モウソウチク
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イネ科

環境: 本州以南、栽植、多年生竹、群生、竹薮をつくる、竹の中で最も大きい、中国江南地方から渡来。

根・茎: 根茎太く地中をはう、茎円筒形径12−22cm無毛滑らか、茎中空、茎肉厚い、茎緑色あるいは茎黄緑色、茎白蝋質、茎節から2主枝出てさらに分枝、節高い、筍の皮は紫褐色の毛で覆われる、筍先ひげ毛と針形の縮形葉あり。

葉: 互生、葉枝先に2−8枚つく、葉無毛、葉黄緑色、葉下部鞘、葉鞘口にひげ毛あり、葉卵長形尖るあるいは葉被針形、葉平行脈。

花: 夏、秋、7−10月頃、まれに開花して花序、花黄緑色、枝腋に円錐花穂、あるいは長い円筒形花序、花は重なり合った鞘包内、小穂鞘包内、鞘先に退化した葉皮針形あり、護頴、包頴細長い、鱗皮3、おしべ3、花柱3。

果: 頴果細長い。夏筍、皮紫渇色の斑点密にあり、皮脱落する。

参考: 孟宗竹、冬母のため筍を掘った孝行な孟宗に因んだ名、日本の竹類で最も大きい(太い)。茎器具用など、茎、竹の皮は種々の用途あり、筍は食用。

遊び方:  傘を作る。   マダケのページ を参照。
 

全長: 500- 1500 cm
葉長: 4- 12 cm
花径: .5- 1.5 cm
 
 

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