クロベ
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ヒノキ科

環境: 中部以北、深山、林、自生、常緑樹、雌雄同株、日本特産。

根・茎: 幹直立分枝蜜、幹径40−70cm、樹皮灰褐色、あるいは樹皮赤褐色を帯びる、樹皮光沢あり、樹皮薄い、樹皮滑らか、のち樹皮縦に裂ける、樹皮層をなし大小の鱗片状薄片となり剥げ落ちる、枝互生平らに羽状に分枝。

葉: 葉りん片状密生、細い葉枝に交互に対生、葉やや偏平、葉緑色、葉裏緑深色、葉黒色を帯びる、葉偏平、葉ヒノキに似るがやや大きい、葉アスナロより小さい。

花: 春、5月頃、花藍色、枝端に細かい雄花単生、雄花楕円形、鱗片内にやく胞4、花粉黄色、雌花胚種3りん片内。

果: 果球形、果楕円形、果長1cm位、種鱗6−8片、上部2対の鱗片のみに種子、種子楕円長形線状で両側に翼細い、種子長0.6cm、種子褐色。

参考: くろべの「べ」は樹皮の意味か、材は緻密、耐久性あり、建具、器具などに利用、昔樹皮は火縄に利用した。木曽五木の一つ、ネズコ、ゴロウヒバ、クロビともいう。


全長: 500- 2000 cm
葉長: .2- 2 cm
花径: .3- 1 cm



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