カリマタスズメノヒエ
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イネ科

環境: 近畿地方南部、中国、九州地方、暖地の海岸、川辺、湿地、多年草、群生、熱帯アジア、中・北アメリカ原産。

根・茎: 茎下部長く地上をはう、茎節から根が出る、茎中空(かん)、茎分枝、茎直立後単一、茎無毛滑らか。

葉: 互生、葉線形巾0.3−0.5cm短く斜開、葉先尖る、まれに葉毛散生粗い、葉平行脈、葉基部太い鞘となり茎をゆるく包む、葉鞘口毛白色あり。

花: 夏、秋、花緑白色、茎先に2個、まれに3個の対生した枝状の穂状花序をなす、枝穂はふさ状でふさの長さは2−7cm、短い柄の小穂を2列つける、小穂楕円長形偏平先尖り長さ0.3−0.35cm、包頴膜質毛短い、第1包頴背面膨出、第2包頴平たく内部に護頴革質緑色あり、護頴先から短毛束生、やく、花柱共に紫黒色。

果: 果卵形偏平。

参考: 雁股雀ノ稗、花序の形が雁股に似るのでこの名、キシュウスズメノヒエともいう。


全長: 10- 60 cm
葉長: 5- 8 cm
花径: .2- .4 cm



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