みんなの受験体験談

このページには、読者の方の受験体験談を掲載します。
自分の勉強法や、時間の作り方、スランプ脱出法等を投稿して下さい。
平成7年以後の新制度電験3種の合格者の方は、是非投稿して下さい。
投稿する方は、体験談投稿フォームで送信するか、私にメールを送って下さい。


平成6年度電験第3種合格   れいじさん

reiji@sweet.ocn.ne.jp

みなさん こんにちは(^^)
私は工業高校の電気科と短期大学(夜間)の電気科を卒業しました。


その後、配電盤、制御盤の製造(K亦電機)やビル管理(Sビルサービス)などの会社を転々とし、現在は電力関係の会社に勤めています。
まもなく定年ですが、今後の予定は決まっていません。

<電験3種>
電験3種を昭和40年、高校3年の時、初めて受験しました。
結構いい線いったかな?と、思いましたが結果は落ちていました。

その後、昭和50年代頃(いつか忘れました)、無謀にも、全然勉強しないで受けました。
会社で受験料、旅費などを出してもらっている関係上、勉強しなかったからといってやめるわけにはいきません。

1日目、1時限目の電気理論だけ受けて帰りました。
まったく歯が立たず、たぶん自己採点20点暗いのはハズです。

平成6年、3度目の受験、この年は旧制度最後の年で2日間、6科目の時代です。
次の年から新制度で1日だけ、しかも科目保留制度あり、これを事前に知っていれば、1年見送ったと思います。

さて、このときの勉強方法ですが、
電気書院の過去問集(10年分)を中心にやりました。
各科目の参考書を順にやっていく体系的な勉強より、眠くならないし、問題を楽しむ、というような感じで勉強しました。

勿論楽しむといっても、ほとんど解らない問題ばかりです。
しかし、すぐに解答は見ずに、徹底的に考えました。

たったの1問を3日間暗い考えていた時もあります。
解答の説明を読んでも、理解できないことも多く、その時に参考書(絵解き、電験3種マスターシリーズ全6冊、オーム社)で調べました。

また、私は暗記力が人1倍悪いので、勉強をやる傍ら、重要だと思ったところを
カセットテープートに次々に吹き込みました。
自分専用なので、‘こんなことも解らないのかアホ‘などと、関係ないことも入ってるし、家族との日常会話や電話の内容ももついでに入ってしまいました。

このテープを、入浴中や、夜眠る前等に繰り返し、繰り返し聞きました。
勉強期間は4月〜8月までの5ヶ月、1日平均4時間、休日は8時間暗いやりました。

勉強期間の後半、過去問も少し解けるようになり、もしや合格できるかも?
と、思えたらしめたもの、ペースは自然に上がってきました。

そして、受験、自己採点6科目平均63点暗い、平均60点で合格といわれていた時代、ぎりぎり合格できました。


平成9年度電験第3種合格   T.N.さん

aad57560@pop01.odn.ne.jp

私の電気資格受験歴
平成8年度  電験3種理論・電力合格
平成9年度  電験3種機械・法規合格
平成10年度 電験2種1次合格、2次不合格
平成11年度 電気管理士合格、電験2種2次合格
平成12年度 電験1種1次・2次合格

<勉強方法>
電験3種
   私が3種の学習を開始したのは、平成7年の秋でした。最初は書店でたまたま見たオーム社の
  「電験三種90日間マスターブック」などを購入したのですが、基礎がわかってない状態なので
   よく理解できませんでした。あれこれ試行錯誤を繰り返しているうちに「電気計算」という
   雑誌を発見し、その中の「3種ビデオ講座」の広告が目に入ってきました。値段は少し高いが、
   背に腹は替えられぬという思いで購入。この講座の特徴は、@まず公式を覚えるAそれをもとに
  「福本式解法」により計算問題を解く、というものです。何はともあれ2年掛かったとは言え、3種に
  合格できました。


平成11年度電験第3種合格   やうちさん

yauchi@sam.hi-ho.ne.jp

私の道のりは.
平成10年度 理論,機械 合格
平成11年度 電力,法規 合格
です.

1.参考書
”電気書院 電験3種これだけシリーズ”(全4巻)
がメインで後は,
”オーム社 電験3種よく分かる電力”(電力のみ)
だけです.
オーム社のは,2年目の電力にかなり不安があったので,
試験前に買ってざっとやりました.

2.勉強方法
両年とも,ゴールデンウィーク後から勉強を始めて,
帰宅後の2時間くらい最低でも1日おきぐらいに,
一冊の参考書の2項目位ずつやってました.
でも毎年6月になると,やる気のない日々が2〜4週間位続き,
手つかずの状態もありました.本格始動は試験前1ヶ月でした.
頑張って1日4〜5項目はやってたような気がします.
要するに,私はコツコツ型ではありません.

3.スランプ脱出法
他の誰かに聞くという方法を除けば,
お金があれば,別の(出版社の)参考書を購入するか,
取りあえずそこは飛ばして,次に進む方法が良いと思います.
要は6割取れれば,と割り切った方が良いと思います.
何かの拍子(?)に,後から簡単に理解できる場合も多いです.

