ヒガンバナ
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ヒガンバナ科

環境: 道端、墓地、土手、畦、多年草。

根・茎: りん茎地下にあり、茎円柱形、茎中空。

葉: 根生葉束生、葉線形、葉やや硬い、葉長さ10−30cm、先尖る。

花: 秋、花赤、葉の出る前にりん茎から1本の花茎を直立して出し、花を数個輪状につける、花被6片外側に反る(花片6)、めしべ、おしべは長く突出、花の後全体枯れて初冬葉がでる、花下に包葉膜質あり。

果: 無果。

参考: 有毒植物、りん茎は「石蒜(せきさん)」といい、薬用、糊とする、カミソリバナ、シビトバナ、トウロウバナ、マンジュシャゲ、捨子花、天蓋花など50種位の俗名、方言あり、季語秋。誕生花9・23、花言葉「再会」。同科のスノードロップは誕生花1・3「初恋のため息」。古名「壱師、イチシ」。万葉集「路の辺の壱師の花のいちしろく人皆知りぬ我が恋妻は」(巻11−2480)。

遊び方: かんざし、ネックレス。 下記参照。
 

全長: 25- 40 cm
葉長: 10- 30 cm
花径: 6- 12 cm
 
 

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遊び方:

1.かんざし        花つきの茎の上部を切取る。

2.ネックレス、首飾り、レイ

                        花つきの茎を取り、茎の下の方から0.5−1cm位の長さで、皮をつけたまま交互に折る。
                        2つの鎖ができるので、先を結ぶ、あるいは小枝などを挿してつなぐと首飾りあるいはレイになる。
                        花をはずしても良い。