メンテナンス


ここではハーレーのメンテナンスについて掲載する。
自分で出来る事は業者に出さずに自分ですればいい。
3割引ショップ等で安くパーツを仕入れて、自分で交換する。
自分で出来ない事、特殊工具が必要なものとかは業者に出せばいいが、
Dラーは部品の持込を嫌うから、パーツも業者で高く買うのがいい。
Dラーとの関係も大切やからな。

車検について


インチの工具

ハーレーは米国製バイクだから、大半のねじ類はインチ工具が必要である。(一部はミリねじが使用されている。)
1インチは25.4ミリだから、1/8=3.125ミリ、1/4=6.25ミリ、1/2=12.7ミリ、3/4=18.75ミリ



写真をクリックしたら拡大するが、ラチェットレンチが3種類(差込の4角の部分が、12.7ミリ(左上)、9.5ミリ(中央)、6.3ミリ(右上)
12.7=1/2は高価だが、最大が1インチのソケットで、大きなボルトや、固く締まったナットを緩める時に便利。
9.5=3/8は、一番使用頻度が高いもので最大は7/8=22.2ミリであり、標準のソケットとディープ(深型)のソケットがある。
ボルトの先が長く出ていてナットを回せない場所はディープソケットを使用する。
6.3=1/4は、狭い場所で大きなレンチが使えない場所や、小さなねじ類に使用する。
なおラチェットハンドルは、インチとミリが共通なので、ミリのセットを持っている人は、ソケットのみを購入すればいい。

左下はインチのL型6角レンチ、右下はトルクスレンチであり、トルクスの先だけ6.3のラチェットハンドルに差し込める。


オイル交換

ハーレーには3種類のオイルがある。
エンジンオイル、ギアオイル(ミッションオイルともいう)、プライマリーオイルである。
2008年ツーリングモデルでメーカー指定の交換時期は

1ヶ月800kmでエンジンオイル(フィルター)、ギアオイル、プライマリーオイル、
12ヶ月8000kmでエンジンオイル(フィルター)
24ヶ月16000kmでエンジンオイル(フィルター)、プライマリーオイル、
36ヶ月24000kmでエンジンオイル(フィルター)
48ヶ月32000kmでエンジンオイル(フィルター)、ギアオイル、プライマリーオイル、

つまり、エンジンオイルとフィルター(エレモントともいう)は1年ごと、ギアオイルは4年ごと、
プライマリーオイルは2年ごとの交換である。

ドレンボルトは3つとも5/8のソケットレンチで回せる。


エンジンオイル

サイドスタンドをたてままで交換する。
右側のオイル注入キャップを開けるとレベルゲージがついている。

ハーレー純正 エンジンオイル 20W50
部品番号 99816-2050/00QT
定価 2,990円
3割引ショップ 1,940円
http://hirochi.sakura.ne.jp/2453_414.html

これが4本3.8リットル必用だから業者に出せばオイル代だけで1万2千円になる。
実際には、オイルだけ交換では3本、フィルターを同時に交換しても3.5本程度である。
4000km走行でオイルのみレブテックSAEグレード20W50(写真のオイル)に交換した。

http://guts-chrome.shop-pro.jp/?pid=10911009
12本で6000円だから1本500円

http://www.amberpiece.com/1-oil/1.htm
12本で8,480円だから1本707円

米国ではレブテックは1本3ドル程度、ハーレー純正は7ドル程度で売られている。

フィルター(写真左)は
H-D純正スパープレミアム5オイルフィルター
クローム品番 63798-99A 国内定価 3,540円  価格 2,478円
http://www.amberpiece.com/1-oil/hd/7.htm
交換にはフィルターレンチ(写真左上)が必用である。9.5のラチェットハンドルで回す。

写真右はオイルの受け皿とホース付の漏斗である。漏斗が無いと、エンジンオイルと
ギアオイルは入れ難い。

なおドレンボルトのOリング(写真中下)は毎回交換した方がいい。
http://www.amberpiece.com/1-oil/23.htm
ハーレーのドレンボルトはテーパーなので、締め過ぎに注意。
水道のシールテープを巻いておくといい。

ギアオイル

H-D純正フォーミュラープラス オイル
品番99851-05 国内定価2,490円 3割引ショップ1,740円
http://www.amberpiece.com/1-oil/hd/6.htm
1本(1クオート=946cc)が必用である。
エンジンオイルの隣に注入キャップがあり6角レンチで回すと開く。
開けたらレベルゲージがあるので、サイドスタンドを出した状態でみる。

プライマリーオイル

プライマリーとはエンジン左側のプライマリーチェーンケースのオイルである。
使用するオイルは上のギアオイルと同じもの。
1本(1クオート=946cc)が必用である。
他のオイル交換とは違いバイクを水平にして行う。
サイドスタンドを出した状態ではバイクが左に傾いているので、ダービーカバーから
から規定量を入れることが出来ない。
レベルゲージが無いので、入れ過ぎに注意。



