平和公民館

        平和書道会ではクラブ活動の中で、当地 大和郡山の博文堂で作られている
        奈良筆の製造工程の勉強をしました。
        一本 一本手作りされる筆を見て、日頃、何気なく使っている筆の手入れの
        大切さを痛感しました。又、色々な原料で作られた筆の中で 乳毫(猿)筆が
        人間の赤ちゃんの胎毛筆に似ているのを見て、猿は人に近い事を 改めて
        感じました。

                       協力・大和郡山市柳町1−1博文堂本舗  

色々な筆

左から、玉毛(猫)、馬の胴毛、牛の耳毛、
ムササビ、栗鼠、羊毛、馬、山馬(鹿)、山馬、
五合交し(鹿)、純狸毫、乳毫(猿)、むささび、
狢毫筆(むじな)1、2、3、わら筆、竹筆、
烏骨鶏、鶏毛、

  

毛筆の原料

羊・・・全身の毛を、分類して使用する。
馬・・・鬣(たてがみ)、胴腹、脚、尾、尾脇毛を使用。
鹿・・・胴、尾、尻毛を利用する。
その他、猫、狸、鼬(いたち)、貂(てん)、栗鼠(りす)、鶏、孔雀毛や、
 藁、萩、葦等を特殊筆に用いる。

                                        「伝統工芸品・奈良筆」資料より      
     次ページで、筆の製造工程をご覧下さい。   

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