4.使用参考書の感想
これだけシリーズ.
 理論:これ1冊でいけると思います.(特に前半は大事)
 電力:全部やるのは結構辛いので,自分なりに抜粋(2/3位)して勉強しました.
    それ位でも,いけると思います.
 機械:機械については,申し訳ありませんが,
    1年目にまぐれで受かってしまったので殆ど使っていません.
    試験中に諦めなければ,こういうこともあります.
    情報系が強ければ,15点は取れますので.
 法規:これ1冊では,不安が残ると思います.
    私は2年目で何とかぎりぎりでした.
    計算問題は役に立ちますが,
    その他の7点問題に関しては,あまり..でした.
よく分かるシリーズ
 電力:これだけシリーズよりは簡単な内容でした.
    分かりやすいのですが,これ1冊では物足りないと思います.
    これだけシリーズでの私なりのスランプ脱出用でした.

5.勉強方法のおすすめ.
・まず理論
他の科目への基礎となります.
・次に法規
勉強しても失敗するときがあるので早めに対策した方が..
・そして機械,電力.
後回しにしても,勉強さえすれば取れる科目だと思います.

***以上でした***


平成12年度電験第3種合格   fukurinさん

amexyoke@iwami.or.jp

体験談
私は、今年で41歳のおじんです。
1年目
98年の秋に突然、社長から3種取得命令があり、10月から勉強を
始めました。電気の資格といえば、10年前に取得した2電工のみ。
電気の本を開くのも、十数年ぶりであり、まずD社のセントライジング法
の4科目問題集を購入して繰り返し演習問題を行ないました。
他には、過去問題の10年相当分とO社の月刊誌の公式集2冊を徹底的
にしました。
結果は、理論と電力は57点で×で機械と法規は科目合格してました。
1年目の教訓:記憶物の答えは、書き直さない。これで、1問に泣いてしまいまし
た。
         でも、やはり勉強不足とあせり?
2年目
1年目のできから、今年の1月から始めた。理論と電力の基礎学力を付ける為に、
O社のなるほどなっとくシリーズを購入。
さらには、6、7月号のみ電気と工事を友達から借りて
勉強をした。毎日2時間くらいでしたが、今年の暑さで6、7月はさぼりぎみで
8月にラストスパートをかけた。
試験2週間前は、12時間/日で遅れをとりもどし、試験にのぞみました。
試験当日、会場は、広島工大でしたが、科目合格ですので昨年の会場よりさらに
3つくらい上の建屋まで昇らされて、朝一番で疲れてしまった。簡単には、合格
させない試験センターの策略か?
その為か、時間があるのに理論、電力ともに試験をよく読まずに回答。
試験後に確認したらそれぞれ14点〜22点はミスで誤回答。
どちらも、ボーダーの64点だった為、11月2日の発表まで長い日々でした。
2年目教訓:試験の時間は沢山あるので、よく問題を読んで回答する。
今年の、理論のB2の問題などは、往復2線が頭でわかっていて、1線で計算し×
でした。

こうすれば、良かったと思う。こうすれば80点以上確実?でも、保証の限りでな
い。
・電気関係のHPの問題をやる。           ←試験が終わって知りまし
た。もっと早くわかっていれば。
・新電気と電気と工事の徹底マスター(1年間分) ←結構、今年の試験に出てたよ
うな?
やって良かったこと
・D社問題集は、わかるまで繰り返しした。
・過去5年の問題で、90点レベルの実力を確認した。
・2年目は、問題数を多く解いた。テキストの章末の問題も完全マスター。

もっとも大事なのは、あがらない練習であった。これが、一番。

この勢いで、来年はエネ管(電気)そして2種?夢を実現する為にがんばります。


平成12年度電験第3種合格   たのへいさん

tanohei@mbox.kyoto-inet.or.jp

どうも、たのへいです。現職は電気工事や管理とは直接関係ないのですが
OA機器や家庭電化製品の販売もやっておりますので電気の基礎くらいは
知っていても損は無かろうと考えております。(転職希望)

1年目、取ろうと思っていた第二種電気工事士の願書を転勤で忙しかったので
出しそびれたので、その後に出願期間のこの資格に「実技がないし同じ強電系の資格なので」
という理由で受験。しかし、あまりにも適当な理由で適当な勉強だったので法規のみ合格。
他3科目は当然不合格。

2年目、多少頑張った甲斐あって理論と、電力科目合格。機械まで十分勉強が
手が廻らなかったので勉強不足の機械は不合格。
オーム社の「電験三種合格 初めて学ぶ電気理論」これが判りやすくてよかったです。
(同年、二電工試験に筆記合格・実技未完成不合格(練習不足)
電気とは関係ないが今年何も資格が取れないのが悔しいので危険物乙四取得)

3年目、機械のみ受験。試験本番で時間が余ったので答の見直しで書き直したら
初めに書いた答が合っていて、書き直した方が間違っていました。この為に
不正解が3問増えて、合格圏から落ちてしまい57点になってしまい不合格。
そのため1年目の法規の科目合格が消えてしまい、平成12年は機械と法規
の2科目受験(トホホ)
(同年、二電工再受験で筆記免除・実技合格)