2006年ダイナからと2007年ツーリングからは、ダービーカバーを開ける必用がある。
それまでのモデルではダービーカバーの前の四角のインスペクションカバーからオイルを入れた。
ダービーカバーの5本ビスは小さいが固く締まっているしトルクスのT−27のレンチで回すのだが
レンチがすべってねじ山をナメてしまわぬよう注意が必要。
間違ってT-25を使用したら確実にナメてしまう。
なお5本のうち1本はパッセンジャーフットボードと干渉して難しいので、フットボードを外した
方がいいのだが、5/16の6角レンチが入り難いし、2008年ツーリングまでは左側にエキパイがあり
邪魔になる。5/16の6角をラチェットに差し込めるソケットがあれば楽である。


ブレーキパッド



写真は前輪の右側である。
走行7400kmで約半分残っているので15000kmは使えそうである。
ツーリングモデルは前輪がダブルディスクだから2組必要。
交換は難しくは無いが、コツがある。
作業中はブレーキレバー(ペダル)に手を触れないこと。
新しいパッドを入れるにはキャリパーのピストンを押し戻す必用がある。
ハーレーは2ポッドピストンだからピストンが2つある。
偏らずに、きれいに水平に減っていた。
後は外していないが、ほぼ同じ厚さである。

なおブレーキバッドを交換する時は、前輪は上から交換出来るので簡単だが、
後輪は右のサドルバックを外して、ブレーキキャリパーを6角レンチで外して、
下から交換する必要がある。
パッドは2007年までと2008〜2009年は違うので注意のこと。

ハーレー純正 ブレーキパッド セット フロント 08-ツーリング
部品番号 41854-08 定価8,210円 3割引ショップ5,740円
http://hirochi.sakura.ne.jp/2455_2698.html

ハーレー純正 ブレーキパッド セット リア 08-ツーリング
部品番号 41852-08 定価8,210円 3割引ショップ販売価格5,740円
http://hirochi.sakura.ne.jp/2455_2699.html

3割引ショップで買って自分ですれば、17,220円でOK。
Dラーの工賃は1キャリパー2,100円だから30,930円なり。


エアクリーナー

エアクリーナーは8000km(5000マイル)ごとに清掃して、24000kmで交換を目安にするといい。



交換は簡単だしDラーでも工賃は無料だと思う。
2008年から型番が違うので注意。
ハーレー純正 エアフィルター・エレメント '08年〜
部品番号 29633-08 定価5,860円 3割引ショップ3,800円
http://hirochi.sakura.ne.jp/507_2586.html


タイヤ

ツーリングモデルのタイヤは、乗り方にもよるけど、前が13000〜18000km、後が11000〜15000km程度は
使用可能だろう。
サイズは、2008年までと2009年は違うので注意。
2009年から後輪の幅は140から180ミリになった。
ここでは2008年までのサイズを掲載する。

前輪MT90B16 72H 後輪MU85B16 77H
ダンロップ製のタイヤで前輪が130/90-16、後輪が140/85-16だが、それぞでにノーマル、SL、SWがある。
ノーマルは側面にライン無し、SLは細い白いラインが入る、SWは白リボンタイヤでローキンクラシック指定である。
自分のエレグラはSLである。

MT90B16 72H フロント
販売価格 20,190円

MT90B16 72H(SL) フロント
販売価格 24,210円

MT90B16 72H(SW) フロント
販売価格 26,820円

MU85B16 77H リア
販売価格 24,630円

MU85B16 77H(SL) リア
販売価格 29,580円

MU85B16 77H(SW) リア
販売価格 32,055円

http://www.amberpiece.com/1-tire-brake/tire/10.htm

SLの前は定価32,580円、3割引ショップ24,210円だが、安い店では16,200円程度
SLの後は定価39,820円、3割引ショップ29,580円だが、安い店では19,800円程度
交換工賃はDラーで前が5,670円、後が7,560円
つまりDラーで前後交換すれば、85,630円必用だが、若干の割引はあると思う。(7万円可能?)
大阪ならジャパンタイヤセンターに行けば、45,000円程度が可能かも?

あと、後輪交換には後輪軸(アクスルシャフト)を抜かねばならないが、ツーリングモデルは
左右のマフラーが干渉するので、マフラーを外さねばならない。
Dラーは違法マフラーを触らないから、「標準マフラーに戻して来い」というので
自分で標準に戻す、Dラーに行く、自分で違法マフラーに戻す、という手間になる。

だがら、自分で出来ない人は安い店に行けばいいし、自分でマフラーを外せる人は、
外したついでにタイヤも外して、乗用車に積んで安い店に行けば、雨の日でも交換が出来るし、
その場合の工賃は、ホイールからの脱着だけだから、1本1,000円程度で可能になる。
ただし持ち込みタイヤの場合は工賃が2倍くらいになるから、その店でタイヤを買うこと。

いきなり店に行ってもタイヤの在庫が無いことがあるので、予約して行くのがいい。
後輪はサイドBOXでタイヤが見え難いから、高いSLではなくエレグラスタンダードについている
標準タイヤにすれば5,000円ほど安くなる。安い店では16,500円程度

自分で脱着して乗用車で安い店に行って、前輪SL16,200円、後輪標準16,500円、組換工賃が
2本で2,100円とすれば、合計34,800と、Dラーの半値以下で可能になる。

