イヌガヤ
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イヌガヤ科

環境: 暖地、山地、平地、林、常緑樹、雌雄異株、針葉樹。

根・茎: 幹直立分枝、幹径30cm位になる、樹皮褐暗色、樹皮黒褐色、樹皮縦に浅い裂目あり、枝横に広がる、小枝緑色縦溝あり。

葉: 互生、葉羽状2列、葉緑濃色、葉枝にすきまをつけて密生、葉直立枝ではらせん状に互生、側枝では両側に羽状に互生、葉カヤより広い、葉線形先尖る、葉裏中脈の両側に気孔の白線あり。

花: 春、3−4月頃、花緑色(雌花)、花黄色(雄花)、花褐色(雄花りん片)、葉腋に雄花花序球形、6−9個の雄花集めて下垂、雄花柄短い、おしべ7−12個、雄花は包鱗褐色に包まれる、小枝に雌花2−3個、雌花球形あるいは雌花楕円形、包鱗に胚珠2個。

果: 果卵倒形あるいは果楕円形、果長1.5−2.5cm、果枝先に下垂、核果状の種子からなる、種子赤紫色、外種皮緑色熟すと種皮赤紫色、皮汁甘い。

参考: 犬榧、カヤににて果核苦く食べられないのでこの名か、種子の核から悪臭のある油、灯油、機械油に利用、材は硬く、器具材に利用、ヘボガヤともいう。


全長: 500- 1000 cm
葉長: 3- 5 cm
花径: .3- 2 cm



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