ツヅラフジ
ツヅラフジ科
環境: 西日本、山地、林、つる性、落葉植物。
根・茎: 茎長く伸び繁殖、茎木質円柱形、茎緑のち茎暗色縦筋、雌雄異株。
葉: 互生、葉柄3−10cm、葉大きい、葉卵円形、あるいは葉ハート形、あるいは葉3−5中裂カエデ葉状先円い、葉蔦葉に似る、全縁。
花: 夏、花緑淡、枝先あるいは葉腋から柄の長い円錐花序を出し、小花をつける、花片6弁、がく片6毛あり、雄花おしべ9−12、雌花仮雄ずい3、心皮3、花柱反る。
果: 核果球形核は半月形背部に突起あり、熟すと果黒色。
参考: 根を乾かし生薬「防己」(ぼうい)とし利尿剤とする、薬品「シノメニン」を作る、蔓は籠などの材、アオカズラ、オオツズラフジ、ツタノハカズラともいう。万葉集「駿河の海磯辺(おしへ)に生ふる浜つづら汝(いまし)をたのみ母に違ひぬ」(巻14−3359)。
全長: 300- 1000 cm
葉長: 8- 15 cm
花径: .5- 1 cm
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