古代文字による


bR 〔年賀状・2005年用〕

「福」旁の「ふく」は酒樽のように器腹がふくらんだ器の形 
扁の「示」は神を祭るときに供え物を載せる机で 神前に
酒樽を供えて祭り 幸いを求めることをいう
「祥雲」祥の音符は羊(よう)羊による占いでよい結果を
得ることを祥といったのであろう 「さいわい めでたい」の
意味となる。雲の音符は云で龍の尾が雲の下に現れた形
「酉」酒の初文で 酒器の形の象形文字 
十二支の「とり」に当てられた 十干十二支は甲骨や金文
に見られ殷代にはあったが十二禽獣を当てたのは戦国
時代末ではないかと言われている
「新」辛と木と斤を組み合わせた会意文字で 辛は
把手のついた大きな針 位牌を作る木を選ぶとき この
針を投げて選び 針の当たった木を斤(おの)で切る事
を新という。神意によって選ばれた木を新しく切り出す
ことで「あたらしい はじめ」の意味になる
トンパ文字「とり」 

 *トンパ文字は中国雲南省のナシ族が神話や占いの記録
  などを経典に書き記すために作った文字といわれ 
  現在も使われている絵のような文字
「鳥」鳥の全形を輪郭で書いた象形文字
「とりどし」=ヒエログリフ
 *ヒエログリフは古代エジプトで 5000年以上前に
  出来た世界最古の象形文字
  ヒエロ(聖なる)グリフィカ(刻まれた文字)というギリシャ語
   
由来する言葉


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