 サイドスタンドしか無いハーレーの後輪を浮かすにはジャッキが必用である。
 AP モーターサイクルジャッキ
 最大荷重:500kgを使用した。


このジャッキを使用して後輪を浮かして、乗用車のジャッキで前輪を浮かす。

  

前輪の方が簡単ではあるが、ブレーキキャリパーを左右とも外さないとタイヤが外れない。
12角のボルトの頭なのだが、どんな工具を使うのか分からない。
3/8インチ(約9.5ミリ)は入らないし7/16(約11.1ミリ)はガスガスだ。
中間の10ミリの6角ソケットもうまく行かない。
10ミリのメガネが12角なので、これを使用したらいけそうだが、メガネレンチが短いので
力が入らないので、10ミリの12角のソケットを買って来て、ラチェットハンドルで回した。
ABSのセンサーがあるので向きに注意して取り付ける。

後輪のロックナットは前輪より太い。
1インチ(25.4ミリ)と32ミリまでしか持っていないのだが、後輪のナットは
1-7/16(36.5ミリ)で、36ミリのソケットでも流用可能である。
モンキーでも回すことは可能だが、出来るだけ36ミリのソケットを用意する。
緩み防止の割ピンのようなものがあるから、それを抜いてから緩める。

後輪軸(アクスルシャフト)を抜くには、マフラーを外すだけでは無理で、サドルバックの
下のT型アンダーバーを外さねばならない。まったく面倒なバイクである。

後輪はブレーキキャリパーを外す必用は無い。
アクスルシャフトを抜けば、簡単に横に動くようになっている。

ジャッキをかなり高く上げないとタイヤを外せない。
ベルトアジャスターの位置を記録しておいて、たるみの程度も憶えておく。
ベルトを外して、何とか後輪を外すことが出来た。後輪にもABSのセンサーがある。


やっこカウル

エレグラのスタンダードFLHT、クラシックFLHTC、ウルトラFLHTCU、ストリートグライドFLHXには
奴カウル(フェアリング)がついているが、フロント回りをいじる時には外す必用がある。
そんなに難しくは無いが、注意することは、左右のプラスティックステーが折れ安いことである。



この写真は、リアスピーカーをつけるためにヤッコカウルを外した状態である。


燃料タンク

タンクを外すことは滅多に無いと思うけど、昔の750は簡単に外せたが、ハーレーは少し手間がいる。



写真は、タンクの右側に尖ったものでついたような傷を2箇所、駐車中にイタズラされたので
自分でタンクを外して、乗用車の塗装屋に3万円で直してもらったものである。

まずガソリンを抜くこと、インジェクション(燃料噴射)なので燃料ポンプがタンクの中に入っているから、
それも抜いたが、タンクを降ろすだけなら、電源コネクターを外すだけでいい。
なお、タンクの中には燃料計の電線も入っている。

タンクの左下に燃料ホースが接続されているが、モンキーで緩めると、タンクの中に残っているガソリンが
漏れるので、こぼさないように容器に入れるのだが、これがかなり難しい。

完全に緩めると、3センチくらい出てくるが、ホースが固く差し込まれているから簡単には抜けない。
熱い湯をかければ抜け易いようである。
ホースが抜けたら、燃料ポンプの中に残っていたガソリンが出てくるので、こぼさないように容器に入れる。
もちろん、作業中は火気厳禁である。煙草は吸わないこと。
静電気の火花でも引火するから、地面に両手をついて放電しておくこと。

タンクを戻す時は、反対の順序だが、取り付けた後にタンクにガソリンを入れてもすぐにはエンジンが始動しない。
これは燃料ポンプの中にガソリンが無いからだから、メインスイッチをONにして、しばらく待ってからスタートボタンを押す。

Dラーに出せば、タンク脱着工賃が10,000円程度、塗装等は5〜8万円ほどいくな。


バッテリー

ツーリングモデルのバッテリーはシートの下だが、
長期間乗らない場合は、弱い電流で充電できるトリクル充電器を使用して充電するのがいい。
補水不要のメンテナンスフリーバッテリーだが、寿命は4年程度を目安に交換するといい。
  
  充電プラグ       プラグに充電器を接続する

商品名 ハーレー純正 AGM標準搭載バッテリー(ツーリング )
部品番号 66010-97B 定価28,600円 3割引ショップ20,020円
http://hirochi.sakura.ne.jp/2455_900.html


点火プラグ

  
  電極が白濁          左純正 右NGKイリジウム

前後のシリンダーとも左側からディープのソケットレンチで簡単に外せる。
10000kmを目途に交換したい。
商品名 ハーレー純正 スパークプラグ 6R12
部品番号32362-04 定価 750円 3割引ショップ販売価格 480円
http://hirochi.sakura.ne.jp/2455_657.html

NGKのイリジウムIXプラグDCR7EIX
http://www.ngk-sparkplugs.jp/products/sparkplugs/iridium/ix/index.html

定価 1785円 3割引ショップ販売価格1600円
http://hirochi.sakura.ne.jp/2455_1786.html


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