて、本作もようやく第1章のクライマックスを迎えることが出来ました。内容的には、読んだ人によって、かなり意見が分かれるだろうと思います。美しい物を壊してしまいたいという破壊欲のようなものが少しでもある人にとっては、たまらないものがあるでしょうし、逆にそうでない人からすれば、たかがポニーテールを解くくらいのことで、何を大騒ぎしとんのじゃーと感じることでしょう。まあ、自分でもよくこれだけのことが書けるなーと感心しているくらいですから(笑)。
 冗談はさておき、前回の後書きでゆきちゃんについては、詳しく述べていますので、もうあまり書くことは無かったりするんですが、今のところ、されるがままで、一言の台詞も喋ってませんので、彼女については、殆どイメージが浮かばない人が多いのではないかと思います。彼女に関しては、ルックスのイメージの参考にさせてもらったタレントさんがおりまして、高橋梓(たかはし・あずさ)ちゃんという黒髪ロングヘアの女の子です。色白で上品な美少女という感じで、彼女のような流行に関係ない正統派がもっと活躍出来るようになるといいんですが、本当に今のマスメディアの状況は悲惨ですね。改善の見込み全く無し。現世に目が腐りそうな人や、ゆきちゃんに少しでも興味を持たれた方は、高橋梓ちゃんについて調べてみて下さい。いくらか目の保養になると思います。

 さて、映像関連業者さんへ
 言うまでもないことですが、ゆきちゃんのりぼんを解くシーン、黒ゴムを取り去るシーン、ゆきちゃんの長〜い黒髪をブラッシングするシーンは、第1章だけでなく、本作全体においても最も重要な場面ですので、映像化の際には、決して妥協することなく、命懸けで撮って下さい。ちなみに、本話のように髪の毛の束が、鏡のように物を映すかどうかについては、そのような状態を見たことがないので分かりません(謝)。これは、ある女の子の髪を見た時に、もしかしたら、そういうことも有り得るかなと思いまして、勝手に書かせて頂きましたが、梓ちゃんの知り合いの方は、一度試してみて下さい(笑)。この人間鏡については、特殊効果でやってみて、不自然だった場合は、後ろ髪全体を白く反射させるだけでもよいと思います。

 最後に次回の予告です。第5話で、一つの大きな山を越えましたが、すぐに第二の山にぶつかりそうですねー。タイトルは「彩ちゃんのさくらんぼ」になる予定です。このタイトルと話の流れから、誰が誰の何をどうするのか、およそ想像出来てしまいますが、その前にゆきちゃんの行動も気になりますねー。果たして、〇〇ちゃんの〇〇を〇〇してしまうのでしょうかーーーー?    
 第6話は、なるべく早く書き始める予定ですが、次の話も非常に重要ですので、発表まで少し時間がかかるかもしれません。それでは、次に掲載される頃には、もっといろんなコーナーが復活していることを願っております。

感 想







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「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2002.5.21(Vol.279) 初出___Cont.No.snake00    
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編集・発行者からの御礼−−「バージン・ヘア」 はじめに
アールジェタンさんご投稿まことにありがとうございました
そうですかぁ....「髪長私学」に続いて、またまた新たな連載小説が生まれそうですね。 いや〜〜〜とても楽しみです。 これまでのアールジェタンさんの「こんなのどうでしょう」シリーズ同様に 抱腹絶倒のシリーズになりそうな予感がしますネ。
今回の「はじめに」はとりあえず、この「思いの丈PART4」に入れさせて頂きましたが、 次回からは新たにファイルを作ってそちらの方に入れたいと思っております。
でもそろそろ、ぽんさんアールジェタンさんにばっかり頼りっきりにならずに、 私もぼちぼち活動を再開しなくっちゃ(^_^ )
> いい仕事がさせてもらえる頃に、一番綺麗な姿 でいられないというのは .... そうですね〜〜最近では宮崎あおいさん。今なぜか女優として開花しているようですが、 去年の7月に長〜〜〜い髪をCUTしてからですもんね。なんとも皮肉というか、 それがこの国の現状というべきか。
> わが国における茶髪化現象・・・目が腐ってしまいそうです .... ネ、目が腐りそうな上に、はらわたが煮えくり返って、太い血管が毎日1本ずつ ブチ切れ状態です....長生きできそうに無いなぁ、私も(T T)
> 今では、黒髪の女子アナの方が、珍しくなってしまいましたし .... 最近はTBSの久保田アナがショートですけどまっすぐでさらさらの黒髪なので (色白の肌によく映えている) 結構気に入ってるんですよ、私。昔はねぇ、ショートの女性タレントには 全く目が行かなかったのになぁ....。
ご投稿本当にありがとうございました。「バージン・ヘア」シリーズ、楽しみにしております。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
ぽん さん  2002.6.3(Vol.282) 初出___Cont.No.pon00    
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Re:「バージン・ヘア」 はじめに

 アールジェタンさんの『バージンヘアー』についてですが、 よくぞ、おっしゃって下さいました!!と拍手喝采をお送りしたい心境 です。私も全く同感です。現代の女性たちが、これほどまでに「美」に ついて鈍感になってしまったことに、世の男性たちは幻滅以上のもの を感じていると思います。その中で、毅然として立ち上がられたアール ジェタンさんに大いに期待しています。

SNAKEHEARTさんの『髪長OL由香さん』、私の『髪長私学』とともに、 長〜〜〜〜〜い黒髪の魅力を世界中に 発信していただきたいと思っています。

<編集・発行者からの御礼>
ぽんさん、アールジェタンさんへエールを送ってくださいましてまことにありがとうございました。
そーーーですヨネ、世間の女性達の茶髪化現象をくい止めて日本女性元来の美しさに気付かせる事は 至難の事かも知れませんが、千里の道も一歩から(?)....先ずは我々黒髪ロングヘアーLOVERたちが インターネットの世界から訴えかける事が大切ですもんね。その意味でも「バージンヘアー」には 私もたいへん期待したいですネ。
ご投稿本当にありがとうございました。「髪長私学」も引き続き楽しみにしております。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2002.8.1(Vol.299) 初出___Cont.No.snake01    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第1話「三つ編みの少女」
アールジェタンさんご投稿ありがとうございました
いや〜〜〜お待ちしておりました「バージンヘア」!  そして期待を裏切らない面白さ・素晴らしさ....読ませて頂きまして 爆笑と感動の連続でした。
未来が舞台だったんですね。 市立神永(かみなが)小学校、「髪長美少女戦士サーラ」、詩鳥砂良(しとり・さら)ちゃん ....固有名詞も楽しいものばかりですね。特に詩鳥砂良ちゃん....きっとご両親 (特にお父さんでしょうネ ^_^ )がしっとりサラサラの黒髪が大好きで、娘さんに『そんな娘に育ってほしい』 との願いを込めて名付けたんでしょうネ? そーーーか、もしかしたらこのお父さんは “どこかの国の西暦2000年前後を生きている男性” なのカナ??(^_^ )

季節は(先ずは)春だったんですね。読ませて頂きまして−−−この今の蒸し暑さも忘れて−−− まさにポカポカとさわやかな春の日差しの中でうつろうつろと夢見心地に 浸っているような気分になりました。 それもきっと、冒頭の春の描写に加えまして、乙女達の可愛い仕草の数々と 汚れ無き黒髪に心が癒されるからでしょうネ。
そしていきなりのっけからの塚原あゆみちゃんの“のっぺらぼう”!  これまで何編か“名のっぺらぼう投稿” をお送りくださいました アールジェタンさんのまさに十八番ですネ(^_^ )。 今回はストーリーの中に溶け込ませ、更に犯人である春風の自然描写も加わり、 ちょっとヒステリーを起こすあゆみちゃんの小学生らしい描写もとても新鮮でリアルでしたネ。

続いて登場した主役の詩鳥砂良ちゃん。“お尻を越える2本の三つ編み”.... いや〜〜〜これもソソルんですよ、私 (詳細は「お尻を超えた三つ編みの少女」)。
そしてその三つ編みをニギニギしている片瀬彩乃ちゃん。 『こんな女の子たちがクラスメートに居たら楽しかっただろうなぁ....』 と、私の(満たされなかった)小学生時代を満たしてくれそうな、そして、 懐かしくてちょっとほろ苦い思い出を蘇らせてくれそうな予感もしますネ....「バージンヘアー」には。 とても楽しみです。
(今回の)ラスト “そう、ここから、全てが始まった。 砂良の運命、神永小学校6年の髪長美少女達の運命は”....いや〜〜〜気になりますね。 やはり、この子たちの汚れ無き黒髪にこれから何かの試練が....?  次回を楽しみに待たせて頂きたいと思います。

アールジェタンさんもお忙しいことでしょうから、「バージンヘア」は (「髪長私学」の時と同様に)当面はこの(思いの丈コーナー)に入れさせて頂きまして、 軌道に乗ってまいりましたら、1コーナーとして独立させて頂こうかと思っております。 (当初から独立したコーナーにしますと、プレッシャーになるかも....と思いまして)。 どうかよろしお願い申し上げます。
ご投稿本当にありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
ぽん さん  2002.8.28(Vol.306) 初出___Cont.No.pon01    
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Re:「バージン・ヘア」 第1章 第1話「三つ編みの少女」

 アールジェタンさん、まずは『バージンヘアー』の第1弾のリリースを大変 嬉しく思います。小学生の長〜〜〜〜〜い黒髪を題材にしているところが 非常に素晴らしいですね。本来、大自然と女性は神が創り給うた最高の美 であると私は思っています。誤解を恐れずに申し上げるならば、外見だけ ではなく、内面(心)も美しくなければ罪であるとさえ思います。特に女性の 髪は、古来から世の多くの男性諸氏を魅了してきました。ところが、現代女性 の多くが、生まれながらに持ちあわせた最高の美を、事もなげに台無しにして も平気な顔をしています。そんな閉塞感漂う現代に、清涼感溢れるイメージ を抱かせてくれる『バージンヘアー』は、髪長ファンの希望の光となるでしょ う。

