クリ
ブナ科
環境: 山地、果樹、栽植、落葉樹。
根・茎: 幹直立分枝、樹皮暗褐色、雌雄同株。
葉: 互生、葉柄あり、葉卵長形、葉左右不同、鋸歯針状、鋸歯鋭い、葉脈上毛あり、側脈羽状平行、若葉托葉あり。
花: 初夏、6月頃、花白黄、花黄白、新枝下部から15cm位の尾状花序を下垂、雄花を密生、花片6(がく裂片)、おしべ10位、雄花序の下部に雌花を3個つける、雌花総包に包まれる、雌花がく6裂、子房下位、花柱5−9線形。
果: 堅果半球形大きい、果2―3個集まり刺のある総包(いが、毬)に包まれる、果熟すといが4裂、食用、菓子などにする。
参考: 栗、材は耐久、耐湿性に富むみ家屋の土台、枕木、櫓、車輪、運道具などに利用、クリは黒実の意味。万葉集「三栗(みつくり)の那賀(なか)に向へる曝(さらし)井の絶えず通はむそこに妻もが」(巻9−1745)。
全長: 400- 1700 cm
葉長: 5- 25 cm
花径: .3- .8 cm
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