スベリヒユ
スベリヒユ科
環境: 畑、庭、道端、日当たり、1年草。
根・茎: 茎肉質滑らか、茎根元から分枝、地面をはうか斜上、茎紫赤色。
葉: 対生、葉柄短い、葉肉質、葉紫赤色帯びる、葉卵倒形先丸い、葉楕円長形、葉へら形、全縁。
花: 夏、花黄、枝先に集まる葉の中心に数個の小花をつける、花柄なし、がく片2楕円形緑色、花片5弁卵広形先凹む、おしべ12黄色、めしべ1、花柱先5裂。
果: 果楕円球形、果紫濃色。果実楕円形熟すと上半部が帽子状にはずれ、多くの種子を放出。
参考: 滑りヒユ、茎・葉は食用、利尿・解毒剤に利用、地面を這うのでイハイズルともいう。季語夏。古名「イハイヅラ」。万葉集「入間道(いるまぢ)の大家が原のいはい蔓(づら)(スベリヒユ)引かばぬるぬる吾にな絶えそね」〔巻14−3378)。
全長: 15- 30 cm
葉長: 1- 2.5 cm
花径: .6- 1 cm
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