 私の髪長遍歴は、小学生の時に始まりました。1年上の学年に、膝下まで 伸びたロングヘアーの女の子が3人もいたからです。その髪の美しさときたら、 もう言葉では表現できないくらいのものでした。毎日、彼女たちの姿を見ると ドキドキワクワクの連続でした。ストーリーを追っていくと、あの頃に戻って、 再び素晴らしい感動を味わえそうです。私が『髪長私学』で取り上げられ なかったところを、これからも存分に描いてもらいたいと思います。
続編も期待していますので、どうか頑張って下さい。

<編集・発行者からの御礼>
ぽんさん、ご投稿ありがとうございました。
こうして作品を作ってらっしゃる方々の間で、お互いにご感想を交換して頂ければ、 本当に励みにもなるのではと思います。重ねてありがとうございます。
> 小学生の長〜〜〜〜〜い黒髪を題材にしているところが非常に素晴らしいですね .... 私、先日あるデパートで催されていた(いわゆる)人形展を見に行ったんですけど、 そのとき列の中で自分の前に居た6〜7歳くらいの女の子の髪を見て『綺麗だなぁ』と 思いましたネ〜〜。肩を少し超えるくらいの長さでしたけど。 小学生の髪の毛って本当に綺麗ですよね。
でも...歳とともに徐々に髪質が硬くなったりとかはあるかもしれませんけど... パーマも毛染めもしなければ、大人になっても綺麗な髪のままでいれると思うんですけどねぇ。 わざわざ髪を汚くする多くの現代女性たちの行動はまったく理解できないです、私には。
黒人の方は生まれつき縮毛の方が多くてなかなか髪を美しく伸ばす事が出来ないのに、 なのに、日本人なんて折角生まれつき綺麗なまっすぐな髪質なのに、それを汚したりして....。
「バージン・ヘアー」には本当に、大人(否、中高生もが)の女性が失ってしまった “自分達の本当の姿” を、小学生少女を通して描いていただきたいですよね。
> 外見だけではなく、内面(心)も美しくなければ罪であるとさえ思います .... ですよね。まあでも...大人になっても子供のようにまっすぐな長〜〜〜い髪を 大切にしている女性って、きっと内面も美しい人が大方でしょう...ネ(^_^ )。
> 1年上の学年に、膝下まで伸びたロングヘアーの女の子が3人もいたからです .... それはうらやましいですね〜〜〜、しかも3人もなんて。私の場合は、肉眼で見れる女性・女の子で 最長だった髪は、小学生時代−−腰、中学生時代−−腰、高校時代−−お尻超え、 でしたもんね〜〜。
でも考えてみれば、当時ぽんさんの通っておられた小学校全校で男子生徒は多分300人以上は 居たでしょうねぇ。でもその中でこうして「中年ロングヘアー」にご投稿くださっているのは ぽんさんお一人だけでしょうから、当時その髪長トリオにもっとも興奮なさったのは 間違いなくぽんさんだったんでしょうネ(^_^ )。
本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2002.9.9(Vol.312) 初出___Cont.No.snake01a    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第1話「三つ編みの少女」の後書き
アールジェタンさんご投稿ありがとうございました
先日ご発表くださいました「バージン・ヘア」第1話「三つ編みの少女」の 後書き(というか)ご本人による作品解説....良いですね〜〜。 『本当に作品を大切になさっているんだなぁ』と愛情を感じますし、 それとメイキング秘話・裏話って最近映画ソフトなどでもよく収録されてまして、 愛読者の心をくすぐるものですもんね〜〜。

> スネークハートさん、この場を借りまして、熱く御礼申し上げます。
> 特に、あのような立派な題字を作って頂いて・・・ 「バージン」と「ヘア」の間に「・」が入っているのも流石
.... いえいえいえいえ....そんなそんな(^_^ )(^_^ )(^_^ )どういたしまして。
「・」に関しましてはお送り頂きました原稿がそうなっておりましたもので、 原文を尊重したわけでして....ハイ(^_^ )。
> 本作は映像化されることが最終的な目標ですので、万が一、制作関連会社の方に見て頂いた時のために .... いや〜〜〜実は私も「由香さん」は映像化される事を密かに期待しながら 書き続けてきたんですよ(^_^ )。勿論、「バージン・ヘアー」も「髪長私学」も 「呪いのロングヘア」も、『映像化されれば良いのになぁ』と期待してるんですよ、私個人としては。
> 冒頭の一節「女の子達は・・・」・・・出所は、とある髪長美少女アイドルさんのイメージビデオ のようなものから
> ちなみにこのアイドルさん・・・最近、復活されたようです。見事なまでの茶髪になって・・・(悲)。
.... ああ〜〜〜そうでしたかぁ....いったい誰だろう???(^_^ )。 「伝説」を壊すんならばずっと引退していてほしかったですよね。
私の場合は横本メイさん、1993年に実に約15年ぶりに見たんですけどショートになってましてね。 想像はついてましたがやっぱ寂しかったですね。まあ、茶髪やアフロでなかっただけマシでしたが。
> 男性キャラが話している時は、話している人ではなくて、それを聞いている美髪少女の背中を写すとか .... そーーですよね。一般的な映画としての完成度も大切ですが、 “如何に、長い髪を美しく見せるか” という(ちとマニアックな ^_^ )ビジュアル嗜好も大切ですもんね。
> 本作の冒頭部を映像化するなら .... ここからはまるで、絵コンテのようですね。いや〜〜〜すでに監督もしくはプロデューサーなさってますね〜〜〜。 でもホント、清潔感ただよう本ドラマのオープニングに相応しい感じですよね。
> なぜ・・・5組なのでしょうか?  それは・・・「後藤久美子」さんにちなんで
> 私はどちらかというと、その髪の美しさに注目していました
> 美少女の条件はストレートのロングヘアであるかのような常識を無意識のうちに根付かせた
.... ああ〜〜〜ナルホドナルホド「ゴクミ」(笑)。そーーー言えば彼女、結婚後(?)も シャンプーCMに出て、その中で女子高生に「あれゴクミじゃあない?」「髪、メッチャ綺麗!」 と言われてましたよね。
ゴクミさんとほぼ同時期(だったと思う)に美少女として注目された 宮沢りえさんも、そして少し後に美少女と言われた観月ありさ(今は見る影も無いボロボロ茶髪)も ロングヘアーでしたし、確かにこの頃の美少女の必須条件だったのカナ?
> この「後書き」ひょっとして、本文より長くなってませんかね〜 .... いや〜〜本文の方が長いですよ(^_^ )。

ご投稿本当にありがとうございました。こうして後書きをお聞かせ頂けますと、 “2度おいしい” ですよね。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2003.2.3(Vol.350) 初出___Cont.No.snake02    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第2話「かきあげ娘」
アールジェタンさん、「バージン・ヘア」の第2話「かきあげ娘」をご執筆くださいまして まことにありがとうございました。 それから感想が遅くなって申し訳ございませんでした。
前回に続きまして、とても面白くてそして可愛くって.... 本当に笑わせて頂き・楽しませて頂き・ホノボノとさせて頂きました。 前回のラストで「砂良の運命、神永小学校6年の髪長美少女達の運命は・・・・」 と書かれてたので今回すぐにも風雲急を告げるのかと思いきや、 一クッション有って今回もホノボノ面白仕立てになってたのが個人的にはとても良かったです。

で、ちょっとここまでの登場人部をまとめさせて頂きますと....

6年1組遠山さくらクラス委員、5組の坂本と良い仲?
6年2組塚原あゆみ児童会の副会長
6年5組詩鳥砂良主人公、クラス委員
片瀬彩乃砂良の親友
坂本男子クラス委員、1組の遠山さくらと良い仲?

こういう事で良いんですよね?
それにしても、“遠山さくら” ですか(笑)....そーーー言えば 「トリック」の仲間由紀恵さんも「遠山の金さん」とか「暴れん坊将軍」が 好きなんですヨネ。これから回を重ねるに連れてどういう名前が 出てくるかも楽しみですネ。

読ませて頂いてるうちに、 もう遥か遠ーーーーい昔の自分の小学生時代をおぼろげに思い出してきまして、 とても懐かしい感じがしてきました。なんとなく校舎の古びた木の匂いとか ギイギイという床の音とかも聞こえてくるような.... これはまあ私の遠い昔の小学生時代ですので、今の小学校はこうでないのかも 知れませんが。 やはり、このあたりは前回・今回共にアールジェタンさんの描写が とても丁寧でリアルだから、そこまで想像が働いてしまうんでしょうネ。
それと卒業を直前にした小学生達の一種消化試合的な子供らしい気楽な日々の過ごし方も、 『そう言えばあった、あった....』という感じでこれもとても懐かしかったです。 そしてそれと共にうららかな春の空気と陽射しに包まれているかのようで、 春も近い今の季節(これを書いている時点で)にもピッタリでポカポカとした 良い気持にもなってきます。
ただ、塚原あゆみちゃんだけはなにか1人だけ気合が入ってる感じがしますね。 こういういわゆる堅物な子も確かに居ましたヨネ。 登場人物の個性も豊かで面白いです。

その中で先ず主人公の砂良ちゃんですが....お顔の方は(一見)美少女 ではないんですネ?  眼鏡をかけてるんですか。いや勿論眼鏡をかけていても美人な女性は沢山 いらっしゃいますけど(まあでも大抵の方は外すと更に綺麗になりますよね)、 ただ私のこれまでの経験上、眼鏡をかけた女性に 超ロングヘアーな方がわりと沢山いましたので、そういう女性(女の子)が 主人公だと現実感をより感じますねぇ。
で、性格のやんちゃさがとても可愛いですネ〜〜〜。 ちょっとクラス委員らしからぬ所がまた面白いです。 多分自分よりもエライであろう(?)塚原あゆみちゃんの事を「かきあげ娘」と 名付けたり、のっぺらぼーーーになるのをワクワク期待したり、 その願いが適ったらガッツポーズしたりとか ....その様子を想像すると本当にホノボノと楽しくなってきます。 こういう少女の心理を本当に巧みに描いてらっしゃいますね。
そして、2本の長〜〜〜い三つ編みと、それを結んだ4つのさくらんぼ ですかぁ! そしてその4つのさくらんぼがお尻の上で仲良く2つずつ交互に揺れていた ですかぁ!....う〜〜〜〜タマランなぁ。 勿論私、フリーにほどいて降ろしているのが1番好きではございますが、 この2本の三つ編みとさくらんぼの髪留めもまたソソられるんですよねぇ.... 遠い昔そういう髪長美少女に心ときめかしていた事が有りましたから (詳細は「お尻を超えた三つ編みの少女」) ....う〜〜〜 “砂良ちゃんに恋しちゃいそう” なんちゃって(^o^)