4年目、3年目に機械不合格で法規の科目合格が消えてしまい、再度勉強。
平成9年の法律改正で接地がABCDに変わったのでちょっと戸惑いました。
電験挑戦が長引いて単位がKGM系からSI系に変わったので機械もあらためて
頭の切り替えが必要でした。今年はお盆休みもずっと自宅で勉強しました。
ところが試験一週間前に祖母が亡くなり追い込みがストップしてしまいました。
(別に祖母が悪いわけではないんですが・・・。)
機械64点・法規63点とギリギリの点数でやっと合格

お勧め参考書:電気書院「これだけシリーズ」(4科目共使用)や
オーム社「絵とき電験三種完全マスター」(機械・法規使用)など多数あり。
日刊工業新聞社の「よくわかる電験合格指南シリーズ」も追い込み用にGood!
機械科目は現物を目にすることが少ないので写真や解説の詳しい
オーム社の「絵とき電気機器マスターブック」が参考になりました。

いきなり難しい本を買ってもなーんにも分かりません。手始めに電験用でなくても
いいから電気の基礎からわかる易しい参考書を買いましょう。
自分のレベルに合ったものをね。それからある程度基礎力が付いたら過去問題の
載っている本を買って練習しましょう。それと高校数学も忘れていたら再勉強しましょう。
暗記も必要ですがある程度の計算ができないと点数が稼げないので数学力は
絶対必要です。

それから絶対に必要なのは「あきらめないこと」です。年に一度しか試験が
ありませんのでどうしても中だるみになりますし、継続して勉強しないと
どんどん忘れてしまいます。同じ本(問題)を繰り返してやることも記憶力の継続に
有効です。(過去問の研究はかなり有効です)


平成12年度電験第3種合格   紅’さん

the.o@anet.ne.jp

1.使用資料&問題集

 以下で全て。

 ・「電験3種これだけシリーズ」(理論/電力/機械/法規) 電気書院

  基本部分としては申し分ないと思います。解説も解りやすいです。

  ただし、特に法規ではこれだけでは完全解答は辛いかもしれません。実務経験
  などがない場合は幅広いメディアからの勉強が必要かもしれません。

 ・「'99 電験三種完全解答」 オーム社

  過去問題集です。およそ9年分くらい収録されています。

  重い、かさばる、製本がもろい、試験日にわたしの長年使っていたリュックサ
  ックを破壊してくれた(笑)、こと以外ではわたしにとっては完璧に近い問題集
  でした。著者の河村博氏の解説がとても解りやすかったです。

 ・「電気計算2000年9月号」(第3種模擬試験) オーム社

  試験の1週間くらい前にこちらの谷井氏から聞いてやってみました。意外に出
  来たので自信を付けることが出来ました。

 ・「平成11年度第3種電気主任技術者試験」の問題 電気技術者試験センター

  前述の問題集には載っていなかったため、インターネットで解答共々仕入れて
  試験直前に模擬試験としてやってみました。いくら真剣さが本番とは違うとは
  いっても‥‥結果はボーダー‥‥焦りましたね。

 ・「2000年度 電気設備技術基準・解釈」 オーム社

  3日前に慌てて購入し、半べそかきながら2日で読みました。役に立ったよう
  な立たなかったような...

 ・「会員専用伝言板」 このHP

  5月の頭の頃に加えていただきました。3種受験はわたしだけでしたが、しよ
  うもない初歩的な質問に親切に答えてくださってとても助かりました。

  ほかの掲示板でもいいですし、出来れば身近に基本的なことを質問できる人が
  いると心強いです。独学だと直前期になっても基本的な見落としをしているこ
  とに気付いたり、なにかと知識が偏りがちになります。そんなときに気軽に聞
  ける相手が居ると本当に気が楽です。誰かに聞けば一言で終わるようなことで
  も自分で調べると膨大な時間が掛かる、なんてことも珍しくありません。ただ
  し、最初から聞いてもいけませんが。努力が大切です。

2.初期状態

 2電工を10年くらい前に取得。その後、3種を受験するも勉強をしていなかっ
 たため撃沈。7年ぶりくらいに受験しました。最初に問題集に向かったときには
 関係ない仕事に就いていたこともありほぼ全て忘れていて、ほとんど歯が立ちま
 せんでした。

 なおこの前に(6月下旬まで)他の試験で頭のウォーミングアップは済み。

3.勉強方法

 6月下旬に本始動する前に「これだけ」シリーズを1月くらい掛けて一応通読し
 ましたが、これはあまり意味がなかったようです。ほぼ全て頭を素通りしていま
 した。

 始動後は時間がないこともあって、基礎の拾得を飛ばして直接カコモンに当たっ
 てそこから知識を吸い上げるようにしていました。とうぜん最初は全く手も足も
 出ませんが、しつこく繰り返して解説の真似で一応解けるようになった時点で次
 に移る、という感じで問題集を最後まで。以降は問題集の節毎、問題数にして
 100問前後を単位として、時間がある限りこれを繰り返すようにしていました。

