メヒシバ
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イネ科

環境: 荒地、野原、道端、1年草。

根・茎: 茎基部で分枝、茎横にはい後に茎直立、茎細長い、茎節毛細い、節からひげ根。

葉: 互生、葉下部鞘となり茎を包む、葉鞘毛白色長い、葉薄く滑らか、葉線形先尖るあるいは葉被針形、鋸歯細かい。

花: 夏、秋、花緑色、茎先に長さ10−20cm位の枝穂(花序枝)をやや放射状に5−12本位だし、穂枝に小穂を2つずつ密生して並べる、一方の小穂柄なし、小穂卵形扁平で1花からなる、包頴1微小、包頴2と護頴は同形軟骨質で毛あり芒なし、護頴の縁に粗毛あり中に頴果、おしべ3、めしべ1。

果: 頴果。

参考: 雌日芝、雄日芝( オヒシバ )に対する名、節から根あり非常に抜きにくい、メシバ、ジシバリ、ハタカリともいう。

遊び方: パラソルなど。 下記参照。

全長: 20- 70 cm
葉長: 10- 20 cm
花径: .2- .3 cm
 
 

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遊び方:

1.かんざし        穂のついた茎を1本とり、穂を1本ずつ下方へ引き、茎皮を少しつけたままぶらさげる。

2.パラソル(傘) 穂のついた茎を1本とり、穂を1本ずつ下方へ曲げて下部の茎の上で束ね、1本の穂で結ぶ。
                    結び目を上下すると、パラソルが開閉する。

3.てんびん(天秤)大きい長い穂茎と、短めの穂茎をとる。
                    2本とも、長めの穂を4本残して、他の穂を取り去る。
                    向かい合う2本の穂をそれぞれ弓形に、全体でO形になるように曲げて先を1cm位重ねて持ち、残
                    りの2本も同様にO形に曲げて、最初の2本の重なる部分も合わせて結ぶ。
                (2つのO形は互いにほぼ直角になる。天秤の底にあたる部分を作る)
                    同様に、短い穂茎も、2つのO形を作り先で結び、茎は短く切取る。
                    Y形に切った小枝を立てて、長い穂茎を水平に掛け、短い穂の方を、Y形からみて、バランスを取るよう、
                    長い穂の反対側の茎に(天秤の形に)茎部を上にして掛ける。
                    小石やコインを短い穂の秤に掛けて、長い穂の秤に花などを載せて測る。
                    (1円玉は1グラムです。秤の精度は保証しませんが)