次に児童会副会長の塚原あゆみちゃんですが....先程も申しましたけど ちょっと堅物風で砂良ちゃんとは正反対の様な感じがしますね?  でも、ここまでは寧ろこの子が主人公のようでもありますね(^_^ )。 それは言うまでもなく前回・今回と2回ものっぺらぼーーーになっている からです。 その張本人も、前回は “春風さん” そして今回は “てんとう虫さん” と 異なってそして方法も趣向が凝らされているのがとても面白いですし、 それに....これもとっても春らしいですよね。

ですが今回のラスト、「砂良の身体は凍りつき、思考回路が破壊されるほどの衝撃を受けたのである」 ....う〜〜〜〜っ気になりますねぇ。 どういう言葉が「かきあげ娘」の口から発せられるのか!?  『もしかして、ああいう言葉じゃあないだろうか?』と想像も出来ますが ....次の第3話も楽しみに待たせて頂きたいと思います。
第2話のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2003.2.7(Vol.352) 初出___Cont.No.snake02a    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第2話「かきあげ娘」の後書き
アールジェタンさんご投稿ありがとうございました
前回の第1話「三つ編みの少女」の時と同様に、 後書きというか作品解説....この後書きを読んだ後で本編を読み直すと、 尚一層具体的な映像が目に浮んで来るようですよね。

> 会社、もっと休みくれ〜〜〜〜〜 .... そうなんですよね〜〜〜、(私もそうなんですけど)ここのHP上で作品(小説やイラスト)を発表 して下さってる人たちって皆さんその道のプロじゃなくって、 本当の仕事が終わった後の僅かな貴重な時間を割いて (疲れた体に鞭打って)コツコツと作品を作って下さってるんですよね ....ですからHPを見ておられる読者の方々は、 そこをもっと分かってほしいなと思います。
> スネークハートさんへ いつも、ご丁寧な感想を頂きまして、本当にありがとうございます
> 登場人物の整理までして頂いて、非常に助かります
.... いえいえ、そんなそんな(^_^ )。 実は私めが、こんがらがりそうだったもので(クラスと名前が一致し難くなりそうだから)、 それで自分のために整理した様なものでして(^_^ )
ところで実は、本編を発表させて頂きました時、日付を2002.8.1(Vol.299)と 間違えてしまいました。感想を書かせて頂きました時にそれに気づきまして 2003.1.31(Vol.348)と修正いたしましたが、この場をお借りしましてお詫びさせて頂きます。
> 主人公の砂良が、三つ編みにしてますので、のっぺらぼーになってくれる掴みキャラが、必要だったのです .... そうですよね〜〜、一般に三つ編みにしている人って、のっぺらぼーーには なり難いですもんね。
> 校則の関係上、長くはなかったんですが .... えっ! 長さ規制が有ったんですか!?....だとしたらそれはヒドイ!  私の通っていた中学校は、男子は坊主頭にさせられましたけど(今でも思い出すと腹が立つ)、 でも女子は三つ編みにさえすればどこまで長くても構わないという事になってましたけど。
> 夏休みのプールで、「のっぺらぼー」になっているのを見てしまって .... それは良いシーンを見てしまいましたねぇ。もしかして泳いでる最中に水泳キャップが取れてしまったのでしょうか?  濡れ髪が顔にべチョと貼り付いたでしょうから尚一層見ものだったでしょうネ。
> 「娘」は、もちろん某茶髪グループから頂戴したものですが .... ああ〜〜そうでしたかぁ。でも昔から「ひまわり娘」だとか「艶姿ナミダ娘」とか、 よく「娘」って付きましたよね....私はそっちの方をイメージしました。
> 映像関係会社の方へ .... 今回もまた映像会社の方々へのご指示ありがとうございます。 彼等もこれで一層イメージが具体的に湧いてきたでしょうネ。 『彼等に分かり易いように』とかなりくどく太文字に編集してしまいました(^_^ )。
> 第3話「光のカーテン」にご期待下さい .... あららら....もうすでに構想は出来上がってるようですね。 「光のカーテン」....う〜〜〜んっ意味深ですね。 何を指して光のカーテンなのか?....なにやら詩的なところが良いですよね (そーー言えば私の作品っていつもダイレクト過ぎてちっとも詩的じゃあないもんなぁ ^_^ )

次回の「光のカーテン」も楽しみに待たせて頂きたいと存じます。 ご投稿まことにありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
ぽん さん  2003.2.8(Vol.353) 初出___Cont.No.pon02    
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Re:「バージン・ヘア」 第1章 第2話「かきあげ娘」

アールジェタンさん、 「バージン・ヘアー」の新作、楽しく読ませて頂きました。仕事に忙殺 されながらも、時間を有効に使って創作活動をされていることに敬意 を表します。私もそのあたりは痛感しているところです。

かきあげ娘の塚原あゆみちゃん。一連の描写から、彼女の長い黒髪 がいかに美しいかということが十分伝わってきます。前髪が流れ落ちて 顔を覆い隠すシーンを期待するのは私だけではないでしょう。ヘアピン でとめてもなお、髪が再び顔にかかってしまうシーンは、まさに期待通り です。彼女の名前の由来も説明して下さっていましたね。やはりご自身 の思い入れがあるんですね。私も「髪長私学」に登場させた彼女たちの 名前も、自分の過去の思い出を重ねたり、登場人物のイメージで色々 と考えたりしています。名前とキャラクターを考えるのも実に楽しい時間 だったりします。

そして主人公の詩鳥砂良ちゃん。お尻を超える三つ編みが非常に素敵 です。しかも先細りもなく、ツルツルの手触りの長〜い三つ編みは、私の 想像力をかきたててくれます。「赤い4つのさくらんぼ」が揺れる描写が、 それに拍車をかけ、アールジェタンさんと同様に、その綺麗に編み込ま れた三つ編みが解かれたらどんなに...。いや〜、素晴らしいですねー。

汚れを知らぬバージンヘアーが、これほどまでに美しいという事を、この 作品を通して更に多くのファンの皆さんに向けて発信し続けて頂きたい と思います。次回作も期待しておりますので、素晴らしい作品を書きあげ て下さい。

<編集・発行者からの御礼>
ぽんさん、「バージンヘア」第2話「かきあげ娘」へのご感想、まことにありがとうございました。

> 仕事に忙殺されながらも、時間を有効に使って創作活動をされていることに
> 敬意を表します。私もそのあたりは痛感しているところです
.... いや〜〜どうも、本当にお二方とも、貴重なお時間を割いてご執筆くださいまして、 ありがとうございます。
> 「髪長私学」に登場させた彼女たちの名前も、自分の過去の思い出を重ねたり .... 実は私も、「由香さん」に登場する人物はけっこう思い出深い人の名前を使ってるんですよ。 この前出てきた野崎千津子さんって、1974年頃に「みんなの科学」に出てた (柴山佳子さんのもう1人の)ロングヘアー女性アシスタントの野崎千鶴さんから取ったんです。 それから、以前出てきたトコちゃんこと山田登志子さんは津山登志子さんから取ったんです。
> 塚原あゆみちゃん。一連の描写から、彼女の長い黒髪 がいかに美しいかということが十分伝わってきます .... ねえ。髪もそうでしょうし、子供の綺麗なすべすべのお肌とつやつやさらさらのバージン黒髪ヘアーとの コントラストは実際に見たらどれほど綺麗でしょうネ。
是非とも全国から子役オーディションして(勿論、綺麗な長い黒髪が基準)、 映画化・TVドラマ化してほしいですよね。

本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2003.2.12(Vol.355) 初出___Cont.No.RV0102b    
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Re: Re:「バージン・ヘア」 第1章 第2話「かきあげ娘」


 ぽんさん

 前回に引き続き、またもや素晴らしい感想を頂きまして 、本当にありがとうございます。文章の一語一語が、執筆 活動のこの上ない励みになっています。
 実は私、どちらかといえば理系の人間でございまして、 昔から国語とか作文というのはあまり得意な方ではありま せんでしたので、自分の表現したいことが、読者の皆さん に伝わっているのか、いつも不安に思っていました。
 文章が下手なのは仕方無いにしても、最低でも「あゆみ ののっぺらぼーと砂良の三つ編みは美しい」ということだ けでも感じて頂ければ、今の段階では満足なんですが、ぽ んさんのように、あれほどまでに感じ入って頂けると思わ ず「やったね!!」とガッツポーズをしたくなります。
 登場人物のネーミングについても、やはり、ぽんさんも 思い入れのある人の名前を使用したりしていらっしゃるの ですね。
 髪女の入学式で、長〜〜〜〜い髪を階段で引きずってい た「山城那由多」さん。「なゆた」なんて、あまり聞かな い名前ですから、心の中で、なんか引っかかっていたんで す。きっと、ぽんさんの思い入れのあった女性ではないか と・・・。
 もしかして、小学生の時に、膝下まであった少女の名前 だったりして・・・。
 いずれにせよ、この娘さんが、今後、大活躍してくれそ うな気がします。砂良やあゆみ達とも、1才違いですから 、私的には、かなり気になる存在です。
 髪長私学の方も、前回で1つのクライマックスを迎えた 感じがしますが、ぽんさんがはじめにいっておられた「理 想の教育」というのは、これからが本番なのでしょうね。
 私の場合は、自分の欲望を書いているだけなんですが、 ぽんさんやスネークハートさんのように
「あゆみの前髪をのっぺらぼーーーにしてみたい!!」
「砂良の三つ編みを解いてみたーーーい!!」
と、共感して下さる皆さんのためにも、もう少し早いペー スで出さないといけませんね。
 まあ、保証は出来ませんが、とにかく頑張っていきます ので、今後とも宜しくお願いします。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、ご投稿ありがとうございました。