 これはわたしの場合とりあえず基礎的な部分をしっかり固めてからでないとその
 上の理論構築が出来ないため、その対策です。しつこく繰り返すうちに丸暗記し
 た別々の問題の「解答&解説」同士が連絡しあっていつの間にかかなりの分野で
 「理解」の域に達していたようです。結局6月末から始めて約2ヶ月の間反復を
 繰り返しましたが、試験日の前日にはほとんど全ての問題で問題の最初の部分を
 見ただけで問題文やその解答&解説まですぐに頭に浮かぶようになっていました。

 覚えてきて反復が楽になってきた頃、だいたい試験の1月前くらいから空いてい
 る時間に「これだけシリーズ」4冊を繰り返し読むようにしました。これはカコ
 モンだけでは補えない部分の補足や、カコモンから吸収した知識の確認のためで
 す。最初に通読したときには頭を素通りしていた内容が、このときには楽に理解
 できました。実際に問題を解いた時の経験と照らし合わせることで身近な問題と
 して対処できるようになっていたためだと思います。

 いずれにしても全体的な流れとしてはまず理論を押さえてから他の科目に流れた
 方が楽だと思います。

4.スランプ対策など

 スランプは幸運にも経験しませんでした。というか、そもそも時間を絞っていた
 ため否応なく勉強するしかなく、その方法も反復を基本としていたために出来な
 い問題があっても出来る問題も数多くあるためいきなり自信をなくしたりするこ
 とがなかったことなどが作用したものかもしれません。

 それでも気の乗らないことはあって、そういうときには、

   「合格するためには一定レベル以上の知識が必要」
  →「つまりある程度決まった勉強量が必要」
  →「こんな勉強を何年もやりたくない」
  →「だったらいま勉強するしかない」
  →「いま怠けて明日取り返すなら、いま頑張って明日怠けた方が気が楽」

 と、こんな感じで自分を説得していました。結局は最後の考え方で自分をだまし
 て予定の量よりもかなり多く勉強していましたが(笑)。

5.結果

 2000年度試験で4科目全て合格。
 各科目を通じて知らなかった問題は5つ。機械で1問、法規で4問でした。

 経験則として、演習で間違えたところを本番でも同じように間違うことが多いよ
 うです。ある意味でクセになっていることがあります。演習で間違えたところを
 徹底的に洗い出して同じミスを繰り返さないように対策をしましょう。当たり前
 のことを言っているように感じられるかもしれませんが意外に侮れないことです。
 今回わたしはこれで最低1問を落としました。


 今回受験してみて、考えていたよりは身近な資格のように思えています。むしろ
 受験前にはまさか自分が合格できるとは本当の部分で思っていませんでしたから。

 大丈夫。勉強からずっと遠ざかっていたとしても努力をすれば手が届きます。な
 に、試験前日に「アドミタンスってなに?」とか聞いてたヤツが睡眠2時間で駆
 けつけても合格できる試験なのですから(笑)。


