イネ科
環境: 平地、道端、野原、1年草、群生。
根・茎: 茎基部で分枝、茎直立、茎節で曲がる、節やや高い、茎細長い、茎滑らか。
葉: 互生、葉下部鞘となる、葉緑色、葉線形尖るあるいは葉被針形長い。
花: 夏、秋、8−11月、花緑色、茎先に長さ3−10cmの円柱状の穂状花序、一方に傾き小穂を密生して並べる、小枝穂は両性花と不稔花とを持つ、小穂は1花からなる、小穂柄基部毛剛毛数本長い、包頴1小さい、包頴2と護頴同形角質で芒なし、おしべ3、めしべ1、花柱2。
果: 頴果楕円形。
参考: 犬の子草の意味、穂が小犬の尾に似るのでこの名か、ネコジャラシともいう、狗尾草。
遊び方: 猫じゃらし、毛虫、鼻ひげ など。 下記参照。
全長: 40- 80 cm
葉長: 10- 30 cm
花径: .2- .3 cm
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1.猫じゃらし 長い茎をつけたまま、穂をとり、子猫の前で穂をぶらぶら刺せると子猫がじゃれる。
馬鹿にされる場合もある。
2.毛虫 穂のみを取り、これを軽くにぎり、握りかたを締めたり、ゆるめたりすると、毛虫のように上下する。
3.鼻ひげ 穂を縦に2つに裂いて、鼻の下に貼りつける。
そのほか、穂の毛が多いのを利用し、茎に穂を巻きつけたり、穂同士を巻いたり、合わせたりして、
犬や狐を作れる。色々工夫すると面白い。