ハチク
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イネ科

環境: 本州以南、栽植、多年生竹、常緑、群生、竹薮をつくる、中国原産。

根・茎: 根茎地中をはう、茎円筒形径3−10cm無毛滑らか、茎中空、茎緑淡色、茎硬く薄く白粉をつけた白蝋質、茎節2重環状、節から2主枝出てさらに分枝、節高い、上部の茎の一側方に溝あり。

葉: 互生、葉小枝先に4−5枚つく、葉洋紙質無毛、葉緑色、葉裏白緑、葉下部鞘細長い、葉卵長形先尖るあるいは葉被針形巾0.8−1.6cm、葉平行脈、筍の皮は紫色革質で巾広く大きい、先にひげ毛あり、小葉皮針形生育後脱落。

花: 夏、まれに開花して花序、花緑色、花緑紫色、枝先に花穂束状密生、小穂下部に鱗片5−6個、小穂3−4花あり、花皮針形、外包頴は内包頴より短い、護頴楕円長状皮針形、内頴皮針形先2裂で護頴より短かく背に2脈あり、鱗皮3、おしべ3、花糸糸状、やく線形、子房卵形、花柱糸状3裂。

果: 筍は食用、竹の皮紫色、皮脱落する。

参考: ハチクは白竹の意味か、茎強靭、緻密で茶筅などの器具用、茎、竹の皮は種々の用途あり、クレタケ、カラタケともいう。


全長: 500- 1300 cm
葉長: 5- 13 cm
花径: .5- 1.5 cm



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