キビ
イネ科
環境: 畑、栽培、1年草、インド原産。
根・茎: 茎円柱形、茎粗大、茎節あり、茎緑色、茎直立。
葉: 互生、葉毛粗毛散生、葉下部鞘となり茎を包む、葉鞘毛長く密生、葉線形巾1−1.5cm先尖る、葉平行脈。
花: 秋、花緑色、後黄淡色、茎先あるいは上部葉腋から多く分枝した花穂を弓状に伸ばす、分枝した枝先に1個ずつの小穂、実ると下垂、小穂卵形長0.45cm先尖る、包頴1小形、包頴2と3洋紙質、護頴と内頴は頴果を包む。
果: 果球形、果黄淡色、果包頴に包まれる。
参考: 黍、キミ(黄実)のなまったもの、五穀の一つ、コキビ、キミともいう、果実は食用、飼料、餅、菓子、酒などの原料、「うるち」と「もち」あり、茎は黍殻細工の材、粟(あわ)より大きい、ウルチキビ(ウルキビ)、モチキビ、アカキビ、クロキビなどの品種あり。万葉集「梨棗(なつめ)黍(きみ)に粟嗣(つ)ぎ延ふ田葛(くず)の後も逢はむと葵(あふひ)花咲く」(巻16−3834)。
全長: 80- 120 cm
葉長: 20- 80 cm
花径: .2- .5 cm
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