> 実は私、どちらかといえば理系の人間でございまして、 昔から国語とか作文というのはあまり得意な方ではありま せんでした .... 実は私SNAKEHEARTも理系人間なんですヨ(一応、工学部出身でして ^_^ )。 で、例にもれず私も学生時代は文章が大の苦手で、読書感想文なんてジンマシンが出そうでしたネ〜〜。 卒論書くのも嫌でした。
まあ私、今も文章は下手ですが、でも社会人になって少しだけ鍛えられましたかね〜〜、 打ち合わせ用の資料とか作る事が多かったですから(でも考えようによっては、設計が本職なのに、 それに打ち込めなかった事も意味していますが ^_^ )。
> 文章が下手なのは仕方無いにしても .... いえいえ、下手なことないですよ、とてもお上手だと思います、情景が目に浮かぶようですし。 それから、ご執筆なさっていく内にもどんどん鍛えられて更に上手になっていくと思いますよ。 (私なんぞがえらそうにスミマセン)

今回のご投稿は、ぽんさんのレスへのレスですので、私めは今回は簡単に終らせて頂きたいと存じます。 それから、今回のご投稿は「髪長私学」の感想コーナーにも少し編集してコピーさせて載せさせて頂きました。
本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2003.11.3(Vol.440) 初出___Cont.No.snake03    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第3話「光のカーテン」
アールジェタンさん、待望の「バージン・ヘア」の第3話「光のカーテン」のご執筆・ご投稿 まことにありがとうございました。 それから感想が遅くなって申し訳ございませんでした。
いや〜〜お待ちしておりましたよ、前回からちょっと間が空きましたもんね。でも待った甲斐あって、サービスシーンがゾクゾクの続出でございましたね。 詩鳥砂良ちゃん、塚原あゆみちゃん、遠山さくらちゃんの3人のバージンヘアの美しさの表現が素晴らしかったです。 この子たちの髪がどれほど美しいか、文章から本当に伝わってくるようでした。

前回の第2話「かきあげ娘」の後書きの最後の所で、 > 第3話「光のカーテン」にご期待下さい と仰ってたのを聞きまして私は、『(司会進行役の)塚原あゆみちゃんの前髪が、カーテンのようにあゆみちゃんの顔を覆って (つまり、のっぺらぼー)、 そこに日光が当たって、キューティクルがキラキラ光る黒髪のカーテンになるのカナ?』と想像してたんですけど、 主人公の砂良ちゃんの三つ編みがほどけてカーテンになったんですネ.... > 第3話にして、遂にやりましたねー。これから、一体、どうなってしまうのでしょうか? と仰ってましたが、砂良ちゃんの髪がほどけたのは(私には)予想外に早かったですし意外な展開でした。

ま、この砂良ちゃんの光のカーテンにつきましては、また後で再度触れさせて頂く事と致しまして.... 上にもちょっと述べましたが、今回の第3話は、詩鳥砂良ちゃん、塚原あゆみちゃん、遠山さくらちゃんの 3者3様のバージンヘアの美しさの表現がとっても堪能できました。
順番から行って先ずは塚原あゆみちゃんですが、第1,2話で彼女の前髪が如何にさらさらで、お顔を隠し易いか (つまり、のっぺらぼーになり易いか)が 強調されていましたが、(前話で前髪を留めていたピンが弾けて飛んだために)そのさらさらの前髪と格闘しながら 司会進行する奮闘努力ぶりがとてもコダワリ深く丁寧に描かれてましたね.... > 前髪をかき上げると同時に後ろ髪の全部を左の肩から前に持ってきて、左胸の前でゆらゆらさせながら司会を進行し始めた ・・・自分の左胸を覆い隠している黒髪を、一旦全部背中に持っていった ....司会しながら同時に前髪と格闘しなければならないという2重苦にあえぐ(?)あゆみちゃんの 焦燥ぶりが読んでいるこちらまで伝わってきましたし、 まるで自分がその委員会総会に出席してあゆみちゃんを見つめている男子生徒になったかのような気分になりましたよ。 多分私などは話の内容など全く耳に入らず、あゆみちゃんの前髪ばっかり気になるだろうなぁ。
それと、後で砂良ちゃんの髪を元に戻す時にも、 > 長くて邪魔なはずの自分の前髪をかき上げることも忘れて、砂良の黒髪と格闘した ....どうやら、塚原あゆみちゃんは “さらさらの前髪に悩まされる(?)” 運命を背負った少女なのでしょうか? ....まさに「かきあげ娘」の面目躍如ですね(^_^ )

次に遠山さくらちゃんですが、彼女は(初登場の)前回では > 長〜〜〜〜い前髪を大きめのヘアクリップで、こめかみの少し上辺りに留めている と、髪質などはあまり詳しくは語られていなかったのでしたが、どうやらあゆみちゃんに負けず劣らずの 美髪のようですね?.... > そのブラシは、実に髪の滑りも良く という描写からそれを感じるのですが。
それにしても、先にあゆみちゃんの所で > まるで、サラサラーーっという音が聞こえてきそうだ という描写がありましたし、後で砂良ちゃんの所の > 摩擦係数0の砂良の黒髪をつる〜んと滑り降りて という描写といい、“この3人娘が如何にさらさらでつるつるの美しい黒髪であるか” がとても強調されていて、 (その髪の美しさもさることながら) アールジェタンさんの“少女のバージンヘアへの深〜〜〜い愛情”が、この文章から本当に伝わってくるようでした。
それから、この遠山さくらちゃんは、この「長篇小説 バージン・ヘア」の中で、 記念すべき“他人の手によってのっぺらぼーにされた”第1号少女になったわけですネ(^_^ )。

さて、最後に主役の詩鳥砂良ちゃんですが、あゆみちゃん、さくらちゃんの2人がここまでは(主にのっぺらぼーという方法で) 前髪の美しさが描かれていたのに対して、この子はあくまで長〜〜〜い後ろ髪の美しさが主のようですネ。 > 片方の三つ編みを、根元からスルスルーっと先の方まで手を滑らして・・・ 手に引っ掛かったさくらんぼのおかげで、三つ編みを結んだゴムが黒髪をつる〜んと滑り降りて・・・ 長〜〜〜〜〜〜〜い三つ編みが解けてしまった!!! ....このちょっとばかしゴーイン(^_^ )な一連の“髪ほどけ”シークエンスは、まさしく、 我々ロングヘアーLOVERたちが子供の頃から、長〜〜〜い三つ編みの少女を見たときに『こうなってほしいなぁ』と思い続けてきた 念願のシーンでございますよね。これが実現できるのも仰るとおり > 摩擦係数0 のバージンヘアゆえでしょうか。そして更に続く“完全ほどき、ブラッシング”シークエンスに至ってはもう 「毒を喰らわば砂良まで....(じゃなかった)皿まで(^_^ )」というか、加害者(?)のあゆみちゃんと一緒に完全にハイ状態で、あらん限りの出血大サービスって感じですね(^_^ )。
その砂良ちゃんの(半分の量ですが)完全にほどけてフリーとなった美しい長〜〜〜い黒髪を、 西日を浴びてキラキラ光り輝く「光のカーテン」と表現なさり今回のタイトルにまでされたところが素晴らしくて、 (この物語の季節の)早春らしくてとても幻想的というかのどかでロマンティックで、とっても可愛らしくてホノボノとしますね。

あとそれから、所々入ってくるアールジェタンさんの心の声が味わい深いですネ。 ま、ちょっと感想が長くなりましたので、これに関してはまた次回に触れさせて頂きましょうかネ。
さて、今回ラストで> 「やっぱりあの子以外にない」 ....と、またまた気になる余韻を次回に持ち越してくださいましたね。その “あの子” は誰なのか? を想像しながら次回を待つ楽しみが増えましたですね。
第3話「光のカーテン」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2003.11.7(Vol.441) 初出___Cont.No.snake03a    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第3話「光のカーテン」の後書き
アールジェタンさん、今回もまたまた恒例の後書きのご投稿ありがとうございました
こうして後書きを読ませていただきますと、アールジェタンさんの作品に注ぐ情熱と “少女のバージンヘア” への愛が 尚一層伝わってくるような気がします。

> 「遠山さくら」・・・出番は、第1章ではもうないでしょうが、第3章あたりで再登場させるかもしれません .... ありゃま、そうなんですか。それにしても「第3章あたりで」とは、かなり先まで構想が出来上がってらっしゃるようですね?
> 映像関連会社の方へ・・・(中略)・・・ここではもうプロの腕にお任せして .... いや〜〜こりゃあもう、生半可な監督やカメラマンでは出来そうにないですネ。やはり髪に対して愛情を持っている 映像作家でなけりゃ....というよりもアールジェタンさんが直々に監督なさったら1番良い様な気もするんだけどなァ(^_^ ) ....ま、「監修 : アールジェタン(さん)」って所がBESTカナ?
> さくらののっぺらぼーは、360度カメラを回して、どこから見ても同じである .... おお〜〜、これぞまさしく「ジスイズ・パーフェクトのっぺらぼー!」ですね!  ちょっとした前髪の隙間から鼻や口がちらっと見えてもいけない訳ですよね?  それから横髪からお耳が出てもいけない訳ですよね??
> 何かの効果音でもあれば .... あの「髪長美女大会」で扉が開く時の “ボロロロ〜〜〜ん” というハープのような音はいかがでしょうかネ??
> 「バージン・ヘア」という作品は、次の第4話のエピソードが書きたくて、発案されたものですから .... はあ〜〜そうですかァ....なんとなく次回で「バージン・ヘア」という作品の全体像やこれからの展開が見えそうですね。 とにかく次回は、“最重要作” として一層注目しないといけませんね。
> さくらと砂良の場面で、あまり詳しい描写が出来ずに .... そうですか?....う〜〜〜んっ、読者から見れば詳しく描写なさってた様に見えましたけど....。
> 第4話「ゆきちゃんのりぼん」にどうぞご期待下さい .... はああ〜〜〜、ゆきちゃん....初めて聞く名前ですよね? もしかしてこの子が砂良ちゃんの言う「あの子」 なのカナ???

