ワスレグサ
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ユリ科

環境: 野原、溝そば、堤、多年草、古代中国から渡来。

根・茎: 根群出、根黄色紐状、根端に黄色の塊あり、ほふく枝で繁殖。

葉: 互生、束生2列、葉主脈目立つ、葉緑鮮色白粉をふく、葉線広形巾1−5cm、葉上部円を描いて下垂、葉平行脈、全縁。

花: 夏、花黄赤、葉の間から長い花茎を出し、茎先2分して各枝に上向きに八重咲きの花をつける、花片楕円長形数個、おしべ、めしべ葉不規則に花弁化する。

果: 果なし、根茎のつる枝で繁殖。

参考: 忘れ草、萱草、若葉食用、身につけると物思いを忘れるという、ヤブカンゾウともいう、基本形はホンカンゾウ、ノカンゾウより人の集落に近い、季語夏。絶滅危惧種。万葉集「わすれ草わが紐に付く香具山の故りにし里を忘れむがため」大伴旅人(巻3−334)。


全長: 50- 100 cm
葉長: 40- 60 cm
花径: 6- 9 cm



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