著書
ビューヒナー・レーデ論集刊行会:「戦後ドイツ文学とビューヒナー-ビューヒナー・レーデを読む」
  (アテネ出版、1995年)。
谷口廣治:「理念と肉体のはざまで―G・ビューヒナーの文学」(人文書院、1997年)。
河原俊雄:「殺人者の言葉から始まった文学:G・ビューヒナー研究」(鳥影社、1998年)。
Osawa, Seiji: Georg Büchners Philosophiekritik. Eine Untersuchug auf der Grundlage seiner
  Descartes- und Spinoza-Exzerpte. Marburg 1999.
寺岡孝憲:「グツコーとビューヒナー:『ダントンの死』をめぐって」(岡山大学文学部、1999年)。
Waragai, Ikumi: Die Funktion des pietischen Sprachgebrauchs in Büchners "Lenz". In: Zwischenzei-
  ten-Zwischenwelten. Festschrift für Kozo Hirao. Hrsg. von Fürnkäs, Josef; Izumi, Masato; Schnell,
  Ralf. Frankfurt a. M./Berlin/Bern/Bruxells//New York/Oxford/Wien 2001.(共著)。
Sanada, Kenji: Der abwesende Anrede. Georg Büchners "Lenz" im Licht von Descartes und Jacobi.
  In: Zwischenzeiten-Zwischenwelten. Festschrift für Kozo Hirao. Hrsg. von Fürnkäs, Josef;
  Masao Izumi und Ralf Schnell. Frankfurt a. M./Berlin/Bern/Bruxells//New York/Oxford/Wien
  2001.(共著)。
CD: エーバーハルト・シャイフェレ/下程 息編:「ビューヒナ解読―コロキウム形式による―改訂
  版」、2006年(印刷初版、アテネ出版印刷、2002年6月)。             
神田和恵:「体験話法研究」(北野印刷所、2004年5月)。
Takanori Teraoka: Spuren der Götterdemokratie. Georg Büchners Revolutionsdrama Danton's Tod
  im Umfeld von Heines Sensualismus.(Aisthesis Verlag 2006).
谷口廣治(共著):「言語と文化の饗宴」(英宝社、2006年)。

論文

Hamamoto, Mie: Das Kind als Schlüsselmotiv in Büchners Lenz. In Georg Büchner Jahrbuch 9/1
  995-99. Hrsg. von Burghard Dedner und Thomas Michael Mayer.
Teraoka, Takanori: Skepsis und Revolte als Grundzug von Nero und Dantons Tod. Zur thematisch
  -motivischen Affinität der Dramen Gutzukows und Büchners. In GBJb.9/1995-99.
加藤智也:「伝統的演劇の崩壊―ビューヒナー『ダントンの死』における読書プロセス」(「KG ゲル
  マニスティク」、第5号、下程息教授退任記念号、関西学院大学ドイツ文学教室、2001年4月)。
谷口廣治:「犯罪責任を問う文学―G・ビューヒナーの『ヴォイツェク』」(「文学」第2巻、第6号、岩波
  書店、2001年11月)。
谷口廣治:「マールブルク版ビューヒナー全集『ダントンの死』四巻本について」(日本独文学会「ドイ
  ツ文学」、108号、2002年3月)。
松村朋彦:「文学と精神医学―ゲーテからビューヒナーまで」(「希土」、第27号、2002年)。
山元孝郎:「ゲオルク・ビューヒナーと〈ヘッセンの急使〉事件」(大阪外国語大学言語社会学会「ex
  oriente」、第8号、2002年)。
真田健司:「ゲオルク・ビューヒナー『ダントンの死』におけるPolyperspektivismusとFigurenperspektive」
  (中央大学「ドイツ文化」、第58号、2003年)。
河原俊雄:「G・ビューヒナー研究」、科学研究費補助金基礎研究(C)(2)研究成果報告(広島大学大
  学院文学研究科、2003年3月)。
下程息:「作家によるビューヒナー受容の一範例 エートシュミットの長編小説『ゲオルク・ビューヒ
  ナー ドイツ革命」(「KG ゲルマニスティク」、第5号、関西学院大学ドイツ文学教室、2003年)。
竹内拓史:「削除された主題―『ヴォイツェク』の校正跡に見る描写の変化」(東北ドイツ文学研究、
  No.48、東北ドイツ文学会、2005年2月)。
谷口廣治:「ビューヒナー文学のテクスト生成研究」、科学研究費補助金基礎研究(C)(2)研究成果
  報告書、平成15年-16年(2005年2月)。
Koji Taniguti: Zwischen Idee und Leib. Georg Büchners weltanschauliche Stellung in Dantons Tod .
  (Georg Büchner Jahrbuch 10(2000-04), Georg Büchner Gesellschaft, 2005.)
下程息:「トーマス・マン文学とビューヒナー文学との間の接点―『非政治的人間の考察』を中心に
  ―」(「世界文学」、No.102、世界文学会編集、2005年12月)。
加藤智也:「ビューヒナー美学の根源 -理想主義の崩壊からリアリズムへ-」(博士論文、関西学
  院大学、2008年)
竹内拓史:「ゲオルク・ビューヒナーの自然科学研究と文学ー宿命論を媒介としてー」(博士論文、
  東北大学大学院文学研究、2009年3月)