では次回の「ゆきちゃんのりぼん」も楽しみに待たせて頂きたいと存じます。 ご投稿まことにありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
たっちゃん さん  2003.11.27(Vol.448) 初出___Cont.No.tacha01    
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皆さん立派な感想を書かれていますので、私なんぞは流し読みしているだけですので、これまで感想を書きませんでした。
アールシェダンさんの「バージン・ヘア」は、美少女好きの彼の持ち味がでていますね。今後の展開がとても楽しみです。

<編集・発行者からの御礼>
たっちゃんさん、ご感想ありがとうございました。
よろしかったらこれからも、お時間のよろしい時で結構ですから、ご感想をいただければ幸いです。
今回はまことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
ロビン さん  2003.12.7(Vol.452) 初出___Cont.No.robin01    
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「最高でした」

小説1話から3話まで読ませていただきました。

やはりのっぺらぼうをここまで意識して書かれているのですから、小説だけではなく是非のっぺらぼうのキャラを イラストにしてもらいたいですね。小説だけではなんかもったいないような感じもします。第4話楽しみにしてます。

<編集・発行者からの御礼>
ロビンさん始めまして、ご感想ありがとうございました。

こうしてご感想をいただけますと、編集発行者の私としても、とても嬉しいですしありがたいです。
よろしかったらこれからも、お時間のよろしい時で結構ですから、小説へのご感想やアールジェタンさんへのエールなどを いただければ幸いです。
それにしても、“のっぺらぼう” という言葉もすっかり定着しちゃいましたねぇ。

今回はまことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2003.12.19(Vol.456) 初出___Cont.No.RV0103b    
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Re: 「最高でした」

ロビンさん、私の作品を褒めて頂いて本当にありがとうございます。
私にもスネークハートさんのように絵心があればよいのですが、髪様は私に多くの才能を与えてくれなかったようです。 恐らく今後の後書きで、キャラクターのモデルになった女優さんや参考にした作品等を紹介していく予定ですので、 絵で表現出来ない部分をいくらか補完していけると思います。
第4話もかなり強引な設定になりますが、ここから本当の話が始まりますので、是非ともご覧になって下さい。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、ロビンさんのご感想にレスを下さいましてありがとうございました。
いや〜〜私も素人レベルですが、ただまあ私は羞恥心がない者であんな絵でも発表できるだけですネ(^_^ )、ホホホホホ。 まあでもこのHPを見てらっしゃる方々(作者の方、及び、読者の方々)は殆どはプロじゃあありませんから 上手でなくて元々ですので、 思い切って(小説の)イメージ画を描いてみられたらいかがですか??(心ない批難の声などは私の所でカットしますので)
今回はご投稿まことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.4.25(Vol.504) 初出___Cont.No.snake04    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第4話「ゆきちゃんのりぼん・前編」
アールジェタンさん、待望の「バージン・ヘア」の第4話「ゆきちゃんのりぼん・前編」のご執筆・ご投稿 まことにありがとうございました。 それから本HPの開店休業の前に間に合わせてお作り下さいまして、重ねて御礼申し上げます。
そうそうそれと、先日は私の作品(「由香さん」)への感想を下さいまして、ありがとうございました。

さて今回の第4話で、“お話は急転” しましたね。これまでの3話はホノボノムードで進行して来られましたが、 その平和な(残り僅かな)学園生活に “暗雲立ち込めた!” って感じでしたね。
ま、その暗雲に関しましては後に触れさせて頂く事と致しまして.... 今回もまたまた少女の汚れ無きバージン・ヘアへのアールジェタンさんの愛情溢れる表現の数々が見受けられましたねェ。 先ずは> 1枚のキューティクルも剥がれることのない汚れなき「バージンヘア」は、 教室の蛍光灯にさえ目映いばがりに反射し、校内でこのクラスだけは明るく、そして暖かい光に包まれているようにも感じる .... この冒頭の約90文字に、もう測り知れないほどの深く大きな愛情が感じられましたヨ〜〜。 特に> 1枚のキューティクルも剥がれることのない ってのが素晴らしい!(^_^ )
それから、彩乃ちゃんが砂良ちゃんの三つ編みの僅かな変化を見逃さないという 物凄いドーサツリョクもまた素晴らしい! こういう細かな所までのコダワリって、ロングヘアー小説ならではですよね (並の小説家ならば、絶対触れませんよね)。そして....
> 彼女の美しさのシンボルとして、晴れた日の雪のように、真っ白に光り輝いている「ゆきちゃんのりぼん」を・・・ .... これは直接には、髪ではなくリボンを表現なさっているのですが、でもこの “真白なゆき” ちゃん (このネーミングからしても、美しいーー!可愛いーー!という愛情がもう溢れ出てますヨネ ^_^ )の綺麗ーーーな髪を くくっているリボンまでもが美しく可憐であるという、もう果てしなき愛情がここに表されているかのようです。
これら一連の “少女の汚れ無きバージン・ヘア賛歌” を聞かせていただくだけでもう 私は気分が癒されてホノボノとしてまいりますデス。
あとそれから(前回の感想の終わりの方でも少し触れさせて頂きましたが)、 所々入ってくるアールジェタンさんの心の声が味わい深いですネ。 前回の> こんな美しい光景を見たのは、生まれてから一度もないですねー > 今すぐ、砂良の三つ編みをぜーーーーーーんぶ解いて しまいなさい!!! とか、 今回の> あーいいなー、俺もやりて〜(ヨダレ) などなど。第1話「三つ編みの少女」の後書きの所で > 作者が透明人間になったつもりで、書いている という設定ですので と仰ってましたが、(単に目の前の事象を記述するだけでなく)こうして物語の中に入り込んで 我々ロングヘアーLOVERの声までも代弁してくれているのも、「長篇小説 バージン・ヘア」の魅力ですよね。


さてさてところが、ホノボノばっかりもしていられなくなってきましたねーーー、 先程も触れましたが(砂良ちゃんを始め)神永小学校の6年生の乙女達の汚れ無き「バージン・ヘア」を にわかに覆おうとする “暗雲”....前回「光のカーテン」の中で、 あゆみちゃんののっぺらぼーを見て面白がって楽しんでた砂良ちゃんが突然不機嫌に憂鬱になってしまったのを 私は少々不思議に感じてましたが、ナルホド、この大悪法を遂行せよという “クラス委員の役目” を 告げられたからだったんですね (ちなみに私、今回これでようやく、この章のタイトル「クラス委員の役目」の意味が 分かりましたです)。
それにしても、 > 入学式までに髪を短くしてくるように・・・全部真っ直ぐにして長さを確かめてからにしなければならない .... なんという冷酷非情な校則!  西暦2000年前後の茶髪地獄時代からようやくこの(西暦20??年)第2次ロングヘアブームに戻る事が出来たこの国に、 > この時代遅れの代物が手付かずで放置されていた なんて....と言う事は、私立のお嬢様学校に進学する塚原あゆみちゃんと遠山さくらちゃんは大丈夫でしょうけど、 これまで可愛くて可憐なシーンをふんだんに演じてくれた砂良ちゃんの汚れ無き綺麗な長〜〜〜いバージン・ヘアにも 危機が迫っているという事ですね!? そんな!!
そして今回初登場の、子役までしている超アイドル美少女・真白なゆきちゃんの純白のリボンでくくられた これまた汚れ無き可憐な(お顔と同じくらい美しいであろう)バージン・ヘアにも危機が迫っているという事ですね!? ....おお〜〜・まい・がっ! なんだか乙女達の悲鳴が今にも聞こえてきそうです。

ムムムムムぅ、 > 前髪の長い女子には、こうやって長さを確かめるようにして下さい(第3話) ・・・クラス委員に、くしとブラシが渡されたのは、そのためである という文章から、(次回には?)大のっぺらぼー大会が繰り広げられそうな期待も持てるのですが、 でもその後に訪れるかも知れない大カット大会までをも想像してしまいますと今からハラハラしてまいりますねェ。
残念ながら、次の第5話は、HPの再開まで待たなければいけないようですが、早く読みたい気持ちで一杯でございます (じゃあ、早く再開しないといけないなァ ^_^ )。
第4話「ゆきちゃんのりぼん・前編」のご執筆とご発表、本当にありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
髪 伊良 さん  2004.4.28(Vol.507) 初出___Cont.No.kami01    
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先日は、ビデオ自慢コーナーのほうに掲載いただきありがとうございました。

AAAさんの小説の続きがその後どうなっていくのか、先が止まった代わりに「バージンヘア」の小説が復活してきましたね。

はたして、上からの抑えつけにどう対抗していくのかが楽しみです。私が「吸血怪人ロンゲルゲ」で使ったような呪術でも貸したいところですが、これはそういう小説ではありませんからね。正統派なりの前進を作者の方に期待しております。

<編集・発行者からの御礼>
髪 伊良さん、ご感想ありがとうございました。

> ビデオ自慢コーナーのほうに掲載いただきありがとうございました .... ああ〜〜いえいえこちらこそありがとうございました。髪 伊良さんはホラーだけでなく、特撮もの・ヒーローもの にもお詳しいんですね(^_^ )。
> 正統派なりの前進を作者の方に期待しております。 .... ま、“正統派作品も有り、また少々フジョーリな作品も有り” という具合に色々バラエティに富んだ作品が集ると、 HPも面白くなりますからねぇ。
ところで、「吸血怪人ロンゲルゲ」の続きの方は....進んでおられますデスか?(^_^ )

今回はまことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.4.29(Vol.507) 初出___Cont.No.snake04a    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第4話「ゆきちゃんのりぼん・前編」の後書き
アールジェタンさん、今回もまたまたお待ちかねの後書きのご投稿ありがとうございました
今回の後書きはほとんどが初登場の超アイドル「真白なゆき」ちゃんについてでしたね

> 元々この話は、4話の内容から始まる予定でしたが、それだと刺激が強すぎるかなと思いまして・・・結果的に長〜い前置きになってしまいました .... ああ〜〜そうだったんですか。でも、これで正解だったと思いますヨ。最初はやはり穏やかな方が良いと思いますのでねぇ。
> ポニーテールを解くシーンは・・・人が解いた場合、どんなシチュエーションがあるだろうか .... それと、> マスメディアは勿論、学校でさえも、一度も解かれることのなかったポニーテール(本文中) を解くというのが一種の快感とも言えますよね。私も昔、思いを寄せていた三つ編みの女の子が髪を解いたらどんな姿になるだろう と何度も夢見ましたもんね。
> 黒髪には白いりぼんがよく似合うな〜 .... そうですよーー、茶髪だと絶対に白いリボンは似合わないですよね。ツヤのあるまっすぐな黒髪というのは どんな色のリボンも似合うでしょうが、特に真っ白が似合うでしょうネ(逆に茶髪はどんな色のリボンも似合わないだろう)。 まあコントラストが鮮やかだからというか、パンダがカワイイと言われて人気が有るのとも通じるところでしょうか。
> 最初は芸名と本名を分けようかなとも考えていました・・・本名のみとしました .... この名前が本名ならば、芸名をつける必要は全くないですよね。もし「真白」という苗字が本当に有ったとして、 そこに可愛い女の子が生まれたならば、まさしくアイドルになるために生まれてきたようなもんですよね。
> 砂良が少しばかり大胆な行動をしますので、ファンが減ってしまわないか心配だったりもしますが .... あら、そうなんですか....“ファンが減ってしまわないか” ということはもしかして、 なゆきちゃんに意地悪な事でもしてしまうのかしら??

