ユキツバキ
前のページへ 次のページへ


ツバキ科

環境: 多雪地帯、日本海側の亜高山、300−1000メートル位の山地、常緑樹、低木。

根・茎: 幹下部から分枝、枝よく雪に耐える。

葉: 互生、葉柄毛あり、葉薄い、葉滑らか、葉卵広形先尖る、葉楕円長形先尖る、葉光沢、若葉毛白あり、葉脈透明、葉脈網状、鋸歯鋭い(ヤブツバキに比べて)。

花: 春、4−5月、花赤、枝先に花をつける、がく片、包は少数、花片5弁基部合着、花弁平開、おしべ多数短い、おしべ基部でのみ合着し散在して見える、花糸橙黄濃色、あるいは紅色帯びる、やくは紅濃色、花柱2−5裂。

果: さく果球形、果径2.5cm位、果皮堅く、裂けて種子1−2個を出す、種子褐淡色でヤブツバキより大きい。

参考: 雪椿、オクツバキ、ハイツバキ、サルイワツバキともいう、庭木、鉢植、盆栽などに利用、ヤブツバキに似るが、葉やや薄く、鋸歯大きく、葉脈網状、花弁薄い、花水平に開く、種子大きいなどで区別。新潟県木。ヤブツバキとの中間種をユキバタツバキという。
 

全長: 200- 600 cm
葉長: 6- 12 cm
花径: 5- 7 cm


Googleの検索へ
 

石川樹木図鑑のイラストへ
 

写真や図は、上記に「・・・写真へ」、「・・・イラストへ」、「・・・検索へ」などがあれば、その文字をクリックして検索下さい。 それでも適切な写真などが見つからない場合はお手数ですが、他の検索サイトYahoo goo Google などを検索するか、お手元や図書館の図鑑をご参照下さい。