平成12年度電験第3種合格   Muraseさん

hhappy100@mx7.tiki.ne.jp

みなさん、こんにちは私は49歳になるコンサルタント会社に勤務する会社員です
今年二回目の受験で三種に合格しました。
私は昭和49年に大学の電気工学科を卒業して東京の電気工事会社に勤務していました。
そこで8年間勤務しました。そのとき電気工事士(まだ1,2種に分かれてなかった)と
消防設備士甲種4類をとりました。
その後家庭の事情もあったのですが、故郷九州に里帰りし今の会社にお世話になっています。
それはそれで良かったのですが、電気の業務がまったくできなくて、
なにか、不完全燃焼の毎日でした。そのとき社内で電検1種を合格された大先輩が
おられて、自分の専門を生かした勉強をして、資格を取りなさい、必ず役にたつ
と話されました。わたしはその先輩の話しが大好きでした。高校を卒業されて、
就職されたのですが、勉強の必要性を強く感じられて、夜間大学に通われ,3種を合格し、
二種を時間が無いと言ってとばし、いきなり1種を受験され二回目で合格
されました。尊敬する先輩の話しと不完全燃焼の気持ちがいっしょになって、その気になりました。
卒業してからなにも電気の勉強らしいことをしていなかったので、3種の問題は
ちんぷんかんぷんでした。
私はコツコツ努力のタイプなので、まず会社も奨励していた、通信教育に申し込みました。
職業訓練法人 日本技能教育開発センターの6ヶ月コースです。
じつはその4,5年前にも1度通信教育をしたのですが、難しくてあきらめていました。
自信も無く、大学も卒業しているのに情けない気持ちで自己嫌悪に陥りました。私は文系、
特に英語が得意でした。電気は嫌いでした。
つまり、苦手意識がつよく過去問が解けないため、気持ちで負けて集中できませんでした。
でもくやしくて、再度1998年に通信教育をはじめ基本問題から少しずつ
レベルアップしてナンとか通信教育を終了しました。
そして99年に二科目だけのつもりで理論と法規がやさしそうだったので、受験しました。
そのときの気持ちは1科目は通りたいでした。勉強の方法は平日は疲れて
あまりしませんでした。しかし週末の土曜、日曜は理論の基礎的なものをコツコツ
努力しました。問題集は通信教育の本と電気書院の電検3種模範解答集だけです。
とくに通信教育のA,B問題を繰り返しとき方を覚えるまでしました。
そして5月くらいから模範解答集を2,3度勉強しました。
そして8月に受験したら、なんと勉強していなかった、電力を含め理論、法規の3科目合格しました。
電力は多分にラッキーも手伝ってギリギリ合格していました。
多分試験勉強もですが、地中送電線について仕事で以前少しケーブルとかシース電圧とか
クロスボンドとか架空送電線についてやっていたのですがそこが丁度出題されました。
しかし人間とはふしぎなもので、1回目で3科目合格したことで俄然,自信がつきやる気になりました。
ただ会社の仕事も忙しくて気持ちもあせったりしたのです。
今年は1科目機械だけと言うので、他の資格に挑戦したりして、真剣にやり始めたのは5月の
ゴールデンウイークからです。土曜日は毎週図書館の自習室に朝10時から5時まで通い集中して
頑張りました。機械は苦手で、発電機,電動機のことなどまったくわからなかったのですが、
オーム社の絵とき電検3種完全マスター機械を購入し、仕組みを理解しようと努力しました。
知り合いから3科目合格しても、機械で落として3科目の権利をパーにしたとか話を聞いて
いましたから、必ず合格すると毎日自分に気合を入れました。試験は水ものだから,
受けてみないとわからない、昨日やった問題が丁度でたり、マークシートで偶然合っていたとか、
運,不運も有るだろう、しかしどんな問題がでても60点以上は絶対とると自分で決意
して勉強しました。自分でも驚くほど精神が安定していました。おかげで73点で
合格しました。いま振り返って、1番重要なことは、必ず資格を取るという強い気持ちをもって
進むこと、それと自分は向いていないとか、頭が悪いとか、年食ってるから現役
の若者には負けるよとか、自分に言い訳しないことだと思います。
谷井先生もおっしゃっている様に3種は努力すれば必ず誰でも合格するのです。
頭が良いとか、悪いとかそう言うことではなく、真剣に努力すれば誰でも合格すると思います。
ちなみに現在私は2種を3年計画取得するため頑張っています。


平成12年度電験第3種合格   あくせるさん

ced61880@hkg.odn.ne.jp

はじめまして、私は25歳の陸上自衛官です。
北海道のとある部隊に勤務しています。
本当は体験談なんて恥ずかしいのですが私もたくさんの方の
体験談に励まされて最後まで頑張ることが出来たので、参考になるか
どうか判りませんが一言書かせてもらいます。

私が電験3種という資格の存在を知ったのは平成11年の
1月でした。
職場の上司の命令で突然駐屯地の受電室に勤務することになり
そこで知り合った技官(平成3年3種合格)の方に、転職を希望しているなら電験3種という資格がある。難しい試験だけどきっと就職にはプラスに
なるよ、という話を聞いたのが全ての始まりでした。

さっそく街の本屋さんに行って情報収集をしました。
何冊かの参考書を見てみて、何とか頑張れば合格できるかも...。
と思いました。

8月に試験なのであまり時間がありません。とりあえず1年目は
理論と法規の2科目合格を目標にすることにしました。
しかし、理論の勉強を始めてまもなくガンで入院加療中だった母が
亡くなり、しばらくの間は勉強どころでは無くなってしまいました。
やっと気をとりなおして机に向かった時にはすでに6月になっていました。

仕方なく方針を変更して法規のみを勉強して本番に臨みました。
試験会場は殺人的な蒸し暑さのうえに狭い教室で、汗でマークシート
がふにゃふにゃになり、4時限目の法規の時間には意識が朦朧として
倒れそうでした。

自己採点の結果、理論28点、電力56点、機械50点、法規64点
で、来年は法規以外の3科目受験だな、と思いました。
ところが数日後の通知を見てみると、何と50点のはずの機械が
合格で64点の法規が不合格になっていました。

電験3種で鬼門とされる機械に全くのまぐれながら合格できて、
俄然やる気が湧いてきました。
あと1年、3科目だったら何とかなる、絶対に合格するぞ、とその時
強く決意しました。

2年目はその年の10月からもう一度理論からスタートして翌年の
7月には一通りの勉強を終えて8月には試験前の3日間休みを
貰って体調を整えました。

2度目の受験は十分に勉強したので、自信を持って臨みました。
1年目ほどの暑さもなく、リラックスして受験できたような気がします。
最後の法規の時間が終わった時、今までの辛い日々を思い出して
胸が苦しくなったのを思い出します。

自己採点の結果、理論72点、電力71点、法規64点で何とか
合格することができました。
以下、私が使った参考書や問題集、勉強法などを紹介します。

使用図書  電験3種これだけシリーズ理論、電力、法規
      (特に法規は試験会場でもたくさんの人が持っていました)
      
      電験3種完全解答(オーム社)
      (これは非常におすすめです)

      電験3種科目別予想問題集(電気書院)         
      (解答が結構親切です)