では次回の「ゆきちゃんのりぼん・後編」も楽しみに待たせて頂きたいと存じます。 ご投稿まことにありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.7.31(Vol.508) 初出___Cont.No.snake05    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第5話「ゆきちゃんのりぼん・後編」
アールジェタンさん、待望の「バージン・ヘア」の第5話「ゆきちゃんのりぼん・後編」のご執筆・ご投稿 まことにありがとうございました。 そして本HPの再開にもまさに相応しいです、重ねて御礼申し上げます。

それにしてもすごかったですネ〜〜今回の内容は。展開もさることながら、真白なゆきちゃんの長〜〜いバージン・ヘアの美しさと 可憐さを、あらん限りの言葉でもって讃えきるまさに “怒濤” という感じの文章表現力・言葉の雨嵐にもう圧倒されっぱなしでしたヨ(^_^ )。 前回の後書きの中で> 次回は、いよいよ、本章のクライマックスともいえる第5話「ゆきちゃんのりぼん・後編」になります ・・・今まで以上に気合いを入れて書きますのでとおっしゃった理由がまさによく分かるような、 アールジェタンさんの物凄ーーーい情熱と愛情を今回の第5話の文章全体から感じ取れましたです。
  • まるで髪の一本一本にワックスをかけてるみたいだ
  • その一本一本が妖しい光を放ち、白く乱反射して黒く見えない
  • 白く透明に光輝く宝石が、頭の上から、お尻にまで続いている奇跡
  • そのキューティクルの含有量の多さから、鏡のようになって、山本の顔を映し出していたのである
  • 周りに、見事なまでの天使の輪が形成され、その目映い光に、砂良は気を失いそうになった
....『よくこれだけ、色々な表現・描写が思いつくなァ....それも(実際に見ているのではなく)想像なのに』 と感心させられます。特に4番目の>そのキューティクルの含有量の多さから、鏡のようになって、 山本の顔を映し出していたのであると言う発想の素晴らしさ....実は今、私、自分の部屋の中の “黒い物体” を 色々と見回しましたんですよ。 すると、艶の無い黒い物体には何も映らないのですが、艶の有る黒い物体には確かに(鏡の様に)相対する物が 映し出されるんですよね。いや〜〜まさに1つ重大な発見をさせて頂きましたが、 それにしても(山本君の)顔のディテールまでクッキリと映し出すなんて!....よほど凄〜〜い艶なんでしょうね、 なゆきちゃんの髪は。“究極の美” と言うか、これぞまさしく(日本人)少女のバージン・ヘアなのでしょうか!  とにかく発想も表現も描写もすべて素晴らしい!!
そして、その究極の美を誇るなゆきちゃんの長ーーいバージン・ヘアを結んでいた白いリボンについても >今まで、芸能界をはばたかせてくれた白い天使の翼 という素晴らしく詩的な表現をされて、なゆきちゃんと彼女の長い髪の可憐さを一層際立てておられましたね。 ここからもアールジェタンさんの、なゆきちゃんへの、そして少女のバージン・ヘアへの深ーーい愛情を私は感じ取りましたデス。


そして今回の第5話は、そのなゆきちゃんの世にも美しい長ーーいバージン・ヘアが、 ポニーテールの状態からフリースタイルに徐々に崩されて行く様子を臨場感たっぷりに描いてらっしゃいましたね。 勿論私は普段から、ポニーテールやアップヘアーの女性を見ると、『フリースタイルにしてほしい』と思いますしその姿を想像 してしまいますので、今回実に興奮して読ませて頂きましたし、 そして更には(言葉は悪いかも知れませんが)一種の破壊願望をくすぐってくれる所も有りまして、 不思議な快感をも感じてしまいましたデス(^_^ )。
> 長くてた〜っぷりとしたポニーテールは、しなやかに彼女の背中で揺れていた の “初期状態” から、 > ピンを一本ずつ丁寧に抜き始めた > 完璧に整えられた彼女のうなじも少しずつ崩れ始め > 白いりぼんは・・・ゆっくりと落ちていった > 崩れかけたポニーテ-ル・・・最後の砦ともいえる黒いゴム > 気持ちの良いくらい見事にゴムは抜けていった > 美しい黒髪の束は、一瞬だけ一直線になった後、静かにフワーッと拡がって 、そして > 机の上をアッという間に、つるんと滑り下りて・・・彼女のお尻のお尻のお尻の〜〜〜上にまで達していた までの順を追った大きな流れの描写は、 “もし、ポニーテールほどきシーンが今、目の前で展開されたならば” を実に的確にシミュレーションしておられて、 そのシーンがホント目に浮かぶようでしたし、 そしてこの一連の大きな流れに加えて、
> 最初の一本を抜くと、後れ毛の先が砂良の手の甲にあたり、くすぐったっくて > 無造作にうなじからはみ出ている後れ毛、 といった細か〜〜な描写と、更には、
> スルスルスルーーーーーーーーーッ! > つるつるる〜〜〜〜〜ん といったまさに的確な擬音類....アールジェタンさんが「バージン・ヘア」を映画化を想定して 執筆されていると仰るとおり、今回のこの一連の “ポニーテールほどきシーン” はまさに、 映画のシナリオか絵コンテのような緻密さと臨場感でしたね。繰りかえさせて頂きますが実に興奮して読ませて頂きました。

またそれと並行して今回は、その場の最至近席に座っている山本君という少年ギャラリーにも目を向けられ、彼の興奮を伝えて、 しかも透明人間のアールジェタンさんが彼にツッコミを入れる という展開も実に面白かったです。
> 山本君・・・君のご両親も、正しい男になるようにと、ちゃんと「正男」と名付けてるでしょ .... いや〜〜、シャレた台詞ですネ〜〜ホント(^_^ )。そうなんですよね〜〜、女性の綺麗な長ーーい黒髪に トキメク男性こそがまさに“正しい男”ですもんね。
10年位前まではよくTVで「好きな女性のタイプは?」と聞かれた時に、「髪の長い女性」と答える男性を多く見かけたんですが、 今そのような答えを返す男性って殆ど居ませんよね。きっと今の時代、男性たちは『「髪の長い女性」なんて答えをすると、 どんな辛辣な言葉を返されるか...』と考えると、怖くて言えないんでしょうネ、本心を。 そうやってどんどん男性たちを“間違った男”に作り変えようとしている時代なんですよ、現代は。
そう言えば、第3話「光のカーテン」に出てきた坂本伸一君も、 > 僕らのように正しい美意識を持った仲間が一人増えました とアールジェタンさんは書かれてましたが、 これらはすなわち “現代に於ける、美意識の深刻なる破綻” (すなわち茶髪ショートの氾濫)をも ご指摘なさってるんでしょうねぇ?


さてさて、そして> 大きくカールした長めの前髪を・・・全て真ーーーーっ直ぐにして ・・・前髪の下には、鼻の穴しか見えなくなってしまった .... 今回もまたまたお待ちかねの “のっぺらぼーシーン” が登場してくださいましたが、 これまでののっぺらぼーとはちょっと意味合いが違う感じでしたね、砂良ちゃんが悪意(?)を込めて人為的に作り上げたという点が。 あ、それから、なゆきちゃんは(あゆみちゃんと違い)完全ワンレンではないですね。
なゆきちゃんの綺麗なお顔を(前髪を下ろすことによって)消し去ることは、 同じ年齢の(しかもコンプレックスを持った)女の子としては独特の快感を感じるんでしょうね。 その砂良ちゃんの嫉妬心が文章からマジマジと感じ取る事が出来ましたです。 そしてその後の....
> 「前髪が長すぎますね・・・眉の上になるように切ってきて下さい」 > 「後ろの髪も、長すぎます・・・バッサリ切りましょう」 .... おお〜〜〜(いくらクラス委員の役目とは言え)ここまで言うか!?ってな感じですが、もう 砂良ちゃんはハイ状態になってしまい人格破壊(?)してしまったんでしょうネ、最早サディストの領域と言うか。 ま、まだ未熟な小学生の少女では十分ありえることですよね。

ですが、その後の > なゆきの机の中で、重い金属のような物が、ゴソゴソ動く音がした・・・それは・・・ハ・サ・ミである .... いや〜〜この上もなくコワイ終わり方をしましたね〜〜〜今回は。そのゴソゴソというシーンを想像しただけでも 私は寒気がしてしまいますが、これは少なくとも2通りの展開が考えられますよねーー ....そのハサミの鉾先(ほこさき)は果たして、なゆきちゃんの髪か?あるいは砂良ちゃんの髪か?.... え〜〜〜、そ、そ、そんな残酷な!!!(でも実は興味も多少は ^_^ ).... 否、でももしかしたらそれ以外の展開が!?!?
いや〜〜〜こんなにも次回が気にかかる終わり方って、これまでで最大ではないでしょうか ....早く次回が読みたい!!
アールジェタンさま、どうかどうか、なるべく早〜〜〜く、次回第6話を発表してくださいね、ね、ね m(_ _)m (^_^ )。
実に素晴らしい大・大・大興奮作でありました第5話「ゆきちゃんのりぼん・後編」のご執筆とご発表、 本当にありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
SNAKEHEART  2004.8.12(Vol.511) 初出___Cont.No.snake05a    
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編集・発行者からの御礼−−第1章 第5話「ゆきちゃんのりぼん・後編」の後書き
アールジェタンさん、今回もまたまたお待ちかねの後書きのご投稿ありがとうございました

