チマキザサ
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イネ科

環境: 深山、山地、多年生竹、常緑、大群生。

根・茎: 根茎地中を横にはう、茎節からひげ根、根茎先から茎直立あるいは斜上、茎円筒形、茎中空、茎径0.5−0.8cm、茎まばらに分枝、茎細く強い、まれに茎節毛あり。

葉: 互生、葉柄短い、葉枝先に5−9枚掌状につく、葉革質、葉鞘革質毛あることあり、葉裏毛短毛あることあり、葉卵長形広い、あるいは葉楕円長形巾3−8cm、葉平行脈、葉先急に尖る、鋸歯細かい。

花: 夏、まれに開花して花序、花緑淡色、花褐紫色、稈基部から緑淡色の長柄を直立し先に円錐花穂直立、まばらに分枝、小穂を多くつける、小穂4−11個の花からなる、花皮針形長0.7−0.9cm、包頴2枚小さい、護頴と内頴は同長、鱗皮3、花柱2、おしべ6。

果: 頴果楕円長形。

参考: 粽笹、葉が広く粽(ちまき)を包むのに利用するのでこの名、クマイザサ、クスザサ、ウマザサともいう。
 

全長: 100- 180 cm
葉長: 12- 35 cm
花径: .3- .9 cm


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