翻訳

松田克進:「ゲオルク・ビューヒナー『スピノザ』研究ノート(1)、(2)、(3)、(4)」(「社会思想史の窓」、
  No.106-109、 1994年1月、4月、5月、7月)。
ゲオルク・ビューヒナー(山下純照訳):「ダントンの死」(白鳳社、2000年、〔西洋比較演劇研究会編
  「ベスト・プレイズ」所収)。
谷口廣治監訳 ビューヒナー・レーデ研究会他訳:「照らし出された戦後ドイツ―ゲオルク・ビューヒ
  ナー賞記念講演集」(人文書院、2000年)。
日本ゲオルク・ビューヒナー協会有志:ゲオルク・ビューヒナー全集(全2巻)(鳥影社、2011年)

書評

池田紘一:「照らし出された戦後ドイツ―ゲオルク・ビューヒナー賞記念講演集(1951-1999)」(「学
  燈」、vol.98、 no.5、丸善、2001年5月)。
市川明:「独ビューヒナー賞の役割」(「信濃毎日新聞」、2001年7月4日号)。
浜本隆志:「エーバーハルト・シャイフェレ・下程息編〈ビューヒナー解読―コロッキウム形式によ
  る〉」(「世界文学」、98号、世界文学会編集、2002年12月)。

エッセー
下程息:「エートシュミットのビューヒナー小説」(「世界文学」、98号、世界文学会編集、2002年12
  月)。
真田健司:「ヴォイツェクの犯罪と責任能力―ドイツの戯曲に見る法の問題」(「白門」、第55巻 第
  7号、中央大学通信教育部、2003年12月)。
モブ・ノリオ:「ビューヒナーの贈り物」(日本経済新聞文化欄、2006年9月3日)。

その他

CD:Gurlitt, Manfred:歌劇「ヴォツェック」全曲、原作:ゲオルク・ビューヒナー、読売日本交響楽団、
  指揮:Albrecht, Gred、2000年11月7日、サントリーホール読売日響・第388回定期演奏会のライブ
  録音、字幕翻訳&製作:藁谷郁美(非売品)。
藁谷郁美:「『ヴォイツェク』―埋もれたオペラ作品の再評価」(Brunnen 408号、郁文堂、2001年3
  月)。

                    20111110日刊行

          ゲオルク・ビューヒナー全集              
                                      (○
印は本邦初訳)
第一巻 文学作品とその典拠
戯曲
   『ダントンの死』
  『レオーンスとレーナ』
   『ヴォイツェク』
2.小説
  『レンツ』
3. 政治的文書
  『ヘッセンの急使』七月版 、○十一月版
4.作品資料 ○『ダントンの死』典拠集、○『レオーンスとレーナ』典拠集 、○『オーバー
  リーンの手記』(全訳)、○A・シュテーバーのメモ(抄訳)『詩人レンツ』、ゲーテ
  『詩と真実』(抄訳)

第二巻 ドキュメント
1.子供時代の詩作品
   父に捧げる物語の断片、母へ、その他の詩二篇、ノート雑録
2.ギムナージウム時代の落書き
3.作文と演説 
 『ォルツハイム人四百名の英雄的な死』
   『ウティカのカトー』
  『自殺について』
 『一人のアルカディア人の見た夢』
4.書簡
   ビューヒナーの書簡(5通の手紙が本邦初訳)
   ビューヒナーへの書簡(1通の手紙が本邦初訳)
5.医学研究
  試験講義

6.ビューヒナーへの追憶
   ツィンマーマンの回想、ルックの回想、○「オイゲーニア」議事録、○ミュストンの「回
  想録」、フォークトの回想、リューニングの回想、○
チューディの 回想、シュルツ夫人
  の手記、シュルツの追悼文、グツコーの追悼文、書簡(イェーグレからベッケルへ、A・
  シュテーバーからシュヴァープへ、バウムからベッケルへ、イェーグレからフランツォー
  スへ、ヴィ  ルヘルム・ビューヒナーからフランツォースへ)

7.ドキュメント
    出生記録、大学入学資格証明書、チューリヒ大学議事録、手配書、チューリヒのビューヒ
   ナー記念祭一八七五年、○風刺詩、○ルイーゼ・ビューヒナー『ある詩人』、ネルナー
  による「調書」、○論説:「オーバーヘッセ  ンにおける暴動」、○「ヴォイツェク鑑
  定書」、○「シュモリング鑑定書」
8.年譜、人名一覧

                       翻訳主体:日本ビューヒナー協会(有志) 出版社:鳥影社

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