> HPの再開を心よりお待ちしておりました。本当におめでとうございます .... どうもありがとうございます。それから、HPの休業のために、今回の第5話がなかなか発表できなかったのではないかなぁ と思いますので、この場をお借りしましてお詫びいたします。
> 今回表紙に使われているCMとドラマの画像・・・このような素晴らしい映像をリアルタイムで見ることは、殆どありませんでしたので .... そうでしたかぁ。私も嘉手納清美さんのあの映像はリアルタイムでは見ていないんですけど、でも、こういう映像を 埋もれさせたままではいけませんですヨネ。リアルタイム世代の人たちにとっても、リアルタイムでなかった世代の人たちにとっても、 とても重要なものですもの、だって....
> 今のマスメディアの状況は悲惨ですね。改善の見込み全く無し .... ねぇ、現在はこんなマスコミ連中の流す愚劣な情報や映像だけしか受け取る事ができないんですもの!!  その意味でも、“真実の美しさ” を発信している(発信しようとしている)本サイトのようなHPは重要なんですよ。

> ゆきちゃん・・・参考にさせてもらったタレントさんがおりまして、高橋梓(たかはし・あずさ)ちゃんという黒髪ロングヘアの女の子です .... そうでしたか。ではこれから、高橋梓ちゃんについて検索してみようかと思います。
> 一言の台詞も喋ってませんので .... ああ〜〜そういえばたしかに。まあアイドルまでしている美少女ですから、あまりベラベラ喋らない方が (ちょっと神秘性も感じさせて)良いとも思いますし。
> たかがポニーテールを解くくらいのことで、何を大騒ぎしとんのじゃーと感じることでしょう .... いや〜〜でも私は興味津々ですのでねぇ、そういうシーンを拝ませて頂くとバンザイしたくなりますよ。
> 「彩ちゃんのさくらんぼ」になる予定です .... おお〜〜、タイトルからしてなんとなく今作「ゆきちゃんのりぼん」と対になっていると言うか姉妹編のような雰囲気が感じられますね〜〜。 “彩” という字のついた娘といえば....おお〜〜!!

では、たいへん気になっております砂良ちゃんVSなゆきちゃんの抗争(?)の行方も含めました 次回の「彩ちゃんのさくらんぼ」(?)....首を長〜〜〜〜〜〜くして待たせて頂きたいと存じます。
ご投稿まことにありがとうございました。

「バージン・ヘア」(ご感想)パート
ぽん さん  2004.8.16(Vol.513) 初出___Cont.No.pon03    
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 「ゆきちゃんのりぼん」前・後編を読ませていただきました。読み終わった後の余韻から、何度も文字を目で追い、情景を頭の中でイメージしていました。これぞまさにアールジェタンさんの渾身の力を込めた傑作であると思いました。

 なゆきちゃんの自慢のポニーテールを砂良ちゃんが解いていくまでのプロセスを、非常に細かく描写することによって、臨場感溢れるものになっています。さすがですね!「純白のりぼんに艶つやの黒髪」そして「長めの前髪を大きくカールさせて」いるお人形さんのようななゆきちゃんが、砂良ちゃんによって、お尻の上まで達するほどのダウンスタイルになり、しかも「大きくカールした長めの前髪」を「鼻まで隠してしまう」ほどブラッシングして真っ直ぐにしてしまう。想像しただけでゾクゾクしてきました。そのなゆきちゃんの長〜〜〜〜〜い黒髪の魅力を、言葉の妙によって見事なまでに我々の前に現出して下さいました。「一瞬だけ一直線になった後、静かにフワーッと拡がって、その一本一本が妖しい光を放ち、白く乱反射して黒く見えない」「白く透明に光輝く宝石が、頭の上から、お尻まで続いている奇跡」これらの表現こそ、なゆきちゃんのバージン・ヘアーの素晴らしさを語るに十分過ぎるくらいの強烈なインパクトを与えています。何と言う表現でしょうか!ちょっと私にはできそうにない描写ですね。これぞ圧巻です。しかしその前に、なゆきちゃんの長〜〜〜〜〜いバージン・ヘアーが流れ落ちるかと思いきや、「黒いゴム」が読者の流行る気持ちに待ったをかけるなど、緩急織り交ぜての実況中継は、映像化を意識されたアールジェタンさんのまさに独壇場です。

 そして私が注目したのが、砂良ちゃんと山本正男くんの心理面を巧みに描いておられるところです。山本くんの気持ちは、男性諸氏なら誰もが共感するものですね。対照的だったのが、砂良ちゃんがなゆきちゃんに対して抱いている嫉妬心です。感情の起伏を表に出さず、冷静というよりは寧ろ冷酷というに相応しい落ち着き払った砂良ちゃんの行動。「あまりの感動に殆ど廃人のようになり」「体中が震える程の衝撃を受けた」山本くんと、「雲の上から地上に引きずり下ろした天使を、今度は地獄に突き落としてやりたくなった」砂良ちゃんの「最後の悪魔」的行動との落差を、見事に浮き彫りにしていますね。

 塚原あゆみちゃんから告げられた「クラス委員の役目」を、できることなら避けたかった砂良ちゃんが、その役目を実行した時の気持ちは如何ばかりであったのでしょうか。クラスで最も髪が長い彼女にすれば、言葉では言えないとても辛い役回りだったことでしょう。だからこそ、最後の場面で登場したハサミが殊更に読者をハラハラさせるのです。個人的には砂良ちゃんのお尻を超える三つ編みの無事を祈っていますが...。今後の展開がますます楽しみになってきましたね。本当に素晴らしい作品に感動しました!次回作も大いに期待しています。

<編集・発行者からの御礼>
ぽんさん、「バージンヘア」へのご感想、まことにありがとうございました。
とても細かい所までよく見てらっしゃいますね、さすがですね。
「髪長私学」の大作だった今回の「第25編」の執筆直後にもかかわらず、これだけの丁寧な ご感想をお送りくださいまして、編集・発行者であります私のほうからも厚くお礼を述べさせて頂きます。
本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2004.8.18(Vol.515) 初出___Cont.No.RV0105b    
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RE:バージンヘア第5話の感想

ぽんさん

 あのような超大作の発表直後にもかかわらず、素晴らしい感想を頂きまして、本当にありがとうございます。 スネークハートさんもそうですが、ぽんさんは、こういうところに共感してもらえたら嬉しいなと思う部分に反応して下さるので、 やっぱり書いて良かったと感激させてくれます。 特に「ゆきちゃんのりぼん」に関しては、読む人によって感じ方がかなり違ってくるでしょうから、少し不安に思っていました。 表現がオーバーだとか、設定が強引過ぎるとか自覚はしていますが、クライマックスでこけたら、悲しいですからね。
ぽんさんのような方に「傑作」と賞賛して頂けるとそのような不安もふっとんでしまいます。重ねてお礼を申し上げます。 これからも、多少強引でもゴーイングマイウェイでいこうと思っていますので、今後の作品にもどうぞ御期待下さい。


スネークハートさん

 いつもながら、名人芸ともいえる編集の妙技には、感心してしまいます。私の方からなにも注文しなくても、 強調して欲しい部分はちゃんと色が違っていたり、太字になってたりしていますからね。 今回も、「お尻の〜」が段階的に大きくなっていくところなど、やっぱりやってくれたなーと思ってしまいました(嬉)。
 長い作品の時など、とても大変な作業になるでしょうが、首を長〜〜〜くして待っている髪長ファンの方も多いでしょうから、 暑さに負けずに頑張ってください。由香さんの復活の方も心よりお待ちしております。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、ぽんさんのご感想(&私 ^_^ )にレスを下さいましてありがとうございました。

> 表現がオーバーだとか、設定が強引過ぎるとか .... まあ、そうだとしても、私はそれで良いと思いますけどネ。 なゆきちゃんのポニーテールがほどけた瞬間の “感動” がそのまま文字に現れて、とても好感が持てますよ。
> 名人芸ともいえる編集の妙技には、感心してしまいます .... いえいえ、どうもありがとうございます。 あのような編集で本当に良いのかいつも心配なのでございますが、私も自分に正直に編集させて頂いておりますので、 それが今のところは作者でありますアールジェタンさんのご趣旨と合致しているようですので、安心いたしました。
> 由香さんの復活の方も心よりお待ちしております .... 由香さんは今、夏バテで休養中でございまして(^_^ )....それはまあ冗談ですが、 次回作は今少しずつ作っている最中ですが、今度もまた(前回以上に)大きな規模になりますので、 発表できるのはまだまだ先ですネ....適当な箇所で区切れない苦しさはアールジェタンさんにもお分かり頂けようかと存じますが。
その穴埋め企画として近々「Making of 由香さん」をちょっとやろうかと思いましてね(この前の横分け編)。 「由香さん」を待っておられる外人さんもおられますので、あまり待たせると気の毒ですので。

今回はご投稿まことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
AAA さん  2004.8.29(Vol.518) 初出___Cont.No.AAA001    
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いつも更新されるとスグに読ませてもらっています。次作も楽しみにしています。

<編集・発行者からの御礼>
AAA さん、「バージン・ヘア」にご感想を下さいましてありがとうございました。
こうして、小説を作られている方々の間でエールが交わされますと、 作者の方も益々やる気が湧き立つのではないでしょうかねェ.... だとしたらとても良い事だなと思いますデス。
「世界一のロングヘアー」も楽しみにしておりますので、頑張ってください。

今回はご投稿まことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
長 友三 さん  2004.9.3(Vol.520) 初出___Cont.No.yuzo001    
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「神永中学の悪校則をぶっつぶせ!」

バージンヘアー主人公の髪長美少女達を 「私の長い髪を短くバッサリと切らされて しまう・・・」と怯えさせている、神永中学の 女子生徒を対象とした校則{女子生 徒の髪はショートカットが望ましい・髪が肩にかからない様に短く切らせる}と言う 髪型規制は、女性が美を追求することを否定する‘悪校則‘であり、個人の美表現の 自由を過度に制限しており 憲法違反ですらある!女子生徒の髪を短く切らせる事に よって 学校側に益を与えるものを見出ことも出来ない。故に 次回では彼女達が  同中学に入学する前に、この悪校則が廃止・新校則制定{女子生徒の髪は 長く伸ば す事が望ましい。やむなき事情を除いてショートカットは禁止する!}として欲しい ものです。彼女達が 御自慢の長い髪を短く切られることなく、中学に進学してから も 髪を更に長く伸ばし続けることが出来る様になって欲しいものです。