      新電気(オーム社の月刊誌)
     
      電気計算(電気書院の月刊誌、3種受験者には少々難解かも)

勉強法   理論  理論では直流回路ー交流回路ー静電気、磁気回路
          の順に勉強すると良いと思います。
          中でも直流回路の計算は全ての基本になるもの
          なので頑張りましょう。
          色々な法則、定理などがありますが、1つの問題を
          複数の解き方で解いてみる、ということが出来る
          ようになればバッチリだと思います。

      電力  私は電力にはかなり苦しめられました。
          とにかく見たこともない発電所や変電所について
          の問題には本当に困りました。
          自分で勝手に水車などをイメージして勉強しましたが
          この科目では、何故そうなるのか、ということは
          余り深追いせずにとにかくそうなるんだ、ということ
          を暗記して勉強しました。
          
      機械  機械は残念ながら勉強していないので全く分り
          ません。ごめんなさい。

      法規  法規は殆ど条文の暗記ですので毎日少しずつちくちく
          と覚えていくのがいいかと思います。
          計算問題は大体パターンが決まっているのでそれほど
          苦労しませんでした。
          電技の条文を覚えるほうが大変...。
          また、ここ数年は実務的な問題も出題される傾向に
          あるのでそちらも勉強しておくとよいでしょう。
 
合格に必要なこと  1 何故自分は電験を受験するのか。その理由を
            ハッキリ持つ。
          2 一発合格を目指すのか、何年かかけてじっくり
            取り組むのかを早めに決める。
          3 100点を取る勉強はしない。70点でも合格
            出来る。
          4 過去問を徹底的に勉強する。
          5 周りに電験合格者がいる人はたくさん質問して
            教えてもらう。
          6 試験直前は実際と同じ時間割りで予想問題に
            挑戦する。
          7 真夏の試験なので暑さ対策を怠らずに。
      
以上、まぐれ合格のわりには色々と偉そうに書いてしまいましたが
電験3種はその問題の難しさもさることながらやはり一番難しいのは
勉強をいかにして継続するか、くじけそうな気持ちをどうやって
奮い立たせるか、に尽きると思います。

最後に、これから3種合格を目指す人に一言。
諦めずに努力すれば必ず、絶対に合格出来ます。
努力が必ず報われる試験です。私もこれから2種合格を目指します。
共に頑張りましょう。   それでは。


平成12年度電験第3種合格   (≡▼≡)?どらえもんさん

tairyou@mail.goo.ne.jp

平成4年、在学中に受験、撃沈
平成6年、受験全く歯が立たず撃沈

平成11年 リストラに遭い必死に勉強 理論、機械 合格(72点)
平成12年 泣きを入れて必死に勉強  電力64点、法規72点で合格

ちなみに自分は工学部電気の出身ですが学生時代遊びほうけて居たため全く電気は出来ませんでした。
工業高校生以下のレベルで教授にも「あんたには電検3種取れない」と言われました
実際電気工学出ても電検3種取得出来たのは大学の研究員同僚15人居ましたが現在自分を含め3人しか合格していません。
研究生同士電検3種合格を目標に全員で毎年受験してきました。
大学工学部電気工学を卒業しても電検3種の合格は厳しいのです。

但し勉強すれば誰でも合格する試験だと思います。
是非とも試験に合格され自信を持って欲しいと思います。
絶対自分に自信が持てるようになります。

使用参考書
1.D書院の「これだけシリ−ズ」全4冊
2.D書院の「電検3種デ−タ−ベ−ス」(電力、法規)

勉強方法

まず電気工事士(2種)から勉強した。
平成9年合格
次にD書院の「コレダケ」を使って勉強。
毎日2時間ほどやっておりました。(土、日は除いて)
出来ないところは単語帳に書き便所で踏ん張りながら記憶に励む。
同時進行で電気工事士(1種)に挑戦、平成11年度合格

平成12年は雪辱を果たす為、デ−タ−ベ−スを使って模擬試験的に解き、出来なかった所は「これだけ」を使って体系的に覚えた。
この時は就職していたため毎日1時間(休日は除く)座学でやっていました。

法規は最新の法規集を使うようにして下さい。

毎日勉強していたため12年度は試験直前に父が末期癌で倒れ大変な状況にも関わらず合格できました。
日々の精進が大事だと言うことを父が最後に自分に示してくれたのかと思いました。
残念ながら試験3日後に父は亡くなりました。せめて合格通知が来るまで生きていてくれていたら..と思いました。

試験前、突然のトラブルというのはつきものです。
揺るぎない実力があればどんなトラブルが有っても合格できます。

この勉強で一番大切なのは電気工事士(2種)レベルからしっかり基礎を作り
電工1種、電検3種とそれぞれ上積みすれば決して難しい試験では有りません。

今後は電検2種、電気管理士目指して精進します。


平成12年度電験第3種合格   chaplinさん

 chaplin@mail.goo.ne.jp

私は3年前に転職してこの業界に入りました。30才の設備管理員です。
その前は営業だったので、電気は全く門外漢でオームの法則も忘れてました。
転職した当初、先輩から
「この業界は電験とビル管だけ持ってればとりあえずやってけるよ」
と言われ、電験なる資格を知ったのでした。
電験は電気の資格の中でも権威ある資格であるとのことでした。
長い挑戦の始まりでした。


