アスナロ
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ヒノキ科

環境: 山地、林、自生、植林、庭木、常緑樹、雌雄同株、日本特産。

根・茎: 幹直立分枝、幹径90cmにもなる、樹皮灰褐色、樹皮薄い、枝互生平らに羽状に分枝。

葉: 葉りん片状密生厚い、細い葉枝に交互に対生、上下面の葉舌形、あるいは菱形先丸い、左右両縁にある葉舟形、あるいは卵皮針形尖り、上部葉茎から離れる、葉裏白蝋色、葉緑色。

花: 春、5月頃、花青色を帯びる(雄花)、枝端に細かい雄花単生、雄花楕円長形、鱗片内にやく胞3−5、花粉黄色、雌花8−10個の鱗片あり、胚種5各鱗片内、雌花厚質。

果: 果球形径1.2−1.6cm、種鱗4−5対、種鱗先三角鉤針状、種子種鱗内に3−5個、種子紡錘形あるいは種子卵状楕円長形両側に翼広い、種子直立。

参考: あすなろは明日桧になろうの意味というのが俗説、もとの名はアスヒか。材は黄白色をおび、緻密、耐水性あり、建築材、船材、枕木などに利用、樹皮は火縄または縄に利用。木曽五木の一つ、生垣にも利用、ヒバ、シロビ、アテ、アスハヒノキともいう。青森県木、石川県木。


全長: 500- 3000 cm
葉長: .2- 2 cm
花径: .3- 1 cm



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