サネカズラ
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モクレン科

環境: 栽植、つる性、常緑樹。

根・茎: 枝皮に粘液あり、樹皮コルク質、雌雄異株。

葉: 互生、葉柄あり、葉厚く柔らかい、葉光沢あり、葉裏紫帯びることあり、葉卵長形(葉卵形)、全縁、鋸歯あることあり。

花: 夏、花黄白淡、葉腋から花下垂、花片6−15(がくとの区別つかない)、花径1.5cm、おしべ多数、めしべ多数、花小球形をなす。

果: 液果、果球形、熟すと果赤、果紅、10−20個がかたまって(球形に)つく、1個の果径0.3−0.6cm位。

参考: 茎の粘液は製紙あるいは鬢付油の材料、果は生薬とする、ビナンカズラ、サナカズラともいう。万葉集「玉くしげ みもろの山のさなかづら さ寝ずはついにありかつまじじ」藤原鎌足(巻2−94)。


全長: 100- 1000 cm
葉長: 5- 10 cm
花径: 1.2- 1.8 cm



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