コチヂミザサ
前のページへ 次のページへ


イネ科

環境: 山地、野原、樹下、林、やや日陰、多年草。

根・茎: 茎下部地上を横にはう、茎硬く節からひげ根を出し越冬する、茎斜上して直立、茎下部で分枝。

葉: 互生、葉薄い、葉下部鞘となり茎を包む、葉鞘の縁のみ毛あり、葉卵長形先尖る(葉卵形)、葉縁しわあり、葉笹葉に似る。

花: 秋、花緑色、茎先に円柱状の花穂直立、花穂軸無毛、小穂は花穂軸から短く分枝、小穂無柄、 一種の臭いあり、小穂楕円長形長0.2cm、包頴3片毛あり緑色洋紙質薄い それぞれ芒(のぎ)あり、護頴、内頴は革質黄白色、熟す頃芒上に粘液を出す。

果: 頴果(えいか)、果楕円形、小穂と伴い衣服などに付着、果臭気あり。

参考: 小縮み笹、チヂミザサに似てやや小形なのでこの名、チヂミザサとは葉鞘縁以外無毛、また花軸も密毛ないので区別。


全長: 10- 30 cm
葉長: 3- 6 cm
花径: .1- .2 cm



Googleの検索へ(クリック後、Googleの字の下の「イメージ」をクリックすると画像検索も可能です)


写真や図は、上記に「・・・写真へ」、「・・・イラストへ」、「・・・検索へ」などがあれば、その文字をクリックして検索下さい。 それでも適切な写真などが見つからない場合はお手数ですが、他の検索サイトYahoo goo Google などを検索するか、お手元や図書館の図鑑をご参照下さい。