ススキ
前のページへ 次のページへ


イネ科

環境: 山地、野原、土手、道端、多年草、叢生、群生。

根・茎: 根茎短く分枝し節あり、根茎硬い、茎束生、茎円柱形緑色、茎節あり、茎ほぼ直立。

葉: 互生、葉中脈白い、葉緑色、葉下部鞘となり茎を包む、葉鞘毛長い、葉線形巾1−2cm位先尖る、葉平行脈、葉縁ざらつく。

花: 秋、花黄褐色、花紫褐色、後に花穂白色、茎先に多くの細長い穂状花序(長さ10−30cm)をつける、各花序の各節に小穂2個ずつつける、小穂皮針形形長0.35cm、下部に毛白い、包頴2洋紙質、護頴と内頴は膜質紫色帯びる、内頴2深裂、芒(のぎ)長さ小穂の3倍、おしべ3、花柱2。

果:

参考: 薄、芒、カヤともいう、秋の七草の一つ、季語秋。誕生花9・15、花言葉「活力」。万葉集「秋の野の尾花が末(うれ)に鳴く百舌鳥(もず)の声聞くらむか片待つ吾妹(わぎも)」(巻10−2167)。

遊び方: 草すもう。 葉を15cm位に切って、主脈の片側の葉の部分を取去り、残りの他方の葉も葉の端3−5cmを残して取る。
                    これを2つ作り、残った葉を互いに交差するように、絡み合わせて、2人でそれぞれの葉の主脈を持って引き合う。
                    葉が早く切れた方が負け。 アブラススキ も同様に遊べる。
 

全長: 80- 200 cm
葉長: 20- 120 cm
花径: .3- .4 cm
 
 

群馬大学 Botanical Gardenの写真へ

写真や図は、上記に「・・・写真へ」、「・・・イラストへ」、「・・・検索へ」などがあれば、その文字をクリックして検索下さい。 それでも適切な写真などが見つからない場合はお手数ですが、他の検索サイトYahoo goo Google などを検索するか、お手元や図書館の図鑑をご参照下さい。