一年目    理論のみ受験・合格
テキスト類  電気書院これだけシリーズ 理論 のみ

 仕事上の実務を覚えることが急務で試験勉強まではなかなか
手が回りませんでした。
それでも4月ころからは二種電工の勉強から始めました。
全くの素人なので電工レベルから勉強していくと、ほかの科目までは
できないだろうと判断して、一番基礎となりそうな理論のみの受験にしました。
 まず試験日から逆算して、一日一日のスケジュールを立てました。
一日2単元ほどだったと思います。がなにぶん電工試験から比べるとかなりレベル
が高く、一ページ一ページかじりつくように勉強しました。
独学ではどうしても理解できないところが出てきますが
出版社に直接質問書を送ったりして教えてもらいました。
ちゃんと返答してくれましたよ。
試験結果は上々で9割近くは取れたと思います。
 理論についてはこれだけシリーズ一冊で
必ず合格できると思います。


二年目    他3科目受験 電力・法規 合格
                 機械 不合格
テキスト類  これだけシリーズのみ

 年明けから残りの三科目を勉強しました。
一年目と同様に試験日から計算して一日のノルマを
きめて学習しました。
電力と機械は他の科目と比べてもテキストの厚さも分厚いものです。
一単元終えるたびに残りの量の多さに途方にくれたこともありました。
しかし、この年に合格しないと、あと一年で余裕がなくなってしまうので
無理をしてでも、この年に終えたいと思っていました。

休日は10時間くらい、平日でも帰宅してから4時間くらい
勉強しました。
学習が進まずに、睡眠不足で朦朧となることもありましたが
宿直明けの日にまとめて寝ることでバランスを取るようにしました。
試験前3ヶ月ほどはパソコンの電源を入れることもやめました。

結果

電力 80点くらいで合格
 これもこれだけシリーズを2回ほど学習すればとおると思います。
公式は理解の上、暗記カードで覚えました。

機械 40点くらいで不合格
 機械についても同じように学習しましたが、落ちてしまいました。
言い訳ですが、これだけシリーズに載ってなかった誘導電動機の
三相円線図の問題が出ていました。
「これだけ」という言葉は正しくなかったのです。ショックでした。
二度ショックだったのは試験後、本屋で確認した同じテキストには
しっかり三相円線図の単元があったことです。
私が買った時には、たまたま外されていたようです。
しかし、決定的に落ちた原因は試験までに解いた問題数の
不足でした。テキストの内容が理解できないと気がすまない
性質の私は、分厚いテキストの内容理解に多くの時間を費やして
しまい、実際に過去問を解く練習が足りませんでした。

法規 60点くらいで合格
 電力・機械の学習に必死だったので、法規は試験前
二週間ほどしか使いませんでしたが合格ラインは
確保できました。
 事実、4科目の中では一番簡単な試験です。
ただ、他の科目の基礎知識がないと解けない問題も
ありますので、4科目の中では、やはり最後に学習するのが
良いかと思います。


三年目   機械のみ受験・合格
テキスト類 これだけシリーズ機械(引き続き)
      セントラライジングテキスト(機械のみ使用)
      電験3種予想問題Mテキ  (機械のみ使用)
      電験3種A・B問題 機械           以上電気書院
      電験3種の情報処理(機械)          弘文社
  
 ついに3年目に突入してしまいました。
しかも鬼門の「機械」が残ってしまいました。
この次落とせば、とっくに頭から忘れ去られている
「理論」からの学習となってしまいます。
プレッシャーを感じたのか、初めてテキスト類を買い込んでしまいました。

 さて早々にテキスト類を買い込んだ私は、少し安心してしまい(^^ゞ
学習を始めたのは結局、年明けからでした。
試験までに
これだけシリーズ機械の見直し×2回
セントラライジングテキストの機械の問題で実践回答の練習×2回
Mテキの機械の問題で実践回答の練習
以上をしました。
前年の失敗から実際に問題を解くことに、より多くの時間をかけました。
ほかのテキストは結局買っただけで使いませんでした。


結果

機械 70点くらいで合格。4科目終了! (^。^)v
 機械科目は、とにかくたくさんの問題にあたって”解く”
練習が特に必要だと思います。
あと、ほかの科目はこれだけシリーズのみで対応できましたが、
機械はこれ一冊では無理と感じました。
特に、制度変更になった後試験範囲に追加された
「情報伝送および処理」はテキストと実際の試験問題との
間に難易度の差があり、それなりの対応が必要と思います。
結構、難しい問題が出ますよ。


これから受験される方へ

 電験の勉強は、実際にペンを持って紙に書いて”解く”
努力が必要です。
私自身、合格するまでにはボールペン10本くらいは
使い切ったと思います。
それなりの努力が必要な試験ですが、
それだけの努力をすれば、必ず合格できる試験でもあると思います。

