ミズアオイ
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ミズアオイ科

環境: 水田、沼、栽培、溜り水、1年草。

根・茎: 根茎多くのひげ根あり。

葉: 根生葉柄あり、茎葉柄短い、葉面緑深色厚い、葉ハート形、葉光沢、全縁、葉縁に沿い平行脈。

花: 夏、秋、9−10月、花青紫、花紫青、茎先に総状の円錐花序、数個以上の花をつける、包葉花序基部を巻く、花被片6平開(花片6)、花片楕円形、おしべ6花片より短い、やく6のうち5小形黄色、やくの1つは大きく紫色、花糸に鉤状突起、子房上位、花柱細い、おしべ後に下向く。

果: 果下垂。

参考: 水葵、昔は葉を食用、古名なぎ、浮薔ともいう、季語夏。危急種(急減種)。誕生花8・29、花言葉「前途洋々」。古名「水葱、ナギ」。万葉集「醤酢(ひしはす)に蒜(ひる:のびる)搗(つ)き合(か)てて鯛願ふわれにな見せそ水葱(なぎ)の羹(あつもの)」長意吉麻呂(ながのおきまろ)(巻16−3829)。


全長: 20- 40 cm
葉長: 7- 13 cm
花径: 2.5- 3.5 cm



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