ダケカンバ
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カバノキ科

環境: 北海道、本州中部、北部、四国、亜高山帯、岩屑、岩隙、風衝地、落葉樹。

根・茎: 幹ほぼ直立分枝、樹皮灰褐色、樹皮薄くはげる、雌雄同株。

葉: 互生、葉柄あり、葉短い枝に2葉ずつつける、葉ハート形に近い葉卵形尖る、葉三角状卵形尖る、鋸歯二重不揃い、葉支脈斜めに平行8−13対、葉葉裏脈毛あり、葉裏小腺点あり。

花: 初夏、5−6月頃、花黄褐色(雄花)、花紅緑(花赤緑)(雌花)、葉より先に開花、小枝先から円柱状の尾状花序(8cm位)を下垂、雄花を棒状に密生、雄花がく3個、おしべ3、雌花穂(2cm位)は短い枝先に上向きにつける、子房1、花柱2。

果: 果穂円柱状下垂、果穂長さ3−5cm、果鱗片3裂、小堅果楕円長形左右に翼あり。

参考: 嶽カンバ、ソウシカンバ(草紙、樹皮に字が書けるので)ともいう、材は器具、細工物、家具、彫刻、合板、パルプ、薪、樹皮は屋根葺材に利用。


全長: 400- 1200 cm
葉長: 5- 13 cm
花径: .2- .5 cm



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