デンジソウ
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テンジソウ科

環境: 本州、四国、九州、暖地、水田、池、沼など、泥地、落葉性、多年草、雌雄同株。

根・茎: 根茎針金状細く柔らかい、根茎長く泥中を横にはう、根茎不規則に分枝、根茎毛褐淡色、横にはう根茎からまばらに葉柄を直立。

葉: 葉輪生4に見える、葉柄長く直立、葉と葉柄水上に出る、葉柄先に小葉2対ずつ十字形につくので輪生4に見える、葉全体円形、小葉三角形あるいは扇形、葉脈扇形で網状につく、葉裏褐淡色、葉裏鱗片線形あり。

花: 夏、秋、根元基部に1本の小枝を出し、2−3柄に分枝し、先に各1個の胞子のう果卵形をつけ、内部に大小2の胞子のうを(多く)つける。

果: 果胞子のう(嚢)。

参考: 田字草、十字形の4葉を田の字に見立てた名。タノジモ、カタバミモともいう。


全長: 5- 20 cm
葉長: 1- 3 cm
花径: .2- .5 cm



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