コウヤマキ
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スギ科

環境: 木曽地方以西、山地、自生、庭木、栽植、常緑樹、雌雄同株、日本特産、針葉樹。

根・茎: 幹直立分枝、樹皮赤褐色、樹皮繊維質、樹皮縦に裂目ができる、樹皮長片となり剥げ落ちる、樹皮ヒノキに似る。

葉: 葉輪生10−40片、葉全体逆傘状、葉2葉融合して厚い、葉面緑濃色、中央に浅い溝あり、葉断面には維管束2個あり、葉線形巾0.3cm位、あるいは葉針状先鈍い、葉緑色。

花: 早春、3月頃、花黄褐色(雄花)、枝先に雄花群生、雄花頭状球形、枝先に雌花単生、雌花卵楕円形直立。

果: 果卵形球形直立、あるいは果卵楕円形、果径5cm位、果松かさ状、種鱗片は偏平先丸い、種鱗片内側中央に種子6−9個弧状につく、種子翼あり。

参考: 高野槙、和歌山の高野山に多いのでこの名、材は船材、桶、橋梁材、などに利用、樹皮は「まいはだ」といい、水槽、船などの隙間をふさぐのに利用、鑑賞用、ホンマキ、クサマキともいう。


全長: 500- 2000 cm
葉長: 6- 13 cm
花径: .3- 3 cm



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