ツバキ
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ツバキ科

環境: 海岸近い、山地、庭木、常緑樹。

根・茎:

葉: 互生、葉柄あり、葉やや厚い、葉滑らか、葉卵形、鋸歯小さい。

花: 春、花赤、枝先に花を下向きにつける、がく片緑は花芽のりん片と重なる、花片5弁基部合着、花弁先あまり開かない、おしべ多数花冠基部に付着、花柱先3裂。

果: さく果球形3裂。

参考: ヤブツバキ、フユツバキを含む、サザンカとの違いは、花弁の開き方(少ない)、おしべ筒状下部合着、葉柄毛なし、である。ヤブツバキともいう。ツバキは誕生花1・14、花言葉「気取らない優美さ」。カンツバキは誕生花1・9「紅一点」。長崎県木。万葉集「巨勢山のつらつら椿つらつらに見つつ思(しの)ばな巨勢の春野を」坂門人足(巻1−54)。

遊び方: 花輪、笛、かんむり、おひなさま。 下記参照。
 

全長: 200- 600 cm
葉長: 5- 12 cm
花径: 5- 7 cm
 

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遊び方:

1.花輪を作る。 首飾り(ネックレス)、冠(かんむり)など。
                   ツバキの花を集めて、花の中心を縦に針で糸を通し、同じ方向に花をつなぐ。

2.笛を作る。  その1。 葉先を切取り、葉を先端部から斜めに巻き、筒状にして細い方を指でつぶして吹く。
                その2。 葉を両手でもち、下唇にあてて吹く。
                その3。 ツバキの実をコンクリートなどでこすって先に穴をあけ、中味を楊枝などで掻き出し、穴を水平にして吹く。

3.冠、かんむり 葉を順次、松葉や小枝でつなぎ輪(浅い円筒状の)を作る。つなぐとき、葉の基部と次の葉の先を重ねて、
                基部の主脈の脇から、松葉などを刺し、次の葉の先の部分を縫い付け、松葉などの先を、元の葉の主脈の反対側へ出す。
                不要な松葉などの部分を切取る。
         これを繰返して1つの輪にして、直径15−20cm位の冠を作る。
                輪の一部に、ツバキの花を取り付ける。

4.おひなさま    花の蕾をとり、蕾の基部のりん片(緑の包)を取去る。
                花びらを1枚ずつ、丁寧に下へ反(そ)らす。10枚位反らしたら真ん中の固い芯(蕾)に顔を描く。