ヒメクグ
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カヤツリグサ科

環境: 暖地、日当たり、湿地、水田、多年草、叢生。

根・茎: 根ひげ根、根茎紫を帯びる、根茎横にはう、茎直立、茎緑色、茎3稜あり、全体香気。

葉: 葉互生、葉柔らかい、葉下部鞘状紫淡色、葉線形細い、葉平行脈、包葉2−4個位長くしばしば先下垂。

花: 夏、秋、花緑、茎先に2−4片の総包葉を放射状に伸ばし、中心に頭状花序(球状径0.7−1.2cm)を1個つける、花序には多くの小穂を集める、小穂楕円長形長0.25cm位、鱗片卵形舟形中脈緑色ざらつく、鱗片2列に並ぶ。

果: そう果卵倒形偏平褐色先小さく尖る、花柱2裂。

参考: 姫クグ、茎を乾かして草履表などに利用。母種はタイワンヒメクグで、関東以西、熱帯に分布し鱗片中脈滑らか。


全長: 10- 30 cm
葉長: 5- 20 cm
花径: .1- .3 cm



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