ジュンサイ
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スイレン科

環境: 池、沼、多年草、水草。

根・茎: 根茎水底の泥中を横にはう、節毎に根をおろす、茎長狭く水中に沈みまばらに分枝。

葉: 互生、葉柄細長い、葉水面に浮く、葉裏紫を帯びる、茎と葉裏は寒天状の透明な粘質物をかぶる、葉円形、葉楕円形、葉脈放射状、全縁。

花: 夏、花紫紅暗(花赤紫暗)、葉腋から長い柄を水面に出し、先に小花を1個つける、花片6に見える(がく片3、花弁3)、おしべ多数、めしべ6−18、花柱長く太い。

果: 果卵形、果革質、果水中で熟する、果群釣鐘状でがく残る、果先花柱残る。

参考: 若芽、若葉は食用、蓴(ぬなわ)、ヌナワ、ヌナハともいう。万葉集「わが情(なさけ)ゆたにたゆたに浮蓴(うきぬなは:ジュンサイ)辺(へ)にも奥(おき)にも寄りかつましじ」(巻7−1352)。


全長: 10- 200 cm
葉長: 7- 15 cm
花径: 1.3- 1.8 cm



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