途中であきらめなければ必ず合格できます。
がんばってください。


試験を終えて思うこと

 電験の資格を知ったころは、電気の権威のように聞かされていたのですが、
いざ合格してみて、自分が権威になったかというと全然そんなことはなく
相変わらず何もわかっていない自分がいるだけです。
そして試験合格は決してゴールではなく、入門の最初の一歩に過ぎず、
「試験に受かってからが本当の勉強の始まり」
ということをつくづく思うのです。


平成12年度電験第3種合格   吉垣正さん

phy94905@ceres.ocn.ne.jp

ヨッチャン(56歳)

子供の頃から電気に興味を持ちながら本格的に勉強できませんでした。
長男、次男とも電気工学科へ進学し電気技術者を目指している様子をみて小生も
電験3種に合格したいと思い、96年1月、通信教育テキストを購入し勉強を始
めましたが、なかなか理解できない自分に苛立って半年余りで挫折してしまいま
した。
しかしどうしても諦めきれず98年1月学習を再開しましたが、同じ所で壁にぶ
つかり挫折寸前のところで工事と受験(電気書院)に載っている福本先生のビデ
オ指導コースを知りました。
小生にとって相当高額でしたが、難しい資格を得るにはそれなりの投資も必要と
考え、7月に入学しました。
基礎数学ビデオ20巻、公式ビデオ20巻、計算問題ビデオ60巻の勉強を始め
ました。
基礎数学ビデオ、公式ビデオは1日1巻を目標に福本先生の御指導のとおりノート
を取り、40巻を2回繰り返して学習するのに4ヶ月を要しました。
公式を覚えたつもりで計算問題テキストに挑戦したものの全く歯が立ちませんで
した。公式とともに解法を覚えなければ役に立たないと思い、計算問題ビデオを
見ながら解法をノートに取りました。
1巻を終わるのに2日かかったこともあり、計算問題ビデオ全62巻をノートに
取り終わるのに約5ヶ月半が過ぎました。
その後、計算問題テキストの自力解答に挑戦、1回目はうまく解けませんでした
が3回繰り返すと、解けるようになってきました。
6月に入り、4科目直前予想問題集を購入し、既往問題と他の予想問題を合わせ
て15セットに全てを傾注し、毎日2科目を目標としました。
最初は平均40点程度でしたが、3回目が終わる8月初旬には半数が70点に達
するようになりました。
4科目試験形式模擬試験を解くことで一段と力がついたように思います。
運が良ければ1発合格も夢ではないレベルに達したものの、試験場では緊張する
ため、自己ベストを出せない事が多いと福本先生が指摘されているところでした
が、試験当日は予想通り1時限目の理論で緊張とケアレスミスのため自滅。
2時限目の電力では緊張が解けて、90点確実の解答ができました。
科目合格が確実になったため、次回受験のために機械、法規を頑張りましたが、
さすがに自己採点は出来ませんでした。
試験後、解答速報による自己採点で、理論=42点、電力=93点、機械=71
点、法規=71点でした。
半ば諦めていた機械、法規にも合格でき、大変うれしく思いましたが、理論は
じっくり考えれば簡単に解けた問題が3問あり、あがってしまった事を本当に残
念に思いました。
少し休養した後、12月頃から再び理論の合格を目指して学習を始めました。
テキストによる学習をせず、問題集だけに専念しました。
工事と受験付録4科目試験形式問題集や既往問題等合計20セット余りの問題集
の理論を1日2セットを目標に取り組みました。
最初は50〜70点と不安定でしたが、2000年5月頃には80点以上、7月
半ばには90〜100点が取れるようになりました。
昨年と違って余裕を持って臨んだ試験当日、結果は悪くても93点、良ければ満
点で合格確実の手応えを感じました。
解答速報による自己採点では100点でした。
夢にまで見た電験3種合格は、足かけ5年にも及ぶ苦労が大きかったので本当に
うれしく、家内や子供達と合格を祝いました。
電験3種の問題が全く解けない状態から約2年で合格できたのは福本先生のビデ
オ学習のお陰であり、心から御礼申し上げます。
電験3種を目指す皆さんに申し上げられる事は、毎日4時間の勉強時間を確保す
る事はかなり難しいかも知れませんが、ビデオテキストに基づいて諦めずに勉強
を続ければ必ず合格できると言うことです。
以下に小生のまとめを記して合格体験記と致します。
 1.福本先生が指導されておられるとおり、ビデオ学習に専念する。
 2.継続は力。毎日学習すること。3日間何もしなければ、計算力、思考力が
   かなり鈍る。
 3.ビデオ学習では、必ず、確実にノートを取る事。
   解法をきちんとまとめたノートは、その後の学習に大きな威力を発揮する。
 4.ビデオ学習終了後、テキストの問題を、何もみないで自力で解く。
   どうしても解けなければ、ノートを参考にして解く事。
   ノートにまとめた解法を定石と心得るべし。
 5.テキストの問題を解けるようになったら、4科目形式の問題集を解く。
 6.既往問題、その他の4科目形式問題20セット程度を何回も繰り返す。
 7.常に80点以上になれば本試験で合格できる。


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