<編集・発行者からの御礼>
長 友三 さん、本日は「バージンヘア」へのご感想、まことにありがとうございました。

> 女性が美を追求することを否定する‘悪校則‘であり、個人の美表現の 自由を過度に制限しており 憲法違反ですらある!女子生徒の髪を短く切らせる事に よって 学校側に益を与えるものを見出ことも出来ない .... 少々難しいですが、でもなかなか説得力のあるご主張で、日本全国の “アンチ黒髪ロングヘアー” の輩どもにも 聞かせてやりたいです。
まあ私も中学時代に校則で強制的に丸坊主にされましたが、私ら男は “美表現” とは感じが違いますが、 「○○○の自由を過度に制限しており」というのは、私たち男子達にも適用できますよね。

本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2004.9.9(Vol.524) 初出___Cont.No.RV0105c    
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RE:バージンヘア第5話の感想

AAAさん

 私の作品を楽しみにしていて下さるということで、とても嬉しく思います。 私もAAAさんのようにもっと早いペースで書けるとよいのですが、色々事情がありまして、なかなかそうもいきません。 第6話の発表はもう少し先になるでしょうが、第1話から5話まで楽しくで読んで頂けた方にとっては、 今後も面白い作品になると思いますので、どうぞご期待下さい。


長友三さん

 私も学校なるものを卒業してから、何十年も経ちますが、長友三さんと同じく、 「校則」というものが未だに大嫌いでございまして、本作でも悪役となっておりますが、 この悪者がどのように退治されるのか、あるいは活躍してしまうのかについては、ここでは申し上げられませんが、 少しだけ今後の展開についてお話しましょう。 後書きでも述べましたが、本作では「校則」というものが、1つのテーマになっていますが、 他にも重要なテーマがいくつかありまして、第1章の中にもその布石があちらこちらに散りばめられていますので、 先ずは次回の第6話をじっくりご覧になって下さい。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、AAAさんと長友三さんのご感想にレスを下さいましてありがとうございました。

> 学校なるものを卒業してから、何十年も経ちますが・・・「校則」というものが未だに大嫌いで .... まあ考えたら、アールジェタンさんや私の世代が、かつての教師たちと同じ年齢になった訳ですが、 私たちが教師ならば(かつて経験した)くだらない校則などは絶対作らないでしょうネ。
ただし....そんな私がもし教師でも....“茶髪厳禁” の校則だけは作りたいですが(^_^ )
> 第1章の中にもその布石があちらこちらに散りばめられていますので .... ああ〜〜それはもう1度じっくりと「バージン・ヘア」を注意深く読み返してみる必要が有りますねェ。

今回はご投稿まことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
髪 伊良 さん  2004.9.20(Vol.526) 初出___Cont.No.kami002    
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女同士の恐ろしい闘い?なんでしょうか。(註:第5話
鏡よ鏡、世界一髪の毛が美しい者はだあれ?って言ったら、鏡は男の子を答えに…といったら、怒られるでしょうね。
はさみなど、持たせたり持って来たりしちゃいけないもの…でも、ほかに使うのにやっぱりないと不便だけど。


それぞれ皆様(アールジェタンさん、AAAさん、ぽんさん)、がんばっていただきたく思います。

<編集・発行者からの御礼>
髪 伊良 さん、「バージン・ヘア」への感想をくださいまして、まことにありがとうございました。

> 鏡よ鏡、世界一髪の毛が美しい者はだあれ?って言ったら .... もしも「鏡よ鏡、世界一髪の毛が長い者はだあれ?」って聞いたら、 どこかの国のジイサンが出てきますから、「長い」という質問はしない方が良いですね(笑)
> はさみ・・・ほかに使うのにやっぱりないと不便だけど .... 図工の時間とかでしょうかネ?(^_^ )

本日はまことにありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2004.10.1(Vol.529) 初出___Cont.No.RV0105d    
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RE:バージンヘア第5話の感想

髪伊良さん

 ロンゲルゲの執筆の方もお忙しいでしょうに、私の作品に感想を頂きまして本当にありがとうございます。
 砂良vsなゆきの対決がどうなるかで、夜も眠れない方も多いことでしょう(笑)。本作は、女の子同士の心の葛藤をねっとりと描いた話にもなる予定ですので、 そういう部分も楽しんで頂けるのではないかと思います。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
長 友三 さん  2004.10.2(Vol.529) 初出___Cont.No.yuzo002    
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「神永中学の実態は?」

神永小学校の 髪長女子生徒達を怯えさせている、神永中学の悪名高き頭髪短切規則 を撤廃させる運動は 神永中学在校生の間には存在しないのでしょうか?登場人物の 彼女達が 同中学に入学するまでには 自慢の長い髪を切らなくても済み 髪を長く 伸ばし続ける事が出来る様、神永中学の頭髪規則改正されている事を願います。

神永中学は 他にも厳しい規則が有りそうな気がしてきました(例 制服の着こなし ・靴、持ち物、下校時の買い食い等)。イメージ的には 小生が入学する前の 出身 校を思わせます。制服は野暮ったい灰色ズボン(男子)・スカート(女子)に茶色の ネクタイ無しブレザーの組み合わせ・ズボンとスカートの形及び長さについても細か い規制有り、靴は白のスニーカー、アイドルスターの写真禁止、下校する際は 速や かに自宅へ!暗く管理拘束された 小生の中学高校生活を思い出させる、神永中学の 実態について、更に知りたく思います。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、髪伊良さんのご感想にレスを下さいましてありがとうございました。
長 友三 さん、「バージンヘア」へのご感想、まことにありがとうございました。

> 砂良vsなゆきの対決がどうなるか・・・女の子同士の心の葛藤をねっとりと .... やっぱり、対決なんですか!?(^_^ )
> 頭髪短切規則を撤廃させる運動は 神永中学在校生の間には存在しないのでしょうか .... 野球じゃあないですが、ストライキでもしましょうか。
> アイドルスターの写真禁止 .... それはヒドイですね。私の中学校時代では、男子については覚えてませんが、女子が新御三家(西城秀樹、野口五郎、郷ひろみ)の 写真を学校に持ってきてた覚えがあります(う〜〜んっ、私の歳がバレてしまいますねぇ ^_^ )。
ところで(揚げ足を取るつもりではありませんが)“アイドルスターの写真禁止” ということですが、 (アイドルとは言えないアーティストの)レコードを持ってきて貸し借りする事もいけなかったんでしょうかねぇ? (ま、つまり芸能関係の物品を持ち込むこと一切禁止?)

お二方とも、本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2004.10.9(Vol.532) 初出___Cont.No.RV0105e    
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「RE:神永中学の実態は?」

長友三さん

 まだ、先に進んでないのに、新たに感想をくださいまして、ありがとうございます。
 砂良達の入学する神永中学の校則について、かなり関心をお持ちのようですね。 少女達がこの校則に対して何か行動を起こすとしても、それはかなり先のことになると思いますが、 その時はどうか彼女達を応援して上げて下さい。そんな風に読者の皆さんが読んで頂ければ作者も幸いです。

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、長友三さんのご感想にレスを下さいましてありがとうございました。

> それはかなり先のことになると思いますが .... はは、まあ確かにとりあえず今は、砂良ちゃんとなゆきちゃんがどうなるかですが、でもこの対決(?)も 元を辿れば神永中学の校則が原因ですもんね。 やっぱいずれはこの校則に何らかの形でメスが入れられそうな予感が(読者でもある)私もしますネ(^_^ )。

本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
長 友三 さん  2004.10.22(Vol.538) 初出___Cont.No.yuzo003    
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「ショートヘアー反対闘争」

女子生徒が ‘髪を短く切らなければならない‘と言う学校は幾つか実在してまし た。それを巡っての 学内紛争もありました。昭和56年京都のS女子高は 当時女 子生徒に「髪をショートヘアーにしなければならない!」と言う悪校則を強いていま した。‘頭髪は短髪に‘と言うけしからぬ規則です(刈上げ等の超ショートカットで は無く 制服の白ブラウスの襟に後ろ髪がかからない程度の髪型に 多くの女の子達 は髪を切っていました)。それに反発して 女子生徒たちは昭和56年夏、学内スト を行った。それに対する学校側の反応は 期待した程のものではなかったと聞いてい ますが、「髪を切りたくない!」と言う女子高生達に 心の中でエールを送っていま した。

<編集・発行者からの御礼>
長 友三 さん、「バージンヘア」へのご感想 ....と申しますか、貴重なお話を教えてくださいましてまことにありがとうございました。

女子生徒たちがストを決行したというのは、ナカナカ感動しましたですよ。 (学生ってどうしても内申書とかを考えると、なかなか教師には楯突けないでしょうにねェ)
『超ロングヘアーにしたい』とまで思う生徒はそれほど多くなかったとは思いますが、 それでも『短髪は嫌だ!』『ロングヘアーにしてみたい!』と思う生徒は当然沢山居る筈ですもんね。 それは仮に現在のロングヘアー女性が少なくなった時代でも、思いは同じだと思います。

本日はご投稿本当にありがとうございました。
「バージン・ヘア」(ご感想)パート
アールジェタン さん  2004.11.7(Vol.541) 初出___Cont.No.RV0105f    
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「RE:ショートヘアー反対闘争」

長友三さん

 校則に関して、貴重なご意見、本当にありがとうございます。
 実は、この問題の解決策については、あまり大それたことは考えてはいないのですが、皆さんからの色々なご意見を参考にして、アッと驚くような展開になるかもしれませんね。
 第1章では、他にも色々な女の子が登場する予定ですが、その子達がこの問題に関してどう係わっていくのかを考えながら読んでいくのも楽しいのではないでしょうか?

<編集・発行者からの御礼>
アールジェタンさん、長友三さんのご感想にレスを下さいましてありがとうございました。

> 皆さんからの色々なご意見を参考にして、アッと驚くような展開になるかもしれませんね。 .... はは、まあ確かに読者の皆さんのご意見やご希望により、最初決めていたストーリーが 変わっていく事も時には有りますよね(私が今制作中の作品も、実はその類デス ^_^ )。
ま、でもあくまでも作者の方のお好きなように作られるのが1番かとは思います。

本日はご投稿本当にありがとうございました。






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