チヂミザサ
前のページへ 次のページへ


イネ科

環境: 山地、樹下、林、野原、多年草。

根・茎: 茎下部地上を横にはう、茎節から根を出し越冬する、茎直立細い、茎硬い。

葉: 互生、葉深緑色で薄い、葉毛まばら、葉基部鞘となり茎を包む、葉鞘毛粗い、葉卵長形先尖る、葉縁しわあり、葉やや笹葉に似る。

花: 夏、秋、8−10月、花緑色、茎先に円柱状の花穂直立、花穂軸毛多い、小穂は花穂軸から短く水平に分枝、小穂無柄、小穂楕円長形長0.2cm、包頴3片毛あり緑色洋紙質薄い それぞれ0.7cm、0.3cm、0.06cm位の芒(のぎ)あり、護頴、内頴は革質黄白色、熟す頃芒上に粘液を出す。

果: 頴果楕円形、小穂と伴い衣服などに付着、果臭気あり。

参考: 縮ミ笹、葉縁がちじむのでこの名。


全長: 10- 35 cm
葉長: 3- 6 cm
花径: .1- .2 cm



群馬大学 Botanical Gardenの写真へ

写真や図は、上記に「・・・写真へ」、「・・・イラストへ」、「・・・検索へ」などがあれば、その文字をクリックして検索下さい。 それでも適切な写真などが見つからない場合はお手数ですが、他の検索サイトYahoo goo Google などを検索するか、お手元や図書館の図鑑をご参照下さい。