コナギ
ミズアオイ科
環境: 水田、沼、1年草、全草滑らか。
根・茎: 根茎多くのひげ根あり、茎束生5−6本、茎緑色多汁質、茎基部は2裂し片面鞘状、その間から花茎を出す。
葉: 根生葉束生柄5−15cm、茎葉柄4−6cm、葉面深緑色厚い、幼葉卵長形、葉ハート形、全縁、ミズアオイより小形。
花: 夏、秋、9−10月、花青紫、花紫青、茎に総状の円錐花序、少数の花をつける、包葉花序基部にあり、花序は葉より短い、おしべ1、花糸に鉤状突起、おしべ花後下向く。
果: さく果楕円形尖る、中に種子細かい。
参考: 小形のナギ(ミズアオイ)の意味、葉が狭い変種をササナギともいう。万葉集「春霞春日の里の植(うえ)子水葱(こなぎ)苗なりといひし枝はさしにけむ」大伴駿河麻呂(巻3−407)。
全長: 10- 30 cm
葉長: 3- 5.5 cm
花径: 1.3- 1.8 cm
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