First Travel in USA〜1985年8月〜 

さてさて、もっとも楽しみにしていた場所に行くことになった時の様子を。
しかし物語(?)は意外な方向に・・・・・
 

大空に死す

この日、日帰りの1日ツアーに出かける。
場所はそう、グランドキャニオンである!!!

米国といえば広大な大地。あまりにも有名な、この世界一の峡谷見ずにして
米国行った価値がない。

んなわけで、ツアーの人(日本人)がホテルまで迎えに来てくれる。
セスナで行くので空港まで送ってくれるのだ。
が・・・・・・・・車酔いに会う。
どうも送迎のおっちゃんの運転が荒かったみたいだ(T^T)

なんとか空港で状態を戻す。いよいよセスナ搭乗!!
かっこいい!!日本じゃ滅多に乗れないもんなー(#^.^#)
(日本人ばかりのツアーだったけど(笑))

一番前の座席に座りたかったんだけど、なにやら機体のバランスを取るために、
後ろの席に座らされる。全員の体重チェックされてた。

いざ大空へ出発!わくわくわくわく
う〜ん、気分爽快!楽しいなぁ〜・・・・・・・も束の間、恐ろしいくらいに酔う。
それはもう酷い。車なら停車できるが、目的地に着くまで当然何もできない。
ひたすら早く到着してくれと、神に祈るのみ(^^;;
グランドキャニオンに着く。広い。空港にはまだ着かない。
景色は最高。峡谷の側面を飛ぶ。なのに気分は最悪。ふぇ〜ん(>_<)

ようやく到着。地獄の1時間だった。
あたりを見ると、同じようにへたってる人がうじゃうじゃ。
乗り物に強い母上様も、ほんの少し気分悪そう。
父上様はというと・・・何故か元気?何故!?
どうやら一番前の座席で、緊張していたらしい(笑)

ふらふらと歩く。昼飯食ったら少し落ち着いた。
改めて景色を見る。う〜ん、大きい。大きすぎて実感沸かない(^^;;
でも、覚えてるから印象は強かったのだろうなぁ。

歩いていると、目の前の外人さんが俺をさして注意している。
ナニ??何々??
弟が俺を引っ張る。ん?
どうやら足下にリスがいたのだ。危うく踏むところだったんですな(^^;;

さて帰り。またまた地獄のセスナ飛行。
しかーーし、人間は成長するのだ。寝てしまえば何のことはない。
乗り込むやいなや、速攻で寝る!(笑)
すやすやすや・・・・・・・・

どれくらい飛んでただろう。ふと目が覚めると、まだ飛んでいる。
時計見る。うむ。1時間は経過している。これならもうすぐ到着だろう。
ほんの少しなら我慢できる。目をつぶって着陸を待つ。待つ・・待つ・・・・・

なんで着かないんだよーーーーーー(>_<)

当然死ぬ。行きも帰りも地獄だった。
後で聴いたんだが、どうやら天候が悪く迂回したので時間かかったらしい。
人間の成長も自然には勝てないのね(T^T)

ちなみに帰りの車だが、おっちゃんの運転ではなく従姉が迎えに来てくれた。
晩飯(中華)食ったら復活した。
車の運転も技術がいるなぁ・・・・